JP6355850B2 - 判定支援装置、判定支援方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、判定支援装置、判定支援方法及びプログラムに関する。
空調機器に異常がないことを確認する保守作業において、作業者は、室内機の吹出口の前方に温度センサを備えるテスタをかざして計測される温度又は自身の体感によって冷風、暖風及び送風等の運転状態を確認するのが一般的である。
ところで、近年、携帯端末と空調設備管理装置を連携させて空調制御を行う技術が提案されている。例えば、特許文献1には、携帯装置に内蔵されている温度センサの計測データを空調設備管理装置に送信することによって、実際に居室内にいる人の周囲の温度状況に合わせた空調設備の運転制御を行う空調設備制御装置が開示されている。
特開2004−020132号公報
上述のテスタを用いた保守作業では、室内機の風の当たり具合等によって計測される温度に誤差が生じやすい。また、判断基準がセンサ近辺の計測温度だけであるため、風量や風向等の異常を確認することができない。作業者の体感による判断も、定量的な計測ができないため、作業者によって判断にバラツキがあり誤差が大きい。
特許文献1の空調制御は、携帯装置の所有者が快適となるように温度制御するものである。そのため、この空調制御は、空調機器の保守作業における異常の有無の確認に利用するものではない。
一般に、温度センサには、接触型温度センサと非接触型温度センサがある。特許文献1において、携帯装置に内蔵されている温度センサの種類について具体的に示されていない。しかし、この温度センサは、携帯装置の所有者付近の局所的な温度計測に使用されるため、サーミスタや熱電対等の計測エリアが小さい接触型温度センサであると考えられる。
このような接触型温度センサを備える携帯装置は、局所的な温度計測しかできないため、保守作業における空調機器の冷風、暖風及び送風等(温度制御、風量及び風向等)の異常の有無の確認に利用することはできない。また、一般的なスマートフォン等の携帯端末は必ずしも温度センサを備える構成になっていない。そのため、このような携帯装置は、特殊な仕様の携帯端末に限られ、仕様上の制約が大きい。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、仕様上の制約が少なく、空調機器の異常の有無を精度よく判定することを支援可能な判定支援装置等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る判定支援装置は、
空調機器の吹出口を含む領域を撮像して赤外線画像を取得する赤外線画像取得手段と、
前記赤外線画像と、前記赤外線画像から判定された前記空調機器の異常の有無と、を表示装置に表示させる表示制御手段と、
前記空調機器を前記異常の有無を判定するための運転状態に設定させるための情報である目標情報を含む制御信号を該空調機器に送信する通信手段と、
を備える。
本発明によれば、一般的な撮像機能を有する携帯端末等にも適用可能であるため、仕様上の制約が少ない。また、空調機器の吹出口周辺の赤外線画像(温度分布)から空調機器の異常の有無を判定することを支援するため、空調機器の異常の有無を精度よく判定することを支援することができる。
第1実施形態に係る判定支援装置と空調機器の機能ブロック図である。 表示される赤外線画像の一例を示す図である。 目標情報、冷暖風解析結果及び機器状態判定結果の一例を示す図である。 第1実施形態に係る判定支援装置の空調機器制御処理を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る判定支援装置の機器状態判定処理を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る判定支援システムの機能ブロック図である。 第2実施形態に係る判定支援システムの機器状態判定処理を示すフローチャートである。 目標情報、冷暖風解析結果及び機器状態判定結果の変形例を示す図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態に係る判定支援装置100について図面を参照しながら詳細に説明する。
判定支援装置100は、例えば、ユーザ(保守作業者)が携帯可能な通信機能を有する小型の端末装置(スマートフォン)である。ここでは、判定支援装置100は、空調機器10の異常の有無の判定に使用される。以下、判定支援装置100の構成について説明する。
判定支援装置100は、図1に示すように、赤外線画像を取得する赤外線画像取得部110と、空調機器10と通信を行う通信部120と、ユーザのデータ入力や撮像スイッチ操作等を受け付ける入力部130と、画像データ等を表示する表示部140と、判定支援装置100全体の動作を制御する制御部150と、各種データ及びプログラム等を記憶する記憶部160と、を備える。これらの構成部は、バス170を介して相互に接続される。
赤外線画像取得部110は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)又はCOMS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等を含む赤外線イメージセンサ等から構成される。赤外線画像取得部110は、判定対象となる空調機器10の吹出口を含む領域を撮像して、その領域から放射される赤外線の放射量の分布から二次元座標空間の赤外線画像を取得する。
なお、赤外線画像取得部110を空調機器10の吹出口を含む領域に向けて撮像スイッチを押す等の撮像操作はユーザが行う。赤外線画像取得部110は赤外線画像取得手段として機能する。
通信部120は、例えば、通信アンテナ、RF(Radio Frequency)回路、ベースバンド(Base Band)回路等を含んで構成される。通信部120は、無線LAN(Local Area Network)を介して他の装置(例えば空調機器10)と通信を行う。通信部120は通信手段として機能する。
入力部130は、例えば、キーボード、マウス、撮像スイッチ又はタッチパネル等を含んで構成される。入力部130は、ユーザのデータ入力や各種操作を受け付ける。
表示部140は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、又はEL(Electroluminescence)ディスプレイ等によって構成される。表示部140は、入力された画像データに応じて画像を表示する。
制御部150は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を含むプロセッサから構成される。制御部150は、判定支援装置100全体の動作を制御する。
記憶部160は、フラッシュメモリ等の読み書き可能な不揮発性の半導体メモリやハードディスクドライブ等から構成される。記憶部160は、例えば、冷暖風解析結果161、機器状態判定結果162、目標情報163等の各種データや判定支援装置100の各部の動作状態を制御するためのプログラム164等を記憶する。
ここで、制御部150の機能的な構成について詳細に説明する。制御部150は、冷暖風の解析をする冷暖風解析部151と、空調機器10の異常の有無を判定する機器状態判定部152と、空調機器10を操作するための制御信号を生成する制御信号生成部153と、各種画像を表示部140に表示させる制御を行う表示制御部154と、を備える。これらの構成部の機能は、制御部150が、記憶部160に記憶されているプログラム164を実行することで実現される。機器状態判定部152は機器状態判定手段として機能する。表示制御部154は表示制御手段として機能する。
冷暖風解析部151は、赤外線画像取得部110が取得した赤外線画像から冷暖風の温度、風力及び風向を導出する。例えば、空調機器10が冷房運転中において、赤外線画像取得部110が取得した二次元座標空間の赤外線画像が、図2に示す画像であるとする。
図2の赤外線画像は、赤外線強度の分布(すなわち温度分布)を、モノクロ画像として濃淡で示し、濃度が高い部分ほど低温の領域として示す。そうすると、図2において、図中の右上が最も低温になっていて、左下に行くほど高温に温度が変化している。
この場合、冷暖風解析部151は、判定対象となる空調機器10の吹出口を含む領域A3のうち最も低温になっている点線で囲まれる領域A1を空調機器10の空調部12の吹出口として認識する。そのうえで、冷暖風解析部151は、領域A1の温度を空調の冷風温度として検出し、領域A1から左下に向かって温度変化している領域A2を解析して、空調の風力と風向を検出する。
例えば、領域A2における温度勾配が図中左下に向かって長く延びていれば、風力が強いと判断される。ここでは、風速0〜1mを「弱」、風速1〜3mを「中」、風速3〜5mを「強」として風力を識別する。なお、風力及び後述の風向の判断基準は、製造業者又はユーザによって予め判定支援装置100の記憶部160に設定され、冷暖風解析部151はその基準に基づいて風力及び風向を識別する。
ここでは、領域A2における温度勾配が図中左に水平方向から上下30度の範囲内にまっすぐ延びていれば、風向を「上向き」と識別する。領域A2における温度勾配が水平方向より下向き30度〜60度の範囲内の方向に延びていれば、風向を「正面方向」と判断し、水平方向より下向き60度以上の範囲内の方向に延びていれば、風向を「下向き」と判断する。なお、空調機器10が冷房運転ではなく送風運転の場合、冷暖風解析部151は、温度勾配が緩やかであることを前提に風力と風向を検出する。
機器状態判定部152は、冷暖風解析部151によって導出された冷暖風の温度、風力及び風向と、記憶部160に記憶された目標情報163に含まれる目標温度、目標風力及び目標風向と、を対比して両者の偏差を導出する。機器状態判定部152は、導出した偏差に基づいて、空調機器10の異常の有無を判定する。また、異常があると判定された場合には、異常のあるパラメータ(温度、風力、風向)に応じた異常種別も判定する。
運転状態に異常があるかどうかは、目標情報163に対する冷暖風解析結果161のずれ(偏差)が許容範囲内であるかどうかを基準として判断する。ここでは、目標温度と計測温度の偏差すなわち温度差が1℃以内であること、目標風力と計測風力が相違しないこと(すなわち「強」、「中」、「弱」のいずれかで一致すること)、目標風向と計測風向が相違しないこと(すなわち「上向き」、「正面方向」、「下向き」のいずれかで一致すること)をそれぞれの許容範囲内とする。
例えば、図3のように目標情報が「目標温度は26℃、運転モードは冷房、目標風力は中、目標風向は上向き」となっているのに対し、冷暖風解析結果が「計測温度は28℃、運転モードは冷房、計測風力は弱、計測風向は上向き」となっているとする。この場合、冷房運転であるものの目標温度より計測温度が2℃も高く、目標風力が「中」であるのに対して計測風力が「弱」であるため、両者のずれは許容範囲を逸脱している。
そのため、機器状態判定結果として、空調機器10の運転状態は「異常」と判定される。また、その異常種別は「不冷、風力不足」と判定される。なお、冷暖風解析部151の冷暖風解析結果は冷暖風解析結果161として、機器状態判定部152の機器状態判定結果は機器状態判定結果162として、それぞれ記憶部160に記憶される。
制御信号生成部153は、ユーザが入力部130に入力した設定温度や冷房運転等を含む目標情報163に基づいて、制御信号を生成する。制御信号は、目標情報163を含む信号であって、空調機器10を制御するための信号である。表示制御部154は、赤外線画像(例えば図2)、若しくは、記憶部160に記憶されている冷暖風解析結果161、機器状態判定結果162又は目標情報163等を含む画像(例えば図3)を表示部140に表示させる。
次に、保守対象である空調機器10の構成について説明する。空調機器10は、厳密には空調室内機であり、不図示の空調室外機に接続される。空調機器10は、空調機器10全体の動作を制御する制御部11と、空調を行う空調部12と、ユーザの操作を受け付ける入力部13と、制御に必要なプログラムや設定情報等を記憶する記憶部14と、他の装置等と通信を行う通信部15と、画像データ等を表示する表示部16と、を備える。これらの構成部は、バス17を介して相互に接続される。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を含むプロセッサから構成される。制御部11は、空調機器10全体の動作を制御する。
空調部12は、熱交換器、空調空気を吹出口から室内空間へ送風するためのファン、及び風向を制御するためのフラップ等から構成される。空調部12は、空調室外機と空調室内機との間で冷媒を循環させることで、外気と室内空間の空気との熱交換を行う。
入力部13は、例えば、キーボード、タッチパネル又は操作ボタン等を含んで構成される。入力部13は、ユーザのデータ入力や各種操作を受け付ける。
記憶部14は、フラッシュメモリ等の読み書き可能な不揮発性の半導体メモリやハードディスクドライブ等から構成される。記憶部14は、空調機器10の制御に必要なプログラムやユーザによって設定された設定情報等を記憶する。
通信部15は、例えば、通信アンテナ、RF(Radio Frequency)回路、ベースバンド(Base Band)回路等を含んで構成される。通信部15は、無線LAN(Local Area Network)を介して他の装置(例えば判定支援装置100)と通信を行う。
表示部16は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、又はEL(Electroluminescence)ディスプレイ等によって構成される。表示部16は、入力された画像データに応じて画像を表示する。
次に、以上説明した判定支援装置100の空調機器制御処理について、図4を参照しながら説明する。空調機器10の異常の有無の判定は、空調機器10が運転している状態で行われる。そのため、この処理は、空調機器10の異常の有無を判定する前の準備として空調機器10を目標情報に基づく運転状態に設定するためのものである。この処理は、ユーザが判定支援装置100の入力部130から目標情報を入力したうえで処理開始を指示することによって開始される。この際、判定支援装置100は、設定された目標情報を目標情報163として記憶部160に記憶する。
まず、判定支援装置100の制御信号生成部153は、ユーザによって設定された目標情報163から制御信号を生成する(ステップS101)。
判定支援装置100の制御部150は、生成した制御信号を、通信部120を介して空調機器10へ送信する(ステップS102)。空調機器10の通信部15は、判定支援装置100からの制御信号を受信する(ステップS103)。
空調機器10の制御部11は、受信した制御信号に基づいて目標情報を設定して運転制御を行う(ステップS104)。その結果、空調機器10から冷風、送風又は暖風が室内へ吹き出される(ステップS105)。このように、判定支援装置100が空調機器制御処理を完了すると、空調機器10が目標情報に基づく運転制御を実行するため、機器状態の判定が可能な状態になる。
次に、以上説明した判定支援装置100の機器状態判定処理について、図5を参照しながら説明する。この処理は、ユーザが空調機器10の吹出口を含む領域に判定支援装置100の赤外線画像取得部110を向けて、入力部130において撮像スイッチを押したことを契機に開始する。
まず、判定支援装置100の赤外線画像取得部110は、空調機器10の吹出口を含む領域を撮像し、その撮像された領域から放射される赤外線の放射量の分布から二次元座標空間の赤外線画像を取得する(ステップS201)。この際、判定支援装置100の表示制御部154は、取得された赤外線画像を表示部140に表示させる。ユーザは、表示部140に表示された赤外線画像を見て、撮像が正常に出来たかどうかを確認できる。また、ユーザ又は制御部150は、この赤外線画像から、撮像された領域の温度分布を認識することが可能である。
次に、判定支援装置100の冷暖風解析部151は、上述した冷暖風解析方法によって、赤外線画像取得部110が取得した赤外線画像から冷暖風解析結果を導出する(ステップS202)。この際、判定支援装置100は、冷暖風解析結果を冷暖風解析結果161として記憶部160に記憶する。
その後、判定支援装置100の機器状態判定部152は、上記空調機器制御処理の開始時に記憶部160記憶しておいた目標情報163に含まれる目標温度、目標風力及び目標風向と、を読み出して、冷暖風解析結果161に含まれる赤外線画像から導出した温度、風力及び風向との偏差を導出する(ステップS203)。
判定支援装置100の機器状態判定部152は、導出した偏差が上述した基準に基づく許容範囲を逸脱するパラメータ(すなわち温度、風力、風向のいずれか一つ以上)があるかどうかを判別する(ステップS204)。
その結果、許容範囲を逸脱するパラメータがある場合(ステップS204;Yes)、判定支援装置100の機器状態判定部152は空調機器10の運転状態を「異常」と判定する(ステップS205)。この場合、判定支援装置100の機器状態判定部152は、許容範囲を逸脱したパラメータが何であるかに基づいて異常種別も併せて判定する。
一方、許容範囲を逸脱するパラメータがない場合(ステップS204;No)、判定支援装置100の機器状態判定部152は空調機器10の運転状態を「正常」と判定する(ステップS206)。この場合、判定支援装置100の機器状態判定部152は、異常種別を「なし」と判定する。
判定支援装置100は、上記判定した結果である機器状態判定結果を機器状態判定結果162として記憶部160に記憶する。そのうえで、判定支援装置100の表示制御部154は、記憶部160に記憶された冷暖風解析結果161、目標情報163、機器状態判定結果162(例えば図3)を表示部140に表示させる(ステップS207)。
以上説明したように、本実施形態の判定支援装置100は、赤外線画像取得部110によって空調機器10の吹出口を含む領域を撮像して赤外線画像を取得している。判定支援装置100の表示制御部154は、赤外線画像取得部110によって取得された赤外線画像を表示部140に表示させている。従来からスマートフォン等の汎用されている通信端末には赤外線受信機能や赤外線カメラ機能等が搭載されている場合が多い。このような通信端末の構成を利用して、判定支援装置100の上記構成を成すことは、大幅な機能変更を伴うものではない。そのため、仕様上の制約が少ない。
また、本実施形態の判定支援装置100は、赤外線画像(厳密には、赤外線画像が示す温度分布)に基づいて、空調機器10の異常の有無を判定している。そのため、空調機器10の異常の有無を精度よく判定することが可能である。また、ユーザは、表示部140に表示された判定結果を見て、空調機器10の異常の有無を知ることができる。そのため、本実施形態の判定支援装置100によれば、空調機器10の異常の有無を精度よく判定することを支援することができる。
(第2実施形態)
以下、第2実施形態に係る判定支援システム1について図面を参照しながら説明する。なお、上記第1実施形態の判定支援装置100と共通する構成要素については同一の符号を付する。また、判定支援システム1によって判定される空調機器は、上記第1実施形態と同様に空調機器10とする。
図6に示すように、判定支援システム1は、赤外線画像を取得して判定結果(空調機器10の異常の有無など)を表示する判定支援装置200と、冷暖風解析及び機器状態判定を行うサーバ300と、を備える。
判定支援装置200は、例えばユーザ(保守作業者)が携帯可能な通信機能を有する小型の端末装置(スマートフォン)である。サーバ300は、判定支援装置200と通信を行って冷暖風解析及び機器状態判定の処理を行う装置であり、空調機器が設置されている保守現場から離れた場所に配置される。
判定支援装置200は、赤外線画像を取得する赤外線画像取得部110と、他の装置と通信を行う通信部220と、ユーザのデータ入力や撮像スイッチ操作等を受け付ける入力部130と、画像データ等を表示する表示部140と、判定支援装置200全体の動作を制御する制御部250と、各種データ及びプログラム等を記憶する記憶部260と、を備える。これらの構成部は、バス270を介して相互に接続される。
通信部220は、上記第1実施形態の通信部120と同様に構成され、無線LAN(Local Area Network)を介して他の装置(サーバ300や判定対象の空調機器10)と通信を行う。通信部220は通信手段として機能する。
制御部250は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を含むプロセッサから構成される。また、制御部250は、第1実施形態の制御部150と同様に表示制御部154を備える。制御部250は、判定支援装置200全体の動作を制御する。表示制御部154は表示制御手段として機能する。
記憶部260は、フラッシュメモリ等の読み書き可能な不揮発性の半導体メモリやハードディスクドライブ等から構成される。記憶部260は、例えば、通信部220の送受信データ、目標情報163等の各種データや判定支援装置200の各部の動作状態を制御するためのプログラム264等を記憶する。
サーバ300は、サーバ300全体の動作を制御する制御部310と、各種データ及びプログラム等を記憶する記憶部320と、ユーザ(サーバ管理者)のデータ入力を受け付ける入力部330と、他の装置と通信を行う通信部340と、画像データ等を表示する表示部350と、を備える。これらの構成部は、バス360を介して相互に接続される。
制御部310は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を含むプロセッサから構成される。制御部310は、サーバ300全体の動作を制御する。
記憶部320は、フラッシュメモリ等の読み書き可能な不揮発性の半導体メモリやハードディスクドライブ等から構成される。記憶部320は、例えば、冷暖風解析結果321、機器状態判定結果322、通信部340の送受信データ等の各種データや判定支援装置200の各部の動作状態を制御するためのプログラム323等を記憶する。
入力部330は、例えば、キーボード、マウス、又はタッチパネル等を含んで構成される。入力部330は、ユーザ(サーバ管理者)のデータ入力や各種操作を受け付ける。
通信部340は、例えば、通信アンテナ、RF(Radio Frequency)回路、及びベースバンド(Base Band)回路等を含んで構成される。通信部340は、WAN(World Area Network)を介して他の装置(例えば判定支援装置200)と通信を行う。
表示部350は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、EL(Electroluminescence)ディスプレイ、又はPDP(Plasma Display Panel)等によって構成される。表示部350は、入力された画像データに応じて画像を表示する。
ここで、制御部310の機能的な構成について詳細に説明する。制御部310は、冷暖風の解析をする冷暖風解析部311と、空調機器10の異常の有無を判定する機器状態判定部312と、を備える。これらの構成部の機能は、制御部310のCPU等が、記憶部320に記憶されているプログラム323を実行することで実現される。
冷暖風解析部311は、通信部340の受信データに基づいて冷暖風の温度、風力及び風向を導出する。この受信データは、判定支援装置200から受信した赤外線画像のデータである。なお、この具体的な導出方法は、上記第1実施形態で述べたものと同様な方法である。ただし、赤外線画像を表示部350に表示させることはせず、赤外線画像のデータに基づく内部演算で判定する。
機器状態判定部312は、冷暖風解析部311によって導出された冷暖風の温度、風力及び風向と、通信部340が判定支援装置200から受信した目標情報に含まれる目標温度、目標風力及び目標風向と、を対比して両者の偏差を導出する。機器状態判定部312は、導出した偏差に基づいて、空調機器10の異常の有無を判定する。なお、具体的な判定方法は、上記第1実施形態で述べたものと同様である。
次に、以上説明した判定支援システム1の機器状態判定処理について、図7を参照しながら説明する。この処理は、ユーザが空調機器10を直接操作して運転状態を設定し、その設定した目標情報を判定支援装置200に入力部130を介して入力して、記憶部260に目標情報163として記憶させてから行うものである。
この処理は、ユーザが空調機器10の吹出口を含む領域に判定支援装置200の赤外線画像取得部110を向けて、入力部130において撮像スイッチを押したことを契機に開始する。
まず、判定支援装置200の赤外線画像取得部110は、空調機器10の吹出口を含む領域を撮像し、その撮像された領域から放射される赤外線の放射量の分布から二次元座標空間の赤外線画像を取得する(ステップS301)。この際、判定支援装置200の表示制御部154は、取得された赤外線画像を表示部140に表示させる。ユーザは、表示部140に表示された赤外線画像を見て、撮像が正常に出来たかどうかを確認できる。また、ユーザは、表示された赤外線画像から、撮像された領域の温度分布を認識することができる。
次に、判定支援装置200の制御部250は、取得した赤外線画像のデータ及び目標情報を、通信部220を介してサーバ300に送信する(ステップS302)。なお、ここでいう目標情報は、本処理の前段で設定され、記憶部260に記憶されている目標情報163である。
サーバ300の通信部340は、判定支援装置200から送信された赤外線画像のデータ及び目標情報を受信する(ステップS303)。サーバ300の冷暖風解析部311は、上述した冷暖風解析方法によって、赤外線画像から冷暖風解析結果を導出する(ステップS304)。この際、サーバ300の制御部310は、冷暖風解析結果を冷暖風解析結果321として記憶部320に記憶する。
次に、サーバ300の機器状態判定部312は、受信した目標情報に含まれる目標温度、目標風力及び目標風向と、赤外線画像から導出した温度、風力及び風向と、の偏差を導出する(ステップS305)。具体的な導出方法は上述の通りである。
サーバ300の機器状態判定部312は、導出した偏差が上述した基準に基づく許容範囲を逸脱するパラメータ(すなわち温度、風力、風向のいずれか一つ以上)があるかどうかを判別する(ステップS306)。
その結果、許容範囲を逸脱するパラメータがある場合(ステップS306;Yes)、サーバ300の機器状態判定部312は、空調機器10の運転状態を「異常」と判定する(ステップS307)。この場合、サーバ300の機器状態判定部312は、許容範囲を逸脱したパラメータが何であるかに基づいて異常種別も併せて判定する。
一方、許容範囲を逸脱するパラメータがない場合(ステップS306;No)、サーバ300の機器状態判定部312は、空調機器10の運転状態を「正常」と判定する(ステップS308)。この場合、サーバ300の機器状態判定部312は、異常種別を「なし」と判定する。
サーバ300の制御部310は、機器状態判定結果を機器状態判定結果322として記憶部320に記憶させるとともに、通信部340を介して機器状態判定結果を判定支援装置200に送信する(ステップS309)。判定支援装置200の通信部220は、サーバ300から送信された機器状態判定結果を受信する(ステップS310)。判定支援装置200の表示制御部154は、受信した機器状態判定結果(異常の有無など)を表示部140に表示させる(ステップS311)。
以上説明したように、本実施形態の判定支援システム1は、冷暖風解析及び機器状態判定を判定支援装置200ではなく、サーバ300で実行する。そのため、判定支援装置200を必要最低限の簡易な構成にすることができる。
また、本実施形態では、理解の容易のために判定支援装置200を1台だけにして説明した。しかし、サーバ300が、複数台からなる判定支援装置200の各々と通信を行うように構成すれば、複数台の判定支援装置200から受信した赤外線画像のデータ及びその判定結果等を集中管理することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されず、種々の変形及び応用が可能である。また、上記実施形態及び以下の変形例は、特に明示する場合を除き、任意に組み合わせ可能である。以下、変形例の説明を行う。
(変形例)
上記実施形態において、判定支援装置100,200は、ユーザ(保守作業者)が携帯可能な通信機能を有する小型の端末装置(スマートフォン)としている。
しかし、判定支援装置100,200は、空調機器10のリモコンであってもよい。その場合、判定支援装置100,200と空調機器10の間の通信は、リモコンと空調機器10の間の空調通信ネットワークを使用して通信を行うことができる。この空調通信ネットワークは有線であってもよいし無線であってもよい。また、判定支援装置100,200と空調機器10の間の通信は、赤外線を使用した通信であってもよい。
また、上記第1実施形態において、判定支援装置100と空調機器10の間の通信は、無線LANを介している。しかし、無線LANではなく有線LANであってもよいし、LANではなくWAN(World Area Network)を経由してもよい。
上記実施形態では、例えば図2のように、赤外線画像をモノクロ画像としている。しかし、本発明の赤外線画像はモノクロ画像に限らず、カラー画像(サーモグラフィー)であってもよい。一般的には、赤外線画像はモノクロ画像であり、熱画像(サーモグラフィー)はカラー画像であるとして、両者が区別されることがある。しかし、熱画像は、人が視覚的に把握しやすいように赤外線画像に着色加工を施した画像である。すなわち、熱画像も元々は赤外線画像である。そのため、上記説明において「赤外線画像」という用語には、熱画像も含まれるものとする。
上記実施形態において、表示部140を例えば出力用端子に置き換えて、その出力用端子に接続された表示装置に各種画像を表示させるようにしてもよい。また、表示部140や表示装置に各種画像を表示させるのではなく、音声出力や光出力等を出力する出力部を備えてもよい。
この出力部は、例えば入力されたデータに基づいて、音声を再生したり、又はLED(Light Emitting Diode)等の光源を点滅させたりするように構成する。例えば、上記実施形態の制御部150,250が出力部に音声を再生させる場合、判定結果が正常の場合と異常の場合とで異なるビープ音を再生させる。光源は、例えば正常の場合に点灯し、異常の場合に点滅することで区別可能なLED表示などを行う。これにより、ユーザが異常の有無を識別することができる。
上記実施形態において、空調機器10の異常の有無は、図3のように、異常を示すパラメータ(温度、風力、風向など)が一つでもあれば異常と判定され、判定結果として総合的な判定結果のみを表示させている。しかし、本発明はこれに限られず、制御部150,310がパラメータ毎(計測項目毎)に異常の有無を判定し、判定支援装置100,200の表示部140に表示させてもよい。例えば、図8のように、目標温度が26℃に対して計測温度が28℃であり、目標風向が上向きであるのに対して計測風向が下向きである場合、計測温度及び計測風向に異常があることを機器状態判定結果に表示させてもよい。
また、上記実施形態において、判定支援装置100,200は、図3及び図8のように、表示部140に、判定結果が正常であっても異常であっても、その判定結果を表示させている。しかし、本発明はこのような構成に限られない。例えば、判定支援装置100,200は、表示部140又は出力部が、判定結果に異常がない場合のみ又は異常がある場合のみ判定結果を表示又は出力するように構成されてもよい。
上記実施形態において、冷暖風解析及び機器状態判定は、例えば図2に示すような赤外線画像取得部110によって赤外線画像(静止画像)1枚分を取得して、その赤外線画像に基づいて行われている。
しかし、冷暖風解析及び機器状態判定は、定期的又は連続的に取得された赤外線画像の時間的推移(動画又はスライド)に基づいて実行されてもよい。例えば、目標温度と赤外線画像から導出した温度との偏差が、時間経過につれて小さくなっていくかどうかを異常の有無の判断基準にしてもよい。また、空調機器に風向を時間的に変化させる風向制御(スイング)を含む運転をさせている場合に、赤外線画像から導出した風向が風向制御に追従しているかどうかを異常の有無の判断基準にしてもよい。この場合、赤外線画像の静止画像1枚分に基づいて判定する場合に比べて判定精度を高めることができる。また、赤外線画像の静止画像1枚分に基づいて判定する場合に比べて計測項目(例えば風向制御)を増やすことができる。
上記実施形態において、空調機器10への目標情報の設定は、ユーザがデータ入力又は操作することによって行われている。しかし、判定支援装置100,200の記憶部160,260に空調機器10に設定するための目標情報を予め記憶させ、制御部150,250がプログラム164,264を実行することにより、空調機器10に、その目標情報に基づく運転状態(試運転モード)の自動設定をするようにしてもよい。
上記実施形態では、制御信号に含まれる情報が冷房運転を選択させる場合について説明した。しかし、制御信号は、冷房運転だけでなく暖房運転、送風運転及び運転停止のいずれかの運転モードを選択させる情報を含むように構成されてもよい。
また、この自動設定は、複数の運転状態に相当する目標情報を、プログラム164,264のスケジュール処理によって運転モードや設定温度等を自動切替するように設定するものであってもよい。自動切替は、ユーザによってスケジュール設定された設定時間経過毎に行われる。この場合、複数の運転状態における機器状態判定を自動で行うことができる。
本発明に係る判定支援装置100,200の動作を規定する動作プログラムを既存のパーソナルコンピュータや情報端末装置に適用することで、当該パーソナルコンピュータ等を本発明に係る判定支援装置100,200として機能させることも可能である。
また、このようなプログラムの配布方法は任意であり、例えば、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、メモリカードなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布してもよいし、インターネットなどの通信ネットワークを介して配布してもよい。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。すなわち、本発明の範囲は、実施形態ではなく、請求の範囲によって示される。そして、請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲内とみなされる。
本発明は、空調機器の異常の有無を精度よく判定することを支援するための判定支援装置、判定支援方法及びプログラムに採用されうる。
1 判定支援システム、10 空調機器、100,200 判定支援装置、300 サーバ、110 赤外線画像取得部、120,220 通信部、130 入力部、140 表示部、150,250,310 制御部、160,260 記憶部、151,311 冷暖風解析部、152,312 機器状態判定部、153 制御信号生成部、154 表示制御部、164,264,323 プログラム

Claims (6)

  1. 空調機器の吹出口を含む領域を撮像して赤外線画像を取得する赤外線画像取得手段と、
    前記赤外線画像と、前記赤外線画像から判定された前記空調機器の異常の有無と、を表示装置に表示させる表示制御手段と、
    前記空調機器を前記異常の有無を判定するための運転状態に設定させるための情報である目標情報を含む制御信号を該空調機器に送信する通信手段と、
    を備える、判定支援装置。
  2. 前記赤外線画像から前記空調機器の異常の有無を判定する機器状態判定手段を、さらに備える、請求項1に記載の判定支援装置。
  3. 前記赤外線画像のデータを他の装置へ送信し、前記他の装置が前記空調機器の異常の有無を判定した判定結果を、前記他の装置から受信する通信手段を、さらに備える、請求項1に記載の判定支援装置。
  4. 前記空調機器の異常の有無は、定期的又は連続的に取得された前記赤外線画像の時間的推移に基づいて判定される、請求項1からのいずれか1項に記載の判定支援装置。
  5. 空調機器の吹出口を含む領域を撮像する撮像ステップと、
    前記撮像ステップによって生成された赤外線画像と、前記赤外線画像から判定された前記空調機器の異常の有無と、を表示装置に表示させる表示制御ステップと、
    前記空調機器を前記異常の有無を判定するための運転状態に設定させるための情報である目標情報を含む制御信号を該空調機器に送信する通信ステップと、
    を備える、判定支援方法。
  6. コンピュータを、
    空調機器の吹出口を含む領域を撮像し赤外線画像と、前記赤外線画像から判定された前記空調機器の異常の有無と、を表示装置に表示させる表示制御手段、
    前記空調機器を前記異常の有無を判定するための運転状態に設定させるための情報である目標情報を含む制御信号を該空調機器に送信させる制御を、該空調機器と通信する通信手段に行う制御手段、
    として機能させる、プログラム。
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