JP6355246B2 - システム、ナビゲーションシステム及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、高速道路における自動二輪車の通行制限区間に関する情報を出力する制御を行うシステム、これを備えるナビゲーションシステム及びプログラムに関する。
一般に、自動二輪車は、普通自動車が走行可能な全道路を走行することができる。これは高速道路に関しても同様であるが、高速道路には、道路交通法により定められた自動二輪車の通行制限区間がある。例えば、首都高速道路には、自動二輪車の二人乗り通行禁止区間が設けられている。
首都高速道路における自動二輪車の二人乗り通行禁止区間には、通常、二人乗り通行禁止区間を示す道路標識が設けられているが、この道路標識は、二人乗り通行禁止区間の開始地点にある場合が多い。また、高速道路は、一般道路と異なり、出口が制限されている。そのため、二人乗りした自動二輪車のライダーが、二人乗り通行禁止区間の道路標識に気付いても、すぐに二人乗り通行禁止区間への進入を回避することができない場合がある。特に、二人乗り通行禁止区間を知らないと、誤って高速道路の二人乗り通行禁止区間に進入してしまうおそれがある。
これに対しては、自動二輪車に二人乗りしていることが検出された場合、目的地設定すると、首都高速道路の二人乗り通行禁止区間を除外して、目的地までの経路を案内するナビゲーションシステムが開示されている(特許文献1参照)。
特開2010−122093号公報
しかしながら、特許文献1に記載のナビゲーションシステムは、目的地を設定している場合のみに機能するものであり、目的地を設定していない場合には、自動二輪車の二人乗り通行禁止区間に関する情報の出力が行われない。そのため、目的地を設定せずに走行している場合には、誤って首都高速道路の二人乗り通行禁止区間に進入してしまうおそれがある。
また、高速道路走行中は一般道路走行中よりも走行スピードが速く、一般道路走行中の自動二輪車は、小回りが利くことから、例えば普通自動車のような四輪車よりも進路変更が容易である。そのため、自動二輪車の二人乗り通行禁止区間への進入に対する警告を、高速道路走行中と一般道路走行中とで一律に設定すると、自動二輪車が二人乗り通行禁止区間へ進入してしまうおそれがある。
そこで、本発明は、高速道路における自動二輪車の通行制限区間への進入を適当に回避させることが可能なシステム、ナビゲーションシステム及びプログラムを提供することを目的とする。
(1)高速道路における自動二輪車の通行制限区間に関する情報を出力する制御を行うシステムであって、高速道路及び一般道路のいずれを走行中であるかを判断し、高速道路走行中と一般道路走行中とで、前記通行制限区間への進入に関する情報の警告方法を変えたことを特徴とするシステム。
これによれば、自動二輪車のライダーは、高速道路における自動二輪車の通行制限区間(以下、単に「通行制限区間」という)を知らなくても、該通行制限区間に対する対応が容易となり、通行制限区間への進入を適当に回避することができる。具体的には、高速道路は、一般道路よりも制限速度が高いので走行スピードが速くなる。また、高速道路は出入り口がインターチェンジに制限されるが、一般道路はそのような制限がない。このように、高速道路走行中と一般道路走行中とでは走行状況が異なるので、高速道路走行中と一般道路走行中とで警告方法を変えることで、通行制限区間に対する対応が容易となり、通行制限区間への進入を適当に回避することができる。
警告方法としては、高速道路走行中と一般道路走行中とで、通行制限区間への進入に関する情報を出力する警告の制御を変えるとよい。特に、高速道路走行中と一般道路走行中との違いによる自動二輪車の走行状況に適したタイミングや内容の情報を出力する警告制御を行うとよい。走行状況に適したタイミングや内容の警告制御を行うことで、高速道路における自動二輪車の通行制限区間に関する最適な警告をライダーに与えることが可能になり、通行制限区間への進入を安全に回避させることができるようになる。
情報を知らせる方法としては、音声による報知及びモニタ等に表示される地図上に表示する報知の一方若しくは両方で行うとよい。音声による報知を行う場合は、ヘルメットをかぶった状態で装着可能なイヤホンやマイク等を有するヘッドセットを用いるとよい。ヘッドセットは、無線通信可能なワイヤレスのものを用いるとなおよい。音声出力する情報としては、相対位置、具体的なインターチェンジ名、方向及び通行制限区間である旨等を報知するとよい。例えば、高速道路走行中の場合「この先の、高速道芝浦出口より先の都心方面、オートバイ二人乗り禁止区間です」と報知し、一般道路走行中の場合、「この先、高速道芝浦入口より都心方面、オートバイ二人乗り禁止区間です」と報知するとよい。また、高速道路走行中において、通行制限区間を回避するには必ず高速道路を出なければならない場合には、通行制限区間開始直前の出口を案内する音声を出力するとなおよい。
地図上に情報を表示する報知を行う場合は、防水加工、防滴加工、防塵加工等が施されたモニタを用いるとよい。モニタは、自動二輪車のバッテリーから電源を供給可能にするとよく、グローブをした状態でも容易に操作可能にするとなおよい。また、モニタに表示される地図の地図情報としては、インターチェンジの位置情報と、そのインターチェンジの先が通行制限区間である旨の情報を有するとよい。該当する地図上のインターチェンジの相対位置を分かりやすくするために、該当するインターチェンジに丸印等のマークを印すとなおよい。
また、例えば、高速道路と一般道路とが並走している場合等、高速道路走行中と一般道路走行中とをシステムが誤検知した場合は、一般的な補正機能を用いて誤検知を補正する構成としてもよく、ライダーが自ら操作して補正する構成としてもよい。
さらに、ライダーによって二人乗りの設定(以下、「二人乗り設定」という)がされた場合に、通行制限区間への進入に関する情報を出力する構成にするとよい。特にライダーによって一人乗りの設定がされている場合に、通行制限区間への進入に関する情報を出力しない構成にするとよい。例えば、エンジン始動時に、二人乗りをするかをライダーに設定させる構成にするとよい。ライダーに設定させることで、ライダーに二人乗りであることを意識づけさせ、安全運転を心がけさせることができるようになる。工場出荷時の初期設定は、二人乗り設定されているとよい。このようにすれば、二人乗り設定にし忘れて、警報がなされないという問題を解決できる。一方、ライダーの設定に関わらず、通行制限区間を警告する構成としてもよい。一人乗りの時も情報を出力されることで通行制限区間への意識付けを行うことができる。この場合、情報の出力停止機能をもたせるとよい。二人乗りができないライダーや一人乗り専用の自動二輪車があるためである。
また、例えば、案内機能を有するナビゲーションシステム等による目的地設定等の有無に関わらず、通行制限区間に関する情報を出力する構成とするとよい。
(2)高速道路走行中と一般道路走行中とで、前記通行制限区間への進入に関する情報を出力するタイミングを変えたことを特徴とする。
このようにすれば、高速道路走行中と一般道路走行中とでは、走行スピードや道路構成が異なるので、情報の出力のタイミングを変えることで、通行制限区間への進入を無駄なく警告し、かつ安全に回避させることができる。
例えば、高速道路は、制限速度が一般道路よりも高く、走行スピードが一般道路よりも速いことが多いため、高速道路走行中は、一般道路走行中よりも早く情報を出力するとよい。一方、一般道路は、高速道路よりも走行経路の選択肢が多く、通行制限区間の入口に差し掛かる前に進路を変更することもあるので、情報の出力のタイミングが早すぎると、警告が無駄になってしまう。そのため、一般道路走行中は、高速道路走行中よりも遅く情報を出力するとよい。
情報を出力するタイミングは、通行制限区間の開始地点(高速道路走行中の場合)又は通行制限区間内の入口(一般道路走行中の場合)までの距離に応じて設定するとよい。また、通行制限区間の開始地点の代わりに、通行制限区間直前の出口や出口に向かう分岐までの距離に応じて設定してもよい。更に、通行制限区間の入口、通行制限区間の開始地点、通行制限区間直前の出口、又は直前の出口に向かう分岐までの到達時間に応じて設定してもよい。この場合、例えば、通行制限区間直前の出口への分岐に到達するまでの時間を走行速度から演算して報知するとよい。またこれは、10分前と5分前のように、複数回報知する構成であればなおよい。
(3)高速道路走行中は、前記通行制限区間の開始地点までの距離が第1距離以下となった場合に情報を出力し、一般道路走行中は、前記通行制限区間の入口までの距離が前記第1距離よりも短い第2距離以下となった場合に情報を出力することを特徴とする。
このようにすれば、高速道路走行中と一般道路走行中とで、それぞれ好適なタイミングで通行制限区間への進入に関する情報の出力を行うことができる。第1距離は第2距離に対してメートル換算で桁が変わる程度の差を設けるとよく、特に10倍以上の差を設けるとよい。
高速道路走行中の第1距離としては、例えば、通行制限区間の開始地点までの距離を数kmとするとよく、特に2Kmに設定するとよい。2Kmに設定することで、一般的なナビゲーションシステムの案内距離と同じになるので距離感がつかみ易く、進入を回避させるための注意喚起に最適となる。
一般道路走行中の第2距離としては、例えば、通行制限区間までの距離を数百mとするとよく、特に100mに設定するとよい。100mに設定することで、情報の出力を無駄にすることなく、通行制限区間に進入することを容易に回避させることができる。例えば、一般道路走行中は、通行制限区間の入口の手前でルートを変更する場合もあり、必ずしも通行禁止区間の入口の横を通過するわけではない。そのため、早めに情報を報知すると、その報知が余計になるためである。特に、自動二輪車は、小回りが利くためルートの選択肢が多いので有効となる。
(4)高速道路走行中は、前記通行制限区間の開始地点までの距離が前記第1距離よりも短い第3距離以下になると、2度目の情報の出力を行うことを特徴とする。
このようにすれば、高速道路走行中における通行制限区間への進入を確実に防止することができる。また、ライダーが第1距離での情報を聞き逃したり、見逃したりした場合においても、通行制限区間への進入を回避させることができる。高速道路走行中の第3距離としては、例えば、通行制限区間の開始地点までの距離を1Kmに設定するとよい。1Kmとすることで、第1距離での情報の出力を聞きのがしたり、見逃したりした場合においても、通行制限区間への進入を容易に回避することができる。
(5)一般道路走行中は、前記通行制限区間の入口を中心とした前記第2距離の領域内に自動二輪車が進入した場合に、情報を出力することを特徴とする。
自動二輪車は、普通自動車と異なり、小回りが利くので進路変更が容易となる。また、一般道路には、高速道路の入口へのアプローチの仕方が複数ある場合がある。そのため、このようにすれば、自動二輪車が急に進路変更して高速道路の入口に進入しようとしても、通行制限区間に関する情報の出力を予め行うことができる。これにより、自動二輪車が一般道路から通行制限区間に進入することを防止することができる。
第2距離の領域内としては、例えば、通行制限区間の入口を中心とした半径が第2距離の領域内や、通行制限区間の入口を中心とした第2距離四方の領域内とするとよい。また、第2距離の領域内でエンジンを切ってしまった場合には、再度、エンジンをかけた際に、通行禁止区間への進入に関する情報を出力する構成にするとなおよい。
(6)一般道路走行中は、一般道路から高速道路の入口への分岐レーンがある場合には、分岐レーンの入口を前記通行制限区間の入口とすることを特徴とする。
このようにすれば、分岐レーンの先が通行制限区間の入口であることに気付くことなく分岐レーンに進入してしまうことを防止することができる。この場合、地図情報として、分岐レーンの有無を有するとよい。
(7)高速道路走行中は、前記通行制限区間の開始地点直前の出口の手前の出口を越えると情報を出力することを特徴とする。
このようにすれば、情報が出力されると、次の出口で降りればいいので、ライダーが出口を間違えてしまうことを防止することができる。例えば、本来降りるべき出口の手前の出口で降りてしまうことを防止することができる。特に、高速道路は、通行制限区間の開始直前の出口の手前の出口を越えてしまうと、通行制限区間の開始直前の出口まで出口がないので、このように設定することで、ライダーが出口を間違えることがなくなる。
(8)高速道路走行中に出力される前記通行制限区間に関する情報には、方向が含まれることを特徴とする。
このようにすれば、方向を含む情報を報知することで、通行制限区間を回避するために必ずしも高速道路から降りる必要がない場合に、ライダーが不要に通行制限区間の開始地点の直前の出口から降りてしまうことを防止することができる。
例えば、高速道路走行中において、第1方向に向かうと通行制限区間になり、第2方向に向かうと通行制限区間でないままであり、第3方向に向かうと高速道路の出口となる場合等、必ずしも高速道路から出る必要がない場合がある。この場合、ライダーに方向を含む情報を与えることで、ライダーに最適な選択を行わせることができるようになる。方向を含む情報としては、例えば、第1から第3方向のうちの、進入禁止の方向の情報を出力するとよいが、進入可能な方向の情報も出力するとなおよい。
なお、一般道路走行中は、高速道路の入口が通行制限区間であるか否かのみなので、進行方向に対する方向の情報の出力は不要となる。
(9)高速道路走行中に出力される前記通行制限区間に関する情報には、前記通行制限区間の直前の出口のインターチェンジ名が含まれることを特徴とする。
このようにすれば、高速道路の出口の具体的なインターチェンジ名の情報を出力することで、ライダーに正確な情報を与えることができる。そのため、ライダーが出口を間違えることを防止することができる。
(10)上記システムと、目的地が設定されると、目的地までの経路を検索して、目的地まで案内可能な案内システムと、を備えたことを特徴とするナビゲーションシステム。
これによれば、案内システムにより目的地まで案内される途中で、通行制限区間に進入してしまうことを防止することができる。このとき、目的地案内の出力と通行制限区間への進入に関する情報の出力とが重なるときは、先に検出した方を出力し、その後、もう一方を出力するようにするとよい。
(11)前記システムは、前記通行制限区間を走行可能であるか否かを設定可能に構成されており、前記案内システムは、前記通行制限区間を走行不能と前記システムが設定されている場合、設定された目的地までの間に前記通行制限区間があると、前記通行制限区間を除いた経路を検索して案内することを特徴とする。
このようにすれば、目的地に行くまでに、通行制限区間に進入することを確実に防止することができる。また、ライダーに設定を行わせることで、通行制限区間を走行不能状態である旨を意識付けさせ、安全運転を心がけさせることができるようになる。
(12)コンピュータを上記システムとして機能させることを特徴とするプログラム。
このようにすれば、コンピュータを警告システムとして機能させるプログラムを提供することができる。
本発明によれば、高速道路走行中と一般道路走行中とで、高速道路における二輪自動車の通行制限区間への進入に対する警告方法を変えることで、二輪自動車の通行制限区間への進入を適当に回避させることが可能なシステム、これを備えるナビゲーションシステム及びプログラムを提供することができる。
本発明の実施形態に係るナビゲーション装置の斜視図である。 本実施形態に係るナビゲーション装置の装置本体を自動二輪車から取り外した状態を示す図である。 本実施形態に係るナビゲーション装置の機能ブロック図である。 首都高速道路における自動二輪車二人乗り通行禁止区間を示す図である。 表示部に表示される二人乗り通行禁止区間の開始地点及び二人乗り通行禁止区間内のインターチェンジを示す図である。 表示部に表示される二人乗り通行禁止区間の入口及び二人乗り通行禁止区間の開始地点を示す図である。
本発明の実施形態に係るポータブルナビゲーション装置(以下、単に「ナビゲーション装置」という)1について、図面を参照しながら説明する。本実施形態に係るナビゲーション装置1は、目的地を入力すると目的地までのルートを検索して案内するナビゲーション機能に加え、高速道路における自動二輪車100の通行制限区間に関する情報を出力する警告機能を備えている。以下の実施形態においては、自動二輪車100の通行制限区間に関する情報を出力する警告機能の一例として、自動二輪車100の二人乗り通行禁止区間(以下、単に「二人乗り通行禁止区間」という)への進入に関する情報を出力する警告機能を備えたナビゲーション装置1を用いて説明する。
まず、ナビゲーション装置1の概略構成について、図1及び図2を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形態に係るナビゲーション装置1の斜視図である。図2は、本実施形態に係るナビゲーション装置1の装置本体2を自動二輪車100から取り外した状態を示す図である。
図1及び図2に示すように、ナビゲーション装置1は、持ち運び可能な携帯型の装置本体2と、装置本体2を自動二輪車100に取り付けるためのクレードル3と、を備えている。ナビゲーション装置1は、自動二輪車100に取り付けられたクレードル3に装置本体2を装着することで、自動二輪車用のナビゲーション装置として機能し、装置本体2をクレードル3から取り外すことで、装置本体2を携帯型のナビゲーション装置として機能させることができるようになっている。
なお、本実施形態においては、自動二輪車100のハンドル101にクレードル3を取り付け、ハンドル101に取り付けられたクレードル3に装置本体2を装着させている。また、装置本体2は、自動二輪車100のハンドル101に取り付けられることで風雨に晒された状態になっても、風雨に耐えうるように、防水加工、防滴加工及び防振加工等が施されている。
装置本体2は、扁平な矩形状のケース本体20を備えている。ケース本体20の前面には、表示部21が配設されており、表示部21上には、表示部21のどの部分がタッチされたかを検出するタッチパネル22が設けられている。タッチパネル22は、ライダーがグローブをした状態で表示部21をタッチしても、表示部21のどの部分がタッチされたかを検出できるようになっている。
また、ケース本体20の一方側の側面には、外部メモリ200を挿入可能なスロット部23と、自動二輪車100のバッテリー102に接続された電源ケーブル103を接続可能な接続端子24と、が配設されている。例えば、最新の道路ネットワーク情報や二人乗り通行禁止区間に関する情報等が記録された外部メモリ200をスロット部23に挿入することで、装置本体2を取り外すことなく、容易にこれらの情報を得ることができる。また、自動二輪車100のバッテリー102に接続された電源ケーブル103を、接続端子24に接続することで、自動二輪車100のバッテリー102から電源供給を受けることができるようになっている。本実施形態においては、電源ケーブル103は、キー動作に連動して電力を供給するように配線されており、装置本体2は、電源ケーブル103を接続した場合は、キー操作に連動して、電源がオン・オフされるようになっている。
さらに、ケース本体20の他方側の側面には、不図示の電源スイッチと、USB端子等のインターフェース25と、が配設されている。電源スイッチは、装置本体2を携帯型のナビゲーション装置として使用する際の電源のオン・オフに用いられる。なお、装置本体2を携帯型のナビゲーション装置として使用する場合には、装置本体2に内蔵された不図示のバッテリーにより駆動するようになっている。USB端子は、パソコン等との接続に用いられ、USB端子を介してパソコン等に接続することで、ソフトウェアのバージョンアップ等ができるようになっている。装置本体2の内部構造については、後に詳しく説明する。
クレードル3は、装置本体2を保持するクレードル本体30と、クレードル本体30を自動二輪車100のハンドル101に接続させる不図示の接続部と、を備えている。クレードル本体30と接続部とは、不図示の連結機構により連結されている。連結機構は、クレードル本体30が保持する装置本体2の前面に設けられた表示部21をライダーが見易くなるように、装置本体2を任意の向きに傾動させることができるようになっている。連結機構を用いることで、クレードル本体30は、接続部が接続されるハンドル101に対して3次元方向の任意の姿勢に傾動し、任意の姿勢を保持可能になる。
次に、上述した装置本体2の内部構造について、図3から図6を参照しながら説明する。図3は、本実施形態に係るナビゲーション装置1の機能ブロック図である。図4は、首都高速道路における自動二輪車二人乗り通行禁止区間を示す図である。図5は、表示部21に表示される二人乗り通行禁止区間の開始地点及び二人乗り通行禁止区間内のインターチェンジを示す図である。図6(a)は、表示部21に表示される二人乗り通行禁止区間の開始地点を示す図であり、(b)は二人乗り通行禁止区間の入口を示す図である。
図3に示すように、ナビゲーション装置1は、装置本体2内に、GPS受信機40と、内部時計41と、スピーカ42と、データベース43と、制御部44と、を備えている。
GPS受信機40は、GPSアンテナ40aでGPS信号を受信し、受信したGPS信号から現在位置を求め、求めた現在位置の位置情報(経緯、緯度)を制御部44に送信する。また、GPS信号には日時データが含まれており、GPS受信機40は、受信したGPS信号に含まれる日時データを制御部44に送信する。内部時計41は、GPS信号を受信できない場合でも、表示部21に時刻表示等ができるようにするために設けられている。なお、内部時計41は、GPS受信機40により日時データが送信された場合には、送信された日時データに同期させる構成であってもよい。
スピーカ42は、タッチパネル22をライダーが操作した際の操作音、ナビゲーション機能による音声案内及び警告機能による二人乗り通行禁止区間への進入に関する情報の警告音声等を出力する。
データベース43は、道路ネットワーク情報(図4に示す首都高速道路のインターチェンジの位置情報及びインターチェンジの先が自動二輪車の二人乗り通行禁止区間である旨の情報等を含む)と、電話番号とその電話番号の住所・会社・施設等の位置情報とを対応付けて記憶した電話番号データと、住所とその住所の位置情報とを対応付けて記憶した住所データと、施設等の名称とその名称の位置情報とを対応付けて記憶した名称データと、を記憶している。なお、データベース43が記憶するこれらの情報及びデータは、予め、全国の全ての情報及びデータを格納しておいてもよいし、地方毎の情報及びデータが格納されたものを提供するようにし、ユーザが必要な情報及びデータ等が格納された外部メモリ200を選択して使用するようにしてもよい。この場合、外部メモリ200に格納された情報及びデータは、データベース43に転送して格納してもよいし、制御部44が外部メモリ200にアクセスして読み出して使用してもよい。
制御部44は、CPU、ROM、RAM、不揮発性メモリ、I/O等を備えるマイコンであり、上述した各種機器から入力される情報等に基づき、所定の処理を実行し、上述した出力機器を利用して、所定の情報を出力する。例えば、制御部44は、一般的な現在位置表示機能及びナビゲーション機能と、自動二輪車の二人乗り通行禁止区間への進入に対する警告機能と、を備えている。
現在位置表示機能は、GPS受信機40から取得した現在位置に基づき、データベース43から現在位置周辺の道路ネットワーク情報を読み出し、現在位置周辺の地図を表示部21に表示する機能である。現在位置表示機能は、基本的には、ナビゲーション装置1の電源がオンされている間は常時表示されるようになっている。
ナビゲーション機能は、目的地が設定されると、目的地までの経路を検索して目的地まで案内する機能である。具体的には、制御部44は、現在位置表示機能により表示される現在位置周辺の地図上に、目的地設定ボタンを表示させる。そして、制御部44は、タッチパネル22によって、目的地設定ボタンの表示位置に対応する位置の押圧を検出した場合に、目的地設定処理を行う。目的地設定処理では、目的地設定メニューを表示部21に表示させ、目的地の設定方法の選択をユーザに促す。目的地設定メニューとしては、電話番号検索、住所検索及び名称検索等がある。
例えば、電話番号検索のボタンが押圧されたことを検出した場合には、電話番号の入力画面を表示させ、入力された電話番号に対応する位置情報を対応するデータベース43から取得する。また、住所検索のボタンが押圧されたことを検出した場合には、住所の入力画面を表示させ、入力された住所に対応する位置情報をデータベース43から取得する。また、名称検索のボタンが押圧されたことを検出した場合には、名称の入力画面を表示させ、入力された名称に対応する位置情報をデータベース43から取得する。そして、取得した位置情報を目的地の位置情報として設定し、現在位置から目的地までの推奨経路を、データベース43に記憶されている道路ネットワーク情報に基づいて算出する。
このとき、ライダーにより、二人乗りの設定(以下、単に「二人乗り設定」という)がされている場合には、制御部45は、二人乗り通行禁止区間を回避する推奨経路を算出する。そして、算出した推奨経路を、周辺地図と共に表示部21に表示し、推奨経路に基づいて、目的地までの音声案内を行う。
なお、二人乗り設定は、二人乗りを開始する際に行うとよく、二人乗りする予定である場合には、予め、二人乗り設定を行っておくとなおよい。
また、二人乗り通行禁止区間を回避した推奨経路を算出した場合は、二人乗り通行禁止区間を回避する際に、回避しないとその先が二人乗り通行禁止区間である旨を報知するとよい。このようにすれば、ライダーに二人乗り通行禁止区間の意識付けを行うことができる。二人乗り通行禁止区間である旨の報知は、表示部21の地図上に二人乗り通行禁止区間である旨を表示する報知(以下、「警告表示」という)と、音声による報知(以下、「警告音声」という)のいずれか一方を行うようにしてもよいが、両方を行うとなおよい。
警告表示は、丸印等のマークやポインタ等、地図上で二人乗り通行禁止区間であることが分かりやすくなるような表示方法を用いるとよい。警告音声は、ヘルメットをかぶった状態で装着可能なイヤホンやマイク等を有するヘッドセットを介して行うとよい。ヘッドセットを用いることで、自動二輪車100のハンドル101に取り付けられたナビゲーション装置1が出力する警告音声が聞き取りやすくなる。ヘッドセットは、無線通信可能なワイヤレスのものを用いるとなおよい。このようにすれば、装置本体2とイヤホンやマイク等をつなぐ配線がなくなるため、配線が引っかかって、抜けたりする不具合等が発生するおそれがなくなる。
二人乗り設定は、表示部21に二人乗り設定ボタンを表示して、二人乗り設定ボタンが押圧されたことを検出した場合に行われるように構成するとよい。二人乗り設定を行うタイミング(二人乗り設定ボタンを押圧するタイミング)は、自動二輪車100のエンジン始動時、つまり、キー操作によるナビゲーション装置1の電源がオンした後、走行前に予め行っておくとよい。走行前の押し忘れを防ぐために、ナビゲーション装置1の電源がオンになった後に、二人乗り設定するか否かのメッセージを表示部21に表示するとなおよい。このように、ライダーに二人乗り設定をさせることで、二人乗り又は二人乗りする旨を意識付けさせ、ライダーに安全運転を心がけさせることができるようになる。
また、二人乗り設定は、二人乗り設定ボタンを押圧する構成に限らず、例えば、タンデムシートにセンサーを設け、タンデムシートに人間が乗ったことをセンサーが検出すると、自動的に二人乗り設定される構成であってもよい。
警告機能は、二人乗りした自動二輪車が二人乗り通行禁止区間へ進入してしまうことを防止するための情報を出力する機能である。特に、高速道路走行中と一般道路走行中とで警告の方法を変えることで、二人乗り通行禁止区間への進入を容易に回避することができるようにするための機能である。
ここで、自動二輪車の二人乗り通行禁止区間は、首都高速道路の一部区間に設定されている。具体的には、二人乗り通行禁止区間は、図4に示すように、首都高速道路の都心環状線、1号上野線、2号目黒線、9号深川線、11号台場線、八重洲線及び東京高速道路会社線の全線、1号羽田線の芝浦出口から都心環状線接続までの上り線及び都心環状線接続から芝浦入口までの下り線、3号渋谷線の渋谷出口から都心環状線接続までの上り線及び都心環状線接続から中央環状線接続までの下り線、4号新宿線の新宿出口から都心環状線接続までの上り線及び都心環状線接続から中央環状線接続までの下り線、5号池袋線の東池袋出口から都心環状線接続までの上り線及び都心環状線接続から東池袋入口までの下り線、6号向島線の向島出口から都心環状線接続までの上り線及び都心環状線接続から向島入口までの下り線、7号小松川線の錦糸町出口から6号向島線接続までの上り線及び6号向島線接続から錦糸町入口までの下り線、に設定されている。
また、首都高速道路は、出入り口がインターチェンジ等に限定されている。そのため、あるインターチェンジの出口を通過してしまうと、次のインターチェンジの出口まで首都高速道路を走行しなければならない。つまり、首都高速道路は、乗り降りに制限がある。これにより、例えば、1号羽田線の上り線を例にとると、1号羽田線上り線を走行中に芝浦出口を通過してしまうと、必然的に、二人乗り通行禁止区間に進入してしまう。そのため、1号羽田線上り線を走行中の二人乗りした自動二輪車は、芝浦出口で必ず1号羽田線上り線から降りなければならない。また、一般道路から芝浦入口を介して1号羽田線上り線に進入してしまうと、必然的に、二人乗り通行禁止区間に進入してしまう。そのため、一般道路走行中の二人乗りした自動二輪車は、芝浦入口から1号羽田線上り線への進入は、必ず避けなければならない。
更に、首都高速道路は一般道路よりも制限速度が高いため、首都高速道路走行中は、一般道路走行中よりも走行速度が速くなる場合が多い。そのため、例えば、1号羽田線上り線を走行中の二人乗りした自動二輪車のライダーが芝浦出口の直前にその先が二人乗り通行禁止区間であることに気付くと、走行中の車線によっては芝浦出口から降りることが困難となる場合がある。一方、一般道路は、首都高速道路のような出入り口の制限が少ないが、首都高速道路入口へのアプローチの仕方が多い。特に、自動二輪車は、小回りが利くため、首都高速道路の入口に向けての方向転換が容易であり、様々な方向から、首都高速道路の入口に進入可能となる。
このように、二人乗りした自動二輪車は、首都高速道路走行中と一般道路走行中とに関わらず、首都高速道路の二人乗り通行禁止区間への進入を必ず回避する必要があるが、首都高速道路走行中と一般道路走行中とでは、自動二輪車は走行状況等が異なる。そこで、制御部44は、まず、首都高速道路走行中か一般道路走行中かを判断し、首都高速道路走行中と一般道路走行中とで、二人乗り通行禁止区間への進入に対する警告制御を変えることで、二人乗り通行禁止区間への進入を安全に回避させている。本実施形態においては、首都高速道路走行中と一般道路走行中とで、二人乗り通行禁止区間への進入に関する情報を出力するタイミングを変えることで、首都高速道路における二人乗り通行禁止区間への進入を安全に回避させている。以下、本実施形態に係る制御部44の警告機能について、具体的に説明する。
なお、本実施形態においては、警告機能は、上述したナビゲーション機能による目的地設定が行われていない場合でも機能するようになっている。つまり、行先の決まっていないツーリングの際にも、二人乗り通行禁止区間への進入に関する警告を行うようになっている。また、本実施形態においては、二人乗り設定を行うか行わないかに関わらず、二人乗り通行禁止区間への進入に関する警告を行うように設定されている。二人乗りしていない場合でも警告することで、ライダーに二人乗り通行禁止区間を意識付けさせ、実際に二人乗りした際に、容易に二人乗り通行禁止区間を回避させることができるようにするためである。
なお、二人乗り設定を行わない場合には、目的地設定した際に、二人乗り通行禁止区間を回避する推奨経路は算出されないが、警告表示及び警告音声の両方が出力される。また、本実施形態に係るナビゲーション装置1には、二人乗り通行禁止区間への進入に対する警告のキャンセル機能も設けられている。一人乗り用の自動二輪車及び一人乗りしかしないライダーに対応させるためである。
まず、制御部44は、自動二輪車100が首都高速道路走行中か一般道路走行中かを判断する。首都高速道路走行中か一般道路走行中かは、GPS受信機40から取得される現在位置情報に基づいて判断される。このとき、一般道路走行中にもかかわらず首都高速道路走行中と判断されている場合、若しくは首都高速道路走行中にもかかわらず一般道路走行中と判断されている場合は、一般的な補正機能を用いて、誤検知が補正されるようになっている。この補正機能については説明を省略する。
なお、この補正は、ライダーが自ら行ってもよい。例えば、一般道路走行中にもかかわらず首都高速道路走行中と判断されている場合、表示部21に表示されている走行中の一般道路をライダーが押圧すると、制御部44は、一般道路走行中に補正するとよい。同様に、首都高速道路走行中にもかかわらず一般道路走行中と判断されている場合、表示部21に表示されている走行中の首都高速道路をライダーが押圧すると、制御部44は、首都高速道路走行中に補正するとよい。
次に、制御部44は、首都高速道を走行中の場合は、図5に示すPOI1までの距離が2Kmになった場合に1回目の情報を出力し、POI1までの距離が1Kmになった場合に2回目の情報を出力する。2回の警告を行うのは、確実に二人乗り通行禁止区間への進入を回避させるためである。
なお、図5においては、二人乗り通行禁止区間の開始地点(錦糸町出口)までに、錦糸町出口に向かう出口車線が設けられており、出口車線の開始地点にPOI1が配置されている。そのため、このPOI1を二人乗り通行禁止区間の開始地点として、情報を出力する距離が設定されている。このように、二人乗り通行禁止区間の開始地点は、必ずしも首都高速道路の出口に限らず、上述したように、出口車線がある場合は、その車線の開始地点を、二人乗り通行禁止区間の開始地点としてもよい。つまり、二人乗り通行禁止区間の開始地点は、規定された高速道路の出口等だけでなく、出口車線や分岐車線がある場合には、それらの開始地点も含む概念である。ライダーに二人乗り通行禁止区間を安全に回避させるためである。
情報の出力としては、表示部21への警告表示と、警告音声の出力と、を行う。表示部21への警告表示としては、前述したように、丸印等のマークやポインタ等、表示部21の地図上で二人乗り通行禁止区間であることが分かりやすくなるような表示方法を用いるとよい。二人乗り通行禁止区間だけ、他の道路と色を変えて表示してもよい。
出力する警告音声の内容としては、相対位置、具体的なインターチェンジ名、方向及び通行制限区間である旨等が報知される。例えば、「この先の、高速道芝浦出口より先の都心方面、オートバイ二人乗り禁止区間です」と報知する。また、図6(a)に示すように、走行車線が複数ある場合、例えば、左車線を走行すると二人乗り通行禁止区間(首都高速台場線)になり、中央車線及び右車線を走行すると二人乗り通行可能な首都高速道路(首都高速湾岸線)のままである場合等、車線によって進行方向が規定されている場合がある。この場合、方向を含む情報、つまり、車線の情報をライダーに与える。例えば、POI2までの距離が2Km及び1Kmになった場合のそれぞれに、「この先、左車線に入ると、有明ジャンクションから先の都心方面、オートバイ禁止区域です」と報知する。
一方、一般道路走行中は、首都高速道路の二人乗り通行禁止区間内の入口に配置された図5に示すPOI3を中心とした、半径が100mの領域内に自動二輪車が進入した場合に、情報を出力する。POI3を中心とした半径100mの距離としたのは、POI3までの距離を長く設定すると、情報の出力のタイミングが早すぎ、警告が無駄になるおそれがあるためである。また、半径100mの領域としたのは、図6(b)に示すように、一般道路は、首都高速道路よりも走行経路の選択肢が多く、二人乗り通行禁止区間内の入口に差し掛かる前に進路を変更することもあるので、入口に配置されたPOI4、POI5までの進行方向における距離だけで判断すると、自動二輪車の急な進路変更とに対応できなくなるおそれがあるためである。なお、この領域は、100m四方の領域に設定してもよい。
また、一般道路からの分岐レーンを経て二人乗り通行禁止区間内の入口に到達する場合は、分岐レーンの入口に配置されたPOIを中心とした半径100mの領域に自動二輪車が侵入した場合に、情報を出力する。つまり、二人乗り通行禁止区間内の入口とは、入口に向かう分岐レーンがある場合は、分岐レーンの入口を含む概念である。ライダーに二人乗り通行禁止区間を安全に回避させるためである。
更に、二人乗り通行禁止区間内の入口に配置されたPOI又は分岐レーンの入口に配置されたPOIを中心とした半径100mの範囲内にいる場合に、自動二輪車100のエンジンを切った場合は、エンジンをかけた際に、再度、二人乗り通行禁止区間に関する情報が出力されるようになっている。例えば、半径100m以内にあるコンビニエンスストア等に寄った際に、再度、警告を出力することで、二人乗り通行禁止区間への進入を確実に回避させるためである。
次に、上述のように構成されたナビゲーション装置1を自動二輪車100のハンドル101に取り付けて使用する際の使用方法について説明する。本実施形態においては、ナビゲーション装置1に目的地を設定して二人乗り走行する場合と、設定しないで二人乗り走行する場合と、を用いて説明する。また、以下の実施形態においては、無線通信機能を有するヘッドセットを介して、ナビゲーション装置1の音声を出力する場合を用いて説明する。
まず、ナビゲーション装置1に目的地を設定して二人乗り走行する場合について説明する。ライダーが自動二輪車100のエンジンを始動させると、キー操作に連動して、ナビゲーション装置1が起動する。ナビゲーション装置1が起動すると、現在位置表示機能により現在位置の地図が表示部21に表示される。現在位置の地図が表示されると、二人乗り設定ボタン及び目的地設定ボタンが表示部21に表示される。二人乗り設定ボタンをライダーが押圧すると、ナビゲーション装置1に二人乗り設定がされる。
次に、ライダーは、目的地設定ボタンを押圧して目的地を設定する。目的地が設定されると、設定した目的地の位置情報が取得され、取得した位置情報を目的地の位置情報として設定する。そして、現在位置から目的地までの推奨経路を、データベース43に記憶されている道路ネットワーク情報に基づいて算出する。本実施形態においては、二人乗り設定がされているので、ナビゲーション装置1は、目的地までの間に二人乗り通行禁止区間がある場合は、二人乗り通行禁止区間を回避した推奨経路を算出する。そして、算出した推奨経路を周辺地図と共に表示部21に表示し、推奨経路に基づいて、目的地までの音声案内を行う。
なお、目的地設定をした後に二人乗り設定を行った場合には、二人乗り通行禁止区間を回避した推奨経路が再算出され、再算出した推奨経路に基づいて、目的地までの音声案内を行う。
このとき、二人乗りした自動二輪車が回避する二人乗り通行禁止区間の手前に差し掛かった場合には、この先が二人乗り通行禁止区間である旨の警告音声が出力される。例えば、「この先、左車線に入ると、有明ジャンクションから先の都心方面、オートバイ禁止区域です」と出力する。なお、この警告音声と案内音声の両方を行う必要がある場合には、先に検出した方を先に出力し、最初の出力が終了した後に次を出力するが、同時の場合には、案内を優先する。
次に、ナビゲーション装置1に目的地を設定しないで二人乗り走行する場合について説明する。なお、ライダーが自動二輪車100のエンジンを始動させて、現在位置の地図等が表示されるまでは、上述と同様なので説明を省略する。
ライダーが走行を開始すると、ナビゲーション装置1は、走行している道路が一般道路か高速道路かを判断する。これは、GPS受信機により受信される現在位置情報に基づいて判断され、走行位置は、現在位置表示機能により、現在位置周辺の地図と共に常時表示部21に表示される。
ここで、例えば、二人乗りした自動二輪車100が一般道路を走行中に、首都高速道路のインターチェンジ入口の半径100m以内の領域に進入したとする。このとき、そのインターチェンジ入口が二人乗り通行禁止区間内のインターチェンジ入口の場合、ナビゲーション装置1は、表示部21上に表示された首都高速道路のインターチェンジ入口に丸印を付すと共に、相対位置、具体的なインターチェンジ名、方向及び通行制限区間である旨等の情報を音声により報知する。例えば、「この先の、高速道芝浦入口より先の都心方面、オートバイ二人乗り禁止区間です」と報知する。ライダーは、ヘッドセットを介して出力された警告音声を得ることにより、この先の芝浦入口からは首都高速道路に入れないことを認識する。
この報知は、例えば、ライダーが二人乗り通行禁止区間内の首都高速道路のインターチェンジ入口の半径100m以内の領域にあるコンビニエンスストアに立ち寄り、一旦エンジンを切ってしまった場合においても、再度エンジンを始動させた際に再報知されるため、報知されたインターチェンジ入口から入れないことをライダーが忘れてしまうことが防止される。
次に、例えば、二人乗りした自動二輪車100が高速道路を走行していたとする。このとき、二人乗り通行禁止区間の開始地点から2Kmの地点に到達すると、ナビゲーション装置1は、この先が二人乗り通行禁止区間である旨を報知する。具体的には、表示部21上に表示された首都高速道路上の二人乗り通行開始地点に丸印を付すと共に、相対位置、具体的なインターチェンジ名、方向及び通行制限区間である旨等の情報を音声により報知する。例えば、「この先、高速道路芝浦出口より先の都心方面、オードバイ二人乗り禁止区間です」と報知する。ライダーは、ヘッドセットを介して出力された警告音声を得ることにより、この先の芝浦出口から必ず首都高速道路を出なければならないことを認識する。この警告音声は、二人乗り通行禁止区間の開始地点から1Kmの地点に到達した際にも出力される。
また、例えば、複数の車線により、走行方向が規定されている場合、ナビゲーション装置1は、方向を含む情報、つまり、車線の情報を含めた警告音声をライダーに報知する。例えば、「この先、左車線に入ると、有明ジャンクションから先の都心方面、オートバイ禁止区域です」と報知する。この報知も上述と同様に、2Kmの地点と1Kmの地点とで、報知される。
以上説明したように、本実施形態に係るナビゲーション装置1は、首都高速道路における自動二輪車100の二人乗り通行禁止区間への進入に関する情報を、自動二輪車100のライダーに報知する。そのため、二人乗りしたライダーが、首都高速道路における二人乗り通行禁止区間に進入してしまうことを防止することができる。特に、自動二輪車のライダーが二人乗り通行禁止区間を知らない場合でも、二人乗り通行禁止区間への進入を容易に回避させることができる。
また、ナビゲーション装置1は、首都高速道路走行中と一般道路走行中とで、二人乗り通行禁止区間への進入に関する情報の警告制御を変えている。例えば、首都高速道路は、一般道路よりも制限速度が高いので走行スピードが速くなる。また、首都高速道路は出入り口がインターチェンジに制限されるが、一般道路はそのような制限がない。このように、首都高速道路走行中と一般道路走行中とでは走行状況が異なる。そのため、首都高速道路走行中と一般道路走行中との違いによる自動二輪車100の走行状況に適したタイミングや内容の情報を出力することで、二人乗り通行禁止区間への進入を安全に回避させることができる。
また、ナビゲーション装置1は、高速道路走行中と一般道路走行中とで、二人乗り通行禁止区間への進入に関する情報を出力するタイミングを変えている。そのため、高速道路走行中と一般道路走行中のように走行スピードや道路構成が異なる場合や自動二輪車のように固有の特性を有する場合でも、二人乗り通行禁止区間への進入を無駄なく警告し、かつ安全に回避させることができる。例えば、一般道路走行中に首都高速道路の入口の手前で進路変更する予定であるにもかかわらず、二人乗り通行禁止区間の警告が出力される等の不要な警告を行うことを防止することができる。また、例えば、小回りを利かせて急な進路変更をすることで高速道路の入口に進入しようとした場合でも、警告を行うことができる。
また、ナビゲーション装置1は、高速道路走行中は、二人乗り通行禁止区間の開始地点までの距離が2Kmの地点で情報を出力し、1Kmの地点で再度情報を出力する。そのため、一度目の警告を聞き逃した場合においても、二度目の警告を聞くことで、二人乗り通行禁止区間への進入を確実に回避させることができる。また、一度目の警告を二人乗り通行禁止区間の開始地点から2Kmの地点とすることで、一般的なナビゲーション装置の案内距離と同じとなり、距離感がつかみ易く、進入を回避させるための注意喚起に最適となる。また、二度目の警告を二人乗り通行禁止区間の開始地点から1Kmの地点とすることで、一度目の警告を聞き逃した場合でも二人乗り通行禁止区間への進入を容易に回避することができる。
また、ナビゲーション装置1は、一般道路走行中は、二人乗り通行禁止区間内の入口までの距離が100mの地点で情報を出力する。そのため、例えば、進路変更等により、二人乗り通行禁止区間内のインターチェンジ入口の横を通過しなくなった場合に、不要な警告を行うことを防止することができる。更に、ナビゲーション装置1は、二人乗り通行禁止区間内のインターチェンジ入口を中心とした半径100mの領域に二人乗りの自動二輪車が進入すると、情報を出力する。そのため、例えば、インターチェンジ入口への様々なアプローチが可能な自動二輪車に対して、どのようなアプローチをしようとしても情報の出力を予め行うことができる。これにより、自動二輪車が一般道路から通行制限区間に進入することを防止することができる。
また、ナビゲーション装置1は、二人乗り通行禁止区間内のインターチェンジ入口が分岐レーンの先にある場合には、分岐レーンの開始地点を基準にして情報を出力する範囲を設定する。そのため、二人乗りした自動二輪車のライダーが分岐レーンの先が二人乗り通行禁止区間であることに気付かずに、分岐レーンに進入してしまうことを防止することができる。
また、ナビゲーション装置1は、二人乗り通行禁止区間の情報として、インターチェンジ名を報知する。そのため、ライダーがインターチェンジ出口やインターチェンジ入口を間違えることを防止することができる。また、ナビゲーション装置1は、首都高速道路に複数の車線がある場合、車線情報、つまり、方向制限を含む情報を出力する。そのため、二人乗り通行禁止区間を回避させる以外の適当な選択肢をライダーに与えることができる。これにより、ライダーが不要に首都高速道路から降りてしまうことを防止することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されない。
例えば、本実施形態においては、ナビゲーション機能と警告機能とを有するナビゲーション装置1を用いて説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、ナビゲーション機能を有さない警告装置としてもよい。警告機能のみを有する警告装置とすることで、小型化及び低コスト化が容易となる。
また、本実施形態においては、自動二輪車の通行制限区間として、首都高速道路における自動二輪車の二人乗り通行禁止区間を用いて説明したが、本発明はこれに限定されない。自動二輪車の通行制限区間が首都高速道路における自動二輪車の二人乗り通行禁止区間以外に設定されている場合は、設定されている場所の情報(インターチェンジ名及びその先が自動二輪車の通行制限区間である旨等)を用いることで同様の警告制御を行うことができる。例えば、法改正等で新たな自動二輪車の通行制限区間が設定された場合には、その情報を用いることで同様の警告制御を行うことができる。
また、本実施形態においては、二人乗り通行禁止区間開始のインターチェンジ又は二人乗り通行禁止区間内のインターチェンジの入口までの距離に応じて、警告表示及び警告音声を出力したが、本発明はこれに限定されない。例えば、自動二輪車の車両情報取得部を設け、自動二輪車の車速等の車両データを取得し、取得した車両データから、自動二輪車二人乗り通行禁止区間開始のインターチェンジ又は自動二輪車二人乗り通行禁止区間内のインターチェンジの入口までの時間を演算し、演算した時間に応じて、警告表示及び警告音声を出力する構成であってもよい。例えば、高速道路走行中の場合は、自動二輪車二人乗り通行禁止区間の開始地点への到着5分前に1度目の警告を行うとよい。5分前に警告を行うことで、ライダーに自動二輪車二人乗り通行禁止区間への進入を容易に回避させることができる。また、到着3分前に2度目の警告を行うとよい。2度目の警告を行うことで、1枚目の警告に気付かなかった場合でも、二人乗り通行禁止区間への進入を容易かつ確実に回避させることができる。また、一般道路走行中の場合は、自動二輪車二人乗り通行禁止区間内のインターチェンジの入口への到着1分前に警告を行うとよい。一般道路は、高速道路よりも走行速度が遅く、急な進路変更を行う場合があるが、1分前にすることで、無駄なく確実に警告を行うことができる。
また、本実施形態においては、二人乗り通行禁止区間の開始地点の距離に応じて、警告表示及び警告音声を出力したが、本発明はこれに限定されない。例えば、首都高速道路のように出入り口が限定されている場合には、二人乗り通行禁止区間開始地点直前の出口の手前の出口を超えると、情報を出力してもよい。このようにすれば、情報が出力されると、次の出口で降りればいいので、ライダーが出口を間違えてしまうことを防止することができる。例えば、本来降りるべき出口の手前の出口で降りてしまうことを防止することができる。
1 ナビゲーション装置
2 装置本体
3 クレードル
43 データベース
44 制御部
100 自動二輪車

Claims (6)

  1. 高速道路における自動二輪車の通行制限区間に関する情報を出力する制御を行うシステムであって、
    高速道路及び一般道路のいずれを走行中であるかを判断し、高速道路走行中と一般道路走行中とで、前記通行制限区間への進入に関する情報の警告方法を変え、
    高速道路走行中は、前記通行制限区間の開始地点までの距離が第1距離以下となった場合に情報を出力し、
    一般道路走行中は、前記通行制限区間の入口までの距離が前記第1距離よりも短い第2距離以下となった場合に情報を出力し、
    一般道路走行中は、前記通行制限区間の入口を中心とした前記第2距離の領域内に自動二輪車が侵入した場合に、情報を出力する、
    ことを特徴とするシステム。
  2. 高速道路における自動二輪車の通行制限区間に関する情報を出力する制御を行うシステムであって、
    高速道路及び一般道路のいずれを走行中であるかを判断し、高速道路走行中と一般道路走行中とで、前記通行制限区間への進入に関する情報の警告方法を変え、
    高速道路走行中は、前記通行制限区間の開始地点までの距離が第1距離以下となった場合に情報を出力し、
    一般道路走行中は、前記通行制限区間の入口までの距離が前記第1距離よりも短い第2距離以下となった場合に情報を出力し、
    一般道路走行中は、一般道路から高速道路の入口への分岐レーンがある場合には、分岐レーンの入口を前記通行制限区間の入口とする、
    ことを特徴とするシステム。
  3. 高速道路走行中は、前記通行制限区間の開始地点までの距離が前記第1距離よりも短い第3距離以下になると、2度目の情報の出力を行う、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のシステム。
  4. 請求項1からのいずれか1項に記載のシステムと、
    目的地が設定されると、目的地までの経路を検索して、目的地まで案内可能な案内システムと、を備えた、
    ことを特徴とするシステム。
  5. 前記システムは、前記通行制限区間を走行可能であるか否かを設定可能に構成されており、
    前記案内システムは、前記通行制限区間を走行不能と前記システムが設定されている場合、設定された目的地までの間に前記通行制限区間があると、前記通行制限区間を除いた経路を検索して案内する、
    ことを特徴とする請求項に記載のシステム。
  6. コンピュータを請求項1からのいずれか1項に記載のシステムとして機能させる、
    ことを特徴とするプログラム。
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