JP6354730B2 - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents

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本発明は、自動変速機の変速制御装置に関するものである。
自動変速機は、基本的に、あらかじめ設定された変速特性に基づいて変速制御される。変速特性は、例えば、車速とエンジン負荷(例えばアクセル開度)とをパラメータとして設定されることが一般に行われている。
車両の走行状態に応じて、変速特性に優先した変速制御を行うことも行われている。例えば、コーナを走行時には、変速特性に基づけばシフトアップされるような状況でも、シフトアップを禁止することが行われている。特許文献1には、コーナ走行時にシフトアップを禁止すると共に、コーナ走行中であると判定されることにより設定されるタイマ値が経過するまでは、上記シフトアップの禁止を継続して行うものが開示されている(タイマ値が経過した時点でシフトアップの禁止を解除)。
特開2007−107667号公報
ところで、運転者によってあるいは走行状況によっては、コーナを抜けた時点においてすみやかにシフトアップが要求される場合がある。しかしながら、特許文献1に記載のように、シフトアップの禁止の解除をタイマ値で設定した場合は、このような要求に応えることが難しいものとなり、運転者の感覚に合わない、という状況を生じやすいものとなる。特に、エンジン回転数が大きく上昇した状態でシフトアップが長く禁止されることに対する運転者の違和感が大きいものとなる。
本発明は以上のような事情を勘案してなされたもので、その目的は、変速制御の変更を解除するタイミングをより運転者の感覚に合うようにすることのできる自動変速機の変速制御装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明にあっては、基本的に、コーナ半径と車体に作用する横G(横加速度)とをパラメータとして、運転者が例えばシフトアップしてもよいであろうと判断される判定用エンジン回転数を設定して、実際のエンジン回転数が判定用エンジン回転数よりも大きくなったときには、シフトアップされ易くするようにしてある。すなわち、運転者からすれば、エンジン回転数がシフトアップしてもよいと想定される大きさまで上昇したときには、いたずらにシフトアップを禁止することなく、より早いタイミングでもってシフトアップが実行されるようにしてある。なお、上記判定用エンジン回転数は、種々のコーナ半径について、横Gを種々変化させつつ(車速を種々変化させつつ)、運転者がシフトアップしてもよいと判断されるときのエンジン回転数を実験的に決定しておくのが、運転者の感覚に合わせる上で好ましいものとなる。
具体的には、本発明にあっては、次のような解決手法を採択してある。すなわち、請求項1に記載のように、
あらかじめ設定された変速特性に基づいて変速制御が行われる自動変速機の変速制御装置であって、
車体に作用する横Gとコーナ半径とに基づいて、運転者の走行意図を示すパラメータとしての判定用エンジン回転数を設定する判定回転数設定手段と、
実際のエンジン回転数を検出する回転数検出手段と、
前記回転数検出手段で検出された実エンジン回転数と前記判定回転数設定手段で設定された判定用エンジン回転数とに基づいて、前記変速特性に基づく変速制御に優先した変速制御を行う変速制御変更手段と、
を備え、
前記変速制御変更手段は、前記実エンジン回転数が前記判定用エンジン回転数よりも大きいときに、シフトアップされ易いように変速制御の変更を行う、
ようにしてある。
上記解決手法によれば、コーナ半径と横Gとに基づいて判定用エンジン回転数を設定することから、この判定用エンジン回転数がコーナ中における運転者の走行意図を十分に反映したものとして設定されることになる。そして、実エンジン回転数が判定用エンジン回転数よりも大きいときにシフトアップされ易いように変速制御の変更を行うので、変速制御の変更を解除するタイミングを運転者の走行意図を十分に反映したものとすることができる。
上記解決手法を前提とした好ましい態様は、特許請求の範囲における請求項2以下に記載のとおりである。すなわち、
コーナ走行時にシフトアップを制限するシフトアップ制限手段を備え、
前記変速制御変更手段は、前記実エンジン回転数が前記判定用エンジン回転数よりも大きいときに、前記シフトアップ制限手段によるシフトアップの制限に優先して、シフトアップされ易いように変速制御の変更を行う、
ようにしてある(請求項2対応)。この場合、コーナ中にシフトアップを禁止することによりコーナ中の安定性確保とコーナ抜け後の加速性確保とを維持しつつ、シフトアップが望まれるようなエンジン回転数となったときは早めにシフトアップされ易いようにして、運転者の走行意図に合致したシフトアップタイミングとすることができる。
前記シフトアップ制限手段は、アクセル開度の戻し量が第1しきい値よりも大きくなったときにシフトアップの制限を解除するように設定され、
前記変速制御変更手段は、前記判定用エンジン回転数から前記実回転数を差し引いた偏差が小さいときは大きいときに比して、前記第1しきい値を小さい値に設定することによりシフトアップされ易くする、
ようにしてある(請求項3対応)。この場合、アクセル開度の戻し量をシフトアップ禁止の解除のための条件として設定した際に、運転者の走行意図に合致したシフトアップタイミングとすることができる。
前記シフトアップ制限手段は、アクセル開度の戻し速度が第2しきい値よりも大きくなったときにシフトアップの制限を解除するように設定され、
前記変速制御変更手段は、前記判定用エンジン回転数から前記実回転数を差し引いた偏差が小さいときは大きいときに比して、前記第2しきい値を小さい値に設定することによりシフトアップされ易くする、
ようにしてある(請求項対応)。この場合、アクセル開度の戻し速度をシフトアップ禁止の解除ための条件として設定した際に、運転者の走行意図に合致したシフトアップタイミングとすることができる。
前記変速制御変更手段は、コーナを抜けた時点で、前記実エンジン回転数が前記判定用エンジン回転数よりも大きいときに、シフトアップされ易いように変速制御の変更を行う、ようにしてある(請求項対応)。この場合、コーナ抜けした時点でのシフトアップのタイミングを、運転者の走行意図に合致したものとすることができる。
アクセル開度が一定であることを判定する判定手段を備え、
前記変速制御変更手段は、前記判定手段によってアクセル開度が一定であると判定されたことを条件にシフトアップされ易くなる制御を実行するようにされ、
前記判定手段は、コーナを抜けた時点から所定の遅延時間だけアクセル一定であるとの判定を行わないようにされ、
前記所定の遅延時間が、前記判定用エンジン回転数および該判定用エンジン回転数と前記実回転数との偏差をパラメータとして変更される、
ようにしてある(請求項対応)。この場合、アクセル開度一定をシフトアップ禁止の解除条件とする場合に、請求項に対応した効果を得ることができる。
車体に作用する横Gとコーナ半径とをパラメータとして、前記判定用エンジン回転数を記憶した記憶手段と、
コーナ半径を検出するコーナ半径検出手段と、
車体に作用する横Gを検出する横G検出手段と、
を備え、
前記判定回転数設定手段は、前記コーナ半径検出手段で検出されるコーナ半径と前記横G検出手段で検出される横Gとを前記記憶手段に照合することにより、前記判定用エンジン回転数を決定する、
ようにしてある(請求項対応)。この場合、判定用エンジン回転数を、簡単に設定できるようにしつつ運転者の意図に合致したものに精度よく設定する上で好ましいものとなる。
判定回転数設定手段は、前記記憶手段に照合するコーナ半径および横Gとして、前記コーナ半径検出手段により検出されるコーナ半径のうち最小のコーナ半径および前記横G検出手段で検出される横Gのうち最大の横Gを用いる、ようにしてある(請求項対応)。この場合、コーナ中におけるもっとも厳しい条件での走行に応じて、変速制御の変更を適切に行うことができる。
本発明によれば、変速制御の変更を解除するタイミングをより運転者の感覚に合うようにすることができる。
本発明の制御系統例をブロック図的に示す図。 コーナ半径と横Gとをパラメータとして設定された判定用エンジン回転数の例を3次元マップの形式で示す図。 本発明の第1の制御例を示すフローチャート。 図3の制御例による制御内容を示すタイムチャート。 本発明の第2の制御例を示すフローチャート。 本発明の第2の制御例を示すフローチャート。 本発明の第2の制御例を示すフローチャート。 本発明の第2の制御例を示すフローチャート。 本発明の第2の制御例を示すフローチャート。 本発明の第2の制御例を示すフローチャート。 本発明の第2の制御例を示すフローチャート。 本発明の第2の制御例を示すフローチャート。 本発明の第2の制御例を示すフローチャート。 本発明の第2の制御例によって走行される道路の一例を示す図。 本発明の第2の制御例に用いるデータ例を示す図。 本発明の第2の制御例に用いるデータ例を示す図。 本発明の第2の制御例に用いるデータ例を示す図。 本発明の第2の制御例に用いるデータ例を示す図。 図14に示すような道路を走行した際に、本発明の第2の制御例による制御内容を示すタイムチャート。 図14に示すような道路を走行した際に、本発明の第2の制御例による制御内容を示すもので、図19の場合よりも1段低速でコーナ走行した際のタイムチャート。 図22に示すような道路を走行した際に、本発明の第2の制御例による制御内容を示すタイムチャート。 図21のタイムチャートを得るときに使用された走行路の例を示す図。
図1において、Uは、マイクロコンピュータを利用して構成されたコントローラ(制御ユニット)である。コントローラUは、自動変速10の変速制御を行うもので、基本的に、あらかじめ設定された変速特性に基づいて、自動変速機10の変速制御を行う。この変速特性は、例えば、車速とエンジン負荷(アクセル開度)とをパラメータとして設定されている。
コントローラUは、さらに、変速特性に優先した変速制御の変更を行うようになっており、シフトアップの禁止と禁止解除とを行うようになっている。このため、各種センサや機器類1〜6からの信号が入力される。すなわち、1は、エンジン回転数を検出する回転数センサである。2は、車体に作用する横Gを検出する横Gセンサである。3は、ナビゲーション装置である(車両の現在位置情報の入手と地図情報(道路情報)の入手)。4は、舵角を検出する舵角センサである。5は、アクセル開度を検出するアクセル開度センサである。6は、車速を検出する車速センサである。
コントローラUは、コーナを走行中は、基本的にシフトアップを禁止するようにしてある。そして、コーナを抜け出た後に、シフトアップの禁止を継続して行うか否か(シフトアップの禁止を解除するか否か)を、運転者の走行意図を判定する判定用エンジン回転数に基づいて行うようにしてある。
図2は、上記判定用エンジン回転数の設定例を示すものである。判定用エンジン回転数は、コーナ半径と横Gとをパラメータとして3次元マップの形式で作成されて、コントローラUのメモリ(記憶手段)に記憶されている。この判定用エンジン回転数は、種々の大きさのコーナ半径について、種々の横G(車速)でもってコーナを走行した際に、運転者(被験者)がシフトアップして欲しいと感じるときのエンジン回転数とされている。判定用エンジン回転数は、コーナ半径の大きさが一定であれば、横Gが大きいほど大きな回転数となるように設定されている。また、判定用エンジン回転数は、横Gの大きさが一定であれば、コーナ半径が大きいほど大きな回転数となるように設定されている。
なお、図2に示すマップ判定用エンジン回転数を選択する際に用いられるコーナ半径、横Gは、次のように選択される。すなわち、コーナ半径については、1つのコーナにおいてはもっともコーナ半径の小さい値が選択される。また、横Gについては、1つのコーナにおいて発生された横Gのうちもっとも大きな値が選択される。
次に、図3を参照しつつ、コントローラUによる第1の制御例について説明する。なお、以下の説明でSはステップを示す。まず、S1において、各種センサ等1〜6からの信号が入力された後、S2において、現在コーナを走行中であるか否かが判別される。このS2の判別でYESのときは、シフトアップが禁止されると共に、検出されたコーナ半径(の最小値)と横G(の最大値)とを図2に示すマップに照合して、判定用エンジン回転数ERBが設定される。
S3の後、S4において、コーナ抜け時であるか否かが判別される。このS4の判別でYESのときは、回転数センサ1で検出された実際のエンジン回転数が、S3で設定された判定用エンジン回転数ERBよりも大か否かが判別される。このS5の判別でYESのときは、S6において、シフトアップされやすい設定とされる。また、S5の判別でNOのときは、S7において、シフトアップしにくい設定とされる。上記S6では、ただちにシフトアップの禁止を解除して、変速特性に基づくシフトアップを許容するようにすることができる。また、S7では、例えばコーナ抜けでた時点から所定の遅延時間経過するまでは、シフトアップの禁止を継続することができる。
前記S2の判別でNOのときは、S3を経ることなく、S4へ移行されるようにしてあるが、S1へリターンされるようにしてもよい。また、S4の判別でNOのときは、S1へリターンされる。
図4は、図3に示すような制御において、判定用エンジン回転数に基づいたシフトアップの禁止の解除の有無を示すタイムチャートである。まず、コーナを走行中となるta時点において、横Gが大きく上昇し、これに伴って判定用エンジン回転数ERBが大きくされる。tb時点は、コーナを抜け出た状態であり、このtb時点において、実際のエンジン回転数が判定用エンジン回転数ERBよりも大きくされると(実線参照)、シフトアップの禁止が解除されて、変速特性に基づいてシフトアップが実行される。一方、tb時点で、実際のエンジン回転数が判定用エンジン回転数ERB以下のときは(一点鎖線参照)、シフトアップの禁止が継続されてシフトアップ無しとされる。
従来であれば、コーナ抜けの時点からタイマで設定された所定の遅延時間はシフトアップが禁止され続けるが、本発明では、この遅延時間内であっても実際のエンジン回転数が判定用エンジン回転数よりも大きくなった時点でシフトアップの禁止を解除してシフトアップを許容するようになっており、運転者の要求(感覚)に合致した変速(シフトアップ)を行うことができる。
図5〜図13は、コントローラUによる第2の制御例を示すものであり、図15〜図18はこの第2の制御例において用いる各種データ値(しきい値)である。
以下、本発明の第2の制御例について説明する。まず、図5のS11において、コーナ進入・継続の判定が行われ、S12においてコーナ中の制御(シフトアップ禁止の制御)が行われ、S13において、コーナ抜けの判定(シフトアップの許可の有無の判定)が行われる。
図6は、図5におけるS11の詳細を示すものである。この図6において、まずS15において、車速が所定値(例えば30km/h)以上であるか否かが判別される。このS15の判別でNOのときは、そのままリターンされる(低車速時では、シフトアップ禁止の制御を不用とする処理)。S15の判別でYESのときは、S16において、コーナ半径が所定値(例えば曲率半径が200R)以下であるか否かが判別される(コーナ半径は、横Gと車速とから求めているが、ナビゲーション装置3の地図情報から入手するようにしてもよい)。このS16の判別でNOのときは、そのままリターンされる(コーナ半径が極めて大きいコーナでは、シフトアップ禁止の制御を不用とする処理)。
上記S16の判別でYESのときは、S17において、舵角センサ4で検出される舵角が所定値以上(例えば15度)以上であるか否かが判別される。このS17の判別でNOのときは、そのままリターンされる(舵角が小さいときは、シフトアップ禁止の制御を不用とする処理)。このS17の判別でYESのときは、S18において、横Gセンサ2で検出される横G(の最大値)が、コーナ半径に応じて設定される基準横G以上であるか否かが判別される。このS18の処理では、図15に示すように、コーナ半径に応じて基準横Gが設定されたマップ(コントローラUのメモリに記憶されている)が用いられて、実際のコーナ半径の大きさを図15に示すマップに照合して基準横Gが読み出されて、実際に検出された保持が読み出された基準横G以上であるか否かが判別されることになる。このS18の判別でNOのときは、そのままリターンされる(コーナ半径の大きさに比して横Gは十分小さい状態であるため、シフトアップ禁止の制御を不用とする処理)。
前記S18の判別でYESのときは、S19において、コーナ中であることを示すコーナ中フラグがオンされると共に、コーナ抜け制御継続フラグがオンとされる。コーナ抜け制御継続フラグは、コーナを抜けた後でも、コーナ中と同様の制御状態を継続して行うことを示すフラグである。すなわち、コーナ抜け後に、シフトアップ禁止の解除は、コーナ中フラグがオフでかつコーナ抜け制御継続フラグがオフであることが条件とされる。換言すれば、コーナ中フラグとコーナ抜け制御継続フラグのいずれか一方がオンであるときは、シフトアップ禁止が解除されない状態とされる。
図7は、図5におけるS12の詳細を示すものである。すなわち、S21において、コーナ中フラグがオンであるか否かが判別される。このS21の判別でYESのときは、S22において、シフトアップが禁止される(変速特性に基づく変速制御に優先して変速制御を変更するもので、シフトアップ禁止の制御)。上記S21の判別でNOのときは、S23において、コーナ抜け制御継続フラグがオンであるか否かが判別される。このS23の判別でYESのときも、S22に移行される。S23の判別でNOのときは、リターンされる(変速特性に基づく変速制御が行われる)。
図8は、図5におけるS13の詳細を示すものである。すなわち、S31において、車速が所定値(S15の所定値よりも若干小さい車速で、ヒステリシス設定)以下であるか否かが判別される。このS31の判別でYESのときは、S32において、コーナ中フラグがオフとされる。この後、S33において、後述するコーナ抜け制御解除の判定が行われる。
前記S31の判別でNOのときは、S34において、コーナ半径が所定値(S16の所定値よりも若干大きいコーナ半径で、ヒステリシス設定)以上であるか否かが判別される。このS34の判別でYESのときは、S32に移行される。
前記S34の判別でNOのときは、S35において、舵角が所定値(S17の所定値よりも若干小さい舵角で、ヒステリシス設定)以下であるか否かが判別される。このS35の判別でYESのときは、S32に移行される。S35の判別でNOのときは、S36において、横Gが、コーナ半径に応じた基準横G(S18の基準横Gよりも若干小さい基準横Gで、ヒステリシス設定)以下であるか否かが判別される。このS36の判別でYESのときはS32に移行される。また、S36の判別でNOのときは、そのままリターンされる。
図9は、図8におけるS33の詳細を示す。この図9は、コーナ抜け時点からシフトアップ禁止を早めに解除できるような状況であるか否かを判定する処理であり、コーナ抜け制御継続フラグをオンのまま維持するかオフにするかの判定処理となる。この図9の処理では、基本的に、コーナ抜け制御継続フラグがオンの状態で、アクセル、舵角、ブレーキ等の操作状況が安定したときは、シフトアップの禁止を解除してもよい状況ということで、コーナ抜け制御継続フラグをオフするようにしてある。この一方、コーナ抜け制御継続フラグがオフの状態で、実際のエンジン回転数が判定用エンジン回転数以下であるときは、コーナ抜け制御継続フラグをオフからオンにするようにしてある。
具体的には、まずS41において、コーナ半径と横Gとを図2に示すマップに照合して、判定用エンジン回転数ERBが設定される。この後、それぞれ後述するS42におけるアクセル一定判定と、S43における舵角一定判定が行われる。この後、S44において、コーナ抜け制御継続フラグがオンであるか否かが判別される。コーナを抜けたタイミングでは、コーナ抜け制御継続フラグはオンであることから、S44の判別でYESとなって、このときはS45において、アクセル一定判定フラグがオンであるか否かが判別される(オンのおきにアクセル一定の判定)。
S45の判別でYESのときは、S46において、舵角一定判定フラグがオンであるか否かが判別される(オンのときが舵角一定の判定)。このS46の判別でYESのときは、S47において、横G変化が所定値(所定範囲)以内であるか否かが判別される。このS47の判別でYESのときは、S48において、アクセルの変化速度が所定値(所定範囲)以内であるか否かが判別される。
上記S48の判別でYESのときは、S49において、舵角の変化速度が所定値(所定範囲)以内であるか否かが判別される。このS49の判別でYESのときは、ブレーキオフ(ブレーキ操作なし)であるか否かが判別される。このS50の判別でYESのときは、走行が安定している(車両挙動が安定している)ということで、S51において、コーナ抜け制御継続フラグがオフとされる。
前記S45〜S50の各判別でNOのときはそれぞれ、S51を経ることなくそのままリターンされる。
前記S44の判別でNOのときは、S52において、判定用エンジン回転数ERBから実際のエンジン回転数を差し引いた偏差△rpmが0よりも大きいか否かが判別される。このS52の判別でYESのときは、実際のエンジン回転数が判定用エンジン回転数ERBよりも大きくなっていない状態ということで、S53においてコーナ抜け制御継続フラグがオンとされる。S52の判別でNOのときは、S53を経ることなくそのままリターンされる。
図10は、図9におけるS42の詳細を示すものである。まずS61において、アクセル一定判定のためのアクセル戻し量を、判定用エンジン回転数ERBから実際のエンジン回転数を差し引いた偏差△rpmに基づいて設定される。具体的には、図16に示すように、アクセル開度(それまでの最大アクセル開度)と△rpmとをパラメータとして、上記アクセル戻し量がAとして設定される。図16から明かなように、アクセル開度が大きいときは小さいときに比してアクセル開度戻し量Aが大きく設定されると共に、アクセル開度が同じであっても、△rpmが大きいときは小さいときに比してアクセル開度戻し量Aが大きくなるように設定される(上限値と下限値の設定あり)。
S61の後、S62において、アクセル一定判定用のアクセル変化速度(戻し速度B)が、前記△rpmに応じて設定される。具体的には、図17に示すように、△rpmが小さいときは大きいときに比して、アクセル戻し速度Bが小さくなるように設定される(上限値と下限値の設定あり)。
S62の後、S63において、アクセル一定判定用のタイマ値Cが、判定用エンジン回転数ERBに応じて設定される。具体的には、図18に示すように、タイマ値Cは、判定用エンジン回転数ERBが大きいときは小さいときに比して大きくされる一方、前記△rpmが大きいほど大きくなるように設定される(下限値の設定あり)。
S63の後、S64において、後述するアクセル踏み込み判定が行われる。この判定は、
アクセルが踏み込まれたときにオンで、踏み込まれていないときはオフとされる。この後S65において、アクセル踏み込み判定がオンであるか否かが判別される。このS65の判別でYESのときは、S66において、アクセル開度の最大値が更新(記憶)される。また、S65の判別でNOのときは、S71において、シフトアップが発生したか否かが判別される。このS71の判別でYESのときは、S66に移行される。
前記S66の後またはS71の判別でNOのときはそれぞれ、S67に移行される。S67では、アクセル開度のMax値から現在のアクセル開度を差し引いた値、つまりアクセル開度の戻し量が、図16に基づいて得られたアクセル開度戻し量Aよりも大きいか否かが判別される。
上記S67の判別でYESのときは、S68において、アクセルが踏み込まれてなくかつアクセル戻し速度が図17に基づいて決定されるアクセル戻し速度Bよりも大きいか否かが判別される。このS68の判別でYESのときは、アクセル一定判定用のタイマ値C(図18に基づく設定値)がカウントダウンされる。
前記S67の判別でNOのとき、あるいはS68の判別でNOのときは、それぞれ、S70において、アクセル一定判定用のタイマ値Cが、判定用エンジン回転数ERBと△rpmに基づいて設定される(図18に基づく設定)。
前記S69あるいはS70の後は、図11のS75において、アクセル一定判定用タイマ値Cが0であるか否かが判別される。このS75の判別でYESのときは、S76において、アクセルが全閉でないか否かが判別される。このS76の判別でYESのとき、つまりアクセル全閉でないときは、S77において、アクセル一定判定がオンとされる。
上記S76の判別でNOのときは、S78において、前記△rpmが0よりも小さいか否かが判別される。このS78の判別でYESのときは、実際のエンジン回転数が判定用エンジン回転数よりも大きくなっているので、このときもS77に移行される。
前記S78の判別でNOのとき、あるいは前記S75の判別でNOのときは、それぞれ、S79において、アクセル一定判定がオフとされる。
図12は、図9におけるS43の詳細を示すものである。すなわち、図12におけるS81において、舵角変化速度が所定範囲内であるか否かが判別される。このS81の判別でYESのときは、S86において、舵角一定判定用タイマがカウントダウンされる。また、S81の判別でNOのときは、S86において、舵角一定判定用タイマが所定値にセットされる。
上記S82あるいはS86の後は、それぞれS83において、舵角一定判定用タイマ値が0であるか否かが判別される。このS83の判別でYESのときは、S84において、舵角一定判定フラグがオンとされる。また、S83の判別でNOのときは、S85において、舵角一定判定フラグがオフとされる。
図13は、図10におけるS64の詳細を示すものである。すなわち、図13におけるS91において、アクセル踏み込み速度が所定値以上であるか否かが判別される。このS91の判別でYESのときは、S92において、アクセル踏み込み判定用タイマがカウントダウンされる。また、S91の判別でNOのときは、S96において、アクセル踏み込み判定用タイマが所定値にセットされる。
上記S92あるいはS96の後は、S93において、アクセル踏み込み判定用タイマ値が0であるか否かが判別される。このS93の判別でYESのときは、S94において、アクセル踏み込み判定フラグがオンとされる。また、S93の判別でNOのときは、S95のいて、アクセル踏み込み判定フラグがオフとされる。
以上説明したことから明かなように、第2の制御例では、基本的に、判定用エンジン回転数と実際のエンジン回転数とに基づいて、コーナ抜け時のシフトアップ禁止解除を早いタイミングで行う(シフトアップし易くする)制御を行うようになっている。特に、コーナ抜け後のシフトアップ禁止を解除する条件となる各種のしきい値を、判定用エンジン回転数から実際のエンジン回転数を差引いた偏差△rpmが小さいほど(実際のエンジン回転数が判定用エンジン回転数に近いほど)、シフトアップ禁止が解除されやすくなるように制御し、また、実際のエンジン回転数が判定用エンジン回転数よりも大きくなったときは例えば図11のS78、S77の処理に示すように、シフトアップ禁止が解除されやすくなるように制御するものとなっている。
次に、前述した第2の制御例による制御内容を、図14に示すような道路を走行した際にどのように行われるかについて、図19のタイムチャートを参照しつつ説明する。図14に示す走行路は、第1コーナを走行した後、直線路を走行し、再び第2コーナを走行するような状況となっている。そして、図14ににおいて、a地点は第1コーナの入り口であり、b点は第1コーナの出口(コーナ抜けで、直線路の入り口)であり、c点が第2コーナの入り口のやや手前の地点である。
図19のタイムチャートにおいて、a〜cは、図14に示す地点a〜地点cに対応する。図14に示す道路を走行中においては、継続して、実際のエンジン回転数が判定用エンジン回転数ERBよりも小さい状況とされている。第1コーナの入り口aに到達したt1時点までは、例えば3速による走行が行われている状態とされる。t1時点後は、コーナ中フラグがオンにされると共に(シフトアップ禁止)、コーナ抜け制御継続フラグもオンとされる。t時点を経てt3時点となったときは、b点にあるコーナ抜けのときである。このt3時点で、コーナ中フラグはオフされる一方、コーナ抜け制御継続フラグはオンのまま継続されて、シフトアップの禁止状態が維持される。
t3時点から第2コーナの入り口c付近に到達するt6時点の間においては、コーナ抜け制御継続フラグをオフするか否かが、図16に基づいて設定されるしきい値Aと図17に示すしきい値Bとアクセル一定判定用タイマ値Cとに基づいて判定される。図19の例では、コーナ抜け制御継続フラグがオフされることがないため、シフトアップの禁止が継続されたまま第2コーナへと至る状況となっている。
図20は、図19の場合に比して、1段低速の2速でもって第1コーナに入ったときのタイムチャートとなっている(図14に示す道路を走行することは図19の場合と同じ)。図20におけるt11〜t13時点は、図19におけるt1〜t3時点に対応している。また、図20におけるt16〜t18時点が、図19におけるt4〜t6時点に対応している。図20の例では、図19の場合に比して1段低速であることから、コーナ抜け後のt14時点において実際のエンジン回転数が判定用エンジン回転数ERBよりも大きくなって、その直後のt15時点においてコーナ抜け制御継続フラグがオフとされて、1回シフトアップされる(2速から3速へのシフトアップ)。このシフトアップの後、実際のエンジン回転数が大きく低下するのに伴って、t15直後の時点でもってコーナ抜け制御継続フラグが再びオンとされて、シフトアップが禁止されることになる(3速から4速へのシフトアップが禁止)。
図21は、図22に示すような道路を走行した場合のタイムチャートである(図19対応)。図22に示す道路は、1つのコーナ(図19の第1コーナ対応)を抜けた後は、直線路が長く続く状態とされている。図21において、t21〜t23時点は、図19のt1〜t3時点に対応している。また、実際のエンジン回転数は、継続して、判定用エンジン回転数ERBよりも小さいものとなっている(図19の場合と同じ)。
図21においては、コーナ抜けとなるt23時点から後は、直線路が長く続く状態となる。このため、t25時点ではコーナ抜け制御継続フラグがオフとされる状況が生じて、シフトアップが実行される、シフトアップに伴う実際のエンジン回転数の低下等により、t25時点からやや遅れて再びコーナ抜け制御継続フラグがオンされて、シフトアップが禁止されることになる。
以上実施形態について説明したが、本発明は、実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載された範囲において適宜の変更が可能である。制御の簡単化のために、例えばコーナ抜け時点から所定時間だけシフトアップ禁止を継続する場合に、この遅延時間経過前でも、実際のエンジン回転数が判定用エンジン回転数ERBよりも大きくなった時点でただちにシフトアップ禁止を解除することもできる。また、実際のエンジン回転数が判定用エンジン回転数ERBよりも小さいときに、判定用エンジン回転数ERBから実際のエンジン回転数を差し引いた偏差△rpmが小さいほど(実際のエンジン回転数が判定用エンジン回転数ERBに近いほど)、上記遅延時間を短くするようにすることもできる。シフトアップ禁止の解除を行う場合に限らず、変速特性に基づく変速制御を変更する場合に、この変速制御の変更を解除するための制御として適宜利用することができる。勿論、本発明の目的は、明記されたものに限らず、実質的に好ましいあるいは利点として表現されたものを提供することをも暗黙的に含むものである。
U:コントローラ
1:回転数センサ
2:保持センサ
3:ナビゲーション装置
4:舵角センサ
5:アクセル開度センサ
6:車速センサ
10:自動変速機

Claims (8)

  1. あらかじめ設定された変速特性に基づいて変速制御が行われる自動変速機の変速制御装置であって、
    車体に作用する横Gとコーナ半径とに基づいて、運転者の走行意図を示すパラメータとしての判定用エンジン回転数を設定する判定回転数設定手段と、
    実際のエンジン回転数を検出する回転数検出手段と、
    前記回転数検出手段で検出された実エンジン回転数と前記判定回転数設定手段で設定された判定用エンジン回転数とに基づいて、前記変速特性に基づく変速制御に優先した変速制御を行う変速制御変更手段と、
    を備え、
    前記変速制御変更手段は、前記実エンジン回転数が前記判定用エンジン回転数よりも大きいときに、シフトアップされ易いように変速制御の変更を行う、
    ことを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
  2. 請求項1において、
    コーナ走行時にシフトアップを制限するシフトアップ制限手段を備え、
    前記変速制御変更手段は、前記実エンジン回転数が前記判定用エンジン回転数よりも大きいときに、前記シフトアップ制限手段によるシフトアップの制限に優先して、シフトアップされ易いように変速制御の変更を行う、
    ことを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
  3. 請求項2において、
    前記シフトアップ制限手段は、アクセル開度の戻し量が第1しきい値よりも大きくなったときにシフトアップの制限を解除するように設定され、
    前記変速制御変更手段は、前記判定用エンジン回転数から前記実回転数を差し引いた偏差が小さいときは大きいときに比して、前記第1しきい値を小さい値に設定することによりシフトアップされ易くする、
    ことを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
  4. 請求項または請求項において、
    前記シフトアップ制限手段は、アクセル開度の戻し速度が第2しきい値よりも大きくなったときにシフトアップの制限を解除するように設定され、
    前記変速制御変更手段は、前記判定用エンジン回転数から前記実回転数を差し引いた偏差が小さいときは大きいときに比して、前記第2しきい値を小さい値に設定することによりシフトアップされ易くする、
    ことを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
  5. 請求項1ないし請求項のいずれか1項において、
    前記変速制御変更手段は、コーナを抜けた時点で、前記実エンジン回転数が前記判定用エンジン回転数よりも大きいときに、シフトアップされ易いように変速制御の変更を行う、ことを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
  6. 請求項において、
    アクセル開度が一定であることを判定する判定手段を備え、
    前記変速制御変更手段は、前記判定手段によってアクセル開度が一定であると判定されたことを条件にシフトアップされ易くなる制御を実行するようにされ、
    前記判定手段は、コーナを抜けた時点から所定の遅延時間だけアクセル一定であるとの判定を行わないようにされ、
    前記所定の遅延時間が、前記判定用エンジン回転数および該判定用エンジン回転数と前記実回転数との偏差をパラメータとして変更される、
    ことを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
  7. 請求項1ないし請求項のいずれか1項において、
    車体に作用する横Gとコーナ半径とをパラメータとして、前記判定用エンジン回転数を記憶した記憶手段と、
    コーナ半径を検出するコーナ半径検出手段と、
    車体に作用する横Gを検出する横G検出手段と、
    を備え、
    前記判定回転数設定手段は、前記コーナ半径検出手段で検出されるコーナ半径と前記横G検出手段で検出される横Gとを前記記憶手段に照合することにより、前記判定用エンジン回転数を決定する、
    ことを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
  8. 請求項において、
    判定回転数設定手段は、前記記憶手段に照合するコーナ半径および横Gとして、前記コーナ半径検出手段により検出されるコーナ半径のうち最小のコーナ半径および前記横G検出手段で検出される横Gのうち最大の横Gを用いる、ことを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
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