JP4603458B2 - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents

自動変速機の変速制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4603458B2
JP4603458B2 JP2005301028A JP2005301028A JP4603458B2 JP 4603458 B2 JP4603458 B2 JP 4603458B2 JP 2005301028 A JP2005301028 A JP 2005301028A JP 2005301028 A JP2005301028 A JP 2005301028A JP 4603458 B2 JP4603458 B2 JP 4603458B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shift
control
turning
accelerator opening
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005301028A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007107667A (ja
Inventor
実 久保川
雅一 貝吹
智広 大久保
和夫 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Aisin AW Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp, Aisin AW Co Ltd filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP2005301028A priority Critical patent/JP4603458B2/ja
Publication of JP2007107667A publication Critical patent/JP2007107667A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4603458B2 publication Critical patent/JP4603458B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

本発明は、例えば車輌等に搭載される自動変速機の変速制御装置に係り、詳しくは、車輌の旋回走行中に変速を禁止する自動変速機の変速制御装置に関する。
従来、車輌等に搭載される自動変速機の変速制御装置にあっては、例えば左右車輪の回転数差(偏差)によって車輌が旋回走行中であることを判定し、旋回走行中における変速を禁止することで車輌の走行安定性の確保し、更に、連続した旋回走行に対応するため、旋回走行が終了した後に所定期間変速禁止を維持する(解除しない)ことで、頻繁な変速(ビジーシフト)の防止や運転性の向上を図ったものが種々提案されている。
また、このようなものの中には、旋回走行の累積期間に基づき変速禁止期間の終了時期(即ち変速禁止を維持する期間)を決定することで、旋回走行が連続するワインディング走行にあって、頻繁な変速の防止を可能とするものが提案されている(特許文献1参照)
特開平10−231924号公報
しかしながら、上述した旋回走行の累積期間に基づき変速禁止期間の終了時期を決定するものは、例えば連続したコーナーの初めの区間にあって(例えば1つ目のコーナーと2つ目のコーナーの間が僅かに離れている場合等)変速が行われてしまう虞がある、連続したコーナーの間に直線路が介在する場合に当該直線路であっても変速が禁止された状態に維持されてしまう虞がある、連続した旋回走行が終了して直線走行に移行した後に変速禁止の解除が遅れて変速が遅れてしまう、等の問題点からドライバに違和感を与えてしまう虞があった。そのため、連続したコーナーにおいては変速禁止が維持され、かつ直線路に移行した際には直ちに変速禁止の解除が行われるものの開発が望まれていた。
そこで本発明は、変速禁止制御の解除を行うための設定時間をアクセル開度に応じて設定することを可能とし、もって上記課題を解決した自動変速機の変速制御装置を提供することを目的とするものである。
請求項1に係る本発明は(例えば図1乃至図9参照)、車輌(2)の旋回走行中を判定する旋回判定手段(31)と、
該旋回走行中を判定した際にアップシフト変速の変速禁止制御を開始すると共にダウンシフト変速は許容する変速禁止制御手段(32)と
前記旋回走行の終了を判定する旋回終了判定手段(33)と、
アクセル開度(θd)を検出するアクセル開度検出手段(23)と、
前記アクセル開度検出手段(23)により検出される前記アクセル開度(θd)に応じて、該アクセル開度(θd)が大きくなるほど短くなるように設定時間(T)を設定するタイマ設定手段(34)と、
前記旋回終了判定手段(33)により旋回走行の終了を判定した際に、前記設定時間(T)の計時(A)を開始し、該設定時間(T)に到達した際に前記変速禁止制御の解除を行う変速禁止解除制御手段(35)と、を備えた、
ことを特徴とする自動変速機の変速制御装置(1)にある。
請求項2に係る本発明は(例えば図1乃至図9参照)、前記タイマ設定手段(34)は、前記設定時間(T)到達前の前記変速禁止制御中における前記アクセル開度(θd)に応じて、前記設定時間(T)を随時変更する、
ことを特徴とする請求項1記載の自動変速機の変速制御装置(1)にある。
請求項3に係る本発明は(例えば図1乃至図9参照)、前記車輌(2)の車速(V)を検出する車速検出手段(21)を備え、
前記タイマ設定手段(34)は、前記設定時間(T)を、前記車速検出手段(21)により検出される前記車輌(2)の車速(V)に応じて、該車速(V)が高くなるほど短くなるように設定する、
ことを特徴とする請求項1または2記載の自動変速機の変速制御装置(1)にある。
請求項4に係る本発明は(例えば図1乃至図9参照)、前記タイマ設定手段(34)は、前記設定時間(T)到達前の前記変速禁止制御中における前記車速(V)に応じて、前記設定時間(T)を随時変更する、
ことを特徴とする請求項3記載の自動変速機の変速制御装置(1)にある。
請求項5に係る本発明は(例えば図1乃至図9参照)、前記車輌(2)の左右車輪(15r,15l,16r,16l)の回転数を検出する車輪回転数検出手段(22)を備え、
前記旋回判定手段(31)及び前記旋回終了判定手段(33)は、前記左右車輪(15r,15l,16r,16l)の回転数の偏差に基づき、前記旋回走行中及び前記旋回走行の終了を判定する、
ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか記載の自動変速機の変速制御装置(1)にある。
請求項に係る本発明は(例えば図1乃至図9参照)、前記旋回判定手段(31)によって前記旋回走行が判定されていない状態で、前記アクセル開度(θd)が急激に小さくなったことに基づき、前記アップシフト変速を変速禁止制御するファストオフ変速禁止制御手段(40)を備えた、
ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか記載の自動変速機の変速制御装置(1)にある。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これは、発明の理解を容易にするための便宜的なものであり、特許請求の範囲の構成に何等影響を及ぼすものではない。
請求項1に係る本発明によると、タイマ設定手段が、該アクセル開度が大きくなるほど短くなるように設定時間を設定し、変速禁止解除制御手段が、旋回走行の終了を判定した際に設定時間の計時を開始して、該設定時間に到達した際に変速禁止制御の解除を行うので、アクセル開度に応じて変速禁止制御の解除するタイミングを可変にすることができる。即ち、例えば連続したコーナーにおいて、ドライバは1つのコーナーを抜けても次のコーナーが近い場合にあまりアクセルを踏まず、また連続したコーナーを抜けた後の直線路の場合にアクセルを踏む傾向にあるので、ドライバの操作意思を反映する形で、連続したコーナーにおいては変速禁止が維持され、かつ直線路に移行した際には直ちに変速禁止の解除が行われるように制御することができ、ドライバに違和感を与えることを防ぐことができる。また、変速禁止制御手段は、アップシフト変速を変速禁止制御するので、ダウンシフト変速を許容することができ、例えば登坂路の旋回走行において車速の低下に伴うエンジン回転の過剰な低下等を防ぐことができる。
請求項2に係る本発明によると、タイマ設定手段が、設定時間到達前の変速禁止制御中におけるアクセル開度に応じて設定時間を随時変更するので、リアルタイムに設定時間を変更して変速禁止を解除するタイミングの変更を行うことができ、これによって更にドライバに違和感を与えることを防ぐことができる。
請求項3に係る本発明によると、タイマ設定手段が、設定時間を車輌の車速に応じて、該車速が高くなるほど短くなるように設定するので、アクセル開度及び車速に応じて変速禁止制御の解除するタイミングを可変にすることができる。即ち、例えばドライバは車速が高くなるほどアクセルをあまり踏まず、車速が遅くなるほどアクセルを踏む傾向にあるので、車速に応じたドライバの操作意思を反映する形で、連続したコーナーにおいては変速禁止が維持され、かつ直線路に移行した際には直ちに変速禁止の解除が行われるように制御することができ、ドライバに違和感を与えることを防ぐことができる。
請求項4に係る本発明によると、タイマ設定手段が、設定時間到達前の変速禁止制御中における車速に応じて設定時間を随時変更するので、リアルタイムに設定時間を変更して変速禁止を解除するタイミングの変更を行うことができ、これによって更にドライバに違和感を与えることを防ぐことができる。
請求項5に係る本発明によると、旋回判定手段及び旋回終了判定手段は、左右車輪の回転数の偏差に基づき、旋回走行中及び旋回走行の終了を判定することができる。
請求項に係る本発明によると、ファストオフ変速禁止制御手段が、旋回判定手段によって旋回走行が判定されていない状態で、アクセル開度が急激に小さくなったことに基づき、アップシフト変速を変速禁止制御するので、この状態から旋回走行が判定されて継続して変速禁止とされた場合、その後の直線路の走行に移行した際に変速禁止の解除が遅れると、ドライバに大きな違和感を与える虞があるが、変速禁止解除制御手段が、アクセル開度に応じて、直線路に移行した際には直ちに変速禁止の解除を行うので、ドライバに大きな違和感を与えることを防ぐことができる。
以下、本発明に係る実施の形態を図1乃至図9に沿って説明する。まず、本発明に係る自動変速機の変速制御装置(制御部)1が搭載される車輌の一例を説明する。なお、以下に説明する車輌2は、FRタイプの車輌を例として説明するが、勿論、FFタイプ、4WDタイプ、RRタイプ、或いはRFタイプの車輌であっても構わない。
図1に示すように、車輌2には、エンジン3が備えられており、該エンジン3の出力軸(クランク軸)3aが、自動変速機6のトルクコンバータ4を介して、該自動変速機6の変速機構5に接続されている。エンジン3からの回転は、該変速機構5において、詳しくは後述する制御部1の変速制御手段30からの指令に基づき変速されて、出力軸5aから出力される。
該変速機構5の出力軸5aは、プロペラシャフト7を介してディファレンシャル装置8に接続されており、該ディファレンシャル装置8によってプロペラシャフト7の回転が差回転を許容しつつ左右アスクルシャフト9,9に分配され、左右後輪16r,16lに伝達される。また、一方の左右前輪15r,15lは、不図示のハンドル操作に応じて操舵可能となっていると共に、車体に対して回転自在に支持された従動輪となっている。
なお、本発明において自動変速機6は、多段変速を行う有段式自動変速機であっても、無段変速を行う無段式自動変速速機であってもよく、更にはモータジェネレータを備えたハイブリッド車輌用の自動変速機であってもよく、つまり変速を行うものであればどのような自動変速機であってもよい。
一方、不図示の運転席には、アクセルペダル11が配設されており、また、インテーク・マニホールド3b内には、スロットル弁10が配設されており、該アクセルペダル11の踏込み角度に応じて該スロットル弁10が開閉制御される。つまり、エンジン3の出力は、アクセルペダル11の踏込み量によって調整されるように構成されている。
また、詳しくは後述する制御部1には、出力回転数(車速)検出センサ21、車輪回転数検出センサ22、アクセル開度検出センサ23、ブレーキ作動検出センサ24、エンジン回転数検出センサ25、タービン回転数検出センサ26等の各種センサが接続されている。
上記出力回転数検出センサ21は、上記変速機構5の出力軸5aの回転を検出するセンサであり、例えば自動変速機6内に配設されている。該出力回転数検出センサ21により検出された出力軸5aの回転数からは、後輪16r,16lの外径やディファレンシャル装置8のギヤ比に基づき、車輌2の車速V[km/h](以下、単位は省略する)を検出することが可能である。上記車輪回転数検出センサ22は、各前後左右の車輪15r,15l,16r,16lの回転を検出するセンサであり、例えば車輪のロータに隣接配置されている。上記アクセル開度検出センサ23は、アクセルペダル11の踏込み角度を検出し、アクセル開度θd[%](以下、単位は省略する)を検出するセンサである。また同様に、ブレーキ作動検出センサ24は、不図示のブレーキペダルの踏込み角度を検出し、該踏込み角度に基づきブレーキの作動状態を検出するセンサである。上記エンジン回転数検出センサ25は、エンジン3の出力軸3aの回転を検出するセンサであり、例えば出力軸3aに隣接配置されている。そして、上記タービン回転数検出センサ26は、トルクコンバータ4のタービンランナ(即ち変速機構5の入力軸)の回転を検出するセンサであり、例えば自動変速機6内に配設されている。
続いて、本発明の要部となる制御部1について説明する。該制御部1には、変速マップGmapを有する変速制御手段30と、旋回判定手段31と、変速禁止制御手段32と、旋回終了判定手段33と、タイマ設定手段34と、変速禁止解除制御手段35と、旋回判定マップSmapと、左右輪偏差演算手段36と、旋回終了マップFmapと、解除時間マップTmapと、ファストオフ変速禁止制御手段40とが備えられて構成されている。
上記変速制御手段30は、例えば車輌2が直線路を走行している状態にあっては、例えば図2(d)に示すような変速マップGmapを参照し、アクセル開度検出センサ23により検出されるアクセル開度θdと、出力回転数検出センサ21により検出される車速Vとに基づきアップシフト変速点又はダウンシフト変速点を判断して、それに基づき自動変速機6の変速機構5に指令を送り、該変速機構5のアップシフト変速制御又はダウンシフト変速制御を行う。
ついで、本発明に係る旋回走行(以下、「コーナー走行」ともいう)における制御に沿って上記制御部1の各手段を説明する。
本発明に係る制御部1においては、例えばシフトレンジがDレンジである状態で、図3に示すように、コーナー進入・継続判定制御(S1)、コーナー制御(S2)、及びコーナー脱出判定制御(S3)からなるメイン制御が常に行われている。
まず、車輌2が略直線走行である場合について以下に説明する。上記コーナー進入・継続判定制御(S1)が開始されると(S1−1)、図4に示すように、まず、上記左右輪偏差演算手段36が、車輪回転数検出センサ22により検出される例えば右前輪15r及び左後輪16lの回転数、或いは左前輪15l及び右後輪16rの回転数に基づき、現在の車輌2の走行状態における左右輪回転数の偏差[%](以下、単位は省略すると共に、「現在の左右輪偏差」という)を算出する(S1−2)。次に、上記出力回転数検出センサ21により出力軸5aの回転数を検出し、該回転数から車輌2の車速Vを検出する(S1−3)。
つづいて、旋回判定手段31は、図2(a)に示す旋回判定マップSmapを参照し、上記現在の左右輪偏差と車速Vとに基づき、該現在の左右輪偏差が該旋回判定マップSmapにおける車速Vに対応した偏差以上であるか否かを判定する(S1−4)。例えば車輌2が略直線走行であって、現在の左右輪偏差が旋回判定マップSmapの偏差未満である際は(S1−4のNo)、つまり左右輪回転数の差が小さいので、旋回走行として判定されず、そのままステップS1−6に進んで、当該コーナー進入・継続判定制御を終了する。
この状態で、図3及び図5に示すように、コーナー制御(S2)が行われても(S2−1)、コーナー判定フラグがOFFであるため(S2−2のNo)、当該コーナー制御をそのまま終了し(S2−4)、また、図3及び図6に示すように、コーナー脱出判定制御(S3)が行われても(S3−1)、上記現在の左右輪偏差が、図2(b)に示す旋回終了判定マップFmapの車速Vに対応した偏差よりも小さい場合は(S3−2のNo)、そのままステップS3−5に進み、当該コーナー脱出判定制御を終了する。
なお、上記ステップS3−2において、現在の左右輪偏差が旋回判定マップSmapの偏差未満であって、かつ旋回終了判定マップFmapの偏差以上である場合は(S3−2のYes)、ステップS3−3に進み、図7に示すコーナー制御継続判定制御が行われるが(S3−3−1)、コーナー判定フラグがOFFであり(S3−3−2のNo)、詳しくは後述するタイマ設定手段34が解除時間T[ms](以下、単位は省略する)を0とし(S3−3−5)、タイマAが設定時間Tよりも大きな値となるので(S3−3−6)、当該コーナー制御継続判定制御もそのまま終了する(S3−3−8)。
このように車輌2が略直線走行である場合は、変速禁止に関する制御が特に行われず、変速制御手段30は、上述の通り、変速マップGmapに基づきアップシフト変速制御或いはダウンシフト変速制御を行いつつ自動変速機6の変速機構5を変速制御する。
ついで、本発明の要部となる車輌2が旋回(コーナー)走行の状態となった場合について説明する。上述のように、コーナー進入・継続判定制御(S1)において、左右輪偏差演算手段36が現在の左右輪回転数の偏差を算出し(S1−2)、車速Vを検出した後(S1−3)、旋回判定手段31が、現在の左右輪偏差が旋回判定マップSmapの偏差以上であることを判定すると(S1−4)、車輌2が旋回走行中であることを判定する。すると、変速禁止制御手段32が、コーナー判定フラグをONにした後(S1−5)、制御部1がコーナー進入・継続判定制御を終了する(S1−6)。
つづいて、コーナー制御(S2)において、コーナー判定フラグがONであるので(S2−2のYes)、変速禁止制御手段32が、変速制御手段30に指令し、該変速制御手段30におけるアップシフト変速制御を禁止した後(S2−3)、制御部1がコーナー制御を終了する(S2−4)。
その後は、コーナー脱出判定制御(S3)において、旋回終了判定手段33が、左右輪偏差演算手段36により算出された現在の左右輪偏差(S1−2参照)が旋回終了マップFmapの偏差以下になるまで、ステップS1〜S3を繰り返して行う形で待機し、例えば車輌2の旋回走行が終わりに近づき、現在の左右輪偏差が旋回終了マップFmapの偏差以下になると(S3−2のYes)、旋回走行の終了を判定し、ステップS3−3のコーナー制御継続判定制御に進む。
図7に示すように、コーナー制御継続判定制御においては(S3−3−1)、上述のようにコーナー判定フラグがONであるので(S3−3−2のYes)、まず、変速禁止解除制御手段35がタイマAを0に初期化し(S3−3−3)、該タイマAの計時(カウント)を開始する(S3−3−4)。つづいてタイマ設定手段34が、上記出力回転数検出センサ21の検出に基づき車輌2の車速Vを検出すると共に、アクセル開度センサ23の検出によりアクセル開度θdを検出し、それら車速Vとアクセル開度θdとに基づき、図2(c)に示す解除時間マップTmapを参照して、解除時間(設定時間)Tを選択する形で決定する。なお、車速Vやアクセル開度θdが、例えば図2(c)に示す解除時間マップTmapにおける各データの中間にある場合は、該解除時間マップTmapのデータ間を線形補完する形で、詳細な解除時間Tを決定する。
つづいて、変速禁止解除制御手段35は、タイマAが解除時間Tを越えたか否か判定し、超えていない場合は(S3−3−6のNo)は、そのままコーナー制御継続判定を終了して(S3−3−8)、ステップS3−3−1にリターンし、タイマAが解除時間Tを越えるまで繰り返す。これにより、上記ステップS3−3−5が繰り返し行われ、タイマ設定手段34が、アクセル開度θdと車速Vとに基づき随時解除時間Tを変更することになる。
そして、変速禁止解除制御手段35が、タイマAが解除時間Tを越えたことを判定すると(S3−3−6のYes)、変速制御手段30に指令する形で、アップシフト変速制御の禁止を解除する。これにより、例えば変速制御手段30が変速マップGmapに基づきアップシフト変速を判断する状態であると、アップシフト変速が行われることになる。なお、勿論であるが、変速制御手段30が変速マップGmapに基づきアップシフト変速を判断していない場合は、変速は行われない。
その後、制御部1は、図6及び図7に示すように、コーナー制御継続判定制御(S3−3−8)を終了して、図6に示すようにコーナー判定フラグをOFFに戻し(S3−4)、図3及び図6に示すように、コーナー脱出判定制御を終了する(S3−5)。この後は、次の旋回走行が旋回判定手段31により判定されるまで(S1−4参照)、上述の直線走行における制御に戻ることになる。
ついで、以上説明した制御部1の制御の具体的な実施例を図8及び図9に沿って説明する。図8に示すように、例えば車輌2が直線走行中であると、左右輪偏差が略0であり、ドライバによりアクセルペダル11が踏み込まれた状態で、アクセル開度θdが大きな状態である。この状態から、例えばコーナーが近づくと、ドライバがアクセルペダル11を緩め、アクセル開度θdが小さくなり、そして、車輌2の旋回走行が始まると、左右輪偏差が増加していく。
すると、例えば時点t1において、旋回判定手段31が、車速Vに応じた左右輪偏差が旋回判定マップSmapの偏差を超えたことを判定すると(S1−4)、車輌2が旋回走行中であることを判定する。またこの際、変速禁止制御手段32は、変速制御手段30に対してアップシフト変速の禁止を指令する(S2−3)。
その後、例えば降坂路等で車速Vが上昇する(高くなる)と、例えば時点t2において、変速制御手段30が変速マップGmapに基づきアップシフト変速の判断を行うが、上記変速禁止制御手段32による変速禁止の指令を受けて、自動変速機6には変速指令を行わず、つまりアップシフト変速が禁止された状態となる。
つづいて、車輌2がコーナーを進行し、旋回走行が終わりに近づくと、左右輪偏差が小さくなっていき、また、ドライバによりアクセルペダル11の踏込みが開始される。この際、ドライバは、コーナーの脱出後の道路状況を視認することができているので、例えばコーナー脱出後が直線路であるとケースCase2で示すようにアクセルペダル11を徐々に踏込み、アクセル開度θdを徐々に大きくしていき、また、例えばコーナー脱出後が長い直線路であるとケースCase1で示すようにアクセルペダル11を大きく踏込み、アクセル開度θdを急激に大きくしていき、反対に、例えばコーナー脱出後に直ぐに次のコーナーである(即ち連続コーナーである)とケースCase3で示すようにアクセルペダル11を僅かにしか踏まず、アクセル開度θdをあまり大きくしない。
そして、例えば時点t3において、旋回終了判定手段33が、左右輪偏差が旋回終了マップFmapの偏差よりも小さくなったことを判定し(S3−2のYes)、旋回走行の終了を判定すると、それを受けて、変速禁止解除制御手段35がタイマAを0に初期化すると共に計時を開始する(S3−3−3、S3−3−4)。また、タイマ設定手段34が、車速Vとアクセル開度θdに応じて解除時間マップTmapを参照しつつ、解除時間Tを随時その時点の車速Vとアクセル開度θdに応じて設定する(S3−3−5)。
即ち、例えば上記ケースCase1のようにアクセルペダル11が大きく踏込まれ、アクセル開度θdが大きくなると、解除時間マップTmapに基づき解除時間Tで示すように解除時間Tが少なくなるように随時選択され、タイマAの計時が一定であるため、変速禁止解除制御手段35による変速禁止の解除判定が時点t4のように早くなる。
また、例えば上記ケースCase2のようにアクセルペダル11がゆっくり踏込まれ、アクセル開度θdが徐々に大きくなると、解除時間マップTmapに基づき解除時間Tで示すように解除時間Tが緩やかに少なくなるように随時選択され、タイマAの計時が一定であるため、変速禁止解除制御手段35による変速禁止の解除判定が時点t4のようになる。
更に、例えば上記ケースCase3のようにアクセルペダル11があまり踏込まれず、アクセル開度θdが小さいままであると、解除時間マップTmapに基づき解除時間Tで示すように解除時間Tが大きくなるように随時選択され、タイマAの計時が一定であるため、変速禁止解除制御手段35による変速禁止の解除判定が時点t4のように遅くなる。
このように制御されることにより、例えば図9に示すような所謂S字コーナーを車輌2が走行する場合は、コーナー(Corner)Aに進入していくと、ポイントP1を通過する辺りで、旋回判定手段31が左右輪偏差に基づき旋回走行を判定し(S1−4)、変速禁止制御手段32によって変速制御手段30によるアップシフト変速が禁止される(S2−3)。
続いて、車輌2がコーナーAを脱出し、短い直線路(Short straight)となる近傍であるポイントP2を通過する辺りで、旋回終了判定手段33が、左右輪偏差に基づき旋回走行の終了を判定し(S3−2)、変速禁止解除制御手段35によってタイマAの計時を開始して(S3−3−4)、タイマ設定手段34によって解除時間Tが車速Vとアクセル開度θdに基づき随時設定される。
この際、ドライバは、次のコーナーBを視認しており、例えば図8に示すケースCase3のようにアクセルペダル11をあまり踏まないため、変速禁止解除制御手段35による変速禁止の解除判定が遅くなって、例えばポイントP3のような位置となる。すると、そのポイントP3を通過する前に、車輌2がコーナーBに進入して、旋回判定手段31が、左右輪偏差に基づき再び旋回走行中であることを判定し、そのままコーナー判定フラグがONとされ、変速禁止制御手段32によるアップシフト禁止の状態が維持される。このように、連続したコーナーにあっては、アップシフト禁止の状態が維持されるため、所謂ビジーシフトが防止されると共に車輌の走行安定性も維持される。
なお、この際は、タイマ設定手段34が解除時間Tを初期化すると共に、変速禁止解除制御手段35がタイマAの計時も初期化し、つまりポイントP3における変速禁止の解除判定は無くなる。
ついで、車輌2がコーナーBを脱出し、長い直線路(Long straight)となる近傍であるポイントP5を通過する辺りで、再度、旋回終了判定手段33が、左右輪偏差に基づき旋回走行の終了を判定し(S3−2)、変速禁止解除制御手段35によってタイマAの計時を開始して(S3−3−4)、タイマ設定手段34によって解除時間Tが車速Vとアクセル開度θdに基づき随時設定される。
この際のドライバは、長い直線路(Long straight)を視認しており、例えば図8に示すケースCase1のようにアクセルペダル11を大きく踏み込むため、変速禁止解除制御手段35による変速禁止の解除判定が早くなって、例えばポイントP6のような位置となる。このように、アクセル開度θdが大きいことに基づきドライバの操作意思を反映する形で、直ちに変速禁止の解除判定を行うため、ドライバに違和感を与えないようにすることができる。
ところで、近年、ドライバが、車輌がコーナーに進入する前にアクセルペダル11を放し、自然開放する傾向にあり、また、アクセル開度θdが急激に開放されると、変速マップに基づきアップシフト判断が生じやすいことから(図2(d)参照)、アクセル開度θdが急激に開放された場合に、例えばコーナーが近いと予期して、アップシフト変速を禁止するファストオフ変速禁止制御を行うものが提案されている(例えば特公表2004−513313号公報参照)
本自動変速機の変速制御装置1は、図1に示すように、上記ファストオフ変速禁止制御を行うファストオフ変速禁止制御手段40を備えており、アクセル開度センサ23により検出されるアクセル開度θdに基づき、アクセルペダル11の急激な(自然)開放を検出した際に、変速制御手段30にアップシフト変速を禁止するように構成されている。
これにより、ファストオフ変速禁止制御手段40が、例えば図9に示すようなコーナーAに侵入する前のポイントP0を通過する辺りで、アクセル開度θdが急激に小さくなったことを検出すると、アクセル開度θdが小さくなることによって変速マップGmapに基づきアップシフト変速の判断がなされる変速制御手段30にアップシフト変速制御の禁止を指令し、自動変速機6のアップシフト変速が禁止される。その後は、例えばポイントP1を通過する辺りで、旋回判定手段31が車輌2の旋回走行を判定して、変速禁止制御手段32が引き続きアップシフト変速の禁止を変速制御手段30に指令して、そのまま旋回走行中のアップシフト変速が禁止される。
このようなファストオフ変速禁止制御手段40によるアップシフト変速の禁止があった場合は、特に旋回走行中において、本来はアップシフト変速されている走行状態でアップシフト変速が禁止されている状態となるので、直線路に移行(進入)したら直ちにアップシフト変速を行うことが好ましい。このような場合でも、上述のように本発明においては、アクセル開度θdが大きくされたことに応じて、直線路に移行したら直ちにアップシフト変速の禁止が解除されるので、ドライバに違和感を与えることを防ぐことができる。
なお、以上の説明においては、変速制御手段30によるアップシフト変速制御の禁止を行うものとして説明したが、これは、ダウンシフト変速を禁止すると、例えば登坂路等の走行により車速Vが低下し過ぎた際に、エンジン回転の過剰な低下によりエンジンストップやノッキング等を生じる虞があるため、車速Vの低下に伴うダウンシフト変速を許容する必要があるからである。しかしながら、所定の車速まで低下しない限り、上述のような問題が生じないので、所定範囲の基準を設けて、ダウンシフト変速の禁止も行うようにしてもよく、これにより、旋回走行中の車輌2の安定性を更に増すことができる。
以上のように本発明に係る自動変速機の変速制御装置1によると、タイマ設定手段34が、該アクセル開度θdが大きくなるほど短くなるように設定時間Tを設定し、変速禁止解除制御手段35が、旋回走行の終了を判定した際に設定時間Tの計時を開始して、該設定時間Tに到達した際に変速禁止制御の解除を行うので、アクセル開度θdに応じて変速禁止制御の解除するタイミングを可変にすることができる。即ち、例えば連続したコーナーにおいて、ドライバは1つのコーナーを抜けても次のコーナーが近い場合にあまりアクセルペダル11を踏まず、また連続したコーナーを抜けた後の直線路の場合にアクセルペダル11を踏む傾向にあるので、ドライバの操作意思を反映する形で、連続したコーナーにおいては変速禁止が維持され、かつ直線路に移行した際には直ちに変速禁止の解除が行われるように制御することができ、ドライバに違和感を与えることを防ぐことができる。
更に、タイマ設定手段34が、設定時間Tの到達前の変速禁止制御中におけるアクセル開度θdに応じて設定時間Tを随時変更するので、リアルタイムに設定時間Tを変更して変速禁止を解除するタイミングの変更を行うことができ、これによって更にドライバに違和感を与えることを防ぐことができる。
また、タイマ設定手段34が、設定時間Tを車輌2の車速Vに応じて、該車速Vが高くなるほど短くなるように設定するので、アクセル開度θd及び車速Vに応じて変速禁止制御の解除するタイミングを可変にすることができる。即ち、例えばドライバは車速Vが高くなるほどアクセルペダル11をあまり踏まず、車速Vが遅くなるほどアクセルペダル11を踏む傾向にあるので、車速Vに応じたドライバの操作意思を反映する形で、連続したコーナーにおいては変速禁止が維持され、かつ直線路に移行した際には直ちに変速禁止の解除が行われるように制御することができ、ドライバに違和感を与えることを防ぐことができる。
更に、タイマ設定手段34が、設定時間Tの到達前の変速禁止制御中における車速Vに応じて設定時間Tを随時変更するので、リアルタイムに設定時間Tを変更して変速禁止を解除するタイミングの変更を行うことができ、これによって更にドライバに違和感を与えることを防ぐことができる。
また、旋回判定手段31及び旋回終了判定手段33は、左右車輪15r,15l,16r,16lの回転数の偏差に基づき、旋回走行中及び旋回走行の終了を判定することが可能となる。
更に、変速禁止制御手段32は、アップシフト変速を変速禁止制御するので、ダウンシフト変速を許容することができ、例えば登坂路の旋回走行において車速Vの低下に伴うエンジン回転の過剰な低下等を防ぐことができる。
また、ファストオフ変速禁止制御手段40が、旋回判定手段31によって旋回走行が判定されていない状態で、アクセル開度θdが急激に小さくなったことに基づき、アップシフト変速を変速禁止制御するので、この状態から旋回走行が判定されて継続して変速禁止とされた場合、その後の直線路の走行に移行した際に変速禁止の解除が遅れると、ドライバに大きな違和感を与える虞があるが、変速禁止解除制御手段35が、アクセル開度θdに応じて、直線路に移行した際には直ちに変速禁止の解除を行うので、このような場合であっても、ドライバに大きな違和感を与えることを防ぐことができる。
なお、以上説明した本発明に係る実施の形態においては、変速禁止の解除時間をアクセル開度θdと車速Vとに基づき変更するものについて説明したが、特に車速Vを検出せずに、アクセル開度θdだけに基づき変速禁止の解除時間を変更するように構成しても本発明の範囲内である。
また、本実施の形態においては、アクセル開度センサによりアクセル開度θdを検出しているが、これに限らず、アクセルペダルの踏込み加速度等を検出し、それによって、より詳細にドライバの操作意思を反映できるように構成してもよい。
また、本実施の形態における各マップSmap,Fmap,Tmap,Gmapは、本発明の理解を容易にするための一例であって、特に数値等は、これらの値に限定されるものではない。
本発明に係る自動変速機の変速制御装置及びそれを搭載する車輌を示すブロック概念図。 各種マップの一例を示す図で、(a)は旋回判定マップを示す図、(b)は旋回終了マップを示す図、(c)は設定時間マップを示す図、(d)は変速マップを示す図。 本自動変速機の変速制御装置のメイン制御を示すフローチャート。 コーナー進入・継続判定制御を示すフローチャート。 コーナー制御を示すフローチャート。 コーナー脱出判定制御を示すフローチャート。 コーナー制御継続判定を示すフローチャート。 本自動変速機の変速制御装置の制御例を示すタイムチャート。 S字コーナーと車輌との位置関係を示す説明図。
符号の説明
1 自動変速機の変速制御装置
2 車輌
6 自動変速機
15r 車輪
15l 車輪
16r 車輪
16l 車輪
21 車速検出手段(出力回転数検出センサ)
22 車輪回転数検出手段(車輪回転数検出センサ)
23 アクセル開度検出手段(アクセル開度検出センサ)
31 旋回判定手段
32 変速禁止制御手段
33 旋回終了判定手段
34 タイマ設定手段
35 変速禁止解除制御手段
40 ファストオフ変速禁止制御手段
θd アクセル開度
T 設定時間(解除時間)
A 計時(タイマ)
V 車速

Claims (6)

  1. 車輌の旋回走行中を判定する旋回判定手段と、
    該旋回走行中を判定した際にアップシフト変速の変速禁止制御を開始すると共にダウンシフト変速は許容する変速禁止制御手段と
    前記旋回走行の終了を判定する旋回終了判定手段と、
    アクセル開度を検出するアクセル開度検出手段と、
    前記アクセル開度検出手段により検出される前記アクセル開度に応じて、該アクセル開度が大きくなるほど短くなるように設定時間を設定するタイマ設定手段と、
    前記旋回終了判定手段により旋回走行の終了を判定した際に、前記設定時間の計時を開始し、該設定時間に到達した際に前記変速禁止制御の解除を行う変速禁止解除制御手段と、を備えた、
    ことを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
  2. 前記タイマ設定手段は、前記設定時間到達前の前記変速禁止制御中における前記アクセル開度に応じて、前記設定時間を随時変更する、
    ことを特徴とする請求項1記載の自動変速機の変速制御装置。
  3. 前記車輌の車速を検出する車速検出手段を備え、
    前記タイマ設定手段は、前記設定時間を、前記車速検出手段により検出される前記車輌の車速に応じて、該車速が高くなるほど短くなるように設定する、
    ことを特徴とする請求項1または2記載の自動変速機の変速制御装置。
  4. 前記タイマ設定手段は、前記設定時間到達前の前記変速禁止制御中における前記車速に応じて、前記設定時間を随時変更する、
    ことを特徴とする請求項3記載の自動変速機の変速制御装置。
  5. 前記車輌の左右車輪の回転数を検出する車輪回転数検出手段を備え、
    前記旋回判定手段及び前記旋回終了判定手段は、前記左右車輪の回転数の偏差に基づき、前記旋回走行中及び前記旋回走行の終了を判定する、
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか記載の自動変速機の変速制御装置。
  6. 前記旋回判定手段によって前記旋回走行が判定されていない状態で、前記アクセル開度が急激に小さくなったことに基づき、前記アップシフト変速を変速禁止制御するファストオフ変速禁止制御手段を備えた、
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか記載の自動変速機の変速制御装置。
JP2005301028A 2005-10-14 2005-10-14 自動変速機の変速制御装置 Expired - Fee Related JP4603458B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005301028A JP4603458B2 (ja) 2005-10-14 2005-10-14 自動変速機の変速制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005301028A JP4603458B2 (ja) 2005-10-14 2005-10-14 自動変速機の変速制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007107667A JP2007107667A (ja) 2007-04-26
JP4603458B2 true JP4603458B2 (ja) 2010-12-22

Family

ID=38033682

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005301028A Expired - Fee Related JP4603458B2 (ja) 2005-10-14 2005-10-14 自動変速機の変速制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4603458B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9037367B2 (en) 2013-06-27 2015-05-19 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. System and method for inhibiting top gear at winding road driving

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2399682T3 (es) 2007-11-21 2013-04-02 Honda Motor Co., Ltd. Sistema de control de embrague para transmisión
US20130103241A1 (en) * 2010-06-28 2013-04-25 Honda Motor Co., Ltd Vehicle control unit and control method
JP6354730B2 (ja) * 2015-10-29 2018-07-11 マツダ株式会社 自動変速機の変速制御装置
CN110689717A (zh) * 2018-07-05 2020-01-14 上海博泰悦臻网络技术服务有限公司 调整驾驶行为的方法及车辆
CN114922967B (zh) * 2022-04-22 2023-10-20 一汽奔腾轿车有限公司 一种通过延时升挡提升车辆加速响应的控制方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0481066B2 (ja) * 1985-01-09 1992-12-22 Hino Motors Ltd
JPH08159278A (ja) * 1994-12-01 1996-06-21 Unisia Jecs Corp 自動変速機の変速制御装置
JPH09112678A (ja) * 1995-10-12 1997-05-02 Toyota Motor Corp 自動変速機の制御装置
JP2607121B2 (ja) * 1988-04-28 1997-05-07 マツダ株式会社 自動変速機の制御装置
JPH10231924A (ja) * 1996-12-20 1998-09-02 Toyota Motor Corp 車両用自動変速機の変速制御装置
JP2003232442A (ja) * 2002-02-12 2003-08-22 Hino Motors Ltd 自動変速装置
JP2004513313A (ja) * 2000-11-11 2004-04-30 ツェットエフ、フリードリッヒスハーフェン、アクチエンゲゼルシャフト 自発的な燃料/ペダルオフ時の自動車の自動変速機を制御する方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0481066B2 (ja) * 1985-01-09 1992-12-22 Hino Motors Ltd
JP2607121B2 (ja) * 1988-04-28 1997-05-07 マツダ株式会社 自動変速機の制御装置
JPH08159278A (ja) * 1994-12-01 1996-06-21 Unisia Jecs Corp 自動変速機の変速制御装置
JPH09112678A (ja) * 1995-10-12 1997-05-02 Toyota Motor Corp 自動変速機の制御装置
JPH10231924A (ja) * 1996-12-20 1998-09-02 Toyota Motor Corp 車両用自動変速機の変速制御装置
JP2004513313A (ja) * 2000-11-11 2004-04-30 ツェットエフ、フリードリッヒスハーフェン、アクチエンゲゼルシャフト 自発的な燃料/ペダルオフ時の自動車の自動変速機を制御する方法
JP2003232442A (ja) * 2002-02-12 2003-08-22 Hino Motors Ltd 自動変速装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9037367B2 (en) 2013-06-27 2015-05-19 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. System and method for inhibiting top gear at winding road driving

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007107667A (ja) 2007-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6626797B2 (en) Vehicular control apparatus and method for controlling automatic gear change
JP4603458B2 (ja) 自動変速機の変速制御装置
JPH02236055A (ja) 自動変速機の制御装置
JP4305498B2 (ja) 制御装置
KR101162440B1 (ko) 자동 변속기 제어 장치, 제어 방법, 및 그 방법을 실현시키는 프로그램이 기록된 기록 매체
JPS60169330A (ja) 自動変速制御装置
JP2008239130A (ja) 車両の制御装置
JPH10252885A (ja) 車両用自動変速機の変速制御装置
JP5716720B2 (ja) 車両の制御装置
JP4875027B2 (ja) 車両制御装置
JP2010077997A (ja) 自動変速機の制御装置
JP5034222B2 (ja) 車両用駆動力制御装置
JP2004347032A (ja) 変速機の変速制御装置
JP2006213133A (ja) 車両の減速制御装置
JP5161523B2 (ja) 鞍乗型車両、パワーユニットおよび無段変速機
JP2007231963A (ja) 車両用自動変速機の変速制御装置
JP3985450B2 (ja) 駆動力制御装置
JPH0581795B2 (ja)
JPH08159278A (ja) 自動変速機の変速制御装置
JP5789097B2 (ja) 自動変速機の変速制御装置
JPH06270713A (ja) 自動変速機の変速制御装置
JPH0979362A (ja) 車両用自動変速機の変速段制御装置
JP2010156358A (ja) 変速機の制御装置
JPH0454370A (ja) 自動変速機の変速制御装置
JP3946685B2 (ja) 無段変速機制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071009

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090729

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100119

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100304

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100928

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101001

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131008

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4603458

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees