JP6354554B2 - 気泡供給システムおよび給湯機 - Google Patents

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Description

本発明は、液体中に気泡を供給するシステムおよびこれを備えた給湯機に関する。
浴槽内の湯水中に気泡を供給する手法として、気泡と超音波を利用したものが特許文献1および特許文献2に開示されている。特許文献1の超音波温浴治療装置は、超音波の乱反射を持続させるために浴槽内に気泡を供給する。浴槽全体に超音波と気泡を共存させることで効果的な温浴効果を得ることができる。特許文献2の泡風呂装置は、超音波振動子が発生させた水中の気泡を加圧水により浴槽に搬送する。気泡が加圧水の圧力で潰されることで発生する超音波によって、美容効果の大きい泡風呂を提供する。
特開昭63−209655号公報 実開昭62−200327号公報
上記特許文献1の超音波温浴治療装置および上記特許文献2の泡風呂装置は、超音波による効果を得ることを目的としたものであり、気泡の効果を得ることを目的としたものではない。上記特許文献1の超音波温浴治療装置は、発生させる気泡の大きさを目的に応じて任意に調整することができない。また、上記特許文献2の泡風呂装置は、湯水中の溶存気体を超音波により気泡化させて搬送するものである。気泡発生量は溶存気体濃度に依存する。そのため、気泡を安定して供給することが難しいという課題がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものである。任意の大きさの気泡を液体中に安定して供給し、目的に応じた気泡の効果を得ることを目的とする。
本発明に係る気泡供給システムは、液体が流れる流路と、流路に設けられ、流路を流れる液体中に気泡を発生させる気泡発生装置と、気泡発生装置により発生した気泡を合一させる気泡合一装置と、気泡合一装置を制御し、気泡合一装置による合一後の気泡の大きさを調整する制御手段と、を備えたものである。
本発明によれば、任意の大きさの気泡を液体中に安定して供給し、目的に応じた気泡の効果を得ることが可能となる。
本発明の実施の形態1の気泡供給システムを備える給湯機を模式的に示す図である。 本発明の実施の形態1の給湯機が備える気泡発生装置と気泡合一装置の構成を示す図である。 本発明の実施の形態1における、洗浄動作の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1における、洗浄動作前半を示す図である。 本発明の実施の形態1における、洗浄動作後半を示す図である。 本発明の実施の形態2における、可動部および気泡合一装置を備えた浴槽アダプタを示す図である。 本発明の実施の形態2における、洗浄動作の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2における洗浄動作を示す図である。 本発明の実施の形態3における、複数の気泡合一装置が設けられた浴槽アダプタを示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。尚、各図において同一部分または相当部分は、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1における気泡供給システムを備える給湯機を示した図である。本実施の形態の給湯機は、加熱装置1、タンクユニット2、および浴槽3を備える。加熱装置1は、例えばヒートポンプサイクルを利用する。ヒートポンプサイクルは、圧縮機101、熱交換器102、膨張弁103および蒸発器104を順に、配管105で接続して構成される。加熱装置1は、例えば自然冷媒である二酸化炭素を冷媒として用いる。加熱装置1は、高圧側では臨界圧を越える状態で運転することが好ましい。
タンクユニット2は、貯湯タンク201、沸き上げ用送水ポンプ202および三方弁203を備える。貯湯タンク201としては、例えば積層式貯湯タンクが使用される。積層式貯湯タンクは、上部に高温水が、下部に低温水が温度層ごとに分離して蓄えられる。
貯湯タンク201の上部には、温水導入口204および温水導出口205が設けられる。貯湯タンク201の下部には、水導入口206および水導出口207が設けられる。水導入口206には、上水を供給する配管が接続される。水導出口207は、配管208によって温水導入口204に接続される。配管208には、水導出口207と温水導入口204との間に、沸き上げ用送水ポンプ202、熱交換器102および三方弁203が順に設けられる。貯湯タンク201内の高温水は温水導出口205から出されて使用される。
またタンクユニット2は、追い焚き用熱交換器209、追い焚き用ポンプ210、混合弁211および制御装置212を備える。追い焚き用熱交換器209は、1次側を流れる高温水と2次側を流れる浴水との間で熱交換を行う。追い焚き用熱交換器209の1次側は、タンク側追い焚き配管213によって、貯湯タンク201の上部側および下部側にそれぞれ接続される。
追い焚き用熱交換器209の2次側の流入口は、追い焚き戻り配管214によって浴槽3に接続される。追い焚き用熱交換器209の2次側の流出口は、追い焚き往き配管215によって浴槽3に接続される。
追い焚き戻り配管214には、追い焚き用熱交換器209の2次側の流入口と浴槽3との間に、追い焚き用ポンプ210と浴槽アダプタ301とが順に設けられる。追い焚き往き配管215には、追い焚き用熱交換器209の2次側の流出口と浴槽3との間に、浴槽アダプタ301が設けられる。浴槽アダプタ301は、例えば浴槽3の壁面部等に設けられる。
追い焚き用熱交換器209、追い焚き用ポンプ210、追い焚き戻り配管214、追い焚き往き配管215および浴槽アダプタ301は、追い焚き運転時における浴水の循環流路を構成している。追い焚き用ポンプ210は、浴槽3内の浴水を上記循環流路内に循環させる。
追い焚き戻り配管214には、追い焚き用ポンプ210と追い焚き用熱交換器209との間に、気泡発生装置216aおよび気泡合一装置217aが順に設けられる。気泡発生装置216aは、追い焚き戻り配管214を流れる水中に気泡を発生させる。気泡合一装置217aは、気泡発生装置216aによって発生した気泡を合一させる。
追い焚き戻り配管214には、追い焚き用ポンプ210と気泡発生装置216aの中間に、注水配管218がつながれている。注水配管218には、混合弁211が設けられる。混合弁211は、配管によって温水導出口205と接続される。また混合弁211は、上水を供給する配管と接続されている。混合弁211は、高温水と上水とを適正な比率で混合して注水配管218へ供給する。
注水配管218には、注水洗浄用気泡発生装置216bが設けられる。また注水配管218には、注水洗浄用気泡発生装置216bの下流側に注水洗浄用気泡合一装置217bが設けられる。注水洗浄用気泡発生装置216bは、注水配管218を流れる湯水中に気泡を発生させる。注水洗浄用気泡合一装置217bは、注水洗浄用気泡発生装置216bによって発生した気泡を合一させる。
本実施の形態の給湯機には、浴水中の汚れを検知する汚染検知手段として、例えば汚れセンサー302が浴槽アダプタ301に設けられる。汚れセンサー302は本例以外にも、例えば浴槽3の壁面または追い焚き戻り配管214等に設けてもよい。
浴槽3の底面には、浴水を排水するための排水口303と、排水口303を開閉する排水栓304とが設けられる。浴槽3内の浴水の排水を検知する排水検知手段として、例えば水圧センサー219が追い焚き戻り配管214に設けられる。水圧センサー219は本例以外にも、例えば浴槽3の壁面または排水口303等に設けてもよい。
本例において水圧センサー219は、浴槽3内の水位を検知する水位検知手段としても使用される。本例以外にも、例えば排水検知を行う装置と水位検知を行う装置とを、それぞれ設ける構成としてもよい。
制御装置212は、本実施の形態における給湯機の動作を制御する制御手段の一例である。制御装置212は本例以外にも、例えばタンクユニット2の外部等に設けてもよい。制御装置212は、追い焚き用ポンプ210、混合弁211、気泡発生装置216a、注水洗浄用気泡発生装置216b、気泡合一装置217a、注水洗浄用気泡合一装置217b、水圧センサー219および汚れセンサー302等と接続される。
図2に、追い焚き戻り配管214に設けられた気泡発生装置216aおよび気泡合一装置217aの構成の一例を示す。気泡合一装置217aは、気泡発生装置216aの下流側に設けられる。気泡発生装置216aは、不可視で液体に溶解していない極めて微細な気泡を液体中に発生させる。気泡合一装置217aは、微細な気泡を含んだ液体に超音波を照射することによって液体中の気泡を合一させる。
気泡合一装置217aは、例えば図2に示すように、流路となす角が鋭角である配管に設けられる。超音波照射方向が流路と平行に近くなることによって、超音波照射による流路損傷および異音発生を抑制することができる。
注水配管218に設けられた注水洗浄用気泡発生装置216bおよび注水洗浄用気泡合一装置217bも同様の構成である。例えば注水洗浄用気泡合一装置217bは、注水洗浄用気泡発生装置216bの下流側に設けられる。また一例として、注水洗浄用気泡合一装置217bは、流路となす角が鋭角である配管に設けられる。
次に、本実施の形態の給湯機における貯湯タンク201に湯を貯める動作について説明する。貯湯タンク201の下部に設けられた水導出口207からの水は、沸き上げ用送水ポンプ202によって配管208を流れる。配管208を流れる水は、熱交換器102内を通って加熱される。加熱された高温水は、配管208を流れて三方弁203を通り、温水導入口204から貯湯タンク201内に供給される。
次に、本実施の形態の給湯機における追い焚き動作について説明する。貯湯タンク201の上部側から高温水が取り出される。取り出された高温水は、タンク側追い焚き配管213を流れる。タンク側追い焚き配管213を流れる高温水は、追い焚き用熱交換器209の1次側を通る。追い焚き用熱交換器209の1次側を通る高温水は、追い焚き用熱交換器209の2次側を流れる浴水を加熱する。浴水を加熱した後の水は、タンク側追い焚き配管213を流れ、貯湯タンク201の下部側に戻される。
浴槽3内の浴水は、追い焚き用ポンプ210によって、追い焚き戻り配管214内を流れる。追い焚き戻り配管214を流れる浴水は、追い焚き用熱交換器209の2次側に流入する。追い焚き用熱交換器209の2次側に流入した浴水は、追い焚き用熱交換器209の1次側を流れる高温水によって加熱される。加熱された浴水は、追い焚き用熱交換器209の2次側から流出する。流出した浴水は、追い焚き往き配管215を流れ、浴槽3内に戻される。
次に、本実施の形態の給湯機における洗浄動作について説明する。図3は、本動作における制御装置212の処理手順を示したフローチャートである。排水栓304が開けられると、浴槽3内の浴水が排水口303から排水される。浴水が排水されると排水に伴って、水圧センサー219によって検知される水圧が徐々に低下する。これにより、水圧センサー219が浴水の排水を検知する(ステップS1)。
制御装置212は、ステップS1で水圧センサー219が排水を検知すると、追い焚き用ポンプ210を駆動させる。図4は、追い焚き用ポンプ210駆動時における浴水の流れを示したものである。浴槽3内の浴水は、追い焚き用ポンプ210が駆動すると、上述したように図4中の矢印に従って循環流路を循環する(ステップS2)。
制御装置212は、ステップS2で追い焚き用ポンプ210を駆動させると、気泡発生装置216aを動作させる。気泡発生装置216aは、追い焚き戻り配管214を流れる浴水中に気泡を発生させる。気泡発生装置216aの動作は、制御装置212によって任意に制御される(ステップS3)。
制御装置212は、ステップS3で気泡発生装置216aを動作させると同時に、気泡合一装置217aを動作させる。気泡合一装置217aは、追い焚き戻り配管214を流れる浴水中に超音波を照射する。気泡合一装置217aが照射する超音波の周波数および出力は、制御装置212によって任意に制御される(ステップS4)。
気泡発生装置216aが浴水中に発生させた気泡は、気泡合一装置217aが照射した超音波によって合一される。合一された気泡は、元の気泡より大きくなる。気泡を含んだ浴水は、追い焚き往き配管215を流れる。追い焚き往き配管215を流れる気泡を含んだ浴水は、浴槽アダプタ301を介して浴槽3に供給される。浴槽3に供給された気泡を含んだ浴水は、浴槽アダプタ301から追い焚き戻り配管214に取り込まれる。このように、気泡を含んだ浴水は図4中の矢印に従って循環する。
循環する浴水中に含まれる気泡は、追い焚き戻り配管214、追い焚き往き配管215および浴槽3の汚れを吸着除去する。また、循環する浴水中に含まれる気泡によって、追い焚き戻り配管214、追い焚き往き配管215および浴槽3への汚れの付着が防止される。浴水の排水および循環は継続され、引き続き洗浄動作が行われる。
汚れセンサー302は、浴槽3内の浴水が循環すると、浴水中の汚れを検知する。制御装置212は、汚れセンサー302が検知する汚れに応じて、例えば気泡発生装置216aに発生させる気泡の量を制御する。また制御装置212は、汚れセンサー302が検知する汚れに応じて、例えば気泡合一装置217aに照射させる超音波の周波数および出力を制御する。
浴槽3内の浴水が排水されると、水位が低下する。水位が低下すると、水圧センサー219によって検知される水圧が低下する。水圧が低下して規定値に達すると、水圧センサー219は浴水面が規定水位に達したことを検知する。浴槽3内の水位がある一定の水位より低下すると、浴水を循環させることができなくなる。このため本例では、例えば浴槽アダプタ301の直上を規定水位とする。規定水位は本例以外にも、別途任意に設定してよい(ステップS5)。
制御装置212は、ステップS5で水圧センサー219が浴槽アダプタ301の直上に浴槽3内の水位が達したことを検知すると、追い焚き用ポンプ210を停止させる。追い焚き用ポンプ210が停止すると、浴水の循環が停止する(ステップS6)。
制御装置212は、ステップS6で追い焚き用ポンプ210を停止させると、混合弁211に湯水の注水を行わせる。図5は、混合弁211による注水時における湯水の流れを示したものである。混合弁211が湯水を注水すると、湯水は図5中の矢印に従い、注水配管218を通り、追い焚き戻り配管214および追い焚き往き配管215を流れる(ステップS7)。
制御装置212は、ステップS7で混合弁211に湯水を注水させると、注水洗浄用気泡発生装置216bを動作させる。注水洗浄用気泡発生装置216bは、注水配管218を流れる湯水中に気泡を発生させる。注水洗浄用気泡発生装置216bの動作は、制御装置212によって任意に制御される(ステップS8)。
制御装置212は、ステップS8で注水洗浄用気泡発生装置216bを動作させると同時に、注水洗浄用気泡合一装置217bを動作させる。注水洗浄用気泡合一装置217bは、注水配管218を流れる湯水中に超音波を照射する。注水洗浄用気泡合一装置217bが照射する超音波の周波数および出力は、制御装置212によって任意に制御される(ステップS9)。
注水洗浄用気泡発生装置216bが発生させた気泡は、注水洗浄用気泡合一装置217bが照射した超音波によって合一される。合一された気泡は、元の気泡より大きくなる。注水配管218から供給される気泡を含んだ湯水の一部は、追い焚き用熱交換器209および追い焚き往き配管215を流れる。追い焚き往き配管215を流れる気泡を含んだ湯水は、浴槽アダプタ301を介して浴槽3に供給される。浴槽3に供給された湯水は排水口303から排水される。
また注水配管218から供給される気泡を含んだ湯水の他の一部は、追い焚き用ポンプ210および追い焚き戻り配管214を流れる。追い焚き戻り配管214を流れる気泡を含んだ湯水は、浴槽アダプタ301を介して浴槽3に供給される。浴槽3に供給された湯水は排水口303から排水される。制御装置212は、例えば一定時間後に混合弁211からの注水を停止させる。
注水配管218から供給される湯水に含まれる気泡は、追い焚き用熱交換器209、追い焚き用ポンプ210、追い焚き戻り配管214および追い焚き往き配管215の汚れを吸着除去する。また、注水配管218から供給される湯水に含まれる気泡によって、追い焚き用熱交換器209、追い焚き用ポンプ210、追い焚き戻り配管214および追い焚き往き配管215への汚れの付着が防止される。
本実施の形態の給湯機であれば、浴槽3からの排水と同時に自動で配管および浴槽3を洗浄することができる。上記した洗浄動作では、例えば周波数1MHzの超音波によって気泡を合一させることで、洗浄効果を有する多量の気泡を供給することができる。これにより、配管内、浴槽壁面および浴槽底面に付着している皮脂汚れを効率よく除去することができる。
また他の例として、気泡を浴水中に供給することにより、温浴効果および肌活性効果を促進することができる。本例で示した洗浄動作以外にも、例えば排水を行わずに、温浴効果および肌活性効果を有する気泡を浴槽3内の浴水中に供給してもよい。
気泡が有する効果は、その気泡の大きさに依存する。例えば皮脂汚れを除去したい場合には、直径100μm程度の気泡が効果的である。また他の例として、温浴効果および肌活性効果を得たい場合には、直径10μm以下の気泡が効果的である。
気泡合一装置が照射する超音波の周波数は、10KHz〜10MHzの間で調整することで、所望の効果を有する気泡を供給することができる。超音波の周波数に応じて、合一後の気泡の大きさは異なる。超音波の周波数が低い場合には、汚れを除去する効果を有する直径100μm程度の気泡の供給に適する。超音波の周波数が高い場合には、温浴効果および肌活性効果を有する直径10μm以下の気泡の供給に適する。また超音波の出力を大きくすることによって、さらに直径の大きな気泡を供給することができる。
本発明の気泡供給システムを備えた給湯機であれば、異なる気泡発生装置を複数設けることなく、所望の効果を有する任意の大きさの気泡を使い分けることができる。また本発明の気泡供給システムを備えた給湯機は、専用の浴槽および施工工事を必要とせず、コストを削減することができる。
また液体中に含まれる微細な気泡は皮脂汚れだけでなく、例えば加工切削部品に付着した加工油を除去することができる。加工油を除去したい場合には、直径100μm程度の気泡が効果的である。本例で示した給湯機以外にも、例えば部品洗浄装置に本発明の気泡供給システムを設けてもよい。
超音波を照射する液体中に含まれる気泡は、小さいほど効果的に合一させることができる。具体的には、サブミクロン以下の極めて微細な気泡を含んだ液体中に超音波を照射するのがよい。超音波によって極めて微細な気泡は合一され、所望の効果を有する数μm〜500μmの気泡となる。
本発明の気泡供給システムは、気泡発生装置と気泡合一装置とをそれぞれ設けることによって、液体の溶存ガスの状態に依存せずに、任意の大きさの気泡を安定して液体中に供給することができる。気泡発生装置は、液体が流れる流路のどこに設置してもよい。
実施の形態2.
次に、本発明の実施の形態2における気泡供給システムを備える給湯機について説明する。本実施の形態の給湯機の構成は、実施の形態1と同様に、図1に示される。貯湯タンク201に湯を貯める動作および追い焚き動作等、給湯機の基本的な動作は実施の形態1と同様である。実施の形態1では、気泡合一装置は配管を流れる湯水に超音波を照射する例を示したが、超音波を照射する位置は微細な気泡を含む湯水のどこでもよい。例えば本実施の形態では、浴槽3内に超音波を照射して、浴槽3内の浴水に含まれる気泡を合一させる例を示す。
図6は、本実施の形態における浴槽アダプタ301を示したものである。浴槽アダプタ301は、浴槽アダプタ吐出口305、浴槽アダプタ吸込口306および浴槽アダプタ可動部307を備える。浴槽アダプタ可動部307は、上下左右に動くことができる。浴槽アダプタ可動部307には、浴槽アダプタ気泡合一装置308aが設けられる。
浴槽アダプタ気泡合一装置308aは、浴槽3内に超音波を照射することによって、浴水中の気泡を合一させる。浴槽アダプタ気泡合一装置308aは、例えば超音波振動子にホーン状開口部を設けた構造を有し、超音波の照射方向の指向性を高める構造になっている。浴槽アダプタ気泡合一装置308aは、浴槽アダプタ可動部307が上下左右に動くことにより、浴槽3内の任意の位置に超音波を照射することができる。
次に、本実施の形態の給湯機における洗浄動作について説明する。図7は、本動作における制御装置212の処理手順を示したフローチャートである。排水栓304が開けられると、浴槽3内の浴水が排水口303から排水される。浴水が排水されると排水に伴って、水圧センサー219によって検知される水圧が徐々に低下する。これにより、水圧センサー219が浴水の排水を検知する(ステップS10)。
制御装置212は、ステップS10で水圧センサー219が排水を検知すると、追い焚き用ポンプ210を駆動させる。図8は、追い焚き用ポンプ210駆動時における浴水の流れを示したものである。浴槽3内の浴水は、追い焚き用ポンプ210が駆動すると、上述したように図8中の矢印に従って循環流路を循環する(ステップS20)。
制御装置212は、ステップS20で追い焚き用ポンプ210を駆動させると、気泡発生装置216aを動作させる。気泡発生装置216aは、追い焚き戻り配管214を流れる浴水中に気泡を発生させる。気泡発生装置216aの動作は、制御装置212によって任意に制御される。気泡発生装置216aによって発生した気泡を含んだ浴水は、追い焚き往き配管215を流れる。追い焚き往き配管215を流れる気泡を含んだ浴水は、浴槽アダプタ301を介して浴槽3に供給される(ステップS30)。
制御装置212は、ステップS30で気泡発生装置216aを動作させると、浴槽アダプタ気泡合一装置308aを動作させる。浴槽アダプタ気泡合一装置308aは、浴槽3の壁面および底面全体に超音波を照射する。浴槽アダプタ気泡合一装置308aが照射する超音波の周波数、出力および照射方向は、制御装置212によって任意に制御される(ステップS40)。
浴槽3に供給される浴水中の気泡は、浴槽アダプタ気泡合一装置308aが照射した超音波によって合一される。合一された気泡は元の気泡より大きくなる。合一後の気泡は、浴槽3の壁面および底面に付着した汚れを吸着除去する。また合一後の気泡によって、浴槽3の壁面および底面への汚れの付着が防止される。気泡を含んだ浴水の一部は、循環流路を循環する。
浴水の排水および循環は継続され、引き続き洗浄動作が行われる。浴槽3内の水位が規定水位に達した後の動作は、実施の形態1と同様である。
浴槽3の壁面および底面に付着した皮脂汚れは、合一後の気泡に吸着されて水面に浮上する。浮上した汚れは、排水口303から除去される。浴水中の気泡は、主に超音波が照射される浴槽3の壁面および底面の近傍で合一される。これにより、効率よく浴槽3の壁面および底面の汚れを除去することができる。
本実施の形態の洗浄動作の一例として、水位の低下に合わせて浴槽3の上部から下部へと順に、浴槽アダプタ気泡合一装置308aによる超音波照射を行う。浴槽3の上部に超音波を照射すると、水面近傍にて気泡が合一する。合一した気泡は、水面近傍の汚れを吸着する。水位の低下にあわせて超音波照射位置を下部に動かしていくことで、水面近傍の汚れを水位の低下にあわせて吸着除去することができる。これにより、浴槽3内の汚れを上部から下部へと効率的に除去することができる。
本実施の形態で示した洗浄動作は、排水栓304が開けられると自動的に開始する。本例以外にも、例えば排水を行う前に浴槽3内の浴水中に気泡を供給し、浴槽3の壁面および底面に超音波を一定時間照射してもよい。排水を行う前に、洗浄効果を有する気泡を浴槽3内の浴水中に大量に供給することができる。供給された大量の気泡は、浴槽3内の汚れを強力に除去することができる。尚、実施の形態1でも同様に排水を行う前に洗浄効果を有する気泡を浴水中に供給してもよい。
排水を行う前に浴槽3内の浴水中に気泡を供給する場合には、浴槽3内の水位は変化しない。排水を行う前に浴槽3内の浴水中に気泡を供給する場合には、例えば浴槽3の下部から上部へと順に、浴槽アダプタ気泡合一装置308aによる超音波照射を行う。浴槽3の下部から順に気泡が合一され、合一された気泡は汚れとともに浮上する。これにより、浴槽3内の汚れを下部から上部へと効率的に除去することができる。
所望の効果を有する気泡を浴槽3内の浴水中に供給する手法としては、浴槽壁等に取り付けられたノズル等の突出口から供給することが一般的である。気泡を供給したい対象物が突出口から遠い場合には、気泡拡散に伴って効果が弱くなってしまう。本実施の形態の給湯機は、超音波を照射した領域に、所望の効果を有する気泡を供給する。また、超音波は浴槽3内の任意の位置に照射することができる。これにより、浴槽3内の任意の位置における対象物に、所望の効果を有する気泡を十分に供給することができる。
実施の形態3.
次に、本発明の実施の形態3における気泡供給システムを備える給湯機について説明する。本実施の形態の給湯機の構成は、実施の形態1および実施の形態2と同様に、図1に示される。また本実施の形態の給湯機の動作は、実施の形態2と同様である。
図9は、本実施の形態における浴槽アダプタ301を示したものである。浴槽アダプタ301は、浴槽アダプタ吐出口305、浴槽アダプタ吸込口306を備える。また浴槽アダプタ301には、複数の浴槽アダプタ気泡合一装置308bが設けられる。浴槽アダプタ気泡合一装置308bは、浴槽3内に超音波を照射することによって、浴水中の気泡を合一させる。
図9に示すように、複数の浴槽アダプタ気泡合一装置308bは、浴槽アダプタ301の突出面、側面、上面および底面に配置されている。これにより、複数の浴槽アダプタ気泡合一装置308bは、浴槽3内の全領域に超音波を照射することができる。
複数の浴槽アダプタ気泡合一装置308bによる超音波照射時間を制御することによって、実施の形態2と同等の効果を得ることができる。本実施の形態における浴槽アダプタ301は可動部をもたない。これにより、実施の形態2に比べて故障のリスクが少なく、安定した動作を行うことができる。
1 加熱装置、2 タンクユニット、3 浴槽、101 圧縮機、102 熱交換器、103 膨張弁、104 蒸発器、105 配管、201 貯湯タンク、202 沸き上げ用送水ポンプ、203 三方弁、204 温水導入口、205 温水導出口、206 水導入口、207 水導出口、208 配管、209 追い焚き用熱交換器、210 追い焚き用ポンプ、211 混合弁、212 制御装置、213 タンク側追い焚き配管、214 追い焚き戻り配管、215 追い焚き往き配管、216a 気泡発生装置、216b 注水洗浄用気泡発生装置、217a 気泡合一装置、217b 注水洗浄用気泡合一装置、218 注水配管、219 水圧センサー、301 浴槽アダプタ、302 汚れセンサー、303 排水口、304 排水栓、305 浴槽アダプタ吐出口、306 浴槽アダプタ吸込口、307 浴槽アダプタ可動部、308a 浴槽アダプタ気泡合一装置、308b 浴槽アダプタ気泡合一装置

Claims (11)

  1. 液体が流れる流路と、
    前記流路に設けられ、前記流路を流れる液体中に気泡を発生させる気泡発生装置と、
    液体中に超音波を照射することで前記気泡発生装置により発生した気泡を合一させる気泡合一装置と、
    前記気泡合一装置を制御し、前記気泡合一装置による合一後の気泡の大きさを調整する制御手段と、
    を備える気泡供給システム。
  2. 前記気泡合一装置は、前記気泡発生装置の下流側の前記流路に設けられた請求項1に記載の気泡供給システム。
  3. 前記気泡発生装置の下流側の前記流路に設けられ、前記流路となす角が鋭角である配管を備え、
    前記気泡合一装置は前記配管に設けられ、前記流路を流れる液体中に超音波を照射する
    ことで前記気泡発生装置により発生した気泡を合一させる請求項1に記載の気泡供給システム。
  4. 請求項1から請求項3の何れか1項に記載の気泡供給システムと、
    浴槽アダプタを介して前記流路に接続された浴槽と、
    を備える給湯機。
  5. 請求項1に記載の気泡供給システムと、
    浴槽アダプタを介して前記流路に接続された浴槽と、を備え、
    前記気泡合一装置は前記浴槽アダプタに設けられた給湯機。
  6. 前記気泡合一装置は前記浴槽内の液体に超音波を照射することで前記気泡発生装置により発生した気泡を合一させる請求項5に記載の給湯機。
  7. 前記浴槽アダプタは可動部を備え、
    前記気泡合一装置は前記可動部に設けられた請求項6に記載の給湯機。
  8. 前記気泡合一装置は前記浴槽アダプタに複数設けられた請求項6に記載の給湯機。
  9. 液体が流れる流路と、
    前記流路に設けられ、前記流路を流れる液体中に気泡を発生させる気泡発生装置と、
    前記気泡発生装置により発生した気泡を合一させる気泡合一装置と、
    前記気泡合一装置を制御し、前記気泡合一装置による合一後の気泡の大きさを調整する制御手段と、
    を有する気泡供給システムと、
    浴槽アダプタを介して前記流路に接続された浴槽と、
    前記流路を流れる液体の汚れを検知する汚染検知手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記汚染検知手段が検知した汚れに応じて前記気泡発生装置と前記気泡合一装置とを制御す給湯機。
  10. 液体が流れる流路と、
    前記流路に設けられ、前記流路を流れる液体中に気泡を発生させる気泡発生装置と、
    前記気泡発生装置により発生した気泡を合一させる気泡合一装置と、
    前記気泡合一装置を制御し、前記気泡合一装置による合一後の気泡の大きさを調整する制御手段と、
    を有する気泡供給システムと、
    浴槽アダプタを介して前記流路に接続された浴槽と、
    前記浴槽内の液体の排水を検知する排水検知手段と、
    前記流路に設けられ、前記浴槽内の液体を循環させるポンプと、
    を備え、
    前記制御手段は、前記排水検知手段の排水検知に応じて前記ポンプを駆動させ、前記気泡発生装置と前記気泡合一装置とを動作させ給湯機。
  11. 前記浴槽内の水位を検知する水位検知手段と、
    前記流路に接続された注水配管と、
    前記注水配管に設けられた注水洗浄用気泡発生装置と、
    前記注水洗浄用気泡発生装置の下流側の前記注水配管に設けられた注水洗浄用気泡合一装置と、を備え、
    前記制御手段は、前記水位検知手段による前記浴槽内の水位が規定水位に達したことの検知に応じて、前記ポンプを停止し、前記注水配管から前記流路に注水させ、前記注水洗浄用気泡発生装置と前記注水洗浄用気泡合一装置とを動作させる請求項10に記載の給湯機。
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