JP6354432B2 - 研磨パッド - Google Patents

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Description

本発明は、研磨パッドに関する。
板ガラス等の被研磨物の表面における平滑性は、被研磨物の表面を研磨パッドを用いて研磨することで高められる。研磨パッドを用いて被研磨物を研磨するには、回転している研磨パッドを、被研磨物の表面に当接する。このとき、研磨パッドと、被研磨物との間には、研磨用スラリーが供給され、その研磨用スラリーに含まれる研磨材により被研磨物の表面が研磨される。こうした研磨パッドは、基材層と、被研磨物に接触される研磨層とを有している。特許文献1には、研磨用スラリーの滞留を抑制するように、研磨層(特許文献1の「研磨パッド」に相当)に溝又は間隙を設けた構成が開示されている。
特開2003−145402号公報
ところで、研磨パッドが被研磨物に押し当てられた際には、研磨パッドの突出部における先端面が被研磨物に押圧される。そして、研磨パッドと被研磨物とが相対回転すると、研磨パッドの突出部は、被研磨物に対する進行方向とは反対側に撓むように変形する。このとき、研磨パッドの突出部における側面については、被研磨物に当接されたとしても先端面と側面との境界部分であるエッジに圧力が集中し易い。すなわち、従来の研磨パッドでは、突出部の側面を利用した有効な研磨が行われ難く、研磨の効率を高めるという観点から、研磨パッドの有する突出部の形状について未だ改善の余地がある。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、研磨の効率を高めることの容易な研磨パッドを提供することにある。
上記課題を解決する研磨パッドは、基材層と前記基材層の主面に積層された研磨層とを有してなり、被研磨物との相対回転により前記被研磨物を研磨する研磨パッドであって、前記研磨層は、突出部を備え、前記突出部は、前記基材層の主面に平行な先端面と、その先端面に連なるとともに前記基材層の主面に対する角度が鋭角となる傾斜面と、を有し、前記傾斜面は、前記相対回転の方向とは異なる方向に延在している。
上記突出部は、その傾斜面が先頭になって被研磨物に対して進行するように研磨パッドと被研磨物とが相対回転されると、傾斜面(突出部の一側面)が被研磨物に好適に押圧される。このように、研磨パッドの研磨層における突出部の一側面が被研磨物の研磨に利用され易くなる。
上記研磨パッドにおいて、前記傾斜面の反対側に位置する前記突出部の側面は、前記基材層の主面に対して前記傾斜面の角度よりも大きい角度を有することが好ましい。
上記突出部において、傾斜面の反対側に位置する側面の角度が傾斜面の角度よりも小さい場合、傾斜面が倒れる方向(傾斜面の角度が小さくなる方向)に突出部が変形され難くなるため、被研磨物と傾斜面との接触面積が小さくなるおそれがある。この点、上記構成によれば、傾斜面が倒れる方向に突出部が変形され易くなるため、被研磨物と傾斜面の接触面積が大きくなり、上記突出部の一側面が被研磨物の研磨にさらに有効に利用され易くなる。
上記研磨パッドにおいて、前記傾斜面の反対側に位置する前記突出部の側面の角度は、前記基材層の主面に対して直角又は鋭角であることが好ましい。
上記突出部において、傾斜面の反対側に位置する側面の角度が鈍角の場合、傾斜面が倒れる方向に突出部が過剰に変形するおそれがある。この点、上記構成によれば、傾斜面が倒れる方向への突出部の過剰な変形が抑制されるとともに、突出部の弾性力が得られ易くなるため、被研磨物に対する傾斜面の押圧力が得られ易くなる。これにより、上記突出部の一側面が被研磨物の研磨にさらに有効に利用され易くなる。
上記研磨パッドにおいて、前記突出部は、前記傾斜面が延在する方向において離間された複数の突出部から構成されていることが好ましい。
この構成によれば、研磨用スラリーの流通路が好適に確保される。
上記研磨パッドは、前記基材層は、金属層と、前記研磨層の突出部よりも圧縮変形し易い弾性層とを備え、前記弾性層に前記研磨層が積層されてなることが好ましい。
この構成によれば、研磨パッドの突出部は、被研磨物の表面に追従し易くなる。
本発明によれば、研磨の効率を高めることが容易となる。
実施形態における研磨パッドを示す平面図である。 図1の2−2線に沿った断面図である。 研磨パッドの使用状態の一例を示す概略正面図である。 (a)及び(b)は、研磨パッドの変更例を示す部分断面図である。
以下、研磨パッドの一実施形態について図面を参照して説明する。なお、図面では、説明の便宜上、構成の一部を誇張して示す場合がある。また、各部分の寸法比率についても、実際と異なる場合がある。
図1及び図2に示すように、研磨パッド11は、円形状の内周端11aと、同じく円形状の外周端11bとを有し、基材層12と、基材層12の主面PSに積層された研磨層13とを有している。研磨パッド11は、被研磨物との相対回転により被研磨物を研磨する用途に用いられる。
<基材層>
図2に示すように、研磨パッド11の基材層12は、金属層12aと、研磨層13よりも圧縮変形し易い弾性層12bとを備えている。金属層12aは、例えば、アルミニウム、ステンレス鋼等から構成される。弾性層12bは、ゴム又はエラストマーから構成される。弾性層12bは、非発泡体であってもよいし発泡体であってもよい。金属層12aと弾性層12bとは図示を省略した接着層を介して接着されている。
<研磨層>
研磨パッド11の研磨層13は、弾性層12bに積層されている。研磨層13は、弾性層12bに支持される平板状の支持部14と、この支持部14から突出する複数の突出部15とを備えている。支持部14と複数の突出部15とは、ウレタンゴム等の弾性材料から一体に構成されている。研磨層13と弾性層12b(基材層12)とは図示を省略した接着層を介して接着されている。
研磨層13の各突出部15は、基材層12(弾性層12b)の主面PSに平行な先端面15aと、その先端面15aに連なる第1側面15bと、その第1側面15bの反対側の面である第2側面15cとを有している。第1側面15b及び第2側面15cは、図1に矢印で示す相対回転の方向RD(研磨パッド11の周方向)と異なる方向に延在している。なお、各突出部15の先端面15aは、基材層12の主面PSの状態や研磨層13の寸法誤差により、例えば、±5°以内の程度の角度で傾斜していてもよい。
図1に示すように、本実施形態の研磨パッド11は、各突出部15の延在する方向(第1側面15b及び第2側面15cの延在する方向)が異なる複数の領域を有している。詳述すると、研磨パッド11は、研磨層13の平面視において、中心角を60°として6等分した扇形の領域であって、図1における時計回りの順で領域A1,A2,A3,A4,A5,A6に区分される。領域A1と領域A4、領域A2と領域A5、及び領域A3と領域A6は、研磨パッド11の平面視において、それぞれ対向して配置されている。領域A1,A4における各突出部15は、図1の上下方向を基準の径方向D1とした場合、その径方向D1に沿って延在している。領域A2,A5における各突出部15は、径方向D1から時計回りに60°回転した径方向D2に沿って延在している。領域A3,A6における各突出部15は、径方向D1から時計回りに120°回転した径方向D3に沿って延在している。
領域A1,A4における突出部15は、径方向D1において離間された複数の突出部15から構成されている。領域A2,A5、及び領域A3,A6における突出部15についても、それぞれ径方向D2、及び径方向D3において離間された複数の突出部15から構成されている。
また、領域A1,A4における突出部15は、径方向D1と直交する方向において離間された複数の突出部15から構成されている。領域A2,A5、及び領域A3,A6における突出部15についても、それぞれ径方向D2と直交する方向、及び径方向D3に直交する方向において離間された複数の突出部15から構成されている。
次に、研磨層13における各突出部15の詳細について説明する。
図2に示すように、各突出部15の第1側面15bは、基材層12の主面PSに対する角度である第1角度θ1が鋭角となる傾斜面TSから構成されている。
この第1角度θ1は、80°以下であることが好ましく、より好ましくは70°以下であり、さらに好ましくは60°以下である。この第1角度θ1は、10°以上であることが好ましく、より好ましくは20°以上であり、さらに好ましくは30°以上である。また、各突出部15の傾斜面TSは、先端面15aの面積よりも広い面積を有することが好ましい。
各突出部15において、基材層12の主面PSに対する第2側面15cの角度である第2角度θ2は特に限定されないが、上記の第1角度θ1よりも大きいことが好ましく、上記の第1角度θ1よりも大きく、かつ直角又は鋭角であることがより好ましい。
なお、上述した第1角度θ1及び第2角度θ2は、各突出部15において傾斜面TSが延在する方向に対して直交する断面における角度を示す。また、基材層12の主面PSが凹凸を有する場合は、研磨パッド11と被研磨物との相対回転の軸方向に対して直交する仮想面が角度の基準となる主面PSに相当する。
<研磨パッドの溝>
図1に示すように、研磨パッド11の溝16は、研磨パッド11の内周端11aから外周端11bへ向かって直線状に延びる主幹溝16aと、主幹溝16aと研磨パッド11の外周端11bとを直線状に連結する分岐溝16bとを備えている。主幹溝16a及び分岐溝16bは、研磨パッド11の内周端11aと外周端11bとの間において連続した溝16を構成している。
図2に示すように、研磨パッド11の溝16は、突出部15とこれに隣り合う突出部15との間に形成されている。研磨パッド11の溝16は、研磨層13からなる内底を有する第1溝16cと、基材層12(弾性層12b)からなる内底を有する第2溝16dとから構成されている。第2溝16dは、研磨層13と研磨層13とが離間した部分に形成され、突出部15とこれに隣り合う突出部15と間において基材層12(弾性層12b)が露出している部分である。換言すると、研磨層13は、基材層12(弾性層12b)上に離間して配置された複数の研磨層13から構成されることで、研磨パッド11は、基材層12を内底として構成された第2溝16dを有している。なお、図1では、第1溝16cと第2溝16dと区別するために第2溝16dを梨地模様で示している。
<研磨パッドの各寸法>
研磨パッド11の直径は特に限定されないが、例えば、10〜1000mm程度である。研磨パッド11の各部分の寸法についても特に限定されないが、平面視において突出部15の幅は3〜20mm程度であり、突出部15の長さは5〜50mm程度であり、溝16の幅は、3〜20mm程度に設定される。また、突出部15の高さは、5〜30mm程度に設定される。
<研磨パッドの使用方法及び研磨パッドの作用>
研磨パッド11は、例えば、回転駆動装置を備えた周知の研磨機に取り付けられる。被研磨物の表面は、研磨パッド11と被研磨物との相対回転により研磨される。被研磨物としては、ガラス板、ステンレス板、アルミニウム板等の板材が挙げられる。なお、こうした研磨では、砥粒を含む研磨用スラリーが用いられる。
図3には、研磨パッド11の使用状態の一例を示している。研磨パッド11は、研磨機の回転軸RSに取り付けられる。被研磨物としてのガラス板GSは、支持台B上に固定されている。研磨用スラリーSLは、回転軸RSの中空部、及び研磨パッド11の中央の貫通孔を通じてガラス板GSの上面と研磨層13との間に供給される。研磨パッド11は、研磨層13における各突出部15の傾斜面TSが先頭になってガラス板GSに対して進行する方向に回転される。これにより、ガラス板GSの上面が研磨される。このとき、研磨パッド11の有する溝16は、研磨用スラリーや研磨屑の流路となり、研磨用スラリーや研磨屑は、研磨パッド11の外周端11bから排出される。
本実施形態の研磨パッド11の研磨層13における各突出部15は、基材層12の主面PSに平行な先端面15aと、その先端面15aに連なるとともに基材層12の主面PSに対する角度が鋭角となる傾斜面TSとを有している。この傾斜面TSは、研磨パッド11と被研磨物との相対回転の方向RDとは異なる方向に延在している。こうした研磨パッド11の研磨層13における各突出部15は、その傾斜面TSが先頭になって被研磨物に対して進行するように研磨パッド11と被研磨物とが相対回転されると、傾斜面TS(突出部15の一側面)が被研磨物に好適に押圧される。このように、研磨パッド11の研磨層13における突出部15の一側面が被研磨物の研磨に利用され易くなる。
以上詳述した実施形態によれば、次のような効果が発揮される。
(1)本実施形態の研磨パッド11は、被研磨物との相対回転により被研磨物を研磨する用途に用いられるものであり、基材層12とこの基材層12の主面PSに積層された研磨層13とを有している。研磨パッド11の研磨層13における各突出部15は、基材層12の主面PSに平行な先端面15aと、その先端面15aに連なるとともに基材層12の主面PSに対する角度が鋭角となる傾斜面TSとを有している。各突出部15の傾斜面TSは、研磨パッド11と被研磨物との相対回転の方向RDとは異なる方向に延在している。
この構成によれば、研磨パッド11の研磨層13における各突出部15の一側面(第1側面15b)が被研磨物の研磨に有効に利用され易くなるため、研磨の効率を高めることが容易となる。
(2)研磨パッド11の研磨層13における各突出部15において、第2角度θ2が第1角度θ1よりも小さい場合、傾斜面TSが倒れる方向(第1角度θ1が小さくなる方向)に各突出部15が変形され難くなるため、被研磨物と傾斜面TSとの接触面積が小さくなるおそれがある。この点、上記研磨パッド11において、研磨層13の各突出部15における第2側面15cは、傾斜面TSの第1角度θ1よりも大きい第2角度θ2を有することが好ましい。この場合、傾斜面TSが倒れる方向に各突出部15が変形され易くなるため、被研磨物と傾斜面TSの接触面積が大きくなり、各突出部15の一側面が被研磨物の研磨にさらに有効に利用され易くなる。これにより、研磨の効率をさらに高めることが容易となる。
(3)研磨パッド11の研磨層13における各突出部15において、第2角度θ2が鈍角の場合、傾斜面TSが倒れる方向に各突出部15が過剰に変形するおそれがある。この点、研磨パッド11の研磨層13における各突出部15において、第2角度θ2は、基材層12の主面PSに対して直角又は鋭角であることが好ましい。この場合、傾斜面TSが倒れる方向への各突出部15の過剰な変形が抑制されるとともに、各突出部15の弾性力が得られ易くなるため、被研磨物に対する傾斜面TSの押圧力が得られ易くなる。これにより、各突出部15の一側面が被研磨物の研磨にさらに有効に利用され易くなる。これにより、研磨の効率をさらに高めることが容易となる。
(4)研磨パッド11において、研磨層13の突出部15は、傾斜面TSが延在する方向において離間された複数の突出部15から構成されていることが好ましい。この場合、研磨用スラリーの流通路が好適に確保されるため、研磨の効率を高めることがさらに容易となる。
(5)研磨パッド11の基材層12は、金属層12aと、研磨層13の突出部15よりも圧縮変形し易い弾性層12bとを備え、この弾性層12bに研磨層13が積層されていることが好ましい。この場合、研磨パッド11の各突出部15は、被研磨物の表面に追従し易くなるため、研磨の効率を高めることがさらに容易となる。
(変更例)
上記実施形態を次のように変更して構成してもよい。
・前記研磨パッド11の基材層12は、弾性層12bを備えているが、この弾性層12bを省略してもよい。
・前記研磨パッド11の突出部15は、傾斜面TSが延在する方向において離間された複数の突出部15から構成されているが、傾斜面TSが延在する方向において一体となった突出部15に変更してもよい。
・図4(a)に示すように、研磨パッド11の研磨層13における各突出部15について、先端面15a側のみに傾斜面TSを有するように変更してもよい。この場合、各突出部15の断面視において、第1側面15bの全体に対する傾斜面TSの割合は、30%以上であることが好ましく、より好ましくは40%以上であり、さらに好ましくは50%以上である。なお、図4(a)に示される突出部15の第1側面15bにおいて、傾斜面TSと突出部15の基端との間における面の角度は、基材層12の主面PSに対して90°以上、120°以下であることが好ましい。
・図4(b)に示すように、研磨パッド11の研磨層13における各突出部15の第2側面15cは、異なる角度を有する複数の面から構成されてもよい。
・図1に示すように、研磨パッド11の研磨層13における各突出部15において、傾斜面TSが延在する方向の両端面は、その方向に対して直交せずに傾斜した面であるが、そうした両端面の角度は適宜変更することができる。
・前記研磨パッド11の研磨層13は、基材層12(弾性層12b)上に離間して配置される複数の研磨層13から構成されているが、一体となった単数の研磨層から構成されてもよい。
・前記研磨パッド11は、各突出部15の延在する方向に基づいて領域A1〜A6に区分されているが、これに限定されず、区分する領域の数や形状は変更されてもよい。また、研磨パッド11における領域を特に設定せずに、各突出部15を研磨パッドの中心から放射状となるように延在してもよい。
・前記研磨パッド11は、研磨層13側から見た平面視(図1)において反時計回りとなるように相対回転させて使用するが、時計回りとなるように相対回転させて使用する研磨パッドに変更されてもよい。この場合の研磨パッドは、研磨層13の各突出部15における第2側面15cに傾斜面TSを有するように変更される。
・前記研磨パッド11の研磨層13(各突出部15)に砥粒を含有させることで、研磨用スラリーを用いずに水等を研磨用液として被研磨物を研磨してもよい。
・前記研磨パッド11を回転させずに、被研磨物を回転させることで被研磨物を研磨してもよい。また、研磨パッド11は、複数の研磨パッドを遊星歯車機構により同時に回転させて用いる研磨機に装着して用いてもよい。
11…研磨パッド、12…基材層、12a…金属層、12b…弾性層、13…研磨層、15…突出部、15a…先端面、15c…第2側面、GS…ガラス板、PS…主面、RD…相対回転の方向、TS…傾斜面、θ1…第1角度、θ2…第2角度。

Claims (5)

  1. 基材層と前記基材層の主面に積層された研磨層とを有してなり、被研磨物との相対回転により前記被研磨物を研磨する研磨パッドであって、
    前記研磨層は、突出部を備え、
    前記突出部は、前記基材層の主面に平行な先端面と、その先端面に連なるとともに前記基材層の主面に対する角度が鋭角となる傾斜面と、を有し、
    前記傾斜面は、前記相対回転の方向とは異なる方向に延在し
    前記研磨層は、前記基材層上に離間して配置される複数の研磨層から構成され、
    前記研磨層と研磨層との間には、前記基材層を内底面とする溝が形成され、
    前記溝は、前記傾斜面の延在する方向に沿うとともに前記研磨パッドの内周端から外周端へ向かって延びることを特徴とする研磨パッド。
  2. 前記傾斜面の反対側に位置する前記突出部の側面は、
    前記基材層の主面に対して前記傾斜面の角度よりも大きい角度を有することを特徴とする請求項1に記載の研磨パッド。
  3. 前記傾斜面の反対側に位置する前記突出部の側面の角度は、
    前記基材層の主面に対して直角又は鋭角であることを特徴とする請求項2に記載の研磨パッド。
  4. 前記突出部は、前記傾斜面が延在する方向において離間された複数の突出部から構成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の研磨パッド。
  5. 前記基材層は、金属層と、前記研磨層の突出部よりも圧縮変形し易い弾性層とを備え、
    前記弾性層に前記研磨層が積層されてなることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の研磨パッド。
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