JP6354123B2 - 撮像装置及び画像整列装置 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置、録音装置及び画像整列装置に関するものである。
従来、複数のカメラで撮影された画像データのファイル名が重複することを防ぐ手段として、画像データの撮影日時情報を利用してファイル名をリネームし、記録をするものが開示されている(例えば、特許文献1)。
特開2006−24306号公報
しかし、複数のカメラにおいて設定された日時情報が異なっていたり(各カメラで管理する時計がずれている場合を含む)、画像データが日時情報を関連付けていなかったりすると、画像データを撮影順に並べることができない。
本発明の課題は、日時情報によらずに、複数のカメラで撮影された画像データを、撮影順に並び替えることが可能な撮像装置及び画像整列装置を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により前記課題を解決する。
第1の発明は、連続的に環境音を録音した環境音データを取得する環境音データ取得部と、画像データと、前記環境音データの一部であって前記画像データの撮像時の音を含む音データとを含む画像ファイルを他の撮像装置から取得する画像ファイル取得部と、複数の前記撮像装置から前記画像ファイル取得部により取得された各々の前記画像ファイルに含まれる前記音データを用いて、複数の前記画像ファイルを前記環境音データに一致する順番に並び替える画像整列部と、を備える撮像装置に関する。
第2の発明は、連続的に環境音を録音した環境音データを取得する環境音データ取得部と、画像データと、前記環境音データの一部であって前記画像データの撮像時の音を含む音データとを含む画像ファイルを他の撮像装置から取得する画像ファイル取得部と、被写体を撮像して第2画像データを出力する撮像部と、前記第2画像データと、前記環境音データの一部であって前記第2画像データの撮像時の音を含む第2音データとを対応付けて、1つの画像ファイルにする画像ファイル作成部と、前記撮像装置から前記画像ファイル取得部により取得された前記画像ファイルに含まれる前記音データと、前記画像ファイル作成部により作成された前記画像ファイルに含まれる前記第2音データとを用いて、複数の前記画像ファイルを前記環境音データに一致する順番に並び替える画像整列部と、を備える撮像装置に関する。
第3の発明は、被写体を撮像して画像データを出力する撮像部と、画像整列部を有する装置が有し、連続的に環境音を録音した環境音データの一部であって前記撮像部による撮像を行う際の音データを取得する音データ取得部と、前記撮像部により出力した前記画像データと、前記音データ取得部により取得した前記音データとを対応付けて、1つの画像ファイルにする画像ファイル作成部と、前記画像整列部を有する装置に前記画像ファイル作成部により作成された前記画像ファイルを送信する送信部と、を備え、前記画像整列部において、前記送信された前記画像ファイルに含まれる前記音データと、前記環境音データと、に基づいて、前記画像ファイルの順番が決定される撮像装置に関する。
第4の発明は、複数の撮像装置が撮像した所定の領域で取得した、連続的に環境音を録音した環境音データを記憶する環境音データ記憶部と、前記複数の撮像装置から取得した、画像データと、前記環境音データの一部であって前記画像データの撮像時の音を含む音データとが対応付けられた画像ファイルを複数記憶する画像ファイル記憶部と、複数の前記画像ファイルに含まれる前記音データの各々が、前記環境音データのどの位置のものであるかを判定する位置判定部と、前記位置判定部により判定された前記環境音データの前記位置の順に、複数の前記画像ファイルを並べ替える画像整列部と、を備える画像整列装置に関する。
本発明によれば、日時情報によらずに、複数のカメラで撮影された画像データを、撮影順に並び替えることが可能な撮像装置及び画像整列装置を提供することができる。
第1実施形態の画像整列システムの全体構成図である。 第1実施形態のカメラの機能ブロック図である。 第1実施形態の録音サーバ及び画像整列サーバの機能ブロック図である。 第1実施形態の画像整列システムでの画像取得時の処理概要図である。 第1実施形態の録音サーバの録音処理のフローチャートである。 第1実施形態の録音サーバでのサンプリングの例を示す図である。 第1実施形態のカメラの撮影処理のフローチャートである。 第1実施形態のカメラに保存される画像ファイルの概念図である。 第1実施形態の画像整列サーバの保存処理のフローチャートである。 第1実施形態の画像整列サーバの記憶部の例を示す図である。 第2実施形態の画像整列システムの全体構成図である。 第2実施形態のカメラの機能ブロック図である。 第2実施形態の画像整列システムでの画像取得時の処理概要図である。 第2実施形態のメモリカードの例を示す図である。
(第1実施形態)
以下、図面等を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、第1実施形態の画像整列システム100の全体構成図である。
画像整列システム100は、複数台のカメラ1(撮像装置)と、録音サーバ4(録音装置)と、画像整列サーバ7(画像整列装置)とが、通信ネットワークNを介して通信可能なシステムである。
画像整列システム100の複数台のカメラ1と、録音サーバ4のマイク部51(環境音集音部)とは、例えば、コンサート会場(所定領域)に配置されている。
カメラ1は、撮影により出力した画像データと、撮影時の音データとを含む画像ファイルを作成する。
録音サーバ4は、複数台のカメラ1が撮影している所定領域の音(環境音)を取得して、録音データ(環境音データ)を生成する。
画像整列サーバ7は、撮影後に、カメラ1から音データを含む画像ファイルを取得し、録音サーバ4から録音データを取得する。そして、画像整列サーバ7は、画像ファイルに含まれる音データと録音データとを用いて、画像ファイルを整列させる。
次に、画像整列システム100の機能ブロックについて説明する。
図2は、第1実施形態のカメラ1の機能ブロック図である。
図3は、第1実施形態の録音サーバ4及び画像整列サーバ7の機能ブロック図である。
図2に示すカメラ1は、レンズ部10、レンズ駆動回路11、撮像素子12、画像処理回路13、操作部20、制御部30、記憶部31、メモリカード32、表示部33、無線通信部34等を有したデジタルカメラである。
レンズ部10は、カメラ1の前部に設けられ、被写体の光A1を入射し、撮影目的に応じて被写体像を拡大又は縮小して、撮像素子12へと射出するズーム機能を有したレンズ群である。
レンズ駆動回路11は、制御部30の出力信号に基づいて、レンズ部10を光軸方向に移動させる制御回路である。
撮像素子12は、例えば、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)である。撮像素子12は、レンズ部10から出射した光A1を露光し、電気的な画像信号に変換する素子である。撮像素子12は、制御部30の出力信号に基づいて被写体像の撮像を行う。
画像処理回路13は、撮像素子12で変換した画像信号を画像データに変換する回路である。画像処理回路13は、変換した画像データを制御部30に出力する。なお、撮像素子12及び画像処理回路13を、撮像部という。
操作部20は、カメラ1に設けられ操作用のスイッチ群である。操作部20は、電源スイッチ21、レリーズスイッチ22、メニュースイッチ23、OKスイッチ24等を備える。操作部20の各スイッチは、操作情報を制御部30に出力する。
電源スイッチ21は、カメラ1に電源を投入又は遮断するスイッチである。
レリーズスイッチ22は、被写体像の撮像に係る操作を実行するスイッチである。レリーズスイッチ22は、半押しスイッチSW1と、全押しスイッチSW2とを有する。
半押しスイッチSW1は、カメラ1の測光、測距等の撮影準備を開始させる(オートフォーカス(AF)等を実行する)スイッチである。
全押しスイッチSW2は、被写体像の撮像を実行するスイッチである。カメラ1は、レリーズスイッチ22の操作に基づいて撮影時の音データの取得を指示する。
メニュースイッチ23は、例えば、連写モードや、セルフタイマモードを設定するためのメニュー画面を表示させるスイッチである。
OKスイッチ24は、メニュースイッチ23により表示されたメニュー画面において、表示させたモードに決定するためのスイッチである。
制御部30は、カメラ1の各部を統括制御する制御回路であり、例えばCPU等から構成される。制御部30は、レンズ駆動回路11、画像処理回路13、操作部20、記憶部31、メモリカード32、表示部33、無線通信部34等と接続される。また、制御部30は、記憶部31に記憶された各種プログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、各種機能を実行する。
制御部30は、音データ取得部30a、画像ファイル作成部30b等を備える。
音データ取得部30aは、無線通信部34を介して録音サーバ4から音データを取得する制御部である。なお、音データとは、録音サーバ4が録音した録音データの一部を構成するデータのことであり、録音データの中から所定時間のデータを切り取った情報のことである。
画像ファイル作成部30bは、画像処理回路13が出力した画像データと、音データ取得部30aにより取得した音データとを対応付けて、1つの画像ファイルとする制御部である。
記憶部31は、カメラ1の動作に必要なプログラム、情報等を記憶するための半導体メモリ素子等の記憶装置である。
なお、本発明でいうコンピュータとは、制御部、記憶装置等を備えた情報処理装置をいい、カメラ1は、制御部30、記憶部31等を備えた情報処理装置であり、本発明のコンピュータの概念に含まれる。
メモリカード32は、カメラ1で撮影した画像データと音データとが対応付いた画像ファイルを記憶する半導体メモリ等の記憶媒体であり、カメラ1と着脱自在に接続される。
表示部33は、撮影した画像データを表示したり、カメラ1のメニュー画面を表示したりする液晶モニタ(LCD)であり、カメラ1の背面に設けられている。
無線通信部34は、通信ネットワークNを介して録音サーバ4や、画像整列サーバ7との間で無線通信を行うためのインタフェース部である。無線通信部34は、例えば、Bluetooth(IEEE 802.15.1)(登録商標)、無線LAN(IEEE 802.11)等の通信規格が使用される。
図3に示す録音サーバ4は、制御部40、記憶部50、マイク部51、操作部52、表示部53、無線通信部54等を有する。
制御部40は、録音サーバ4の各部を統括制御する制御回路であり、例えばCPU等から構成される。制御部40は、記憶部50、マイク部51、操作部52、表示部53、無線通信部54等と接続される。また、制御部40は、記憶部50に記憶された各種プログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、各種機能を実行する。
制御部40は、環境音データ取得部41、サンプリング部42、音要求受信部43、音データ送信部44等を備える。
環境音データ取得部41は、マイク部51から出力された環境音データを取得する制御部である。
サンプリング部42は、環境音データ取得部41が取得した環境音データをサンプリングして、録音データを生成する制御部である。
音要求受信部43は、カメラ1から音データ要求(取得要求)を受信する制御部である。
音データ送信部44は、音データ要求を受信した時点から所定時間の録音データを、音データとしてカメラ1に送信する制御部である。
記憶部50は、録音サーバ4の動作に必要なプログラム、情報等を記憶するための半導体メモリ素子等の記憶装置である。
なお、本発明でいうコンピュータとは、制御部、記憶装置等を備えた情報処理装置をいい、録音サーバ4は、制御部40、記憶部50等を備えた情報処理装置であり、本発明のコンピュータの概念に含まれる。
記憶部50は、録音データ記憶部50aを有する。
録音データ記憶部50aは、サンプリング部42により生成した録音データを記憶する。
マイク部51は、音を集音する装置であり、例えば、マイクロフォンである。マイク部51は、例えば、コンサート会場の中央部付近に設けられ、コンサート会場全体の音を、効率よく集音する。
操作部52は、例えば、キーボード、マウス等の入力装置である。
表示部53は、例えば、液晶パネル等の表示装置である。
無線通信部54は、カメラ1や、画像整列サーバ7との間で通信を行うためのインタフェース部である。
図3に示す画像整列サーバ7は、制御部70、記憶部80、操作部82、表示部83、無線通信部84等を有する。
制御部70は、画像整列サーバ7の各部を統括制御する制御回路であり、例えばCPU等から構成される。制御部70は、記憶部80、操作部82、表示部83、無線通信部84等と接続される。また、制御部70は、記憶部80に記憶された各種プログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、各種機能を実行する。
制御部70は、画像ファイル取得部71、録音データ取得部72(環境音データ取得部)、位置判定部73、画像整列部74、ファイル名変更部75等を備える。
画像ファイル取得部71は、カメラ1から画像ファイルを取得する制御部である。
録音データ取得部72は、録音サーバ4から録音データを取得する制御部である。
位置判定部73は、画像ファイルに含まれる音データが、録音データの時間軸上のどの位置のものであるかを判定する制御部である。
画像整列部74は、位置判定部73により判定された時間軸上の位置の先後により、画像ファイルを時間軸の並び(順)になるように整列させる制御部である。
ファイル名変更部75は、画像整列部74により整列した画像ファイルの順番になるように、画像ファイルのファイル名を変更する制御部である。
記憶部80は、画像整列サーバ7の動作に必要なプログラム、情報等を記憶するための半導体メモリ素子等の記憶装置である。
なお、本発明でいうコンピュータとは、制御部、記憶装置等を備えた情報処理装置をいい、画像整列サーバ7は、制御部70、記憶部80等を備えた情報処理装置であり、本発明のコンピュータの概念に含まれる。
記憶部80は、画像ファイル記憶部80a、録音データ記憶部80b(環境音データ取得部)、処理後画像ファイル記憶部80cを有する。
画像ファイル記憶部80aは、画像ファイル取得部71により取得した画像ファイルを記憶する。
録音データ記憶部80bは、録音データ取得部72により取得した録音データを記憶する。
処理後画像ファイル記憶部80cは、画像ファイル記憶部80aに記憶された画像ファイルに対して、画像整列部74により整列し、ファイル名変更部75により画像ファイルのファイル名が変更された変更後の画像ファイルを記憶する。
操作部82は、例えば、キーボード、マウス等の入力装置である。
表示部83は、例えば、液晶パネル等の表示装置である。
無線通信部84は、カメラ1や、録音サーバ4との間で通信を行うためのインタフェース部である。
次に、画像整列システム100での画像取得時のカメラ1と、録音サーバ4との処理について説明する。
図4は、第1実施形態の画像整列システム100での画像取得時の処理概要図である。
録音サーバ4は、マイク部51が集音した音(環境音データ)をサンプリングして、録音データを生成する。録音サーバ4は、マイク部51が集音した都度、録音データを生成し続ける。例えば、コンサート会場では、コンサートの開始から終了までの音を録音して録音データを生成する。当然ながら、録音サーバ4は、録音データのデータ量を削減するために無音区間の録音データを省略するものであってもよい。
カメラ1A及び1Bは、撮影処理により画像データを出力する。その際、カメラ1A及び1Bは、録音サーバ4との間で通信を行い、録音データの一部である音データを取得する。なお、取得する音データは、画像データを撮影した時刻と略同一の時刻の位置の録音データである。そして、カメラ1A及び1Bは、取得した音データを、画像データに対応付けて1つの画像ファイルを生成する。
図4の例では、カメラ1Aは、撮影を3回行い、カメラ1A内で撮影順になるように画像ファイル名を付している。また、カメラ1Bは、撮影を6回行い、カメラ1B内で撮影順になるように画像ファイル名を付している。カメラ1A及び1Bは、各々のカメラ1内で重複しない画像ファイル名を付す。そのため、カメラ1Aと、カメラ1Bとは、図4の例のように、同じ画像ファイル名が付される場合がある。
次に、図4の処理の詳細について説明する。
まず、録音サーバ4の処理について説明する。
図5は、第1実施形態の録音サーバ4の録音処理のフローチャートである。
図6は、第1実施形態の録音サーバ4でのサンプリングの例を示す図である。
図5のステップS(以下、「S」という。)1において、録音サーバ4の制御部40(環境音データ取得部41)は、例えば、操作部52による録音開始の操作を受け付けたことで、マイク部51が出力した環境音データを取得する。
S2において、制御部40(サンプリング部42)は、環境音データを所定間隔でサンプリングして、録音データを生成する。サンプリング部42は、取得した環境音データに対して随時サンプリング処理を行う。
図6(a)は、環境音データ取得部41が取得した環境音データの一部を例示したものである。環境音データは、アナログ信号であり、縦軸を音量とし、横軸を時間とした座標軸において、波形グラフで表される。
図6(b)は、サンプリング部42によりサンプリングした録音データの一例である。録音データは、例えば、100ms(ミリ秒)の単位で、環境音データを取り出したものである。録音データは、デジタル信号である。なお、データ量を削減するために、録音データや音データを、各種圧縮方式を用いて圧縮してもよい。
図5に戻り、S3において、制御部40(音要求受信部43)は、カメラ1から音データ要求を受信したか否かを判断する。音データ要求を受信した場合(S3:YES)には、制御部40は、処理をS4に移す。他方、音データ要求を受信していない場合(S3:NO)には、制御部40は、処理をS6に移す。
S4において、制御部40は、カメラ1から音データ要求を受信した後、所定時間の録音データを、音データとして取得する。音データは、例えば、カメラ1で撮影が行われてから音データ要求を受信するまでの通信遅延を考慮し、音データ要求を受信する前の録音データが含まれるようにすることもできる。
S5において、制御部40(音データ送信部44)は、取得した音データを、音データ要求をしたカメラ1に送信する。
S6において、制御部40は、環境音データの取得を終了するか否かを判断する。環境音データの取得を終了するか否かは、例えば、操作部52による録音終了の操作を受け付けたか否かにより判断できる。環境音データの取得を終了する場合(S6:YES)には、制御部40は、本処理を終了する。他方、環境音データの取得を終了しない場合(S6:NO)には、制御部40は、処理をS3に移す。
次に、カメラ1の処理について説明する。
図7は、第1実施形態のカメラ1の撮影処理のフローチャートである。
図8は、第1実施形態のカメラ1に保存される画像ファイルの概念図である。
図7のS21において、カメラ1の制御部30は、カメラの電源が投入(ON)された状態であるか否かを判断する。電源ON状態である場合(S21:YES)には、制御部30は、処理をS24に移す。他方、電源ON状態ではない場合(S21:NO)には、制御部30は、処理をS22に移す。
S22において、制御部30は、電源スイッチ21の操作を受け付けたか否かを判断する。電源スイッチ21の操作を受け付けた場合(S22:YES)には、制御部30は、処理をS23に移す。他方、電源スイッチの操作を受け付けていない場合(S22:NO)には、制御部30は、処理をS22に戻す。
S23において、制御部30は、カメラ1の電源を投入する電源ON処理を行い、カメラ1の各部に電力を供給する。
S24において、制御部30は、電源が投入(ON)された状態のカメラ1の電源スイッチ21の操作を受け付けたか否かを判断する。電源スイッチ21の操作を受け付けた場合(S24:YES)には、制御部30は、処理をS25に移し、電源を遮断(OFF)する処理を行った後に、本処理を終了する。他方、電源スイッチ21の操作を受け付けていない場合(S24:NO)には、制御部30は、処理をS26に移す。
S26において、制御部30は、メニュースイッチ23の操作を受け付けたか否かを判断する。メニュースイッチ23の操作を受け付けた場合(S26:YES)には、制御部30は、処理をS27に移し、メニュー処理を行った後、処理をS24に移す。メニュー処理は、例えば、表示部33にメニュー画面を表示させ、カメラ1の操作者による選択を受け付けて各種設定を行う。各種設定には、無線通信部34を介して音データを受信可能にする音による同期モードの設定を含む。他方、メニュースイッチ23の操作を受け付けていない場合(S26:NO)には、制御部30は、処理をS28に移す。
S28において、制御部30は、音による同期モードが設定されているか否かを判断する。音による同期モードが設定されている場合(S28:YES)には、制御部30は、処理をS29に移す。他方、音による同期モードが設定されていない場合(S28:NO)には、制御部30は、処理をS30に移す。
S29において、制御部30は、録音サーバ4に対して接続が確立したか否かを判断する。これは、カメラ1の操作者に、録音サーバ4との接続を確立するか否かを選択させて、通信を確立させてもよい。録音サーバ4に対して接続が確立した場合(S29:YES)には、制御部30は、処理をS31に移す。他方、録音サーバ4に対して接続が確立しない場合(S29:NO)には、制御部30は、処理をS30に移す。
S30において、制御部30は、いわゆる通常の画像保存処理を設定する。つまり、この場合には、制御部30は、録音サーバ4に対して音データ要求を送信せず、音データを取得しない。画像ファイルは、音データを含まないものになる。
S31において、半押しスイッチSW1が操作されたか(ONか)否かを判断する。半押しスイッチSW1がONである場合(S31:YES)には、制御部30は、処理をS32に移す。他方、半押しスイッチSW1がONではない場合(S31:NO)には、制御部30は、処理をS24に移す。
S32において、制御部30は、レンズ駆動回路11を制御してレンズ部10を駆動し、オートフォーカス(AF)動作を行う。
S33において、制御部30は、半押しスイッチSW1が継続して操作されているか否かを判断する。半押しスイッチSW1が継続して操作されている場合(S33:YES)には、制御部30は、処理をS34に移す。他方、半押しスイッチSW1が継続して操作されていない場合(S33:NO)には、制御部30は、処理をS24に移す。
S34において、制御部30は、全押しスイッチSW2が操作されたか否かを判断する。全押しスイッチSW2が操作された場合(S34:YES)には、制御部30は、処理をS35に移す。他方、全押しスイッチSW2が操作されていない場合(S34:NO)には、制御部30は、処理をS33に移す。
S35において、制御部30は、撮影処理を行い、画像データを取得する。
S36において、制御部30(音データ取得部30a)は、音データの取得を行う。具体的には、音データ取得部30aは、録音サーバ4に対して音データ要求を送信する。そして、制御部30は、録音サーバ4から音データを受信する。
S37において、制御部30は、受信した音データと、取得した画像データとを対応付けて、1つの画像ファイルとしてメモリカード32に記憶させる。なお、S36の音データの取得(音データ要求の送信)は、全押しスイッチSW2が操作された(S34:YES)直後、すなわちS35の画像データの取得の前に行ってもよい。あるいは、半押しスイッチSW1が操作された(S31:YES)直後に行ってもよい。
図8は、メモリカード32に記憶された画像ファイル60を示す。画像ファイル60は、属性情報部61と、画像データ部62と、音データ部63とを含む。属性情報部61は、例えば、画像ファイル名や、撮影日時を記憶する。画像データ部62は、撮影して取得した画像データを記憶する。音データ部63は、録音サーバ4から受信した音データを記憶する。
図7に戻り、制御部30は、処理をS24に移す。
なお、S30において音による同期モードが設定されていない場合、又は、録音サーバ4との通信が不通時の場合には、制御部30は、S36の処理を行わない。そして、S37で制御部30が作成する画像ファイルは、取得した画像データを含み、音データを含まない。
次に、複数のカメラ1に記憶された画像ファイルを保存して、撮影順に並び替える処理を具体的に説明する。
図9は、第1実施形態の画像整列サーバ7の保存処理のフローチャートである。
図10は、第1実施形態の画像整列サーバ7の記憶部80の例を示す図である。
図9のS51において、画像整列サーバ7の制御部70(録音データ取得部72)は、通信ネットワークNを介して録音サーバ4に記憶された録音データを取得して、録音データ記憶部80bに記憶させる。
S52において、制御部70(画像ファイル取得部71)は、通信ネットワークNを介して複数のカメラ1に記憶された画像ファイルを取得して、画像ファイル記憶部80aに記憶させる。
図10(a)は、画像ファイル記憶部80aを示す。画像ファイル記憶部80aは、2台のカメラ1A及び1Bから取得した画像ファイルを記憶している。画像整列サーバ7は、図4に示すタイミングで撮影したカメラ1A及び1Bの画像ファイルを取得している。
図9に戻り、S53において、制御部70は、画像ファイルに音データがあるか否かを確認する。画像ファイルに音データがある場合(S53:YES)には、制御部70は、処理をS54に移す。他方、画像ファイルに音データがない場合(S53:NO)には、制御部70は、処理をS60に移す。なお、上述の図7で説明したように、カメラ1が録音サーバ4に対して通信可能な状態で撮影を行った場合には、画像ファイルには、音データが存在する。
S54において、制御部70(位置判定部73)は、音の一致を検出できたか否かを判断する。音の一致を検出するとは、画像ファイルの音データに一致する録音データの時間軸上の位置を検出することをいう。音の一致を検出できた場合(S54:YES)には、制御部70は、処理をS55に移す。他方、音の一致を検出できなかった場合(S54:NO)には、制御部70は、処理をS60に移す。
S55において、制御部70(位置判定部73)は、S54で検出した、画像ファイルの音データに一致する録音データの位置を取得する。
S56において、制御部70(画像整列部74)は、録音データの位置による画像ファイルの並べ替えを行う。具体的には、制御部70は、録音データの一致する時間軸上の位置の順番に、画像ファイルを並べ替える。
S57において、制御部70(ファイル名変更部75)は、並べ替え後の画像ファイルのファイル名を、並び替え順になるように変更する。ファイル名は、例えば、固有の文字(例えば、「DSNC」)に、並べ替え順に1から順番の番号4桁(4桁未満である場合には、上に「0」を付けて4桁にする。)を結合したものである。
S58において、制御部70は、変更内容を保存する。具体的には、制御部70は、名ファイル名を変更した画像ファイルを、処理後画像ファイル記憶部80cに記憶させる。その後、制御部70は、本処理を終了する。
図10(b)は、処理後画像ファイル記憶部80cを示す。これは、画像ファイルが、図4に示す撮影順に並び替えられており、画像ファイルのファイル名も、撮影順になっている。
図9に戻り、他方、S60において、制御部70は、画像ファイル名が重複するか否かを判断する。画像ファイル名が重複する場合(S60:YES)には、制御部70は、処理をS61に移す。他方、画像ファイル名が重複しない場合(S60:NO)には、制御部70は、本処理を終了する。
S61において、制御部70は、ユーザによるファイル名の変更を行う。ユーザが画像ファイルを確認して、操作部82により新しいファイル名を入力することで、制御部70は、その画像ファイル名を入力されたファイル名に変更する。その後、制御部70は、処理をS58に移す。
以上、第1実施形態によると、画像整列システム100は、以下のような効果を有する。
(1)カメラ1は、録音サーバ4が取得した録音データの一部データであって撮影の際の音を含む音データを、録音サーバ4から受信することで取得できる。そして、取得した音データを、画像データに対応付けて1つのファイルにして記憶できる。
録音サーバ4は、常に環境音データを取得しており、サンプリングした録音データの一部である音データを、カメラ1の要求に応じて送信できる。よって、カメラ1の撮影場所によらず、録音サーバ4から音データを取得して、画像データに対応付けができる。カメラ1の撮影場所が異なっても、録音サーバ4が録音した録音データと取得する音やその大きさが異なることがない。よって、S54(図9)において音の一致が検出できる可能性が高い。
(2)画像整列サーバ7は、複数のカメラ1から画像ファイルを取得し、画像ファイルに含まれる音データが、録音データのどの位置であるかを判定することによって、複数のカメラ1で撮影した画像ファイルを、時系列に並べ替えることができる。よって、複数の画像ファイルを、日時情報によらず、音データを用いて撮影順に並び替えができる。
そして、画像整列サーバ7は、並び替えた画像ファイルを、並び替えの順番が分かるように、画像ファイル名を変更できる。
画像整列サーバ7は、画像ファイルに含む音データと、録音データとが同じサンプリング間隔でサンプリングされたデータであるので、音データと、録音データとの一致度合いを判定しやすくでき、一致する位置を容易に判断できる。
(第2実施形態)
第2実施形態では、カメラのみを用いて複数のカメラで撮影した画像ファイルを並べ替えるものを説明する。なお、以降の説明において、上述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号又は末尾に同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
図11は、第2実施形態の画像整列システム200の全体構成図である。
図12は、第2実施形態のカメラ201の機能ブロック図である。
図11に示す画像整列システム200は、複数台のカメラ1と、カメラ201(撮像装置)とが、通信ネットワークNを介して通信可能なシステムである。カメラ201は、第1実施形態の録音サーバ4と、画像整列サーバ7の上記機能の一部又は全部を有するカメラと考えることができる。
画像整列システム200の複数台のカメラ1と、カメラ201とは、例えば、コンサート会場に配置されている。
カメラ201は、複数台のカメラ1が撮影している所定領域の音を連続的に録音する機能を有する。また、カメラ201は、他のカメラ1が撮影した画像ファイルを取得する。そして、カメラ201は、録音データを用いて、他のカメラ1から取得した画像ファイルと、カメラ201が撮影した画像ファイルとを整列させる機能を有する。
図12に示すように、カメラ201は、レンズ部10、レンズ駆動回路11、撮像素子12、画像処理回路13、操作部20、制御部230、記憶部31、メモリカード232、表示部33、無線通信部34、マイク部235(集音部)等を有したデジタルカメラである。
制御部230は、音データ取得部230a、画像ファイル作成部30b、サンプリング部230c、音データ送信部230d、画像ファイル取得部230e、画像整列部230f、ファイル名変更部230g等を備える。
音データ取得部230aは、マイク部235から出力された環境音データを取得する制御部である。
画像ファイル作成部30bは、画像処理回路13が出力した画像データと、音データ取得部230aにより取得した環境音データの一部のデータとを対応付けて、1つの画像ファイルとする制御部である。
サンプリング部230cは、音データ取得部230aが取得した環境音データをサンプリングして、録音データを生成する制御部である。また、サンプリング部230cは、音データ取得部230aが取得し、画像データに対応付ける環境音データの一部の音データを、環境音データと同じ周波数でサンプリングする。
音データ送信部230dは、音データ要求を受信した時点から所定時間の録音データを、カメラ1に送信する制御部である。
画像ファイル取得部230eは、無線通信部34を介してカメラ1から画像ファイルを取得する制御部である。
画像整列部230fは、画像ファイルに含まれる音データが、録音データの時間軸上のどの位置のものであるかを判定し、判定された時間軸上の位置の先後により、画像ファイルを時間軸の並び(順)になるように整列させる制御部である。
ファイル名変更部230gは、画像整列部230fにより整列した画像ファイルの順番になるように、画像ファイルのファイル名を変更する制御部である。
メモリカード232は、録音データ記憶部232aを備える。
録音データ記憶部232aは、サンプリング部230cにより生成した録音データを記憶する。
マイク部235は、音を集音する装置であり、例えば、マイクロフォンである。マイク部235は、カメラ201の前部に設けられ(図11参照)、カメラ201の周囲の音を集音する。
次に、画像整列システム200での画像取得時のカメラ201と、カメラ1との処理について説明する。
図13は、第2実施形態の画像整列システム200での画像取得時の処理概要図である。
カメラ201は、マイク部235が集音した音をサンプリングして、録音データを生成する。カメラ201は、マイク部235が集音した都度、録音データを生成し続ける。カメラ201の録音データの生成処理は、図5の録音サーバ4による録音処理と同様である。
また、カメラ201は、撮影により画像データを出力する。その際、カメラ201は、生成した録音データの一部である音データを、画像データに対応付けて1つの画像ファイルを生成する。
他方、カメラ1は、撮影により画像データを出力する。その際、カメラ1は、カメラ201との間で無線による通信を行い、録音データの一部である音データを取得して、画像データに対応付けて1つの画像ファイルを生成する。
カメラ201と、カメラ1の撮影処理は、図7のカメラ1による撮影処理と同様である。カメラ201の場合には、音による同期モードを確認することなく(図7のS28からS30までの処理を行わず)、録音データを生成する処理と並行して、画像データに対応付ける音データを取得する。
次に、複数のカメラ1に記憶された画像ファイルと、カメラ201に記憶された画像ファイルとを保存して、撮影順に並び替える処理について説明する。
図14は、第2実施形態のメモリカード232の例を示す図である。
図14(a)は、撮影後に、カメラ1から画像ファイルを取得した際のカメラ201のメモリカード232を示す。メモリカード232は、図13に示すタイミングでカメラ201が自ら撮影した画像ファイルと、カメラ1から取得した画像ファイルとを記憶している。また、メモリカード232は、録音データ記憶部232aに、録音データを記憶している。
カメラ201の制御部230が、メモリカード232に記憶された画像ファイルと録音データとから、画像ファイルを撮影順に並び替えて、並び替えた順番に画像ファイル名を変更する処理は、図9の画像整列サーバ7による保存処理と同様である。
図14(b)は、並び替え処理後のメモリカード232を示す。メモリカード232には、並び替え前のデータ(図14(a))に加えて(図示せず)、図13に示す撮影順に、画像ファイルが並び替えられ、画像ファイルのファイル名が撮影順に変更された画像ファイルが記憶されている。
以上、第2実施形態によると、画像整列システム200は、以下のような効果を有する。
カメラ201は、音データを、カメラ1の要求に応じて無線通信によって送信できる。
カメラ201は、カメラ1で作成した画像ファイルを取得して、録音データに一致する順番に整列できる。よって、複数のカメラ1及びカメラ201に保存された画像ファイルを、録音データに一致する順番に、つまり、時系列に並び替えができる。
カメラ201が無線通信機能、録音機能及び画像整列機能を備えていることで、カメラ201と、他のカメラ1のみで、画像ファイルを時系列に並び替えることができる。よって、他の装置を必要とせず、簡易な装置で行うことができる。
(変形形態)
以上、説明した実施形態に限定されることなく、以下に示すような種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。
(1)各実施形態では、カメラは、撮影処理(撮像)の後に音データ要求をすることで、画像データを撮影した時刻と略同一の時刻の位置の録音データを取得するものとして説明した。しかし、これに限らず、撮影時の音データが取得できるものであればよい。例えば、全押しスイッチが押されたことを条件に、音データ要求をしてもよい。あるいは、半押しスイッチが押されたことを条件に、音データ要求をしてもよい。また、所定時間は、例えば、1秒等でもよい。なお、音データの取得は、時間が長いほど、録音データの時間軸上の位置との一致がわかりやすい。
(2)各実施形態では、画像ファイルに含む音データを、画像ファイルの並び替えに使用するものとして説明した。しかし、これに限らず、例えば、画像データを表示する際に、対応付けられた音データを出力してもよい。そうすることで、ユーザは、画像を見ながら、その画像データを取得した際の音を楽しむことができる。
(3)本実施形態では、カメラを例に説明した。しかし、画像データを出力するものであれば、カメラに限らず、カメラ機能を備えた携帯電話機等であってもよい。
(4)本実施形態では、保存処理において、画像ファイルに音データがない場合であって、画像ファイル名が重複する場合に、ユーザによってファイル名を変更するものとして説明した。しかし、これに限らず、画像ファイル名が重複しないように、コンピュータプログラムによって自動的に変更するものであってもよい。
(5)第1実施形態では、録音サーバを例に説明した。しかし、録音サーバに代わり、無線通信機能を有したICレコーダ等の録音機器であってもよい。
(6)第1実施形態では、画像整列サーバが、通信ネットワークを介してカメラ及び録音サーバに接続されているものとして説明した。しかし、画像整列サーバは、通信機能を有さないものでもよい。その場合には、カメラ及び録音サーバが、画像ファイル及び録音データを取り外し可能な記憶媒体に記憶し、画像整列サーバがその記憶媒体を読み取って記憶部に記憶すればよい。
(7)各実施形態では、カメラ1が録音サーバ4、又はカメラ201から音データを取得する例を説明した。しかし、カメラ1のマイク部235を用いて音データを取得するようにしてもよい。そのように構成すると、録音サーバ4、又はカメラ201とカメラ1とが接続されていなくても音データを取得することができる。また、通信遅延による音データの取得時刻の誤差により生じる問題を回避することができる。
なお、実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した実施形態によって限定されることはない。
1,1A,1B,201:カメラ、4:録音サーバ、7:画像整列サーバ、30,230:制御部、30a,230a:音データ取得部、30b:画像ファイル作成部、32,232:メモリカード、34:無線通信部、42,230c:サンプリング部、44,230d:音データ送信部、51,235:マイク部、73:位置判定部、74,230f:画像整列部、75,230g:ファイル名変更部、80a:画像ファイル記憶部、80b,232a:録音データ記憶部、100,200:画像整列システム、230e:画像ファイル取得部

Claims (6)

  1. 連続的に環境音を録音した環境音データを取得する環境音データ取得部と、
    画像データと、前記環境音データの一部であって前記画像データの撮像時の音を含む音データとを含む画像ファイルを他の撮像装置から取得する画像ファイル取得部と、
    複数の前記撮像装置から前記画像ファイル取得部により取得された各々の前記画像ファイルに含まれる前記音データを用いて、複数の前記画像ファイルを前記環境音データに一致する順番に並び替える画像整列部と、
    を備える撮像装置。
  2. 連続的に環境音を録音した環境音データを取得する環境音データ取得部と、
    画像データと、前記環境音データの一部であって前記画像データの撮像時の音を含む音データとを含む画像ファイルを他の撮像装置から取得する画像ファイル取得部と、
    被写体を撮像して第2画像データを出力する撮像部と、
    前記第2画像データと、前記環境音データの一部であって前記第2画像データの撮像時の音を含む第2音データとを対応付けて、1つの画像ファイルにする画像ファイル作成部と、
    前記撮像装置から前記画像ファイル取得部により取得された前記画像ファイルに含まれる前記音データと、前記画像ファイル作成部により作成された前記画像ファイルに含まれる前記第2音データとを用いて、複数の前記画像ファイルを前記環境音データに一致する順番に並び替える画像整列部と、
    を備える撮像装置。
  3. 被写体を撮像して画像データを出力する撮像部と、
    画像整列部を有する装置が有し、連続的に環境音を録音した環境音データの一部であって前記撮像部による撮像を行う際の音データを取得する音データ取得部と、
    前記撮像部により出力した前記画像データと、前記音データ取得部により取得した前記音データとを対応付けて、1つの画像ファイルにする画像ファイル作成部と、
    前記画像整列部を有する装置に前記画像ファイル作成部により作成された前記画像ファイルを送信する送信部と、を備え、
    前記画像整列部において、前記送信された前記画像ファイルに含まれる前記音データと、前記環境音データと、に基づいて、前記画像ファイルの順番が決定される撮像装置。
  4. 複数の撮像装置が撮像した所定の領域で取得した、連続的に環境音を録音した環境音データを記憶する環境音データ記憶部と、
    前記複数の撮像装置から取得した、画像データと、前記環境音データの一部であって前記画像データの撮像時の音を含む音データとが対応付けられた画像ファイルを複数記憶する画像ファイル記憶部と、
    複数の前記画像ファイルに含まれる前記音データの各々が、前記環境音データのどの位置のものであるかを判定する位置判定部と、
    前記位置判定部により判定された前記環境音データの前記位置の順に、複数の前記画像ファイルを並べ替える画像整列部と、
    を備える画像整列装置。
  5. 請求項4に記載の画像整列装置において、
    前記画像整列部により並べ替えがされた複数の前記画像ファイルのファイル名を、並び替えた順番になるように変更するファイル名変更部を備えること、
    を特徴とする画像整列装置。
  6. 請求項4又は請求項5に記載の画像整列装置において、
    複数の前記画像ファイルの各々に含まれる前記音データ及び前記環境音データ記憶部に記憶された前記環境音データは、同じ所定間隔でサンプリングされたものであること、
    を特徴とする画像整列装置。
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