JP2016174259A - 撮像システム - Google Patents

撮像システム Download PDF

Info

Publication number
JP2016174259A
JP2016174259A JP2015052968A JP2015052968A JP2016174259A JP 2016174259 A JP2016174259 A JP 2016174259A JP 2015052968 A JP2015052968 A JP 2015052968A JP 2015052968 A JP2015052968 A JP 2015052968A JP 2016174259 A JP2016174259 A JP 2016174259A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
imaging
video
moving image
remote control
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015052968A
Other languages
English (en)
Inventor
亜也加 関
Ayaka Seki
亜也加 関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2015052968A priority Critical patent/JP2016174259A/ja
Publication of JP2016174259A publication Critical patent/JP2016174259A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】表示モニタ付きの遠隔制御装置を用いて撮影指示を行った場合に、ユーザが遠隔制御装置を見ているか否かを選択することにより、ユーザの意図通りの時点の静止画を記録可能にする撮像システムを提供すること。
【解決手段】撮像装置と遠隔制御装置を有する撮像システムであって、前記撮像装置は、映像を撮像する撮像手段と、一定期間分の動画を蓄積する動画蓄積手段と、前記動画蓄積手段が蓄積した蓄積動画から、所定の時点における映像を切り出して記録する映像記録手段を有し、前記遠隔制御装置は、前記撮像装置に対して、通信により撮像指示を送信する遠隔制御手段と、前記撮像装置が撮像した映像を、通信により受信し、随時表示する撮像映像表示手段を有し、前記映像記録手段は、前記蓄積動画から映像を切り出す時点を選択可能であることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置と遠隔制御装置を有する撮像システムに関し、特に撮像装置と遠隔制御装置との通信タイムラグを軽減する技術に関する。
近年、遠隔制御装置を用いて撮像指示を行うことができる撮像装置が存在する。遠隔制御装置には、表示モニタが搭載されているものも存在する。表示モニタ付きの遠隔制御装置を用いることで、撮像装置により撮像されたライブビュー画像を遠隔制御装置上の表示モニタで確認しながら撮像指示を行うことができる。
しかしながら、撮像装置が生成したライブビュー画像が、遠隔制御装置上の表示モニタに表示されるまでには通信によるタイムラグが発生する。さらに、遠隔制御装置上でユーザが撮像指示を行ってから、撮像装置が撮像するまでにも通信によるタイムラグが発生する。そのため、遠隔制御装置上の表示モニタを見ながら撮像指示を行った場合、ユーザが意図した時点よりも遅延した時点で撮像が行われる場合が多い。
これに対し、特許文献1には、遠隔制御装置から連続撮影開始信号と撮影終了信号を撮像装置に送信し、連続撮影した複数の静止画のうち、撮影終了信号を受信した時点から、一定時間遡った時点の静止画を記録する技術が提案されている。
特開2011−109657号公報
図7(a)に示すように、ユーザが遠隔制御装置702に表示されるライブビュー画像を見ながら、撮像装置701に撮像指示を行う場合を考える。この時、図7(b)に示すように、撮像装置701が生成したライブビュー画像が、遠隔制御装置702上の表示モニタに表示されるまでに、通信によるタイムラグ801が発生する。さらに、遠隔制御装置702上でユーザが撮像指示を行った時点Yから、撮像装置701が撮像指示を受信する時点Zまでに、通信によるタイムラグ802が発生する。この場合、特許文献1の技術を用いて、撮像装置701が撮像指示を受信する時点Zから、タイムラグ801と802の和分、遡るように設定することで、ユーザが意図するシャッターチャンス、すなわち時点Xの静止画を記録することができる。
一方、図8(a)に示すように、ユーザが遠隔制御装置702上の表示モニタを見ずに、被写体を直接見ながら、遠隔制御装置702で撮像指示を行う場合を考える。また、図7(a)に示す場合に対応して、上述のようにタイムラグ801と802の和分、遡って静止画を記録するように設定しているとする。この時、ユーザは遠隔制御装置702上の表示モニタを見ずに被写体を見ているため、撮像装置701が生成したライブビュー画像が、遠隔制御装置702上の表示モニタに表示されるまでのタイムラグ801は加味する必要がない。すなわち、この場合ユーザが意図するシャッターチャンスとは時点Yとなる。
しかし、図8(b)に示すように、図7(b)と同様、時点Yにおいて撮像指示が行われたとすると、撮像装置701が撮像指示を受信した時点Zから、タイムラグ801と802の和分、遡った時点Xの静止画が記録されてしまう。上述のように、ユーザが遠隔制御装置702上の表示モニタを見ながら撮像しているか否かによって、ユーザの意図するシャッターチャンスの時点が異なるため、一定時間遡るように設定している場合ではユーザの意図通りの時点の静止画を記録することはできない。
そこで、本発明では、遠隔制御装置を用いて撮像指示を行った場合に、ユーザが遠隔制御装置を見ているか否かを選択することにより、ユーザの意図通りの時点の静止画を記録可能にする撮像システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、
撮像装置と遠隔制御装置を有する撮像システムであって、
前記撮像装置は、
映像を撮像する撮像手段と、
一定期間分の動画を蓄積する動画蓄積手段と、
前記動画蓄積手段が蓄積した蓄積動画から、所定の時点における映像を切り出して記録する映像記録手段を有し、
前記遠隔制御装置は、
前記撮像装置に対して、通信により撮像指示を送信する遠隔制御手段と、
前記撮像装置が撮像した映像を、通信により受信し、随時表示する撮像映像表示手段を有し、
前記映像記録手段は、前記蓄積動画から映像を切り出す時点を選択可能である
ことを特徴とする。
本発明によれば、表示モニタ付きの遠隔制御装置を用いて撮像指示を行う場合に、ユーザの意図通りの時点の静止画を記録することが可能な撮像システムを提供することができる。
第1の実施形態における撮像装置及び遠隔制御装置の構成を示すブロック図 第1の実施形態における撮像装置の動作の一例を示すフローチャート 第1の実施形態における第1のタイムラグと第2のタイムラグを示す図 第1の実施形態における表示部に表示されるライブビュー画像の一例を示す図 第2の実施形態における撮像装置及び遠隔制御装置の構成を示すブロック図 第2の実施形態における撮像装置の動作の一例を示すフローチャート 従来技術を利用した場合における操作例とタイムラグの説明図 従来技術を利用した場合における操作例とタイムラグの説明図
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
[第1の実施形態]
以下、図1を参照して、本発明の第1の実施形態として、蓄積動画から、特定の時点の映像データを切り出し、静止画として記録することが可能な構成である撮像装置100について説明する。なお以下の説明において、蓄積動画とは、静止画撮像指示よりも所定時間遡った時点から静止画撮像指示までの期間に撮像装置100が記録した連続する映像データのこととする。
図1は本発明の第1の実施形態における撮像装置100及び遠隔制御装置200の構成を示すブロック図である。
101は撮像装置100の全ての動作を統括し制御するCPUである。102は被写体の光学像を電気信号に変換するためのCCDやCMOSからなる撮像素子である。
103は撮像素子102から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路である。104はCPU101により制御され、撮像素子102、A/D変換回路103にクロック信号や制御信号を供給するタイミング発生回路である。
105はCPU101のワークエリアとして使用される一時記録領域としてのRAMである。RAM105には撮像素子102により撮像された静止画や動画を信号化した映像データも格納され、所定時間分の映像データを格納するのに十分な容量を備えている。106は後述のフローチャート等で示される制御プログラムを格納するROMである。107は静止画信号処理回路である。108は動画信号処理回路である。109はユーザが静止画撮像指示を行うための静止画撮像スイッチである。
110はユーザが撮像装置100の設定等を行うための操作部である。111は撮像装置100の各種設定画面や撮像された静止画や動画を表示、再生するための表示部である。112はメモリカードやハードディスク等の外部記録装置とのI/F(インタフェース)、113はメモリカードやハードディスク等との外部記録装置と接続を行うコネクタである。
114は遠隔制御装置200とのI/Fである。120はメモリカードやハードディスク等の外部記録装置であり、121は撮像装置100との接続を行うコネクタ、122は撮像装置100とのI/F、123は静止画や動画を記録する記録部である。
201は遠隔制御装置200の全ての動作を統括し制御するCPUである。202は、ユーザが撮像指示等を行うための操作部である。203はCPU201のワークエリアとして使用される一時記録領域としてのRAMである。204は後述のフローチャート等で示される制御プログラムを格納するROMである。205は各種設定画面や撮像装置100から受信した静止画や動画を表示、再生するための表示部である。206は撮像装置100とのI/Fである。
本実施形態では、撮像装置100は外部記録装置120を取り付けるI/F及びコネクタを一系統持つものとして説明しているが、外部記録装置120を取り付けるI/F及びコネクタは、単数或いは複数、いずれの系統数を備える構成としても構わない。また、異なる規格のI/Fおよびコネクタを組み合わせて備える構成としても構わない。
また、撮像装置100と遠隔制御装置200は、I/F114、及びI/F206を介して無線通信を行う構成とするが、USBケーブルなどを用いた有線通信を行う構成としてもよい。
次に、上記構成を有する撮像装置100と遠隔制御装置200を用いた撮像方法について図2に示すフローチャートを用いて説明する。
図2に示すフローチャートは、撮像装置100と遠隔制御装置200の主電源スイッチがONかつ、無線通信可能な状態であるときに実行される。
まずステップS301において、ユーザが操作部110を操作することにより、撮像装置100を静止画遠隔撮像モードに設定することで、処理が開始される。ここで、静止画遠隔撮像モードとは、撮像装置100が遠隔制御装置200から静止画撮像指示信号を受信した時に静止画を記録するモードである。また、静止画遠隔撮像モードにおいて、遠隔制御装置200上で行う撮像指示のことを遠隔撮像指示と呼ぶ。
ステップS302では、遠隔制御装置200上の表示部205を見ながら遠隔撮像指示を行うかどうかをユーザが選択する。
表示部205を見ながら遠隔撮像指示を行う場合(S303)、想定タイムラグtを第1の想定タイムラグt1と第2の想定タイムラグt2の和とする。表示205を見ないで遠隔撮像指示を行う場合(S304)、想定タイムラグtを第2の想定タイムラグt2と同値とする。想定タイムラグt、第1の想定タイムラグt1及び第2の想定タイムラグt2の詳細については後述する。次に、CPU101は、予め設定された期間、蓄積動画をRAM105にバッファリングする(S305)。
ステップS306において、CPU101は遠隔撮像指示が検出されたかどうか、すなわち、撮像装置100が遠隔制御装置200から遠隔撮像指示信号を受信したかどうかを判別する。遠隔撮像指示が検出されていない場合は、ステップS306を繰り返し、遠隔撮像指示が検出されるのを待つ。遠隔撮像指示が検出された場合は、ステップS307に進む。
ステップS307では、CPU101は蓄積動画のバッファリングを停止させ、ステップS308に進む。
ステップS308では、撮像装置100が遠隔撮像指示信号を受信した時点より想定タイムラグt遡った時点の映像データを、蓄積動画から切り出す。
ステップS309では、ステップS308で切り出した映像データを静止画として外部記録装置120に記録し、静止画遠隔撮像モードを終了する(S310)。
上述した想定タイムラグtについて、図3及び図4を用いて説明する。図3において、横軸は時間の経過を示す。
図3に示す401、402、403は、それぞれ時刻A、B、Cにおいて撮像装置100が撮像素子102を介して取り込んだ映像データを示し、404は、時刻Dにおいて遠隔制御装置200上の表示部205に表示されるライブビュー画像を示す。
図4(a)(b)(c)は、それぞれ、図3上の時刻A、B、Cにおいて撮像装置100が撮像素子102を介して取り込んだ映像データ、すなわち映像データ401、402、403を示す。
ここで、撮像装置100が取り込んだ映像データが、遠隔制御装置100上の表示部205にライブビュー画像として表示されるまでの間に、通信により発生するタイムラグを第1のタイムラグとする。また、遠隔制御装置100上で遠隔撮像指示が行われてから、撮像装置100が遠隔撮像指示を受信し、撮像が行われるまでの間に、通信により発生するタイムラグを第2のタイムラグとする。さらに、第1のタイムラグとして想定される値としてユーザが予め設定する値を第1の想定タイムラグt1、第2のタイムラグとして想定される値としてユーザが予め設定する値を第2の想定タイムラグt2とする。
図3において、時刻Aで撮像装置100が取り込んだ映像データが、表示部205にライブビュー画像として表示される時刻は、時刻Aより第1のタイムラグ後の時刻Dとなる。また、時刻Dでユーザにより撮像指示が行われた場合、撮像装置100により撮像が行われるのは、時刻Dより第2のタイムラグ後の時刻Cとなる。
遠隔制御装置200を使用しない、通常の静止画撮像モードにおいて、ユーザが撮像装置100上の静止画撮像スイッチ109を操作することにより、時刻Aにおいて撮像指示を行う場合を考える。この場合、通信によるタイムラグは発生しないため、撮像装置100が撮像を行うのは時刻Aとなる。
一方、ユーザが表示部205でライブビュー画像を確認しながら、時刻Dにおいて遠隔制御装置200上で遠隔撮像指示を行う場合を考える。この場合、撮像装置100が撮像を行うのは時刻Cとなるが、ユーザが記録したい映像データは、時刻Dにおいて表示部205に表示されるライブビュー画像、すなわち時刻Aにおいて撮像装置100が取り込んだ、図4(a)に示す映像データである。しかし、想定タイムラグtを設定しない場合、すなわちt=0の場合、時刻Cにおいて撮像装置100が取り込んだ、図4(c)に示す映像データが記録されてしまう。そのため、想定タイムラグt=第1の想定タイムラグt1+第2の想定タイムラグt2と設定し、時刻Cよりt遡った時刻Aにおいて撮像装置100が撮像した映像データを記録するのが望ましい。
また、ユーザが被写体を直視しながら、時刻Aにおいて遠隔制御装置200上で遠隔撮像指示を行う場合を考える。この場合、撮像装置100が撮像を行うのは時刻Bとなるが、ユーザが記録したい映像データは、時刻Aにおいて撮像装置100が取り込んだ、図4(a)に示す映像データである。しかし、想定タイムラグtを設定しない場合、すなわちt=0の場合、時刻Bにおいて撮像装置100が取り込んだ、図4(b)に示す映像データが記録されてしまう。そのため、想定タイムラグt=第2の想定タイムラグt2と設定し、時刻Bよりt遡った時刻Aにおいて撮像装置100が取り込んだ映像データを記録するのが望ましい。
上述によれば、遠隔制御装置200を用いて遠隔撮影指示を行う場合に、ユーザが表示部205を見ながら撮像指示を行うかどうかを選択することで、どの時点の映像データを記録するかを選択可能にすることができる。これにより、遠隔制御装置200と撮像装置100の通信によるタイムラグが発生する場合であっても、ユーザの意図通りの時点に撮像された映像データを静止画として記録することができる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、撮像指示前にユーザが予め、表示部205を見ながら撮像指示を行うかどうかを選択する構成とした。
しかし、第1の実施形態では、ユーザが被写体を見ながら撮像するか、遠隔制御装置200上の表示部205を見ながら撮像するかを変更する度に、ユーザが設定を変更しなければならないため、設定を頻繁に変更する場合には面倒となる。
そこで、第2の実施形態では、撮像指示が行われた時点でのユーザの視線方向によって、想定タイムラグを自動で選択する構成とした撮像装置について説明する。
なお、第1の実施形態で説明したものと同一のものについては、同一符号を付して、その説明を省略する。
図5は本発明の第2の実施形態における撮像装置100及び遠隔制御装置200の構成を示すブロック図である。図5中の100〜123及び200〜206は図1と同じであるため説明を省略する。
撮像素子208、A/D変換回路209、タイミング発生回路210はそれぞれ、撮像素子102、A/D変換回路103、タイミング発生回路104と同じ構造であるため、説明は省略する。
視線検出部207は、映像データからユーザの視線方向を検出し、ユーザが遠隔制御装置200上の表示部205を見ているかどうかを判別する。視線検出部207は、視線方向検出部2071と視線方向判定部2072を備えている。
視線方向検出部2071は、例えば撮像素子208を介して取得した映像データからユーザの顔の向き及び目の位置を検出し、ユーザの視線方向を検出する。
視線方向判定部2072は、視線方向検出部2071が検出した視線方向が、遠隔制御装置200上の表示部205上にあるかどうか、すなわち、ユーザが表示部205を見ているかどうかを判定する。
次に、上記構成を有する撮像装置100と遠隔制御装置200を用いた撮像方法について図6に示すフローチャートを用いて説明する。
図6に示すフローチャートは、撮像装置100と遠隔制御装置200の主電源スイッチがONかつ、無線通信可能な状態であるときに実行される。
まずステップS601において、ユーザが操作部110を操作することにより、撮像装置100を静止画遠隔撮像モードに設定することで、処理が開始される。
次に、CPU101は、予め設定された期間、蓄積動画をRAM105にバッファリングする(S602)。
ステップS603では、視線方向検出部2071がユーザの視線方向を検出する。
ステップS604において、CPU101は遠隔撮像指示が検出されたかどうか、すなわち遠隔制御装置200から遠隔撮像指示信号を受信したかどうかを判別する。遠隔撮像指示が検出されていない場合は、ステップS603に戻る。遠隔撮像指示が検出された場合は、ステップS605に進む。
ステップS605では、CPU101は蓄積動画のバッファリングを停止させ、ステップS606に進む。
ステップS606では、視線方向判定部2072が、ステップS603で検出したユーザの視線方向が表示部205方向と一致するかどうかを判定する。
ユーザの視線方向が表示部205方向と一致すると判定した場合は、想定タイムラグtは第1の想定タイムラグt1と第2の想定タイムラグt2の和とする(S607)。ユーザの視線方向が表示部205方向と一致しないと判定した場合は、想定タイムラグtを第2の想定タイムラグt2と同値とする(S608)。
次に、ステップS609では、撮像装置100が遠隔撮像指示信号を受信した時点より想定タイムラグt遡った時点の映像データを、蓄積動画から切り出す。
ステップS610では、ステップS609で切り出した映像データを静止画として記録し、静止画遠隔撮像モードを終了する(S611)。
上述によれば、遠隔制御装置200を用いて遠隔撮像指示を行った場合に、遠隔撮像指示を行った時点のユーザの視線方向によって想定タイムラグtを自動で選択することができる。これにより、ユーザの意図通りの時点に撮像された映像データを静止画として、より簡単に記録することができる。
上述した実施形態ではいずれも、蓄積動画から切り出した映像データを静止画として記録するとしたが、蓄積動画から一定期間分の連続した映像データを切り出すようにし、切り出した映像データを動画として記録しても良い。
上述した実施形態ではいずれも、遠隔制御装置200により静止画の遠隔撮像指示を行う場合について説明したが、遠隔制御装置200により動画の遠隔撮像開始指示及び遠隔撮像終了指示を行うとしても良い。その場合、記録される動画は、遠隔撮像開始指示を撮像装置100が受信した時点より想定タイムラグt遡った時点以降に蓄積された蓄積動画と、遠隔撮像開始指示時点から遠隔撮像終了指示時点までに撮像された動画を連結した動画とする。
上述した第2の実施形態では、第1の想定タイムラグt1及び第2の想定タイムラグt2はユーザによって予め設定されているとしたが、これに限定しない。例えば、プレ撮像を行うことで、プレ撮像時の実際の第1のタイムラグと第2のタイムラグを計測し、計測した値を、次回以降の静止画遠隔撮像モードにおける撮像において、それぞれ第1の想定タイムラグt1、第2の想定タイムラグt2と設定しても良い。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
100 撮像装置、101 CPU、102 撮像素子、103 A/D変換回路、
104 タイミング発生回路、105 RAM、106 ROM、
107 静止画信号処理回路、108 動画信号処理回路、
109 静止画撮像スイッチ、110 操作部、111 表示部、
112 外部記録装置とのインタフェース、113 外部記録装置とのコネクタ、
114 遠隔制御装置とのインタフェース、120 外部記録装置、
121 撮像装置とのコネクタ、122 撮像装置とのインタフェース、
123 記録部、200 遠隔制御装置、201 CPU、202 操作部、
203 RAM、204 ROM、205 表示部、
206 撮像装置とのインタフェース、207 視線検出部、
2071 視線方向検出部、2072 視線方向判定部、208 撮像素子、
209 A/D変換回路、210 タイミング発生回路

Claims (7)

  1. 撮像装置と遠隔制御装置を有する撮像システムであって、
    前記撮像装置は、
    映像を撮像する撮像手段と、
    一定期間分の動画を蓄積する動画蓄積手段と、
    前記動画蓄積手段が蓄積した蓄積動画から、所定の時点における映像を切り出して記録する映像記録手段を有し、
    前記遠隔制御装置は、
    前記撮像装置に対して、通信により撮像指示を送信する遠隔制御手段と、
    前記撮像装置が撮像した映像を、通信により受信し、随時表示する撮像映像表示手段を有し、
    前記映像記録手段は、前記蓄積動画から映像を切り出す時点を選択可能であることを特徴とする撮像システム。
  2. 前記映像記録手段により記録される映像とは静止画であることを特徴とする請求項1に記載の撮像システム。
  3. 前記映像記録手段により記録される映像とは動画であることを特徴とする請求項1に記載の撮像システム。
  4. 前記遠隔制御装置は、ユーザの視線方向を検出する視線方向検出手段と、ユーザの視線方向が前記撮像映像表示手段の方向を向いているかどうかを判定する視線方向判定手段を備え、
    前記映像記録手段は、前記視線方向判定手段の判定結果によって、前記蓄積動画から映像を切り出す時点を選択することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の撮像システム。
  5. 前記撮像装置は、
    前記撮像映像表示手段と前記撮像手段との通信による第1のタイムラグと、
    前記遠隔操作手段と前記撮像手段との通信による第2のタイムラグを記録するタイムラグ記録手段を備え、
    前記映像記録手段は、
    前記視線方向判定手段が、ユーザの視線方向が前記撮像映像表示手段の方向を向いていると判定した場合は、
    前記蓄積動画から、撮像指示を受信した時点より前記第1のタイムラグと前記第2のタイムラグの和分遡った時点の映像を切り出して記録し、
    前記視線方向判定手段が、ユーザの視線方向が前記撮像映像表示手段の方向を向いていないと判定した場合は、
    前記蓄積動画から、撮像指示を受信した時点より前記第2のタイムラグ分遡った時点の映像を切り出して記録することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の撮像システム。
  6. 前記撮像装置は、
    前記蓄積動画手段が蓄積した動画と、前記撮像手段が撮像した動画を連結する動画連結手段を備え、
    前記動画連結手段は、
    ユーザが前記遠隔操作手段により動画記録開始指示及び動画記録終了指示を行う場合に、
    前記視線方向判定手段が、ユーザの視線方向が前記撮像映像表示手段の方向を向いていると判定した場合は、
    動画記録開始指示時点より前記第1のタイムラグと前記第2のタイムラグの和分遡った時点以降の前記蓄積動画と、前記撮像手段が撮像した動画を連結し、
    前記視線方向判定手段が、ユーザの視線方向が前記撮像映像表示手段の方向を向いていないと判定した場合は、
    動画記録開始指示時点より前記第2のタイムラグ分遡った時点以降の前記蓄積動画と、前記撮像手段が撮像した動画を連結し、
    前記映像記録手段は、
    前記動画連結手段が連結した動画を記録することを特徴とする請求項1、3、4、5の何れか一項に記載の撮像システム。
  7. 前記撮像装置は、前記第1のタイムラグ及び前記第2のタイムラグを計測するタイムラグ計測手段を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載の撮像システム。
JP2015052968A 2015-03-17 2015-03-17 撮像システム Pending JP2016174259A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015052968A JP2016174259A (ja) 2015-03-17 2015-03-17 撮像システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015052968A JP2016174259A (ja) 2015-03-17 2015-03-17 撮像システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016174259A true JP2016174259A (ja) 2016-09-29

Family

ID=57009145

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015052968A Pending JP2016174259A (ja) 2015-03-17 2015-03-17 撮像システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016174259A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019041372A (ja) * 2017-08-25 2019-03-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 撮像装置、電子機器及び画像データの転送方法
WO2020044924A1 (ja) * 2018-08-31 2020-03-05 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019041372A (ja) * 2017-08-25 2019-03-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 撮像装置、電子機器及び画像データの転送方法
WO2020044924A1 (ja) * 2018-08-31 2020-03-05 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
US11445102B2 (en) 2018-08-31 2022-09-13 Sony Corporation Information processing device and information processing method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10455180B2 (en) Electronic apparatus and method for conditionally providing image processing by an external apparatus
KR101955848B1 (ko) 전자 기기
EP2161928B1 (en) Image processing device, image processing method, and program
US9563245B2 (en) Electronic device and computer readable medium
US20070222858A1 (en) Monitoring system, monitoring method and program therefor
JP6611614B2 (ja) 電子機器及びその制御方法、プログラムならびに記憶媒体
JP5952782B2 (ja) 画像処理装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体
CN102348067A (zh) 摄像设备和摄像设备的控制方法
JP2012204987A (ja) 撮像装置、同期制御方法、再生装置及び立体映像撮像システム
JP2013007836A (ja) 画像表示装置、画像表示方法及びプログラム
US11017817B2 (en) Image processing apparatus, image processing method, camera apparatus, remote control apparatus, and camera system
JP2016174259A (ja) 撮像システム
US11102403B2 (en) Image device, information processing apparatus, information processing method, system, and storage medium
US9661237B2 (en) Image capturing apparatus, control method thereof, and storage medium
JP2016009950A (ja) 音声処理装置
KR102050493B1 (ko) 외부 동기 신호의 이용이 가능한 카메라 시스템 및 이의 외부 동기 신호 이용방법
JP2010103725A (ja) 撮像装置及び画像転送方法
JP6091079B2 (ja) 制御装置、制御方法及びプログラム
EP4391567A1 (en) Control apparatus, image capturing apparatus, control method, and program
EP3145172A1 (en) Image capturing device and still image generating method
US11616929B2 (en) Electronic apparatus and method of controlling the same, and storage medium
JP6772014B2 (ja) 制御装置、制御方法、及びプログラム
JP2018195892A (ja) 撮像装置
US20240163559A1 (en) Information processing apparatus and control method thereof
US10567663B2 (en) Image pickup apparatus, control method therefore, and program communicating with an external device