JP6352837B2 - レーダシステム及びそのレーダ信号処理方法 - Google Patents
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Description
図1乃至図10を参照して、第1の実施形態に係るレーダシステムを説明する。
予め保存してあるΣとΔの周波数特性を用いて算出した誤差電圧の基準値ε0をテーブル化(ε0と周波数fの対応)しておき、その基準テーブルを用いて、上記の観測値εから、高精度なビート周波数fpの値を抽出する。
上記ビート周波数fpを用いて、図3に示す手順((1)(2)による演算手順)により、距離Rと速度Vを算出する。なお、重みづけについては、−1または1以外に、サイドローブを低減するためにテーラーウェイト(非特許文献4参照)等のウェイトを乗算してもよい。
本実施形態では、レーダ装置間が離隔しているため、時刻同期の調整方法について述べる。系統を図11に示す。図11において、図1と同一部分には同一符号を付して示し、ここでは異なる部分について説明する。
B…受信レーダ装置、B1…アンテナ、B2…受信器、B21…受信部、B22…ビーム制御部、B23…タイミング制御部、B3…信号処理器、B31,B39…AD変換部、B32,B3a…ウェスト乗算部、B33,B3b…FFT処理部、B34…CFAR検出部、B35…MRAV処理部、B36…CW速度演算部、B37…速度補正部、B38…測角部、
C…受信レーダ装置、C1…アンテナ、C2…受信器、C21…受信部、C22…ビーム制御部、C23…受信復調部、C3…信号処理器、C31,C39…AD変換部、C32,C3a…ウェスト乗算部、C33,C3b…FFT処理部、C34…CFAR検出部、C35…MRAV処理部、C36…CW速度演算部、C37…速度補正部、C38…測角部、D…統合処理装置。
Claims (4)
- 少なくとも1つの単一周波数のパルス波と周波数スイープ勾配を持つアップスイープまたはダウンスイープの少なくとも1つのパルス波をレーダ波として送信する、少なくとも1台の送信装置と、
前記送信装置とは少なくとも異なる位置に配置され、少なくとも前記送信装置の位置、送信ビーム方向、送信周波数、送信波形の情報を取得し、前記送信装置から送信されるレーダ波の反射波を受信するNr台(Nr≧2)の受信レーダ装置と、
前記受信レーダ装置の出力を統合処理する統合処理装置と
を具備し、
前記送信装置は、前記レーダ波を対象目標のドップラ周波数に応じてクラッタの影響が少なくなるように選定して送信し、
前記Nr台の受信レーダ装置は、前記レーダ波の反射波を受信し、その受信信号の前記周波数スイープ勾配を持つパルス波の成分からMRAV(Measurement Range After measurement Velocity)処理により前記対象目標について測距及び測速を行い、前記受信信号の前記単一周波数のパルス波の成分から前記対象目標のドップラ周波数から周波数ずれを求め、前記測速した値を前記周波数ずれに基づいて補正して、前記測距した値と共に出力し、
前記統合処理装置は、前記Nr台の受信レーダ装置それぞれで得られた検出目標の測距、測速、測角結果に基づいて互いに同一と判別された目標の距離、速度及び角度を目標情報として出力するレーダシステム。 - 少なくとも1つの単一周波数のパルス波と周波数スイープ勾配を持つアップスイープまたはダウンスイープの少なくとも1つのパルス波をレーダ波として送信し、そのレーダ波の反射波を受信する、少なくとも1台の送受信レーダ装置と、
前記送受信レーダ装置とは少なくとも異なる位置に配置され、少なくとも前記送受信レーダ装置の位置、送信ビーム方向、送信周波数、送信波形の情報を取得し、前記送受信レーダ装置から送信されるレーダ波の反射波を受信するNr台(Nr≧1)の受信レーダ装置と、
前記少なくとも1台の送受信レーダ装置及び前記Nr台の受信レーダ装置の出力を統合処理する統合処理装置と
を具備し、
前記送受信レーダ装置は、前記レーダ波を対象目標のドップラ周波数に応じてクラッタの影響が少なくなるように選定して送信し、
前記送受信レーダ装置及び前記Nr台の受信レーダ装置は、前記レーダ波の反射波を受信し、その受信信号の前記周波数スイープ勾配を持つパルス波の成分からMRAV(Measurement Range After measurement Velocity)処理により前記対象目標について測距及び測速を行い、前記受信信号の前記単一周波数のパルス波の成分から前記対象目標のドップラ周波数から周波数ずれを求め、前記測速した値を前記周波数ずれに基づいて補正して、前記測距した値と共に出力し、
前記Nr台の受信レーダ装置は、受信信号を複数の開始時間でFFT(Fast Fourier Transform)処理し、FFT出力が最大となる開始時間を選定して受信タイミングを制御することで前記送受信レーダ装置との時刻同期を行い、
前記統合処理装置は、前記送受信レーダ装置及び前記Nr台の受信レーダ装置それぞれで得られた検出目標の測距、測速、測角結果に基づいて互いに同一と判別された目標の距離、速度及び角度を目標情報として出力するレーダシステム。 - 少なくとも1つの単一周波数のパルス波と周波数スイープ勾配を持つアップスイープまたはダウンスイープの少なくとも1つのパルス波をレーダ波として送信する、少なくとも1台の送信装置と、
前記送信装置とは少なくとも異なる位置に配置され、少なくとも前記送信装置の位置、送信ビーム方向、送信周波数、送信波形の情報を取得し、前記送信装置から送信されるレーダ波の反射波を受信するNr台(Nr≧2)の受信レーダ装置と、
前記受信レーダ装置の出力を統合処理する統合処理装置と
を具備するレーダシステムに適用され、
前記送信装置により、前記レーダ波を対象目標のドップラ周波数に応じてクラッタの影響が少なくなるように選定して送信し、
前記Nr台の受信レーダ装置により、前記レーダ波の反射波を受信し、その受信信号の前記周波数スイープ勾配を持つパルス波の成分からMRAV(Measurement Range After measurement Velocity)処理により前記対象目標について測距及び測速を行い、前記受信信号の前記単一周波数のパルス波の成分から前記対象目標のドップラ周波数から周波数ずれを求め、前記測速した値を前記周波数ずれに基づいて補正して、前記測距した値と共に出力し、
前記統合処理装置により、前記Nr台の受信レーダ装置それぞれで得られた検出目標の測距、測速、測角結果に基づいて互いに同一と判別された目標の距離、速度及び角度を目標情報として出力するレーダシステムのレーダ信号処理方法。 - 少なくとも1つの単一周波数のパルス波と周波数スイープ勾配を持つアップスイープまたはダウンスイープの少なくとも1つのパルス波をレーダ波として送信し、そのレーダ波の反射波を受信する、少なくとも1台の送受信レーダ装置と、
前記送受信レーダ装置とは少なくとも異なる位置に配置され、少なくとも前記送受信レーダ装置の位置、送信ビーム方向、送信周波数、送信波形の情報を取得し、前記送受信レーダ装置から送信されるレーダ波の反射波を受信するNr台(Nr≧1)の受信レーダ装置と、
前記受信レーダ装置の出力を統合処理する統合処理装置と
を具備するレーダシステムに適用され、
前記送受信レーダ装置により、前記レーダ波を対象目標のドップラ周波数に応じてクラッタの影響が少なくなるように選定して送信し、
前記送受信レーダ装置及び前記Nr台の受信レーダ装置により、前記レーダ波の反射波を受信し、その受信信号の前記周波数スイープ勾配を持つパルス波の成分からMRAV(Measurement Range After measurement Velocity)処理により前記対象目標について測距及び測速を行い、前記受信信号の前記単一周波数のパルス波の成分から前記対象目標のドップラ周波数から周波数ずれを求め、前記測速した値を前記周波数ずれに基づいて補正して、前記測距した値と共に出力し、
前記Nr台の受信レーダ装置は、受信信号を複数の開始時間でFFT(Fast Fourier Transform)処理し、FFT出力が最大となる開始時間を選定して受信タイミングを制御することで前記送受信レーダ装置との時刻同期を行い、
前記統合処理装置により、前記送受信レーダ装置及び前記Nr台の受信レーダ装置それぞれで得られた検出目標の測距、測速、測角結果に基づいて互いに同一と判別された目標の距離、速度及び角度を目標情報として出力するレーダシステムのレーダ信号処理方法。
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