JP6305259B2 - レーダシステム及びそのレーダ信号処理方法 - Google Patents
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Description
図1乃至図4を参照して、第1の実施形態に係るレーダシステムを説明する。図1は上記レーダシステムの系統構成を示すブロック図、図2はその具体的な処理の流れを示すフローチャート、図3及び図4は上記レーダシステムの処理内容を説明するための図である。
ここで、マルチスタティックの場合は、レーダ装置間が離隔しているため、個々のレーダ装置がGPS(Global Positioning System)信号と原子時計等を用いて、互いに時刻同期を行い、時刻を合わせる。ただし、GPS信号の伝播路の変化等の種々の誤差要因により、時刻同期に誤差が生じる。時刻同期に誤差が生じると、パルスレ−ダの場合は、レンジ誤差につながる。そこで、本実施形態では、時刻同期に誤差が生じた場合の対策手法について、図1に示す系統構成図、図2に示す処理フロー図、図5に示す概念図を参照して説明する。
図6乃至図10を参照して、第3の実施形態について説明する。
第1及び第2の実施形態では、位置を算出する手法について述べた。本実施形態では、速度を高精度に算出する手法について述べる。図6は上記レーダシステムの系統構成を示すブロック図、図7はその具体的な処理の流れを示すフローチャート、図8乃至図10は上記レーダシステムの処理内容を説明するための図である。尚、図6及び図7において、図1及び図2と同一部分には同一符号を付して示し、ここでは重複する説明を省略する。
ここで、マルチスタティックの場合は、レーダ装置間が離隔しているため、ローカル中心周波数のズレにより、ドップラ周波数に誤差が生じる。ドップラ周波数に誤差が生じると、速度誤差につながる。本実施形態では、この対策手法について、図6に示す系統構成図、図7に示す処理フロー図、図11に示す概念図を参照して説明する。
B…受信レーダ装置、B1…アンテナ、B2…受信器、B21…受信部、B22…ビーム制御部、B3…信号処理器、B4…レンジ校正部、B5…ドップラ校正部、
C…受信レーダ装置、C1…アンテナ、C2…受信器、C21…受信部、C22…ビーム制御部、C3…信号処理器、C4…レンジ校正部、C5…ドップラ校正部、
D…統合処理装置
Claims (8)
- 繰り返し送信されるレーダパルスの反射波を受信してレンジ軸モノパルスにより目標位置を測距する少なくとも1台の送受信レーダ装置と、
前記送受信レーダ装置とは互いに異なる位置に配置され、前記送受信レーダ装置の少なくとも位置、送信ビーム方向、送信周波数、送信波形の情報を取得し、前記送受信レーダ装置から送信されるレーダパルスの反射波を受信してレンジ軸モノパルスにより目標位置を測距するNr台(Nr≧1)の受信レーダ装置と、
前記送受信レーダ装置によりレンジ軸モノパルスにより測距した値と、前記Nr台の受信レーダ装置により送信位置〜目標〜受信位置までの距離差をレンジ軸モノパルスにより測距したn通りの距離差(Rn:n=1〜Nr)により、互いの交点を算出して、前記目標の3次元位置(x、y、z)を算出する統合処理装置と
を具備するレーダシステム。 - 前記Nr台の受信レーダ装置は、それぞれ前記送受信レーダ装置でレンジ軸モノパルス処理により観測した位置に基づいて前記測距された距離差を校正する請求項1記載のレーダシステム。
- 繰り返し送信されるレーダパルスの反射波を受信してドップラ軸モノパルスにより目標のドップラ周波数を演算する少なくとも1台の送受信レーダ装置と、
前記送受信レーダ装置とは互いに異なる位置に配置され、前記送受信レーダ装置の少なくとも位置、送信ビーム方向、送信周波数、送信波形の情報を取得し、前記送受信レーダ装置から送信されるレーダパルスの反射波を受信してドップラ軸モノパルスにより目標のドップラ周波数を演算するNr台(Nr≧1)の受信レーダ装置と、
前記送受信レーダ装置によりドップラ軸モノパルスにより演算されたドップラ周波数と、前記Nr台の受信レーダ装置によりドップラ軸モノパルスにより演算されたn通りのドップラ周波数とにより、前記目標の3次元ベクトルを算出する統合処理装置と
を具備するレーダシステム。 - 前記Nr台の受信レーダ装置は、それぞれ前記送受信レーダ装置で繰り返し送信されるレーダパルスの反射波を受信し、目標検出したレンジセルにおいて、レンジ軸モノパルス処理をして算出した受信レーダ装置の距離の時間変化により算出した速度をドップラ周波数に換算し、ドップラ軸モノパルスで観測したドップラ周波数との差Δfdnを算出し、Δfdnを各受信レーダ装置のドップラ校正値とする請求項3記載のレーダシステム。
- 繰り返し送信されるレーダパルスの反射波を受信してレンジ軸モノパルスにより目標位置を測距する少なくとも1台の送受信レーダ装置と、前記送受信レーダ装置とは互いに異なる位置に配置され、前記送受信レーダ装置の少なくとも位置、送信ビーム方向、送信周波数、送信波形の情報を取得し、前記送受信レーダ装置から送信されるレーダパルスの反射波を受信してレンジ軸モノパルスにより目標位置を測距するNr台(Nr≧1)の受信レーダ装置とを備えるレーダシステムに適用され、
前記送受信レーダ装置によりレンジ軸モノパルスにより測距した値と、前記Nr台の受信レーダ装置により送信位置〜目標〜受信位置までの距離差をレンジ軸モノパルスにより測距したn通りの距離差(Rn:n=1〜Nr)により、互いの交点を算出して、前記目標の3次元位置(x、y、z)を算出するレーダシステムのレーダ信号処理方法。 - 前記Nr台の受信レーダ装置は、それぞれ前記送受信レーダ装置でレンジ軸モノパルス処理により観測した位置に基づいて前記測距された距離差を校正する請求項5記載のレーダシステムのレーダ信号処理方法。
- 繰り返し送信されるレーダパルスの反射波を受信してドップラ軸モノパルスにより目標のドップラ周波数を演算する少なくとも1台の送受信レーダ装置と、前記送受信レーダ装置とは互いに異なる位置に配置され、前記送受信レーダ装置の少なくとも位置、送信ビーム方向、送信周波数、送信波形の情報を取得し、前記送受信レーダ装置から送信されるレーダパルスの反射波を受信してドップラ軸モノパルスにより目標のドップラ周波数を演算するNr台(Nr≧1)の受信レーダ装置とを備えるレーダシステムに適用され、
前記送受信レーダ装置によりドップラ軸モノパルスにより演算されたドップラ周波数と、前記Nr台の受信レーダ装置によりドップラ軸モノパルスにより演算されたn通りのドップラ周波数とにより、前記目標の3次元ベクトルを算出するレーダシステムのレーダ信号処理方法。 - 前記Nr台の受信レーダ装置は、それぞれ前記送受信レーダ装置で繰り返し送信されるレーダパルスの反射波を受信し、目標検出したレンジセルにおいて、レンジ軸モノパルス処理をして算出した受信レーダ装置の距離の時間変化により算出した速度をドップラ周波数に換算し、ドップラ軸モノパルスで観測したドップラ周波数との差Δfdnを算出し、Δfdnを各受信レーダ装置のドップラ校正値とする請求項7記載のレーダシステムのレーダ信号処理方法。
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JP2014152028A JP6305259B2 (ja) | 2014-07-25 | 2014-07-25 | レーダシステム及びそのレーダ信号処理方法 |
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