JP6352728B2 - 包装物品、及び包装物品の開封方法 - Google Patents

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Description

本発明は、シート材を袋状に接着してなる包装袋の内部に流体状の内容物が収容された包装物品、及び包装物品の開封方法に関する。
従来、包装袋内に流体状の内容物が密封された包装物品として、例えば、特許文献1に開示される発明が知られている。特許文献1の包装物品に備えられる包装袋は、内容物を収容するための収容部と、収容部に連通された流出通路とが内部に形成されるとともに、その外縁部に、流出通路を通過して引き裂き可能な引裂ノッチが設けられている。さらに、流出通路が、剥離容易に接着されて閉塞された弱シール部として形成されている。
特許文献1の包装物品を開封する場合には、先ず引裂ノッチに沿って包装袋を引き裂いて流出通路の端部を露出させた後、手指によって包装袋の収容部を挟圧して、弱シール部として形成された流出通路を剥離させる。これにより、流出通路が流通可能な状態となって、流出通路を通じて収容部内の内容物を流出させることができる。特許文献1の包装物品の場合、引裂ノッチに沿って包装袋を引き裂いたタイミングでは、流出通路は未だ閉塞された状態である。そのため、引き裂いた瞬間に包装袋から内容物が飛び出してしまうことが防止される。
特開2004−83084号公報
上記のとおり、特許文献1の包装物品を開封する場合には、引裂ノッチに沿って包装袋を引き裂いた後に、包装袋の収容部を挟圧して流出通路を剥離させる操作を行う必要があるが、このとき、流出通路が勢いよく剥離されると、その瞬間に内容物が包装袋から飛び出してしまうことがあった。また、特許文献1の包装物品の場合、開封時に包装袋の一部を引き裂く操作が必要であり、開封処理が煩雑となるという問題もあった。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、容易に開封することができるとともに、開封時における内容物の飛び出しを抑制することのできる包装物品、及び包装物品の開封方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために請求項1に記載の包装物品は、シート材を袋状に接着してなる包装袋と、前記包装袋に収容された流体状の内容物とを備える包装物品であって、前記包装袋は、前記内容物を収容する収容部と、前記収容部に隣接して設けられる流入部と、前記収容部と前記流入部とを区画する区画部と、前記流入部に連通されるとともに外部に開放された流出通路とを備え、前記区画部には、開封操作時に剥離されることによって、前記収容部と前記流入部とを連通させる弱シール部が設けられ、前記流入部は、前記流出通路に接続される第1側縁及び第2側縁を備え、前記第1側縁又は前記第1側縁を前記流出通路側に延長した仮想線と、前記第2側縁を前記流出通路側に延長した仮想線との交点が、平面視において前記包装袋の内側に存在することを特徴とする。
上記構成によれば、包装袋の収容部を挟圧することにより、収容部内の圧力が高められて、区画部に設けられた弱シール部が剥離する。これにより、剥離した弱シール部において収容部と流入部とが連通されて、収容部内の内容物が流入部へと流れ込む。このとき、内容物が流れ込んで流入部が膨らむことにより、包装袋は、第1側縁及び第2側縁に沿って曲げられて、流出通路が狭められる又は閉塞される。そのため、区画部の弱シール部が剥離した瞬間に内容物が外部へ飛び出してしまうことが抑制される。
また、上記構成によれば、開封時に包装袋を引き裂く操作が不要であり、容易に開封することができる。
上記包装物品において、前記弱シール部の横幅は、前記流出通路の上流側端部の流路幅よりも広いことが好ましい。
この場合には、収容部から流入部へ流れ込んだ内容物が流入部内に留まりやすくなる。これにより、流入部が膨らんだ状態となって、包装袋が第1側縁及び第2側縁に沿って曲げられやすくなる。その結果、より良好に流出通路を狭める又は閉塞させることができる。
上記包装物品において、前記弱シール部は、前記流出通路の上流側端部に対向する対向部分と、前記流出通路の上流側端部に対向しない非対向部分とを備え、前記弱シール部には、前記非対向部分からの剥離を誘導する誘導構造が設けられていることが好ましい。
この場合には、開封操作時において、弱シール部における、流出通路の上流側端部に対向しない部分が先に剥離し、これに遅れて、流出通路の上流側端部に対向する部分が剥離することになる。そのため、収容部から流入部へ流れ込む内容物のうち、弱シール部における、流出通路の上流側端部に対向しない部分を通過して流れ込む内容物の勢いは強くなり、流出通路の上流側端部に対向する部分を通過して流れ込む内容物の勢いは弱くなる。その結果、流出通路の上流側端部に対向する部分を通過して流入部へ流れ込んだ内容物が、直接、流出通路に進入したとしても、その勢いが弱められていることで、内容物の外部へ飛び出しが抑制される。
上記包装物品において、前記弱シール部の両端を通る直線に対する前記第1側縁の傾斜角度と、前記直線に対する前記第2側縁の傾斜角度とが異なることが好ましい。
この場合には、一方の側縁に沿った曲がり部分の形成が優先して進行されることにより、流出通路を横切る大きな曲がり部分が形成されやすくなる。これにより、より確実に流出通路を狭める又は閉塞させることができる。
上記包装物品において、前記流出通路には、下流側に向かって流路幅が狭くなる幅狭部が設けられていることが好ましい。
この場合には、流出通路を通過する際に、内容物の勢いが弱められる。そのため、区画部の弱シール部が剥離した瞬間における内容物の飛び出しを抑制する効果がより高められる。
上記包装物品において、前記流出通路は、その上流側端部の流路幅よりも流路長が長く形成されていることが好ましい。
この場合には、細長く形成された流出通路を通過する間に内容物の勢いが弱められる。そのため、区画部の弱シール部が剥離した瞬間における内容物の飛び出しを抑制する効果がより高められる。
上記包装物品において、前記収容部には、前記内容物と共にガスが充填されていることが好ましい。特に、前記収容部におけるガスの充填量は、5容量%以上30容量%以下であることが好ましい。
この場合には、内容物を排出する操作の最後に、収容部内のガスを絞り出すように収容部を挟圧すると、そのガスに押されて、収容部及び流入部内に残存する内容物がスムーズに排出される。したがって、内容物を容易に出し切ることができる。
上記の目的を達成するために請求項9に記載の包装物品の開封方法は、シート材を袋状に接着してなる包装袋と、前記包装袋に収容された流体状の内容物とを備える包装物品であって、前記包装袋は、前記内容物を収容する収容部と、前記収容部に隣接して設けられる流入部と、前記収容部と前記流入部とを区画する区画部と、前記流入部に連通されるとともに外部に開放された流出通路とを備え、前記区画部には、開封操作時に剥離されることによって、前記収容部と前記流入部とを連通させる弱シール部が設けられた包装物品の開封方法において、前記収容部を挟圧して前記弱シール部を剥離させる開封操作を、前記流出通路を押さえて閉塞させた状態にて行うことを特徴とする。
上記構成によれば、区画部の弱シール部が剥離して、収容部から流入部へ内容物が流れ込むとき、流出通路は閉塞された状態とされている。そのため、区画部の弱シール部が剥離した瞬間に内容物が外部へ飛び出してしまうことが抑制される。
上記包装物品の開封方法において、前記収容部内に前記内容物と共にガスが充填されている前記包装物品を対象とし、前記流出通路を上側に向けた状態として、前記開封操作を行うことが好ましい。
上記構成によれば、開封後に流出通路が閉塞された状態を解消させる際に、内容物が外部へ飛び出してしまうことが抑制される。
本発明の包装物品、及び包装物品の開封方法によれば、容易に開封することができるとともに、開封時における内容物の飛び出しを抑制することができる。
(a)は包装物品を示す図、(b)は包装物品の拡大図。 開封時の包装物品を示す図。 変更例の包装袋を示す図。 変更例の包装袋を示す図。 変更例の包装袋を示す図。 変更例の包装袋を示す図。 (a)、(b)は変更例の包装袋を示す図。 変更例の包装袋を示す図。
以下、包装物品の一実施形態について図面に基づいて説明する。
図1(a)に示すように、包装物品10は、包装袋20と、包装袋20の内部に収容された流体状の内容物30とを備えている。
包装袋20は、折辺21にて二つ折りにされた基材の周縁部分に熱溶着部を設けることにより形成された三方シール包装袋である。包装袋20を構成する基材としては、熱溶着可能な樹脂フィルムが用いられる。樹脂フィルムとしては、例えば、ベースフィルム層とシーラント層とからなる積層フィルム、及びベースフィルム層とシーラント層との間に中間層が設けられた積層フィルムが挙げられる。
ベースフィルム層を構成する樹脂としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフィン系樹脂、エチレン−ビニルアルコール共重合体、ポリエステル、ポリアミド、ポリイミド、及び塩化ビニリデンが挙げられる。シーラント層を構成する樹脂としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂が挙げられる。中間層を構成する材料としては、シリカ、酸化アルミニウム、アルミニウム、及び塩化ビニリデンが挙げられる。なお、基材は、単層フィルムであってもよい。基材は、例えば、6〜300μmの範囲の厚みを有する基材から適宜選択して用いられる。
図1に示すように、包装袋20には、上記熱溶着部として、折辺21と反対側の側辺(右辺)に沿って設けられる側辺シール部22と、下辺に沿って設けられる下辺シール部23と、包装袋20の上下方向における中間位置において、折辺21と側辺シール部22とを接続するように横方向に延びる区画シール部24とが形成されている。そして、包装袋20内には、折辺21、側辺シール部22、下辺シール部23、及び区画シール部24により囲まれる収容部25が区画形成されている。この収容部25に対して、流体状の内容物30が充填されている。
包装袋20における区画シール部24よりも上辺側の部位には、上記熱溶着部を構成する上辺シール部26が更に形成されている。これにより、包装袋20内には、区画シール部24及び上辺シール部26により囲まれる流入部27が区画形成されている。したがって、包装袋20内には、収容部25及び流入部27の二つの非接着領域が設けられるとともに、これら非接着領域は区画シール部24によって上下に区画されている。
また、上辺シール部26には、一端が流入部27に接続されるとともに、他端が外部に開放された流出通路28が設けられている。そして、この流出通路28を介して流入部27と外部とが連通されている。なお、本実施形態の包装袋20においては、上記熱溶着部を構成する各シール部は、その一部が互いに重なって形成されている。
次に、区画シール部24、流入部27、及び流出通路28について具体的に説明する。
図1(b)に示すように、区画シール部24は、側辺シール部22、下辺シール部23、及び上辺シール部26よりもよりも接着強度が低く設定されて、所定の負荷が作用した際に容易に剥離する弱シール部により構成されている。なお、区画シール部24において、側辺シール部22と重なる部分24aについては、弱シール部ではなく、側辺シール部22を構成する通常のシール(強シール部)が施されている。
上記強シール部及び弱シール部はそれぞれ、主熱溶着部、及び主熱溶着部よりも熱溶着強度の低い副熱溶着部と言うこともできる。
強シール部は、例えば、包装袋20を構成する基材を、強シール部の形状に応じた金型にて加圧することによって形成することができる。このときの金型の温度は、例えば、100℃以上180℃以下の範囲に設定されるとともに、金型の圧力は、例えば、100kPa以上500kPa以下に設定される。
また、弱シール部は、包装袋20を構成する基材を、弱シール部の形状に応じた金型にて加圧することによって形成することができる。このときの金型の温度は、例えば、70℃以上140℃以下の範囲に設定されるとともに、金型の圧力は、例えば、100kPa以上500kPa以下に設定される。
流入部27には、上辺シール部26の縁によって形成される第1側縁29a及び第2側縁29bが設けられている。第1側縁29aは、流入部27側における区画シール部24との間の第1角度αが鋭角となる直線状に形成されている。そして、その一端が区画シール部24に接続されるとともに、他端が流出通路28の流入部27側の端部に接続されている。
一方、第2側縁29bは、流入部27側における区画シール部24との間の第2角度βが鋭角かつ第1角度αと異なる角度となる直線状に形成されている。そして、その一端が区画シール部24に接続されるとともに、他端が流出通路28の流入部27側の端部に接続されている。なお、第1角度α及び第2角度βは、換言すると、区画シール部24における弱シール部分の両端を通る直線に対する角度である。
また、第1側縁29a及び第2側縁29bは、第1側縁29aを流出通路28側に延長した仮想線(図中の破線)と、第2側縁29bを流出通路28側に延長した仮想線(図中の破線)との交点Pが、平面視において流出通路28内に位置するように形成されている。したがって、流入部27は、区画シール部24の上縁、第1側縁29a、及び第2側縁29bに囲まれる略三角形状に形成されるとともに、その三角形における上側の頂点付近において、流出通路28に連通されている。
流出通路28は、流入部27側の端部から、外部に開放される側の端部に向かって、流路幅が徐々に狭くなるように形成されている。また、流出通路28の流路長は、流入部27側の端部における流路幅よりも長くなるように設定されている。なお、流出通路28の流入部27側の端部における流路幅は、第1側縁29aと流出通路28との接点から、第2側縁29bと流出通路28との接点までの距離として規定できる。また、流出通路28の流路長は、流出通路28の両端部を最短距離で接続する直線又は曲線の長さとして規定できる。
包装物品10において、包装袋20の収容部25に収容される内容物30としては、その形態が液状、ゲル状、ペースト状等の流動性を有する形態のものであれば特に限定されるものでない。内容物30の粘度は、例えば0〜20000cPの範囲であるであることが好ましい。また、内容物30には、細かな固形物(例えば、1mm以下)が含有されていてもよい。
内容物30の具体例として、飲食品が挙げられる。上記飲食品としては、例えば、納豆等に用いられる液体調味料やからし等の調味料が挙げられる。また、調味料については、近年、摂取する塩分を極力抑えたいという健康意識の高まりから、小分けした状態として、製品化されるケースが多くなっている。そのため、包装袋20は、調味料入り小袋として調味料を小分けして製品化する場合に適している。包装袋20を調味料入り小袋として適用する場合には、包装袋20として、比較的小さいもの、具体的には最大となる外形寸法が、例えば150mm以下に構成されるものが用いられることが多い。
また、包装袋20の収容部25には、内容物30に加えてガスGが充填されている。ガスGは、産業上利用可能なガスであれば特に限定されるものではないが、内容物30として飲食品が収容される場合には、アルゴンガスや窒素ガス等の不活性ガス、空気等を用いることが好ましい。ガスGの充填量は、内容物30に対して、5容量%以上30容量%以下に設定することが好ましい。
次に、包装物品10の作用について説明する。
図2に示すように、包装物品10を開封して内容物30を取り出す場合には、包装袋20の収容部25を挟圧する。これにより、収容部25内の圧力が高められて、弱シール部により形成された区画シール部24が剥離する。そして、収容部25と流入部27とが連通されて、内容物30及びガスGが流入部27へと流れ込む。
このとき、内容物30及びガスGが勢いよく流入部27に流れ込むことにより、流入部27は包装袋20の厚さ方向に膨らむ。これにより、上辺シール部26を構成する基材が流入部27側に強く引き寄せられて、上辺シール部26の一部が曲げられた状態となる。具体的には、上辺シール部26における一方(図中左側)のコーナー部分が流入部27の第1側縁29aに沿って立ち上がるとともに、他方(図中右側)のコーナー部分が流入部27の第2側縁29bに沿って立ち上がるようにして、上辺シール部26が曲げられる。
ここで、包装袋20は、第1側縁29aを流出通路28側に延長した仮想線と、第2側縁29bを流出通路28側に延長した仮想線との交点Pが流出通路28に位置するように形成されている(図1(b)参照)。
これにより、第1側縁29aに沿って曲げられた第1曲がり部分Aと、第2側縁29bに沿って曲げられた第2曲がり部分Bとが、包装袋20の上辺における点Cにて合わさり、上辺シール部26は全体として、包装袋20の上辺が「へ」の字型(逆向きのV字型)となるように曲げられる。そして、第1側縁29a及び第2側縁29bに沿って曲げられた上辺シール部26によって、流出通路28が狭められる又は閉塞された状態となる。その結果、流出通路28を内容物が通過し難くなって、流入部27に内容物30が留められる。
さらに、包装袋20は、区画シール部24と第1側縁29aとがなす第1角度αと、区画シール部24と第2側縁29bとがなす第2角度βとが異なる角度となるように形成されている(図1(b)参照)。
これにより、第1側縁29a及び第2側縁29bに沿って上辺シール部26が曲がる際に、一方の側縁に沿った曲がり部分の形成が優先して進行し、それに追従するように他方の側縁に沿った曲がり部分の形成が進行する。図2においては、第1側縁29aに沿った第1曲がり部分Aが優先して形成され、第2側縁29bに沿った第2曲がり部分Bが追従して形成された状態を示している。
第1側縁29aに沿った第1曲がり部分Aが優先して形成されることによって、第1曲がり部分Aは、流出通路28を横切るようにして大きく曲げられ、流出通路28は折れた状態になる。これにより、より確実に流出通路28が狭められる又は閉塞される。
このように、包装物品10においては、区画シール部24が剥離した際に、上辺シール部26が曲げられて流出通路28が狭められる又は閉塞されることにより、流入部27に流れ込んだ内容物30が流入部27に留められる。そのため、区画シール部24が剥離した瞬間に、内容物が外部へ飛び出してしまうことが抑制される。
また、内容物30が流入部27に留められた後は、上辺シール部26が曲がりを戻しつつ、包装袋20の収容部25を更に挟圧する、又は流入部27を挟圧する。これにより、流入部27に留められていた内容物30は、流出通路28から外部へと排出される。
次に、本実施形態の効果について記載する。
(1)包装物品10は、包装袋20と、包装袋20に収容された流体状の内容物30とを備える。包装袋20は、内容物30を収容する収容部25と、収容部25に隣接して設けられる流入部27と、収容部25と流入部27とを区画する区画シール部24と、流入部27に連通されるとともに外部に開放された流出通路28とを備えている。区画シール部24は、開封操作時に剥離されることによって、収容部25と流入部27とを連通させる弱シール部として形成されている。流入部27は、流出通路28に接続される第1側縁29a及び第2側縁29bを備え、第1側縁29aを流出通路28側に延長した仮想線と、第2側縁29bを流出通路28側に延長した仮想線との交点Pが、平面視において包装袋20の内側(流出通路28内)に存在する。
上記構成によれば、区画シール部24が剥離して、収容部25から流入部27へ内容物30が流れ込む際に、包装袋20(上辺シール部26)が曲げられて流出通路28が狭められる又は閉塞される。これにより、流入部27に内容物が留められて、区画シール部24が剥離した瞬間における内容物30の飛び出しが抑制される。
また、開封時に包装袋20を引き裂く操作が不要であり、容易に開封することができる。なお、一部を引き裂いて開封する従来の包装物品の場合、その寸法が小さいものであると、持ち手部分や引き裂き片も小さくなるため、特に高齢者や子供にとっては、開封に要する負担が大きくなる。上記構成によれば、開封時に包装袋20を引き裂く操作が不要であることから、こうした負担は軽減される。したがって、上記構成は、寸法の小さい包装物品(例えば、当該発明を適用するシール部分の幅が150mm以下の包装物品)として適用した場合に特に有用である。
(2)区画シール部24における側辺シール部22と重なる部分24aを除いた部分が弱シール部として形成されている。そして、弱シール部は、包装袋20の幅方向の略全体に形成されており、その横幅が、流出通路28の流入部27側の端部(上流側端部)より広く形成されている。
上記構成によれば、収容部25から流入部27へ流れ込んだ内容物30が流入部27内に留まりやすくなる。これにより、流入部27が膨らんだ状態となって、包装袋20が第1側縁29a及び第2側縁29bに沿って曲げられやすくなる。その結果、より良好に流出通路28を狭める又は閉塞させることができる。
(3)区画シール部24と第1側縁29aとがなす第1角度αと、区画シール部24と第2側縁29bとがなす第2角度βとが異なっている。
上記構成によれば、一方の側縁に沿った曲がり部分の形成が優先して進行されることにより、流出通路28を横切る大きな曲がり部分が形成されやすくなる。これにより、より確実に流出通路28を狭める又は閉塞させることができる。その結果、区画シール部24が剥離した瞬間における内容物30の飛び出しを抑制する効果がより高められる。
(4)流出通路28は、外部に開放された側の端部、即ち下流側に向かって流路幅が狭く形成されている。
上記構成によれば、流出通路28を通過する際に、内容物30の勢いが弱められる。そのため、区画シール部24が剥離した瞬間における内容物30の飛び出しを抑制する効果がより高められる。また、流出通路28における外部に開放された側の端部の流路幅を狭くすることにより、内容物30の排出性が高められる。
(5)流出通路28は、その流路長が流入部27側の端部(上流側端部)における流路幅よりも長くなる形状に形成されている。
上記構成によれば、細長く形成された流出通路28を通過する間に内容物30の勢いが弱められる。そのため、区画シール部24が剥離した瞬間における内容物30の飛び出しを抑制する効果がより高められる。
(6)包装袋20の収容部25には、内容物30と共にガスGが充填されている。
包装物品10は、通常、流出通路28を下側に向けて、開封操作及び内容物30の排出操作がなされる。このとき、収容部25内のガスGは上側に移動して、内容物30から先に流入部27及び流出通路28を通じて排出される。そして、内容物30の大部分が排出された段階においては、ガスGは未だ収容部25内に残存することになる。ここで、収容部25内に残存するガスGを絞り出すように収容部25を挟圧すると、ガスGに押されて、収容部25及び流入部27内に残存する内容物がスムーズに排出される。したがって、収容部25内の内容物を容易に出し切ることができる。
また、上記とは反対に、流出通路28を上側に向けて、開封操作を行った場合には、区画シール部24が剥離した瞬間、収容部25の上側にあるガスGが内容物30に先立って流入部27及び流出通路28へと流れることになる。そのため、ガスGが充填されていない場合には、内容物30の飛び出しが僅かに生じるようなケースにおいて、上記構成によれば、ガスGが飛び出すのみとなり、内容物の飛び出しが抑制される。
(7)包装袋20について、上下に延びる側辺の一方を折辺21とする三方シール包装袋としている。そして、折辺21と交差するように左右方向に延びる上辺シール部26に流出通路28を設けるとともに、上辺シール部26と区画シール部24との間に流入部27を形成している。
上辺シール部26における折辺21側の部分は、上下に延びる熱溶着部分(側辺シール部22)に接続されていないことから、開封時に上辺シール部26が曲げられる際に曲がりやすい。そのため、開封時に、第1側縁29aに沿った第1曲がり部分Aがスムーズに形成されて、より良好に流出通路28を狭める又は閉塞させることができる。
なお、本実施形態を次のように変更して具体化することも可能である。
・ 流入部27は、区画シール部24が剥離して収容部25から内容物30が流れ込む際に、流入部27が膨らむような形状であればよく、その具体的な形状は適宜、変更することができる。例えば、第1側縁29aの区画シール部24側の端部と、第2側縁29bの区画シール部24側の端部との間の距離に対して、流出通路28の流入部27側の端部(上流側の端部)の流路幅を1/2以下とした場合には、より好適に流入部27を膨らませることができる。
・ 第1側縁29a及び第2側縁29bは、流入部27が膨らんだ際に上辺シール部26の曲がりを誘導する形状であればよく、厳密に直線状である必要はない。例えば、流入部27側に凸となる曲線状であってもよい。
・ 図3に示すように、第1側縁29aを流出通路28側に延長した仮想線と、第2側縁29bを流出通路28側に延長した仮想線との交点Pが、平面視において、上辺シール部26内に存在する構成であってもよい。また、図4に示すように、第1側縁29aと、第2側縁29bを流出通路28側に延長した仮想線とが交点Pを形成する構成であってもよい。これらの場合にも、上記(1)の効果を得ることができる。
・ 区画シール部24と第1側縁29aとがなす第1角度αと、区画シール部24と第2側縁29bとがなす第2角度βとを同じ角度としてもよい。
・ 図5に示すように、第1側縁29a及び第2側縁29bと区画シール部24との間に側縁29cを設けて、流入部27を略三角形状以外の形状(例えば、四角以上の略多角形状)としてもよい。
なお、図5に示すように、第1側縁29a及び第2側縁29bと区画シール部24とが直接、交わっていない場合には、第1角度αは、区画シール部24(弱シール部)の両端を通る直線と、第1側縁29aを区画シール部24側に延長した仮想線とがなす角度として規定される。第2角度βについても同様である。
・ 図6に示すように、区画シール部24の一部のみを弱シール部にて形成して、区画シール部24を、弱シール部24bと、他の各シール部と同様の接着強度を有する強シール部24cとから構成してもよい。この場合、包装袋20の収容部25を挟圧した際には、区画シール部24における弱シール部24bのみが剥離されて、剥離した弱シール部24bにおいて収容部25と流入部27とが連通される。区画シール部24の一部のみを弱シール部にて形成した場合には、弱シール部の横幅を、流出通路28の流入部27側の端部(上流側端部)よりも狭く形成することも可能である。
なお、図6に示すように、区画シール部24において弱シール部24bを複数、設けた場合には、第1角度αは、最も外側に位置する弱シール部24bの外側の各端部を通る直線と、第1側縁29aとがなす角度として規定される。第2角度βについても同様である。
また、区画シール部24において弱シール部24bを複数、設けた場合には、弱シール部の横幅は、各弱シール部24bの横幅(弱シール部24bの両端を結ぶ線分の長さ)の合計として規定される。そして、この場合にも、弱シール部の横幅を、流出通路28の流入部27側の端部(上流側端部)より広く形成することが好ましい。
・ 区画シール部24における弱シール部に対して、流出通路28の上流側端部(流入部27側の端部)に対向しない部分からの剥離を誘導する誘導構造を設けてもよい。なお、流出通路28の上流側端部と弱シール部とが対向するとは、弱シール部の両端を通る直線に直交する方向(図1における上下方向)において、流出通路28の上流側端部と弱シール部の一部とが重なって位置することを意味する。そして、弱シール部における、流出通路28の上流側端部に対向しない部分とは、弱シール部の両端を通る直線に直交する方向において、流出通路28の上流側端部と重なっていない部分を意味する。
この場合、包装袋20の収容部25を挟圧すると、弱シール部における、流出通路28の上流側端部に対向しない部分が先に剥離し、これに遅れて、流出通路28の上流側端部に対向する部分が剥離することになる。これにより、収容部25から流入部27へ流れ込む内容物30のうち、弱シール部における、流出通路28の上流側端部に対向しない部分を通過して流れ込む内容物30の勢いは強くなり、流出通路28の上流側端部に対向する部分を通過して流れ込む内容物30の勢いは弱くなる。その結果、流出通路28の上流側端部に対向する部分を通過して流入部27へ流れ込んだ内容物30が、流出通路28に進入した際に、その勢いが弱められていることで、内容物30の外部へ飛び出しが抑制される。
以下、図7に基づいて、上記誘導構造の具体例について記載する。図7に示す例では、誘導構造として、弱シール部のシール強度を部位に応じて相対的に変化させている。
図7(a)に示す例では、区画シール部24の全体を弱シール部として形成している。そして、区画シール部24における、流出通路28の上流側端部に対向しない部分A1を薄く形成するとともに、流出通路28の上流側端部に対向する部分A2を厚く形成して、区画シール部24の厚さを相対的に変化させることによって、部位に応じたシール強度を変化させている。
また、図7(b)に示す例では、区画シール部24における、流出通路28の上流側端部に対向しない部分A1の接着強度を低くするとともに、流出通路28の上流側端部に対向する部分A2の接着強度を高くして、区画シール部24の接着強度を相対的に変化させることによって、部位に応じたシール強度を変化させている。なお、区画シール部24の接着強度を変化させる方法としては、例えば、区画シール部24を形成する際の温度、圧力、押圧時間等を変化させる方法や、区画シール部24の形成前に、流出通路28の上流側端部に対向しない部分A1のシール面に、ヤスリやプラズマ処理、レーザー処理等で傷をつけて粗面状とする方法が挙げられる。
上記誘導構造を採用した場合には、包装袋20の収容部25を挟圧して、区画シール部24の収容部25側の縁に一定の圧力が作用したときに、区画シール部24において、シール強度の低い部分(流出通路28の上流側端部に対向しない部分A1)が先に剥離する。そして、これに遅れてシール強度の高い部分(流出通路28の上流側端部に対向する部分A2)が剥離する。
・ 流出通路28の形状を変更してもよい。例えば、流出通路28に対して、流路幅が下流側に向かって狭くなる幅狭部を部分的に設けてもよい。この場合にも上記(3)の効果を得ることができる。なお、全体が下流側に向かって流路幅が狭くなる形状とされている上記実施形態の流出通路28は、流出通路28全体が幅狭部とみなすことができる。
また、流出通路28を流路幅が一定となる形状に形成してもよいし、流路幅が下流側に向かって広くなる形状に形成してもよい。また、流出通路28の流路長を、流入部27側の端部における流路幅と同じ又はそれよりも短くしてもよい。さらに、流出通路28を蛇行した形状等の直線以外の形状に形成してもよい。
・ 図8に示すように、流入部27の第1側縁29aに沿って流出通路28を形成してもよい。この場合には、第1側縁29aと第2側縁29bを延長した仮想線との交点Pが、第1側縁29aにおける流出通路28側の端部となる。
・ 上記実施形態では、上辺シール部26に流出通路28を設けるとともに、上辺シール部26と区画シール部24との間に流入部27を形成していたが、折辺21と反対側の側辺(右辺)に沿って設けられる側辺シール部22に流出通路28を設けるとともに、側辺シール部22と区画シール部24との間に流入部27を形成してもよい。この場合、区画シール部24は上下方向に形成されることになる。
・ 上記実施形態では、流入部27を非接着領域としていたが、流入部27に内容物が流入した際に剥がれる程度であれば、流入部27は接着(又は密着)されていてもよい。例えば、包装物品10の製造時に、流入部27内に内容物30や空気等が入らないように、流入部27を加圧してフィルム同士を密着させた状態としながら、内容物30の充填や他の部位の接着を行うことがある。このとき、流入部27部分のフィルム同士が、僅かに接着された状態又は強く密着された状態となる場合があるが、このような状態の流入部27であってもよい。
・ 収容部25には、ガスGが充填されていなくてもよい。
・ 包装袋20は、例えば、四方シール包装袋、ピロー包装袋等であってもよい。
・ 上記実施形態の包装物品10は、例えば、以下のようにして開封することもできる。
先ず、片手(例えば、左手)で包装袋20の流出通路28を摘まむことにより、流出通路28を押さえて閉塞させた状態とする。この状態で、反対の手(例えば、右手)で包装袋20の収容部25を挟圧し、弱シール部により形成された区画シール部24を剥離させて、包装物品10を開封する。開封後は、流出通路28を押さえていた片手を離して流出通路28を開放し、包装袋20の収容部25を更に挟圧する、又は流入部27を挟圧することにより、流入部27内の内容物30を流出通路28から外部へと排出させることができる。
上記の開封方法によれば、区画シール部24が剥離して、収容部25から流入部27へ内容物30が流れ込む際に、流出通路28が片手で押さえられて閉塞されている。そのため、区画シール部24が剥離した瞬間における流出通路28からの内容物30の飛び出しが抑制される。
また、収容部25にガスGが充填されている包装物品10である場合には、流出通路28を押さえていた片手を離して流出通路28を開放する操作を、流出通路28を上側に向けた状態で行うことが好ましい。これにより、流出通路28を開放した瞬間における内容物の飛び出しが抑制される。その詳細は、上記(7)で述べた効果と同様である。
なお、上記の開封方法によれば、実施形態に記載した開封方法を採用した場合に、包装袋20が流出通路28を狭める又は閉塞させる程度に十分に曲げられない構成(例えば、上記交点Pが、平面視において、包装袋20の内側に存在しない構成)であっても、同様の飛び出し抑制効果を得ることができる。
α…第1角度、β…第2角度、G…ガス、P…交点、10…包装物品、20…包装袋、22…側辺シール部、23…下辺シール部、24…区画シール部、25…収容部、26…上辺シール部、27…流入部、28…流出通路、29a…第1側縁、29b…第2側縁、30…内容物。

Claims (9)

  1. シート材を袋状に接着してなる包装袋と、前記包装袋に収容された流体状の内容物とを備える包装物品であって、
    前記包装袋は、前記内容物を収容する収容部と、前記収容部に隣接して設けられる流入部と、前記収容部と前記流入部とを区画する区画部と、前記流入部に連通されるとともに外部に開放された流出通路とを備え、
    前記区画部には、開封操作時に剥離されることによって、前記収容部と前記流入部とを連通させる弱シール部が設けられ、
    前記流入部は、前記流出通路に接続される第1側縁及び第2側縁を備え、
    前記第1側縁又は前記第1側縁を前記流出通路側に延長した仮想線と、前記第2側縁を前記流出通路側に延長した仮想線との交点が、平面視において前記包装袋の内側に存在し、
    前記弱シール部は、前記流出通路の上流側端部に対向する対向部分と、前記流出通路の上流側端部に対向しない非対向部分とを備え、
    前記弱シール部には、前記非対向部分からの剥離を誘導する誘導構造が設けられていることを特徴とする包装物品。
  2. 前記弱シール部の横幅は、前記流出通路の上流側端部の流路幅よりも広いことを特徴とする請求項1に記載の包装物品。
  3. 前記弱シール部の両端を通る直線に対する前記第1側縁の傾斜角度と、前記直線に対する前記第2側縁の傾斜角度とが異なることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の包装物品。
  4. 前記流出通路には、下流側に向かって流路幅が狭くなる幅狭部が設けられていることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の包装物品。
  5. 前記流出通路は、その上流側端部の流路幅よりも流路長が長く形成されていることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の包装物品。
  6. 前記収容部には、前記内容物と共にガスが充填されていることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の包装物品。
  7. 前記収容部におけるガスの充填量は、5容量%以上30容量%以下であることを特徴とする請求項に記載の包装物品。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の包装物品の開封方法において、
    前記収容部を挟圧して前記弱シール部を剥離させる開封操作を、前記流出通路を押さえて閉塞させた状態にて行うことを特徴とする包装物品の開封方法。
  9. 前記収容部内に前記内容物と共にガスが充填されている前記包装物品を対象とし、前記流出通路を上側に向けた状態として、前記開封操作を行うことを特徴する請求項に記載の包装物品の開封方法。
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