JP6351484B2 - 結合線路 - Google Patents
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Description
方向性結合器が有する結合線路を構成している2本の線路間のバックワード結合量と、2本の線路の寸法との間には相関関係がある。
このため、単位長さ当りのバックワード結合量を増加させることができれば、方向性結合器の小形化を図ることができる。逆に、単位長さ当りのバックワード結合量が減少すると、方向性結合器は大形化する。
そこで、近年、方向性結合器の小形化を図る目的で、単位長さ当りのバックワード結合量が大きくなる構造の方向性結合器が提案されている。
この方向性結合器では、2本の線路間の静電容量(電界結合)を高めることができるため、バックワード結合量を増加させることができる。
また、高誘電率材料を適宜変更することで、バックワード結合量を調整することが可能になる。
この方向性結合器では、2本の線路の上部に配置している磁性体材料が高誘電特性(例えば、磁性体材料がソフト型フェライトである場合、比誘電率が10〜30程度となる)及び高透磁特性を有しているため、2本の線路間の静電容量(電界結合)及び相互誘導(磁界結合)が高められて、バックワード結合量が増加する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による結合線路を示す構成図である。
特に図1(a)は結合線路の上面透視図であり、図1(b)は結合線路の分解斜視図である。また、図1(c)は図1(a)におけるA1−A1’面での断面図である。
この実施の形態1では、マイクロストリップ線路で構成されているブロードサイド形の結合線路について説明する。
誘電体基板3は誘電体基板2の下層側に設けられている第2の誘電体基板である。
副信号線導体4は誘電体基板3の上面に、主信号線導体1と電磁気的に結合するように、主信号線導体1と平行に近接配置されている第2の信号線導体である。
接地導体5はグランドと接続されて、誘電体基板3の下層側に設けられている第1の接地導体である。
磁性体材料6は主信号線導体1から生じる磁界による磁束密度が強化されるように、主信号線導体1の上面に配置されている。磁性体材料6として、例えば、磁性薄膜が用いられる。
図1の例では、磁性体材料6が主信号線導体1の上面と接触するように配置されているが、磁性体材料6は、主信号線導体1と副信号線導体4との間の領域以外の領域に配置されていればよく、主信号線導体1の上面に配置されるものに限るものではない。その具体例については後述する。
この実施の形態1では、主信号線導体1が方向性結合器の端子であるPort(1)とPort(2)の間に接続され、副信号線導体4がPort(3)とPort(4)の間に接続されているものとする。
図2において、CCは結合線路間の並列容量性成分、Lは主信号線導体1及び副信号線導体4のインダクタンス、Mは結合線路間の相互インダクタンス、Cgは主信号線導体1及び副信号線導体4とグランド間の容量成分である。
ただし、誘電体基板2,3及び接地導体5の基板厚が薄いような場合には、結合線路インピーダンスZCが終端の負荷インピーダンスZLと等しくなるように設計することができないことがある。このような場合、主信号線導体1及び副信号線導体4の導体幅を狭くすれば、結合線路インピーダンスZCが終端の負荷インピーダンスZLと等しくなるように設計することができるが、導体幅の製造限界を考慮すると、ある程度以下には、主信号線導体1及び副信号線導体4の導体幅を狭くすることができず、結合線路インピーダンスZCと終端の負荷インピーダンスZLを等しくすることができないことがある。
具体的には、以下の通りである。
バックワード結合量|S31 Cc|は、結合線路間の並列容量性成分CCによって、Port(1)からPort(3)に伝搬される電力であり、フォワード結合量|S41 Cc|は、結合線路間の並列容量性成分CCによって、Port(1)からPort(4)に伝搬される電力である。
また、結合線路間の相互インダクタンスMによってバックワード結合量|S31 M|とフォワード結合量|S41 M|が生じる。
バックワード結合量|S31 M|は、結合線路間の相互インダクタンスMによって、Port(1)からPort(3)に伝搬される電力であり、フォワード結合量|S41 M|は、結合線路間の相互インダクタンスMによって、Port(1)からPort(4)に伝搬される電力である。
したがって、高誘電特性及び高透磁特性が適正な磁性体材料6を主信号線導体1の上面に配置すれば、式(4)の関係を満足するように、結合線路間の並列容量性成分CCによるバックワード結合量|S31 Cc|及びフォワード結合量|S41 Cc|と、結合線路間の相互インダクタンスMによるバックワード結合量|S31 M|及びフォワード結合量|S41 M|とを調整することができる。
このように、式(4)の関係を満足する場合には、結合線路における結合線路インピーダンスZCと、終端の負荷インピーダンスZLとが等しくなるため、良好な方向性を得られる。
特に図3(a)は結合線路のバックワード結合量を示し、図3(b)は結合線路の方向性を示している。
非特許文献1に開示されている従来構造の結合線路(図4の結合線路)は、図1の結合線路に実装されている磁性体材料6が設けられていない。
このシミュレーションでは、従来構造の結合線路(図4の結合線路)において、結合線路インピーダンスZCと、各端子(Port(1)〜Port(4))に接続される終端の負荷インピーダンスZLとが等しくなるように、ZC=ZL≒50Ωに設計されているものとする。
なお、図1の結合線路においても、終端の負荷インピーダンスZLが約50Ωに設計されているものとするが、結合線路インピーダンスZCが約50Ωから大きく変化しないように磁性体材料6の大きさが調整されている。
また、図3(b)において、規格化周波数が1であるところの方向性に着目すると、従来構造の結合線路(図4の結合線路)と実施の形態1の結合線路(図1の結合線路)は共に、約20dBになっており、概ね等しい特性(良好な方向性)となっていることが分かる。
例えば、従来構造の結合線路(図4の結合線路)において、誘電体基板2,3及び接地導体5の基板厚が薄いような場合には、結合線路インピーダンスZCと終端の負荷インピーダンスZLとが等しくなるように設計することができないことがある。
この実施の形態1の結合線路(図1の結合線路)では、結合線路インピーダンスZCが終端の負荷インピーダンスZLより低くなる場合には、従来構造の結合線路(図4の結合線路)と異なり、結合線路インピーダンスZCと負荷インピーダンスZLが等しくなるような磁性体材料6が主信号線導体1の上面に配置されるので、主信号線導体1及び副信号線導体4の導体幅を狭くすることなく、式(4)の関係を満足することができ、良好な方向性が得られる。
即ち、主信号線導体1の上面に磁性体材料6を配置することで、2本の線路間のバックワード結合量を増加させて、結合線路インピーダンスZCと負荷インピーダンスZLを合わせることができるため、良好な方向性を得ることができる。
上記実施の形態1では、磁性体材料6が主信号線導体1の上面と接触するように配置されているものを示したが、磁性体材料6は、主信号線導体1と副信号線導体4との間の領域以外の領域に配置されていればよく、主信号線導体1の上面に配置されるものに限るものではない。
特に図5(a)は結合線路の上面透視図、図5(b)は結合線路の分解斜視図、図5(c)は図5(a)におけるA1−A1’面での断面図である。
図5の結合線路では、磁性体材料6が副信号線導体4の下面に配置されている点で、図1の結合線路と異なっており、磁性体材料6は、副信号線導体4から生じる磁界による磁束密度が強化されるように作用する。
したがって、副信号線導体4の下面に磁性体材料6を配置することで、上記実施の形態1と同様に、2本の線路間のバックワード結合量を増加させて、良好な方向性を得ることができる。
なお、主信号線導体1の上面に磁性体材料6を配置し、かつ、副信号線導体4の下面に磁性体材料6を配置するようにしてもよい。
この場合、双方の磁性体材料6によって、主信号線導体1及び副信号線導体4から生じる磁界による磁束密度が強化される。
特に図6(a)は結合線路の上面透視図、図6(b)は結合線路の分解斜視図、図6(c)は図6(a)におけるA1−A1’面での断面図である。
上記実施の形態1では、磁性体材料6が主信号線導体1の上面と接触するように配置されているものを示したが、磁性体材料6a(図6の磁性体材料は、断面が凹状に形成されている)が主信号線導体1の上面及び側面と接触するように配置されているものであってもよい。
特に図7(a)は結合線路の上面透視図、図7(b)は結合線路の分解斜視図、図7(c)は図7(a)におけるA1−A1’面での断面図である。
上記実施の形態1では、磁性体材料6が主信号線導体1の上面と接触するように配置されているものを示したが、さらに、高誘電率誘電体7,8(誘電体)が主信号線導体1の側面に配置されているようにしてもよい。
磁性体材料6を主信号線導体1の上面と接触するように配置することで、上記実施の形態1と同様に、2本の線路間のバックワード結合量を増加させて、結合線路インピーダンスZCと負荷インピーダンスZLを合わせることができる。
ただし、磁性体材料6を配置することで、結合線路間の並列容量性成分CCよりも、相互インダクタンスMの増加が大きくなり過ぎるような場合には、高誘電率誘電体7,8を主信号線導体1の側面に配置することで、結合線路間の並列容量性成分CCを増加させることができるので、結合線路インピーダンスZCと負荷インピーダンスZLが合うように調整することができる効果が得られる。
上記実施の形態1,2では、1つの磁性体材料6(または磁性体材料6a)が主信号線導体1の上面等に配置されているものを示したが、複数の磁性体材料6(または磁性体材料6a)が主信号線導体1の上面等に配置されているようにしてもよい。
図8はこの発明の実施の形態3による結合線路を示す構成図であり、図8において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
特に図8(a)は結合線路の上面透視図、図8(b)は結合線路の分解斜視図、図8(c)は図8(a)におけるA1−A1’面での断面図である。
また、複数の磁性体材料6が、図5に示すように、副信号線導体4の下面と接触するように配置されていてもよいし、複数の磁性体材料6aが、図6に示すように、主信号線導体1の上面及び側面と接触するように配置されていてもよい。
また、複数の磁性体材料6が、図7に示すように、主信号線導体1の上面と接触するように配置され、さらに、高誘電率誘電体7,8が主信号線導体1の側面に配置されていてもよい。
上記実施の形態1〜3では、主信号線導体1の直下の位置に、副信号線導体4が配置されているものを示したが、主信号線導体1の直下の位置より、水平方向にずれている位置に副信号線導体4が配置されているようにしてもよい。
図9はこの発明の実施の形態4による結合線路を示す構成図であり、図9において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
特に図9(a)は結合線路の上面透視図、図9(b)は結合線路の分解斜視図、図9(c)は図9(a)におけるA1−A1’面での断面図である。
主信号線導体1と副信号線導体4からオフセット・ブロードサイド結合部が構成され、そのオフセット・ブロードサイド結合部と接地導体5から結合線路が構成されている。
この実施の形態4のように、主信号線導体1と副信号線導体4を水平方向にずらすことで、オフセット・ブロードサイド結合部を構成する場合、水平方向にずらすオフセット量によって結合線路インピーダンスZCを調整することが可能なる。したがって、上記実施の形態1〜3よりも容易に結合線路インピーダンスZCと負荷インピーダンスZLを合わせることができる。
図10はこの発明の実施の形態4による結合線路を示す構成図であり、図10において、図9と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
特に図10(a)は結合線路の上面透視図、図10(b)は結合線路の分解斜視図、図10(c)は図10(a)におけるA1−A1’面での断面図である。
図10の例では、主信号線導体1の2つの側面のうち、図中、右側の側面に磁性体材料6が配置されている。
この場合も、図9の結合線路と同様の効果が得られる。
また、磁性体材料6が図5〜図8に示すような形態で配置されていてもよい。
上記実施の形態1〜4では、誘電体基板3を備えて、副信号線導体4が誘電体基板3の上面に配置されているものを示したが、誘電体基板3を備えずに、副信号線導体4が、主信号線導体1が配置されている誘電体基板2の上面に配置されているようにしてもよい。
図11はこの発明の実施の形態5による結合線路を示す構成図であり、図11において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
特に図11(a)は結合線路の上面透視図、図11(b)は結合線路の分解斜視図、図11(c)は図11(a)におけるA1−A1’面での断面図である。
図11の例では、誘電体基板2の上面において、主信号線導体1の右側に副信号線導体4が配置され、副信号線導体4の2つの側面のうち、主信号線導体1からの距離が離れている右側の側面に磁性体材料6が配置されている。
図11の例では、主信号線導体1と副信号線導体4からエッジ結合部が構成され、そのエッジ結合部と接地導体5から結合線路が構成されている。その他の構造については、図1の結合線路と同様である。
また、副信号線導体4の右側の側面に磁性体材料6が配置され、かつ、主信号線導体1の左側の側面に磁性体材料6が配置されているものであってもよい。
この実施の形態5によれば、上記実施の形態1と同様に、良好な方向性を得ることができるほか、誘電体基板3を備えない分、結合線路の小型化を図ることができる効果を奏する。
上記実施の形態1〜4では、マイクロストリップ線路で構成されているブロードサイド形の結合線路について説明したが、誘電体基板の上層側に第3の誘電体基板を設けるとともに、第3の誘電体基板の上層側に第2の接地導体を設けるようにしてもよい。
図12はこの発明の実施の形態6による結合線路を示す構成図であり、図12において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
特に図12(a)は結合線路の上面透視図、図12(b)は結合線路の分解斜視図、図12(c)は図12(a)におけるA1−A1’面での断面図である。
誘電体基板9は誘電体基板2の上層側に設けられた第3の誘電体基板である。
接地導体10は誘電体基板9の上層側に設けられた第2の接地導体である。
誘電体基板2の上層側に誘電体基板9を設け、誘電体基板9の上層側に接地導体10を設けることで、上記実施の形態1〜5と同様の効果が得られるほか、外部からの影響(例えば、ノイズの影響)を受け難い構造にすることができる。
上記実施の形態1〜6では、主信号線導体1及び副信号線導体4が、直線状の導体であるものを示したが、主信号線導体1及び副信号線導体4が折り曲げ構造又は曲線構造を有しているものであってもよい。
図13はこの発明の実施の形態7による結合線路を示す構成図であり、図13において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
特に図13(a)は結合線路の上面透視図、図13(b)は結合線路の分解斜視図、図13(c)は図13(a)におけるA1−A1’面での断面図である。
図13の例では、主信号線導体1及び副信号線導体4が、2箇所で直角に折り曲げられている。ただし、主信号線導体1及び副信号線導体4の折り曲げ形状は任意の形状でよく、図13の例に限るものではない。
また、図13では、主信号線導体1及び副信号線導体4が、2箇所で直角に折り曲げられている例を示しているが、主信号線導体1及び副信号線導体4が、曲線的に曲げられていてもよい。
図13は、主信号線導体1及び副信号線導体4の折り曲げ構造又は曲線構造を上記実施の形態1の結合線路に適用している例を示しているが、主信号線導体1及び副信号線導体4の折り曲げ構造又は曲線構造を上記実施の形態2〜6の結合線路に適用してもよいことは言うまでもない。
上記実施の形態1〜7では、誘電体基板3の下層側に接地導体5が設けられているものを示しているが、磁性体材料6と対向している接地導体5の領域の一部に切り欠きが施されていてもよい。
図14はこの発明の実施の形態8による結合線路を示す構成図であり、図14において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
特に図14(a)は結合線路の上面透視図、図14(b)は結合線路の分解斜視図、図14(c)は図14(a)におけるA1−A1’面での断面図である。
接地導体5の領域の一部に切り欠き11を施すことで、結合線路インピーダンスZCを調整することができる。
即ち、切り欠き11の大きさを大きくする程、結合線路インピーダンスZCを大きくすることができる。
また、磁性体材料6と対向している接地導体5の領域の一部に切り欠きが施され、かつ、磁性体材料6と対向している接地導体10の領域の一部に切り欠きが施されているものであってもよい。
図14は、切り欠き11を上記実施の形態1の結合線路に適用している例を示しているが、切り欠き11を上記実施の形態2〜7の結合線路に適用してもよいことは言うまでもない。
Claims (15)
- 端子1と端子2との間に接続され、信号を伝搬する第1の信号線導体と、
前記第1の信号線導体が上面に配置された第1の誘電体基板と、
端子3と端子4との間に接続され、前記第1の信号線導体と平行に配置され、前記第1の信号線導体と電磁気的に結合する第2の信号線導体と、
前記第1の誘電体基板の下層側に設けられ、前記第2の信号線導体が上面に配置された第2の誘電体基板と、
前記第2の誘電体基板の下層側に設けられ、グランドと接続される第1の接地導体と、
前記第1の信号線導体の上面と接触して配置され、前記第1の信号線導体から生じる磁界による磁束密度を強化する磁性体材料と
を備えた結合線路。 - 端子1と端子2との間に接続され、信号を伝搬する第1の信号線導体と、
前記第1の信号線導体が上面に配置された第1の誘電体基板と、
端子3と端子4との間に接続され、前記第1の信号線導体と平行に配置され、前記第1の信号線導体と電磁気的に結合する第2の信号線導体と、
前記第1の誘電体基板の下層側に設けられ、前記第2の信号線導体が上面に配置された第2の誘電体基板と、
前記第2の誘電体基板の下層側に設けられ、グランドと接続される第1の接地導体と、
前記第2の誘電体基板の上面に、前記第2の信号線導体の下面と接触して配置され、前記第2の信号線導体から生じる磁界による磁束密度を強化する磁性体材料と
を備えた結合線路。 - 端子1と端子2との間に接続され、信号を伝搬する第1の信号線導体と、
前記第1の信号線導体が上面に配置された第1の誘電体基板と、
端子3と端子4との間に接続され、前記第1の信号線導体と平行に配置され、前記第1の信号線導体と電磁気的に結合する第2の信号線導体と、
前記第1の誘電体基板の下層側に設けられ、前記第2の信号線導体が上面に配置された第2の誘電体基板と、
前記第2の誘電体基板の下層側に設けられ、グランドと接続される第1の接地導体と、
断面が凹状に形成され、前記凹状の底面が前記第1の信号線導体の上面と接触し、前記凹状の側面が前記第1の信号線導体の側面と接触して配置され、前記第1の信号線導体から生じる磁界による磁束密度を強化する磁性体材料と
を備えた結合線路。 - 端子1と端子2との間に接続され、信号を伝搬する第1の信号線導体と、
前記第1の信号線導体が上面に配置された第1の誘電体基板と、
端子3と端子4との間に接続され、前記第1の信号線導体と平行に配置され、前記第1の信号線導体と電磁気的に結合する第2の信号線導体と、
前記第1の誘電体基板の下層側に設けられ、前記第2の信号線導体が上面に配置された第2の誘電体基板と、
前記第2の誘電体基板の下層側に設けられ、グランドと接続される第1の接地導体と、
前記第1の信号線導体の上面と接触して配置され、前記第1の信号線導体から生じる磁界による磁束密度を強化する磁性体材料と、
前記第1の信号線導体の側面に配置された誘電体と、
を備えた結合線路。 - 複数の前記磁性体材料が配置されていることを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載の結合線路。
- 前記第1の信号線導体の直下の位置に前記第2の信号線導体が配置されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項記載の結合線路。
- 前記第1の信号線導体の直下の位置より、水平方向にずれている位置に前記第2の信号線導体が配置されていることを特徴とする請求項1記載の結合線路。
- 端子1と端子2との間に接続され、信号を伝搬する第1の信号線導体と、
前記第1の信号線導体が上面に配置された第1の誘電体基板と、
端子3と端子4との間に接続され、前記第1の信号線導体の直下の位置より、水平方向にずれている位置に前記第1の信号線導体と平行に配置され、前記第1の信号線導体と電磁気的に結合する第2の信号線導体と、
前記第1の誘電体基板の下層側に設けられ、前記第2の信号線導体が上面に配置された第2の誘電体基板と、
前記第2の誘電体基板の下層側に設けられ、グランドと接続される第1の接地導体と、
前記第1の信号線導体の2つの側面のうち、前記第2の信号線導体からの距離が離れている方の側面に配置され、前記第1の信号線導体から生じる磁界による磁束密度を強化する磁性体材料と
を備えた結合線路。 - 端子1と端子2との間に接続され、信号を伝搬する第1の信号線導体と、
端子3と端子4との間に接続され、前記第1の信号線導体と平行に配置され、前記第1の信号線導体と電磁気的に結合する第2の信号線導体と、
前記第1の信号線導体及び前記第2の信号線導体が上面に配置された第1の誘電体基板と、
前記第1の誘電体基板の下層側に設けられ、グランドと接続される第1の接地導体と、
前記第2の信号線導体の2つの側面のうち、前記第1の信号線導体からの距離が離れている方の側面に配置され、前記第2の信号線導体から生じる磁界による磁束密度を強化する磁性体材料と
を備えた結合線路。 - 端子1と端子2との間に接続され、信号を伝搬する第1の信号線導体と、
端子3と端子4との間に接続され、前記第1の信号線導体と平行に配置され、前記第1の信号線導体と電磁気的に結合する第2の信号線導体と、
前記第1の信号線導体及び前記第2の信号線導体が上面に配置された第1の誘電体基板と、
前記第1の誘電体基板の下層側に設けられ、グランドと接続される第1の接地導体と、
前記第1の信号線導体の2つの側面のうち、前記第2の信号線導体からの距離が離れている方の側面に配置され、前記第1の信号線導体から生じる磁界による磁束密度を強化する磁性体材料と
を備えた結合線路。 - 前記第1の誘電体基板の上層側に設けられた第3の誘電体基板と、
前記第3の誘電体基板の上層側に設けられた第2の接地導体とを備えたことを特徴とする請求項1から請求項10のうちのいずれか1項記載の結合線路。 - 前記第1の信号線導体及び前記第2の信号線導体が折り曲げ構造又は曲線構造を有していることを特徴とする請求項1から請求項11のうちのいずれか1項記載の結合線路。
- 前記第1の接地導体のうち、前記磁性体材料と対向している部分の領域に切り欠きが施されていることを特徴とする請求項1から請求項12のうちのいずれか1項記載の結合線路。
- 前記第2の接地導体のうち、前記磁性体材料と対向している部分の領域に切り欠きが施されていることを特徴とする請求項11記載の結合線路。
- 前記磁性体材料が磁性薄膜であることを特徴とする請求項1から請求項14のうちのいずれか1項記載の結合線路。
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