JP6351422B2 - レゾネータ - Google Patents
レゾネータ Download PDFInfo
- Publication number
- JP6351422B2 JP6351422B2 JP2014155334A JP2014155334A JP6351422B2 JP 6351422 B2 JP6351422 B2 JP 6351422B2 JP 2014155334 A JP2014155334 A JP 2014155334A JP 2014155334 A JP2014155334 A JP 2014155334A JP 6351422 B2 JP6351422 B2 JP 6351422B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall portion
- rib
- ribs
- wall
- resonator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 4
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 2
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
Description
第1構成部材と第2構成部材とを組み合わせて構成される箱状体の内部に、吸気ダクトに連通部を介して連通する1つの共鳴室が画成されるレゾネータにおいて、
前記構成部材の少なくとも一方は、
前記共鳴室を画成する第1壁部と、
前記第1壁部の外縁辺の夫々に立設され、前記共鳴室を画成する第2壁部と、
前記第1壁部の内面および複数の前記第2壁部のうちの1つの内面に連ねて突出形成され、該第2壁部との連接端部から離れるにつれて互いに近づくように延在して該第2壁部からの延出端部が繋がる一対の第1リブと、
前記第1壁部の内面に突出形成され、異なる前記第2壁部に連なる2組の前記一対の第1リブの延出端部間に延在して該延出端部に連接する第2リブとを備え、
前記一対の第1リブは、複数の前記第2壁部のうちの少なくとも2つに対応して設けられると共に、前記延出端部における前記第1壁部からの突出寸法が、該第1リブが連なる第2壁部における第1壁部からの突出寸法より小さく設定され、
前記第1リブは、前記第2壁部において隣の第2壁部に繋がる縁から離間した位置に連なるように形成されたことを要旨とする。
請求項1に係る発明によれば、第1壁部および第2壁部の間に連なる一対の第1リブは、第2壁部との連接端部から離れるにつれて互いに近づくよう延在して、該第2壁部からの延出端部が繋がっているので、第2壁部に掛かる力を互いに支持することができる。また、一対の第1リブは、互いに繋がる延出端部が、第1壁部から立ち上がる第2リブに繋がり、この第2リブによって支持される。ここで、第2リブは、異なる第2壁部に連なる2組の第1リブの延出端部間に延在しているので、異なる第2壁部に掛かる力を第2リブを介して第1リブおよび第2壁部で互いに支持することができる。このように一対の第1リブと第2リブとからなるリブ構造で、壁部の剛性を確保することができ、壁部の共振を抑えて、狙い通りの騒音低減効果が得られる。しかも、1つの第2壁部に連なるリブを2本の第1リブだけとし得るリブ構造であり、リブの本数を少なくし得るので、軽量化をなし得ると共に、型成形時の制約が小さく、設計の自由度を向上することができる。
請求項2に係る発明によれば、一対の第1リブが互いに合流する延出端部が、第2壁部に連なる連接端部間の中央部に位置しているので、両第1リブに掛かる力を延出端部に集中させ易く、両第1リブでバランスよく第2壁部を支持できる。これにより、壁部の剛性を高めることができる。
請求項3に係る発明によれば、一対の第1リブが、隣の第2壁部に連なる一方の縁側に偏ることなく、両縁の間にバランスよく配置されているので、第2壁部の剛性を効果的に高めることができる。
請求項4に係る発明によれば、第1リブにより第2壁部に掛かる力を効果的に支持できる。
請求項5に係る発明によれば、第2リブにおける第1壁部からの突出寸法を、該第2リブ全域が第1リブの延出端部における第1壁部からの突出寸法以下にしても第2壁部の剛性を確保し得るので、第2リブの高さを抑えることができ、軽量化を図り得る。
請求項6に係る発明によれば、一対の第1リブが合流する延出端部で第2壁部に掛かる力を効果的に支持できる。
請求項7に係る発明によれば、このようにリブが配置されて、第1壁部の中央部にスペースを設けることができるので、このスペースに例えば連通管などの構成を配置できる。
請求項8に係る発明によれば、このようにリブが配置されて、第1壁部の隅部にスペースを設けることができるので、このスペースに例えば連通部などの構成を配置できる。
次に、実施例に係るレゾネータ10の作用について説明する。レゾネータ10は、一対の第1リブ20,20が、連接端部24から離れるにつれて互いに近づくよう延在して延出端部26で繋がるので、第2壁部18に掛かる力を一対の第1リブ20,20で互いに支持することができる。そして、一対の第1リブ20,20の延出端部26が、連接される第2リブ22により支持されると共に、該第2リブ22は、異なる第2壁部18に連なる2組の一対の第1リブ20,20の延出端部26間に延在している。このため、異なる第2壁部18に掛かる力が、第2リブ22を介して第1リブ20および第2壁部18で互いに支持される。従って、レゾネータ10は、一対の第1リブ20,20と第2リブ22とからなるリブ構造で、第2壁部18の剛性を確保して第2壁部18の共振を抑え、狙い通りの騒音低減効果を達成できる。また、レゾネータ10は、一対の第1リブ20,20の延出端部26が互いの連接端部24の中央部に位置するので、一対の第1リブ20,20に掛かる力を延出端部に集中させ易く、一対の第1リブ20,20でバランスよく第2壁部18に掛かる力を支持できる。更に、レゾネータ10は、一対の第1リブ20,20が、幅方向に対称な関係で第2壁部18から突出して合流するので、一対の第1リブ20,20に掛かる力を、延出端部26にバランスよく集中させて、一対の第1リブ20,20で第2壁部18に掛かる力を適切に支持できる。レゾネータ10は、一対の第1リブ20,20が、夫々の連接端部24と、該連接端部24に近い側に延在する第2壁部18における幅方向の縁との離間幅が同じになるよう第2壁部18に夫々連接される。このため、第2壁部18における幅方向の両縁の間にバランスよく配置された一対の第1リブ20,20により、第2壁部の剛性を効果的に高めることができる。レゾネータ10は、一対の第1リブ20,20が、第2壁部18における前記平坦な部分を幅方向に三等分する位置に連接されるので、第2壁部18の幅方向に亘る剛性を高めることができる。
次に、別の実施例に係るレゾネータ40について、前述の実施例に係るレゾネータ10と異なる作用について説明する。別の実施例に係るレゾネータ40は、第2リブ22と干渉することなく、第1壁部16における角隅部に連通管32を設定できる。また、レゾネータ40は、第2リブ22同士を互いの交点で連接したので、第2壁部18の剛性を高めることができる。また、レゾネータ40は、連接される一対の第1リブ20,20がなす角の二等分線上に延在する第2リブ22により、一対の第1リブ20,20の延出端部26に集中する力を効果的に支持し得る。
前述した実施例の構成に限定されず、以下のようにも変更可能である。
(1) 実施例では、第1壁部と第2壁部とから箱状に形成された2つの構成部材を組み合わせるレゾネータを例に挙げたが、箱状に形成された構成部材と、該構成部材の開口を塞ぐ1つの壁部からなる蓋状の構成部材とを組み合わせるレゾネータであってもよい。
(2) 実施例では、第1構成部材および第2構成部材の夫々が、第1リブと、第2リブとを備える例を挙げて説明したが、少なとも一方の構成部材が、第1リブと、第2リブとを備えていればよい。
(3) 実施例では、第1壁部に連通部が設けられた例を挙げたが、第2壁部に連通部を設けてもよい。
(4) 実施例では、すべての第2壁部に一対の第1リブが連接される例を挙げたが、一対の第1リブは、複数の第2壁部のうち少なくとも2つに対応して設けられていればよい。すなわち、第1リブが連接されていない第2壁部があってもよい。
(5) 1つの構成部材において、隣り合う第2壁部に夫々連なる2組の第1リブの延出端部に繋がるよう形成された第2リブと、対向する第2壁部に夫々連なる2組の第1リブの延出端部に繋がるよう形成された第2リブとを設けてもよい。
(6) 実施例では、第1リブの延出端部が筒状に形成される例を挙げたが、延出端部は内部に空間のない中身の詰まった柱状であってもよい。また、一対の第1リブの延出端部が、板状部分で互いに繋がっていてもよい。更に、第2リブが互いに交差する部分を柱状に形成してもよい。
(7) 実施例では、構成部材に設けた筒状の連通部を吸気ダクトに接続する例を挙げて説明したが、構成部材に連通部としての開口を設け、該開口を吸気ダクトに接続してもよい。
(8) 実施例では、リブ構成の同じ第1構成部材と第2構成部材とを組み合わせる例を挙げて説明したが、実施例のリブ構成の構成部材と別の実施例のリブ構成の構成部材とを組み合わせてもよい。
14 共鳴室,16A 第1上壁部(第1壁部),16B 第1下壁部(第1壁部),
18A 第2上壁部(第2壁部),18B 第2下壁部(第2壁部),
20A 第1上リブ(第1リブ),20B 第1下リブ(第1リブ),
22A 第2上リブ(第2リブ),22B 第2下リブ(第2リブ),
24A 上連接端部(連接端部),24B 下連接端部(連接端部),
26A 上延出端部(延出端部),26B 下延出端部(延出端部),40 レゾネータ
Claims (8)
- 第1構成部材と第2構成部材とを組み合わせて構成される箱状体の内部に、吸気ダクトに連通部を介して連通する1つの共鳴室が画成されるレゾネータにおいて、
前記構成部材の少なくとも一方は、
前記共鳴室を画成する第1壁部と、
前記第1壁部の外縁辺の夫々に立設され、前記共鳴室を画成する第2壁部と、
前記第1壁部の内面および複数の前記第2壁部のうちの1つの内面に連ねて突出形成され、該第2壁部との連接端部から離れるにつれて互いに近づくように延在して該第2壁部からの延出端部が繋がる一対の第1リブと、
前記第1壁部の内面に突出形成され、異なる前記第2壁部に連なる2組の前記一対の第1リブの延出端部間に延在して該延出端部に連接する第2リブとを備え、
前記一対の第1リブは、複数の前記第2壁部のうちの少なくとも2つに対応して設けられると共に、前記延出端部における前記第1壁部からの突出寸法が、該第1リブが連なる第2壁部における第1壁部からの突出寸法より小さく設定され、
前記第1リブは、前記第2壁部において隣の第2壁部に繋がる縁から離間した位置に連なるように形成された
ことを特徴とするレゾネータ。 - 前記一対の第1リブは、互いに合流する前記延出端部が前記第2壁部との連接端部間の中央部に位置するよう形成された請求項1記載のレゾネータ。
- 前記一対の第1リブは、夫々の前記連接端部と該連接端部に近い側に延在する第2壁部の前記縁との離間幅が同じになるように、該第2壁部に夫々連接された請求項1または2記載のレゾネータ。
- 前記第1リブにおける前記第1壁部からの突出寸法は、前記連接端部側から前記延出端部側へ向かうにつれて小さくなっていると共に、前記第1リブにおける前記延出端部の前記第1壁部から突出する寸法が、該第1リブが連なる前記第2壁部の該第1壁部から突出する寸法の半分以上に設定されている請求項1〜3の何れか一項に記載のレゾネータ。
- 前記第2リブにおける前記第1壁部からの突出寸法は、該第2リブ全域が前記第1リブの延出端部における前記第1壁部からの突出寸法以下に設定された請求項1〜4の何れか一項に記載のレゾネータ。
- 前記第1リブの延出端部は、前記第1壁部の内面から突出する柱状に形成された請求項1〜5の何れか一項に記載のレゾネータ。
- 前記第2リブは、隣り合う前記第2壁部に夫々連なる2組の前記一対の第1リブの延出端部に繋がるように形成された請求項1〜6の何れか一項に記載のレゾネータ。
- 前記第2リブは、対向する前記第2壁部に夫々連なる2組の前記一対の第1リブの延出端部に繋がるように形成された請求項1〜6の何れか一項に記載のレゾネータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014155334A JP6351422B2 (ja) | 2014-07-30 | 2014-07-30 | レゾネータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014155334A JP6351422B2 (ja) | 2014-07-30 | 2014-07-30 | レゾネータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016031071A JP2016031071A (ja) | 2016-03-07 |
JP6351422B2 true JP6351422B2 (ja) | 2018-07-04 |
Family
ID=55441595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014155334A Active JP6351422B2 (ja) | 2014-07-30 | 2014-07-30 | レゾネータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6351422B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH063182Y2 (ja) * | 1987-09-04 | 1994-01-26 | トヨタ車体株式会社 | 車両吸気管の消音構造 |
JPH01300050A (ja) * | 1988-05-28 | 1989-12-04 | Toyoda Gosei Co Ltd | レゾネータ |
JP2591221Y2 (ja) * | 1993-03-31 | 1999-03-03 | 株式会社テネックス | バイパス型消音器 |
JPH08309883A (ja) * | 1995-05-16 | 1996-11-26 | Toyoda Gosei Co Ltd | レゾネータ一体ホース |
-
2014
- 2014-07-30 JP JP2014155334A patent/JP6351422B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016031071A (ja) | 2016-03-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9758028B2 (en) | Vehicle panel structure | |
WO2015137368A1 (ja) | 車両用ホイール | |
JP6348736B2 (ja) | 車両用ホイール | |
JP6202551B2 (ja) | 車両用ホイール | |
CN107428198A (zh) | 车辆用车轮 | |
JP5807661B2 (ja) | 燃料タンク | |
JP6351422B2 (ja) | レゾネータ | |
CN104619542A (zh) | 燃料箱用缓冲部件 | |
JP2014231771A5 (ja) | ||
JP6263055B2 (ja) | 車両用ホイール | |
JP6253463B2 (ja) | 車両用ホイール | |
JP2014012991A (ja) | 車載内燃機関の吸気管 | |
JP2016121584A (ja) | エアクリーナーおよびフィルターエレメント | |
JP2011156944A (ja) | 車両用空調ダクト構造 | |
CN102121429A (zh) | 一种车用发动机前罩壳 | |
JP4507687B2 (ja) | インテークマニホールド | |
JP2015217955A (ja) | 折り畳みコンテナ | |
JP2020105930A (ja) | オイルパン | |
JP5269650B2 (ja) | エンジンブラケット | |
JP2012147551A (ja) | プロテクタ及びその製造方法 | |
JP3219316U (ja) | 段ボール製ブロック | |
JP3897995B2 (ja) | 合成樹脂製パレット | |
JP6155925B2 (ja) | 樹脂フロントエンド部の熱交換器懸架構造 | |
JP6368702B2 (ja) | 車両用樹脂成形品 | |
JP3957994B2 (ja) | 合成樹脂製パレット |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170426 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180215 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180220 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180320 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180522 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180605 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6351422 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |