JP6350289B2 - アンテナ付き車載装置 - Google Patents

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本発明は、アンテナを搭載したアンテナ付き車載装置に関する。
車載装置例えばディスプレイコントロールユニット(以下、DCUと称す)には、例えばBluetooth(登録商標、以下BTと称す)通信用のアンテナが搭載されたものが知られている。このようなDCUにおいては、DCUにBT通信用のアンテナを取り付けるときに、アンテナの搭載条件を満たすようにDCUを構成する各種の金属部材をアンテナから離間させるように構成している。
特開2004−350216号公報
しかし、上記従来構成のDCUにおいては、アンテナを金属部材から搭載条件の距離以上引き離すことが必要であるが、製品の制約から搭載条件を十分満たすことが困難であった。そのため、アンテナのゲインを十分に確保できていないことがあり、BT通信を良好に実行できないおそれがあった。
そこで、本発明の目的は、アンテナのゲインを向上させることができるアンテナ付き車載装置を提供することにある。
請求項1の発明のアンテナ付き車載装置は、車両に搭載される車載装置の外殻を構成するケースと、前記ケースの前面部及び後面部を除く外周部のうちの一面部に取り付けられアンテナ基板及び前記アンテナ基板上に設けられたチップ状のアンテナ素子から構成されたアンテナと、前記ケースの前記一面部における前記アンテナの後部に設けられ電波を反射する反射部とを備えてなる。
本発明の第1実施形態を示すDCUの斜視図 車室内の前部を示す図 DCUの側面図 DCUの後面図 DCUのアンテナ取り付け部分を示す部分斜視図 図5中アンテナVI−VI線に沿う断面図 アンテナの上面図 図1中VIII−VIII線に沿う断面図 (a)DCUの斜視図、(b)X−Z平面方向のゲインの測定結果を示す図、(c)Y−Z平面方向のゲインの測定結果を示す図 Y−Z平面方向のゲインの測定結果を模式的に示す側面図 比較例のY−Z平面方向のゲインの測定結果を模式的に示す側面図 ループアンテナタイプのチップアンテナの搭載条件を説明する図 モノポールアンテナタイプのチップアンテナの搭載条件を説明する図
以下、本発明をDCUに適用した第1実施形態について、図1ないし図13を参照して説明する。まず、図1は、DCU(アンテナ付き車載装置)1の全体の概略構成を示す斜視図である。この図1に示すように、DCU1は、全体としてほぼ矩形箱状に構成されており、図2に示すように、車両のインストルメントパネル2のセンター部分の上部に配設されている。
DCU1は、図3、図4、図5、図6にも示すように、ケース3の内部に、その前面側から順に、タッチパネル4、液晶ディスプレイ5、フレーム6、電源基板7、放熱板8、メイン基板9を収納して構成されている。ケース3は、DCU1の外殻を構成するものであり、タッチパネル4の外周部を覆うように設けられケース3の前半部を構成する前枠部10と、ケース3の背面部、上面部及び下面部を構成する断面ほぼコ字状の後板部11と、ケース3の右側面部及び左側面部をそれぞれ構成する右側板12及び左側板13とを備えている。後板部11は、上面板部11aと、背面板部11bと、下面板部11cとを備えている。
そして、前枠部10、後板部11、右側板12及び左側板13は、例えば金属で形成されている。後板部11は、例えばダイカストにより形成されている。前枠部10、右側板12及び左側板13は、例えばダイカストにより形成されていても良いし、例えば板金加工により形成されていても良い。また、ダイカストに用いる金属としては、亜鉛、アルミニウム、マグネシウムなどや、それらの合金が好ましい。板金加工に用いる金属としては、鉄板、アルミ板、銅板などが好ましい。
ケース3の上面部の右端部には、例えばBT通信用のアンテナ14(図8参照)が配設されている。このアンテナ14は、図7に示すように、例えばプリント配線基板からなるほぼ矩形状のアンテナ基板15と、このアンテナ基板15上に実装されたチップ状のアンテナ素子16とから構成されている。アンテナ素子16は、例えばループアンテナタイプのチップアンテナで構成されている。
上記アンテナ14をケース3に取り付けるに際しては、図5に示すように、前枠部10の上面部の右端部と、後板部11の上面板部11aの右端部との上に、アンテナ基板15を1点鎖線で示すように載置する。そして、アンテナカバー17をアンテナ基板15上に覆うようにかぶせ、アンテナカバー17の両端部に形成された係合爪17a(図1参照)を前枠部10に形成された係合孔10a(図5参照)に係合させる。これにより、アンテナ基板15(アンテナ14)は、前枠部10上にアンテナカバー17によって取り付け固定される構成となっている(図1、図8参照)。
ここで、前枠部10には、図5及び図6に示すように、アンテナ基板15のアンテナ素子16に対応するように、矩形状の開口部10bが形成されている。この開口部10bの位置及び大きさを、アンテナ基板15上において破線で示す(図7参照)。本実施形態の場合、アンテナ素子16の大きさは、横方向の寸法a1が例えば5mm程度、縦方向の寸法b1が例えば1mm程度であり、開口部10bの大きさは、横方向の寸法a2が例えば17mm程度、縦方向の寸法b2が例えば11mm程度である。尚、後板部11の上面板部11a側にも、アンテナ基板15をできるだけ避けるように開口部11dが形成されている。
さて、後板部11の上面板部11aの上面におけるアンテナ基板15(アンテナカバー17)の後部には、BT通信用の電波を反射する反射部18が突設されている。この反射部18は、ほぼ直方体形状に形成されており、その高さ寸法は、アンテナカバー17の高さ寸法とほぼ同じか、または、少し高くなるように形成されている。反射部18の左右方向の寸法は、アンテナカバー17の左右方向の寸法とほぼ同じか、または、少し幅広になるように形成されている。反射部18の奥行方向の寸法は、反射部18の高さ方向の寸法よりも少し長くなるように形成されている。反射部18とアンテナ素子16との間の距離d(図8参照)は、λ/4の整数倍の距離となっている。尚、λは通信に用いる電波の波長である。
そして、本実施形態の場合、反射部18は、例えばダイカストにより後板部11の上面板部11aに一体に形成されている。即ち、反射部18は金属で形成されている。尚、本実施形態においては、後板部11の上面板部11aの肉厚(板厚)を部分的に少し厚くする程度の変更によって、反射部18を形成することができる。
ここで、アンテナ14のゲインについて、特には、上記反射部18を配設したことによる作用について、図9ないし図11を参照して説明する。まず、本実施形態のDCU1の図9(a)に示すX−Z軸平面において、アンテナ14のゲインを測定した結果を、図9(b)にて実線P1で示す。この場合、ゲインの値は、−10.9dBmとなる。これに対して、反射部18を設けないように構成した比較例の図9(a)に示すX−Z軸平面において、アンテナ14のゲインを測定した結果を、図9(b)にて破線Q1で示す。この場合、ゲインの値は、−11dBmとなる。X軸方向については、反射部18の効果はほとんど無いので、X−Z軸平面におけるアンテナ14のゲインについては、本実施形態と比較例とではほとんど差がない。
次に、本実施形態のDCU1の図9(a)に示すY−Z軸平面において、アンテナ14のゲインを測定した結果を、図9(c)にて実線P2で示す。この場合、ゲインの値は、−7.9dBmとなる。これに対して、反射部18を設けないように構成した比較例の図9(a)に示すY−Z軸平面において、アンテナ14のゲインを測定した結果を、図9(c)にて破線Q2で示す。この場合、ゲインの値は、−10.1dBmとなる。Y軸方向については、DCU1の上方(Y軸の90度付近)から、DCU1の前方(Y軸の150度付近)ぐらいまでのゲインが改善されて(大きくなって)おり、反射部18の効果があることがわかる。
また、図10は、Y−Z軸平面におけるアンテナ14のゲインの測定結果(図9(c)の実線P2参照)を模式的に図示した側面図である。この図10にて矢印で示すように、アンテナ14の後方の反射部18の反射面18aによって電波をDCU1の前方へ反射させるように構成したので、車室内のアンテナ14のゲインを向上させることができる(図10中の実線P3、P4参照)。
尚、図11は、上記比較例(反射部18を設けない構成)のY−Z軸平面におけるアンテナ14のゲインの測定結果(図9(c)の破線Q2参照)を模式的に図示した側面図である。この図11に示すように、アンテナ14の下方のケース20によって電波が上方へ反射される構成となるので、DCU1の上方のゲインがやや高くなる。しかし、車室内のアンテナ14のゲインを向上させることはできない。
次に、本実施形態のアンテナ素子16、即ち、ループアンテナタイプのチップアンテナ16の製品への搭載条件について、図12を参照して説明する。図12(a)は上面図であり、図12(b)は側面図である。図12(a)に示すように、このループアンテナタイプのチップアンテナ16の場合、水平方向については、その周囲の斜線領域(禁止領域)に金属を配置してはいけない仕様となっている。即ち、斜線領域の外側には、金属部材21を配置しても良い。尚、図12において、数値の単位はmmである。そして、上記ループアンテナタイプのチップアンテナ16の垂直方向については、図12(b)に示すように、図中に示す数値の距離以上、チップアンテナ16から金属部材21を離間させる仕様となっている。
また、例えばモノポールアンテナタイプのチップアンテナ22の製品への搭載条件について、図13を参照して説明する。図13(a)は上面図であり、図13(b)は側面図である。図13(a)に示すように、このモノポールアンテナタイプのチップアンテナ22の場合、水平方向については、その周囲の斜線領域(禁止領域)に金属を配置してはいけない仕様となっている。即ち、斜線領域の外側には、金属部材21を配置しても良い。尚、図13において、数値の単位はmmである。そして、上記モノポールアンテナタイプのチップアンテナ22の垂直方向については、図13(b)に示すように、図中に示す数値の距離以上、チップアンテナ22から金属部材21を離間させる仕様となっている。
尚、上記実施形態では、アンテナ素子16として、ループアンテナタイプのチップアンテナを用いたが、これに限られるものではなく、搭載条件を満たすことが可能であれば、モノポールアンテナタイプのチップアンテナを用いるように構成しても良い。
また、上記実施形態では、反射部18をアンテナ基板15(アンテナ14)の後部に設けたが、これに限られるものではなく、反射部18をアンテナ基板15の後部に設けると共に、アンテナ基板15の左辺部及び右辺部にも反射部を設け、アンテナ基板15を反射部でほぼコ字状に囲むように構成しても良い。このように構成すると、アンテナ14のX軸方向(水平方向)のゲインも向上させることが可能となる。
更に、上記実施形態では、アンテナ14をDCU1のケース3の上面部に配設したが、これに限られるものではなく、アンテナ14をDCU1のケース3の下面部、右側面部または左側面部に配設するように構成しても良い。
また、上記実施形態では、反射部18を後板部11にダイカストにより一体に形成したが、これに限られるものではなく、反射部を別部材で構成し、別部材の反射部をケース3に接着、溶接、または、ねじ止め等により取り付けるように構成しても良い。
また、上記実施形態では、BT通信用のアンテナ14に適用したが、他の通信規格用のアンテナに適用しても良い。また、上記実施形態では、DCU1に適用したが、これに限られるものではなく、他のアンテナ付き車載装置に適用しても良い。
図面中、1はDCU(アンテナ付き車載装置)、3はケース、4はタッチパネル、5は液晶ディスプレイ、6はフレーム、10は前枠部、10bは開口部、11は後板部、12は右側板、13は左側板、14はアンテナ、15はアンテナ基板、16はアンテナ素子、17はアンテナカバー、18は反射部、21は金属部材、22はモノポールアンテナタイプのチップアンテナである。

Claims (4)

  1. 車両に搭載される車載装置(1)の外殻を構成するケース(3)と、
    前記ケース(3)の前面部及び後面部を除く外周部のうちの一面部に取り付けられ、アンテナ基板(15)及び前記アンテナ基板(15)上に設けられたチップ状のアンテナ素子(16)から構成されたアンテナ(14)と、
    前記ケース(3)の前記一面部における前記アンテナ(14)の後部に設けられ、電波を反射する反射部(18)と
    を備えてなるアンテナ付き車載装置。
  2. 前記ケース(3)は、前記ケース(3)の前半部を構成する前枠部(10)と、前記ケース(3)の背面部、上面部及び下面部を構成する断面ほぼコ字状の後板部(11)を備え、
    前記反射部(18)は、前記後板部(11)に一体に形成されていることを特徴とする請求項1記載のアンテナ付き車載装置。
  3. 前記反射部(18)と前記アンテナ素子(16)との間の距離は、(電波の波長)/4の整数倍の距離となっていることを特徴とする請求項1または2記載のアンテナ付き車載装置。
  4. 前記ケース(3)の前記一面部における前記アンテナ(14)の側部に設けられ、電波を反射する反射部を備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載のアンテナ付き車載装置。
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