JP6349892B2 - ステアリング装置 - Google Patents
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Description
前記ステアリングシャフトを回転可能に支持し、互いに軸線方向に相対移動可能に組み合わされたアッパコラム及びロアコラムと、
ボルトとナットによって車体に固定されるカプセルを介して前記車体に取り付けられる取付部と、前記アッパコラムを保持する保持部とを有する車体取付ブラケットと、を備え、
前記車体取付ブラケットが車両前方側へ所定の荷重を受けたときに前記カプセルが前記車体取付ブラケットの移動を許し、前記案内プレートが前記車体取付ブラケットを案内するステアリング装置において、
前記カプセルは、アッパプレートと金属平板を成形したロアプレートとを有し、
前記ロアプレートは、前記アッパプレートと面接触し、かつ、前記ナットの座面を構成する座面部と、前記アッパプレートから離隔して前記アッパプレートと共に前記取付部を挟持する鍔部と、前記座面部から前記アッパプレートの上方まで貫通して前記ボルトを通す貫通孔を形成する筒状部と、を有し、
前記座面は、前記ボルトの中心軸線方向において、前記アッパプレートと前記鍔部の間に配置されていることを特徴とするステアリング装置である。
このような構成によれば、ステアリング装置を車体に締結するためのボルトとナットをより車体側に配置することが可能となり、二次衝突時のコラム取付部品との干渉を防ぐことができる。
前記鍔部が前記樹脂充填孔の下側開口を覆う。
これにより、車体取付ブラケットとアッパブラケットとを容易に結合することができ、また、二次衝突時の適切な離脱荷重を容易に得ることが可能となる。
図2〜図4に示すように、ステアリングコラムは前方部分を構成する鋼管溶接構造品のインナコラム10と後方部分を構成するアルミ合金ダイキャスト成型品のアウタコラム11とを有しており、アウタコラム11がインナコラム10の外周に軸方向に相対移動可能に嵌合している。アウタコラム11にはステアリングシャフト3が回転可能に軸支され、ステアリングシャフト3の後端には図1に示すステアリングホイール101が固定される。また、アウタコラム11は中央下部にスリット11a(図5参照)を有しており、縮径時にはインナコラム10の外周を締め付けてテレスコピック調整を不能とし、拡径時にはインナコラム10との間に所定の間隙を形成してテレスコピック調整を可能とする。なお、本実施形態のアウタコラム11はアルミ合金ダイキャストによる一体成形品であるが、鋼管にディスタンスブラケットを溶接したものであってもよいし、軽量化を図るためにマグネシウム合金ダイキャストによる一体成形品であってもよい。
図6〜図17を参照して、カプセル45を詳細に説明する。図13などに示すように、カプセル45は、アルミ合金ダイキャスト成形品のアッパプレート60と、圧延鋼板を素材とするプレス成形品のロアプレート70とを上下に重ねて一体化させたものである。圧延鋼板としては、SPHCやSPCCなどを用いることができる。
図18に示すように、カプセル45は、車体取付ブラケット31における上板32の離脱プレート部32a,32b(図18には、右側の離脱プレート部32bのみを示す)に嵌め込むように後方から取り付けられる。離脱プレート部32a,32bには後方が開いたカプセル挿入スペース84が設けられるとともに、カプセル45(アッパプレート60)側の樹脂充填孔62と対応する部位に樹脂充填孔85,86が形成されている。なお、後方に配置された樹脂充填孔86は、カプセル挿入スペース84内に開口している。
案内プレート25は、カプセル45の車体取付ブラケット31への取り付けが完了した後、前述した貫通孔28,29にカプセル45の筒状部71の上端を嵌入させるようにして、車体取付ブラケット31の上部にかぶせられる。なお、筒状部71の突出高さが案内プレート25の板厚よりも低く設定されているため、筒状部71は、案内プレート25の上面から突出せず、ステアリング装置2の車体への取り付けを阻害しない。案内プレート25が車体取付ブラケット31の上部にかぶせられた状態において、車体取付ブラケット31に固定された案内ピン26は、案内プレート25の長孔部24の後端側から上方に突出する。案内プレート25は、案内ピン26にナット27を締め付けることで車体取付ブラケット31に締結される。
自動車へのステアリング装置2の取り付けは、ピボットピン23によってピボットブラケット22を車体41に連結した後、車体41のスタッドボルト42がカプセル45のボルト孔72に嵌入するようにステアリング装置2を配置して、図22に示すように、スタッドボルト42にナット43を螺合させて所定の締付トルクをもって締結することにより行う。図22に示すように、本願発明によれば、ナット43の座面が座面部73aの下面となるため、ナット43の座面側部分がカプセル45に埋没するように配置され、図22に示すスタッドボルト42およびナット43の下方への突出量Lが小さくなる。
次に、図23を参照して、上記実施形態の一部変形例を説明する。
一部変形例も上述した実施形態と略同様の構成を採っているが、アッパプレート60の上面の形状と筒状部71の上端部とが異なっている。すなわち、本一部変形例では、アッパプレート60の厚みが厚くなり、アッパプレート60の上面に円形の凹部93が形成されており、この凹部93内に筒状部嵌入孔61(図13を参照のこと。)が開口している。筒状部71の上端部は、凹部93内に収容されてアッパプレート60の上面から突出していない。一部変形例は、カシメ部71aと案内プレート25を係合させないステアリング装置2に好適である。
本実施形態では、上述の構成を採用したことにより、以下に述べる種々の効果を得ることができた。
2 ステアリング装置
3 ステアリングシャフト
3a フロントシャフト
3b リアシャフト
5 締付ロッド
5a 頭部
5b 雄ねじ
10 インナコラム
11 アウタコラム
11a スリット
14 左側面
15 右側面
18 摩擦板
22 ピボットブラケット
23 ピボットピン
24 長孔部
25 案内プレート
26 案内ピン
27 ナット
28、29 貫通孔部
31 車体取付ブラケット
32 上板
32a、32b 離脱プレート部
33 側板
33a 外側面
34 側板
34a 外側面
35、36 チルト調整用長溝
41 車体
42 スタッドボルト
43 ナット
45 カプセル
51 押圧板
52 スペーサ
54 スラスト軸受
55 ナット
56 固定カム
57 可動カム
58 操作レバー
60 アッパプレート
61 筒状部嵌入孔
62 樹脂充填孔
62a 面取部
63、64 低位面
65 凹部
66 通電突起
67 係止突起
70 ロアプレート
71 筒状部
71a、71b カシメ部
72 ボルト孔
73 凸部
73a 座面部
73b 左壁部
73c 右壁部
74 切欠
75 係止孔
76、77 鍔部
78、79 挟持空間
81 カシメ治具
82 カシメパンチ
84 カプセル挿入スペース
85 樹脂充填孔
86 樹脂充填孔
87、88 テーパー面
89 通電突起突当面
93 凹部
101 ステアリングホイール
102 中間シャフト
103 ステアリングギヤ
104 電動アシスト機構
105 タイロッド
110 樹脂射出機
Claims (7)
- 操舵力を伝達する伸縮自在なステアリングシャフトと、
前記ステアリングシャフトを回転可能に支持し、互いに軸線方向に相対移動可能に組み合わされたアッパコラム及びロアコラムと、
ボルトとナットによって車体に固定されるカプセルを介して前記車体に取り付けられる取付部と、前記アッパコラムを保持する保持部とを有する車体取付ブラケットと、を備え、
前記車体取付ブラケットが車両前方側へ所定の荷重を受けたときに前記カプセルが前記車体取付ブラケットの移動を許すステアリング装置において、
前記カプセルは、アッパプレートと金属平板を成形したロアプレートとを有し、
前記ロアプレートは、前記アッパプレートと面接触し、かつ、前記ナットの座面を構成する座面部と、前記アッパプレートから離隔して前記アッパプレートと共に前記取付部を挟持する鍔部と、前記座面部から前記アッパプレートの上方まで貫通して前記ボルトを通す貫通孔を形成する筒状部と、を有し、
前記座面は、前記ボルトの中心軸線方向において、前記アッパプレートと前記鍔部の間に配置されていることを特徴とするステアリング装置。 - 前記座面部は、前記アッパプレートの下面に形成された凹部に面接触していることを特徴とする請求項1に記載のステアリング装置。
- 前記車体取付ブラケットと前記カプセルとは、前記取付部および前記アッパプレートに連続して形成された樹脂充填孔内に射出成形され、前記所定の荷重を受けてせん断する樹脂ピンによって結合され、
前記鍔部が前記樹脂充填孔の下側開口を覆うことを特徴とする請求項1又は2に記載のステアリング装置。 - 前記アッパプレート上面の前記樹脂充填孔の周辺に他の部分よりも一段低い低位面を形成していることを特徴とする請求項3に記載のステアリング装置。
- 前記ロアプレートは、前記筒状部の上端部がカシメ加工されることにより前記アッパプレートと結合されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載のステアリング装置。
- 前記カシメ加工は、前記筒状部の上端を全周にわたって塑性変形させるローリングカシメ加工であることを特徴とする請求項5に記載のステアリング装置。
- 前記カシメ加工は、前記筒状部の上端の複数箇所を塑性変形させる多点カシメ加工であることを特徴とする請求項5に記載のステアリング装置。
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