JP6349059B2 - 放射性物質の処理設備 - Google Patents

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Description

本発明は、原子炉格納容器や原子炉圧力容器にある各放射性物質を搬出するための放射性物質の処理設備に関するものである。
原子力発電プラントとして、加圧水型原子炉(PWR:Pressurized Water Reactor)や沸騰水型原子炉(BWR:Boiling Water Reactor)などがある。加圧水型原子炉は、軽水を原子炉冷却材及び中性子減速材として使用し、一次系全体にわたって沸騰しない高温高圧水とし、この高温高圧水を蒸気発生器に送って熱交換により蒸気を発生させ、この蒸気をタービン発電機へ送って発電するものである。一方、沸騰水型原子炉は、軽水を原子炉冷却材及び中性子減速材として使用し、この軽水を炉心で沸騰させて蒸気を発生させ、この蒸気を直接タービン発電機に送って発電するものである。
このような原子炉にて、原子炉格納容器は、岩盤等の堅固な地盤上に立設され、鉄筋コンクリートなどにより内部に複数のコンパートメントが区画されている。そして、このコンパートメントを画成する筒形状をなすコンクリート構造物により、中心部に原子炉圧力容器が垂下して支持され、その下方にキャビティが画成されている。この原子炉は、原子炉圧力容器内に複数の燃料棒と所定数の制御棒が格子状に配列されて格納されている。
このように構成された原子力発電プラントにて、過酷事故(シビアアクシデント)が発生した場合、緊急炉心冷却装置が作動し、原子炉容器の内部の炉心を冷却することで発生する熱を十分に除去する。ところが、この緊急炉心冷却装置が故障すると、炉心を冷却することができず、原子炉圧力容器の内部の炉心が溶融し、溶融した燃料などの溶融物がキャビティへ落下する。そして、この溶融物は、キャビティで受け止められ、冷却水により冷却して安全性が確保される。その後、冷却されて固化し、所定温度まで低下した溶融物は、専用の収納容器などに収納されて外部に搬出される。
原子炉格納容器内で燃料が溶融したとき、作業者が内部にアクセスする技術として、例えば、下記特許文献1に記載されたものがある。この特許文献1に記載された原子炉格納容器内部の遠隔作業方法は、作業空間におけるハッチの周囲に第1隔壁を気密に設け、第1隔壁の外側に第2隔壁を気密に設け、ハッチの蓋を取外して取り外しパスにより作業機器をCRD収納空間まで移動し、各種の作業を行うものである。
特開2013−117491号公報
上述した従来の原子炉格納容器内部の遠隔作業方法では、作業空間におけるハッチの周囲に第1隔壁を気密に設け、第1隔壁の外側に第2隔壁を気密に設け、第1隔壁の内側で各種の作業を行うものである。しかし、原子炉格納容器内にある溶融物は、放射線を出しており、2重の隔壁を気密に設けても、例えば、作業者が長時間近づいて作業することが出来ないなど、十分な安全性を確保するのは困難である。
本発明は上述した課題を解決するものであり、原子炉内部の放射性物質を安全に搬出することで作業の安全性の向上を図る放射性物質の処理設備を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明の放射性物質の処理設備は、原子炉建屋におけるグランドレベルの部屋に周囲が放射線遮へい壁により気密に形成される処理用セルが設置され、前記処理用セルが原子炉格納容器の機器ハッチに連結される、ことを特徴とするものである。
従って、原子炉建屋におけるグランドレベルの部屋に放射線遮へい壁により気密に形成される処理用セルを設置することで、外部から各種の機材を搬入してこの処理用セルを短時間で容易に設置することができる。また、処理用セルを機器ハッチに連結することで、外部と遮へい状態にある処理用セルから機器ハッチを通して原子炉格納容器内にアクセスすることが可能となり、原子炉格納容器内にある放射性物質を安全に処理することができる。その結果、原子炉内部の放射性物質を安全に搬出することで作業の安全性の向上を図ることができる。
本発明の放射性物質の処理設備では、前記処理用セルは、複数のモジュールが連結されて構成されることを特徴としている。
従って、処理用セルが複数のモジュールを連結して構成されることで、原子炉建屋におけるグランドレベルにて、外部から内部の部屋に複数のモジュールを順次搬入して組み立てることとなり、放射線遮へい壁により気密に形成される処理用セルを容易に設置することができる。
本発明の放射性物質の処理設備では、前記複数のモジュールは、少なくとも、メンテナンス用モジュールと、放射性物質収納用モジュールと、除染及び検査用モジュールとを有することを特徴としている。
従って、メンテナンス用モジュールと放射性物質収納用モジュールと除染及び検査用モジュールを設けることで、放射性物質を適正に容器に収納し、安全に外部に搬出することができ、作業の安全性を向上することができる。
本発明の放射性物質の処理設備では、前記メンテナンス用モジュールと前記放射性物質収納用モジュールと前記除染及び検査用モジュールは、直列に連結され、前記メンテナンス用モジュールに機材搬入用モジュールが連結され、前記除染及び検査用モジュールに機材搬出用モジュールが連結されることを特徴としている。
従って、3個のモジュールを直列に連結することで、部屋内のスペースを効率的に使用することができる。また、機材搬入用モジュールからメンテナンス用モジュールを通して放射性物質収納用モジュールに放射性物質の収納容器を搬入し、ここで、収納容器に放射性物質を収納した後、除染及び検査用モジュールで除染及び検査を行い、機材搬出用モジュールから搬出することとなり、放射性物質の搬出作業を効率良く行うことができる。更に、メンテナンス用モジュールを設けることで、各モジュール内の機器に故障などが発生した場合、このメンテナンス用モジュールに搬送して修理などを行うことが可能となり、機器の管理コストを低減することができる。
本発明の放射性物質の処理設備では、前記機材搬入用モジュールから前記機材搬出用モジュールまでの間に機材を搬送する搬送装置が設けられることを特徴としている。
従って、機材搬入用モジュールと機材搬出用モジュールとの間で搬送装置により機材の搬送が可能となり、放射性物質の収納容器だけでなく、各種の機材を搬送することができ、作業性を向上することができる。
本発明の放射性物質の処理設備では、前記各モジュール間に気密性を有する開閉扉が設けられることを特徴としている。
従って、放射性物質収納用モジュールで放射性物質を収納容器に収納する作業を行うとき、気密性を有する開閉扉により他のモジュールへの放射性物質の漏洩を極力抑制することができ、安全性を向上することができる。
本発明の放射性物質の処理設備では、前記放射性物質収納用モジュールに排気装置が設けられ、前記機材搬入用モジュール内及び前記機材搬出用モジュール内が圧力制御されることを特徴としている。
従って、排気装置により機材搬入用モジュール内及び機材搬出用モジュール内を圧力制御することで、機材搬入用モジュールからの機材の搬入時や機材搬出用モジュールからの機材の搬出時に、外部への放射性物質の漏洩を防止することができる。
本発明の放射性物質の処理設備では、前記メンテナンス用モジュールと前記放射性物質収納用モジュールと前記除染及び検査用モジュールは、外部から内部での各種処理作業を遠隔操作可能な遠隔操作型マニピュレータが設けられることを特徴としている。
従って、各モジュールにて、外部から遠隔操作型マニピュレータを用いて内部での各種処理作業を遠隔操作可能であり、作業者は、安全に放射性物質の搬出作業を行うことができる。
本発明の放射性物質の処理設備では、原子炉圧力容器の下方に放射性物質としての溶融燃料を破砕する破砕機が設けられると共に、原子炉圧力容器の下方からペデスタル開口部を通して前記機器ハッチまで破砕された溶融燃料を搬出する搬出経路が設けられることを特徴としている。
従って、破砕機により原子炉格納容器の底部に堆積した溶融燃料や原子炉圧力容器の下部に堆積した溶融燃料を破砕することができ、破砕した溶融燃料を搬出経路によりペデスタル開口部を通して機器ハッチから放射性物質収納用モジュールに容易に搬送することができる。
本発明の放射性物質の処理設備では、前記破砕機は、水平をなして設けられると共に端部が原子炉格納容器の内壁に支持されたガイドレールに沿って移動自在に支持され、前記原子炉格納容器の下部にある溶融燃料、または、前記原子炉圧力容器の下部にある溶融燃料に対してアクセス可能であることを特徴としている。
従って、破砕機は、ガイドレールにより水平方向に沿って移動することができ、原子炉格納容器の下部にある溶融燃料や原子炉圧力容器の下部にある溶融燃料に対してアクセス可能であり、この溶融燃料を外部に搬送可能な大きさに破砕することができる。
本発明の放射性物質の処理設備によれば、原子炉建屋におけるグランドレベルの部屋に周囲が放射線遮へい壁により気密に形成される処理用セルを設置し、この処理用セルを原子炉格納容器の機器ハッチに連結するので、原子炉内部の放射性物質を安全に搬出することで作業の安全性の向上を図ることができる。
図1は、本実施例の放射性物質の処理設備を表す概略断面図である。 図2は、放射性物質の処理設備を表す概略平面図である。 図3は、放射性物質の処理設備における処理用セルの詳細を表す概略図である。 図4は、本実施例の放射性物質の処理設備における変形例を表す概略平面図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る放射性物質の処理設備の好適な実施例を詳細に説明する。なお、この実施例により本発明が限定されるものではなく、また、実施例が複数ある場合には、各実施例を組み合わせて構成するものも含むものである。
図1は、本実施例の放射性物質の処理設備を表す概略断面図、図2は、放射性物質の処理設備を表す概略平面図、図3は、放射性物質の処理設備における処理用セルの詳細を表す概略図である。
本実施例の原子炉は、軽水を原子炉冷却材及び中性子減速材として使用し、この軽水を炉心で沸騰させて蒸気を発生させ、この蒸気を直接タービン発電機に送って発電する沸騰水型原子炉である。
この沸騰水型原子炉を有する原子力プラントは、図1及び図2に示すように、原子炉格納容器11と原子炉12を有している。原子炉格納容器11は、原子炉建屋13内に設置されており、上端部に上蓋14が取付けられることで密封されている。原子炉格納容器11は、内部に形成されたドライウェル15と、冷却水が充填された圧力抑制プールが内部に形成される圧力抑制室16とを有している。そして、ドライウェル15は、ベント通路17を介して圧力抑制室16に連結され、このベント通路17の先端部が圧力抑制プールの冷却水中に浸漬されている。
原子炉建屋13は、原子炉格納容器11を吊下げ支持しており、上蓋14の上方に複数に分割されて放射線遮へい体として機能するシールドプラグ18が配置され、これらのシールドプラグ18により原子炉格納容器11が密閉保持される。
原子炉12は、上蓋19が取付けられて構成される原子炉圧力容器20、核燃料物質を含む複数の燃料集合体が装荷された炉心21、気水分離器22、蒸気乾燥器23などにより構成されている。この場合、炉心21、気水分離器22、蒸気乾燥器23は、原子炉圧力容器20内に配置されている。原子炉圧力容器20は、内部に炉心シュラウド24が配置され、炉心21を取り囲んでいる。炉心21は、内部に複数の燃料集合体が装荷され、この各燃料集合体は、下端部が炉心支持板25により支持され、上端部が上部格子板(図示略)によって保持されている。気水分離器22は、この上部格子板よりも上方に配置され、蒸気乾燥器23がこの気水分離器22の上方に配置されている。
複数の制御棒案内管26は、炉心21の下方に配置され、この各制御棒案内管26によりサポートシリンダ27が形成されている。炉心21は、内部の燃料集合体間に対して出し入れされて原子炉出力を制御する制御棒(図示略)が各制御棒案内管26内に配置されている。制御棒駆動機構ハウジング28は、原子炉圧力容器20の下鏡に取付けられており、制御棒駆動機構(図示略)がこの制御棒駆動機構ハウジング28内に配置され、制御棒案内管26内の制御棒に連結されている。
原子炉圧力容器20は、炉心構造物として、前述した気水分離器22、蒸気乾燥器23、上部格子板、炉心シュラウド24、炉心支持板25、制御棒案内管26、サポートシリンダ27などが内部に配置されている。
原子炉圧力容器20は、原子炉格納容器11内の底部に設けられたコンクリートマット29上に設けられた筒状のペデスタル30上に据付けられている。そして、筒状のγ線遮蔽体31が、ペデスタル30の上端に設置され、原子炉圧力容器20を取り囲んでいる。
従って、この原子炉12で生成された蒸気は、図示しないが、冷却水配管を通して蒸気タービンに送られ、この蒸気により蒸気タービンを駆動して発電機により発電を行う。蒸気タービンを駆動した蒸気は、復水器で海水を用いて冷却されて復水となり、冷却水配管を通して原子炉12に戻される。
ところで、このような原子力発電プラントにて、過酷事故が発生した場合、緊急炉心冷却装置が作動し、原子炉圧力容器20の内部の炉心21を冷却することで発生する熱を十分に除去する。ところが、この緊急炉心冷却装置が故障すると、炉心21を冷却することができず、原子炉圧力容器20の内部の炉心21が溶融し、溶融した燃料などの溶融物M(M1,M2)が原子炉圧力容器20の底部に堆積したり、コンクリートマット29に落下したりし、冷却水により冷却されて固化する。
このように炉心21が溶融し、溶融物M(M1,M2)が原子炉圧力容器20の底部やコンクリートマット29に堆積すると、温度が低下して固化した溶融物M(M1,M2)を外部に搬出する必要がある。
本実施例の放射性物質の処理設備は、炉心21が溶融して原子炉圧力容器20やコンクリートマット29に堆積した放射性物質としての溶融物M(M1,M2)を外部に搬出するために使用するものである。本実施例の放射性物質の処理設備は、原子炉格納容器11内に固化した溶融物M1,M2があるとき、原子炉建屋13内に放射線を遮へいすることができ、且つ、放射性物質が飛散しないように密封できる処理用セル61を設置して各種の作業を行う。
即ち、原子炉建屋13は、中央部に原子炉12(原子炉圧力容器20)を支持する原子炉格納容器11が配置され、その外側に外部の地面Gとほぼ同じ高さを有する部屋51が設けられている。この部屋51は、原子力発電プラントの正常運転時には、作業者が被爆することなく安全に立ち入ることができる空間である。この部屋51は、機材などを搬入可能な開閉扉52が設けられている。また、部屋51は、コンクリート構造壁を貫通して原子炉格納容器11内に連通する連通路53が設けられ、この連通路53は、機器ハッチ54により開閉可能となっている。
そして、放射性物質の処理設備は、原子炉建屋13におけるグランドレベルの部屋51に周囲が放射線遮へい壁により気密に形成される処理用セル61を設置し、この処理用セル61を原子炉格納容器11の機器ハッチ54(連通路53)に連結している。この場合、処理用セル61は、鉄筋コンクリートにより製造することが望ましく、その他、タングステン、ステンレス、鉛、劣化ウランなどを材料として使用してもよい。
ここで、処理用セル61について詳細に説明する。図3に示すように、処理用セル61は、複数のモジュールが連結されて構成されている。具体的に、処理用セル61は、メンテナンス用モジュール62と、放射性物質収納用モジュール63と、除染及び検査用モジュール64とを有している。そして、メンテナンス用モジュール62と放射性物質収納用モジュール63と除染及び検査用モジュール64は、直列で、且つ、一直線状に配置されて互いに連結されおり、メンテナンス用モジュール62に機材搬入用モジュール65が連結され、除染及び検査用モジュール64に機材搬出用モジュール66が連結されている。
メンテナンス用モジュール62は、各モジュール62,63,64,65,66で故障した各種機器の修理や点検を行うための空間を形成するものである。メンテナンス用モジュール62は、入口側に開閉シャッタ(開閉扉)71が設けられ、内部に各種機材を搬送する搬送コンベア(搬送装置)72が設けられている。また、メンテナンス用モジュール62は、外部の部屋51から内部での各種処理作業を遠隔操作可能な遠隔操作型マニピュレータ73が設けられている。
放射性物質収納用モジュール63は、細かく破砕された溶融物Mを収納容器Vに収納するための空間を形成するものである。放射性物質収納用モジュール63は、入口側と出口側に開閉シャッタ(開閉扉)74,75が設けられ、内部に各種機材を搬送する搬送コンベア(搬送装置)76が設けられている。また、放射性物質収納用モジュール63は、外部の部屋51から内部での各種処理作業を遠隔操作可能な遠隔操作型マニピュレータ77が設けられている。
除染及び検査用モジュール64は、溶融物Mが収納されて蓋が取付けられた放射性物質用の収納容器Vを除染すると共に、漏洩などを検査するための空間を形成するものである。除染及び検査用モジュール64は、出口側に開閉シャッタ(開閉扉)78が設けられ、内部に各種機材を搬送する搬送コンベア(搬送装置)79が設けられている。また、除染及び検査用モジュール64は、外部の部屋51から内部での各種処理作業を遠隔操作可能な遠隔操作型マニピュレータ80が設けられている。
機材搬入用モジュール65は、入口部に開閉シャッタ(開閉扉)81が設けられ、機材搬出用モジュール66は、出口部に開閉シャッタ(開閉扉)82が設けられている。
機材搬入用モジュール65から機材搬出用モジュール66までの間に機材を搬送する搬送コンベア72,76,79は、連続して各種の機材を搬送可能となっている。なお、搬送装置として、搬送コンベア72,76,79を設けたが、この構成に限るものではなく、例えば、天井クレーンやホイストなどとしてもよい。また、各モジュール62〜66間に気密性を有する開閉扉として開閉シャッタ71,74,75,78,81,82を設けたが、この構成に限るものではなく、エアカーテンなどとしてもよい。
また、放射性物質収納用モジュール63は、遠隔操作型マニピュレータ77の反対側に対向して原子炉格納容器11の機器ハッチ54(連通路53)に連結する連結路83が設けられている。原子炉格納容器11の連通路53は、機器ハッチ54により開閉自在である。この機器ハッチ54は、内側に開口部84が形成され、補助ハッチ85により開閉可能となっている。
各モジュール62〜66は、個別に外部から部屋51に搬入され、この部屋51で組み立てられる。このとき、搬送コンベア72,76,79、開閉シャッタ71,74,75,78,81,82、遠隔操作型マニピュレータ73,77,80は、予め各モジュール62〜66内に装着しておくことが望ましい。そして、各モジュール62〜66は、部屋51の所定の位置に設置され、隣接するもの同士が隙間なく、気密が維持されるように連結される。
また、放射性物質収納用モジュール63は、排気装置として排気ライン86が設けられ、この排気ライン86に放射性物質除去フィルタ87及びブロア88が設けられている。そのため、ブロア88を作動し、放射性物質収納用モジュール63の内部を排気ライン86から吸引することで、メンテナンス用モジュール62及び除染及び検査用モジュール64を介して機材搬入用モジュール65及び機材搬出用モジュール66が吸引されることで圧力制御されている。
図1に示すように、原子炉格納容器11は、機器ハッチ54(連通路53)が設けられ、原子炉圧力容器20は、ペデスタル30に機器ハッチ54と対向して開口部91が形成されている。そして、原子炉格納容器11の機器ハッチ54(連通路53)からペデスタル30の開口部91を通して原子炉圧力容器20の下方までスロープ92が架設され、このスロープ92が各種の機材を原子炉格納容器11内へ搬入するための搬入経路として機能する。
そして、ペデスタル30内であって、原子炉圧力容器20の下方に溶融燃料M(M1,M2)を破砕する破砕機93が設けられている。この破砕機93は、水平をなして設けられると共に端部が原子炉圧力容器20を通して原子炉格納容器11の内壁に支持されたガイドレール94に沿って移動自在に支持されている。そして、破砕機93は、上方または下方に延出する切削工具95を有しており、原子炉格納容器11の下部にある溶融燃料M1、コンクリートマット29上にある溶融燃料M2に対してアクセス可能であり、細かく切削することができる。
なお、図示しないが、部屋51からスロープ92を通して破砕機93まで電源ケーブルと制御ケーブルが布設されており、作業者は、遠隔操作により破砕機93を操作することができる。また、放射性物質収納用モジュール63からスロープ92を通して原子炉圧力容器20の下方(コンクリートマット29)まで吸引管96が延設されており、細かく破砕した溶融燃料Mを吸引して放射性物質収納用モジュール63まで搬送することができる。この吸引管96が溶融燃料Mを搬出する搬出経路として機能する。これらの電源ケーブルや吸引管96は、補助ハッチ85を貫通してシールされ、放射性物質収納用モジュール63まで延出している。
ここで、処理用セル61の設置方法について説明する。なお、処理用セル61を設置する部屋51に放射性物質が付着している場合には、この部屋51を事前に除染する。図1及び図2に示すように、各モジュール62〜66は、個別に図示しない工場で製造組立され、例えば、トラックAに搭載されて部屋51に搬入される。そして、この部屋51にて、まず、原子炉格納容器11の機器ハッチ54(連通路53)に連結するように、放射性物質収納用モジュール63が設置される。次に、放射性物質収納用モジュール63に隣接してメンテナンス用モジュール62と除染及び検査用モジュール64が設置され、放射性物質収納用モジュール63に隙間なく、気密が維持されるように連結される。そして、メンテナンス用モジュール62と除染及び検査用モジュール64に隣接して機材搬入用モジュール65と機材搬出用モジュール66が設置され、隙間なく、気密が維持されるように連結される。このとき、機器ハッチ54により連通路53が閉止されていることから、作業者は、部屋51から各モジュール62〜66内に入って各種の作業を行うことができる。
次に、処理用セル61を用いた溶融物M(M1,M2)の搬出方法について説明する。図1及び図3に示すように、処理用セル61が設置されると、作業者は、遠隔操作によりスロープ92などを通して破砕機93、ガイドレール94、吸引管96などを原子炉格納容器11内に搬入し、所定の位置に組付ける。この場合、機材ハッチ54に開口部84を形成し、この開口部84に補助ハッチ85を設ける。そして、補助ハッチ85を貫通して電源ケーブルや吸引管96を配置する。このような作業は、遠隔操作により図示しないロボットを用いて行うことが望ましい。
処理用セル61に続いて破砕機93や吸引管96などが設置されると、この状態で、溶融物M(M1,M2)の搬出を開始する。作業者は、破砕機93を遠隔操作することで、切削工具95によりコンクリートマット29上の溶融燃料M2を切削して破砕する。コンクリートマット29上の溶融燃料M2が破砕されると、この溶融燃料M2が吸引管96により吸引され、放射性物質収納用モジュール63まで搬送される。
処理用セル61にて、機材搬入用モジュール65から収納容器Vが搬入されると、収納容器Vが搬送コンベア72,76により放射性物質収納用モジュール63に搬送され、所定の位置で停止する。ここで、遠隔操作型マニピュレータ77を用いて溶融燃料M2を収納容器Vに収納する。そして、収納容器Vに所定量の溶融燃料M2が収納されたら、蓋(図示略)を取付けて密閉する。所定量の溶融燃料M2が収納された収納容器Vは、搬送コンベア76,79により除染及び検査用モジュール64に搬送され、ここで、収納容器Vの周囲が除染され、漏洩等の検査がなされた後、機材搬出用モジュール66から搬出される。その後、収納容器Vは、図示しないトラックにより保管施設に搬送される。
また、コンクリートマット29上の溶融燃料M2の破砕が終了すると、次に、切削工具95により原子炉圧力容器21の下部の溶融燃料M1を切削して破砕する。原子炉圧力容器21の下部の溶融燃料M1が破砕されると、この溶融燃料M1が吸引管96により吸引され、放射性物質収納用モジュール63まで搬送される。そして、処理用セル61にて、前述と同様に、遠隔操作型マニピュレータ77を用いて溶融燃料M1を収納容器Vに収納する。
なお、上述の説明では、処理用セル61として、メンテナンス用モジュール62と放射性物質収納用モジュール63と除染及び検査用モジュール64を直列で、且つ、一直線状に配置し、メンテナンス用モジュール62に機材搬入用モジュール65を連結し、除染及び検査用モジュール64に機材搬出用モジュール66を連結したが、この構成に限定されるものではない。
図4は、本実施例の放射性物質の処理設備における変形例を表す概略平面図である。図4に示すように、処理用セル101として、メンテナンス用モジュール62と放射性物質収納用モジュール63と除染及び検査用モジュール64を直列で、且つ、L字形状に配置し、メンテナンス用モジュール62に機材搬入用モジュール65を連結し、除染及び検査用モジュール64に機材搬出用モジュール66を連結してもよい。各モジュール62〜66の組合せ形状や配置は、部屋51の形状や開閉扉52の位置に応じて適宜設定すればよいものである。
このように本実施例の放射性物質の処理設備にあっては、原子炉建屋13における地面Gと同じ高さのグランドレベルにある部屋51に、周囲が放射線遮へい壁により気密に形成される処理用セル61を設置し、この処理用セル61を原子炉格納容器11の機器ハッチ54に連結している。
従って、原子炉建屋13におけるグランドレベルの部屋51に放射線遮へい壁により気密に形成される処理用セル61を設置することで、外部から処理用セル61のための各種の機材を部屋51に容易に搬入し、この処理用セル61を短時間で設置することができる。また、処理用セル61を機器ハッチ54に連結することで、外部に対して遮へい状態にある処理用セル61から機器ハッチ54を通して原子炉格納容器11内にアクセスすることが可能となり、原子炉格納容器11内にある放射性物質としての溶融燃料Mを安全に処理することができる。その結果、原子炉内部の放射性物質を安全に搬出することで作業の安全性の向上を図ることができる。
本実施例の放射性物質の処理設備では、複数のモジュール62〜66を連結して処理用セル61を構成している。従って、原子炉建屋13におけるグランドレベルにて、外部から内部の部屋51に複数のモジュール62〜66を順次搬入して組み立てることとなり、放射線遮へい壁により気密に形成される処理用セル61を容易に設置することができる。
本実施例の放射性物質の処理設備では、複数のモジュールとしてメンテナンス用モジュール62と放射性物質収納用モジュール63と除染及び検査用モジュール64とを設けている。従って、放射性物質収納用モジュール63での溶融燃料Mの収納容器Vへの収納作業、除染及び検査用モジュール64での収納容器Vの除染作業や検査作業を適正に行うことができ、溶融燃料Mを安全な状態で安全に外部に搬出することができ、また、メンテナンス用モジュール62で各種機器のメンテナンスを行うことで、作業の安全性を向上することができる。
本実施例の放射性物質の処理設備では、メンテナンス用モジュール62と放射性物質収納用モジュール63と除染及び検査用モジュール64を直列に連結し、メンテナンス用モジュール62に機材搬入用モジュール65を連結し、除染及び検査用モジュール64に機材搬出用モジュール66を連結している。従って、3個のモジュール62,63,64を直列に連結することで、部屋51内のスペースを効率的に使用することができる。また、機材搬入用モジュール65からメンテナンス用モジュール62を通して放射性物質収納用モジュール63に収納容器Vを搬入し、ここで、収納容器Vに溶融燃料Mを収納した後、除染及び検査用モジュール64でこの収納容器Vの除染及び検査を行い、機材搬出用モジュール66から搬出することとなり、溶融物質Mの搬出作業を効率良く行うことができる。更に、メンテナンス用モジュール62を設けることで、各モジュール62〜66内の機器に故障などが発生した場合、このメンテナンス用モジュール62に搬送して修理などを行うことが可能となり、機器の管理コストを低減することができる。
本実施例の放射性物質の処理設備では、機材搬入用モジュール65から機材搬出用モジュール66までの間に機材を搬送する搬送コンベア72,76,79を設けている。従って、機材搬入用モジュール65と機材搬出用モジュール66との間で搬送コンベア72,76,79により機材の搬送が可能となり、収納容器Vだけでなく、各種の機材を搬送することができ、作業性を向上することができる。
本実施例の放射性物質の処理設備では、各モジュール62〜66間に気密性を有する開閉シャッタ71,74,75,78,81,82を設けている。従って、放射性物質収納用モジュール63で溶融燃料Mを収納容器Vに収納する作業を行うとき、気密性を有する開閉シャッタ74,75により隣接するモジュール62,64への放射性物質の漏洩を極力抑制することができ、安全性を向上することができる。また、機材搬入用モジュール65側に2重の開閉シャッタ71,81を設けると共に、機材搬出用モジュール66側に2重の開閉シャッタ78,82を設けることで、各モジュール65,66にエアロックを構成することとなり、外部への放射性物質の漏洩を抑制することができ、安全性を向上することができる。
本実施例の放射性物質の処理設備では、放射性物質収納用モジュール63に排気ライン86を設け、この排気ライン86に放射性物質除去フィルタ87及びブロア88を設けている。従って、ブロア88を作動し、放射性物質収納用モジュール63の内部を排気ライン86から吸引することで、メンテナンス用モジュール62及び除染及び検査用モジュール64を介して機材搬入用モジュール65及び機材搬出用モジュール66が吸引されて圧力制御することができる。そのため、機材搬入用モジュール65からの機材の搬入時や機材搬出用モジュール66からの機材の搬出時に、内部の空気が外部に流出することはなく、外部への放射性物質の漏洩を防止することができる。
本実施例の放射性物質の処理設備では、メンテナンス用モジュール62と放射性物質収納用モジュール63と除染及び検査用モジュール64に、外部から内部での各種処理作業を遠隔操作可能な遠隔操作型マニピュレータ73,77,80を設けている。従って、各モジュール62,63,64にて、外部から遠隔操作型マニピュレータ73,77,80を用いて内部での各種処理作業を遠隔操作可能であり、作業者は、安全に溶融燃料Mの搬出作業を行うことができる。
本実施例の放射性物質の処理設備では、原子炉圧力容器20の下方に溶融燃料Mを破砕する破砕機93を設けると共に、原子炉圧力容器20の下方からペデスタル30の開口部91を通して機器ハッチ54まで破砕された溶融燃料Mを搬出する吸引管96を設けている。従って、破砕機93により原子炉格納容器11の底部に堆積した溶融燃料M2や原子炉圧力容器20の下部に堆積した溶融燃料M1を破砕することができ、破砕した溶融燃料Mを吸引管96により放射性物質収納用モジュール63に容易に搬送することができる。
本実施例の放射性物質の処理設備では、水平をなして端部が原子炉格納容器11の内壁にガイドレール94を架設し、破砕機93をこのガイドレール94に沿って移動自在に支持し、原子炉格納容器11の下部にある溶融燃料M2、原子炉圧力容器20の下部にある溶融燃料M1に対してアクセス可能としている。従って、破砕機93は、ガイドレール94により水平方向に沿って移動することができ、原子炉格納容器11の下部にある溶融燃料M2や原子炉圧力容器20の下部にある溶融燃料M1を外部に搬送可能な大きさに破砕することができる。
なお、上述した実施例では、処理用セル61,101を5つのモジュール62,63,64,65,66により構成したが、この数や種類に限定されるものではなく、必要に応じてその数を変更してもよい。
また、上述した実施例では、放射性物質として溶融物M(M1,M2)を適用して説明したが、原子炉プラントを解体するときに発生する各種部材などとしてもよい。
また、上述した実施例では、本発明の放射性物質の処理設備を沸騰水型原子炉に適用して説明したが、加圧水型原子炉に適用することもでき、軽水炉であれば、いずれの原子炉に適用してもよい。
11 原子炉格納容器
12 原子炉
13 原子炉建屋
20 原子炉圧力容器
21 炉心
30 ペデスタル
51 部屋
52 開閉扉
53 連通路
54 機器ハッチ
61,101 処理用セル
62 メンテナンス用モジュール
63 放射性物質収納用モジュール
64 除染及び検査用モジュール
65 機材搬入用モジュール
66 機材搬出用モジュール
71,74,75,78,81,82 開閉シャッタ
72,76,79 搬送コンベア
73,77,80 遠隔操作型マニピュレータ
91 開口部
92 スロープ
93 破砕機
94 ガイドレール
96 吸引管(搬出経路)
M(M1,M2) 溶融物
V 収納容器

Claims (8)

  1. 原子炉建屋におけるグランドレベルの部屋に周囲が放射線遮へい壁により気密に形成されて原子炉圧力容器内の放射性物質を収納容器に密閉して外部に搬出するための処理用セルが設置され、
    前記処理用セルは少なくとも、メンテナンス用モジュールと、放射性物質収納用モジュールと、除染及び検査用モジュールとが連結されて構成されると共に原子炉格納容器の機器ハッチに連結される、
    ことを特徴とする放射性物質の処理設備。
  2. 前記メンテナンス用モジュールと前記放射性物質収納用モジュールと前記除染及び検査用モジュールは、直列に連結され、前記メンテナンス用モジュールに機材搬入用モジュールが連結され、前記除染及び検査用モジュールに機材搬出用モジュールが連結されることを特徴とする請求項1に記載の放射性物質の処理設備。
  3. 前記機材搬入用モジュールから前記機材搬出用モジュールまでの間に機材を搬送する搬送装置が設けられることを特徴とする請求項2に記載の放射性物質の処理設備。
  4. 前記モジュールの間に気密性を有する開閉扉が設けられることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一つに記載の放射性物質の処理設備。
  5. 前記放射性物質収納用モジュールに排気装置が設けられ、前記機材搬入用モジュール内及び前記機材搬出用モジュール内が圧力制御されることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の放射性物質の処理設備。
  6. 前記メンテナンス用モジュールと前記放射性物質収納用モジュールと前記除染及び検査用モジュールは、外部から内部での各種処理作業を遠隔操作可能な遠隔操作型マニピュレータが設けられることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一つに記載の放射性物質の処理設備。
  7. 原子炉圧力容器の下方に放射性物質としての溶融燃料を破砕する破砕機が設けられると共に、原子炉圧力容器の下方からペデスタル開口部を通して前記機器ハッチまで破砕された溶融燃料を搬出する搬出経路が設けられることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一つに記載の放射性物質の処理設備。
  8. 前記破砕機は、水平をなして設けられると共に端部が原子炉格納容器の内壁に支持されたガイドレールに沿って移動自在に支持され、前記原子炉格納容器の下部にある溶融燃料、または、前記原子炉圧力容器の下部にある溶融燃料に対してアクセス可能であることを特徴とする請求項7に記載の放射性物質の処理設備。
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