JP2014240781A - 原子力プラントにおける核燃料物質の取り出し方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】原子炉圧力容器内及び原子炉格納容器内に存在する溶融した核燃料物質を短時間に取り出すことができる原子力プラントにおける核燃料物質の取り出し方法を提供する。【解決手段】原子炉格納容器9の内部に設置された原子炉圧力容器3を支持する原子炉圧力容器支持部材5の開口部6A、6Bを充填材51で封鎖する工程と、原子炉圧力容器3の内部に水を注入して核燃料物質23A、23Bを水で浸漬させる工程と、核燃料物質23A、23Bを原子炉格納容器9から取り出す工程とを有する。【選択図】図9
Description
本発明は、原子力プラントにおける核燃料物質の取り出し方法に関する。特に、原子炉圧力容器内に存在する溶融した核燃料物質、及び原子炉圧力容器外で原子炉格納容器内に存在する溶融した核燃料物質を取り出すのに好適な方法に関する。
沸騰水型原子力プラントでは、核燃料物質を含む複数の燃料集合体が、原子炉の炉心に装荷されている。炉心内に装荷されてから所定の運転サイクル数での原子炉の運転を経験した燃料集合体は、使用済燃料集合体として原子炉内から原子炉外に搬出される。
沸騰水型原子力プラントにおける使用済燃料集合体の原子炉からの搬出方法の一例は、特許文献1に記載されている。使用済燃料集合体は、原子炉建屋内の運転床に移動可能に設置された燃料交換機を用いて原子炉内から取り出され、原子炉建屋内に形成された燃料貯蔵プールに搬送される。
特許文献1に記載された使用済燃料集合体の原子炉内からの搬送方法は、沸騰水型原子力プラントの原子炉内の核燃料物質が、健全な燃料集合体内に存在している場合において、炉心から使用済燃料集合体を搬出する方法である。しかしながら、万が一、スリーマイル島原子力発電所の原子力プラントのように、原子炉内の炉心に装荷されている燃料集合体に含まれる核燃料物質が溶融する事故が発生した場合には、この溶融した核燃料物質を原子炉から搬出する作業は困難を極め、溶融して固まった核燃料物質(燃料デブリ)の搬出に長時間を要する。
溶融した核燃料物質を取り出す場合には、核燃料物質から放出される放射線を遮へいするために、原子炉格納容器内及び原子炉圧力容器内に冷却水を注入し、核燃料物質を冷却水で浸漬させる必要があると考えられる。特に、原子炉建屋内の運転床上から燃料デブリを切削し、切削された燃料デブリを取り出す場合には、原子炉格納容器内及び原子炉圧力容器内に冷却水を注入して燃料デブリを冷却水で浸漬させて、燃料デブリから放出される放射線を遮へいする必要がある。
原子炉格納容器は、冷却水を収容する構造となっていないので、冷却水を注入した場合に冷却水が漏えいする箇所を封鎖し、補強を行った後に、原子炉格納容器内に冷却水を注入する作業を実施することができる。しかしながら、原子炉格納容器の冷却水が漏えいする箇所を封鎖するためには、漏えい箇所を見つける作業や漏えい箇所が封鎖されたことを確認する検査が必要となり、溶融した核燃料物質を冷却水で浸漬させるまでに長時間を要することになる。
一方、原子炉圧力容器は、冷却水を収容する構造を有しているので、核燃料物質が溶融して原子炉圧力容器の底部が損傷している場合には損傷個所からの漏水を防止すれば、原子炉圧力容器内に冷却水を注入することができる。しかし、損傷個所を見つける作業や漏水が防止されたことを確認する検査が必要となり、溶融した核燃料物質を冷却水で浸漬させるまでには、やはり長時間を要することになる。
本発明の目的は、原子力プラントにおいて、原子炉圧力容器内及び原子炉格納容器内に存在する溶融した核燃料物質を短時間に取り出すことができる核燃料物質の取り出し方法を提供することである。
本発明による原子力プラントにおける核燃料物質の取り出し方法は、次のような特徴を備える。原子炉格納容器の内部に設置された原子炉圧力容器を支持する原子炉圧力容器支持部材の開口部を充填材で封鎖する工程と、前記原子炉圧力容器の内部に水を注入して核燃料物質を水で浸漬させる工程と、前記核燃料物質を前記原子炉格納容器から取り出す工程とを有する。
本発明によれば、原子力プラントにおいて、原子炉圧力容器内及び原子炉格納容器内に存在する溶融した核燃料物質を短時間に取り出すことができる。
本発明による原子力プラントにおける核燃料物質の取り出し方法では、原子炉圧力容器支持部材で取り囲まれ原子炉圧力容器支持部材の内部に形成された内部空間を充填材で充填して、原子炉格納容器の開口部を封鎖し、原子炉圧力容器内に冷却水を注入することにより核燃料物質を冷却水で浸漬させて、溶融した核燃料物質(以下、「溶融核燃料物質」と称する)を取り出して回収する。原子炉格納容器の内部空間を充填材で充填して原子炉圧力容器支持部材の開口部を封鎖することにより、原子炉圧力容器と原子炉格納容器からの漏水を防止するので、原子炉圧力容器内に冷却水を注入することができ、溶融核燃料物質を原子炉建屋外に取り出すのに要する時間を短縮できる。
本発明の実施例による核燃料物質の取り出し方法を、以下に説明する。
本発明による核燃料物質の取り出し方法を沸騰水型原子力プラントに適用した好適な一実施例を、図1〜図6と図8を用いて説明する。
図1は、本発明による核燃料物質の取り出し方法を適用できる沸騰水型原子力プラントの概略構造の一例を示す縦断面図である。
沸騰水型原子力プラントは、原子炉及び原子炉格納容器(以下、「PCV」と称する)9を備える。PCV9は、原子炉建屋1内に設置され、上端部に上蓋9Aが取り付けられて密封されている。PCV9は、ドライウェル10が内部に形成され、環状の圧力抑制室11を備える。圧力抑制室11は、冷却水25を収容する圧力抑制プールが内部に形成されている。圧力抑制プールの冷却水25には、ドライウェル10に連通するベント通路の一端が浸漬されている。圧力抑制室11は、原子炉建屋1内に形成された環状のトーラス室12内に配置される。
原子炉は、上蓋3Aが取り付けられている原子炉圧力容器(以下、「RPV」と称する)3、核燃料物質を含む複数の燃料集合体が装荷された炉心4、気水分離器(図示せず)、及び蒸気乾燥器(図示せず)を備える。RPV3は、PCV9の内部に設置され、炉心4、気水分離器、及び蒸気乾燥器は、RPV3の内部に配置される。炉心4内に装荷された各燃料集合体は、下端部が炉心支持板72によって支持され、上端部が上部格子板73によって保持される。気水分離器は、上部格子板73よりも上方に配置され、蒸気乾燥器は、気水分離器の上方に配置される。
炉心支持板72の下方には、複数の制御棒案内管74が配置されている。各制御棒案内管74の内部には、炉心4内の燃料集合体間に出し入れされて原子炉出力を制御する制御棒(図示せず)が配置されている。RPV3の下鏡には、複数の制御棒駆動機構ハウジング75が取り付けられている。それぞれの制御棒駆動機構ハウジング75の内部には、制御棒駆動機構(図示せず)が設置され、制御棒駆動機構は、制御棒案内管74内の制御棒と連結されている。
RPV3は、筒状のペデスタル5上に据え付けられており、RPV3とペデスタル5との間には、空間が設けられている。ペデスタル5は、RPV3を支持する原子炉圧力容器支持部材であり、PCV9内の底部に設けられたコンクリートマット22上に設けられる。ペデスタル5の上端には、筒状のγ線遮蔽体8が設置され、γ線遮蔽体8は、RPV3を取り囲んでいる。ペデスタル5の内部には、内部空間7が形成されている。また、ペデスタル5には、ペデスタル開口部6A、6Bが形成されており、内部空間7と、ペデスタル5の外部空間であるドライウェル10とが連通している。ペデスタル開口部6A、6Bは、人の出入りや機器の搬送のためにあり、ペデスタル開口部6Aは、ペデスタル開口部6Bの上方に位置する。複数の制御棒駆動機構ハウジング75は、RPV3の下鏡から内部空間7に向かって伸びている。
原子炉建屋1の一部であるコンクリート製の筒状の生体遮へい体2が、PCV9の周囲を取り囲んでいる。原子炉建屋1内でPCV9の上方には、運転床13が形成される。燃料貯蔵プール14が運転床13に囲まれて形成されており、燃料貯蔵プール14は冷却水を収容する。燃料貯蔵プール14内の冷却水中には、炉心4から取り出された複数の使用済燃料集合体が保管される。機器仮置きプール18も運転床13に囲まれて形成される。燃料貯蔵プール14と機器仮置きプール18との間でRPV3の上方には、原子炉ウェル56が形成される。
PCV9には、制御棒駆動機構を搬送するための通路である制御棒駆動機構通路15が設けられている。制御棒駆動機構通路15の一端はPCV9に接続し、他端は原子炉建屋1内にある空間領域16に接続する。空間領域16は、床21を有する。
このような構成の沸騰水型原子力プラントにおいて、原子炉がスクラムされて原子炉の出力が低下し、一時的に、沸騰水型原子力プラントの電流を供給する全部の電源が消失して非常用炉心冷却系が作動しなくなった状態が生じたことを想定する。全部の電源が消失して非常用炉心冷却系のポンプ等が作動しなくなり、炉心4内の各燃料集合体を冷却できなくなった場合には、燃料集合体に含まれる核燃料物質が溶融し、溶融核燃料物質がRPV3の底部に落下し、さらにはPCV9の底部であるコンクリートマット22上へ落下する可能性がある。
万が一、溶融核燃料物質がコンクリートマット22上へ落下した場合には、この核燃料物質をPCV9外へ取り出す必要があり、核燃料物質が落下した沸騰水型原子力プラントについては廃炉処理が実施される場合もある。
本実施例は、原子力プラントにおいて、溶融核燃料物質をRPV3及びPCV9の外部へ取り出す方法についての実施例である。本実施例による核燃料物質の取り出し方法を、以下に説明する。
図8は、本実施例による核燃料物質の取り出し方法の工程を示す図である。本実施例による核燃料物質の取り出し方法は、大きく分けて、ステップS1〜ステップS6の6つの工程を有する。
図2〜図6は、本実施例による核燃料物質の取り出し方法の工程を説明する図である。図2〜図4は、PCV9の下部と原子炉建屋1内の空間領域16を示し、図5と図6は、原子力プラントの全体を示す。溶融核燃料物質23AはRPV3内にあり、溶融核燃料物質23BはRPV3の底部にあり、溶融核燃料物質23C、23DはPCV9内でコンクリートマット22上に落下しているものとする。
図2は、放射線遮へい室33を構築し、ペデスタル開口部6Bを充填材51により封鎖する工程を示す図である。図3は、内部空間7の中に充填材51を注入する工程を示す図である。図4は、内部空間7を充填材51で充填した後、ペデスタル開口部6Aを充填材51で封鎖する工程を示す図である。図5は、RPV3の内部を水(冷却水)37で充填する工程を示す図である。図6は、溶融核燃料物質を取り出す工程を示す図である。
ステップS1では、まず、放射線遮へい室33を構築する。放射線遮へい室33は、原子炉建屋1内の空間領域16に、制御棒駆動機構通路15に接続するように構築する(図2参照)。放射線遮へい室33は、互いに対向する側壁を形成する2つの放射線遮へい体(図示せず)と、天井を形成する放射線遮へい体27と、床を形成する放射線遮へい体28とに囲まれている。これらの放射線遮へい体は、例えば、鉄、鉛、またはコンクリートで形成することができ、板状である。側壁を形成する放射線遮へい体は、制御棒駆動機構通路15の延伸方向の側方に設けられる。
床を形成する放射線遮へい体28は、原子炉建屋1内の空間領域16の床21の表面上に配置される。側壁を形成する放射線遮へい体は、床を形成する放射線遮へい体28の両側端部(制御棒駆動機構通路15の延伸方向と交わる方向の両側端部)にそれぞれ配置され、下端部が放射線遮へい体28に溶接にて接合される。天井を形成する放射線遮へい体27は、側壁を形成する2つの放射線遮へい体の上端部に配置され、側壁を形成する2つの放射線遮へい体に溶接にて接合される。側壁を形成する2つの放射線遮へい体、天井を形成する放射線遮へい体27、及び床を形成する放射線遮へい体28の、制御棒駆動機構通路15に近い側の一端は、生体遮へい体2の側面に接触し、これらの一端と生体遮へい体2との間は、これらの放射線遮へい体で囲まれた空間の内側より、シール材を用いてシールされる。
側壁を形成する2つの放射線遮へい体、天井を形成する放射線遮へい体27、及び床を形成する放射線遮へい体28で囲まれた空間内に、板状の放射線遮へい体29、31が、制御棒駆動機構通路15の延伸方向と交わるように、互いに対向して配置される。放射線遮へい体29、31も、例えば、鉄、鉛、またはコンクリートで形成することができる。放射線遮へい体29、31のそれぞれの周囲は、放射線遮へい体27、28及び側壁を形成する2つの放射線遮へい体に溶接にて接合される。放射線遮へい体29は、放射線遮へい体31よりも、生体遮へい体2に近い側(制御棒駆動機構通路15に近い側)に配置される。
放射線遮へい体29、31のそれぞれには、後述する充填装置35の出入りが可能なように、開口部が形成されている。放射線遮へい体29には、放射線遮へい体29に形成された開口部を開閉する一対のドア30が取り付けられる。放射線遮へい体31には、放射線遮へい体31に形成された開口部を開閉する一対のドア32が取り付けられる。これらの一対のドア30、32は、ともに、別の建屋にいるオペレータの遠隔操作により、左右に分かれて移動することで開口部を開閉する。
ドア30、32は、放射線遮へい体である鉄、鉛、またはコンクリートの板で形成することができる。ドア30、32が閉じているときにPCV9から空間領域16へ向かう放射線を遮へいするように、ドア30、32の周辺部は、放射線遮へい体29、31とそれぞれ重なっている。さらに、ドア30が閉じているときに一対のドア30同士の合わせ目に形成されるすき間を覆うように、放射線遮へい体(鉄、鉛、またはコンクリート)が一対のドア30の一方に取り付けられる。ドア32についても同様に、ドア32が閉じているときに一対のドア32同士の合わせ目に形成されるすき間を覆うように、放射線遮へい体(鉄、鉛、またはコンクリート)が一対のドア32の一方に取り付けられる。
放射線遮へい室33は、このようにして、生体遮へい体2と放射線遮へい体29の間に、側壁を形成する2つの放射線遮へい体、天井を形成する放射線遮へい体27、及び床を形成する放射線遮へい体28で形成される。また、側壁を形成する2つの放射線遮へい体、天井を形成する放射線遮へい体27、床を形成する放射線遮へい体28、及び放射線遮へい体29、31で囲まれた部屋34が、放射線遮へい室33に隣接して形成される。
ステップS2では、充填装置35を原子炉建屋1の外部から放射線遮へい室33の内部に移動させる。充填装置35は、別の建屋にいるオペレータの遠隔操作により、原子炉建屋1内の空間領域16を通って、放射線遮へい室33まで移動することができる(図2参照)。充填装置35は、無限軌道の旋回で移動し、充填材51を収納する貯蔵部と充填材51を放出するホース50とを備え、開口部を封鎖するために充填材51を放出することができる。ホース50は、オペレータの遠隔操作により、伸縮することができる。
また、充填装置35のホース50の先端部には、カメラ(図示せず)が取り付けられている。カメラは、充填装置35の前方の映像を撮影することができ、カメラが撮影した映像は、別の建屋に置かれた操作盤に設けられた表示装置に表示される。オペレータは、表示装置に表示された映像を見て、充填装置35やドア30、32を遠隔操作することができる。なお、充填装置35のホース50の先端部に、照明装置(図示せず)を設けてもよい。カメラで撮影するときに光量が足りないときは、照明装置を点灯する。
充填装置35は、以下のようにして放射線遮へい室33まで移動する。初期状態では、ドア30、32は閉じている。充填装置35は、空間領域16を通ってドア32の前まで移動して停止する。オペレータは、充填装置35がドア32の前で停止したとき、操作盤を操作してドア32を開ける。充填装置35は、放射線遮へい体31に形成された開口部を通って部屋34内に入り、移動を停止する。このとき、オペレータは、操作盤を操作してドア32を閉じる。充填装置35がドア30の前まで移動して停止すると、オペレータは、操作盤を操作してドア30を開ける。充填装置35は、放射線遮へい体29に形成された開口部を通って放射線遮へい室33内に入り、放射線遮へい室33内で移動を停止する。その後、オペレータが操作盤を操作することにより、ドア30が閉じる。ドア30とドア32の両方が同時に開くことはない。
ステップS3では、充填装置35のカメラにより、内部空間7を観察する。充填装置35は、ホース50を伸ばし、ホース50の先端部に設けられたカメラを、放射線遮へい室33から、制御棒駆動機構通路15、PCV9内のドライウェル10、及びペデスタル開口部6Aを経由して、ベデスタル5の内部空間7まで移動させる。内部空間7を上部から観察するのが好ましいので、ホース50をペデスタル開口部6Aに通している。オペレータは、カメラを用いて、内部空間7の内部を観察する。この観察時には、ホース50の先端部に設けられた照明装置を点灯することができる。カメラで撮影された内部空間7内の映像は、前述の表示装置に表示される。オペレータは、この表示装置に表示された映像を見て、内部空間7内の状態を観察する。
オペレータは、ホース50を遠隔操作することにより、カメラで内部空間7内を撮影し、内部空間7内の状態を知ることができる。例えば、オペレータは、表示装置に表示された溶融核燃料物質23Cの映像を見て、溶融核燃料物質23Cがコンクリートマット22上に落下していること、コンクリートマット22上での溶融核燃料物質23Cの広がり具合、及び溶融核燃料物質23Cが冷却水24で冷却されていることを知ることができる。
カメラにより内部空間7内の撮影が終了した後、ホース50が縮められる。ホース50の先端部にあるカメラは、ペデスタル開口部6A、PCV9内のドライウェル10、及び制御棒駆動機構通路15を通って、放射線遮へい室33まで移動する。
ステップS4では、内部空間7を充填材51で充填する。充填作業は、ホース50の先端部にあるカメラで監視しながら実施する。充填材51には、硬化剤と中性子吸収材とが含まれており、開口部を封鎖することができるとともに、溶融核燃料物質23C、23Dの臨界安全を確保することができるものとする。硬化剤は、ペデスタル開口部6A、6Bを封鎖して溶融核燃料物質23Cを覆うことができれば、任意の材料を用いることができる。中性子吸収材は、溶融核燃料物質23C、23Dの臨界安全を確保することができれば、任意の材料を用いることができる。
まず、ペデスタル開口部6Bを充填材51により封鎖する。充填装置35のホース50を、放射線遮へい室33から、制御棒駆動機構通路15、PCV9内のドライウェル10、及びペデスタル開口部6Bまで伸ばし、ホース50から充填材51を放出する(図2参照)。充填材51が硬化することにより、ペデスタル開口部6Bは封鎖される。
次に、ペデスタル開口部6Bを封鎖した後、内部空間7の中に充填材51を注入する。充填装置35のホース50を、放射線遮へい室33から、制御棒駆動機構通路15、PCV9内のドライウェル10、及びペデスタル開口部6Aを通し、ペデスタル5の内部空間7まで伸ばす(図3参照)。ホース50から充填材51を放出することにより、溶融核燃料物質23Cが充填材51により覆われる。充填材51には中性子吸収材が含まれているため、溶融核燃料物質23Cの臨界安全を確保することができる。
充填材51は、RPV3が据え付けられているペデスタル5とRPV3との隙間を封鎖するまで注入され、内部空間7の全てとこの隙間を充填する(図4参照)。充填材51には硬化剤が含まれているため、ペデスタル開口部6Aより上部の内部空間7にも、充填材51を充填することができる。内部空間7の全てと、ペデスタル5とRPV3との隙間を充填材51で充填した後、ペデスタル開口部6Aを充填材51で封鎖する(図4参照)。
ステップS5では、RPV3の内部を水(冷却水)37で充填し、溶融核燃料物質23A、23Bを水37で浸漬させる(図5参照)。RPV3の内部を水37で充填することにより、燃料集合体が健全な場合において炉心から使用済燃料集合体を搬出する場合と同じような作業手順で、溶融核燃料物質23A、23BをRPV3から取り出して搬出することができる。
原子炉建屋1を覆うコンテナ48を設置し、コンテナ48内に天井クレーン49を設置する。天井クレーン49には、水平方向に移動する横行台車38、41が設けられる。天井クレーン49及び横行台車38を使用して、PCV9の上蓋9A、RPV3の上蓋3A、蒸気乾燥器(図示せず)、及び気水分離器(図示せず)を取外す。水37は、RPV3内に注水するための通常の注水系統を用いて、RPV3の内部に注入され、原子炉ウェル56の上端部まで注入される。このようにして、RPV3の内部と原子炉ウェル56を水37で充填し、溶融核燃料物質23A、23Bを水37で浸漬させることにより、溶融核燃料物質23A、23Bを取り出す作業を運転床13にて行うことが可能になる。
ステップS6では、溶融核燃料物質を取り出す。放射線遮へい作業台26が、原子炉ウェル56を覆うように運転床13に設置される(図6参照)。原子炉ウェル56内には、核燃料物質収納缶40を配置し、燃料貯蔵プール14内には、収納容器42を配置する。放射線遮へい作業台26上には、回収装置36を設置する。回収装置36は、溶融核燃料物質を破砕し、破砕した溶融核燃料物質を吸引または把持することにより運搬することができる。
回収装置36は、溶融核燃料物質23A、23Bを破砕し、破砕した溶融核燃料物質23A、23Bを核燃料物質収納缶40に収納する。核燃料物質収納缶40は、横行台車38により収納容器42の中に入れられる。収納容器42は、横行台車41により原子炉建屋1から搬出され、所定の保管施設へ輸送される。
溶融核燃料物質23C、23Dを取り出す作業は、運転床13ででも、放射線遮へい室33ででも実施することができる。放射線遮へい室33にて溶融核燃料物質23C、23Dを取り出す場合には、放射線遮へい室33に回収装置36を設置し、回収装置36を用いて溶融核燃料物質23C、23Dを取り出す。ペデスタル5内の溶融核燃料物質23Cは、充填材51を破砕して取り除きながら取り出す。充填材51には中性子吸収材が含まれているため、溶融核燃料物質23Cと充填材51を分離することなく、一体として取り出すことも可能である。
以上のように、本実施例による核燃料物質の取り出し方法では、ペデスタル開口部6A、6Bを充填材51で封鎖するとともに、ペデスタル5の内部空間7を充填材51で充填するので、RPV3とPCV9の漏水個所を同時に封鎖することができ、RPV3の内部に注水しても、RPV3とPCV9からの漏水を防ぐことができる。また、設計時には存在しなかった開口部がペデスタル5に生じていたとしても、内部空間7を充填材51で充填するので、そのような開口部を封鎖して漏水を防止することができる。従って、PCV9で水が漏えいする箇所を見つける作業や漏えい箇所が封鎖されたことを確認する検査が不要になり(または作業や検査に要する時間が短縮され)、溶融した核燃料物質を水37で浸漬させるまでの時間が短縮され、溶融核燃料物質を短時間のうちに取り出すことができる。漏水個所が多い場合や、予想外の箇所で漏水が発生していた場合であっても、本実施例による核燃料物質の取り出し方法では、作業工程や作業時間を増やさずに漏水個所を封鎖し、短時間のうちに溶融核燃料物質を取り出すことができる。
本発明による核燃料物質の取り出し方法を沸騰水型原子力プラントに適用した第2の実施例を、図7を用いて説明する。本実施例の核燃料物質の取り出し方法は、実施例1の核燃料物質の取り出し方法と、以下の点が相違する。以下では、実施例1との相違点についてのみ説明する。
図7は、PCV9の下部と原子炉建屋1内の空間領域16を示し、内部空間7を充填材51で充填する際に、ベント管19と、ベント管19へ通ずる空間47を設ける工程を示す図である。
実施例1の核燃料物質の取り出し方法では、ペデスタル5の内部空間7の全てを充填材51で充填する。これに対し、本実施例の核燃料物質の取り出し方法では、内部空間7の一部は充填材51で充填しない。
本実施例の核燃料物質の取り出し方法では、内部空間7を充填材51で充填する際(実施例1のステップS4)に、ペデスタル開口部6Bにベント管19を設けてから、ペデスタル開口部6Bを充填材51により封鎖する。ベント管19は、ペデスタル開口部6Bからドライウェル10側に向けて突出し、内部空間7とドライウェル10とを連通させる。すなわち、ベント管19により、ペデスタル5の内部空間7と外部空間とが連通する。ベント管19は、別の建屋にいるオペレータが遠隔で操作可能な弁をドライウェル10側に備える。この弁は、初期状態では閉じている。
さらに、内部空間7を充填材51で充填する際には、内部空間7の上端部とベント管19とを連通させる空間47を、内部空間7の中に設けるようにして充填する。すなわち、内部空間7の一部だけを充填材51で充填し、RPV3とペデスタル5との間にある空間とベント管19とを連通させる空間47を、内部空間7の中に設ける。その後、ペデスタル開口部6Aを充填材51で封鎖する。
これにより、RPV3の内部を水37で充填(実施例1のステップS5)した後に、ベント管19の弁を開くことで、RPV3の内部の水37を抜くことが容易になり、水37の交換や水位の調整が容易にできる。RPV3の底部が損傷して開口部ができていれば、水37は、RPV3の内部からこの開口部と空間47を通って、ベント管19へ流れる。RPV3の底部に開口部ができていなければ、RPV3の底部に開口部を設けると、RPV3の内部の水37をベント管19へ流すことができる。
また、ベント管19から水を抜くことにより、RPV3内の水37を循環させることもできる。さらに、ベント管19のドライウェル10側の端部に、浄化装置(図示せず)に繋がるホース(図示せず)を接続することも可能である。浄化装置により、RPV3内の水37を浄化することができる。
ベント管19から水を抜く作業は、核燃料物質を取り出した後、取り出している間、及び取り出す前に実施することができる。ベント管19から水を抜いたためにRPV3内の水量が必要な量を下回った場合には、再度RPV3の内部に注水すればよい。
本発明による核燃料物質の取り出し方法を沸騰水型原子力プラントに適用した第3の実施例を、図9を用いて説明する。本実施例の核燃料物質の取り出し方法は、実施例2の核燃料物質の取り出し方法と、以下の点が相違する。以下では、実施例2との相違点についてのみ説明する。
図9は、PCV9の下部と原子炉建屋1内の空間領域16を示し、ペデスタル開口部6Bにベント管19を設け、内部空間7を充填材51で充填せずに、ペデスタル開口部6Bとペデスタル開口部6Aを充填材51で封鎖する工程を示す図である。
実施例2の核燃料物質の取り出し方法では、図8のステップS4で、ペデスタル開口部6Bにベント管19を設けてペデスタル開口部6Bを充填材51により封鎖し、ペデスタル5の内部空間7の一部を充填材51で充填し、RPV3とベント管19とを連通させる空間47を内部空間7の中に設け、ペデスタル開口部6Aを充填材51で封鎖する。
本実施例の核燃料物質の取り出し方法では、図8のステップS4で、ペデスタル開口部6Bにベント管19を設けてから、ペデスタル開口部6Bを充填材51により封鎖する。ベント管19は、ペデスタル開口部6Bからドライウェル10側に向けて突出し、内部空間7とドライウェル10と連通させる。
さらに、内部空間7を充填材51で充填しないで、ペデスタル開口部6Aを充填材51で封鎖する。すなわち、内部空間7を充填材51で充填しないことにより、内部空間7を介してRPV3とベント管19とを連通させる。
これにより、実施例2で示した空間47(図7参照)を設けなくても、RPV3とベント管19を連通させることができる。RPV3とペデスタル5の隙間から水が漏れてRPV3内の水量が必要な量を下回った場合には、再度RPV3の内部に注水すればよい。
なお、本発明は、上記の実施例に限定されるものではなく、様々な変形例を含む。例えば、上記の実施例は、本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、本発明は、必ずしも説明した全ての構成を備える態様に限定されるものではない。
1…原子炉建屋、2…生体遮へい体、3…原子炉圧力容器(RPV)、3A…上蓋、4…炉心、5…ペデスタル、6A、6B…ペデスタル開口部、7…内部空間、8…γ線遮蔽体、9…原子炉格納容器(PCV)、9A…上蓋、10…ドライウェル、11…圧力抑制室、12…トーラス室、13…運転床、14…燃料貯蔵プール、15…制御棒駆動機構通路、16…空間領域、18…機器仮置きプール、19…ベント管、21…床、22…コンクリートマット、23A、23B、23C、23D…溶融核燃料物質、24、25…冷却水、26…放射線遮へい作業台、27、28、29、31…放射線遮へい体、30、32…ドア、33…放射線遮へい室、34…部屋、35…充填装置、36…回収装置、37…水、38、41…横行台車、40…核燃料物質収納缶、42…収納容器、47…空間、48…コンテナ、49…天井クレーン、50…ホース、51…充填材、56…原子炉ウェル、72…炉心支持板、73…上部格子板、74…制御棒案内管、75…制御棒駆動機構ハウジング。
Claims (7)
- 原子炉格納容器の内部に設置された原子炉圧力容器を支持する原子炉圧力容器支持部材の開口部を充填材で封鎖する工程と、
前記原子炉圧力容器の内部に水を注入して核燃料物質を水で浸漬させる工程と、
前記核燃料物質を前記原子炉格納容器から取り出す工程と、
を有することを特徴とする原子力プラントにおける核燃料物質の取り出し方法。 - 前記開口部を前記充填材で封鎖する工程では、前記原子炉圧力容器支持部材の内部空間と前記原子炉圧力容器支持部材の外部空間とを連通させるベント管を前記開口部に設け、前記開口部を前記充填材で封鎖する、請求項1に記載の原子力プラントにおける核燃料物質の取り出し方法。
- 原子炉格納容器の内部に設置された原子炉圧力容器を支持する原子炉圧力容器支持部材の内部空間に充填材を充填するとともに、前記原子炉圧力容器支持部材の開口部を前記充填材で封鎖する工程と、
前記原子炉圧力容器の内部に水を注入して核燃料物質を水で浸漬させる工程と、
前記核燃料物質を前記原子炉格納容器から取り出す工程と、
を有することを特徴とする原子力プラントにおける核燃料物質の取り出し方法。 - 前記内部空間に前記充填材を充填するとともに前記開口部を前記充填材で封鎖する工程では、前記内部空間と前記原子炉圧力容器支持部材の外部空間とを連通させるベント管を前記開口部に設け、前記内部空間の上端部と前記ベント管とを連通させる空間を前記内部空間の中に設けながら前記内部空間に前記充填材を充填するとともに、前記開口部を前記充填材で封鎖する、請求項3に記載の原子力プラントにおける核燃料物質の取り出し方法。
- 前記充填材は、中性子吸収材を含む請求項1から4のいずれか1項に記載の原子力プラントにおける核燃料物質の取り出し方法。
- 前記充填材は、硬化剤を含む請求項1から4のいずれか1項に記載の原子力プラントにおける核燃料物質の取り出し方法。
- 前記ベント管は、遠隔操作可能な弁を備える請求項2または4に記載の原子力プラントにおける核燃料物質の取り出し方法。
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JP2015010947A (ja) * | 2013-06-28 | 2015-01-19 | 三菱重工業株式会社 | 放射性物質の処理設備 |
CN106128530A (zh) * | 2016-07-05 | 2016-11-16 | 中国核动力研究设计院 | 一种燃料组件水下拔棒方法 |
JP2017159988A (ja) * | 2016-03-08 | 2017-09-14 | 株式会社Ihi | 収納缶搬送システム |
-
2013
- 2013-06-11 JP JP2013122948A patent/JP2014240781A/ja active Pending
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