JP6253444B2 - 沸騰水型原子力プラントにおける炉内機器の搬出方法及び燃料搬出方法 - Google Patents

沸騰水型原子力プラントにおける炉内機器の搬出方法及び燃料搬出方法 Download PDF

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Description

本発明は、沸騰水型原子力プラントにおける炉内機器の搬出方法及び燃料搬出方法に関する。
本技術に関連する背景技術として特許文献1がある。特許文献1には、原子力発電に用いられた原子炉圧力容器に対して、取り替え工事等のために原子炉圧力容器をその据付場所から移動するような大規模な工事において、放射化された炉内構造物からのγ線等の放射線を遮蔽するための放射線遮蔽方法が記載されている。この方法では、原子炉圧力容器を搬出する前に充填時には流動性を有し時間の経過と共に固化する遮蔽材を原子炉圧力容器内の底部空間に充填し、原子炉圧力容器搬出時の放射線を遮蔽することが記載されている。
非特許文献1には、沸騰水型原子力プラントにおける燃料デブリの取出し方法が記載されている。この非特許文献1では、原子炉格納容器内部を水張りし、燃料デブリ取出しを実施するために、予め原子炉格納容器内部の漏えい箇所調査を実施して、特定された漏洩箇所に対して補修して止水を行い、その後、原子炉格納容器内部を水張りして炉心を冠水させて、調査等を実施してから燃料デブリを搬出する方法が記載されている。
特開2000−155195号公報
"東京電力(株)福島第一原子力発電所1〜4号機の廃止措置等に向けた中長期ロードマップ(概要版)"、[online]、平成23年12月16日、経済産業省、[平成26年2月17日検索]、インターネット<http://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/pdf/111221_01a.pdf>
特許文献1に記載の技術は原子炉圧力容器搬出時の放射線を遮蔽する方法としては有効な技術であるが、予め原子炉圧力容器に設けられている原子炉圧力容器の上蓋、RPV保温材、原子炉圧力容器内部に設けられている気水分離器、蒸気乾燥器等を個別に搬出することが必要な場合については、記載が無く改良の余地がある。
また、原子炉圧力容器内部に設けられている気水分離器、蒸気乾燥器等を個別に搬出する場合には、非特許文献1に記載のように原子炉格納容器内部を水張り可能な状態にして、予め水張りを行うことで放射線遮蔽効果をもたせてから取出すことが必要になるが、原子炉格納容器内部に水の漏えい箇所がある場合には水張りのための準備に多くの時間を要するため、本技術においても更なる改良の余地がある。
上記した課題を解決するための本願発明は、沸騰水型原子力プラントにおける炉内機器の搬出方法において原子炉ウエル部及び原子炉ウエルの上部に袋付遮蔽体を設けて、袋の内部に放射線の遮蔽効果を有する液体を注入して、設定した時には遮蔽効果を持たせて、移動する時は液体を抜き軽くすることを特徴とする。
本願発明によれば、沸騰水型原子炉プラントにおける炉内機器の搬出方法を効率的に行える効果を奏する。
沸騰水型原子力プラントの概要を表す図 炉内機器の搬出に用いる装置全体の概要を説明する図 シールドプラグ、原子炉ウエル壁面、PCV上蓋の洗浄(除染)作業の概要を説明する図 PCV上蓋固定冶具の設置及びPCVの切断作業の概要を説明する図 作業装置の梱包及び搬出作業の概要を説明する図 作業装置の第二梱包及び搬出作業の概要を説明する図 袋付遮蔽体の設置作業の概要を説明する図 袋付遮蔽体への液体注入作業の概要を説明する図 下段シールドプラグ(左側)の梱包及び搬出作業の概要を説明する図 下段シールドプラグ(左側)の二重梱包及び搬出作業の概要を説明する図 下段シールドプラグ(右側)の梱包及び搬出作業の概要を説明する図 下段シールドプラグ(中央部)への袋付遮蔽体の設置作業の概要を説明する図 下段シールドプラグ(中央部)の搬出作業の概要を説明する図 補助ハウスの設置及び気水分離プラグの搬出作業の概要を説明する図 搬出した気水分離プラグ位置へ袋付遮蔽体を設置する作業の概要を説明する図 第二作業ハウス内へ架台及び袋付遮蔽体を設置する作業の概要を説明する図 PCV上蓋の搬出作業の概要を説明する図 PCV上蓋の洗浄(除染)作業の概要を説明する図 原子炉ウエルへ袋付遮蔽体を設置する作業の概要を説明する図 PCV上蓋の梱包及び搬出作業の概要を説明する図 第二作業ハウス内の架台上部の袋付遮蔽体への液体注入作業の概要を説明する図 RPV保温材の搬出作業の概要を説明する図 原子炉ウエルにおける袋付遮蔽体の設置作業の概要を説明する図 RPV保温材の梱包及び搬出作業の概要を説明する図 RPV保温材の二重梱包及び搬出作業の概要を説明する図 原子炉ウエルにおける袋付遮蔽体の液体排出作業の概要を説明する図 吊上げ天秤を用いてRPV上蓋を搬出する作業の概要を説明する図 RPV上蓋の洗浄(除染)作業の概要を説明する図 原子炉ウエルにおける袋付遮蔽体の設置作業の概要を説明する図 RPV上蓋の梱包及び搬出作業の概要を説明する図 RPV上蓋の二重梱包及び搬出作業の概要を説明する図 遮蔽ボックスをDSP内へ設置する作業の概要を説明する図 蒸気乾燥器の梱包及び搬出作業の概要を説明する図 気水分離器の梱包及び搬出作業の概要を説明する図 炉内機器搬出後の沸騰水型原子力プラントの概要を説明する図 円筒シート又は隔離シートによる炉内機器梱包作業の概要を説明する図
以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。
沸騰水型原子力プラントに適用した本発明の実施例1の原子力プラントにおける炉内機器の搬出方法及び燃料搬出方法を、図1から図36を用いて説明する。
まず、本実施例の沸騰水型原子力プラントの概略構造を、図1を用いて説明する。沸騰水型原子力プラント1は、原子炉2及び原子炉格納容器(以下、PCV3という)を備えている。PCV3は、原子炉建屋4内に設置されて、上端部にPCV上蓋5が取り付けられて密封されている。PCVは、内部に形成されたドライウエル6、及び冷却水が充填された圧力抑制プールが内部に形成された圧力抑制室7を有する。ドライウエルに連絡されるベント通路8の一端が、圧力抑制室内の圧力抑制プールの冷却水中に浸漬されている。PCV上蓋5の真上に複数に分割された放射線遮へい体であるシールドプラグ9が配置され、これらのシールドプラグが、原子炉建屋の運転床に設置されている。
原子炉は、RPV上蓋10が取り付けられて構成される原子炉圧力容器(以下、RPV11という)、核燃料物質を含む複数の燃料集合体が装荷された炉心12、気水分離器13及び蒸気乾燥器14を備えている。炉心、気水分離器及び蒸気乾燥器はRPV内に配置される。RPV内に設置された炉心シュラウド15が、炉心を取り囲んでいる。炉心内に装荷された各燃料集合体16は、下端部が炉心支持板17によって支持され、上端部が上部格子板18によって保持される。気水分離器は炉心の上端部に位置する上部格子板よりも上方に配置され、蒸気乾燥器が気水分離器の上方に配置される。
複数の制御棒案内管19が炉心の下方に配置され、複数の制御棒案内管とシュラウドサポートシリンダにより構成されている。炉心内の燃料集合体間に出し入れされて原子炉出力を制御する制御棒20が、各制御棒案内管内に配置されている。複数の制御棒駆動機構ハウジング21が、RPVの下鏡22に取り付けられている。制御棒駆動機構(図示せず)が、それぞれの制御棒駆動機構ハウジング21内に設置され、制御棒案内管19内の制御棒20と連結されている。RPV11内に設置された気水分離器13、蒸気乾燥器14、炉心シュラウド15、上部格子板18、炉心支持板17、サポートシリンダ、制御棒案内管19、炉心シュラウド下部胴は、炉内構造物である。
RPVは、PCV内の底部に設けられたコンクリートマット23上に設けられた筒状のペデスタル24上に据え付けられている。筒状のγ線遮蔽体25が、ペデスタルの上端に設置され、RPVを取り囲んでいる。
原子炉建屋には、原子炉ウエル26を挟み込むように、ドライヤ・セパレータ貯蔵プール(以下、DSP27という)及び使用済みの燃料を一時的に保管する使用済燃料貯蔵プール(以下、SFP28という)が設けられている。DSP27は定期検査時に気水分離器や蒸気乾燥器といった炉内構造物を仮置きする場所として使われる。また、RPVの上蓋10の上部にはRPV保温材29が設けられている。
図2以降に炉内機器の搬出方法及び燃料搬出方法の詳細作業を説明する。
第一ステップとして、炉内機器搬出のための準備作業を行う。図2に示すように予め原子炉の運転床上には第一作業ハウス50及び第二作業ハウス51を設ける。さらに、円筒シート操作装置52、シールドプラグ引上げジャッキ53、洗浄、止水材注入及び切断機能を有する作業装置54、袋付遮蔽体55を設置する。また、図示はしないが、沸騰水型原子力プラント1の外部から遠隔にて操作するための遠隔操作盤が別途設けられ、遠隔操作盤は各種装置と無線又は有線により接続さる(本実施例においては図示及び説明を省略)。
第一作業ハウス50及び第二作業ハウス51の内部には同じような機構を有する各種装置が設けられている。第一作業ハウス50及び第二作業ハウス51の内部には各種装置を移動するためのクレーン装置56、装置を遠隔操作するマニピュレータである筋肉ロボット57、及び必要に応じて隔離シートを操作する隔離シート操作装置58、隔離シートを切断する隔離シート切断装置59を備える。なお、マニピュレータである筋肉ロボット57等を遠隔にて監視可能なように、カメラ(図示せず)も備えている。また、搬出した炉内機器を移動するための搬出台車60、炉内機器を移動する際に利用する各作業ハウスの側壁に設けられた開閉シャッタ61を有する。
円筒シート操作装置52には、円筒シート切断装置62及び開閉扉63を有する。ここで円筒シート64又は隔離シート65の取り扱い方法について図36を用いて説明する。代表として円筒シート64を主に説明するが、隔離シートでも基本的な扱い方は同じである。円筒シートの上部を窄めて、円筒シート内部に各種機器を挿入して、その後、円筒シート下部を窄める。窄める際にはワイヤ、又はタイラップ等の窄め具77を用いる。搬出した各種機器を円筒シート64で包み込み、機器の搬出の際にダストが飛散しないようにするものである。
シールドプラグ引上げジャッキ53は、シールドプラグを引上げる際に用いる装置である。下段のシールドプラグの左側及び右側に設けられる。右側に設けられたシールドプラグ引上げジャッキには、袋付遮蔽体55が備え付けられており、後の作業で使われる。作業装置54は、除染を行うための除染機能、ベローズ部に止水材を注入する止水材注入機能、AWJにより炉内構造物を切断する切断機能を備えた作業装置である。作業装置54は下段のシールドプラグの中央部に設けられる。袋付遮蔽体55は内部に遮蔽を行うための液体を注入可能に設けられている。内部には、例えば水を注入することが可能ある。水以外に流動性を有する遮蔽材を用いることが可能である。例えば、常温で流動性のあるものとし、比重は十分な放射線遮へい性を確保するために少なくともコンクリートの比重(2.15g/cm3)以上の材料を用い、硫酸バリウムを溶液に分散させた材料は、医療材等として使われており人体への害はなく、また常温で液体になり、比重も4.5g/cm3程度を有しており、遮蔽材として適している。
各種装置の設置が終わったら、第二ステップとしてシールドプラグの搬出作業に移る。3段に分割されたシールプラグの上段及び中段を搬出し(図示せず)、下段のシールドプラグのみ残した状態とする。次に図3に示すように、左側の下段シールドプラグをシールドプラグ引上げジャッキにて原子炉ウエル上面まで吊上げて、作業装置54に設けられた洗浄ノズル67を伸縮アーム66にて展開してシールドプラグの下面を洗浄(除染)する。更にウエル壁面及びPCV上蓋を洗浄(除染)する。なお、洗浄時は伸縮アーム66の先端に吸引ホースを取付けてダストの吸引も行う。また、ベローズ部68の蓋も取外して洗浄する。ベローズ部の蓋の取外しには、伸縮アームにフック機能を取付けて行う。同様にして、右側の下段シールドプラグをシールドプラグ引上げジャッキにて原子炉ウエル上面まで引上げて、作業装置54に設けられた洗浄ノズル67を伸縮アーム66にて展開してシールドプラグの下面等を洗浄(除染)する。作業装置54によりベローズ部68に止水材を注入してベローズ部の止水を行う。
その後、下段シールドプラグの右側及び左側をシールドプラグ引上げジャッキにてそれぞれ原子炉ウエル上面まで再度引上げ、引下げを行い、PCV上蓋固定治具78をPCV上蓋5の円周部に60度ピッチにて設置する。図4に示すように下段シールドプラグ左側を引上げて、作業装置54を用いてAWJによりPCV上蓋5の左側半分を切断する。同様にして、PCV上蓋5の右側半分も切断するが前述と同様の作業のため説明は省略する。
以上の作業が終了したら作業装置54を搬出する(図5)。搬出する際には、円筒シートで作業装置54を梱包するようにすることで、作業装置54に付着した放射性ダストの飛散防止が図れる。梱包方法に関しては上記で説明した通りである。さらに、図6に示すように第二作業ハウスに設けられた隔離シート65で二重に梱包することで、仮に片方のシートが破れた場合でも他方で包み込むことができるため、よりダストの飛散防止が図れる。その後、第一作業ハウスに設けられた搬出台車60により作業装置54を搬出する。
図7に袋付遮蔽体55の設置について説明する。下段シールドプラグの右側をシールドプラグ引上げジャッキ53にて原子炉ウエル上面まで引上げる。次に、引上げたシールドプラグの位置に袋付遮蔽体55を設置する。設置には際しては、シールドプラグ引上げジャッキに設けられた引き込み装置79により移動させる。次に、図8に示すように袋付遮蔽体55内部に液体の注入を行う。これにより、シールドプラグを取外しても、放射線の遮蔽効果が得られる。同様にして、下段シールドプラグの左側をシールドプラグ引上げジャッキにて原子炉ウエル上面まで引上げ、袋付遮蔽体を設置して、液体を注入する。
図9に左側のシールドプラグの搬出について説明する。第二作業ハウス内に設けられたクレーン装置を用いて、シールドプラグ引上げジャッキ53及びシールドプラグを一緒に搬出する。搬出の際には、円筒シートを用いてこれら機器を梱包することで、ダストの飛散防止が図れる。第一作業ハウス内に設けられた搬出台車60を用いて、機器を搬出する。なお、図10に示すように第二作業ハウスに設けられた隔離シートを用いて二重に梱包することで、仮に片方のシートが破れた場合でも他方で包み込むことができるため、よりダストの飛散防止が図れる。
次に、右側にある下段シールドプラグを搬出する。右側の下段シールドプラグの搬出の際には、シールドプラグ引上げジャッキにより、右側のシールドプラグ9のみ搬出台車60上に移動させる(図11)。そして右側のシールドプラグのみ梱包して搬出する。上記と同様に梱包には二重梱包を用いる。
図12に中央部の下段シールドプラグの搬出及び袋付遮蔽体の設置作業を説明する。右側の下段シールドプラグの搬出の際に用いたシールドプラグ引上げジャッキを利用して中央部の下段シールドプラグを原子炉ウエル上面まで引上げる。その後、中央部の下段シールドプラグのあった位置に、袋付遮蔽体55を設置して、液体を注入する(図13)。これにより、下段シールドプラグを全て取り外しても、袋付遮蔽体により遮蔽効果が得られる。以上により第二ステップである下段シールドプラグの搬出作業が終了する。
次に、第三ステップとして図14に示すようにDSP内に洗浄装置72及び袋付遮蔽体71を設けた補助ハウス70を設置する。洗浄装置72及び袋付遮蔽体71にはレールが設けられており、このレールを利用して各種装置を原子炉ウエルの内部にまで挿入可能になっている。設置の際には第一作業ハウスの下部に設けられた開閉扉63及び円筒シート操作装置52の円筒シート64を解放して、補助ハウスを設置する。
第四ステップとして、気水分離プラグ80を取外し、袋付遮蔽体81を設置する。図15に示すようにDSPと原子炉ウエルを隔離する気水分離プラグ80を取外し、その位置に袋付遮蔽体81を設置して、液体を注入する。また、吊上げ天秤73を袋付遮蔽体71の上部に移動させて、PCV上蓋5にフックを利用して取り付ける。
次に、第五ステップとしてPCV上蓋の搬出作業に移行する。袋付遮蔽体と架台74を第二作業ハウス内に設置する(図16)。次に、第二作業ハウス内に設けられた架台の上部に設けられた袋付遮蔽体82に液体を注入して、PCV上蓋の上部に設けられた袋付遮蔽体71の液体を排出する。そして、図17に示すようにPCV上蓋を第二作業ハウス内のクレーン装置を用いて吊上げる。
PCV上蓋を途中まで吊上げてから、図18に示すように、DSPに設けられた補助ハウスより洗浄装置72を、レールを用いて原子炉ウエル内部にまで移動させてPCV上蓋内部を洗浄(除染)する。
次に、図19に示すようにDSPに設けられた補助ハウスより袋付遮蔽体71を、レールを用いて原子炉ウエル内部に挿入して、袋付遮蔽体に液体を注入して原子炉内部からの放射線の遮蔽効果を確保してから、PCV上蓋を搬出する。搬出の際には、第二作業ハウス内の架台の上部設けられた袋付遮蔽体82の液体は排出することで、移動の際には重量を軽くすることが可能である。これにより作業の効率化が図れる。
図20に示すように、PCV上蓋の搬出の際には、円筒シート及び隔離シートによりPCV上蓋を二重梱包することで仮に片方のシートが破れた場合でも他方で包み込むことができるため、よりダストの飛散防止が図れる。以上により、第五ステップのPCV上蓋の搬出作業が終了する。
次に、第六ステップとしてRPV保温材29の搬出作業に移行する。図21に示すように、第二ハウス内の架台74上部に設けられた袋付遮蔽体82に液体の注入を行い、更に、DSPに設けられた補助ハウスから挿入してある袋付遮蔽体の液体を排出する。さらに、補助ハウスから挿入されている袋付遮蔽体は装置に設けられたレールを用いて引き戻す。この際、DSPと原子炉ウエルの間に設けられた袋付遮蔽体は適宜、液体の注入及び排出を行い、装置が移動可能なようにする。
吊上げ天秤73を利用してRPV保温材を取り外す(図22)。取外しの際には、DSP内部に設けられた補助ハウスより洗浄装置を、レールを用いて挿入して洗浄(除染)を行う。また、円筒シートを利用して、RPV保温材を梱包しながら吊上げ天秤を用いて搬出する。RPV保温材を原子炉ウエルまで吊上げたら、図23に示すように、DSP内部に設けられた補助ハウスよりレースを用いて、袋付遮蔽体71を挿入して袋付遮蔽体に液体を注入する。これにより原子炉内部からの放射線の遮蔽効果を確保する。図23におけるRPV保温材の下部には遮蔽体が存在するので、次に、第二作業ハウスの架台上部に設けられた袋付遮蔽体82の液体を排出する。RPV保温材下部の遮蔽体により、放射線の遮蔽効果は確保されている。袋付遮蔽体の液体を排出することで、搬出の際の機器重量を軽減可能であり、これにより作業の効率化が図れる。次に、RPV保温材29を円筒シートにより梱包する(図24)。更に、図25に示すように、隔離シートを用いてRPV保温材29を二重に梱包する。二重梱包にすることで、仮に片方のシートが破れた場合でも他方で包み込むことができるため、よりダストの飛散防止が図れる。以上の作業により第六ステップとしてRPV保温材の搬出作業が終了する。
第七ステップとして、RPV上蓋の搬出作業に移行する。第二ハウス内に設けられた架台の上部に設置されている袋付遮蔽体82に再度液体を注入して、原子炉運転床の上部で放射線の遮蔽効果を確保する。次に、DSP内部に設けられた補助ハウスから挿入されている袋付遮蔽体71の液体を排出する。このときの概要を図26に示す。また、DSP内部に設けられた補助ハウスから挿入されている袋付遮蔽体は引き戻しておく。
その後、RPV上蓋のスタッドボルト83を図示しない切断装置を用いて切断してRPV上蓋を搬出する。搬出の際には、図27に示すように第二作業ハウス内のクレーン装置により吊上げ天秤によりRPV上蓋を吊上げて搬出する。RPV上蓋を原子炉ウエルにまで吊上げたら、補助ハウスからレールを利用して洗浄装置を挿入してRPV上蓋の内部及び外面の洗浄(除染)を行う(図28)。
次に、図29に示すようにDSP内部に設けられた補助ハウスからレールを用いて袋付遮蔽体71を挿入して原子炉ウエル内部に袋付遮蔽体を挿入して、液体を注入する。これにより吊上げたRPV上蓋下部において遮蔽効果を確保する。
次に、第二作業ハウスの架台上部に設けられた袋付遮蔽体の内部の液体を排出して、円筒シートを用いてRPV上蓋を梱包しながら搬出する(図30)。なお、移動の際には、袋付遮蔽体の内部の液体は排出してあるので、遮蔽体の重量軽減を図ることが可能である。このため作業の効率化が図れる。隔離シートを用いてRPV上蓋をさらに二重に梱包して排出する。二重梱包にすることで、仮に片方のシートが破れた場合でも他方で包み込むことができるため、よりダストの飛散防止が図れる。また、RPV上蓋の搬出が終わったら第二作業ハウス内の架台上部に設けられた袋付遮蔽体の内部へ液体を注入して再度遮蔽効果を確保する(図31)。以上の作業により、第七ステップのRPV上蓋の搬出作業が終了する。
次に第八ステップとして、遮蔽ボックス搬入作業に移行する。まず、DSP内部に設けられた補助ハウス70を搬出する。搬出の際には、DSPの上部に設けられている円筒シートを用いて、補助ハウスを梱包して搬出する。これにより補助ハウスに付着した放射性ダストの飛散防止が図れる。更に、DSP内部に遮蔽ボックス76を搬入する。搬入の際には第一作業ハウスの開閉扉及び円筒シートを解放して搬入する。遮蔽ボックス76は内部に蒸気乾燥器又は気水分離器を入れて外部に搬出するためのものである。図32に示すように、各種設置が終わったら、第九ステップの蒸気乾燥器の搬出作業に移行する。
第九ステップの蒸気乾燥器の搬出作業では、第二作業ハウスに設けられたクレーン装置により、吊上げ天秤を用いて蒸気乾燥器を上方向に吊上げる。原子炉ウエルの位置まで蒸気乾燥器を吊上げたら、その後、遮蔽ボックス76に設けられたレール84を原子炉ウエルの内部にまで挿入して、蒸気乾燥器14をこのレールの上に移動する。そして、吊上げ天秤との接合を解除して、蒸気乾燥器をレールを引き戻すことで遮蔽ボックス内部にまで移動させる。遮蔽ボックス内部に格納された蒸気乾燥器14は、前述したように円筒シートにて梱包してダスト飛散防止の対策をとり、原子炉建屋外部へと搬出する(図33)。以上により第九ステップの蒸気乾燥器の搬出作業が終了する。
次に第十ステップとして、気水分離器13搬出作業を行う。本ステップは、第九ステップと基本的には同様の作業となる。気水分離器を図34に示すように遮蔽ボックス内部に格納し、円筒シートにて梱包して原子炉建屋外部へと搬出する。以上により第十ステップの気水分離器の搬出作業が終了する。
図35に炉内機器搬出後の沸騰水型原子力プラントの概要図を示す。炉内機器が搬出されているため燃料にまでアクセス可能な状態である。
その後、第十一ステップとして燃料搬出作業を行う。図示しない、燃料搬出装置を用いて燃料集合体を取出すことが可能である。仮に、炉心溶融が生じ燃料集合体が溶融している場合には、燃料は燃料デブリとなってRPVやPCV下部に存在するものと考えられる。その際には、図示しないボーリング装置等を用いてデブリ燃料を搬出するようにすればよい。以上の作業により燃料搬出ステップが終了する。
本実施例によれば、例えば、開口が大きい原子炉ウエル部に厚い遮蔽体を設ける場合には300tの重量物の移動を頻繁に行なう事が必要となるが、袋付遮蔽体を採用することで、液体の注入排出により、設定した時には遮蔽効果が期待でき、また移動する時は水を抜き軽くするという事が可能になるので、作業の高率化が実現する。また原子炉建屋へ対しても重量の負担軽減を行える効果を奏する。
また、第一作業ハウスや第二作業ハウスの開口部には円筒シートや隔離シートを配置しているため、各種作業ステップを行う際に密閉性を確保できるため、作業における放射性ダストの飛散防止が図れる。さらに、炉内機器の搬出の際には円筒シートや隔離シートを用いて炉内機器を梱包して搬出可能なため、搬出の際の放射性ダストの飛散防止が図れる。また二重梱包にすることで仮に片方のシートが破れた場合でも他方で包み込むことができるため、よりダストの飛散防止が図れる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1…沸騰水型原子力プラント、2…原子炉、3…PCV、4…原子炉建屋、5…PCV上蓋、6…ドライウエル、7…圧力抑制室、8…ベント通路、9…シールドプラグ、10…RPV上蓋、11…RPV、12…炉心、13…気水分離器、14…蒸気乾燥器、15…炉心シュラウド、16…各燃料集合体、17…炉心支持板、18…上部格子板、19…制御棒案内管、20…制御棒、21…制御棒駆動機構ハウジング、22…下鏡、23…コンクリートマット、24…ペデスタル、25…γ線遮蔽体、26…原子炉ウエル、27…DSP、28…SFP、29…RPV保温材、50…第一作業ハウス、51…第二作業ハウス、52…円筒シート操作装置、53…シールドプラグ引上げジャッキ、54…作業装置、55…袋付遮蔽体、56…クレーン装置、57…筋肉ロボット、58…隔離シート操作装置、59…隔離シート切断装置、60…搬出台車、61…開閉シャッタ、62…円筒シート切断装置、63…開閉扉、64…円筒シート、65…隔離シート、66…伸縮アーム、67…洗浄ノズル、68…ベローズ部、70…補助ハウス、71…袋付遮蔽体、72…洗浄装置、73…吊上げ天秤、74…架台、76…遮蔽ボックス、77…窄め具、78…PCV上蓋固定治具、79…引き込み装置、80…気水分離プラグ、81…袋付遮蔽体、82…袋付遮蔽体、83…スタッドボルト、84…レール

Claims (7)

  1. 沸騰水型原子力プラントにおける炉内機器の搬出方法において、
    第一袋付遮蔽体を原子炉上部に位置する運転床部に設置し、前記第一袋付遮蔽体の内部に液体を注入し、
    炉内機器を搬出装置を用いて原子炉ウエルにまで吊上げ、
    前記炉内機器と原子炉との間に出来た空間部に第二袋付遮蔽体を挿入して、前記第袋付遮蔽体の内部に液体を注入し、
    前記第一袋付遮蔽体の内部の液体を排出し、前記炉内機器を搬出することを特徴とした炉内機器の搬出方法。
  2. 請求項1に記載の炉内機器の搬出方法において、
    前記炉内機器の搬出の際に、炉内機器をシートで梱包することを特徴とする炉内機器の搬出方法。
  3. 請求項1または2に記載の炉内機器の搬出方法において、
    前記梱包の前に炉内機器を洗浄することを特徴とする炉内機器の搬出方法。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の炉内機器の搬出方法において、
    前記液体は、放射線遮蔽効果を有する液体であることを特徴とする炉内機器の搬出方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の炉内機器の搬出方法において、
    前記炉内機器の搬出の際に、各種炉内機器を搬出するごとに前記第一遮蔽体の液体の注入及び排出と、前記第二袋付遮蔽体の液体の注入及び排出とを繰り返して行うことを特徴とする炉内機器の搬出方法。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の炉内機器の搬出方法において、
    前記炉内機器の搬出の際に、吊り天秤に設けられたマニピュレータを用いて、炉内機器を遠隔にて前記吊り天秤と結合させることを特徴とする炉内機器の搬出方法。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の炉内機器の搬出方法を実施した後に、
    前記炉内機器を搬出して出来た空間を利用して原子炉内の燃料を搬出することを特徴とする燃料搬出方法。
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