JP6347471B1 - クレジットカード利用額管理システム - Google Patents
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Abstract
Description
しかしながら、前記の従来のシステムにおいては、この支払日を所定期間内で先延ばしする変更をまったく考慮していない。
(1)
クレジットカード利用での支払いの管理を行う基幹サーバおよびこの基幹サーバに対して通信可能な顧客端末を備え、顧客のクレジットカードの利用に当たって、一回払い販売、分割払い販売、リボルビング払い販売が可能であり、顧客が所定の期日範囲内で、支払日を設定し、それを所定期間内で先延ばしする変更ができ、この支払日の設定・変更により該支払日前における所定の支払額決定期間内の支払額を決定する支払額決定日が自動的に設定され、そして、顧客が前記顧客端末を介して設定することにより、前記支払額決定期間内において、これまでの販売累積支払額が所定の販売通知希望額となったとき、販売累積支払額が所定の販売通知希望額となったことを、顧客に自動的に通知するクレジットカード利用額管理システムにおいて、
前記基幹サーバは、
中央演算回路、
顧客IDを含む顧客情報を記憶する顧客個人属性記憶手段、
前記顧客IDに紐付けて、その顧客の一回払い販売について、販売時点毎での一回払い販売支払い額を記憶する一回払い販売情報記憶手段、
前記顧客IDに紐付けて、その顧客の分割払い販売について、販売時点毎での分割販売今回支払い額を記憶する分割販売情報記憶手段、
前記顧客IDに紐付けて、その顧客のリボルビング払い販売について、販売時点毎でのリボルビング販売今回支払い額を記憶するリボルビング販売情報記憶手段、および
顧客が設定した前記通知希望額を記憶する通知希望額記憶手段、
を備え、
前記基幹サーバは、前記顧客端末から、前記支払日の先延ばしの変更の申込があったとき、この支払日の先延ばしに基づき前記支払額決定期間に付加期間を加えた支払額決定期間の延長を行い、この支払額決定期間の延長があった時点で、前記付加期間において、既に、クレジットカード利用における一回払い販売、分割払い販売および/またはリボルビング払い販売があったとき、それらの一回払い販売支払い額、分割払い販売今回支払い額および/またはリボルビング払い販売今回支払い額を、前記延長される前の支払額決定期間における販売累積支払額に加算して、販売総支払額を算出し、次いで、この販売総支払額を前記販売通知希望額に照らし、前記販売総支払額が前記販売通知希望額に達していたとき、その旨を、前記顧客端末に通信する
ことを特徴とするクレジットカード利用額管理システム。
(2)
分割払い販売に関し、販売額に基づき、第1回目の今回分割支払額および次回以降の次回以降分割支払額を算出するアプリケーションを持つ分割販売支払額算出手段、およびリボルビング販売に関し、販売額に基づき、第1回目のリボルビング今回支払額および次回以降のリボルビング次回以降支払額を算出するアプリケーションを持つリボルビング販売支払額算出手段を備える前記(1)のクレジットカード利用額管理システム。
(3)
前記支払額決定期間内における前記通知希望額の設定を、額の異なった2段階以上とすることができる前記(1)または(2)のクレジットカード利用額管理システム。
(4)
前記顧客のクレジットカードの利用が、店舗におけるPOS端末または前記顧客端末を介しての利用である前記(1)〜(3)のいずれかのクレジットカード利用額管理システム。
(5)
クレジットカードの利用が、商品の販売のみならず、一回払いキャッシング、分割払いキャッシング、リボルビング払いキャッシングにも適用可能であり、そして、顧客が前記顧客端末を介して設定することにより、前記支払額決定期間内において、これまでのキャッシング累積支払額が所定のキャッシング通知希望額となったとき、キャッシング累積支払額が所定のキャッシング通知希望額となったことを、顧客に自動的に通知するクレジットカード利用額管理システムであって、
前記基幹サーバは、
前記顧客IDに紐付けて、その顧客の一回払いキャッシングについて、キャッシング時点毎での一回払いキャッシング支払い額を記憶する一回払いキャッシング情報記憶手段、および
前記顧客IDに紐付けて、その顧客の分割払いキャッシングについて、キャッシング時点毎での分割キャッシング今回支払い額を記憶する分割キャッシング情報記憶手段、および
前記顧客IDに紐付けて、その顧客のリボルビング払いキャッシングについて、キャッシング時点毎でのリボルビング・キャッシング今回支払い額を記憶するリボルビング・キャッシング情報記憶手段
を備え、
前記基幹サーバは、前記顧客端末から、前記支払日の先延ばしの変更の申込があったとき、この支払日の先延ばしに基づき前記支払額決定期間に付加期間を加えた支払額決定期間の延長を行い、この延長された支払額決定期間において、クレジットカード利用における一回払いキャッシング、分割払いキャッシングおよび/またはリボルビング払いキャッシングがあったとき、それらの一回払いキャッシング支払い額、分割キャッシング今回支払い額および/またはリボルビング・キャッシング今回支払い額を、前記延長される前の支払額決定期間におけるキャッシング累積支払額に加算して、キャッシング総支払額を算出し、次いで、このキャッシング総支払額を前記キャッシング通知希望額に照らし、前記キャッシング総支払額が前記キャッシング通知希望額に達していたとき、その旨を、前記顧客端末に通信する
前記(1)〜(4)のいずれかのクレジットカード利用額管理システム。
(6)
分割払いキャッシングに関し、キャッシング額に基づき、第1回目の今回分割支払額および次回以降の次回以降分割支払額を算出するアプリケーションを持つ分割キャッシング支払額算出手段、およびリボルビング・キャッシングに関し、キャッシング額に基づき、第1回目のリボルビング今回支払額および次回以降のリボルビング次回以降支払額を算出するアプリケーションを持つリボルビング・キャッシング支払額算出手段を備える前記(5)のクレジットカード利用額管理システム。
(7)
前記支払額決定期間内における前記キャッシング通知希望額の設定を、額の異なった2段階以上とすることができる前記(6)または(7)のクレジットカード利用額管理システム。
(8)
前記顧客のクレジットカードの利用が、キャッシュディスペンサーまたは前記顧客端末を介しての利用である前記(5)〜(7)のいずれかのクレジットカード利用額管理システム。
(9)
顧客の支払額の管理を、販売とキャッシングの総合で行う前記(5)〜(8)のいずれかのクレジットカード利用額管理システム。
(10)
前記(1)〜(4)における前記販売通知希望額が、キャッシング通知希望額を含めたものである前記(9)のクレジットカード利用額管理システム。
図1は、本発明の実施形態によるクレジットカード利用額管理システムのブロック図である。
この設定・変更される支払日は、通常、月の特定の日、例えば、5日、10日・・・から選択するようになっている。
前記支払日設定・変更アプリには、支払日が設定・変更されると、その支払日に支払うべき累計金額を決定する締切日を自動的に設定・変更する機能(プログラム)が盛り込まれていることが好ましい。
前記支払日設定・変更アプリ記憶手段16により設定・変更された支払日ならびに締切日は、前記基幹サーバ10が備える支払日・締切日記憶手段17に記憶される。
分割払い販売支払額算出手段18は、分割払い販売(購入)があったとき、商品価格、手数料および利息に基づき、初回支払額および次回からの支払額を算出する。一方、リボルビング払い販売支払額算出手段20は、商品購入額の大きさに基づいた支払いコース(例えば、支払額1万円コース:購入額が10万円までは、毎月の支払額が1万円、支払額2万円コース:購入額が10万円を越えて、20万円までは、毎月の支払額が2万円等)のチャートを記憶しており、商品の購入があったとき、その額を前記チャートに照らして、支払コースを定める、
記憶手段の例を挙げると、顧客IDを含む顧客情報を記憶する顧客個人属性記憶手段30、前記顧客IDに紐付けて、その顧客の一回払い販売について、販売時点毎での一回払い販売支払い額を記憶する一回払い販売情報記憶手段32、前記顧客IDに紐付けて、その顧客の分割払い販売について、前記分割払い販売支払額算出手段18が算出した初回支払額および次回からの支払額を記憶する分割販売情報記憶手段34、および、前記顧客IDに紐付けて、その顧客のリボルビング払い販売について、前記リボルビング払い販売支払額算出手段20が定めた支払コースを記憶するリボルビング販売情報記憶手段36を備えている。
前記通知希望額は、購入額、キャッシング額をそれぞれ単独で、また、両者を加算した額とされ、通知希望額記憶手段52に記憶される。
中央演算回路14は、該中央演算回路14が算出した前記新たな支払累計額が通知希望額記憶手段52に記憶された通知希望額に達したと、この判定手段60が判断したとき、前記通知希望額到達通知アプリ記憶手段54中の通知希望額到達通知アプリケーションを用いて、前記メッセージを前記顧客端末100に通知する。
この状態で、前記第1締切日(3月1日)までの、2月10日および2月20日にそれぞれ4万円のクレジットカードの利用があり、前記第1締切日を越えた3月5日に5万円のクレジットカードの利用(分割、リボルビング払いの場合には、初回の支払額)があったとする。
すると、締切日までには、3月5日の5万円が含められ、累計金額が13万円となる。
100 顧客端末
102 POS端末
104 キャッシュディスペンサー
Claims (10)
- クレジットカード利用での支払いの管理を行う基幹サーバおよびこの基幹サーバに対して通信可能な顧客端末を備え、顧客のクレジットカードの利用に当たって、一回払い販売、分割払い販売、リボルビング払い販売が可能であり、顧客が所定の期日範囲内で、支払日を設定し、それを所定期間内で先延ばしする変更ができ、この支払日の設定・変更により該支払日前における所定の支払額決定期間内の支払額を決定する支払額決定日が自動的に設定され、そして、顧客が前記顧客端末を介して設定することにより、前記支払額決定期間内において、これまでの販売累積支払額が所定の販売通知希望額となったとき、販売累積支払額が所定の販売通知希望額となったことを、顧客に自動的に通知するクレジットカード利用額管理システムにおいて、
前記基幹サーバは、
中央演算回路、
顧客IDを含む顧客情報を記憶する顧客個人属性記憶手段、
前記顧客IDに紐付けて、その顧客の一回払い販売について、販売時点毎での一回払い販売支払い額を記憶する一回払い販売情報記憶手段、
前記顧客IDに紐付けて、その顧客の分割払い販売について、販売時点毎での分割販売今回支払い額を記憶する分割販売情報記憶手段、
前記顧客IDに紐付けて、その顧客のリボルビング払い販売について、販売時点毎でのリボルビング販売今回支払い額を記憶するリボルビング販売情報記憶手段、および
顧客が設定した前記販売通知希望額を記憶する販売通知希望額記憶手段、
を備え、
前記基幹サーバは、前記顧客端末から、前記支払日の先延ばしの変更の申込があったとき、この支払日の先延ばしに基づき前記支払額決定期間に付加期間を加えた支払額決定期間の延長を行い、この支払額決定期間の延長があった時点で、前記付加期間において、既に、クレジットカード利用における一回払い販売、分割払い販売および/またはリボルビング払い販売があったとき、それらの一回払い販売支払い額、分割払い販売今回支払い額および/またはリボルビング払い販売今回支払い額を、前記延長される前の支払額決定期間における販売累積支払額に加算して、販売総支払額を算出し、次いで、この販売総支払額を前記販売通知希望額に照らし、前記販売総支払額が前記販売通知希望額に達していたとき、その旨を、前記顧客端末に通信する
ことを特徴とするクレジットカード利用額管理システム。 - 分割払い販売に関し、販売額に基づき、第1回目の今回分割支払額および次回以降の次回以降分割支払額を算出するアプリケーションを持つ分割販売支払額算出手段、およびリボルビング販売に関し、販売額に基づき、第1回目のリボルビング今回支払額および次回以降のリボルビング次回以降支払額を算出するアプリケーションを持つリボルビング販売支払額算出手段を備える請求項1のクレジットカード利用額管理システム。
- 前記支払額決定期間内における前記通知希望額の設定を、額の異なった2段階以上とすることができる請求項1または2のクレジットカード利用額管理システム。
- 前記顧客のクレジットカードの利用が、店舗におけるPOS端末または前記顧客端末を介しての利用である請求項1〜3のいずれかのクレジットカード利用額管理システム。
- クレジットカードの利用が、商品の販売のみならず、一回払いキャッシング、分割払いキャッシング、リボルビング払いキャッシングにも適用可能であり、そして、顧客が前記顧客端末を介して設定することにより、前記支払額決定期間内において、これまでのキャッシング累積支払額が所定のキャッシング通知希望額となったとき、キャッシング累積支払額が所定のキャッシング通知希望額となったことを、顧客に自動的に通知するクレジットカード利用額管理システムであって、
前記基幹サーバは、
前記顧客IDに紐付けて、その顧客の一回払いキャッシングについて、キャッシング時点毎での一回払いキャッシング支払い額を記憶する一回払いキャッシング情報記憶手段、および
前記顧客IDに紐付けて、その顧客の分割払いキャッシングについて、キャッシング時点毎での分割キャッシング今回支払い額を記憶する分割キャッシング情報記憶手段、および
前記顧客IDに紐付けて、その顧客のリボルビング払いキャッシングについて、キャッシング時点毎でのリボルビング・キャッシング今回支払い額を記憶するリボルビング・キャッシング情報記憶手段
を備え、
前記基幹サーバは、前記顧客端末から、前記支払日の先延ばしの変更の申込があったとき、この支払日の先延ばしに基づき前記支払額決定期間に付加期間を加えた支払額決定期間の延長を行い、この延長された支払額決定期間において、クレジットカード利用における一回払いキャッシング、分割払いキャッシングおよび/またはリボルビング払いキャッシングがあったとき、それらの一回払いキャッシング支払い額、分割キャッシング今回支払い額および/またはリボルビング・キャッシング今回支払い額を、前記延長される前の支払額決定期間におけるキャッシング累積支払額に加算して、キャッシング総支払額を算出し、次いで、このキャッシング総支払額を前記キャッシング通知希望額に照らし、前記キャッシング総支払額が前記キャッシング通知希望額に達していたとき、その旨を、前記顧客端末に通信する
請求項1〜4のいずれかのクレジットカード利用額管理システム。 - 分割払いキャッシングに関し、キャッシング額に基づき、第1回目の今回分割支払額および次回以降の次回以降分割支払額を算出するアプリケーションを持つ分割キャッシング支払額算出手段、およびリボルビング・キャッシングに関し、キャッシング額に基づき、第1回目のリボルビング今回支払額および次回以降のリボルビング次回以降支払額を算出するアプリケーションを持つリボルビング・キャッシング支払額算出手段を備える請求項5のクレジットカード利用額管理システム。
- 前記支払額決定期間内における前記キャッシング通知希望額の設定を、額の異なった2段階以上とすることができる請求項6または7のクレジットカード利用額管理システム。
- 前記顧客のクレジットカードの利用が、キャッシュディスペンサーまたは前記顧客端末を介しての利用である請求項5〜7のいずれかのクレジットカード利用額管理システム。
- 顧客の支払額の管理を、販売とキャッシングの総合で行う請求項5〜8のいずれかのクレジットカード利用額管理システム。
- 請求項1〜4における前記販売通知希望額が、キャッシング通知希望額を含めたものである請求項9のクレジットカード利用額管理システム。
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