JP6347471B1 - クレジットカード利用額管理システム - Google Patents

クレジットカード利用額管理システム Download PDF

Info

Publication number
JP6347471B1
JP6347471B1 JP2017115000A JP2017115000A JP6347471B1 JP 6347471 B1 JP6347471 B1 JP 6347471B1 JP 2017115000 A JP2017115000 A JP 2017115000A JP 2017115000 A JP2017115000 A JP 2017115000A JP 6347471 B1 JP6347471 B1 JP 6347471B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
payment
amount
sales
customer
payment amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017115000A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019003249A (ja
Inventor
徹 浜中
徹 浜中
Original Assignee
株式会社エポスカード
株式会社エムアンドシーシステム
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社エポスカード, 株式会社エムアンドシーシステム filed Critical 株式会社エポスカード
Priority to JP2017115000A priority Critical patent/JP6347471B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6347471B1 publication Critical patent/JP6347471B1/ja
Publication of JP2019003249A publication Critical patent/JP2019003249A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

【課題】支払日を所定期間内で先延ばしする変更を考慮して、所定の販売通知希望額となったことを、ユーザーに警告ないしは通知することができるクレジットカード利用額管理システムを提供する。【解決手段】クレジットカード利用での支払いの管理を行う基幹サーバおよびこの基幹サーバに対して通信可能な顧客端末を備える。顧客端末から支払日の先延ばしの変更の申込があったとき、支払額決定期間に付加期間を加えた支払額決定期間の延長を行う。延長された支払額決定期間において、クレジットカード利用における一回払い販売、分割払い販売および/またはリボルビング払い販売があったとき、それらの支払い額を、延長される前の支払額決定期間における販売累積支払額に加算して、販売総支払額を算出し、販売総支払額が販売通知希望額に達していたとき、その旨を、顧客端末に通信する。【選択図】図1

Description

本発明は、クレジットカード利用額管理システムに関する。
クレジットカードの利用に関しては、通常、利用限度額が設定されているカード決済システムによって管理されている。このクレジットカード決済システムでは、あらかじめカードのグレードごとに利用限度額が一律に設定されており、限度内に限り商品売買取引が行われる。
しかしながら、従来技術には以下に掲げる問題点があった。上記した従来のカード決済システムでは、カードの利用限度額は顧客の意図する利用限度額ではない、すなわちユーザーが予定していた額より意識せずに使い過ぎてしまう問題点等があった。
また、クレジットカード決済システムの場合は、保険が適用されるものの紛失又は盗難時に第三者の違法使用の危険性があった。また、盗難されたカードが長期に使用しないクレジットカードの場合は本人が知らぬうちにカードを使用され続ける危険性があった。
そこで、このような従来のクレジットカード決済システムの問題点を解消するため、特開2001−338249号公報においては、次のようなカード決済システムが提案された。
このカード決済システムの目的とするところは、ユーザーがインターネット経由で自らが設定した使用制限の範囲で買物ができるカード決済システムを提供する点にある。
前記公報に記載されたカード決済システムは、ユーザー端末と、ユーザー携帯電話と、クレジット会社センター端末とを相互に接続する通信回線を備え、前記クレジット会社センター端末はCAFIS経由で接続された小売店端末を備え、前記ユーザー端末は、識別番号を含むログイン情報を入力するためのログイン入力画面とカード制限情報を入力及び表示するためのカード情報データベース画面を表示する手段と、前記ログイン情報と前記カード制限情報とを、前記クレジット会社センター端末に送信する手段とを含み、前記ユーザー携帯電話は、前記ログイン入力画面と前記カード情報データベース画面を表示する手段と、前記ログイン情報と前記カード制限情報とを、前記クレジット会社センター端末に送信する手段とを含み、前記クレジット会社センター端末は、前記ログイン入力画面を前記ユーザー端末又は前記ユーザー携帯電話に送信する手段と、ユーザーから受信される前記ログイン情報にて識別される前記ユーザーごとの前記カード情報データベース画面を前記ユーザー端末又は前記ユーザー携帯電話に送信する手段と、前記ログイン情報と前記カード制限情報を記憶する手段と、前記小売店端末からの照会に対し前記カード制限情報を送信する手段と、前記カード制限情報に基づき警告額到達時に前記ユーザーに警告情報を連絡する手段とを含み、前記小売店端末は、前記ユーザーから提示されるカードにて前記クレジット会社センター端末を備えるクレジット会社に前記ユーザーの照会を行う際に前記クレジット会社センター端末から照会結果とともに前記カード制限情報を受信する手段と、商品売買取引時に前記カード制限情報に基づき取引を行う手段と、前記カード制限情報の設定に基づきオペレータ又はユーザーに警告を行う手段とを含む構成のものである。
前記カード制限情報は、前記カード情報データベース画面から入力されることにより前記クレジット会社センター端末に送信されて記憶され、カードの使用禁止と許可の選択と、一ヶ月ごとの上限額と、前記警告額と、警告時の連絡方法の設定と、一回ごとの上限額の設定とが個別にできる。前記警告情報は、前記警告額到達時に前記警告時の連絡方法の設定によりあらかじめ設定されている、前記ユーザーに電話発信、前記ユーザーに電子メール送信、前記小売店端末を備える小売店に前記カード制限情報とともに送信、のうちいずれかの方法で前記ユーザーに通知される。
以上によれば、警告額到達時、すなわち所定の販売通知希望額となったことを、ユーザーに警告ないしは通知することができる。
ところで、従来のクレジットカード利用額管理システムにおいては、顧客が所定の期日範囲内で、支払日を設定し、それを所定期間内で先延ばしする変更ができるようにしたものがある。
しかしながら、前記の従来のシステムにおいては、この支払日を所定期間内で先延ばしする変更をまったく考慮していない。
特開2001−338249号公報
そこで、本発明は、前記したような支払日を所定期間内で先延ばしする変更を考慮して、警告額到達時、すなわち所定の販売通知希望額となったことを、ユーザーに警告ないしは通知することができるクレジットカード利用額管理システムを提供することを目的とするものである。
上記の目的は、本発明の下記(1)〜(10)の構成のクレジットカード利用額管理システムにより達成される。
(1)
クレジットカード利用での支払いの管理を行う基幹サーバおよびこの基幹サーバに対して通信可能な顧客端末を備え、顧客のクレジットカードの利用に当たって、一回払い販売、分割払い販売、リボルビング払い販売が可能であり、顧客が所定の期日範囲内で、支払日を設定し、それを所定期間内で先延ばしする変更ができ、この支払日の設定・変更により該支払日前における所定の支払額決定期間内の支払額を決定する支払額決定日が自動的に設定され、そして、顧客が前記顧客端末を介して設定することにより、前記支払額決定期間内において、これまでの販売累積支払額が所定の販売通知希望額となったとき、販売累積支払額が所定の販売通知希望額となったことを、顧客に自動的に通知するクレジットカード利用額管理システムにおいて、
前記基幹サーバは、
中央演算回路、
顧客IDを含む顧客情報を記憶する顧客個人属性記憶手段、
前記顧客IDに紐付けて、その顧客の一回払い販売について、販売時点毎での一回払い販売支払い額を記憶する一回払い販売情報記憶手段、
前記顧客IDに紐付けて、その顧客の分割払い販売について、販売時点毎での分割販売今回支払い額を記憶する分割販売情報記憶手段、
前記顧客IDに紐付けて、その顧客のリボルビング払い販売について、販売時点毎でのリボルビング販売今回支払い額を記憶するリボルビング販売情報記憶手段、および
顧客が設定した前記通知希望額を記憶する通知希望額記憶手段、
を備え、
前記基幹サーバは、前記顧客端末から、前記支払日の先延ばしの変更の申込があったとき、この支払日の先延ばしに基づき前記支払額決定期間に付加期間を加えた支払額決定期間の延長を行い、この支払額決定期間の延長があった時点で、前記付加期間において、既に、クレジットカード利用における一回払い販売、分割払い販売および/またはリボルビング払い販売があったとき、それらの一回払い販売支払い額、分割払い販売今回支払い額および/またはリボルビング払い販売今回支払い額を、前記延長される前の支払額決定期間における販売累積支払額に加算して、販売総支払額を算出し、次いで、この販売総支払額を前記販売通知希望額に照らし、前記販売総支払額が前記販売通知希望額に達していたとき、その旨を、前記顧客端末に通信する
ことを特徴とするクレジットカード利用額管理システム。
(2)
分割払い販売に関し、販売額に基づき、第1回目の今回分割支払額および次回以降の次回以降分割支払額を算出するアプリケーションを持つ分割販売支払額算出手段、およびリボルビング販売に関し、販売額に基づき、第1回目のリボルビング今回支払額および次回以降のリボルビング次回以降支払額を算出するアプリケーションを持つリボルビング販売支払額算出手段を備える前記(1)のクレジットカード利用額管理システム。
(3)
前記支払額決定期間内における前記通知希望額の設定を、額の異なった2段階以上とすることができる前記(1)または(2)のクレジットカード利用額管理システム。
(4)
前記顧客のクレジットカードの利用が、店舗におけるPOS端末または前記顧客端末を介しての利用である前記(1)〜(3)のいずれかのクレジットカード利用額管理システム。
(5)
クレジットカードの利用が、商品の販売のみならず、一回払いキャッシング、分割払いキャッシング、リボルビング払いキャッシングにも適用可能であり、そして、顧客が前記顧客端末を介して設定することにより、前記支払額決定期間内において、これまでのキャッシング累積支払額が所定のキャッシング通知希望額となったとき、キャッシング累積支払額が所定のキャッシング通知希望額となったことを、顧客に自動的に通知するクレジットカード利用額管理システムであって、
前記基幹サーバは、
前記顧客IDに紐付けて、その顧客の一回払いキャッシングについて、キャッシング時点毎での一回払いキャッシング支払い額を記憶する一回払いキャッシング情報記憶手段、および
前記顧客IDに紐付けて、その顧客の分割払いキャッシングについて、キャッシング時点毎での分割キャッシング今回支払い額を記憶する分割キャッシング情報記憶手段、および
前記顧客IDに紐付けて、その顧客のリボルビング払いキャッシングについて、キャッシング時点毎でのリボルビング・キャッシング今回支払い額を記憶するリボルビング・キャッシング情報記憶手段
を備え、
前記基幹サーバは、前記顧客端末から、前記支払日の先延ばしの変更の申込があったとき、この支払日の先延ばしに基づき前記支払額決定期間に付加期間を加えた支払額決定期間の延長を行い、この延長された支払額決定期間において、クレジットカード利用における一回払いキャッシング、分割払いキャッシングおよび/またはリボルビング払いキャッシングがあったとき、それらの一回払いキャッシング支払い額、分割キャッシング今回支払い額および/またはリボルビング・キャッシング今回支払い額を、前記延長される前の支払額決定期間におけるキャッシング累積支払額に加算して、キャッシング総支払額を算出し、次いで、このキャッシング総支払額を前記キャッシング通知希望額に照らし、前記キャッシング総支払額が前記キャッシング通知希望額に達していたとき、その旨を、前記顧客端末に通信する
前記(1)〜(4)のいずれかのクレジットカード利用額管理システム。
(6)
分割払いキャッシングに関し、キャッシング額に基づき、第1回目の今回分割支払額および次回以降の次回以降分割支払額を算出するアプリケーションを持つ分割キャッシング支払額算出手段、およびリボルビング・キャッシングに関し、キャッシング額に基づき、第1回目のリボルビング今回支払額および次回以降のリボルビング次回以降支払額を算出するアプリケーションを持つリボルビング・キャッシング支払額算出手段を備える前記(5)のクレジットカード利用額管理システム。
(7)
前記支払額決定期間内における前記キャッシング通知希望額の設定を、額の異なった2段階以上とすることができる前記(6)または(7)のクレジットカード利用額管理システム。
(8)
前記顧客のクレジットカードの利用が、キャッシュディスペンサーまたは前記顧客端末を介しての利用である前記(5)〜(7)のいずれかのクレジットカード利用額管理システム。
(9)
顧客の支払額の管理を、販売とキャッシングの総合で行う前記(5)〜(8)のいずれかのクレジットカード利用額管理システム。
(10)
前記(1)〜(4)における前記販売通知希望額が、キャッシング通知希望額を含めたものである前記(9)のクレジットカード利用額管理システム。
本発明のクレジットカード利用額管理システムにおいては、上記した構成であるので、顧客が支払日の先延ばしの変更を申請したとき、支払額検定日ひいては支払額決定期間が自動的に変更されるが、このときでも、これに対応して通知希望額の機能を正常に果たすことができる。
図1は、本発明の実施の形態によるクレジットカード利用額管理システムの概要を示すブロックダイヤグラムである。 図1に示したクレジットカード利用額管理システムの作動の説明を行うための説明図である。 図1に示したクレジットカード利用額管理システムの作動の説明を行うための説明図である。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の実施形態によるクレジットカード利用額管理システムを説明する。
図1は、本発明の実施形態によるクレジットカード利用額管理システムのブロック図である。
本発明の実施形態によるクレジットカード利用額管理システムは、クレジットカード利用での支払いの管理を行う基幹サーバ10およびこの基幹サーバ10に対して通信可能な顧客端末100を備え、顧客のクレジットカードの利用に当たって、一回払い販売、分割払い販売、リボルビング払い販売が可能であり、顧客が所定の期日範囲内で、支払日を設定し、それを所定期間内で先延ばしする変更ができ、この支払日の設定・変更により該支払日前における所定の支払額決定期間内の支払額を決定する支払額決定日が自動的に設定され、そして、顧客が前記顧客端末を介して設定することにより、前記支払額決定期間内において、これまでの販売累積支払額が所定の販売通知希望額となったとき、販売累積支払額が所定の販売通知希望額となったことを、顧客に自動的に通知するクレジットカード利用額管理システムである。
前記基幹サーバ10は、入出力制御回路12、およびこの入出力制御回路12に接続され、種々の演算や一時的な記憶を行う中央演算回路14を備えている。
そして、前記基幹サーバ10は、更に、顧客が、前記顧客端末100を介して、支払日を設定・変更するアプリケーションを記憶する支払日設定・変更アプリ記憶手段16を備えている。前記中央演算回路14は、この支払日設定・変更アプリに基づき、例えば、前記顧客端末100の操作により、クレジットカードの使用によって生じた支払金の支払日の設定・変更を行う。
この設定・変更される支払日は、通常、月の特定の日、例えば、5日、10日・・・から選択するようになっている。
前記支払日設定・変更アプリには、支払日が設定・変更されると、その支払日に支払うべき累計金額を決定する締切日を自動的に設定・変更する機能(プログラム)が盛り込まれていることが好ましい。
前記支払日設定・変更アプリ記憶手段16により設定・変更された支払日ならびに締切日は、前記基幹サーバ10が備える支払日・締切日記憶手段17に記憶される。
前記基幹サーバ10は、更にまた、分割払い販売支払額算出手段18およびリボルビング払い販売支払額算出手段20を備えている。
分割払い販売支払額算出手段18は、分割払い販売(購入)があったとき、商品価格、手数料および利息に基づき、初回支払額および次回からの支払額を算出する。一方、リボルビング払い販売支払額算出手段20は、商品購入額の大きさに基づいた支払いコース(例えば、支払額1万円コース:購入額が10万円までは、毎月の支払額が1万円、支払額2万円コース:購入額が10万円を越えて、20万円までは、毎月の支払額が2万円等)のチャートを記憶しており、商品の購入があったとき、その額を前記チャートに照らして、支払コースを定める、
基幹サーバ10は、本クレジットカード利用額管理システムが、後に簡単に説明するキャッシングの管理にも適用される場合には、更に、前記分割払い販売支払額算出手段18およびリボルビング払い販売支払額算出手段20と同様の機能を有する、分割返済キャッシング返済額算出手段22およびリボルビング返済キャッシング返済額算出手段24を備えている。
そしてまた、基幹サーバ10は、本クレジットカード利用額管理システムの機能を補助するための種々の記憶手段を備えている。
記憶手段の例を挙げると、顧客IDを含む顧客情報を記憶する顧客個人属性記憶手段30、前記顧客IDに紐付けて、その顧客の一回払い販売について、販売時点毎での一回払い販売支払い額を記憶する一回払い販売情報記憶手段32、前記顧客IDに紐付けて、その顧客の分割払い販売について、前記分割払い販売支払額算出手段18が算出した初回支払額および次回からの支払額を記憶する分割販売情報記憶手段34、および、前記顧客IDに紐付けて、その顧客のリボルビング払い販売について、前記リボルビング払い販売支払額算出手段20が定めた支払コースを記憶するリボルビング販売情報記憶手段36を備えている。
前記基幹サーバ10は、更に、支払累計額記憶手段38を備えており、前記中央演算回路14は、この支払累計額記憶手段38に記憶された前回までの支払累計額に今回の支払額を加算した新たな支払累計額を算出し、この新たな支払累計額を該支払累計額記憶手段38に記憶させる。
中央演算回路14は、本クレジットカード利用額管理システムが、キャッシングの管理にも適用される場合には、一回返済キャッシング情報記憶手段40、分割返済キャッシング情報記憶手段42およびリボルビング返済キャッシング情報記憶手段44を備えている。これらのキャッシングの管理のための記憶手段は、販売管理のための記憶手段の機能等と同様の機能等を備えている。
基幹サーバ10は、更に、中央演算回路14に接続され、前記通知希望額の設定・変更を行うための通知希望額の設定・変更アプリケーションを記憶した通知希望額の設定・変更アプリ記憶手段50を備えている。前記通知希望額の設定・変更は、通常、この通知希望額の設定・変更アプリケーションを用いて、前記顧客端末100を介して行われる。
前記通知希望額は、購入額、キャッシング額をそれぞれ単独で、また、両者を加算した額とされ、通知希望額記憶手段52に記憶される。
前記基幹サーバ10への種々の情報の入力は、販売情報については店頭のPOS端末102から、キャッシング情報については、種々の場所に設けられたキャッシュディスペンサーまたはATM104からも行われる。
前記基幹サーバ10は、更に、通知希望額到達通知アプリケーションを記憶した通知希望額到達通知アプリ記憶手段54を備えている。この通知希望額到達通知アプリ記憶手段54は、例えば、「あなたのクレジット御利用額は通知ご希望額の10万円に到達しましたので、お知らせします。」等のメッセージを記憶している。
前記基幹サーバ10は、前記中央演算回路14に接続された判定手段60を備えている。この判定手段60は、前記中央演算回路14が算出した前記新たな支払累計額が通知希望額記憶手段52に記憶された通知希望額に達していないかを判断する。
中央演算回路14は、該中央演算回路14が算出した前記新たな支払累計額が通知希望額記憶手段52に記憶された通知希望額に達したと、この判定手段60が判断したとき、前記通知希望額到達通知アプリ記憶手段54中の通知希望額到達通知アプリケーションを用いて、前記メッセージを前記顧客端末100に通知する。
次に、通知希望額を10万円と20万円の2段に設定し、便宜上、支払日(第1)を5月1日、その締切日(第1)を3月1日として説明する。
この状態で、前記第1締切日(3月1日)までの、2月10日および2月20日にそれぞれ4万円のクレジットカードの利用があり、前記第1締切日を越えた3月5日に5万円のクレジットカードの利用(分割、リボルビング払いの場合には、初回の支払額)があったとする。
以上の状態では、前記第1締切日(3月1日)までの支払累計額が8万円なので、通知希望額に達しておらず、基幹サーバ10は、顧客に対し何らの通知をも行わない。
ところで、前記の購入状態で、顧客が支払日を5月10に先延ばしの申請を行うと、支払日が5月10日に設定されるとともに、締切日も3月10日に先延ばしにされる。
すると、締切日までには、3月5日の5万円が含められ、累計金額が13万円となる。
この累計額を、第1段目の通知希望額10万円と比較すると、この第1段目の通知希望額10万円を越えているので、その旨が顧客に通知される(以上、図2参照)。
また、3月5日のクレジットカード利用金額が5万円でなく、15万円であったとすると、第1段目の通知希望額10万円、第2段目の通知希望額20万円と比較すると、これらの第1段目の通知希望額10万円、第2段目の通知希望額20万円を越えているので、その旨が顧客に通知される(以上、図3参照)。
本発明のクレジットカード利用額管理システムにおいては、以上説明した通りであるので、顧客が支払日の先延ばしの変更を申請したとき、支払額検定日ひいては支払額決定期間が自動的に変更されるが、このときでも、これに対応して通知希望額の機能を正常に果たすことができる。
10 基幹サーバ
100 顧客端末
102 POS端末
104 キャッシュディスペンサー

Claims (10)

  1. クレジットカード利用での支払いの管理を行う基幹サーバおよびこの基幹サーバに対して通信可能な顧客端末を備え、顧客のクレジットカードの利用に当たって、一回払い販売、分割払い販売、リボルビング払い販売が可能であり、顧客が所定の期日範囲内で、支払日を設定し、それを所定期間内で先延ばしする変更ができ、この支払日の設定・変更により該支払日前における所定の支払額決定期間内の支払額を決定する支払額決定日が自動的に設定され、そして、顧客が前記顧客端末を介して設定することにより、前記支払額決定期間内において、これまでの販売累積支払額が所定の販売通知希望額となったとき、販売累積支払額が所定の販売通知希望額となったことを、顧客に自動的に通知するクレジットカード利用額管理システムにおいて、
    前記基幹サーバは、
    中央演算回路、
    顧客IDを含む顧客情報を記憶する顧客個人属性記憶手段、
    前記顧客IDに紐付けて、その顧客の一回払い販売について、販売時点毎での一回払い販売支払い額を記憶する一回払い販売情報記憶手段、
    前記顧客IDに紐付けて、その顧客の分割払い販売について、販売時点毎での分割販売今回支払い額を記憶する分割販売情報記憶手段、
    前記顧客IDに紐付けて、その顧客のリボルビング払い販売について、販売時点毎でのリボルビング販売今回支払い額を記憶するリボルビング販売情報記憶手段、および
    顧客が設定した前記販売通知希望額を記憶する販売通知希望額記憶手段、
    を備え、
    前記基幹サーバは、前記顧客端末から、前記支払日の先延ばしの変更の申込があったとき、この支払日の先延ばしに基づき前記支払額決定期間に付加期間を加えた支払額決定期間の延長を行い、この支払額決定期間の延長があった時点で、前記付加期間において、既に、クレジットカード利用における一回払い販売、分割払い販売および/またはリボルビング払い販売があったとき、それらの一回払い販売支払い額、分割払い販売今回支払い額および/またはリボルビング払い販売今回支払い額を、前記延長される前の支払額決定期間における販売累積支払額に加算して、販売総支払額を算出し、次いで、この販売総支払額を前記販売通知希望額に照らし、前記販売総支払額が前記販売通知希望額に達していたとき、その旨を、前記顧客端末に通信する
    ことを特徴とするクレジットカード利用額管理システム。
  2. 分割払い販売に関し、販売額に基づき、第1回目の今回分割支払額および次回以降の次回以降分割支払額を算出するアプリケーションを持つ分割販売支払額算出手段、およびリボルビング販売に関し、販売額に基づき、第1回目のリボルビング今回支払額および次回以降のリボルビング次回以降支払額を算出するアプリケーションを持つリボルビング販売支払額算出手段を備える請求項1のクレジットカード利用額管理システム。
  3. 前記支払額決定期間内における前記通知希望額の設定を、額の異なった2段階以上とすることができる請求項1または2のクレジットカード利用額管理システム。
  4. 前記顧客のクレジットカードの利用が、店舗におけるPOS端末または前記顧客端末を介しての利用である請求項1〜3のいずれかのクレジットカード利用額管理システム。
  5. クレジットカードの利用が、商品の販売のみならず、一回払いキャッシング、分割払いキャッシング、リボルビング払いキャッシングにも適用可能であり、そして、顧客が前記顧客端末を介して設定することにより、前記支払額決定期間内において、これまでのキャッシング累積支払額が所定のキャッシング通知希望額となったとき、キャッシング累積支払額が所定のキャッシング通知希望額となったことを、顧客に自動的に通知するクレジットカード利用額管理システムであって、
    前記基幹サーバは、
    前記顧客IDに紐付けて、その顧客の一回払いキャッシングについて、キャッシング時点毎での一回払いキャッシング支払い額を記憶する一回払いキャッシング情報記憶手段、および
    前記顧客IDに紐付けて、その顧客の分割払いキャッシングについて、キャッシング時点毎での分割キャッシング今回支払い額を記憶する分割キャッシング情報記憶手段、および
    前記顧客IDに紐付けて、その顧客のリボルビング払いキャッシングについて、キャッシング時点毎でのリボルビング・キャッシング今回支払い額を記憶するリボルビング・キャッシング情報記憶手段
    を備え、
    前記基幹サーバは、前記顧客端末から、前記支払日の先延ばしの変更の申込があったとき、この支払日の先延ばしに基づき前記支払額決定期間に付加期間を加えた支払額決定期間の延長を行い、この延長された支払額決定期間において、クレジットカード利用における一回払いキャッシング、分割払いキャッシングおよび/またはリボルビング払いキャッシングがあったとき、それらの一回払いキャッシング支払い額、分割キャッシング今回支払い額および/またはリボルビング・キャッシング今回支払い額を、前記延長される前の支払額決定期間におけるキャッシング累積支払額に加算して、キャッシング総支払額を算出し、次いで、このキャッシング総支払額を前記キャッシング通知希望額に照らし、前記キャッシング総支払額が前記キャッシング通知希望額に達していたとき、その旨を、前記顧客端末に通信する
    請求項1〜4のいずれかのクレジットカード利用額管理システム。
  6. 分割払いキャッシングに関し、キャッシング額に基づき、第1回目の今回分割支払額および次回以降の次回以降分割支払額を算出するアプリケーションを持つ分割キャッシング支払額算出手段、およびリボルビング・キャッシングに関し、キャッシング額に基づき、第1回目のリボルビング今回支払額および次回以降のリボルビング次回以降支払額を算出するアプリケーションを持つリボルビング・キャッシング支払額算出手段を備える請求項5のクレジットカード利用額管理システム。
  7. 前記支払額決定期間内における前記キャッシング通知希望額の設定を、額の異なった2段階以上とすることができる請求項6または7のクレジットカード利用額管理システム。
  8. 前記顧客のクレジットカードの利用が、キャッシュディスペンサーまたは前記顧客端末を介しての利用である請求項5〜7のいずれかのクレジットカード利用額管理システム。
  9. 顧客の支払額の管理を、販売とキャッシングの総合で行う請求項5〜8のいずれかのクレジットカード利用額管理システム。
  10. 請求項1〜4における前記販売通知希望額が、キャッシング通知希望額を含めたものである請求項9のクレジットカード利用額管理システム。
JP2017115000A 2017-06-12 2017-06-12 クレジットカード利用額管理システム Active JP6347471B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017115000A JP6347471B1 (ja) 2017-06-12 2017-06-12 クレジットカード利用額管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017115000A JP6347471B1 (ja) 2017-06-12 2017-06-12 クレジットカード利用額管理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6347471B1 true JP6347471B1 (ja) 2018-06-27
JP2019003249A JP2019003249A (ja) 2019-01-10

Family

ID=62706253

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017115000A Active JP6347471B1 (ja) 2017-06-12 2017-06-12 クレジットカード利用額管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6347471B1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6743253B1 (ja) * 2019-08-05 2020-08-19 株式会社丸井グループ カード利用管理装置、カード利用管理方法、およびプログラム
JP2021047495A (ja) * 2019-09-17 2021-03-25 株式会社メルカリ 情報処理方法、情報処理装置、プログラム、及び情報処理端末
JP6740435B1 (ja) * 2019-09-17 2020-08-12 株式会社メルカリ 情報処理方法、情報処理装置、プログラム、及び情報処理端末
JP7101720B2 (ja) * 2020-05-22 2022-07-15 株式会社メルカリ 情報処理方法、情報処理装置、プログラム
KR20220129441A (ko) * 2021-03-16 2022-09-23 박희영 애플리케이션과 연동된 실물카드의 일회성 결제전용번호 생성을 통한 결제 방법 및 시스템
JP7370489B1 (ja) 2023-05-25 2023-10-27 PayPay株式会社 情報処理システム、情報処理装置、及び情報処理方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05143619A (ja) * 1991-11-18 1993-06-11 Nec Eng Ltd カードシステム
JP2001351036A (ja) * 2000-06-05 2001-12-21 Oracle Corp Japan スケジュールドデビット
JP2010211312A (ja) * 2009-03-06 2010-09-24 Japan Research Institute Ltd カード決済システム、カード決済方法およびカード決済プログラム
JP2016110491A (ja) * 2014-12-09 2016-06-20 シャープ株式会社 取引情報処理システム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05143619A (ja) * 1991-11-18 1993-06-11 Nec Eng Ltd カードシステム
JP2001351036A (ja) * 2000-06-05 2001-12-21 Oracle Corp Japan スケジュールドデビット
JP2010211312A (ja) * 2009-03-06 2010-09-24 Japan Research Institute Ltd カード決済システム、カード決済方法およびカード決済プログラム
JP2016110491A (ja) * 2014-12-09 2016-06-20 シャープ株式会社 取引情報処理システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019003249A (ja) 2019-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6347471B1 (ja) クレジットカード利用額管理システム
US20230186381A1 (en) Systems and methods for providing user-specific dynamic content for facilitating online transactions
WO2018026808A1 (en) Consumption based redemption in an exchange item marketplace network
KR20130135890A (ko) 지연 지불 및 선택적 펀딩 및 지불
JP2008181236A (ja) 取引装置、伝票生成方法、及び、コンピュータプログラム
US20120323710A1 (en) Method and system for storing and using identifying account information on an electronic device
JP2008276692A (ja) 仮想通貨流通システム、仮想空間提供装置、通貨管理装置、仮想空間提供プログラム、通貨管理プログラム、及び仮想通貨流通方法
JP4383685B2 (ja) 情報提供方法
CN110599273B (zh) 数据处理方法、装置、节点设备及存储介质
JP2011128898A (ja) 取引システム、取引方法およびカード情報提供サーバ
JP2009217599A (ja) 現金自動取引装置、管理サーバ装置、現金自動取引システム及び現金自動取引方法
JP2018022323A (ja) 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラム
KR101847450B1 (ko) 적립 포인트 전환장치
JP2013065360A (ja) 決済システム
US9189809B1 (en) Purchase transaction presentation
JP2005250899A (ja) プリペイド決済装置、プリペイド決済システム、プリペイド決済方法、及びプログラム
JP7320311B1 (ja) 取引システム、取引方法、及び管理サーバ
JP6486527B1 (ja) 判定装置、判定方法、及びプログラム
JP2001338249A (ja) カード決済システム
KR20110055941A (ko) 포인트 거래 시스템, 거래소 서버를 이용한 포인트 거래 방법, 및 그 방법을 실행하기 위한 프로그램 기록매체
KR20200009586A (ko) 모바일 상품권을 이용한 오프라인 결제 시스템 및 방법
JP2005063258A (ja) 電子ショップにおける商品販売方法及び給与天引きによる商品購入の可否通知方法
JP2001297244A (ja) ポイントサービスシステム及び装置
JP2012248163A (ja) 電子マネー取引管理システム
JP5608343B2 (ja) インターネットバンキングシステムの管理サーバの運用方法。

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180508

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180523

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6347471

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250