JP6346477B2 - パルスねじ締め装置の制御方法およびその制御装置ならびにねじ締め装置 - Google Patents
パルスねじ締め装置の制御方法およびその制御装置ならびにねじ締め装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6346477B2 JP6346477B2 JP2014058385A JP2014058385A JP6346477B2 JP 6346477 B2 JP6346477 B2 JP 6346477B2 JP 2014058385 A JP2014058385 A JP 2014058385A JP 2014058385 A JP2014058385 A JP 2014058385A JP 6346477 B2 JP6346477 B2 JP 6346477B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- braking
- maximum
- value
- collision
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 47
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 69
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 claims description 11
- 230000008859 change Effects 0.000 description 9
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 8
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 7
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 description 6
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 6
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 6
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 4
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 3
- 230000008030 elimination Effects 0.000 description 3
- 238000003379 elimination reaction Methods 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 2
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 2
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 1
- 230000009849 deactivation Effects 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000000977 initiatory effect Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000005457 optimization Methods 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
- 238000010792 warming Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25B—TOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
- B25B21/00—Portable power-driven screw or nut setting or loosening tools; Attachments for drilling apparatus serving the same purpose
- B25B21/02—Portable power-driven screw or nut setting or loosening tools; Attachments for drilling apparatus serving the same purpose with means for imparting impact to screwdriver blade or nut socket
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25B—TOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
- B25B21/00—Portable power-driven screw or nut setting or loosening tools; Attachments for drilling apparatus serving the same purpose
- B25B21/02—Portable power-driven screw or nut setting or loosening tools; Attachments for drilling apparatus serving the same purpose with means for imparting impact to screwdriver blade or nut socket
- B25B21/026—Impact clutches
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25B—TOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
- B25B23/00—Details of, or accessories for, spanners, wrenches, screwdrivers
- B25B23/14—Arrangement of torque limiters or torque indicators in wrenches or screwdrivers
- B25B23/147—Arrangement of torque limiters or torque indicators in wrenches or screwdrivers specially adapted for electrically operated wrenches or screwdrivers
- B25B23/1475—Arrangement of torque limiters or torque indicators in wrenches or screwdrivers specially adapted for electrically operated wrenches or screwdrivers for impact wrenches or screwdrivers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Description
・エネルギー源として圧縮機と関連付けられる空気圧モータのエネルギー効率が、悪く、地球温暖化の一因となる。
・これらの工具において実現される油圧式伝動が、適切な耐久性を享受するために頻繁かつ高コストのメンテナンスを必要とする。
・伝動装置の遊びがねじ締め方向において最大となる最大後退位置。この位置は、ねじ締め装置の出力シャフトおよびハンドルの不動状態において、モータのロータが、ねじ締めの逆方向への回転後に伝動装置に当接状態で不動となる場合に実現される。この際に、伝動装置の遊びは、ねじ緩め方向において解消されている。
・遊びがねじ締め方向において解消される衝突位置。この位置は、ねじ締め装置の出力シャフトおよびハンドルの不動状態において、モータのロータが、ねじ締め方向への回転後に伝動装置に当接状態で不動となる場合に実現される。この際に、伝動装置の遊びは、ねじ締め方向において解消されている。
電気パルスモードねじ締め装置の動作を最適化するためには、モータは、衝突サイクルにおいて、伝動装置で得られる遊びが最大となる際に、すなわち電気パルス後に解消され得る遊びが最大となる際に、電気パルスによって駆動されなければならない。実施において、これは、伝動装置の遊びが、以前の衝突サイクル時のロータの跳ね返り後にねじ締めとは逆方向において解消されている場合に、すなわちロータが、最大後退位置に位置する場合に該当する。
より厳密には、本発明の1つの目的は、少なくとも一実施形態において、パルスモードで動作するねじ締め装置の動作の最適化を可能にする技術を提供することである。
・前記遊びがねじ締め方向にて最大となる最大後退位置と、
・前記遊びがねじ締め方向にて解消される衝突位置と
の間で回動可能であるような方法において、
少なくとも1つのねじ締めフェーズを含み、前記ねじ締めフェーズは少なくとも1つの衝突サイクルを含んでおり、前記衝突サイクルが、
前記モータに電気パルスを供給するステップであって、前記ロータが前記最大後退位置から前記衝突位置へと移動して前記遊びを解消することにより運動エネルギーが蓄積され、前記運動エネルギーがトルクパルスの間に前記伝動装置を介して前記端部材に伝達されるステップと、
前記伝動装置に対して前記ロータが反転するステップであって、その間に前記ロータが前記衝突位置から前記最大後退位置へと移動するステップと、
前記衝突位置から前記最大後退位置への前記ロータの復帰時に前記ロータを制動するステップと、を含む、方法を利用することにより達成される。
本発明の主要原理は、各衝突サイクル後にパルスねじ締め装置のロータが最大後退位置に復帰する際にこのロータの制動フェーズを実現することに基づく。
全体構造
本発明によるパルスモードにあるねじ締め装置は、優先的にはガンの形状を有する本体を備える。この本体は、電気モータを収容し、この電気モータは、伝動装置を介して、回転駆動され得る端部材に連結される。この端部材は、ねじまたはナットなどのねじ締め対象の要素と直接的にまたはソケットの媒介により協働するように意図される。
・遊びがねじ締め方向において最大となる最大後退位置と、
・遊びがねじ締め方向において解消される衝突位置と
の間において可動である。
・ロータは、最大後退位置から衝突位置へと変位されることにより、伝動装置の遊びを解消することによって運動エネルギーを蓄積し、
・衝突位置において、ロータは、伝動装置と衝突状態になり、次いで伝動装置を介して端部材にトルクパルスの形態でその運動エネルギーを衝突によって伝達し、
・ロータは、伝動装置に対して跳ね返り、衝突位置から最大後退位置へと変位される。
また、制御手段は、衝突位置から最大後退位置へのロータの復帰時にロータを制動するための手段を備える。この実施形態においては、これらの制動手段は、モータの各相を短絡させるための手段を備える。
パルス開始以降の経過時間の測定
この実施形態においては、制御手段は、各衝突サイクルにおいてモータへの電力供給用の電気パルスの開始以降の経過時間Tdiを判定するための手段と、経過時間Tdiの値が所定の閾値に到達した際に制動手段を作動させるための手段とを備える。
A.締付けトルクの最大値への到達
一代替形態においては、制御手段は、各衝突サイクルにおいてねじ締め装置が出力する締付けトルクを表す情報を判定するための手段と、締付けトルクの最大値への到達を検出するための手段と、測定されたトルクの値が最大値に到達した後に所与の期間にわたって制動を行うための手段を作動させるための手段とを備える。
代替的には、制御手段は、各衝突サイクルにおいてねじ締め装置が出力する締付けトルクを表す情報を判定するための手段と、測定されたトルクの値が所定の閾値に到達した後に所与の期間にわたり制動手段を作動させるための手段とを備える。
A.回転角の最大値への到達
別の代替形態においては、制御手段は、各衝突サイクルにおいて衝突サイクルの開始以降のロータの回転角を表す情報を判定するための手段を備える。優先的には、これらの手段は、モータのロータの回転角を測定するためのセンサをエンコーダとして備える。また、制御手段は、測定された回転角の値が最大値に到達した後に所与の期間にわたり制動を行うための手段を作動させるための手段を備える。
代替的には、制御手段は、各衝突サイクルにおいて衝突サイクルの開始以降のロータの回転角を表す情報を判定するための手段を備える。優先的には、これらの手段は、モータのロータの回転角を測定するためのセンサをエンコーダとして備える。また、制御手段は、測定値が所定の閾値に到達した後に所定の期間にわたり制動を行うための手段を作動させるための手段を備える。
別の代替形態においては、制御手段は、各衝突サイクルにおいてロータの回転角を表す情報を判定するための手段と、ロータの回転角が最大となる瞬間を検出するための手段と、この瞬間から開始される、最大後退位置へのロータの反転角度を表す情報を判定するための手段とを備える。優先的には、これらの手段は、モータの回転角を測定するためのセンサをエンコーダとして備える。また、制御手段は、反転角度の値が所定の閾値に到達した場合に制動を行うための手段を作動させるための手段を備える。これらの制御手段は、例えば、各衝突サイクルにおいてロータの回転角を測定し、ロータの回転角の値が最大となる瞬間を検出し、この瞬間にロータの反転角度の測定を開始させ、測定された反転角度の値を所定の閾値と比較し、測定された反転角度の値がこの閾値に到達した場合に制動手段の作動を制御することが可能な、プログラマブル論理構成要素などを備える。
制動の開始以降の経過時間の測定
この実施形態においては、制御手段は、各制動ステップにおいて制動の開始以降の経過時間Tdfを判定するための手段と、経過時間Tdfの値が所定の閾値に到達した場合に制動手段を作動停止するための手段と備える。
一代替形態においては、制御手段は、各制動ステップにおいてロータが最大後退位置に到達した瞬間を検出するための手段と、ロータが最大後退位置に到達した場合に制動手段を作動停止させるための手段とを備える。
全体構造
本発明によるパルスねじ締め装置は、ねじなどのねじ締め対象要素の締付けを実施するために使用され得る。
・モータの電力供給パルスと、
・ロータの加速と、
・ロータによる伝動装置の遊びのねじ締め方向における解消と、
・トルクパルスが端部材に伝達されることとなる伝動装置における衝突と、
・ロータの跳ね返りと、
・ロータの最大後退位置への復帰と
を含む。
・伝動装置の遊びが最大となる最大後退位置。この位置は、ねじ締め装置の出力シャフトおよびハンドルの不動状態において、モータのロータが、ねじ締めの逆方向への回転後に伝動装置に当接状態で不動となる場合に実現される。この際に、伝動装置の遊びは、解消されている。
・遊びが解消される衝突位置。この位置は、ねじ締め装置の出力シャフトおよびハンドルの不動状態において、モータのロータが、ねじ締め方向への回転後に伝動装置に当接状態で不動となる場合に実現される。この際に、伝動装置の遊びは、解消されている。
制動ステップは、作動ステップと作動停止ステップとを含む。
A.パルスの開始以降の経過時間の測定
この実施形態においては、方法は、各衝突サイクルにおいて、モータの電気パルス電力供給の開始以降の経過時間Tdiを判定するステップと、測定値Tdiを所定の閾値と比較するステップと、値Tdiがこの所定の閾値に到達した際に制動を実行するステップとを含む。
B.1 締付けトルクの最大値への到達
一代替形態においては、方法は、各衝突サイクルにおいて、締付けトルクを表す情報を測定するステップと、締付けトルクが最大値に到達する瞬間を検出するステップと、締付けトルクを表す情報の値が最大値に到達した後に所要の期間にわたって制動を実行するステップとを含む。
代替的には、方法は、各サイクルにおいて、締付けトルクを表す情報を測定するステップと、測定値を所定の閾値と比較するステップと、締付けトルクを表す情報の値がこの所定の閾値に到達した後に所与の期間にわたり制動を実行するステップとを含むことが可能である。優先的には、この閾値は、トルクパルスの最大振幅の100%〜50%の間となり、値は、トルクパルスの低下フェーズにおいて測定される。
C.1 回転角の最大値への到達
別の代替形態においては、方法は、各衝突サイクルにおいて、ロータの回転角を測定するステップと、回転角が最大値に到達する瞬間を検出するステップと、次いで回転角が最大値に到達した後に所与の期間にわたり制動を実行するステップとを含む。
代替的には、方法は、各サイクルにおいて、ロータの回転角を表す情報を判定するステップと、測定された回転角を閾値と比較するステップと、回転角度の値がこの所定の閾値に到達した後に所与の期間にわたり制動を実行するステップとを含むことが可能である。
別の代替形態においては、方法は、各衝突サイクルにおいて、ロータの回転角を測定するステップと、ロータの回転角が最大となる瞬間を検出するステップと、この瞬間から開始されるロータの反転角度を測定するステップと、反転角度の値を所定の閾値と比較するステップと、測定された反転角度の値が閾値に到達した場合に制動が作動されるステップとを含む。
A.制動の開始以降の経過時間の測定
この実施形態においては、この方法は、各制動において、制動の開始以降の経過時間Tdfを判定するステップと、経過時間Tdfを閾値と比較するステップと、経過時間Tdfの値がこの所定の閾値に到達する際に制動を停止するステップとを含む。
代替的には、方法は、各衝突サイクルにおいて、ロータが最大後退位置に到達する瞬間を検出するステップと、ロータが最大後退位置に到達した場合に制動を停止するステップとを含む。
衝突後の制動ステップの実行により、ロータが衝突位置から最大後退位置へと移行する場合に、ロータの運動エネルギーの一部分が吸収される。そのため、ロータは、最大後退位置への復帰後に再び跳ね返らないことが保証される。それにより、ロータは、続くパルスにおいて、衝突位置への到達前に適切に加速し得るように、理想的な位置に配置される。そのため、この続くパルスにおける締付けは、最適化される。
新規の電流パルスが、続く衝突を発生させることを目的としてロータを加速させるために、モータに対して送出される。この新規の電力供給パルスは、人間工学または生産性の基準にしたがって事前に選択された頻度に基づき介入する。
B 期間
C 反転角度
D 期間
51 上昇部分
52 下降部分
53 ピーク値
61 上昇部分
62 下降部分
63 最大値またはピーク値
1 電力スイッチ
2 電力スイッチ
3 電力スイッチ
4 電力スイッチ
5 電力スイッチ
6 電力スイッチ
M モータ
C1 衝突サイクル
C2 衝突サイクル
C3 衝突サイクル
Ci 衝突サイクル
Claims (13)
- パルスねじ締め装置の制御方法であって、
前記装置が電気モータを備え、そのロータが遊びを有する伝動装置を介して回転駆動され得る端部材に連結され、前記ロータが、
・前記遊びがねじ締め方向にて最大となる最大後退位置と、
・前記遊びがねじ締め方向にて解消される衝突位置と
の間で回動可能であるような方法において、
少なくとも1つのねじ締めフェーズを含み、前記ねじ締めフェーズは少なくとも1つの衝突サイクルを含んでおり、前記衝突サイクルが、
前記モータに電気パルスを供給するステップであって、前記ロータが前記最大後退位置から前記衝突位置へと移動して前記遊びを解消することにより運動エネルギーが蓄積され、前記運動エネルギーがトルクパルスの間に前記伝動装置を介して前記端部材に伝達されるステップと、
前記伝動装置に対して前記ロータが反転するステップであって、その間に前記ロータが前記衝突位置から前記最大後退位置へと移動するステップと、
前記衝突位置から前記最大後退位置への前記ロータの復帰時に前記ロータを制動するステップと、
前記ロータの回転角を表す情報を判定するステップと、
を含み、
前記制動するステップは、前記回転角の値が所定の閾値に到達した後に所与の期間にわたり実行されることを特徴とする、方法。 - パルスねじ締め装置の制御方法であって、
前記装置が電気モータを備え、そのロータが遊びを有する伝動装置を介して回転駆動され得る端部材に連結され、前記ロータが、
・前記遊びがねじ締め方向にて最大となる最大後退位置と、
・前記遊びがねじ締め方向にて解消される衝突位置と
の間で回動可能であるような方法において、
少なくとも1つのねじ締めフェーズを含み、前記ねじ締めフェーズは少なくとも1つの衝突サイクルを含んでおり、前記衝突サイクルが、
前記モータに電気パルスを供給するステップであって、前記ロータが前記最大後退位置から前記衝突位置へと移動して前記遊びを解消することにより運動エネルギーが蓄積され、前記運動エネルギーがトルクパルスの間に前記伝動装置を介して前記端部材に伝達されるステップと、
前記伝動装置に対して前記ロータが反転するステップであって、その間に前記ロータが前記衝突位置から前記最大後退位置へと移動するステップと、
前記衝突位置から前記最大後退位置への前記ロータの復帰時に前記ロータを制動するステップと、
前記ロータの回転角を表す情報を判定するステップと、
前記回転角が最大値に到達する瞬間を検出するステップと、
を含み、
前記制動するステップは、前記回転角の値が最大値に到達した後に所与の期間にわたり実行されることを特徴とする、方法。 - パルスねじ締め装置の制御方法であって、
前記装置が電気モータを備え、そのロータが遊びを有する伝動装置を介して回転駆動され得る端部材に連結され、前記ロータが、
・前記遊びがねじ締め方向にて最大となる最大後退位置と、
・前記遊びがねじ締め方向にて解消される衝突位置と
の間で回動可能であるような方法において、
少なくとも1つのねじ締めフェーズを含み、前記ねじ締めフェーズは少なくとも1つの衝突サイクルを含んでおり、前記衝突サイクルが、
前記モータに電気パルスを供給するステップであって、前記ロータが前記最大後退位置から前記衝突位置へと移動して前記遊びを解消することにより運動エネルギーが蓄積され、前記運動エネルギーがトルクパルスの間に前記伝動装置を介して前記端部材に伝達されるステップと、
前記伝動装置に対して前記ロータが反転するステップであって、その間に前記ロータが前記衝突位置から前記最大後退位置へと移動するステップと、
前記衝突位置から前記最大後退位置への前記ロータの復帰時に前記ロータを制動するステップと、
を含み、
前記各衝突サイクル後に、前記ロータの回転角を表す情報を測定するステップと、前記ロータの前記回転角の値が最大となる瞬間を検出するステップと、前記ロータの前記回転角の前記値が最大となる瞬間から前記最大後退位置の方向への前記ロータの反転角度を表す情報を判定するステップとを含み、前記制動するステップは、前記反転角度の値が所定の閾値に到達した際に実行されることを特徴とする、方法。 - 前記各制動ステップにおいて、前記制動ステップの開始以降の経過時間Tdfを判定するステップを含み、前記制動ステップは、前記経過時間Tdfの値が所定の閾値に到達した際に停止されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の制御方法。
- 前記各制動ステップにおいて、前記ロータが前記最大後退位置に到達する瞬間を検出するステップを含み、前記制動ステップは、前記ロータが前記最大後退位置に到達した際に停止されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の制御方法。
- 前記制動ステップは、前記モータの各相を短絡させるフェーズを含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の制御方法。
- 請求項1、4〜6のいずれか1項に記載の制御方法を実行するように構成されたパルスねじ締め装置の制御装置であって、前記衝突位置から前記最大後退位置への前記ロータの復帰時に前記ロータを制動する制動手段と、前記ロータの前記回転角を表す情報を前記各衝突サイクルにおいて判定する手段と、前記回転角の値が所定の閾値に到達した後に所与の期間にわたり前記制動手段を作動させる手段と、を備えることを特徴とする制御装置。
- 請求項2、4〜6のいずれか1項に記載の制御方法を実行するように構成されたパルスねじ締め装置の制御装置であって、前記衝突位置から前記最大後退位置への前記ロータの復帰時に前記ロータを制動する制動手段と、前記ロータの前記回転角を表す情報を前記各衝突サイクルにおいて判定する手段と、前記ロータの前記回転角が最大値に到達する瞬間を検出する手段と、前記回転角の値が最大値に到達した後に所与の期間にわたり前記制動手段を作動させる手段と、を備えることを特徴とする制御装置。
- 請求項3〜6のいずれか1項に記載の制御方法を実行するように構成されたパルスねじ締め装置の制御装置であって、前記衝突位置から前記最大後退位置への前記ロータの復帰時に前記ロータを制動する制動手段と、前記ロータの前記回転角を表す情報を前記各衝突サイクルにおいて判定する手段と、前記ロータの前記回転角の値が最大となる瞬間を検出する手段と、前記ロータの前記回転角の前記値が最大となる瞬間から前記最大後退位置の方向への前記ロータの前記反転角度を判定する手段と、前記反転角度の値が所定の閾値に到達した際に前記制動手段を作動させる手段と、を備えることを特徴とする制御装置。
- 前記制動ステップの開始以降の経過時間Tdfを各制動ステップにおいて判定する手段と、前記経過時間Tdfの値が所定の閾値に到達した際に前記制動手段を作動停止させる手段とを備えることを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載の制御装置。
- 前記ロータが前記ロータの最大後退位置に到達する瞬間を各制動ステップにおいて判定する手段と、前記ロータが前記最大後退位置に到達する際に前記制動手段を作動停止させる手段とを備えることを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載の制御装置。
- 前記制動手段は、前記モータの各相を短絡させる手段を備えることを特徴とする請求項7〜11のいずれか1項に記載の制御装置。
- 請求項7〜12のいずれか1項に記載の制御装置を備えたパルスねじ締め装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR1352594 | 2013-03-22 | ||
FR1352594A FR3003495B1 (fr) | 2013-03-22 | 2013-03-22 | Procede de pilotage d'un dispositif de vissage a impulsions, dispositif de pilotage et dispositif de vissage correspondants |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014223720A JP2014223720A (ja) | 2014-12-04 |
JP6346477B2 true JP6346477B2 (ja) | 2018-06-20 |
Family
ID=48225071
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014058385A Active JP6346477B2 (ja) | 2013-03-22 | 2014-03-20 | パルスねじ締め装置の制御方法およびその制御装置ならびにねじ締め装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6346477B2 (ja) |
FR (1) | FR3003495B1 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6412041B2 (ja) * | 2016-03-24 | 2018-10-24 | トヨタ自動車株式会社 | ねじ締付方法及びねじ締付装置 |
KR102437925B1 (ko) * | 2017-05-17 | 2022-08-29 | 아틀라스 콥코 인더스트리얼 테크니크 에이비 | 전기 펄스 공구 |
CN113904612B (zh) * | 2021-08-31 | 2024-05-14 | 深圳市华思旭科技有限公司 | 一种电动工具及转速调节方法 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4699316B2 (ja) * | 2006-09-01 | 2011-06-08 | 株式会社エスティック | インパクト式のネジ締め装置 |
JP5440766B2 (ja) * | 2009-07-29 | 2014-03-12 | 日立工機株式会社 | インパクト工具 |
JP5482125B2 (ja) * | 2009-11-12 | 2014-04-23 | 日立工機株式会社 | インパクト工具 |
JP5447025B2 (ja) * | 2010-03-11 | 2014-03-19 | 日立工機株式会社 | インパクト工具 |
JP5483089B2 (ja) * | 2010-03-11 | 2014-05-07 | 日立工機株式会社 | インパクト工具 |
FR2974320B1 (fr) * | 2011-04-21 | 2014-05-02 | Georges Renault | Visseuse electrique a impulsion. |
JP6011359B2 (ja) * | 2013-01-24 | 2016-10-19 | 日立工機株式会社 | 電動工具 |
-
2013
- 2013-03-22 FR FR1352594A patent/FR3003495B1/fr active Active
-
2014
- 2014-03-20 JP JP2014058385A patent/JP6346477B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014223720A (ja) | 2014-12-04 |
FR3003495A1 (fr) | 2014-09-26 |
FR3003495B1 (fr) | 2015-04-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10322498B2 (en) | Electric power tool | |
EP2960018B1 (en) | Power tool | |
RU2534322C2 (ru) | Импульсно-силовая ручная машина | |
JP6245367B2 (ja) | 打撃工具 | |
JP6380924B2 (ja) | インパクト回転工具の慣性モーメントの測定方法とその測定方法を用いたインパクト回転工具 | |
JP4837498B2 (ja) | 遊星歯車装置およびインパクト式のネジ締め装置 | |
JP6304533B2 (ja) | インパクト回転工具 | |
JP4699316B2 (ja) | インパクト式のネジ締め装置 | |
US20180304453A1 (en) | Control method for a power tool | |
US20140124229A1 (en) | Impact tool | |
CN111002262B (zh) | 具有回弹冲击机构的电动冲击扳手 | |
JP2005349566A (ja) | 実効トルク出力を増加させるモータ制御回路を具えた電動工具 | |
JP6916060B2 (ja) | 電動作業機 | |
JP5834240B2 (ja) | 電動工具 | |
JP5461937B2 (ja) | 自動車タイヤ交換用のホイールナットの締付け工具 | |
JP2011189413A (ja) | インパクト工具 | |
JP6346477B2 (ja) | パルスねじ締め装置の制御方法およびその制御装置ならびにねじ締め装置 | |
KR102315045B1 (ko) | 펄스 스크루 드라이버 장치 제어 방법, 대응하는 제어 장치 및 스크루 드라이버 장치 | |
JP5094952B2 (ja) | インパクト式のネジ締め装置 | |
CN110636921B (zh) | 电脉冲工具 | |
JP5447025B2 (ja) | インパクト工具 | |
JP7088851B2 (ja) | 電気パルス工具 | |
JP2001246574A (ja) | インパクト回転工具 | |
WO2015029760A1 (ja) | 往復動工具 | |
JP7030755B2 (ja) | 最適化されたリバウンドを伴うインパルス式締付け方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161122 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171012 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20171222 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180411 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180427 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180525 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6346477 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |