JP6346085B2 - 乗物用シート - Google Patents

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Description

本発明は、ランバーサポートのような機能部品を備えた、自動車、飛行機、船、電車等の乗物に搭載されるシートに関する。
ランバーサポート、マッサージ装置、サイドサポート等のアクチュエータとして空気袋を使用するシステムの場合、空気袋へ空気を給排気するため、空気ポンプと給排気経路切り換えのための電磁弁とを用いるのが一般的である。下記特許文献1には、空気ポンプ及び電磁弁を備えたマッサージ装置の例が示されている。
特開2000−279467号公報
しかし、近年、乗物用シートには各種の機能が付加されて、シート周辺のスペースが不足する傾向にある。そのため、上述のような各種システムを乗物用シートに付加することは、場合によっては難しい。
このような問題に鑑み本発明の課題は、アクチュエータとして空気袋を使用するシステムにおいて、空気袋への給排気を制御するためのスイッチに切換弁の機能を一体化することによりシステムの構成を簡素化することにある。
第1発明は、アクチュエータとして空気袋を使用するシステムを備えた乗物用シートであって、
前記空気袋へ空気を供給するために作動されるポンプと、
前記ポンプを作動するためにオン・オフ操作されるスイッチと、
前記空気袋の空気の給排気経路に設けられ、前記空気袋に空気を供給するときは、前記給排気経路を前記ポンプの吐出口に接続し、前記空気袋から空気を排出するときは、前記給排気経路を排気口に接続する切換弁とを備え、
前記切換弁は、前記スイッチ内に組み込まれ、前記スイッチのオン・オフ操作力を受けて、前記スイッチのオン・オフ操作に合わせて前記空気袋の給排気を実現するように構成されており、
前記空気袋は一対の空気袋から成り、各空気袋は個別に膨張・収縮可能に構成され、
前記スイッチは、一つの操作ノブにより
前記一対の空気袋を同時に膨張させる第1位置と、
前記一対の空気袋を同時に収縮させる第2位置と、
前記一対の空気袋の一方を膨張させ、他方を収縮させる第3位置と、
前記一対の空気袋の一方を収縮させ、他方を膨張させる第4位置と
に切り換えられるように構成され、
前記第1位置では、操作力を受けた第1操作体の移動に伴い、前記ポンプの作動回路を導通状態とするように、前記スイッチを構成する固定接点に対して可動接点を電気的に接触させ、
前記第2位置では、操作力を受けた第2操作体の移動に伴い、前記一対の空気袋を収縮させるように、前記切換弁を構成する第2弁装置を作動させて、前記一対の空気袋の各給排気経路と前記排気口との間を遮断状態から連通状態とさせ、
前記第3位置では、操作力を受けた第3操作体の移動に伴い、前記ポンプの作動回路を導通状態とするように、前記スイッチを構成する固定接点に対して可動接点を電気的に接触させ、且つ前記他方の空気袋を膨張可能な状態から収縮させる状態とするように、前記切換弁を構成する第3弁装置を作動させて、前記他方の空気袋の給排気経路と前記ポンプの吐出口との間を連通状態から遮断状態とさせ、しかも前記他方の空気袋の給排気経路と前記排気口との間を遮断状態から連通状態とさせ、
前記第4位置では、操作力を受けた第4操作体の移動に伴い、前記ポンプの作動回路を導通状態とするように、前記スイッチを構成する固定接点に対して可動接点を電気的に接触させ、且つ前記一方の空気袋を膨張可能な状態から収縮させる状態とするように、前記切換弁を構成する第4弁装置を作動させて、前記一方の空気袋の給排気経路と前記ポンプの吐出口との間を連通状態から遮断状態とさせ、しかも前記一方の空気袋の給排気経路と前記排気口との間を遮断状態から連通状態とさせる。
第2発明は、アクチュエータとして空気袋を使用するシステムを備えた乗物用シートであって、
前記空気袋へ空気を供給するために作動されるポンプと、
前記ポンプを作動するためにオン・オフ操作されるスイッチと、
前記空気袋の空気の給排気経路に設けられ、前記空気袋に空気を供給するときは、前記給排気経路を前記ポンプの吐出口に接続し、前記空気袋から空気を排出するときは、前記給排気経路を排気口に接続する切換弁とを備え、
前記切換弁は、前記スイッチ内に組み込まれ、前記スイッチのオン・オフ操作力を受けて、前記スイッチのオン・オフ操作に合わせて前記空気袋の給排気を実現するように構成されており、
前記空気袋は一対の空気袋から成り、各空気袋は個別に膨張・収縮可能に構成され、
前記スイッチは、一つの操作ノブにより
前記一対の空気袋を同時に膨張させる第1位置と、
前記一対の空気袋を同時に収縮させる第2位置と、
前記一対の空気袋の一方を膨張させ、他方を収縮させる第3位置と、
前記一対の空気袋の一方を収縮させ、他方を膨張させる第4位置と
に切り換えられるように構成され、
前記第1位置では、操作力を受けた第1操作体の移動に伴い、前記ポンプの作動回路を導通状態とするように、前記スイッチを構成する固定接点に対して可動接点を電気的に接触させ、且つ前記一対の空気袋を膨張可能な状態とするように、前記切換弁を構成する第1弁装置を作動させて、前記一対の空気袋の各給排気経路と前記ポンプの吐出口との間を遮断状態から連通状態とさせ、
前記第2位置では、操作力を受けた第2操作体の移動に伴い、前記一対の空気袋を収縮させるように、前記切換弁を構成する第2弁装置を作動させて、前記一対の空気袋の各給排気経路と前記排気口との間を遮断状態から連通状態とさせ、
前記第3位置では、操作力を受けた第3操作体の移動に伴い、前記ポンプの作動回路を導通状態とするように、前記スイッチを構成する固定接点に対して可動接点を電気的に接触させ、且つ前記一方の空気袋を収縮させる状態から膨張可能な状態とするように、前記切換弁を構成する第5弁装置を作動させて、前記一方の空気袋の給排気経路と前記ポンプの吐出口との間を遮断状態から連通状態とさせ、しかも前記一方の空気袋の給排気経路と前記排気口との間を連通状態から遮断状態とさせ、
前記第4位置では、操作力を受けた第4操作体の移動に伴い、前記ポンプの作動回路を導通状態とするように、前記スイッチを構成する固定接点に対して可動接点を電気的に接触させ、且つ前記他方の空気袋を収縮させる状態から膨張可能な状態とするように、前記切換弁を構成する第6弁装置を作動させて、前記他方の空気袋の給排気経路と前記ポンプの吐出口との間を遮断状態から連通状態とさせ、しかも前記他方の空気袋の給排気経路と前記排気口との間を連通状態から遮断状態とさせる。
第3発明は、上記第発明において、
前記スイッチは、
前記第1位置に対応して、
第1固定接点と、
操作力を受けて前記第1固定接点に対して相対移動して電気的に接触する第1可動接点とを備え、
前記第2位置に対応して、
操作力を受けて移動するように設けられた第2弁体と、
該第2弁体を移動自在に収容し、前記排気口に連通された第2弁室と、
前記一対の空気袋にそれぞれ連通された第2連通路の端部を構成するように前記第2弁室の内壁面に形成され、前記第2弁体に当接可能に対向配置され、前記第2弁体に当接されていない状態では前記第2連通路を前記第2弁室に開放し、前記第2弁体に当接されている状態では前記第2連通路を前記第2弁室に対して遮断する第2弁座とを備え、
前記第3位置及び第4位置に対応して、
第3及び第4固定接点と、
操作力を受けて前記第3及び第4固定接点に対して相対移動して電気的に接触する第3及び第4可動接点と、
第3及び第4可動接点と共に移動するように設けられた第3及び第4弁体と、
該第3及び第4弁体を移動自在に収容し、前記他方の空気袋及び前記一方の空気袋に連通された第3及び第4弁室と、
前記排気口に連通された第31及び第41連通路の端部を構成するように前記第3及び第4弁室の内壁面に形成され、前記第3及び第4弁体に当接可能に対向配置され、前記第3及び第4弁体に当接されていない状態では前記第31及び第41連通路を前記第3及び第4弁室に開放し、前記第3及び第4弁体に当接されている状態では前記第31及び第41連通路を前記第3及び第4弁室に対して遮断する第31及び第41弁座と
前記ポンプ吐出口に連通された第32及び第42連通路の端部を構成するように前記第3及び第4弁室の内壁面に形成され、前記第3及び第4弁体に当接可能に対向配置され、前記第3及び第4弁体に当接されていない状態では前記第32及び第42連通路を前記第3及び第4弁室に開放し、前記第3及び第4弁体に当接されている状態では前記第32及び第42連通路を前記第3及び第4弁室に対して遮断する第32及び第42弁座とを備え、
前記第3及び第4弁体は、前記第3及び第4可動接点が前記第3及び第4固定接点に電気的に接触していない状態では前記第31及び第41弁座に当接して前記第32及び第42弁座に当接せず、前記第3及び第4可動接点が前記第3及び第4固定接点に電気的に接触している状態では前記第32及び第42弁座に当接して前記第31及び第41弁座に当接しない
第4発明は、上記第発明において、
前記スイッチは、
前記第1位置に対応して、
第1固定接点と、
操作力を受けて前記第1固定接点に対して相対移動して電気的に接触する第1可動接点と、
該第1可動接点と共に移動するように設けられた第5弁体と、
該第5弁体を移動自在に収容し、前記ポンプ吐出口に連通された第5弁室と、
前記一対の空気袋に連通された第5連通路の端部を構成するように前記第5弁室の内壁面に形成され、前記第5弁体に当接可能に対向配置され、前記第5弁体に当接されていない状態では前記第5連通路を前記第5弁室に開放し、前記第5弁体に当接されている状態では前記第5連通路を前記第5弁室に対して遮断する第5弁座とを備え、
前記第2位置に対応して、
操作力を受けて移動するように設けられた第2弁体と、
該第2弁体を移動自在に収容し、前記排気口に連通された第2弁室と、
前記一対の空気袋にそれぞれ連通された第2連通路の端部を構成するように前記第2弁室の内壁面に形成され、前記第2弁体に当接可能に対向配置され、前記第2弁体に当接されていない状態では前記第2連通路を前記第2弁室に開放し、前記第2弁体に当接されている状態では前記第2連通路を前記第2弁室に対して遮断する第2弁座とを備え、
前記第3位置及び第4位置に対応して、
第3及び第4固定接点と、
操作力を受けて前記第3及び第4固定接点に対して相対移動して電気的に接触する第3及び第4可動接点と、
該第3及び第4可動接点と共に移動するように設けられた第6及び第7弁体と、
該第6及び第7弁体を移動自在に収容し、前記一方の空気袋及び前記他方の空気袋に連通された第6及び第7弁室と、
前記ポンプ吐出口に連通された第33及び第43連通路の端部を構成するように前記第6及び第7弁室の内壁面に形成され、前記第6及び第7弁体に当接可能に対向配置され、前記第6及び第7弁体に当接されていない状態では前記第33及び第43連通路を前記第6及び第7弁室に開放し、前記第6及び第7弁体に当接されている状態では前記第33及び第43連通路を前記第6及び第7弁室に対して遮断する第33及び第43弁座と、
前記排気口に連通された第34及び第44連通路の端部を構成するように前記第6及び第7弁室の内壁面に形成され、前記第6及び第7弁体に当接可能に対向配置され、前記第6及び第7弁体に当接されていない状態では前記第34及び第44連通路を前記第6及び第7弁室に開放し、前記第6及び第7弁体に当接されている状態では前記第34及び第44連通路を前記第6及び第7弁室に対して遮断する第34及び第44弁座とを備え、
前記第6及び第7弁体は、前記第3及び第4可動接点が前記第3及び第4固定接点に電気的に接触していない状態では前記第33及び第43弁座に当接して前記第34及び第44弁座に当接せず、前記第3及び第4可動接点が前記第3及び第4固定接点に電気的に接触している状態では前記第34及び第44弁座に当接して前記第33及び第43弁座に当接しない
本発明によれば、空気袋への給排気を制御するためのスイッチに切換弁の機能が一体化されている。そのため、ポンプ制御のためのスイッチの操作力によって空気袋への空気の給排気制御を行う弁体をも移動することができる。従って、給排気制御のための電磁弁を不要とし、システム構成を簡素化することができる。
また、電磁弁を使用する場合は、その収納スペースの観点、並びに消費電力の観点から小容量化が求められる。その結果、弁体の駆動力が制約され、弁体の固着の問題が起きやすい。本発明では、操作力は必要に応じて操作者が加減できるため、弁体の固着の発生を抑制することができる。
本発明の第1実施形態の斜視図である。 第1実施形態におけるランバーサポートの動作説明図である。 第1実施形態におけるランバーサポートの操作ノブの外観説明図である。 第1実施形態におけるランバーサポートの操作ボックスの内部構成説明図である。 第1実施形態におけるランバーサポートの操作ボックスの内部構成説明図であり、空気配管説明図である。 第1実施形態におけるランバーサポートの操作ボックスの内部構成説明図であり、電気配線説明図である。 第1実施形態におけるランバーサポートのシステム構成図である。 本発明の第2実施形態におけるランバーサポートのシステム構成図である。 本発明の第3実施形態におけるランバーサポートのシステム構成図である。 第1実施形態におけるホールドモード用スイッチボックスの縦断面図である。 第1実施形態におけるリリースモード用スイッチボックスの縦断面図である。 第1実施形態におけるアップモード用及びダウンモード用スイッチボックスの縦断面図である。 第2実施形態におけるホールドモード用スイッチボックスの縦断面図である。 第2実施形態におけるアップモード用及びダウンモード用スイッチボックスの縦断面図である。 第3実施形態におけるリリースモード用スイッチボックスの縦断面図である。 第4実施形態におけるホールドモード用スイッチボックスの縦断面図である。 第4実施形態におけるリリースモード用スイッチボックスの縦断面図である。 第4実施形態におけるアップモード用及びダウンモード用スイッチボックスの縦断面図である。 第5実施形態におけるホールドモード用スイッチボックスの縦断面図である。 第5実施形態におけるアップモード用及びダウンモード用スイッチボックスの縦断面図である。 第6実施形態におけるリリースモード用スイッチボックスの縦断面図である。 第4実施形態におけるスイッチボックスの可動接点の平面図である。 図22の可動接点の正面図である。 図22の可動接点の変形例の平面図である。 図24の可動接点の正面図である。
図1は本発明の第1実施形態を示す。この実施形態は、自動車用シート(以下、単にシートという)1に空気袋(以下、ブラダという)を用いたランバーサポートを適用した例を示す。シート1は、座部を成すシートクッション3と背凭れを成すシートバック2とを備えており、ランバーサポートは、シートバック2内部において、着座乗員の腰部に対応する位置に設けられている。ランバーサポートは、図示を省略したが、シートバック2内のバックフレームに2個のアッパブラダ18及びロアブラダ19(本発明の第3、第4発明における一方の空気袋及び他方の空気袋に相当)が上下に並べて固定されている。
図2は、第1実施形態におけるランバーサポートの動作説明図であり、操作スイッチの操作ノブ15は、図2において黒で塗りつぶした上下左右の4方向に傾斜操作することにより、シートバック2内のアッパブラダ18及びロアブラダ19を4つのモードに動作させるように構成されている。ホールドモードでは、アッパブラダ18及びロアブラダ19の両方に空気が供給されて、それらが共に膨張されて着座乗員の腰部が広範囲に支持される。リリースモードでは、アッパブラダ18及びロアブラダ19の両方の空気が排出されて、それらが共に収縮されて着座乗員の腰部の支持が行われなくなる。アップモードでは、アッパブラダ18に空気が供給されるが、ロアブラダ19は空気が排出されて、アッパブラダ18のみが膨張して着座乗員の腰部の比較的高い領域のみが支持される。ダウンモードでは、ロアブラダ19に空気が供給されるが、アッパブラダ18は空気が排出されて、ロアブラダ19のみが膨張して着座乗員の腰部の比較的低い領域のみが支持される。
図3は、操作ノブ15の外観を示す。上記4つのモードを実現するために操作ノブ15は、操作ボックス10(図4参照)に対して4方向に傾斜操作可能に構成されている。即ち、ホールドモードとリリースモードは互いに反対方向に傾斜するようにされ、操作部15aが押圧操作されるとホールドモードとされ、操作部15bが押圧操作されるとリリースモードとされる。また、アップモードとダウンモードは互いに反対方向に傾斜するようにされ、操作部15cが押圧操作されるとアップモードとされ、操作部15dが押圧操作されるとダウンモードとされる。操作ノブ15のホールドモードを実現する位置が本発明の第3、第4発明における第1位置に相当し、リリースモードを実現する位置が本発明の第3、第4発明における第2位置に相当し、アップモードを実現する位置が本発明の第3、第4発明における第3位置に相当し、ダウンモードを実現する位置が本発明の第3、第4発明における第4位置に相当する。
図4は、操作ノブ15を含む操作ボックス10を示す。操作ボックス10は、空気コネクタ10a〜10cを介してポンプ17、アッパブラダ18及びロアブラダ19に接続されると共に、電気コネクタ10dを介して電源及びポンプ17駆動用のモータ16に接続されている。操作ボックス10の上表面には、シート1への着座乗員が操作可能に上述の操作ノブ15が設けられ、操作ノブ15の各モードに対応する操作部15a〜15dが押圧操作されると、対応するプッシャ(本発明の第3発明における第1〜第4操作体に対応)11〜14が押圧され、後述のようにモータ16の作動及びアッパブラダ18及びロアブラダ19の給排気が制御される。
図5は、操作ボックス10内の空気配管を示す。操作ノブ15の各モードに対応してスイッチボックス(本発明の各発明におけるスイッチに相当)110、210、310、410が設けられ、各スイッチボックス110、210、310、410は、操作ノブ15の操作によりプッシャ11〜14が押圧されるのに応じて作動される。スイッチボックス110には、空気配管は接続されておらず、スイッチボックス210には、空気コネクタ10b、10cを介してアッパブラダ18及びロアブラダ19が接続され、スイッチボックス310、410には、ポンプ17並びにアッパブラダ18及びロアブラダ19が接続されている。
図6は、操作ボックス10内の電気配線を示す。各スイッチボックス110、310、410内には、スイッチ素子を構成する固定接点111b、111c、131b、131c、141b、141cが設けられ、各固定接点111b、131b、141bは、電気コネクタ10dを介して電源+Bに接続され、各固定接点111c、131c、141cは、電気コネクタ10dを介してモータ16の正極端子に接続されている。従って、各スイッチボックス110、310、410内で、互いに対応する固定接点111b、111c、131b、131c、141b、141c同士が、後述する各可動接点111a、131a、141a(図7参照)によって電気的に導通されると、モータ16を作動させるようにされている。なお、スイッチボックス210内には他のスイッチボックス110、310、410のようなスイッチ素子は設けられていない。
図7は、ランバーサポートのシステム構成を示す。ポンプ17はモータ16によって駆動されるように結合され、ポンプ17の吐出口は、空気コネクタ10aを介して操作ボックス10内の逆止弁28、29に接続されている。逆止弁28、29は互いに並列にされて空気コネクタ10aに接続され、逆止弁28は、スイッチボックス310の切換弁318を経由して空気コネクタ10cに接続され、更にロアブラダ19に接続されている。逆止弁28は、ポンプ17からロアブラダ19へ向かう空気の流れは許容するが、反対方向の空気の流れは阻止するように構成されている。スイッチボックス310の切換弁318の排気ポートは排気口25に接続されている。
また、逆止弁29は、スイッチボックス410の切換弁418を経由して空気コネクタ10bに接続され、更にアッパブラダ18に接続されている。逆止弁29は、ポンプ17からアッパブラダ18へ向かう空気の流れは許容するが、反対方向の空気の流れは阻止するように構成されている。スイッチボックス410の切換弁418の排気ポートは排気口26に接続されている。アッパブラダ18及びロアブラダ19は、それぞれスイッチボックス210の切換弁を経由して排気口24に接続されている。各スイッチボックス210、310、410の各切換弁210、318、418は、本発明の第、第発明における第2〜第4弁装置に相当する。
モータ16は、その負極端子が接地され、正極端子が電気コネクタ10dを介して各スイッチボックス110、310、410内の各スイッチ素子111、311、411の固定接点111c、131c、141cに接続され、各スイッチ素子111、311、411の固定接点111b、131b、141bは、電気コネクタ10dを介して電源+Bに接続されている。従って、各スイッチ素子111、311、411は、互いに並列接続されている。
図10〜12は、操作ボックス10内に一体に構成されたスイッチボックス110、210、310、410の構成を示す。各スイッチボックス110、210、310、410は概ね共通の構成から成り、各スイッチボックス110、210、310、410内の上側に切換弁210、318、418、下側にスイッチ素子111、311、411が設けられている。ここでは、図10〜12の図示の上下方向を、便宜的に上下として説明している。また、各スイッチボックス110、210、310、410において、各プッシャ11、12、13、14が押圧操作された状態と押圧操作されない状態とを同時に記載している。
スイッチボックス310の切換弁318は、図12に示すように、プッシャ13に弁体312が結合され、弁体312に対向して上側に弁座314、下側に弁座315が設けられている。各弁座314、315は、弁体312を収容する弁室313の壁面に一体に形成されている。弁体312は、常時、弁座314に当接するようにばね付勢され、プッシャ13がばね力に抗して押圧されて下方に移動すると、弁体312は、弁座314から離れ、弁座315に当接する。弁室313はロアブラダ19に連通され、弁座314の上側に繋がる空間(本発明の第31連通路に相当)316は排気口25に連通され、更に、弁座315の下側に繋がる空間(本発明の第32連通路に相当)317はポンプ17の吐出口に連通されている(図7参照)。そのため、スイッチボックス310の切換弁318は、常時は、ロアブラダ19にポンプ17の吐出口を連通させ、プッシャ13が押圧操作されると、ロアブラダ19に排気口25を連通させるように切り換えられる。以上の構成は、スイッチボックス410でも共通であり、スイッチボックス410における各構成要素の符号に、図12ではカッコを付して示している。そのため、スイッチボックス410の切換弁418は、常時は、アッパブラダ18にポンプ17の吐出口を連通させ、プッシャ14が押圧操作されると、アッパブラダ18に排気口26を連通させるように切り換えられる。なお、第31連通路316に対応して第41連通路416があり、第32連通路317に対応して第42連通路417がある。
スイッチボックス310のスイッチ素子311は、固定接点311b、311cと固定接点311cに接続された可動接点311aとから成り、可動接点311aはプッシャ13の下端によって移動されるように設けられている。そのため、常時は、可動接点311aは固定接点311bから離れており、プッシャ13が押圧操作されたとき、可動接点311aはプッシャ13の下端により押圧されて固定接点311bに当接し、電気的に接触して両固定接点311b、311c間を導通させる。可動接点311aが固定接点311bから離れている状態では、スイッチ素子311はオフ状態とされ、可動接点311aが固定接点311bに電気的に接触した状態では、スイッチ素子311はオン状態とされる。以上の構成は、スイッチボックス410でも共通であり、スイッチボックス410における各構成要素の符号に、図12ではカッコを付して示している。従って、プッシャ14が押圧される前の状態では、可動接点411aが固定接点411bから離れていて、スイッチ素子411はオフ状態とされ、プッシャ14が押圧されて、可動接点411aが固定接点411bに電気的に接触した状態では、スイッチ素子411はオン状態とされる。スイッチボックス310、410において、弁体312、412は本発明の第3弁体、第4弁体に相当し、弁室313、413は本発明の第3弁室、第4弁室に相当し、弁座314、414は本発明の第31弁座、第41弁座に相当し、弁座315、415は本発明の第32弁座、第42弁座に相当し、可動接点311a、411aは本発明の第3可動接点、第4可動接点に相当し、固定接点311b、411bは本発明の第3固定接点、第4固定接点に相当する。
図10のスイッチボックス110は、その下側にスイッチ素子111を備えるが、上側には切換弁を備えていない。但し、プッシャ11の押圧操作感を、上述のスイッチボックス310のプッシャ13と一致させるため、スイッチボックス310と同様のばねやシール材をプッシャ11の軸周りに設けている。スイッチ素子111の具体的構成は、スイッチボックス310のスイッチ素子311と同一であり、対応する部品には符号311を111に変えて示している。スイッチボックス110において、可動接点111aは本発明の第1可動接点に相当し、固定接点111bは本発明の第1固定接点に相当する。
図11のスイッチボックス210は、その上側には切換弁を備えるが、下側にスイッチ素子を備えていない。但し、スイッチボックス310の切換弁318では、弁体312の上側と下側にそれぞれ弁座314、315を備えていたが、スイッチボックス210では、弁体211の上側に弁座213を備えるが、下側には弁座を備えない。しかも、弁座213の上側には二つの独立した空間214が形成され、一方の空間214はアッパブラダ18に連通され、他方の空間214はロアブラダ19に連通されている。また、弁体211を収容する弁室212は、排気口24に連通されている(図7参照)。そのため、プッシャ12が押圧操作される前は、弁体211がばねの付勢により弁座213に当接していて、アッパブラダ18及びロアブラダ19は排気口24から遮断されているが、プッシャ12が押圧操作されると、弁体211がばねの付勢に抗して弁座213から離間して、アッパブラダ18及びロアブラダ19を排気口24に連通させる。スイッチボックス210において、弁体211は本発明の第2弁体に相当し、弁室212は本発明の第2弁室に相当し、弁座213は本発明の第2弁座に相当し、空間214は本発明の第2連通路に相当する。
第1実施形態によれば、操作ボックス10の操作ノブ15を、図2に示すように、各方向に操作することにより各モードを実現するようにアッパブラダ18及びロアブラダ19の給排気が行われる。以下、各モード毎に説明する。
<ホールドモード>
スイッチボックス110のプッシャ11が押圧されると、スイッチ素子111がオンとされ、モータ16が作動される。そのため、ポンプ17の吐出口から空気が供給され、その空気は、逆止弁28、29を介して、また、スイッチボックス310、410の切換弁318、418を経由してロアブラダ19及びアッパブラダ18に供給されて、それらを膨張させる(図7、10参照)。
<リリースモード>
スイッチボックス210のプッシャ12が押圧されると、ロアブラダ19及びアッパブラダ18が排気口24に連通され、ロアブラダ19及びアッパブラダ18は共に収縮される(図7、11参照)。
<アップモード>
スイッチボックス310のプッシャ13が押圧されると、スイッチ素子311がオンとされ、モータ16が作動される。そのため、ポンプ17の吐出口から空気が供給され、その空気は、逆止弁29を介して、また、スイッチボックス410の切換弁418を経由してアッパブラダ18に供給されて、アッパブラダ18を膨張させる。このとき、スイッチボックス310の切換弁318では、ロアブラダ19をポンプ17の吐出口に連通する経路は遮断し、排気口25に連通する。そのため、ロアブラダ19は収縮される(図7、12参照)。
<ダウンモード>
スイッチボックス410のプッシャ14が押圧されると、スイッチ素子411がオンとされ、モータ16が作動される。そのため、ポンプ17の吐出口から空気が供給され、その空気は、逆止弁28を介して、また、スイッチボックス310の切換弁318を経由してロアブラダ19に供給されて、ロアブラダ19を膨張させる。このとき、スイッチボックス410の切換弁418では、アッパブラダ18をポンプ17の吐出口に連通する経路は遮断し、排気口26に連通する。そのため、アッパブラダ18は収縮される(図7、12参照)。
第1実施形態によれば、アッパブラダ18及びロアブラダ19への給排気を制御するためのスイッチボックス110、210、310、410にスイッチ素子111、311、411と共に、切換弁210、318、418の機能が一体化されている。そのため、スイッチボックス110、210、310、410の操作力によってスイッチ素子111、311、411のオン・オフ操作と共に、アッパブラダ18及びロアブラダ19への空気の給排気制御を行う弁体をも移動することができる。従って、給排気制御のための電磁弁を不要とし、システム構成を簡素化することができる。また、電磁弁を使用する場合は、その収納スペースの観点、並びに消費電力の観点から小容量化が求められる。その結果、弁体の駆動力が制約され、弁体の固着の問題が起きやすい。第1実施形態では、スイッチボックス110、210、310、410への操作力は必要に応じて操作者が加減できるため、弁体の固着の発生を抑制することができる。
図8は、本発明の第2実施形態を示す。第2実施形態は上述の第1実施形態に対し、スイッチボックス110、310、410の切換弁318、418の構成を変更して、スイッチボックス120、320、420とした点を特徴とする。具体的には、スイッチボックス110には切換弁は備えなかったが、スイッチボックス120には切換弁125(本発明の第発明における第1弁装置に相当)を備える。また、スイッチボックス320、420では、その切換弁327、427(本発明の第2発明における第5弁装置、第6弁装置に相当)の切換モードをスイッチボックス310、410の切換弁318、418の切換モードとは反対にしている。
図13は、スイッチボックス120の構成を示す。図13は、第1実施形態におけるスイッチボックス110を示す図10と対応させて示している。両者を比較すると明らかなように、図13のスイッチボックス120では、スイッチ素子111はスイッチボックス110の場合と同一である。一方、スイッチボックス110は切換弁を備えないのに対し、スイッチボックス120では、切換弁125を備え、プッシャ11に弁体121が結合され、弁体121の上側に弁座123が対向して設けられている。弁座123の上側に繋がる空間124は、逆止弁30、31を介してアッパブラダ18及びロアブラダ19に連通され(図8参照)、弁体121を収容する弁室122は、ポンプ17の吐出口に連通されている。そのため、スイッチボックス120はプッシャ11が押圧されたとき、スイッチ素子111がオンされると同時に、アッパブラダ18及びロアブラダ19がポンプ17の吐出口に対して連通される。スイッチボックス120において、弁体121は本発明の第5弁体に相当し、弁室122は本発明の第5弁室に相当し、弁座123は本発明の第5弁座に相当し、空間124は本発明の第5連通路に相当し、可動接点111aは本発明の第1可動接点に相当し、固定接点111bは本発明の第1固定接点に相当する。
図14は、第2実施形態におけるスイッチボックス320及びスイッチボックス420の構成を示す。両スイッチボックス320、420の構成は互いに同一であるため、図14においてはスイッチボックス320の構成要素の符号を基本とし、スイッチボックス420の構成要素の符号をカッコ付きで示している。図14は、第1実施形態におけるスイッチボックス310、410を示す図12と対応させて示している。両者を比較すると明らかなように、図14のスイッチボックス320、420では、切換弁327、427及びスイッチ素子311、411の構成は、共にスイッチボックス310、410と同一であり、スイッチボックス320、420の各弁座323(423)、324(424)に繋がる空間325(425)、326(426)に連通される相手が、スイッチボックス310、410における各弁座314(414)、315(415)に繋がる空間316(416)、317(417)に連通される相手とは相互に入れ換えられている。スイッチボックス320、420において、弁体321、421は本発明の第6弁体、第7弁体に相当し、弁室322、422は本発明の第6弁室、第7弁室に相当し、弁座323、423は本発明の第33弁座、第43弁座に相当し、弁座324、424は本発明の第34弁座、第44弁座に相当し、空間325、425は本発明の第33連通路、第43連通路に相当し、空間326、426は本発明の第34連通路、第44連通路に相当し、可動接点311a、411aは本発明の第3可動接点、第4可動接点に相当し、固定接点311b、411bは本発明の第3固定接点、第4固定接点に相当する。
上記のように、第2実施形態では、第1実施形態におけるスイッチボックス110、310、410をスイッチボックス120、320、420に置換した結果、図8のように空気配管も一部変更されている。まず、アッパブラダ18とロアブラダ19との接続位置が入れ換えられている。即ち、アッパブラダ18はスイッチボックス320の切換弁327に連通され、ロアブラダ19はスイッチボックス420の切換弁427に連通されている。また、ポンプ17の吐出口の空気がアッパブラダ18及びロアブラダ19に供給される経路は2系統に分けられており、スイッチボックス120を経由し、逆止弁30、31を介してアッパブラダ18及びロアブラダ19に供給される経路と、スイッチボックス120は経由せず、逆止弁28、29を介して、スイッチボックス320、420を経由してアッパブラダ18及びロアブラダ19に供給される経路とを備えている。
第2実施形態において、操作ボックス10の操作ノブ15が各方向に操作されると、各モードを実現するようにアッパブラダ18及びロアブラダ19の給排気が行われる。以下、各モード毎に説明する。
<ホールドモード>
スイッチボックス120のプッシャ11が押圧されると、スイッチ素子111がオンとされ、モータ16が作動される。そのため、ポンプ17の吐出口から空気が供給され、その空気は、スイッチボックス120の切換弁125を経由し、更に逆止弁30、31を介してアッパブラダ18及びロアブラダ19に供給されて、それらを膨張させる(図8、13参照)。
<リリースモード>
スイッチボックス210のプッシャ12が押圧されると、ロアブラダ19及びアッパブラダ18が排気口24に連通され、ロアブラダ19及びアッパブラダ18は共に収縮される(図8、11参照)。
<アップモード>
スイッチボックス320のプッシャ13が押圧されると、スイッチ素子311がオンとされ、モータ16が作動される。そのため、ポンプ17の吐出口から空気が供給され、その空気は、逆止弁28を介して、また、スイッチボックス320の切換弁327を経由してアッパブラダ18に供給されて、アッパブラダ18を膨張させる。このとき、スイッチボックス420の切換弁427では、ロアブラダ19をポンプ17の吐出口に連通する経路は遮断し、排気口26に連通している。そのため、ロアブラダ19は収縮される(図8、14参照)。
<ダウンモード>
スイッチボックス420のプッシャ14が押圧されると、スイッチ素子411がオンとされ、モータ16が作動される。そのため、ポンプ17の吐出口から空気が供給され、その空気は、逆止弁29を介して、また、スイッチボックス420の切換弁427を経由してロアブラダ19に供給されて、ロアブラダ19を膨張させる。このとき、スイッチボックス320の切換弁327では、アッパブラダ18をポンプ17の吐出口に連通する経路は遮断し、排気口25に連通している。そのため、アッパブラダ18は収縮される(図8、14参照)。
図9は、本発明の第3実施形態を示す。第3実施形態は上述の第1実施形態に対し、ランバーサポートを一つのブラダ20のみによって構成した点を特徴とする。そのため、ランバーサポートとしての動作モードは2つのみであり、ホールドモードとリリースモードのみである。その結果、各モードに対応して2つのスイッチボックス110、510が設けられ、それらのスイッチボックス110、510を操作するためにシーソータイプの操作ノブ21が設けられている。スイッチボックス110は第1実施形態におけるスイッチボックス110と同一のものであり(図10参照)、スイッチボックス510は図15に示すものが使用されている
スイッチボックス510(図15参照)は、第1実施形態におけるスイッチボックス210(図11参照)に類似しており、図15は、第1実施形態におけるスイッチボックス210を示す図11と対応させて示している。両者を比較すると明らかなように、スイッチボックス210では弁座213に繋がる空間に互いに独立した2つの流路が連通されているのに対し、スイッチボックス510では、弁座513には1つの流路に連通される空間のみが形成されている。その1つの流路にはブラダ20が連通され、スイッチボックス510の弁体511を収容する弁室512は排気口27に連通されている。
ブラダ20には、スイッチボックス110、510を介さず、逆止弁32を介してポンプ17の吐出口が連通されている。逆止弁32は、ポンプ17からブラダ20への空気の流れは許容するが、反対方向の空気の流れは阻止するように構成されている。逆止弁32は、ブラダ20が膨張された状態を保持するようにブラダ20からポンプ17側に空気が漏れないようにしている。
第3実施形態において、操作ボックス10の操作ノブ21が各方向に操作されると、各モードを実現するようにブラダ20の給排気が行われる。以下、各モード毎に詳しく説明する。
<ホールドモード>
スイッチボックス110のプッシャ(本発明の第2発明における第1操作体に相当)11が押圧されると、スイッチ素子111がオンとされ、モータ16が作動される。そのため、ポンプ17の吐出口から空気が供給され、その空気は、逆止弁32を介してブラダ20に供給されて、ブラダ20を膨張させる(図9、10参照)。
<リリースモード>
スイッチボックス510のプッシャ22が押圧されると、ブラダ20が排気口27に連通され、ブラダ20は収縮される(図9、15参照)。
図16〜18は、本発明の第4実施形態におけるスイッチボックス130、220、330(430)を示す。第4実施形態が第1実施形態に対して特徴とする点は、第1実施形態におけるスイッチボックス110、210、310(410)をスイッチボックス130、220、330(430)に置換した点である。その他の構成は、両者同一であり、同一部分についての再度の説明は省略する。各スイッチボックス220、330、430の各切換弁228、339、439は、本発明の第1、第2発明における第2〜第4弁装置に相当する。
第1実施形態におけるスイッチボックス310(410)は、図12に基づいて説明したように、スイッチ素子311(411)と切換弁318(418)とが筐体内で上下に領域を分けて構成されていたのに対し、第4実施形態におけるスイッチボックス330(430)は、スイッチ素子311(411)の可動接点331a(431a)と切換弁339、(439)の弁体332(432)とが一体化されている。スイッチボックス130については、切換弁を備えないが、他のスイッチボックス220、330(430)との操作感を一致させるように同様の切換弁の構造を備えている。また、スイッチボックス220については、スイッチ素子を備えないが、他のスイッチボックス130、330(430)との操作感を一致させるように同様のスイッチ素子の構造を備えている。ここでは、図10〜12の図示の上下方向を、便宜的に上下として説明している。
スイッチボックス330(430)は、図18に示すように、プッシャ35の下端に固定された弁体332の下面にスイッチ素子331の可動接点331aが固定されている。弁体332及び可動接点331aを収容して弁室333が形成され、この弁室333の弁体332と対向する面にはプッシャ35を囲む環状の弁座334が形成されている。弁座334とプッシャ35との間には隙間337が形成され、弁体332が弁座334から離れた状態のとき、弁室333を排気口25に連通している(図7参照)。そして、弁体332の弁座334と対向する部分には、弁座334と同様に環状のシール材332bが固定され、弁体332が弁座334に当接する際の気密性を確保している。可動接点331aの下面にもシール材332aが固定され、このシール材332aの下側に対向するようにシール材332aに向けて管状に突出して弁座335が形成されている。管状の弁座335によって形成される流路338はポンプ17の吐出口に連通されている(図7参照)。シール材332aは、弁座335に当接することによって流路338と弁室333との間の気密状態を保持する。
弁座335の両側には弁室333に沿ってスイッチ素子331の固定接点331b、331cが設けられている。可動接点331aは、弁座335を跨ぐ両端が固定接点331b、331cに対向して配置されている。管状の弁座335の周りにはばね336が設けられ、ばね336は弁体332及び可動接点331aを上方に付勢している。そのため、弁体332のシール材332bは弁座334に常時当接しており、可動接点331aの下面のシール材332aは弁座335から常時離間している。また、可動接点331aの両端は固定接点331b、331cから常時離間している。一方、プッシャ35が押圧操作されると、弁体332のシール材332bは弁座334から離間し、可動接点331aの下面のシール材332aは弁座335に当接する。また、可動接点331aの両端は固定接点331b、331cに当接して電気的に接触する。以上の構成は、スイッチボックス430でも共通であり、スイッチボックス430における各構成要素の符号に、図18ではカッコを付して示している。スイッチボックス330、430において、弁体332、432は本発明の第3弁体、第4弁体に相当し、弁室333、433は本発明の第3弁室、第4弁室に相当し、弁座334、434は本発明の第31弁座、第41弁座に相当し、弁座335、435は本発明の第32弁座、第42弁座に相当し、隙間337、437は本発明の第31連通路、第41連通路に相当し、流路338、438は本発明の第32連通路、第42連通路に相当し、可動接点331a、431aは本発明の第3可動接点、第4可動接点に相当し、固定接点331b、331c、431b、431cは本発明の第3固定接点、第4固定接点に相当する。
図22、23には、スイッチボックス330の可動接点331aのみを取り出して示している。可動接点331aはばね材から成り、可動接点331aの両端331dは、固定接点331b、331cに当接した状態で摺動可能なように、固定接点331b、331cとの当接部が、固定接点331b、331cに向けて突形状に湾曲形成されている。また、可動接点331aは、弁座335に対するシール材332aの当接圧と、固定接点331b、331cに対する可動接点331aの両端331dの接触圧とを、共に確保するため、可動接点331aの両端331dが固定接点331b、331cに当接してから可動接点331aがその両端331d間を開くように変形しながら、シール材332aが弁座335に当接するように構成されている。なお、スイッチボックス110、210、410の可動接点の構造についても、スイッチボックス330の可動接点331aと同構造とされている。
図24、25は、図22、23における可動接点331aの変形例を示す。図24と図22とを対比すると明らかなように、図24の変形例では、可動接点331aの両端331eをフォーク形状に分離させた形状としている。この形状によれば、可動接点331aの両端331eがそれぞれ3箇所で固定接点331b、331c(図18参照)に接触するため、接触の信頼性を高めることができる。
スイッチ素子331の更なる変形例としてメンブレンスイッチ(図示省略)を使用することもできる。
図16のスイッチボックス130は、大略スイッチボックス330と同一構成とされているが、スイッチボックス130は、スイッチ素子131のみが有効に機能し、切換弁の機能は不要であるため、プッシャ33の押圧操作の有無によってスイッチ素子131の可動接点131aが固定接点131b、131cに対して当接、離間してスイッチのオン・オフを行うように構成されている。スイッチボックス130において、可動接点131aは本発明の第1可動接点に相当し、固定接点131b、131cは本発明の第1固定接点に相当する。
図17のスイッチボックス220は、大略スイッチボックス330と同一構成とされているが、スイッチボックス220は、スイッチ素子の機能は不要であるため、切換弁228のみが有効に機能するようにされている。弁体222の上側には、スイッチボックス330のシール材332bと同様の環状のシール材222bが設けられ、このシール材222bに隣接してもう一つのシール材222cが設けられている。シール材222bに対向する弁座224に繋がる空間227はアッパブラダ18に連通され、シール材222cに対向する弁座225に繋がる空間226はロアブラダ19に連通されている(図7参照)。弁座224に繋がる空間227と弁座225に繋がる空間226は互いに独立して構成されている。そして、弁体222を収容する弁室223は排気口24に連通されている(図7参照)。スイッチボックス220において、弁体222は本発明の第2弁体に相当し、弁室223は本発明の第2弁室に相当し、弁座224、225は本発明の第2弁座に相当し、空間226、227は本発明の第2連通路に相当する。
第4実施形態におけるスイッチボックス130、220、330(430)は、第1実施形態におけるスイッチボックス110、210、310(410)と全く同様に機能し、操作ノブ15の操作に応じてアッパブラダ18及びロアブラダ19の給排気を行う。
図19、20は、本発明の第5実施形態におけるスイッチボックス140、340(440)を示す。第5実施形態が第4実施形態に対して特徴とする点は、第4実施形態のスイッチボックス130(図16参照)には切換弁の機能がなかったのに対し、スイッチボックス140には切換弁146の機能を備えるようにした点、並びに、第4実施形態のスイッチボックス330(430)(図18参照)の切換弁339(439)における切換モードを、スイッチボックス340(440)の切換弁347(447)では反対に変更した点である。そして、第5実施形態におけるスイッチボックス140、340(440)は、第2実施形態のシステム構成(図8参照)に組み込まれる。なお、第5実施形態の場合、図8のシステム構成において、スイッチボックス210は、図17のスイッチボックス220が用いられる。各スイッチボックス140、340、440の各切換弁146、347、447は、本発明の第2発明における第1弁装置、第5弁装置、第6弁装置に相当する。
スイッチボックス140は、図19に示すように、弁室143の弁体142と対向する面にはプッシャ33を囲む環状の弁座144が形成されている。弁座144とプッシャ33との間には隙間が形成され、この隙間を介して弁座144に繋がる空間と連通する流路145にはポンプ17の吐出口が連通されている。そして、弁体142の弁座144と対向する部分には、環状のシール材142bが固定され、弁体142が弁座144に当接する際の気密性を確保している。また、弁室143は逆止弁30、31を介してアッパブラダ18及びロアブラダ19に連通されている(図8参照)。スイッチボックス140において、スイッチ素子141の構成は、スイッチボックス130(図16参照)のスイッチ素子131の構成と全く同一である。スイッチボックス140において、弁体142は本発明の第5弁体に相当し、弁室143は本発明の第5弁室に相当し、弁座144は本発明の第5弁座に相当し、流路145は本発明の第5連通路に相当し、可動接点141aは本発明の第1可動接点に相当し、固定接点141b、141cは本発明の第1固定接点に相当する。
スイッチボックス340(440)は、図20に示すように、弁体342に対向する弁室345の内壁面に弁座344が形成されている。弁座344とプッシャ35との間には隙間が形成され、この隙間を介して弁座344に繋がる空間と連通する流路345は、ポンプ17の吐出口に連通されている。スイッチ素子341の下面のシール材342aによって当接される弁座343に繋がる空間の流路346は、排気口25に連通されている(図8参照)。スイッチボックス340(440)の構成は、ここで説明した以外、スイッチボックス330(430)(図18参照)と同一であるため、同一内容についての説明は省略する。また、スイッチボックス340に関する構成は、スイッチボックス430でも共通であり、スイッチボックス430における各構成要素の符号に、図20ではカッコを付して示している。スイッチボックス340、440において、弁体342、442は本発明の第6弁体、第7弁体に相当し、弁室345、445は本発明の第6弁室、第7弁室に相当し、弁座344、444は本発明の第33弁座、第43弁座に相当し、弁座343、443は本発明の第34弁座、第44弁座に相当し、空間345、445は本発明の第33連通路、第43連通路に相当し、空間346、446は本発明の第34連通路、第44連通路に相当し、可動接点341a、441aは本発明の第3可動接点、第4可動接点に相当し、固定接点341b、341c、441b、441cは本発明の第3固定接点、第4固定接点に相当する。
第5実施形態におけるスイッチボックス140、220、340(440)は、第2実施形態におけるスイッチボックス120、210、320(420)と全く同様に機能し、操作ノブ15の操作に応じてアッパブラダ18及びロアブラダ19の給排気を行う。
図21は、本発明の第6実施形態におけるスイッチボックス520を示す。第6実施形態が第3実施形態に対して特徴とする点は、第3実施形態におけるスイッチボックス110、510を、スイッチボックス130(図16参照)、520に置換した点である。その他の構成は、両者同一であり、同一部分についての再度の説明は省略する。スイッチボックス130の構成は上述したとおりである。
スイッチボックス520は、図21に示すように、図17におけるスイッチボックス220の弁座225を削除したもので、弁室524の弁体522と対向する面にはプッシャ36を囲む環状の弁座523が形成されている。弁座523とプッシャ36との間には隙間が形成され、この隙間を介して弁座523に繋がる空間には排出口27が連通されている(図9参照)。そして、弁体522の弁座523と対向する部分には、環状のシール材522bが固定され、弁体522が弁座523に当接する際の気密性を確保している。
第6実施形態は、第3実施形態と全く同様に機能し、操作ノブ21の操作に応じてスイッチボックス130、520が機能してブラダ20の給排気を行う。
第1、第4実施形態は、本発明の第発明に相当し、第2、第5実施形態は、本発明の第発明に相当する。
以上、特定の実施形態について説明したが、本発明は、それらの外観、構成に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。例えば、上記実施形態では、本発明を自動車のシートに適用したが、飛行機、船、電車等に搭載のシートに適用してもよい。また、上記実施形態では、本発明をランバーサポートに適用したが、マッサージ装置、サイドサポート等に適用してもよい。
1 自動車用シート(シート)
2 シートバック
3 シートクッション
10 操作ボックス
10a、10b、10c 空気コネクタ
10d 電気コネクタ
11、12、13、14 プッシャ(第1〜第4操作体)
15 操作ノブ
15a、15b、15c、15d 操作部
16 モータ
17 ポンプ
18 アッパブラダ(一方の空気袋)
19 ロアブラダ(他方の空気袋)
20 ブラダ(空気袋)
21 操作ノブ
22 プッシャ(第2操作体)
24、25、26、27 排気口
28、29、30、31、32 逆止弁
33、34、35、36 プッシャ(操作体)
110、130、510、520 スイッチボックス(スイッチ)
111、131、141、311、331、341、411、431、441 スイッチ素子(スイッチ)
111a 可動接点(第1可動接点)
111b 固定接点(第1固定接点)
111c、131c、311c、331c、411c、431c 固定接点
120 スイッチボックス(スイッチ)
121 第5弁体
122 第5弁室
123 第5弁座
124 空間(第5連通路)
125 切換弁(第1弁装置)
131a 可動接点(第1可動接点)
131b 可動接点(第1固定接点)
131d、131e 接点部
140 スイッチボックス(スイッチ)
141b 固定接点(第1固定接点)
141c 固定接点(第1固定接点)
142、442、511、522 弁体
142b、222a、222b、222c、332a、332b、342a、432a、432b、442a、442b、552b シール材
143、345、445、512、524 弁室
144、513、523 弁座
145 流路(第5連通路)
146 切換弁(第1弁装置)
210 スイッチボックス(切換弁、第2弁装置)
211 弁体(第2弁体)
212 弁室(第2弁室)
213 弁座(第2弁座)
214 空間(第2連通路)
220 スイッチボックス(スイッチ)
222 弁体(第2弁体)
223 弁室(第2弁室)
224、225 弁座(第2弁座)
226、227 空間(第2連通路)
228 切換弁(第2弁装置)
310 スイッチボックス(スイッチ)
311a 可動接点(第3可動接点)
311b 固定接点(第3固定接点)
312 弁体(第3弁体)
313 弁室(第3弁室)
314 弁座(第31弁座)
315 弁座(第32弁座)
316 空間(第31連通路)
317 空間(第32連通路)
318 切換弁(第3弁装置)
320 スイッチボックス(スイッチ)
321 弁体(第6弁体)
322 弁室(第6弁室)
323 弁座(第33弁座)
324 弁座(第34弁座)
325 空間(第33連通路)
326 空間(第34連通路)
327 切換弁(第5弁装置)
330 スイッチボックス(スイッチ)
331a 可動接点(第3可動接点)
331b 固定接点(第3固定接点)
332 弁体(第3弁体)
333 弁室(第3弁室)
334 弁座(第31弁座)
335 弁座(第32弁座)
337 隙間(第32連通路)
338 流路(第31連通路)
339 切換弁(第3弁装置)
340 スイッチボックス(スイッチ)
341b 固定接点(第3固定接点)
341c 固定接点(第3固定接点)
342 弁体(第6弁体)
343 弁座(第34弁座)
344 弁座(第33弁座)
345 流路(第33連通路)
346 流路(第34連通路)
347 切換弁(第5弁装置)
410 スイッチボックス(スイッチ)
411a 第3可動接点
411b 第3固定接点
412 弁体(第4弁体)
413 弁室(第4弁室)
414 弁座(第41弁座)
415 弁座(第42弁座)
416 空間(第41連通路)
417 空間(第42連通路)
418 切換弁(第4弁装置)
420 スイッチボックス(スイッチ)
421 弁体(第7弁体)
422 弁室(第7弁室)
423 弁座(第43弁座)
424 弁座(第44弁座)
425 空間(第43連通路)
426 空間(第44連通路)
427 切換弁(第6弁装置)
430 スイッチボックス(スイッチ)
431a 可動接点(第4可動接点)
431b 固定接点(第4固定接点)
432 弁体(第4弁体)
433 弁室(第4弁室)
434 弁座(第41弁座)
435 弁座(第42弁座)
437 隙間(第42連通路)
438 流路(第41連通路)
439 切換弁(第4弁装置)
440 スイッチボックス(スイッチ)
441b 固定接点(第4固定接点)
441c 固定接点(第4固定接点)
442 弁体(第7弁体)
443 弁座(第44弁座)
444 弁座(第43弁座)
445 流路(第43連通路)
446 流路(第44連通路)
447 切換弁(第6弁装置)

Claims (4)

  1. アクチュエータとして空気袋を使用するシステムを備えた乗物用シートであって、
    前記空気袋へ空気を供給するために作動されるポンプと、
    前記ポンプを作動するためにオン・オフ操作されるスイッチと、
    前記空気袋の空気の給排気経路に設けられ、前記空気袋に空気を供給するときは、前記給排気経路を前記ポンプの吐出口に接続し、前記空気袋から空気を排出するときは、前記給排気経路を排気口に接続する切換弁とを備え、
    前記切換弁は、前記スイッチ内に組み込まれ、前記スイッチのオン・オフ操作力を受けて、前記スイッチのオン・オフ操作に合わせて前記空気袋の給排気を実現するように構成されており、
    前記空気袋は一対の空気袋から成り、各空気袋は個別に膨張・収縮可能に構成され、
    前記スイッチは、一つの操作ノブにより
    前記一対の空気袋を同時に膨張させる第1位置と、
    前記一対の空気袋を同時に収縮させる第2位置と、
    前記一対の空気袋の一方を膨張させ、他方を収縮させる第3位置と、
    前記一対の空気袋の一方を収縮させ、他方を膨張させる第4位置と
    に切り換えられるように構成され、
    前記第1位置では、操作力を受けた第1操作体の移動に伴い、前記ポンプの作動回路を導通状態とするように、前記スイッチを構成する固定接点に対して可動接点を電気的に接触させ、
    前記第2位置では、操作力を受けた第2操作体の移動に伴い、前記一対の空気袋を収縮させるように、前記切換弁を構成する第2弁装置を作動させて、前記一対の空気袋の各給排気経路と前記排気口との間を遮断状態から連通状態とさせ、
    前記第3位置では、操作力を受けた第3操作体の移動に伴い、前記ポンプの作動回路を導通状態とするように、前記スイッチを構成する固定接点に対して可動接点を電気的に接触させ、且つ前記他方の空気袋を膨張可能な状態から収縮させる状態とするように、前記切換弁を構成する第3弁装置を作動させて、前記他方の空気袋の給排気経路と前記ポンプの吐出口との間を連通状態から遮断状態とさせ、しかも前記他方の空気袋の給排気経路と前記排気口との間を遮断状態から連通状態とさせ、
    前記第4位置では、操作力を受けた第4操作体の移動に伴い、前記ポンプの作動回路を導通状態とするように、前記スイッチを構成する固定接点に対して可動接点を電気的に接触させ、且つ前記一方の空気袋を膨張可能な状態から収縮させる状態とするように、前記切換弁を構成する第4弁装置を作動させて、前記一方の空気袋の給排気経路と前記ポンプの吐出口との間を連通状態から遮断状態とさせ、しかも前記一方の空気袋の給排気経路と前記排気口との間を遮断状態から連通状態とさせる乗物用シート。
  2. アクチュエータとして空気袋を使用するシステムを備えた乗物用シートであって、
    前記空気袋へ空気を供給するために作動されるポンプと、
    前記ポンプを作動するためにオン・オフ操作されるスイッチと、
    前記空気袋の空気の給排気経路に設けられ、前記空気袋に空気を供給するときは、前記給排気経路を前記ポンプの吐出口に接続し、前記空気袋から空気を排出するときは、前記給排気経路を排気口に接続する切換弁とを備え、
    前記切換弁は、前記スイッチ内に組み込まれ、前記スイッチのオン・オフ操作力を受けて、前記スイッチのオン・オフ操作に合わせて前記空気袋の給排気を実現するように構成されており、
    前記空気袋は一対の空気袋から成り、各空気袋は個別に膨張・収縮可能に構成され、
    前記スイッチは、一つの操作ノブにより
    前記一対の空気袋を同時に膨張させる第1位置と、
    前記一対の空気袋を同時に収縮させる第2位置と、
    前記一対の空気袋の一方を膨張させ、他方を収縮させる第3位置と、
    前記一対の空気袋の一方を収縮させ、他方を膨張させる第4位置と
    に切り換えられるように構成され、
    前記第1位置では、操作力を受けた第1操作体の移動に伴い、前記ポンプの作動回路を導通状態とするように、前記スイッチを構成する固定接点に対して可動接点を電気的に接触させ、且つ前記一対の空気袋を膨張可能な状態とするように、前記切換弁を構成する第1弁装置を作動させて、前記一対の空気袋の各給排気経路と前記ポンプの吐出口との間を遮断状態から連通状態とさせ、
    前記第2位置では、操作力を受けた第2操作体の移動に伴い、前記一対の空気袋を収縮させるように、前記切換弁を構成する第2弁装置を作動させて、前記一対の空気袋の各給排気経路と前記排気口との間を遮断状態から連通状態とさせ、
    前記第3位置では、操作力を受けた第3操作体の移動に伴い、前記ポンプの作動回路を導通状態とするように、前記スイッチを構成する固定接点に対して可動接点を電気的に接触させ、且つ前記一方の空気袋を収縮させる状態から膨張可能な状態とするように、前記切換弁を構成する第5弁装置を作動させて、前記一方の空気袋の給排気経路と前記ポンプの吐出口との間を遮断状態から連通状態とさせ、しかも前記一方の空気袋の給排気経路と前記排気口との間を連通状態から遮断状態とさせ、
    前記第4位置では、操作力を受けた第4操作体の移動に伴い、前記ポンプの作動回路を導通状態とするように、前記スイッチを構成する固定接点に対して可動接点を電気的に接触させ、且つ前記他方の空気袋を収縮させる状態から膨張可能な状態とするように、前記切換弁を構成する第6弁装置を作動させて、前記他方の空気袋の給排気経路と前記ポンプの吐出口との間を遮断状態から連通状態とさせ、しかも前記他方の空気袋の給排気経路と前記排気口との間を連通状態から遮断状態とさせる乗物用シート。
  3. 請求項において、
    前記スイッチは、
    前記第1位置に対応して、
    第1固定接点と、
    操作力を受けて前記第1固定接点に対して相対移動して電気的に接触する第1可動接点とを備え、
    前記第2位置に対応して、
    操作力を受けて移動するように設けられた第2弁体と、
    該第2弁体を移動自在に収容し、前記排気口に連通された第2弁室と、
    前記一対の空気袋にそれぞれ連通された第2連通路の端部を構成するように前記第2弁室の内壁面に形成され、前記第2弁体に当接可能に対向配置され、前記第2弁体に当接されていない状態では前記第2連通路を前記第2弁室に開放し、前記第2弁体に当接されている状態では前記第2連通路を前記第2弁室に対して遮断する第2弁座とを備え、
    前記第3位置及び第4位置に対応して、
    第3及び第4固定接点と、
    操作力を受けて前記第3及び第4固定接点に対して相対移動して電気的に接触する第3及び第4可動接点と、
    第3及び第4可動接点と共に移動するように設けられた第3及び第4弁体と、
    該第3及び第4弁体を移動自在に収容し、前記他方の空気袋及び前記一方の空気袋に連通された第3及び第4弁室と、
    前記排気口に連通された第31及び第41連通路の端部を構成するように前記第3及び第4弁室の内壁面に形成され、前記第3及び第4弁体に当接可能に対向配置され、前記第3及び第4弁体に当接されていない状態では前記第31及び第41連通路を前記第3及び第4弁室に開放し、前記第3及び第4弁体に当接されている状態では前記第31及び第41連通路を前記第3及び第4弁室に対して遮断する第31及び第41弁座と
    前記ポンプ吐出口に連通された第32及び第42連通路の端部を構成するように前記第3及び第4弁室の内壁面に形成され、前記第3及び第4弁体に当接可能に対向配置され、前記第3及び第4弁体に当接されていない状態では前記第32及び第42連通路を前記第3及び第4弁室に開放し、前記第3及び第4弁体に当接されている状態では前記第32及び第42連通路を前記第3及び第4弁室に対して遮断する第32及び第42弁座とを備え、
    前記第3及び第4弁体は、前記第3及び第4可動接点が前記第3及び第4固定接点に電気的に接触していない状態では前記第31及び第41弁座に当接して前記第32及び第42弁座に当接せず、前記第3及び第4可動接点が前記第3及び第4固定接点に電気的に接触している状態では前記第32及び第42弁座に当接して前記第31及び第41弁座に当接しない乗物用シート。
  4. 請求項において、
    前記スイッチは、
    前記第1位置に対応して、
    第1固定接点と、
    操作力を受けて前記第1固定接点に対して相対移動して電気的に接触する第1可動接点と、
    該第1可動接点と共に移動するように設けられた第5弁体と、
    該第5弁体を移動自在に収容し、前記ポンプ吐出口に連通された第5弁室と、
    前記一対の空気袋に連通された第5連通路の端部を構成するように前記第5弁室の内壁面に形成され、前記第5弁体に当接可能に対向配置され、前記第5弁体に当接されていない状態では前記第5連通路を前記第5弁室に開放し、前記第5弁体に当接されている状態では前記第5連通路を前記第5弁室に対して遮断する第5弁座とを備え、
    前記第2位置に対応して、
    操作力を受けて移動するように設けられた第2弁体と、
    該第2弁体を移動自在に収容し、前記排気口に連通された第2弁室と、
    前記一対の空気袋にそれぞれ連通された第2連通路の端部を構成するように前記第2弁室の内壁面に形成され、前記第2弁体に当接可能に対向配置され、前記第2弁体に当接されていない状態では前記第2連通路を前記第2弁室に開放し、前記第2弁体に当接されている状態では前記第2連通路を前記第2弁室に対して遮断する第2弁座とを備え、
    前記第3位置及び第4位置に対応して、
    第3及び第4固定接点と、
    操作力を受けて前記第3及び第4固定接点に対して相対移動して電気的に接触する第3及び第4可動接点と、
    該第3及び第4可動接点と共に移動するように設けられた第6及び第7弁体と、
    該第6及び第7弁体を移動自在に収容し、前記一方の空気袋及び前記他方の空気袋に連通された第6及び第7弁室と、
    前記ポンプ吐出口に連通された第33及び第43連通路の端部を構成するように前記第6及び第7弁室の内壁面に形成され、前記第6及び第7弁体に当接可能に対向配置され、前記第6及び第7弁体に当接されていない状態では前記第33及び第43連通路を前記第6及び第7弁室に開放し、前記第6及び第7弁体に当接されている状態では前記第33及び第43連通路を前記第6及び第7弁室に対して遮断する第33及び第43弁座と、
    前記排気口に連通された第34及び第44連通路の端部を構成するように前記第6及び第7弁室の内壁面に形成され、前記第6及び第7弁体に当接可能に対向配置され、前記第6及び第7弁体に当接されていない状態では前記第34及び第44連通路を前記第6及び第7弁室に開放し、前記第6及び第7弁体に当接されている状態では前記第34及び第44連通路を前記第6及び第7弁室に対して遮断する第34及び第44弁座とを備え、
    前記第6及び第7弁体は、前記第3及び第4可動接点が前記第3及び第4固定接点に電気的に接触していない状態では前記第33及び第43弁座に当接して前記第34及び第44弁座に当接せず、前記第3及び第4可動接点が前記第3及び第4固定接点に電気的に接触している状態では前記第34及び第44弁座に当接して前記第33及び第43弁座に当接しない乗物用シート。
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