JP6345891B2 - 情報提供システム、情報提供方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報提供システム、情報提供方法、及びプログラムに関する。
従来、投稿者により投稿された、任意の場所に関する投稿内容をユーザに提供する技術が知られている。例えば、特許文献1には、顧客の属性に基づいて、店舗で見た商品の口コミなどの投稿内容を広めるかを制御することによって、店舗側の意図に応じた範囲内での広がりに制限するシステムが記載されている。
特開2013−200739号公報
上記のような投稿は一般的に匿名性が高いため、虚偽の内容が投稿されることがある。しかし、ユーザが投稿内容を見ただけではその真偽を判断することは難しく、投稿内容の真偽を確かめるためには、自分で情報を調べたり実際にその場所に行ったりする必要があった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、任意の場所に関する投稿内容の真偽を判断するための情報をユーザに提供することである。
上記課題を解決するために、本発明に係る情報提供システムは、投稿者により投稿された、任意の場所に関する投稿内容を取得する投稿内容取得手段と、前記投稿内容取得手段により取得された投稿内容が示す前記場所に飛行して状況を検出するように、無人航空機に指示する指示手段と、前記無人航空機により検出された、前記場所の状況を取得する状況取得手段と、前記状況取得手段により取得された状況に基づいて、ユーザに情報提供を行う情報提供手段と、を含むことを特徴とする。
本発明に係る情報提供方法は、投稿者により投稿された、任意の場所に関する投稿内容を取得する投稿内容取得ステップと、前記投稿内容取得ステップにより取得された投稿内容が示す前記場所に飛行して状況を検出するように、無人航空機に指示する指示ステップと、前記無人航空機により検出された、前記場所の状況を取得する状況取得ステップと、前記状況取得ステップにより取得された状況に基づいて、ユーザに情報提供を行う情報提供ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、投稿者により投稿された、任意の場所に関する投稿内容を取得する投稿内容取得手段、前記投稿内容取得手段により取得された投稿内容が示す前記場所に飛行して状況を検出するように、無人航空機に指示する指示手段、前記無人航空機により検出された、前記場所の状況を取得する状況取得手段、前記状況取得手段により取得された状況に基づいて、ユーザに情報提供を行う情報提供手段、としてコンピュータを機能させる。
また、本発明に係る情報記憶媒体は、上記のプログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体である。
また、本発明の一態様では、前記情報提供システムは、前記投稿内容取得手段により取得された投稿内容の信頼性に関する信頼性情報を取得する信頼性情報取得手段を更に含み、前記指示手段は、前記信頼性情報取得手段により取得された信頼性情報に基づいて、前記無人航空機に指示をする、ことを特徴とする。
また、本発明の一態様では、前記指示手段は、前記投稿内容取得手段により取得された第1の投稿内容が示す第1の場所に前記無人航空機が移動している間に、当該第1の投稿内容の信頼性情報よりも高い信頼性情報を有する第2の投稿内容が前記投稿内容取得手段により取得された場合、前記無人航空機の移動先を当該第2の投稿内容が示す第2の場所に変更する、を更に含むことを特徴とする。
また、本発明の一態様では、前記指示手段は、前記第1の投稿内容の前記信頼性情報が基準以上である場合は、前記無人航空機の移動先を変更せず、前記第1の投稿内容の前記信頼性情報が基準未満である場合に、前記無人航空機の移動先を前記第2の場所に変更する、ことを特徴とする。
また、本発明の一態様では、前記情報提供システムは、投稿者端末の位置情報を取得する位置情報取得手段を更に含み、前記信頼性情報取得手段は、前記位置情報取得手段により取得された位置情報と、前記投稿内容取得手段により取得された投稿内容が示す場所と、の比較結果に基づいて、前記信頼性情報を取得する、ことを特徴とする。
また、本発明の一態様では、前記信頼性情報は、投稿者ごとに関連付けられた情報であり、前記情報提供システムは、各投稿者の過去の投稿内容に基づいて、当該投稿者の前記信頼性情報を決定する信頼性情報決定手段を更に含み、前記信頼性情報取得手段は、前記投稿内容取得手段により取得された投稿内容の投稿者の前記信頼性情報を取得する、ことを特徴とする。
また、本発明の一態様では、前記投稿内容取得手段により取得される投稿内容は、任意の場所における出来事に関するものであり、前記情報提供システムは、前記状況取得手段により取得された状況に基づいて、前記出来事が終了したか否かを判定する終了判定手段と、前記終了判定手段により終了したと判定された場合、所定の場所に戻るように、前記無人航空機に指示する帰還指示手段と、を更に含むことを特徴とする。
また、本発明の一態様では、前記情報提供システムは、前記無人航空機の電池又は燃料の残量に関する残量情報を取得する残量取得手段と、前記残量取得手段により取得された残量情報に基づいて、前記無人航空機の電池又は燃料の残量が所定未満であるか否かを判定する残量判定手段と、を更に含み、前記帰還指示手段は、前記残量判定手段により所定未満であると判定された場合、前記終了判定手段により終了したと判定されなくても、前記所定の場所に戻るように、前記無人航空機に指示する、ことを特徴とする。
また、本発明の一態様では、前記情報提供システムは、前記残量判定手段により所定未満であると判定された場合、前記投稿内容取得手段により取得された投稿内容が示す場所に移動するように、前記無人航空機以外の無人航空機に指示する、ことを特徴とする。
また、本発明の一態様では、前記情報提供手段は、前記状況取得手段により取得された状況を前記ユーザに提供することによって情報提供を行う、ことを特徴とする。
また、本発明の一態様では、前記情報提供手段は、前記状況取得手段により取得された状況と、前記投稿内容取得手段により取得された投稿内容と、の比較結果に基づく情報を前記ユーザに提供することによって情報提供を行う、ことを特徴とする。
本発明によれば、任意の場所に関する投稿内容の真偽を判断するための情報をユーザに提供することが可能になる。
情報提供システムのハードウェア構成を示す図である。 情報提供システムの処理の概要を示す図である。 投稿内容の一覧であるタイムラインの一例を示す図である。 投稿内容の一覧であるタイムラインの一例を示す図である。 情報提供システムで実現される機能の一例を示す機能ブロック図である。 投稿データベースの一例を示す図である。 場所データベースの一例を示す図である。 情報提供システムにおいて実行される処理の一例を示すフロー図である。 変形例の機能ブロック図である。 変形例(2)における無人航空機の移動の様子を示す図である。 投稿者データベースのデータ格納例を示す図である。
[1.情報提供システムのハードウェア構成]
以下、本発明に関わる情報提供システムの実施形態の例を説明する。本実施形態では、ソーシャルネットワーキングサービスにおいてユーザ間で投稿内容を共有する場面を例に挙げて、情報提供システムの処理の一例を説明する。なお、本実施形態では、投稿をしたユーザを投稿者と記載する。
図1は、情報提供システムのハードウェア構成を示す図である。図1に示すように、情報提供システム1は、サーバ10、無人航空機20、投稿者端末30、及びユーザ端末40を含む。サーバ10、無人航空機20、投稿者端末30、及びユーザ端末40は、それぞれネットワークを介してデータ送受信可能に接続される。なお、ここでは、これらを1台ずつとして説明しているが、複数台ずつあってもよい。
サーバ10は、サーバコンピュータである。サーバ10は、制御部11、記憶部12、及び通信部13を含む。制御部11は、例えば、一又は複数のマイクロプロセッサを含む。制御部11は、記憶部12に記憶されたプログラムやデータに従って処理を実行する。記憶部12は、主記憶部及び補助記憶部を含む。例えば、主記憶部はRAMなどの揮発性メモリであり、補助記憶部は、ハードディスクやフラッシュメモリなどの不揮発性メモリである。通信部13は、有線通信又は無線通信用のネットワークカードを含む。通信部13は、ネットワークを介してデータ通信を行う。
無人航空機20は、人が搭乗しない航空機であり、例えば、バッテリーで駆動する無人航空機(いわゆるドローン)やエンジンで駆動する無人航空機である。無人航空機20は、制御部21、記憶部22、通信部23、及びセンサ部24を含む。なお、無人航空機20は、プロペラ・モーター・バッテリーなどの一般的なハードウェアも含むが、ここでは省略している。また、制御部21、記憶部22、及び通信部23のハードウェア構成は、それぞれ制御部11、記憶部12、及び通信部13と同様であるので説明を省略する。
センサ部24は、GPSセンサ、カメラ(イメージセンサ)、マイク(音声センサ)、風向風速センサ、加速度センサ、ジャイロセンサ、及び赤外線センサを含む。なお、無人航空機20には、任意のセンサが搭載されてよく、センサ部24は、地磁気センサ、高度センサ、変位センサ、又は温度センサ等を含んでもよい。
投稿者端末30は、投稿者が操作するコンピュータであり、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯情報端末(タブレット型コンピュータを含む)、又は携帯電話機(スマートフォンを含む)等である。投稿者端末30は、制御部31、記憶部32、通信部33、操作部34、及び表示部35を含む。制御部31、記憶部32、及び通信部33のハードウェア構成は、それぞれ制御部11、記憶部12、及び通信部13と同様であるので説明を省略する。
操作部34は、投稿者が操作を行うための入力デバイスであり、例えば、タッチパネルやマウス等のポインティングデバイスやキーボード等である。操作部34は、操作内容を制御部31に伝達する。表示部35は、例えば、液晶表示部又は有機EL表示部等である。表示部35は、制御部31の指示に従って画面を表示する。
ユーザ端末40は、ユーザが操作するコンピュータであり、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯情報端末(タブレット型コンピュータを含む)、又は携帯電話機(スマートフォンを含む)等である。ユーザ端末40は、制御部41、記憶部42、通信部43、操作部44、及び表示部45を含む。制御部41、記憶部42、通信部43、操作部44、及び表示部45のハードウェア構成は、それぞれ制御部11、記憶部12、通信部13、操作部34、及び表示部35と同様であるので説明を省略する。
なお、記憶部12,22,32,42に記憶されるものとして説明するプログラム及びデータは、ネットワークを介してこれらに供給されるようにしてもよい。また、サーバ10、無人航空機20、投稿者端末30、及びユーザ端末40のハードウェア構成は、上記の例に限られず、種々のコンピュータのハードウェアを適用可能である。例えば、サーバ10、無人航空機20、投稿者端末30、及びユーザ端末40の各々は、コンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体を読み取る読取部(例えば、光ディスクドライブやメモリカードスロット)を含んでもよい。この場合、情報記憶媒体に記憶されたプログラムやデータが読取部を介して、各コンピュータに供給されるようにしてもよい。
[2.情報提供システムの処理の概要]
図2は、情報提供システム1の処理の概要を示す図であり、図3及び4は、投稿内容の一覧であるタイムラインの一例を示す図である。タイムライン50は表示部45に表示される。ここでは、交通事故や交通渋滞に関する投稿が行われる場合を例に挙げる。本実施形態では、投稿者は、自身の投稿内容を分類するための属性を指定することができる。例えば、投稿者は、所定の記号を入力することで属性を指定できる。ここでは、投稿者は、「#(ハッシュタグ)」の後に属性を指定する。図3の場合、「X」という名前の投稿者が「#事故」や「#渋滞」の文字列を含む投稿をすると、その投稿は交通事故や交通渋滞に関するものとして分類される。
サーバ10は、「#事故」又は「#渋滞」を含む投稿を受け付けると、無人航空機20に対して、投稿内容が示す場所に飛行して写真を撮影するように指示する。なお、無人航空機20は、高速道路付近の所定の待機場所で待機しているものとする。図3に示すように、投稿者は「A高速道路のBトンネル」付近の事故渋滞について投稿しているので、図2に示すように、サーバ10は、この場所への飛行を無人航空機20に指示する。無人航空機20は、サーバ10の指示に従い、「A高速道路のBトンネル」付近に飛行して上空から撮影する。サーバ10は、無人航空機20が撮影した画像データを受信し、図4に示すように、自動的に写真付きの投稿を行う。このように、情報提供システム1では、ユーザは無人航空機20が撮影した写真付きの投稿を見ることで、投稿者Xによる投稿の真偽を容易に判断することができるようになっている。以降、当該技術の詳細について説明する。
[3.情報提供システムにおいて実現される機能]
図5は、情報提供システム1で実現される機能の一例を示す機能ブロック図である。図5に示すように、本実施形態では、データ記憶部60、投稿内容取得部61、指示部62、状況取得部63、及び情報提供部64が、サーバ10で実現される場合を説明する。
[3−1.データ記憶部]
データ記憶部60は、記憶部12を主として実現される。データ記憶部60は、ユーザに情報提供をするためのデータを記憶する。ここでは、データ記憶部60が記憶するデータとして、投稿データベース及び場所データベースを説明する。
図6は、投稿データベースの一例を示す図である。図6に示すように、投稿データベースは、投稿者による投稿内容を格納するデータベースである。例えば、投稿データベースには、各投稿を一意に識別する投稿ID、投稿者を識別する投稿者ID、投稿内容、及び投稿日時が格納される。本実施形態では、投稿内容は、テキスト、画像データ、及び属性を含むものとする。画像データは、静止画を示してもよいし、動画を示してもよい。先述したように、属性は、ハッシュタグを利用して指定することができる。なお、画像を含まない投稿には、画像データは格納されず、属性が指定されない投稿には、属性は格納されないようにしてよい。
図7は、場所データベースの一例を示す図である。図7に示すように、場所データベースは、地球上の場所に関するデータベースである。ここでは、無人航空機20が移動可能な場所に関する情報が場所データベースに格納される。無人航空機20が移動可能な場所とは、無人航空機20の待機場所から所定距離以内の場所である。本実施形態では、無人航空機20は、事故や渋滞の様子を撮影するために高速道路の付近に配置されるので、高速道路内のインターチェンジ、パーキングエリア、橋、又はトンネルなどの特徴物の場所が場所データベースに格納される。
図7に示すように、場所データベースには、場所を一意に識別する場所ID、場所名、緯度経度情報、及び場所に関連するキーワードが格納される。緯度経度情報は、地球上の南北方向の位置及び東西方向の位置を特定する情報であり、例えば、度・分・秒の各数値により示される。なお、ここでは、場所データベースに緯度経度情報が格納される場合を説明するが、地球上の場所を特定可能な情報が場所データベースに格納されるようにすればよく、例えば、緯度経度情報ではなく住所情報が格納されてもよい。また、場所データベースに格納される場所は、目印となる特徴物(ランドマーク)であればよく、上記のインターチェンジ等以外にも、例えば、建物、道路、交差点、駅、バス停、住所、地名などが場所データベースに格納されるようにしてよい。キーワードは、場所の名前や特徴を表す単語であり、予め管理者により指定されたものであればよい。
なお、データ記憶部60に記憶されるデータは上記の例に限られない。データ記憶部60は、ユーザに情報提供を行うために必要なデータを記憶すればよい。例えば、データ記憶部60は、各ユーザの個人情報を格納したユーザデータベースを記憶してもよい。ユーザデータベースには、ユーザを一意に識別するユーザID(ユーザアカウント)、ユーザ名、所定の関係にある他のユーザ、及びユーザの連絡先(メールアドレスなど)が格納される。所定の関係にある他のユーザとしては、例えば、友人関係にあるユーザ、フォローしているユーザ、又はフォローされているユーザである。投稿データベースに格納される投稿者IDは、投稿者のユーザIDとなる。
他にも例えば、データ記憶部60は、無人航空機20に関するデータベースを記憶してもよい。このデータベースには、複数の無人航空機20の各々の基本情報や現在の状態に関する情報が格納される。更に、このデータベースには、無人航空機20に指示を送信するための宛先情報(例えば、メールアドレスやIPアドレスなど)や無人航空機20の機種情報が格納されていてもよい。また、データ記憶部60は、住所情報と緯度経度情報との関係を示すデータや無人航空機20の移動ルートを決定するための地図データを記憶してもよい。
[3−2.投稿内容取得部]
投稿内容取得部61は、制御部11を主として実現される。投稿内容取得部61は、投稿者により投稿された、任意の場所に関する投稿内容を取得する。投稿内容は、地球上の場所の状況を示すものであり、例えば、任意の場所の様子、出来事、混雑具合、又は気候などである。投稿内容取得部61は、投稿データベースに格納された投稿内容を取得してもよいし、投稿者端末30から投稿内容を取得してもよい。
[3−3.指示部]
指示部62は、制御部11を主として実現される。指示部62は、投稿内容取得部61により取得された投稿内容が示す場所に飛行して状況を検出するように、無人航空機20に指示する。投稿内容が示す場所とは、投稿内容に基づいて定まる場所である。指示部62は、投稿内容を解析して場所を特定する。本実施形態では、指示部62は、投稿内容のテキストを解析して場所を特定する場合を説明する。例えば、指示部62は、投稿内容のテキストと、場所データベースのキーワードと、を比較して、一致するキーワードがあるかを判定する。一致判定は、テキストの完全一致でもよいし部分一致でもよい。指示部62は、一致すると判定されたキーワードに関連付けられた場所を、投稿内容が示す場所として特定する。
指示部62は、無人航空機20に所定形式のデータを送信することによって指示を行う。この指示には、投稿内容が示す場所を識別する場所情報が含まれている。別の言い方をすれば、場所情報は、無人航空機20の目的地を示すものであり、例えば、緯度経度情報や住所情報である。本実施形態では、場所情報が緯度経度情報である場合を説明する。なお、緯度経度情報は2次元的な情報であるが、場所情報は、3次元的な情報であってもよい。この場合、場所情報は、緯度経度情報の他に、高さを示す高度情報を含む。高度情報は、上空から各場所の情報を十分に検出可能な高さであればよく、場所ごとに異なってもよいし同じであってもよい。また、場所情報が住所情報である場合には、無人航空機20は、住所情報と緯度経度情報との関係を記憶しており、無人航空機20において、住所情報が緯度経度情報に変換されるようにしてもよい。
なお、投稿内容から場所を特定する方法は、上記の例に限られない。例えば、投稿内容の付帯情報として場所を指定可能な場合には、指示部62は、投稿内容の付帯情報に基づいて、投稿者が投稿時に指定した場所を取得してもよい。付帯情報としては、先述したハッシュタグが用いられてもよい。この場合、指示部62は、投稿内容の属性から場所を特定することになる。
[3−4.状況取得部]
状況取得部63は、制御部11を主として実現される。状況取得部63は、無人航空機20により検出された、投稿内容が示す場所の状況を取得する。例えば、状況取得部63は、投稿内容が示す場所の様子を撮影した画像(静止画又は動画)、当該場所の音を検出した音声、又は当該場所における気候(天気・風向・風速・気温・湿度など)を取得する。状況取得部63が取得する状況としては、無人航空機20のセンサ部24で検出可能な情報であればよく、ここでは、その一例として画像を説明する。なお、本実施形態では、状況取得部63がサーバ10で実現される場合を説明するので、状況取得部63は、投稿内容が示す場所で無人航空機20のセンサ部24により撮影された画像データを取得することになる。
[3−5.情報提供部]
情報提供部64は、制御部11を主として実現される。情報提供部64は、状況取得部63により取得された状況に基づいて、ユーザに情報提供を行う。情報提供部64は、状況取得部63により取得された状況そのものをユーザに提供してもよいし、状況取得部63により取得された状況に基づいて生成した情報をユーザに提供してもよい。本実施形態では、情報提供部64は、状況取得部63により取得された状況をユーザに提供することによって情報提供を行う場合を説明する。
例えば、情報提供部64は、ユーザ端末40に対して提供対象の情報を送信することによって、ユーザに情報提供を行う。情報提供は、視覚的又は聴覚的に行われるようにすればよく、画像や音声を利用してもよいし、テキスト(メッセージ)を利用してもよい。テキストは、電子メール内のテキストであってもよいし、電子掲示板やソーシャルネットワーキングサービスでやり取りされるテキストであってもよい。他にも例えば、ユーザ端末40がスマートフォンやタブレット型端末である場合には、プッシュ通知に含めるテキストであってもよい。本実施形態では、情報提供部64は、状況取得部63が取得した画像データを、タイムライン50においてユーザに提供することになる。なお、情報提供部64は、投稿データベースを参照してタイムライン50を生成すればよい。
[4.情報提供システムにおいて実行される処理]
図8は、情報提供システム1において実行される処理の一例を示すフロー図である。図8に示す処理は、制御部11,21,31,41が、それぞれ記憶部12,22,32,42に記憶されたプログラムに従って動作することによって実行される。下記に説明する処理は、図5に示す機能ブロックが実行する処理の一例である。
図8に示すように、まず、投稿者端末30において、制御部31は、投稿者が操作部34から入力した投稿内容をサーバ10に送信する(S1)。投稿内容は、所定形式のデータにより送信されるようにすればよい。S1においては、制御部31は、投稿者のユーザIDとともに投稿内容を送信する。投稿者が画像付きの投稿をした場合には、制御部31は、その画像データも送信することになる。
サーバ10においては、投稿内容を受信すると、制御部11は、受信した投稿内容を投稿データベースに格納する(S2)。S2においては、制御部11は、投稿IDを新たに発行して、その投稿IDとともに、投稿者のユーザID、受信した投稿内容、及び現在の日時を投稿データベースに格納することになる。なお、投稿内容のテキストにハッシュタグが含まれている場合には、制御部11は、ハッシュタグにより指定された属性を投稿データベースに格納する。
制御部11は、S2で格納した投稿内容を参照する(S3)。ここでは、無人航空機20は、事故現場又は渋滞現場に向かうために配置されているので、S3においては、投稿内容に「#事故」又は「#渋滞」のハッシュタグが含まれているかを判定することになる。ここでは、S2において投稿データベースの属性にハッシュタグの内容が格納されているので、制御部11は、投稿データベースの属性を参照することでS3の処理を実行する。
投稿内容が所定の属性を有しない場合(S3;その他)、事故や渋滞の内容の投稿ではないので、本処理は終了する。一方、投稿内容が所定の属性を有する場合(S3;所定属性)、制御部11は、場所データベースに格納されたキーワードが投稿内容に含まれるかを判定する(S4)。S4においては、制御部11は、投稿内容のテキストとキーワードとの一致判定を行う。
キーワードが投稿内容に含まれないと判定された場合(S4;N)、無人航空機20が移動可能な場所に関する投稿ではないので、本処理は終了する。一方、キーワードが投稿内容に含まれると判定された場合(S4;Y)、制御部11は、キーワードに関連付けられた場所の緯度経度情報を取得する(S5)。制御部11は、S5で取得した緯度経度情報が示す場所に飛行してその場所の状況を検出するように、無人航空機20に指示する(S6)。S6における指示は、所定形式のデータで行われるようにすればよく、この指示にS5で取得した緯度経度情報が含まれているものとする。
無人航空機20においては、指示を受信すると、制御部21は、受信した緯度経度情報が示す場所への飛行を開始する(S7)。無人航空機20が指定された場所に飛行する方法自体は、公知の自動操縦方法で行われるようにすればよい。例えば、無人航空機20は、センサ部24のGPSセンサから得られた緯度経度情報を現在地とし、S7で受信した緯度経度情報を目的地に設定して自動飛行をすればよい。そして、無人航空機20は、現在地から目的地に向けた方向が進行方向となるように、プロペラの制御を行えばよい。なお、進行方向は、センサ部24の地磁気センサから得られた方角を利用して決定されるようにすればよい。また、現在地から目的地に到達するための飛行ルートは、所定の経路検索アルゴリズムにより決定されるようにすればよい。
制御部21は、投稿内容が示す場所に到着したかを判定する(S8)。S8においては、制御部21は、現在地の緯度経度情報と、目的地の緯度経度情報と、が一致したかを判定する。到着したと判定された場合(S8;Y)、制御部21は、センサ部24のカメラで上空から撮影する(S9)。S9においては、制御部21は、静止画モードで撮影してもよいし、動画モードで撮影してもよい。静止画モードの場合の撮影枚数や動画モードの場合の撮影時間は、任意であってよく、例えば、これらは固定値であってもよいし、撮影場所や投稿内容に応じて異なってもよい。制御部21は、S9で得られた画像データをサーバ10に送信し(S10)、待機場所への飛行を開始する。なお、無人航空機20は、待機場所の緯度経度情報を記憶部22に記憶しておき、目的地に待機場所を設定して自動操縦を開始することで、待機場所に戻るようにすればよい。
サーバ10においては、画像データを受信すると、制御部11は、受信した画像データが示す画像付きの投稿を自動的に生成して、投稿データベースに格納し(S11)、ユーザ端末40からの要求に応じて、タイムライン50などにおいて当該投稿を提供する(S12)。S11においては、制御部11は、新たに投稿IDを発行して、所定の投稿者ID、所定のテキスト・画像データ・所定の属性を含む投稿内容、及び現在日時とともに投稿データベースに格納する。この場合の投稿者IDは、管理者用のユーザIDであってよい。また、テキストは、予め指定されたテキストであればよく、S4で特定した場所名を含んでいてもよい。属性は、予め指定された属性であればよく、例えば、「#事故」及び「#渋滞」であってよい。S12の処理が実行されると、ユーザ端末40において、無人航空機20が撮影した事故渋滞現場の画像を含む投稿が管理者アカウントからの投稿として、図4のようにタイムライン50に表示されることになる。
以上説明した情報提供システム1によれば、無人航空機20が、投稿内容が示す場所に飛行してその場所の様子を撮影し、タイムライン50に無人航空機20が撮影した画像が投稿されるので、任意の場所に関する投稿内容の真偽を判断するための情報をユーザに提供することができる。このため、ユーザは、投稿内容の真偽をわざわざ自分で調べたり、投稿内容が示す場所に実際に行ったりすることなく、投稿内容の真偽を容易に判断することができる。
また、無人航空機20が撮影した画像がそのままユーザに提供されるので、ユーザは投稿内容の真偽を客観的に判断することができる。即ち、他のユーザの口コミなどによって投稿内容の真偽を判断する場合には、当該他のユーザの主観が入っているため、真偽を正確に判断することができないことがあるが、情報提供システム1のように、システム側で撮影した画像をそのままユーザに提供することにより、主観的な情報を排除することができるので、投稿内容の真偽を判断するための好適な判断材料をユーザに提供することができるようになる。
[5.変形例]
なお、本発明は、以上に説明した実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変更可能である。
図9は、変形例の機能ブロック図である。図9に示すように、下記に説明する変形例では、実施形態の機能に加えて、位置情報取得部65、信頼性情報取得部66、信頼性情報決定部67、終了判定部68、帰還指示部69、残量取得部70、及び残量判定部71が実現される。ここでは、これら各機能がサーバ10で実現される場合を説明する。
(1)例えば、投稿者が冗談で虚偽の投稿をすることがあり、このような投稿内容が示す場所に無人航空機20を飛行させると無駄足になってしまう。このため、投稿内容の信頼性に基づいて、指示部62が無人航空機20に指示するようにしてもよい。ここでは、投稿内容に基づいてその信頼性が判定される場合を説明するが、後述の変形例(4)で説明するように、投稿者に基づいて投稿内容の信頼性が判定されるようにしてもよい。
変形例(1)のサーバ10は、位置情報取得部65及び信頼性情報取得部66を実現する。これらは制御部11を主として実現される。位置情報取得部65は、投稿者端末30の位置情報を取得する。位置情報は、投稿者端末30の現在位置を特定可能な情報であればよく、例えば、緯度経度情報や住所情報である。投稿者端末30は、衛星や他のコンピュータからの受信信号や通信内容に基づいて位置情報を取得する。位置情報取得部65は、当該位置情報を投稿者端末30から取得すればよい。例えば、投稿者端末30にGPSセンサを搭載しておき、このGPSセンサの受信信号により得られる緯度経度情報を位置情報としてもよい。他にも例えば、投稿者端末30の通信部33が無線通信をする基地局情報(例えば、無線LANのアクセスポイント情報)を位置情報としてもよい。なお、位置情報の取得方法自体は、これに限られず、公知の種々の手法を適用可能である。
信頼性情報取得部66は、投稿内容取得部61により取得された投稿内容の信頼性に関する信頼性情報を取得する。信頼性は、投稿内容の真偽の程度であり、例えば、数値の高低や記号の順番で表される。信頼性が高いほど投稿内容が真実である蓋然性が高く、信頼性が低いほど投稿内容が虚偽である蓋然性が高い。先述したように、ここでは、信頼性情報取得部66が投稿内容に基づいて信頼性情報を取得する場合を説明する。
例えば、信頼性情報取得部66は、位置情報取得部65により取得された位置情報と、投稿内容取得部により取得された投稿内容が示す場所と、の比較結果に基づいて、信頼性情報を取得する。例えば、信頼性情報取得部66は、位置情報取得部65により取得された位置情報が示す投稿場所と、投稿内容が示す場所と、の距離に基づいて信頼性情報を取得する。ここでは、これらの場所が緯度経度情報により示される場合を説明するので、信頼性情報取得部66は、緯度経度情報の差異に基づいて距離を計算すればよい。
なお、距離と信頼性情報との関連付けは、予めデータ記憶部に記憶されているものとする。この関連付けは、数式形式であってもよいし、テーブル形式であってもよい。信頼性情報取得部66は、距離に関連付けられた信頼性情報を取得する。この関連付けは、距離が短いほど信頼性が高くなり、距離が長いほど信頼性が低くなるように定められている。他にも例えば、信頼性情報が「信頼性高」と「信頼性低」との2つの値の何れかを取る場合には、信頼性情報取得部66は、距離が閾値未満である場合を「信頼性高」とし、距離が閾値以上である場合を「信頼性低」としてもよい。
指示部62は、信頼性情報取得部66により取得された信頼性情報に基づいて、無人航空機20に指示をする。例えば、指示部62は、投稿内容の信頼性情報が閾値以上であるかを判定し、その判定結果に基づいて、当該投稿内容が示す場所への飛行を指示するかを決定する。指示部62は、ある投稿内容の信頼性情報が閾値未満である場合、この投稿内容が示す場所への飛行は指示せず、ある投稿内容の信頼性情報が基準以上である場合、この投稿内容が示す場所への飛行を指示する。なお、閾値は、予めデータ記憶部60に記憶されているものとする。閾値は、固定値であってもよいし、投稿者ごとに異なる値であってもよい。
他にも例えば、指示部62は、複数の投稿が行われた場合に、各投稿の信頼性情報に基づいて投稿を選択し、当該選択された投稿内容が示す場所に飛行するように無人航空機20に指示してもよい。この場合、指示部62は、複数の投稿の各々の信頼性情報を参照し、信頼性情報が最も高い投稿内容が示す場所への飛行を無人航空機20に指示する。なお、指示部62は、信頼性情報が一定以上の投稿内容が示す場所への飛行を指示すればよく、例えば、最も信頼性情報が高い投稿ではなく、2番目に信頼性情報が高い投稿を選択してもよい。
変形例(1)によれば、投稿内容の信頼性に基づいて無人航空機20に対する指示が行われるので、例えば、無人航空機20が虚偽の投稿のために無駄足を踏むことを防止することができる。
また、投稿内容が示す場所の近くに投稿者がいる場合、その場所で起きた出来事などを実際に見た蓋然性が高いので、投稿者端末30の位置情報と、投稿内容が示す場所と、の比較結果に基づいて信頼性情報を取得することで、信頼性情報の正確性をより高めることができる。
なお、信頼性情報取得部66は、距離以外を利用して信頼性情報を取得してもよい。例えば、信頼性情報取得部66は、位置情報取得部65により取得された位置情報と、投稿内容取得部により取得された投稿内容が示す場所と、が一致するか否かを判定してもよい。信頼性情報取得部66は、これらが一致すると判定した場合、一致しないと判定された場合よりも、信頼性情報を高くする。
また、信頼性情報取得部66は、投稿内容のテキストに基づいて信頼性情報を取得してもよい。この場合、信頼性情報を決定するためのキーワードをデータ記憶部60に定めておくようにしてよい。このキーワードは、場所データベースに格納されるキーワードとは異なるものであり、明らかに虚偽の内容を示すキーワード(例えば、「お化け」や「怪獣」など)である。信頼性情報取得部66は、キーワードが含まれている投稿の信頼性情報を、キーワードが含まれていない投稿の信頼性情報よりも低くすることになる。このように、信頼性情報取得部66は、特に位置情報を利用せずに、投稿内容から信頼性情報を取得してもよい。
(2)また例えば、ある投稿内容が示す場所に向かって無人航空機20が移動している間に、信頼性が極めて高い投稿が行われた場合は、無人航空機20は、後から投稿された方の投稿内容が示す場所に目的地を変更するようにしてもよい。
図10は、変形例(2)における無人航空機20の移動の様子を示す図である。図10では、無人航空機20の待機場所をP1の符号で示している。変形例(2)の指示部62は、投稿内容取得部61により取得された第1の投稿内容が示す第1の場所P2に無人航空機20が移動している間に、当該第1の投稿内容の信頼性情報よりも高い信頼性情報を有する第2の投稿内容が投稿内容取得部61により取得された場合、無人航空機の移動先を当該第2の投稿内容が示す第2の場所P3に変更する。
例えば、無人航空機20に指示をしてから状況取得部63が検出結果を取得するまでの間に、サーバ10に対して投稿が入力されて投稿内容取得部61が第2の投稿内容を取得した場合、信頼性情報取得部66は、第2の投稿内容の信頼性情報を取得する。そして、指示部62は、第2の投稿内容の信頼性情報が第1の投稿内容の信頼性情報よりも高いかを判定する。第2の投稿内容の信頼性情報の方が高いと判定された場合、指示部62は、無人航空機20の目的地を第2の場所P3に変更するように指示することになる。
なお、目的地の変更の指示は、所定形式のデータを送信することによって行われるようにすればよい。この指示には、第2の場所P3を識別する情報が含まれている。この情報の取得方法自体は、第1の場所P2と同様の方法(実施形態で説明した方法)でよい。また、指示部62は、第2の投稿内容の信頼性情報が第1の投稿内容の信頼性情報よりも高く、かつ、これらの差が閾値以上であるかを判定してもよい。そして、指示部62は、差が閾値以上である場合に、無人航空機20の目的地を第2の場所P3に変更するように指示してもよい。
変形例(2)によれば、より信頼性の高い投稿内容が示す場所に無人航空機20が目的地を変更するので、真実である蓋然性の高い投稿内容が示す場所の情報をユーザに提供することができる。例えば、第1の投稿内容が虚偽であり、第2の投稿内容が真実である場合に、無人航空機20が第1の場所P2を撮影した後に第2の場所P3を撮影すると、真実の情報をユーザに提供するタイミングが遅れてしまうが、変形例(2)によれば、無人航空機20は、第2の場所P3に先に向かうので、真実の情報をより早くユーザに提供することができる。
(3)また例えば、変形例(2)において、第2の投稿内容の方が第1の投稿内容よりも信頼性が高かったとしても、第1の投稿内容が一定の信頼性を有している場合は、目的地を変更しなくてもよい。指示部62は、第1の投稿内容の信頼性情報が基準以上である場合は、無人航空機20の移動先を変更せず、第1の投稿内容の信頼性情報が基準未満である場合に、無人航空機20の移動先を第2の場所に変更することになる。この基準は、信頼性情報の閾値であり、予めデータ記憶部60に記憶させておけばよい。更に、この基準は、固定値であってもよいし、可変値であってもよい。可変値である場合には、投稿者に応じて基準が変わってもよいし、投稿内容に応じて基準が変わってもよい。
変形例(3)によれば、一定の信頼性のある投稿内容が示す場所に無人航空機20が向かっている場合は、場所の画像をユーザに提供することができる。このため、真実である蓋然性が高い情報をより早くユーザに提供することができる。
(4)また例えば、真実の投稿ばかりをしている投稿者が突然虚偽の投稿をすることは考えにくく、虚偽の投稿は、虚偽の投稿ばかりを繰り返している特定の投稿者によって行われることが多い。このため、投稿者の過去の投稿内容をもとに信頼性情報が取得されるようにしてもよい。
変形例(4)のデータ記憶部60は、投稿者データベースを記憶する。図11は、投稿者データベースのデータ格納例を示す図である。図11に示すように、投稿者データベースには、投稿者IDと信頼性情報とが格納される。即ち、変形例(4)では、信頼性情報は、投稿者ごとに関連付けられた情報である。投稿者データベースに格納された信頼性情報は、当該信頼性情報が格納されたレコードの投稿者IDが示す投稿者の信頼性を示すものである。
変形例(4)のサーバ10は、信頼性情報決定部67を含む。信頼性情報決定部67は、制御部11を主として実現される。信頼性情報決定部67は、各投稿者の過去の投稿内容に基づいて、当該投稿者の信頼性情報を決定する。別の言い方をすれば、信頼性情報決定部67は、投稿内容取得部61により取得された投稿内容に基づいて当該投稿内容の信頼性を判定し、投稿者の信頼性情報を決定して投稿者データベースを更新する。
投稿内容の信頼性の判定は、予め定められたアルゴリズムに基づいて実行されてもよいし、ユーザや管理者が入力した情報に基づいて実行されてもよい。例えば、変形例(1)で説明した方法と同様にして投稿内容の信頼性が判定されてもよいし、サーバ10が、投稿の評価をユーザ端末40から受け付ける場合、信頼性情報決定部67は、投稿者の過去の投稿の評価結果に基づいて、当該投稿者の信頼性情報を決定してもよい。評価とは、投稿の良し悪しを示すものであってよく、例えば、各投稿に対して「GOOD」又は「BAD」の何れかをユーザに選択させるようにしてもよい。この場合、サーバ10は、各投稿の評価結果を投稿データベースに格納することになる。評価結果としては、各投稿の「GOOD」の数と、「BAD」の数と、が格納されるようにしてよい。信頼性情報決定部67は、ある投稿者の過去の投稿の「GOOD」の数又は割合が多いほど、当該投稿者の信頼性情報を高くし、「BAD」の数又は割合が多いほど、当該投稿者の信頼性情報を低くする。なお、評価結果として用いる情報はこれに限られず、「GOOD」や「BAD」の評価は投稿に対して行われるのではなく、投稿者に対して行われるものであってもよい。更に、不当の投稿として通報された数を評価結果として用いてもよい。
他にも例えば、信頼性情報決定部67は、インターネット検索を利用して投稿内容の信頼性情報を決定してもよい。この場合、信頼性情報決定部67は、投稿内容に基づいて検索ワードを決定する。例えば、投稿内容のテキストをそのまま検索ワードとしてもよいし、テキストに含まれる名詞のみを検索ワードとしてもよい。信頼性情報決定部67は、検索結果のヒット件数の多さに基づいて信頼性情報を決定してもよい。この場合、ヒット数が多いほど信頼性が高くなり、ヒット数が少ないほど信頼性が低くなるようにすればよい。
変形例(4)の信頼性情報取得部66は、投稿内容取得部により取得された投稿内容の投稿者の信頼性情報を取得する。例えば、信頼性情報取得部66は、投稿データベースを参照して投稿者IDを特定し、投稿者データベースを参照して当該投稿者IDに関連付けられた信頼性情報を取得することになる。信頼性情報取得部66が取得した信頼性情報に基づいて、指示部62が指示をする処理は、変形例(1)〜(3)で説明した方法と同じであってよい。
変形例(4)によれば、投稿者の信頼性に基づいて無人航空機20に指示を送ることができるので、虚偽の投稿ばかりを繰り返す投稿者の投稿のために無人航空機20が無駄足を踏んでしまうことを防止することができる。
(5)また例えば、無人航空機20は、事故渋滞が解消するまでの間、投稿内容が示す場所に留まってその場所を撮影し、ユーザにリアルタイムの情報を提供するようにしてもよい。変形例(5)では、投稿内容取得部61により取得される投稿内容は、任意の場所における出来事に関するものである。出来事は、任意の場所で発生する事象であればよく、例えば、事故・事件・交通規制・交通渋滞・列車遅延・イベント・スポーツの試合などである。投稿内容は、任意の場所で出来事が発生したこと、又は、当該出来事の内容を示すテキストを含む。
変形例(5)のサーバ10は、終了判定部68及び帰還指示部69を含む。これらは、制御部11を主として実現される。終了判定部68は、状況取得部63により取得された状況に基づいて、出来事が終了したか否かを判定する。ここでは、状況取得部63が無人航空機10から画像データを取得し、任意の場所における出来事として事故渋滞を説明しているので、終了判定部68は、画像データを画像解析することによって、事故渋滞が終了したかを判定することになる。
例えば、終了判定部68は、画像データに所定のオブジェクトが撮影されているかを判定する。オブジェクトは、任意の場所における出来事が発生している間、その場所に配置される物体であってもよいし、当該出来事が終了した場合に、その場所に配置される物体であってもよい。例えば、所定のオブジェクトのテンプレート画像をデータ記憶部60に記憶させておき、終了判定部68は、テンプレートマッチングを行うことによって判定を行う。ここでは、オブジェクトが車である場合を説明する。終了判定部68は、画像データに車が撮影されていると判定した場合、事故渋滞が終了していないと判定し、画像データに車が撮影されていないと判定した場合、事故渋滞が終了したと判定する。なお、終了判定部68は、画像データに撮影された車の台数が閾値以上であると判定した場合、事故渋滞が終了していないと判定し、その台数が閾値未満であると判定した場合、事故渋滞が終了したと判定するようにしてもよい。
他にも例えば、終了判定部68は、無人航空機20が撮影した画像データの時系列的な変化を解析してもよい。例えば、事故渋滞は発生している場合は車が停まっており画像の変化が少ないので、終了判定部68は、各画像データを時系列的に比較して、画像に撮影された車の移動量を推定する。車の移動量は、画像内の撮影位置の変化から推定すればよい。撮影位置の変化が大きいほど移動量が大きく、撮影位置の変化が小さいほど移動量が小さいことになる。終了判定部68は、当該推定した移動量が閾値未満であると判定された場合、事故渋滞が終了していないと判定し、当該推定した移動量が閾値以上であると判定された場合、事故渋滞が終了したと判定する。
帰還指示部69は、終了判定部68により終了したと判定された場合、所定の場所(ここでは待機場所)に戻るように、無人航空機20に指示する。帰還指示部69による指示は、所定形式のデータにより行われるようにすればよい。無人航空機20は、待機場所の緯度経度情報を記憶部22に記憶してもよいし、データ記憶部60に待機場所の緯度経度情報を記憶させておき帰還の指示に含めるようにしてもよい。無人航空機20は、帰還指示部69による指示を受け付けると、待機場所の緯度経度情報に基づいて帰還を開始する。
変形例(5)によれば、無人航空機20が、投稿内容が示す出来事が終了するまで留まり続けるので、当該出来事が終了するまでの間、ユーザに情報を提供することができる。
(6)また例えば、変形例(5)において事故渋滞などの出来事が終了していなくても、無人航空機20は、電池や燃料の残量が少なくなると、元の場所に戻れなくなってしまうので、この場合には、無人航空機20は、出来事が終了していなくても、待機場所に戻るようにしてもよい。
変形例(6)のサーバ10は、残量取得部70及び残量判定部71を含む。これらは、制御部11を主として実現される。残量取得部70は、無人航空機20の電池又は燃料の残量に関する残量情報を取得する。残量情報は、電池や燃料の残量の多さを示し、数値で表される。残量情報の取得方法自体は、公知の種々の手法を適用可能である。例えば、クーロン・カウンタ方式、セル・モデリング方式、又はインピーダンス・トラック方式を利用して電池残量が検出されるようにすればよい。また例えば、機械式や電気式の燃料計を利用して燃料残量が検出されるようにすればよい。残量取得部70は、無人航空機20から定期的に残量情報を受信する。
残量判定部71は、残量取得部70により取得された残量情報に基づいて、無人航空機20の電池又は燃料の残量が所定未満であるか否かを判定する。この判定で用いられる閾値は、データ記憶部60に記憶させておけばよい。閾値は、固定値であってもよいし、無人航空機20や投稿内容が示す場所に応じて変化してもよい。例えば、残量判定部71は、無人航空機20が待機場所まで帰還する場合の電池又は燃料の消費量を推定し、当該消費量以上の残量情報を有するかを判定する。残量判定部71は、待機場所までの飛行距離に基づいて電池又は燃料の消費量を推定すればよい。例えば、残量判定部71は、飛行距離が長いほど消費量が多くなり、飛行距離が短いほど消費量が少なくなる。飛行距離と消費量との関係は、データ記憶部60に予め記憶させておけばよい。
変形例(6)の帰還指示部69は、残量判定部71により所定未満であると判定された場合、終了判定部68により終了したと判定されなくても、所定の場所に戻るように、無人航空機に指示することになる。
変形例(6)によれば、無人航空機20が撮影し続けて、電池や燃料の残量がなくなって帰還できなくなるようなことを防止することができる。
(7)また例えば、変形例(6)において、無人航空機20が帰還する場合には、別の無人航空機20を代わりに向かわせるようにしてもよい。変形例(7)の帰還指示部69は、残量判定部71により所定未満であると判定された場合、投稿内容取得部61により取得された投稿内容が示す場所に移動するように、撮影中の無人航空機20以外の無人航空機20に指示することになる。
例えば、帰還指示部69は、待機中の無人航空機20に対して指示してもよいし、他の場所から帰還中の無人航空機20に対して指示してもよい。また例えば、帰還指示部69は、残量情報が十分にある無人航空機20に対して指示してもよい。残量情報が十分にあるとは、投稿内容が示す場所で撮影して待機場所まで戻るための消費量以上の残量情報があることである。この消費量は、変形例(6)で説明した方法と同様に、無人航空機20の飛行距離に基づいて推定されるようにすればよい。無人航空機20に対する指示は、実施形態と同様、所定のデータを送信することで行われるようにすればよい。
変形例(7)によれば、投稿内容が示す場所における出来事に関する情報提供を継続的に行うことができる。
(8)また例えば、実施形態では、状況取得部63により取得された状況がそのままユーザに提供される場合を説明したが、情報提供部64は、状況取得部63により取得された状況と、投稿内容取得部61により取得された投稿内容と、の比較結果に基づく情報をユーザに提供することによって情報提供を行うようにしてもよい。
例えば、情報提供部64は、状況取得部63により取得された状況と、投稿内容取得部61により取得された投稿内容と、を比較することによって投稿内容の真偽を判定し、当該判定した真偽に関する情報をユーザに提供してもよい。この場合、情報提供部64は、タイムライン50などにおいて、投稿内容が真実である旨を示すテキスト又は画像を表示させたり、投稿内容が虚偽である旨を示すテキスト又は画像を表示させたりする。なお、情報提供部64は、真偽を示す情報を投稿データベースに格納するようにしてよい。
なお、真偽の判定は、予め定められた方法によって行われるようにすればよい。例えば、ここでは無人航空機20が画像データを取得するので、情報提供部64は、画像データに、投稿内容に関するオブジェクトが撮影されているかを判定し、撮影されている場合は投稿内容が真実であると判定し、撮影されていない場合は投稿内容が虚偽であると判定する。例えば、投稿内容が事故渋滞に関するものである場合、情報提供部64は、所定台数以上の車が撮影されているかを判定するようにしてもよい。
他にも例えば、情報提供システム1の管理者が、投稿内容と画像データとを見比べて真偽を判定してもよい。この場合、管理者は、自身が操作する端末から真偽を入力し、当該入力内容が投稿データベースに格納される。また、真偽の判定は、ユーザにより行われてもよい。この場合、実施形態と同様にして、情報提供部64は、あるユーザに対して画像データをそのまま提供して、そのユーザが入力した真偽に関する情報を投稿データベースに格納する。そして、情報提供部64は、当該真偽に関する情報を他のユーザに対して提供するようにしてもよい。
変形例(8)によれば、投稿内容の真偽をユーザが判断しやすくなる。
(9)また例えば、また例えば、変形例(1)〜(8)の2つ以上を組み合わせてもよい。
また例えば、実施形態では、所定の属性の投稿が行われることを条件にして、無人航空機20が撮影に向かう場合を説明したが、特に属性が指定されずに、所定の内容の投稿が行われた場合に無人航空機20を撮影に向かわせるようにしてもよい。この場合、指示部62は、投稿内容に所定のキーワード(場所データベースのキーワードとは異なるキーワードである。例えば、「事故」や「渋滞」などの文字列であってよい。)が含まれているかを判定することによって、所定の内容の投稿が行われたかを判定する。指示部62は、所定の内容の投稿ではない場合は無人航空機20に対して指示を行わず、所定の内容の投稿であった場合に無人航空機20に対して指示を行うことになる。また、指示部62は、所定の投稿かを判定せずに、ランダムに選出した投稿内容が示す場所に無人航空機20を向かわせてもよいし、全ての投稿内容が示す場所に無人航空機20を向かわせてもよい。他にも例えば、指示部62は、ある場所に関する投稿数が閾値以上になったかを判定し、閾値以上になるまでは、無人航空機20への指示を待機し、閾値以上になった場合に、無人航空機20への指示を行うようにしてもよい。
また例えば、上記においては、ソーシャルネットワーキングサービスにおける投稿内容を例に挙げて説明したが、ネットワーク上で行われる種々の投稿に本発明に係る処理を適用可能である。例えば、インターネットショッピングモールで販売されている商品の口コミにも本発明に係る処理を適用してもよい。この場合、投稿者は購入した商品の口コミを投稿し、当該口コミに任意の場所に関する内容が含まれていれば、無人航空機20がその場所に飛行して情報提供が行われる。例えば、インターネットショッピングモールで購入した洋服などの商品が所定の場所で流行している旨の口コミを投稿者が投稿した場合、無人航空機20は、その場所に飛行して撮影することになる。この場合、実施形態と同様に、画像データがそのままユーザに対して提供されるようにしてもよいし、情報提供部64は、画像データに基づいて、インターネットショッピングモールのウェブサイトにおける商品に関する情報をユーザに提供するようにしてもよい。更に、インターネットショッピングモールにおける話題の商品をランキング形式で紹介するページで情報提供が行われるようにしてもよい。この場合、例えば、情報提供部64は、変形例(8)のように口コミの真偽を判定し、真実の口コミの商品については、その商品のランキングが上がるようにして、虚偽の口コミの商品については、その商品のランキングが下がるようにしてもよい。他にも例えば、電子掲示板やブログに対する投稿にも本発明に係る処理を適用してもよい。更に、投稿内容は、事故渋滞や商品の口コミに限られず、任意の場所に関する種々の内容であってよい。例えば、ある場所で行われているイベントの投稿であってもよいし、ある場所で目撃した人物や出来事に関する投稿であってもよい。
また例えば、無人航空機20が写真を撮影する場合を説明したが、無人航空機20が検出可能な情報に基づいて情報提供が行われるようにすればよい。例えば、投稿者がある場所で行われている路上ライブに関する投稿をした場合には、情報提供システム1は、センサ部24のマイクがその場所で検出した音声に基づいて、ユーザに対する情報提供が行われるようにしてもよい。また例えば、投稿者がある場所での気温に関する投稿をした場合には、情報提供システム1は、センサ部24の温度センサがその場所で検出した温度に基づいて、ユーザに対する情報提供が行われるようにしてもよい。他にも例えば、投稿者がある場所での風に関する投稿をした場合には、情報提供システム1は、センサ部24の風向風速センサがその場所で検出した風に基づいて、ユーザに対する情報提供が行われるようにしてもよい。
また例えば、サーバ10で各機能が実現される場合を説明したが、一部又は全部の機能が無人航空機20で実現されるようにしてもよい。例えば、投稿内容取得部61が無人航空機20により実現される場合には、無人航空機20は、サーバ10に対して投稿内容を送信してもよいし、情報提供部64が無人航空機20により実現される場合には、無人航空機20からユーザ端末40に対して直接的に情報提供が行われるようにしてもよい。また例えば、情報提供システム1の複数のコンピュータで各機能が分担されるようにしてもよい。更に、上記説明した各機能のうち、投稿内容取得部61、指示部62、状況取得部63、及び情報提供部64以外の機能は省略してもよい。

Claims (16)

  1. 投稿者により投稿された、任意の場所に関する投稿内容を取得する投稿内容取得手段と、
    前記投稿内容取得手段により取得された投稿内容の信頼性に関する信頼性情報を取得する信頼性情報取得手段と、
    前記信頼性情報取得手段により取得された信頼性情報に基づいて、前記投稿内容取得手段により取得された投稿内容が示す前記場所に飛行して状況を検出するように、無人航空機に指示する指示手段と、
    前記無人航空機により検出された、前記場所の状況を取得する状況取得手段と、
    前記状況取得手段により取得された状況に基づいて、ユーザに情報提供を行う情報提供手段と、
    を含み、
    前記指示手段は、前記投稿内容取得手段により取得された第1の投稿内容が示す第1の場所に前記無人航空機が移動している間に、当該第1の投稿内容の信頼性情報よりも高い信頼性情報を有する第2の投稿内容が前記投稿内容取得手段により取得された場合、前記無人航空機の移動先を当該第2の投稿内容が示す第2の場所に変更する、
    ことを特徴とする情報提供システム。
  2. 前記情報提供システムは、投稿者端末の位置情報を取得する位置情報取得手段を更に含み、
    前記信頼性情報取得手段は、前記位置情報取得手段により取得された位置情報と、前記投稿内容取得手段により取得された投稿内容が示す場所と、の比較結果に基づいて、前記信頼性情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報提供システム。
  3. 投稿者により投稿された商品の口コミを示す投稿内容であって、任意の場所に関する投稿内容を取得する投稿内容取得手段と、
    前記投稿内容取得手段により取得された投稿内容が示す前記場所に飛行して状況を検出するように、無人航空機に指示する指示手段と、
    前記無人航空機により検出された、前記場所の状況を取得する状況取得手段と、
    前記状況取得手段により取得された状況に基づいて、前記投稿内容が示す口コミの真偽を判定して前記商品のランキングを決定し、ユーザに前記商品のランキングに関する情報提供を行う情報提供手段と、
    を含むことを特徴とする情報提供システム。
  4. 前記指示手段は、前記第1の投稿内容の前記信頼性情報が基準以上である場合は、前記無人航空機の移動先を変更せず、前記第1の投稿内容の前記信頼性情報が基準未満である場合に、前記無人航空機の移動先を前記第2の場所に変更する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報提供システム。
  5. 前記信頼性情報は、投稿者ごとに関連付けられた情報であり、
    前記情報提供システムは、各投稿者の過去の投稿内容に基づいて、当該投稿者の前記信頼性情報を決定する信頼性情報決定手段を更に含み、
    前記信頼性情報取得手段は、前記投稿内容取得手段により取得された投稿内容の投稿者の前記信頼性情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項1、2、又は4に記載の情報提供システム。
  6. 前記投稿内容取得手段により取得される投稿内容は、任意の場所における出来事に関するものであり、
    前記情報提供システムは、
    前記状況取得手段により取得された状況に基づいて、前記出来事が終了したか否かを判定する終了判定手段と、
    前記終了判定手段により終了したと判定された場合、所定の場所に戻るように、前記無人航空機に指示する帰還指示手段と、
    を更に含むことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の情報提供システム。
  7. 前記情報提供システムは、
    前記無人航空機の電池又は燃料の残量に関する残量情報を取得する残量取得手段と、
    前記残量取得手段により取得された残量情報に基づいて、前記無人航空機の電池又は燃料の残量が所定未満であるか否かを判定する残量判定手段と、
    を更に含み、
    前記帰還指示手段は、前記残量判定手段により所定未満であると判定された場合、前記終了判定手段により終了したと判定されなくても、前記所定の場所に戻るように、前記無人航空機に指示する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の情報提供システム。
  8. 前記情報提供システムは、前記残量判定手段により所定未満であると判定された場合、前記投稿内容取得手段により取得された投稿内容が示す場所に移動するように、前記無人航空機以外の無人航空機に指示する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報提供システム。
  9. 前記情報提供手段は、前記状況取得手段により取得された状況を前記ユーザに提供することによって情報提供を行う、
    ことを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の情報提供システム。
  10. 前記情報提供手段は、前記状況取得手段により取得された状況と、前記投稿内容取得手段により取得された投稿内容と、の比較結果に基づく情報を前記ユーザに提供することによって情報提供を行う、
    ことを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の情報提供システム。
  11. コンピュータが、
    投稿者により投稿された、任意の場所に関する投稿内容を取得する投稿内容取得ステップと、
    前記投稿内容取得ステップにより取得された投稿内容の信頼性に関する信頼性情報を取得する信頼性情報取得ステップと、
    前記信頼性情報取得ステップにより取得された信頼性情報に基づいて、前記投稿内容取得ステップにより取得された投稿内容が示す前記場所に飛行して状況を検出するように、無人航空機に指示する指示ステップと、
    前記無人航空機により検出された、前記場所の状況を取得する状況取得ステップと、
    前記状況取得ステップにより取得された状況に基づいて、ユーザに情報提供を行う情報提供ステップと、
    を実行し
    前記指示ステップは、前記投稿内容取得ステップにより取得された第1の投稿内容が示す第1の場所に前記無人航空機が移動している間に、当該第1の投稿内容の信頼性情報よりも高い信頼性情報を有する第2の投稿内容が前記投稿内容取得ステップにより取得された場合、前記無人航空機の移動先を当該第2の投稿内容が示す第2の場所に変更する、
    ことを特徴とする情報提供方法。
  12. 前記コンピュータは、投稿者端末の位置情報を取得する位置情報取得ステップを更に実行し、
    前記信頼性情報取得ステップは、前記位置情報取得ステップにより取得された位置情報と、前記投稿内容取得ステップにより取得された投稿内容が示す場所と、の比較結果に基づいて、前記信頼性情報を取得する
    ことを特徴とする請求項11に記載の情報提供方法。
  13. コンピュータが、
    投稿者により投稿された商品の口コミを示す投稿内容であって、任意の場所に関する投稿内容を取得する投稿内容取得ステップと、
    前記投稿内容取得ステップにより取得された投稿内容が示す前記場所に飛行して状況を検出するように、無人航空機に指示する指示ステップと、
    前記無人航空機により検出された、前記場所の状況を取得する状況取得ステップと、
    前記状況取得ステップにより取得された状況に基づいて、前記投稿内容が示す口コミの真偽を判定して前記商品のランキングを決定し、ユーザに前記商品のランキングに関する情報提供を行う情報提供ステップと、
    を実行することを特徴とする情報提供方法。
  14. 投稿者により投稿された、任意の場所に関する投稿内容を取得する投稿内容取得手段、
    前記投稿内容取得手段により取得された投稿内容の信頼性に関する信頼性情報を取得する信頼性情報取得手段、
    前記信頼性情報取得手段により取得された信頼性情報に基づいて、前記投稿内容取得手段により取得された投稿内容が示す前記場所に飛行して状況を検出するように、無人航空機に指示する指示手段、
    前記無人航空機により検出された、前記場所の状況を取得する状況取得手段、
    前記状況取得手段により取得された状況に基づいて、ユーザに情報提供を行う情報提供手段、
    としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、
    前記指示手段は、前記投稿内容取得手段により取得された第1の投稿内容が示す第1の場所に前記無人航空機が移動している間に、当該第1の投稿内容の信頼性情報よりも高い信頼性情報を有する第2の投稿内容が前記投稿内容取得手段により取得された場合、前記無人航空機の移動先を当該第2の投稿内容が示す第2の場所に変更する、
    プログラム。
  15. 前記コンピュータを、投稿者端末の位置情報を取得する位置情報取得手段として更に機能させるためのプログラムであって、
    前記信頼性情報取得手段は、前記位置情報取得手段により取得された位置情報と、前記投稿内容取得手段により取得された投稿内容が示す場所と、の比較結果に基づいて、前記信頼性情報を取得する
    ことを特徴とする請求項14に記載のプログラム。
  16. 投稿者により投稿された商品の口コミを示す投稿内容であって、任意の場所に関する投稿内容を取得する投稿内容取得手段、
    前記投稿内容取得手段により取得された投稿内容が示す前記場所に飛行して状況を検出するように、無人航空機に指示する指示手段、
    前記無人航空機により検出された、前記場所の状況を取得する状況取得手段、
    前記状況取得手段により取得された状況に基づいて、前記投稿内容が示す口コミの真偽を判定して前記商品のランキングを決定し、ユーザに前記商品のランキングに関する情報提供を行う情報提供手段、
    としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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