JP2021012194A - 探索システム、探索方法、および探索プログラム - Google Patents

探索システム、探索方法、および探索プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】より適切な経路周辺のスポットの情報をユーザに提供する。【解決手段】探索システムは、移動体の現在位置、および、現在位置から目的地の位置までの経路に関する情報を取得する取得部と、現在位置、および経路に関する情報に基づき、経路に沿って動的に変化させた探索範囲の広さを決定する決定部と、探索範囲内に存在するスポットを探索する探索部と、探索されたスポットの情報を出力する出力部と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、探索システム、探索方法、および探索プログラムに関する。
ナビゲーションシステムでは、例えば、現在地から目的地までの経路を探索する際に、経路周辺のスポットを探索する技術が利用されている。経路周辺のスポットを探索する技術により、ユーザは、目的地に向かう途中で、探索されたスポットに立ち寄ることが可能となる。
経路周辺のスポットの探索に関連する技術としては、走行ルートが設定された道路の上におけるリンクを中心とする探索範囲内の施設を探索する技術が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
また、経路周辺のスポットの探索に関連する技術としては、POI(Point Of Interest)への容易なアクセスを可能とする地理的条件が成立するならば、探索範囲を拡大する技術が提案されている(例えば、特許文献2を参照)。
また、経路周辺のスポットの探索に関連する技術としては、案内ルート周辺の施設を検索し、所定の評価条件に基づいて、検索された施設の評価を行う技術が提案されている(例えば、特許文献3を参照)。
特開2014−181932号公報 特開2006−119132号公報 特開2015−161553号公報
経路周辺のスポットを探索する技術では、探索範囲が広いほど、抽出されるスポットが多く、探索処理および探索結果のデータ送信に時間がかかる傾向にある。また、経路周辺のスポットを探索する技術では、探索範囲が狭いほど、抽出されるスポットが少なくなるため、ユーザが立ち寄るスポットが見つからない可能性が高くなる傾向にある。
1つの側面として、本発明は、より適切な経路周辺のスポットの情報をユーザに提供することを目的とする。
1つの態様では、探索システムは、取得部と、決定部と、探索部と、出力部と、を備える。取得部は、移動体の現在位置、および、現在位置から目的地の位置までの経路に関する情報を取得する。決定部は、現在位置、および経路に関する情報に基づき、経路に沿って動的に変化させた探索範囲の広さを決定する。探索部は、探索範囲内に存在するスポットを探索する。出力部は、探索されたスポットの情報を出力する。
別の態様では、探索方法において、コンピュータが、移動体の現在位置、および、現在位置から目的地の位置までの経路に関する情報を取得する。また、コンピュータが、現在位置、および経路に関する情報に基づき、経路に沿って動的に変化させた探索範囲の広さを決定する。また、コンピュータが、探索範囲内に存在するスポットを探索する。また、コンピュータが、探索されたスポットの情報を出力する。
別の態様では、探索プログラムは、移動体の現在位置、および、現在位置から目的地の位置までの経路に関する情報を取得する処理をコンピュータに実行させる。また、探索プログラムは、現在位置、および経路に関する情報に基づき、経路に沿って動的に変化させた探索範囲の広さを決定する処理をコンピュータに実行させる。また、探索プログラムは、探索範囲内に存在するスポットを探索する処理をコンピュータに実行させる。また、探索プログラムは、探索されたスポットの情報を出力する処理をコンピュータに実行させる。
1つの側面によれば、より適切な経路周辺のスポットの情報をユーザに提供することができる。
第1の実施形態の探索システムの全体構成の一例を示す図である。 第1の実施形態に係るサーバの機能構成の一例を示す図である。 第1の実施形態に係るナビゲーション装置の一例を示す図である。 第1の実施形態に係るレコメンドサーバの機能構成の一例を示す図である。 サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。 第1表示部の外観の一例を示す図である。 第2表示部の外観の一例を示す図である。 ルームミラーモニターの一例を示す図である。 スポットリストの一例を示す図である。 探索範囲の第1の例に用いられる、現在位置、目的地、探索起点を示す図である。 探索範囲の第1の例を示す図である。 探索範囲の第2の例を示す図である。 探索範囲の第3の例を示す図である。 探索範囲の第4の例を示す図である。 探索範囲の第5の例を示す図である。 探索範囲の第6の例を示す図である。 探索範囲の第7の例を示す図である。 第1の実施形態の処理の一例を示すシーケンス図(その1)である。 第1の実施形態の処理の一例を示すシーケンス図(その2)である。 第2の実施形態が利用されるシステムの一例を示す図である。 第2の実施形態に係る情報処理システムを例示する図である。 第2の実施形態に係る地点名情報を例示する図である。 第2の実施形態に係るスポット管理情報を例示する図である。 第2の実施形態に係るスポット情報の生成処理の動作フローを例示する図である。 メッセージに対する固有表現抽出の実行結果を例示する図である。 第2の実施形態に係る投稿情報の提供処理の動作フローを例示する図である。 第2の実施形態に係る解析情報を表示する例を示す図である。
<第1の実施形態>
以下、図面を参照して、第1の実施形態について説明する。図1は、第1の実施形態の探索システムの全体構成の一例を示す図である。第1の実施形態のシステムは、サーバ1とデータサーバ2とナビゲーション装置3とレコメンドサーバ4とを含む。サーバ1およびナビゲーション装置3は、例えば、無線基地局および中継装置を介して、相互に通信を行うことができる。サーバ1およびデータサーバ2は、例えば、LAN(Local Area Network)を介して、相互に通信を行うことができる。サーバ1およびレコメンドサーバ4は、例えば、LANを介して、相互に通信を行うことができる。サーバ1は、探索システムを構成するコンピュータとして機能する。
サーバ1は、ナビゲーション装置3からの要求に応じて、ナビゲーション装置3を搭載する移動体の現在位置から目的地までの経路の周辺のスポットを探索する。サーバ1は、スポットを探索する際に、データサーバ2内に記憶されているスポットの情報を用いる。スポットの情報は、例えば、スポットID、スポット名、スポットの位置座標、住所、若しくはスポットの説明を含む。
ナビゲーション装置3は、例えば、移動体に搭載される。移動体は、例えば、自動車、オートバイ、自転車、若しくはスノーモービルが挙げられる。移動体は、自動車、オートバイ、自転車、若しくはスノーモービルだけに限られない。移動体は、人であってあってもよい。ナビゲーション装置3は、情報処理端末であってもよい。情報処理端末としては、例えば、スマートフォン、タブレットパソコン、若しくはノートパソコンが挙げられる。ナビゲーション装置3は、サーバ1の探索により得られたスポットの情報を受信する。ナビゲーション装置3は、取得したスポットの情報を表示することにより、ユーザに立ち寄るスポットの候補を提供する。
レコメンドサーバ4は、ユーザが登録したお気に入りスポットの情報を記憶する。レコメンドサーバ4は、ユーザが選択したスポットの情報を記憶してもよい。レコメンドサーバ4は、ユーザが過去に行ったスポットの情報を記憶してもよい。レコメンドサーバ4は、例えば、お気に入りスポットの情報と、ユーザが選択したスポットの情報と、過去に行ったスポットの情報に基づいて、探索されたスポットのうち、レコメンドスポットを抽出し、抽出したスポットの情報をサーバ1に送信する。また、レコメンドサーバ4は、ナビゲーション装置3において、ユーザIDなどにより個別ユーザを識別することが可能な場合には、ユーザの年齢や年代、性別、趣味などの属性をも利用してレコメンドスポットを抽出することができる。
図2は、サーバ1の機能構成の一例を示す図である。サーバ1は、第1受信部11と決定部12と探索部13と第1送信部14と第1記憶部15とを含む。
第1受信部11は、移動体の現在位置、移動体の目的地の位置、移動体の現在位置から目的地の位置までの経路に関する情報をナビゲーション装置3から受信するように構成されている。また、第1受信部11は、スポットの送信要求、またはレコメンドスポットの送信要求をナビゲーション装置3から受信するように構成されてもよい。移動体の現在位置は、例えば、ナビゲーション装置3が経路探索を行った時点での移動体の位置座標である。目的地情報は、例えば、設定された目的地の位置を示す位置座標である。経路に関する情報は、例えば、ナビゲーション装置3が設定した、経路内の複数の地点の座標とその地点の数である。以下、ナビゲーション装置3が設定した、移動体の現在位置から目的地の位置までの経路において、スポットを探索する起点を探索起点と称する。探索起点は、地点の座標でもある。言い換えれば、経路に関する情報は、複数の探索起点を含んでいる。また、第1受信部11は、探索範囲の半径、スポットの返却要求数、レコメンドの必要の有無、ユーザID、探索カテゴリをナビゲーション装置3からさらに受信してもよい。
第1受信部11は、本実施形態における、移動体の現在位置、および、現在位置から目的地の位置までの経路に関する情報を取得する取得部の一例である。例えば、サーバ1がナビゲーション装置3の機能を含む場合、取得部は、ナビゲーション装置3の機能から、移動体の現在位置、および、現在位置から目的地の位置までの経路に関する情報を取得してもよい。
決定部12は、第1受信部11が受信した、現在位置、および経路に関する情報に基づき、経路に沿って動的に変化させた探索範囲の広さを決定する。決定部12は、例えば、第1受信部11が受信した現在位置、および経路に関する情報に基づいて、現在位置からの距離に応じて広さが異なる、経路周辺の複数の探索範囲を決定する。探索範囲は、例えば、現在位置からの距離が長いほど広く、現在位置からの距離が短いほど狭いとする。決定部12は、例えば、探索起点および目的地を中心とした円を探索範囲として決定する。決定部12は、さらに、複数の探索起点の間の点を中心とした円を探索範囲として決定してもよい。決定部12は、探索範囲を示す円の半径として、ナビゲーション装置3から受信した半径を適用してもよい。
また、決定部12は、探索範囲の広さを、時間経過に応じて動的に変化させてもよい。決定部12は、例えば、早朝や深夜では、ユーザがスポットに立ち寄る可能性が低いため、探索範囲を狭める決定をしてもよい。決定部12は、例えば、昼には、ユーザがスポットに立ち寄る可能性が高いため、探索範囲を広げる決定をしてもよい。
探索部13は、探索範囲内に存在するスポットを探索する。探索部13は、例えば、データサーバ2に、探索条件を含む問い合わせを送信して、探索条件に応じたスポットの情報をデータサーバ2から受信する。探索条件は、例えば、探索起点の座標を示す探索起点座標、探索範囲の起点となる探索起点を中心とした所定半径の円形、および探索カテゴリを含む。探索カテゴリは、例えば、飲食店、ガソリンスタンド、若しくは交通機関が挙げられる。探索部13は、緯度経度が探索範囲内に存在するスポットを探索できればよい。
探索部13は、スポットとともにイベントを探索してもよい。イベントは、例えば、祭り、展示会、若しくはスポーツイベントである。この場合、探索部13は、イベント種類を含む探索条件をデータサーバ2に送信して、イベントに関する情報を受信する。イベントに関する情報は、例えば、イベントの説明、イベントが開催されるスポット名、スポットの位置座標、住所、若しくはスポットの説明を含む。イベントを探索する場合、以下の説明におけるスポットの情報は、イベントに関する情報を含むとする。
第1送信部14は、レコメンドを伴うスポットの送信要求がナビゲーション装置3から送信された場合、探索されたスポットの情報、ユーザID、スポットの返却要求数とともにレコメンドスポットの提供要求をレコメンドサーバ4に送信する。以下、レコメンドを伴うスポットをレコメンドスポットともいう。そして、レコメンドサーバ4が、予め記憶されたユーザのお気に入りスポット、ユーザが選択したことがあるスポット、またはユーザが行ったことがあるスポットに基づいて、探索されたスポットの中からレコメンドスポットを抽出する。そして、レコメンドサーバ4が、レコメンドスポットの情報をサーバ1に送信する。レコメンドサーバ4は、例えば、受信した返却要求数に応じて、レコメンドスポット数を決定する。なお、サーバ1が、レコメンドサーバ4の処理を行ってもよい。
第1送信部14は、レコメンドサーバ4から送信された、レコメンドスポットの情報をナビゲーション装置3に送信する。レコメンドサーバ4による抽出処理が不要な場合、第1送信部14は、探索部13が探索したスポットの情報をナビゲーション装置3に送信する。
第1送信部14は、本実施形態における、探索されたスポットの情報、およびレコメンドスポットの情報を出力する出力部の一例である。例えば、サーバ1がナビゲーション装置3の機能を含む場合、出力部は、探索されたスポットの情報、およびレコメンドスポットの情報をナビゲーション装置3の機能に出力してもよい。出力部は、第1送信部14だけに限られず、例えば、表示装置であってもよい。表示装置としては、例えば、ディスプレイが挙げられる。
第1記憶部15は、サーバ1の処理に関する各種情報を記憶する。第1記憶部15は、例えば、第1受信部11がナビゲーション装置3から受信した情報、探索部13の探索結果であるスポットの情報、レコメンドサーバ4から受信したレコメンドスポットの情報を記憶する。
図3は、ナビゲーション装置3の一例を示す図である。ナビゲーション装置3は、制御部30と第1表示部39と第2表示部40とを含む。制御部30は、設定部31と第2送信部32と第2受信部33と重複除去部34と方向計算部35と表示制御部36と経路探索部37と第2記憶部38とを含む。制御部30は、第1表示部39および第2表示部40と、有線または無線により通信を行う。
ナビゲーション装置3の制御部30および第1表示部39は、例えば、ナビゲーション機能を有するスマートフォンであってもよい。ナビゲーション機能を有するスマートフォンの場合、第2表示部40は、スマートフォンと通信可能なディスプレイであるとする。
設定部31は、経路の探索が行われた場合、現在位置から目的地までの経路内に複数の探索起点を設定する。設定部31は、例えば、経路上において所定の距離毎に探索起点を設定する。設定部31は、ユーザの操作に応じて、探索カテゴリの設定を行ってもよい。設定部31は、ユーザIDなどにより個別ユーザを識別することが可能な場合には、ユーザによるログインなどの設定を行ってもよい。
第2送信部32は、ユーザの操作に応じて、ナビゲーション装置3を搭載した移動体の現在位置、移動体の目的地の位置、および移動体の現在位置から目的地の位置までの経路に関する情報とともにスポット送信要求またはレコメンドスポットの送信要求をサーバ1に送信する。経路に関する情報は、例えば、設定部31が設定した複数の探索起点の座標と探索起点の数である。第2送信部32は、探索範囲の半径、スポットの返却要求数、ユーザID、探索カテゴリをサーバ1にさらに送信してもよい。第2送信部32が各情報をサーバ1に送信した後、サーバ1が、上述したスポット探索処理等を行う。
第2受信部33は、サーバ1の第1送信部14から送信された、スポットの情報を受信する。
重複除去部34は、受信したスポットの情報が、すでに受信している情報と重複している場合、重複している情報を除去する。重複除去部34は、必ずしもナビゲーション装置3に設けられる必要はなく、サーバ1に設けられてもよい。
方向計算部35は、経路に対するスポットの方向を計算する。方向計算部35は、例えば、スポットの位置座標を参照し、経路からみてスポットに向かう方向を計算する。方向計算部35は、例えば、スポットの位置座標を参照し、経路のうちスポットに向かう分岐点の位置を算出し、どちらの方向に右折または左折するかを決定してもよい。
表示制御部36は、スポットのリストを第2表示部40に表示させる。イベント探索が行われている場合、表示制御部36は、スポットおよびイベントのリストを第2表示部40に表示させる。例えば、表示されたリスト内のスポット名が選択された場合に、表示制御部36は、選択されたスポットの住所、説明、イベント開催時間等を含む説明画面を第2表示部40に表示させてもよい。
経路探索部37は、ユーザの現在位置を、例えば、GPS(Global Positioning System)を用いて取得する。そして、経路探索部37は、現在位置から、ユーザに指定された目的地までの経路を探索する。経路探索部37は、現在位置から、ユーザに指定された目的地までの経路を探索した結果を、サーバ1を介して取得できる構成でもよい。経路探索部37は、例えば、ダイクストラ法を用いて、地図情報から所定の経路を算出することができる。地図情報には、道路ネットワークが表示できるように、複数のノードと、ノードとノードとを結ぶリンクの情報が含まれている。ノードは、例えば、交差点その他道路網表現上の結節点を示している。リンクは、ノードとノードの間の道路区間を示している。地図データには、例えば、ノードとノードの間に道路形状を特定するため、複数の補間点が含まれている。探索起点は、地図データに含まれる補間点を用いてもよい。探索起点として補間点を用いる場合、設定部31は、地図データから補間点が取得できればよい。探索起点は、補間点の数が多すぎる場合、例えば、所定の間隔ごとに間引いて設定されてもよい。
経路探索部37は、第2表示部40に表示されたスポットが、目的地または経由地としてユーザから選択された場合、スポットを目的地または経由地として設定する。そして、経路探索部37は、例えば、第2表示部40に表示されたスポットが目的地として設定された場合、現在地からスポットまでの経路を探索する。また、経路探索部37は、第2表示部40に表示されたスポットが経由地として設定された場合、現在地からスポットを経由して目的地に到達するまでの経路を探索する。
第2記憶部38は、ナビゲーション装置3の処理に関する各種情報を記憶する。第2記憶部38は、例えば、設定部31が設定した探索起点に関する情報、経路探索部37が探索した経路を記憶する。第2記憶部38は、例えば、第2受信部33が受信したスポットの情報を記憶する。
第1表示部39は、ナビゲーションに関する表示を行う。第1表示部39は、例えば、現在地周辺地図、経路を示す線、若しくは各種メニューを表示する。
第2表示部40は、第2受信部33が受信したスポットの情報を、リスト表示する。第2表示部40は、スポットを示すアイコンを地図上に表示してもよい。スポットを示すアイコンは、例えば、図8に示すアイコン71である。イベント探索が行われている場合、第2表示部40は、スポットおよびイベントのリストを表示する。
第1表示部39は、例えば、タッチパネルディスプレイで構成される。第1表示部39は、単なるディスプレイで構成されてもよい。第2表示部40は、第1表示部39と同様に、タッチパネルディスプレイで構成されてもよいし、単なるディスプレイで構成されてもよい。ナビゲーション装置3が有する表示部の数は一つであってもよい。ナビゲーション装置3は、表示部の数が一つの場合、一つの表示部がナビゲーションに関する表示とスポットおよびイベントのリスト表示の両方を実行することができるように構成されてもよい。
図4は、レコメンドサーバ4の機能構成の一例を示す図である。レコメンドサーバ4は、第3受信部41と抽出部42と第3送信部43と第3記憶部44とを含む。抽出部42は、解析部425を備えている。
第3受信部41は、サーバ1から、探索されたスポットの情報と、ユーザID、スポットの返却要求数を受信する。
抽出部42は、予め第3記憶部44に記憶されたユーザ毎のお気に入りスポット、およびユーザが行ったことがあるスポットに基づいて、サーバ1が探索したスポットから、レコメンドスポットを抽出する。抽出部42は、例えば、受信したユーザIDにより対象のユーザを特定し、特定したユーザのお気に入りスポットまたはユーザが行ったことがあるスポットと同一または類似するスポットをレコメンドスポットとして抽出する。抽出部42は、例えば、ユーザのお気に入りスポットをベクトル化し、第3記憶部44に記憶されているスポットに対応するベクトルとの類似度を判定する。抽出部42は、ベクトル間のコサイン類似度で1に近ければ類似していると判定することができる。また、抽出部42は、例えば、受信した返却要求数に応じて、レコメンドスポット数を決定する。抽出部42は、サーバ1に含まれていてもよい。
抽出部42は、解析部425を備えてもよい。解析部425は、例えば、複数ユーザのお気に入りスポット、ユーザが選択したスポット、またはユーザが行ったことがあるスポットを、機械学習を用いて解析する。解析部425は、例えば、類似した履歴を持つユーザが好むスポットを、レコメンドスポットとして抽出することができるように構成されている。
抽出部42は、例えば、ユーザ毎のお気に入りスポット、ユーザが選択したことがあるスポット、またはユーザが行ったことがあるスポットと、サーバ1が探索した各スポットとの類似度に基づいて、サーバ1が探索した各スポットの評価値、ユーザが選択したスポットの評価値を算出する。抽出部42は、評価値が高い順に、サーバ1が探索した各スポットから、返却要求数に応じた数のレコメンドスポットを抽出する。抽出部42は、類似度が高い順に、返却要求数分のスポットを抽出してもよい。
第3送信部43は、抽出部42が抽出した、レコメンドスポットの情報をサーバ1に送信する。レコメンドスポットの情報は、例えば、レコメンドスポットのスポットID、スポット名、スポットの位置座標、住所、若しくはスポットの説明を含む。
第3記憶部44は、レコメンドサーバ4の処理に関する各種情報を記憶する。第3記憶部44は、ユーザIDと、そのユーザ毎のお気に入りスポットの情報、ユーザが選択したことがあるスポットの情報、またはユーザが行ったことがあるスポットの情報とを対応付けて記憶している。第3記憶部44は、各種外部装置から抽出したお勧めのスポットの情報が、記憶されていてもよい。各種外部装置としては、例えば、SNS(Social Networking Service)を構成するサーバ装置が挙げられる。言い換えれば、第3記憶部44は、SNSを構成するサーバ装置から抽出された口コミ情報、またはPOIのお勧め度をスコアリングした評価が記憶されていてもよい。
図5は、サーバ1のハードウェア構成の一例を示す図である。図5の例に示すように、サーバ1は、バス100に接続された、プロセッサ111とメモリ112と補助記憶装置113と通信インタフェース114と媒体接続部115と入力装置116と出力装置117とを含む。
プロセッサ111は、メモリ112に展開されたプログラムを実行する。実行されるプログラムには、本実施形態における処理を行う探索プログラムが適用されてもよい。
メモリ112は、例えば、RAM(Random Access Memory)である。補助記憶装置113は、各種情報を記憶する記憶装置であり、例えば、ハードディスクドライブ、半導体メモリである。補助記憶装置113が、本実施形態の処理を行う探索プログラムを記憶していてもよい。
通信インタフェース114は、例えば、LAN、若しくはWAN(Wide Area
Network)の通信ネットワークに接続されることができるように構成されている。通信インタフェース114は、通信に伴うデータ変換を行う。
媒体接続部115は、可搬型記録媒体118が接続可能なインタフェースである。可搬型記録媒体118には、例えば、光学式ディスク、半導体メモリが適用される。可搬型記録媒体118が、本実施形態の処理を行う探索プログラムを記憶していてもよい。
入力装置116は、ユーザからの指示及び情報の入力を受け付けることができるように構成されている。入力装置116としては、例えば、キーボード、若しくはポインティングデバイスが挙げられる。
出力装置117は、ユーザへの問い合わせ又は指示、及び処理結果を出力することができるように構成されている。出力装置117としては、例えば、表示装置、プリンタ、若しくはスピーカが挙げられる。
図2に示す第1記憶部15は、例えば、メモリ112、補助記憶装置113または可搬型記録媒体118により実現される。図2に示す第1受信部11、決定部12、探索部13、第1送信部14は、例えば、メモリ112に展開された探索プログラムをプロセッサ111が実行することにより実現される。
メモリ112、補助記憶装置113および可搬型記録媒体118は、コンピュータが読み取り可能であって有形の記憶媒体であり、信号搬送波のような一時的な媒体ではなく、非一時的な記憶媒体である。
なお、サーバ1が図5に示す全ての構成要素を含んでいなくてもよく、一部の構成要素が省略されていてもよい。また、一部の構成要素がサーバ1の外部の装置に存在し、サーバ1が外部の装置に接続して、外部の装置内の構成要素を利用してもよい。また、データサーバ2、ナビゲーション装置3、レコメンドサーバ4のハードウェア構成も図5に示す構成と同様であるとする。
図6Aは、第1表示部39の外観の一例を示す図である。図6に示すセンターパネル50は、例えば、移動体内部における運転席と助手席の間に設置される。図6Aに示すように、第1表示部39は、例えば、センターパネル50内に設置される。第1表示部39は、現在地周辺地図91、経路を示す線92、各種メニュー93等を表示する。
図6Bは、第2表示部40の外観の一例を示す図である。図6Bに示すインスツルメンタルパネル53は、例えば、運転席の前面に設置される。図6Bに示すように、第2表示部40は、例えば、インスツルメンタルパネル53内に設置される。第2表示部40は、例えば、移動体の速度を表示する速度メータ51とエンジン回転数を表示する回転数メータ52との間に設置される。第2表示部40は、第2受信部33が受信したスポットの情報を、リスト表示する。なお、図6Bでは、ユーザが選択したスポットを太枠で囲んで例示している。
ナビゲーション装置3の第2送信部32は、例えば、経路探索が行われた際に、現在位置、目的地情報、経路に関する情報をサーバ1に送信する。または、第2送信部32は、経路探索後に、図6Aに示す第1表示部39のおすすめボタン93aがタップされた場合に、現在位置、目的地位置、経路に関する情報をサーバ1に送信する。そして、第2受信部33が、スポットの情報をサーバ1から受信した場合に、図6Bに示す第2表示部40は、スポットの情報を、リスト表示する。図6Bでは、ユーザが選択したスポットを太枠で囲んで例示している。
図7は、ルームミラーモニター61の一例を示す図である。図7に示すルームミラーモニター61は、モニターの機能を有するルームミラーである。例えば、第1表示部39のメニューやリモコン操作等により、第2表示部40の表示をONにする操作が行われると、ルームミラーモニター61内に第2表示部40が表示される。第2表示部40は、例えば、ルームミラーモニター61内に映る背景と重なるように、スポットのリストを半透明で表示する。図7では、ユーザが選択したスポットを太枠で囲んで例示している。
図8は、スポットリストの一例を示す図である。図8に示すように、第2表示部40は、スポットの情報を、リスト表示する。図8において、アイコン71は、スポットの種類を示す画像である。スポットの種類は、探索カテゴリに対応づけられている。スポット番号72は、例えば、スポットIDである。スポット名73は、スポットの名称を示す。なお、スポットで開催されるイベントの探索が行われた場合、「イベント名(スポット名)」という形式で表示される。例えば、「花まつり」はイベント名であり、「××公園」は、花まつりが開催されるスポットの名称である。また、第2表示部40は、現在位置からスポットまでの距離である距離表示74と、経路からスポットに対する方向である方向表示75とを表示する。距離表示74に示す距離は、スポットに向かう際に最初の右折地点または左折地点までの距離であってもよい。方向表示75は、スポットに向かう際に最初の右折地点または左折地点に対する方向であってもよい。
例えば、ユーザのタッチ操作によりスポット名が選択された場合に、表示制御部36は、スポットの住所、説明、イベント開催時間等を含む説明画面を第2表示部40に表示させてもよい。図8では、例えば、ユーザがタッチ操作によりスポット名が選択された場合、スポットが太枠76で囲まれるように表示する。表示制御部36は、スポット名が多い場合、他のスポット名を表示できるように前画面を上矢印77で第2表示部40に表示させてもよい。表示制御部36は、スポット名が多い場合、他のスポット名を表示できるように次画面を下矢印78で第2表示部40に表示させてもよい。なお、図6B、図7においても、図8と同様に構成されている。ナビゲーション装置3は、スポットの住所、説明、イベント開催時間等を音声で出力してもよい。また、ナビゲーション装置3は、音声認識を用いて、ユーザの音声による指示に従って表示を行ってもよい。例えば、「2を説明して」という音声を認識した場合、表示制御部36は、指定されたスポット番号に対応するスポットである「手打ちうどん ○○屋」の説明を表示する。また、ナビゲーション装置3は、例えば、スポット名がタッチ操作または音声により選択された場合、スポットを目的地または経由地に設定してもよい。
図9Aは、探索範囲の第1の例に用いられる、現在位置、目的地、探索起点を示す図である。図9Aは、現在位置81、目的地82、経路83上の第1探索起点84−1〜第6探索起点84−6を示している。図9Aは、ナビゲーション装置3からサーバ1に送信される現在位置の座標、目的地の座標、探索起点の座標に基づいている。
図9Bは、探索範囲の第1の例を示す図である。図9Bは、現在位置81、目的地82、経路83周辺の第1探索範囲85−1〜第7探索範囲85−7を示している。第1探索範囲85−1〜第6探索範囲85−6は、第1探索起点84−1〜第6探索起点84−6を中心とした円形である。第7探索範囲85−7は、目的地を中心とした円形である。すなわち、決定部12は、各探索起点および目的地を中心とした円形を探索範囲として決定する。探索範囲は、必ずしも真円形の範囲に限られず、多角形の範囲でもよいし、楕円形の範囲としてもよい。また、各探索範囲は、現在位置からの距離に応じて広さが異なるとする。図9Bに示す例では、探索範囲は、現在位置からの距離が長いほど広く、現在位置からの距離が短いほど狭い。なお、図9Bおよび図10以降の例において、一部を除き探索起点の記載を省略する。
例えば、目的地に向かう際に食事や休憩等でスポットに立ち寄ることが想定されるが、現在位置から近い領域において、経路から遠いスポットに立ち寄る可能性は少ないと考えられる。よって、決定部12は、探索範囲として、現在位置からの距離が短いほど狭い範囲を決定する。言い換えれば、本実施形態の探索システムは、第1の例の場合、移動体の移動に伴って、探索範囲を動的に変化させている、ともいえる。例えば、本実施形態の探索装置では、探索範囲が時間的に変化してもよい。すなわち、探索システムは、探索範囲が距離及び時間に応じて変化してもよい。
図10は、探索範囲の第2の例を示す図である。図10に示す第2の例において、第1探索範囲85−1〜第6探索範囲85−6は、図9Bに示す第1の例と同様であり、各探索範囲は、現在位置からの距離が長いほど広く、現在位置からの距離が短いほど狭い。第2の例では、第7探索範囲85−7において、現在位置に対して目的地より先の領域が探索範囲から除かれている。すなわち、決定部12は、目的地より先の領域を探索範囲から除外する。目的地より先の領域のスポットにユーザが立ち寄る可能性が少ないと考えられるためである。
図11は、探索範囲の第3の例を示す図である。図11に示す第3の例において、現在位置から所定距離の間の探索範囲(第1探索範囲85−1〜第4探索範囲85−4)は、図9、図10に示す例と同様であり、現在位置からの距離が長いほど広く、現在位置からの距離が短いほど狭い。第3の例では、所定位置(第4探索起点84−4)から目的地までの間における探索範囲(第8探索範囲85−8)は、一定の幅を有する帯状の範囲となっている。すなわち、決定部12は、所定位置から目的地までの間における探索範囲を増加させないように、探索範囲を決定する。スポットに立ち寄って目的地に向かう場合に、経路からの距離が遠いスポットに立ち寄る可能性が低いと考えられるためである。
図12は、探索範囲の第4の例を示す図である。図12に示す第4の例において、第1探索範囲85−1〜第4探索範囲85−4は、図9〜図11に示す例と同様であり、各探索範囲は、現在位置からの距離が長いほど広く、現在位置からの距離が短いほど狭い。第4の例では、所定位置(第4探索起点84−4)から目的地までの間における探索範囲(第9探索範囲85−9)は、現在位置からの距離が長いほど狭く、現在位置からの距離が短いほど広い。すなわち、第4の例における探索範囲は、現在位置から所定位置までの領域では、現在位置からの距離が長いほど広く、現在位置からの距離が短いほど狭く、所定位置から目的地までの領域では、現在位置からの距離が長いほど狭く、現在位置からの距離が短いほど広い。目的地に近い領域において、スポットに立ち寄る可能性が低いと考えられるためである。
図13は、探索範囲の第5の例を示す図である。図13に示す第5の例において、探索起点を中心とした円形の第10探索範囲85−10、第11探索範囲85−11、目的地を中心とした円形の第12探索範囲85−12が存在する。また、第10探索範囲85−10、第11探索範囲85−11の接線を枠とする第13探索範囲85−13、第11探索範囲85−11、第12探索範囲85−12の接線を枠とする第14探索範囲85−14が存在する。サーバ1は、第5の例を適用することにより、探索起点および目的地を中心とした円形の探索範囲同士の位置が離れている場合でも、適切な探索範囲を決定することができる。言い換えれば、本実施形態の探索装置は、第5の例の場合、移動体の移動に伴って、連続的に探索範囲を変化させている。本実施形態の探索装置は、第5の例の場合、移動体の移動に伴って、探索範囲を動的に変化させている、ともいえる。
図14は、探索範囲の第6の例を示す図である。図14に示す第6の例において、探索起点を中心とした円形の第10探索範囲85−10、第11探索範囲85−11、目的地を中心とした円形の第12探索範囲85−12は、図5の例と同様である。第6の例では、円形の第10探索範囲85−10と第11探索範囲85−11との間に帯状の第15探索範囲85−15が存在する。第15探索範囲85−15の幅は、第13探索範囲85−13の両端の探索範囲(第10探索範囲85−10、第11探索範囲85−11)の直径のうち小さい方(第10探索範囲85−10)と同一であるとする。同様に、円形の第11探索範囲85−11と第12探索範囲85−12との間に存在する帯状の第16探索範囲85−16の幅は、両端の探索範囲(第11探索範囲85−11、第12探索範囲85−12)の直径のうち小さい方(第11探索範囲85−11)と同一であるとする。言い換えれば、本実施形態の探索装置は、第6の例の場合、移動体の移動に伴って、断続的に探索範囲を変化させている。本実施形態の探索装置は、第6の例の場合、移動体の移動に伴って、探索範囲を動的に変化させている、ともいえる。
サーバ1は、第6の例を適用することにより、第5の例と同様に、探索起点および目的地を中心とした探索範囲同士の位置が離れている場合でも、適切な探索範囲を決定することができる。第6の例では、第5の例と比べて、探索範囲が狭くなるため、探索処理の時間を短縮し、スポットの情報を送信する際の通信量を減少させることができる。
第1の例〜第6の例のうちのどの探索範囲を適用するかを、ナビゲーション装置3からユーザが設定可能であってもよい。そして、第2送信部32は、第1の例〜第6の例のうちのどの探索範囲を適用するかの設定をサーバ1に送信してもよい。サーバ1の決定部12は、設定に応じて、第1の例〜第6の例のいずれかの設定を適用する。また、決定部12は、第1の例〜第6の例を組み合わせた探索範囲を決定してもよい。例えば、決定部12は、第3の例、第5の例、第6の例において、第2の例と同様に、目的地より先の領域を探索範囲から除外してもよい。
図15は、探索範囲の第7の例を示す図である。第7の例において、第7探索起点84−7は、高速道路86の乗り口として設定されたIC(interchange)であり、第8探索起点84−8は、高速道路86の降り口として設定されたICであるとする。すなわち、第7探索起点84−7および第8探索起点84−8の間の高速道路86を通って目的地に向かう経路がナビゲーション装置3で設定されている。この場合、高速道路を途中で降りて、スポットに立ち寄る可能性は低いと考えられる。よって、決定部12は、設定された経路のうち、高速道路周辺には、探索範囲を配置することを制限する。
また、現在位置から高速道路の乗り口までの第17探索範囲85−17〜第18探索範囲85−18は、現在位置からの距離が長いほど広く、現在位置からの距離が短いほど狭い。また、高速道路の降り口から目的地までの第20探索範囲85−20〜第22探索範囲85−22は、高速道路の降り口からの距離が長いほど広く、現在位置からの距離が短いほど狭い。すなわち、図9に示す第1の例と同様である。第7の例において、現在位置から高速道路の乗り口までの探索範囲および高速道路の降り口から目的地までの探索範囲に第2の例〜第6の例と同様の探索範囲を適用してもよい。
このように、サーバ1は、第7の例を適用した場合、経路に高速道路が含まれる場合に、適切に探索範囲を決定することができる。
本実施形態では、ユーザに提示される探索結果のスポット数が増大し、例えば進行方向と逆方向に存在スポットが含まれるなど、立寄りスポットを選択する際に煩わしくなることもない。本実施形態では、経路周辺のスポットの情報を提供する際の処理を効率化することもできる。
図16および図17は、本実施形態の処理の一例を示すシーケンス図である。ナビゲーション装置3の第2送信部32は、ユーザの操作に応じて、ナビゲーション装置3を搭載した移動体の現在位置、移動体の目的地の位置、および移動体の現在位置から目的地の位置までの経路に関する情報とともにスポット送信要求をサーバ1に送信する(S101)。ナビゲーション装置3の第2送信部32は、ユーザの操作に応じる代わりに、定期的にナビゲーション装置3を搭載した移動体の現在位置、移動体の目的地の位置、および移動体の現在位置から目的地の位置までの経路に関する情報とともにスポット送信要求をサーバ1に送信してもよい。スポット送信要求は、レコメンドスポットの送信要求であってもよい。経路に関する情報は、複数の探索起点の座標と探索起点の数を含む。
サーバ1の決定部12は、受信した移動体の現在位置、および移動体の現在位置から目的地の位置までの経路に関する情報に基づいて、現在位置からの距離に応じて広さが異なる、経路周辺の複数の探索範囲を決定する(S102)。探索部13は、データサーバ2に、探索条件を含む問い合わせを送信する(S103)。そして、探索部13は、データサーバ2から探索条件に応じたスポットの情報を受信する(S104)。探索部13は、S103、S104の処理により、探索範囲内に存在するスポットを探索する。探索部13は、S103、S104の処理を探索起点毎(探索範囲毎)に繰り返す。
第1送信部14は、ナビゲーション装置3からレコメンドスポットの送信要求を受信していた場合、探索されたスポットの情報、ユーザID、スポットの返却要求数とともにレコメンドスポットの提供要求をレコメンドサーバ4に送信する(S105)。レコメンドサーバ4の抽出部42は、予め第3記憶部44に記憶されたユーザ毎のお気に入りスポット、ユーザが選択したスポット、またはユーザが行ったことがあるスポットに基づいて、探索されたスポットから、レコメンドスポットを抽出する(S106)。第3送信部43は、抽出部42が抽出したレコメンドスポットの情報をサーバ1に送信する(S107)。
サーバ1の第1送信部14は、レコメンドサーバ4から送信された、スポットの情報またはレコメンドスポットの情報をナビゲーション装置3に送信する(S108)。S105〜S107の処理を行わない場合、第1送信部14は、探索部13が探索したスポットの情報をナビゲーション装置3に送信し、S105〜S107の処理を行った場合、第1送信部14は、レコメンドサーバ4が抽出したレコメンドスポットの情報をナビゲーション装置3に送信する。レコメンドスポットの情報が送信された場合、以下の説明におけるスポットの情報をレコメンドスポットの情報に置き換えるとする。
図17において、ナビゲーション装置3の重複除去部34は、受信したスポットの情報が、すでに受信しているスポットの情報と重複している場合、重複している情報を除去する(S109)。方向計算部35は、経路に対するスポットの方向を計算する(S110)。表示制御部36は、スポットのリストを第2表示部40に表示させる(S111)。音声またはタッチ操作により、表示されたリスト内のスポットが選択された場合に、表示制御部36は、スポットの住所、説明、イベント開催時間等を含む説明画面を第2表示部40に表示させる(S112)。
経路探索部37は、第2表示部40に表示されたスポットが、目的地または経由地としてユーザから選択された場合、スポットを目的地または経由地として設定する(S113)。経路探索部37は、S113において、第2表示部40に表示されたスポットが目的地または経由地として設定された場合、経路を再探索する(S114)。例えば、経路探索部37は、第2表示部40に表示されたスポットが目的地として設定された場合、現在位置からスポットまでの経路を探索する。また、経路探索部37は、第2表示部40に表示されたスポットが経由地として設定された場合、現在位置からスポットを経由して目的地に到達するまでの経路を探索する。
そして、第2送信部32は、ナビゲーション装置3を搭載した移動体の現在位置、移動体の目的地の位置、および移動体の現在位置から目的地の位置までの経路に関する情報とともにスポット送信要求をサーバ1に送信する(S115)。S115の処理後、S115で送信された情報を用いて、S102以降の処理が再度、実行される。
以上のように、サーバ1は、現在位置からの距離に応じて広さが異なる探索範囲を決定し、探索範囲内のスポットをナビゲーション装置3に提供する。例えば、探索範囲は、現在位置からの距離が長いほど広く、現在位置からの距離が短いほど狭いため、ユーザが立ち寄る可能性が少ない範囲を含まないように設定される。これにより、サーバ1は、スポットの探索処理時間およびデータ送信時間を短縮し、かつ、ユーザが立ち寄る可能性が高いスポットの情報を提供することができる。すなわち、サーバ1は、より適切な経路周辺のスポットの情報をユーザに提供し、提供の際の処理を効率化することができる。
<第2の実施形態>
第2の実施形態のシステムは、図18に示すように、情報表示装置5と、サーバ装置6と、外部サーバ8と、および端末9と、を含む。情報表示装置5は、例えば、第1の実施形態のナビゲーション装置3に対応する。情報表示装置5は、図示していないが、例えば、第1の実施形態の制御部30を含んでいる。サーバ装置6は、例えば、第1の実施形態のサーバ1、データサーバ2及びレコメンドサーバ4に対応する。サーバ装置6、情報表示装置5、外部サーバ8、および端末9は、例えば、ネットワーク7に接続されている。ネットワーク7は、例えば、インターネット、若しくは公衆通信回線網が挙げられる。例えば、端末9は、無線基地局および中継装置を介してネットワーク7に接続する。端末9はネットワーク7を介して、外部サーバ8と相互に通信を行うことができる。サーバ装置6は、例えば、ネットワーク7を介して、情報表示装置5、および外部サーバ8と相互に通信を行うことができる。
外部サーバ8は、例えば、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS:Social Networking Service)を提供するサーバである。SNSとしては、例えば、Twitter(登録商標)、FACEBOOK(登録商標)、INSTAGRAM(登録商標)、YouTube(登録商標)、LINE(登録商標)が挙げられる。SNSは、広義に解釈し、ブログ、若しくは電子掲示板を含んでもよい。SNSでは、例えば、ユーザが投稿した投稿情報が掲載される。
端末9は、例えば、SNSに投稿情報の投稿を行うユーザが利用する情報処理端末である。端末9は、例えば、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末、パーソナルコンピュータ、若しくはモバイルコンピュータである。例えば、端末9は、ユーザの操作により、外部サーバ8にアクセスして、SNSに投稿情報を投稿することができる。投稿情報には、少なくともメッセージが含まれる。メッセージには、例えば、スポットに対する投稿者の感情、若しくは感想が含まれる場合がある。スポットは、様々な地点、場所を示す。スポットとしては、例えば、レストラン、観光名所、事件または事故の発生地点、若しくは渋滞場所が挙げられる。端末9は、例えば撮影対象を撮影する撮影装置を備えていてもよい。撮影装置は、例えば、カメラである。投稿情報には撮影データを含んでよい。撮影装置で撮影された撮影データは、例えば、静止画、または動画を含んでよい。
端末9は、例えば位置を測位する測位センサを含んでもよい。端末9は、測位センサを利用して、SNSへ投稿する静止画、若しくは動画に、メタデータを付加することができる。測位センサは、例えば、GPS(Global Positioning System)センサが挙げられる。また、端末9は、複数の携帯電話の基地局を利用して、端末9の位置を示す位置情報を取得してもよい。位置情報は、例えば、緯度および経度で表される。メタデータは、撮影位置情報の一例である。撮影位置情報は、静止画、または動画が撮影された位置を示す情報である。SNSの投稿対象であるスポットの位置は、例えば、撮影された静止画または動画に含まれるメタデータを用いて、特定されてもよい。また、メタデータには、撮影装置で撮影された撮影時刻の情報を含んでもよい。端末9は、メッセージ、またはメッセージおよび撮影データを含む投稿情報を、ネットワーク7を介して、外部サーバ8へ提供する。
情報表示装置5は、例えば、画像表示装置57を備えている。画像表示装置57は、例えば、第1の実施形態の第1表示部39及び第2表示部40として機能させることができる。画像表示装置57は、例えば、地図を表示させることができるように構成されている。情報表示装置5は、例えば、移動体に保持される。移動体は、例えば、車両である。車両は、例えば、自動車、オートバイ、自転車、およびスノーモービルが挙げられる。情報表示装置5は、例えば、車両に搭載されるナビゲーション装置である。また、情報表示装置5が保持される移動体は、人であってもよい。言い換えれば、情報表示装置5は、人が保持する情報処理端末であってもよい。情報表示装置5は、ナビゲーション装置だけに限られない。情報表示装置5は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、およびモバイルコンピュータであってもよい。
情報表示装置5は、例えば、端末9の測位センサとは異なる測位センサを含んでもよい。情報表示装置5の測位センサは、例えば、GPSセンサが挙げられる。端末9は、情報表示装置5の測位センサを利用して、情報表示装置5の現在地の位置情報を取得する。位置情報は、例えば、所定のテキストタグにより関連づけられている。情報表示装置5は、サーバ装置6へ提供要求を行う場合、例えば、現在地の位置情報を送信する。
サーバ装置6は、例えば、外部サーバ8からSNSに投稿された投稿情報を収集する。サーバ装置6は、投稿情報を解析し解析情報を生成する。解析情報は、例えば、SNSに投稿された投稿情報を解析してベクトル化したベクトル情報である。サーバ装置6は、SNSに投稿された投稿情報に基づいてスポット位置情報を特定する。スポット位置情報は、スポットの位置を示す情報である。スポット位置情報は、例えば、スポットが存在する座標である。
サーバ装置6は、生成した解析情報と、特定したスポット位置情報と、を対応付けてスポット情報を生成する。
スポット情報は、特定の場所についての情報である。スポット情報は、例えば、POI(Point Of Interest)である。POIは、例えば、誰かが便利であると思った場所または興味がある場所についての情報である。SNSに投稿された投稿情報からスポット情報を生成することで、サーバ装置6は、世の中で盛り上がっているホットスポットの情報を、リアルタイムにスポット情報に反映させることができる。
言い換えれば、サーバ装置6は、地域、若しくは時節に応じた新鮮なスポット情報を動的にユーザに提供することができる。SNSに投稿された投稿情報から生成されるスポット情報は、動的に情報を提供することができるため、一例ではダイナミックPOIと呼ばれてもよい。ダイナミックPOIは、例えば、月単位、週単位、日単位、時間単位、若しくは分単位の比較的短時間で動的に変化する情報を意味している。サーバ装置6は、例えば、収集した投稿情報を所定の時間帯ごとに管理することで、ダイナミックPOIを時間ごとに管理することもできる。
サーバ装置6は、例えば、情報表示装置5からの提供要求に応じて、スポット情報に含まれる解析情報を情報表示装置5へ提供する。サーバ装置6は、例えば、情報表示装置5から送信された現在地の位置情報に基づいて、情報表示装置5の現在地周辺のスポット情報を探索してもよい。サーバ装置6は、探索により見つかった情報表示装置5の現在地周辺のスポット情報に含まれる解析情報を情報表示装置5へ提供する。現在地周辺のスポット情報は、位置情報が示す位置に対して所定条件を満たすスポット情報の一例を示す情報である。提供要求は、例えば、情報表示装置5の位置情報が示す位置に対して所定条件を満たすスポット情報に含まれる解析情報の提供を要求する情報である。
また、サーバ装置6は、例えば、情報表示装置5からの提供要求に応じて、現在地から目的地までの経路の周辺のスポット位置情報を探索してもよい。サーバ装置6は、例えば、探索により見つかった情報表示装置5の現在地から目的地までの経路の周辺のスポット情報に対応する解析情報を情報表示装置5に提供してもよい。サーバ装置6は、例えば、探索により見つかった情報表示装置5の現在地から目的地までの経路から所定の距離以下に存在するスポット情報に対応する解析情報を情報表示装置5へ提供してもよい。サーバ装置6は、例えば、経路に見つかった情報表示装置5の現在地から目的地までの経路から所定の距離以下に存在するスポット情報に対応する解析情報を情報表示装置5へ送信してもよい。現在地から目的地までの経路から所定の距離以下に存在するスポット情報は、位置情報が示す位置に対して所定条件を満たすスポット情報の一例を示す情報である。サーバ装置6は、第1の実施形態と同様に、現在地から目的地までの経路において、図9から図15で例示する探索範囲にある解析情報を情報表示装置5へ送信してもよい。
情報表示装置5は、サーバ装置6から提供されたスポット情報に含まれる解析情報を画像表示装置57に表示させることができる。情報表示装置5は、例えば、現在地周辺のスポット情報に含まれる解析情報を地図上に重畳して表示させることができる。また、情報表示装置5は、例えば、情報表示装置5の現在地から目的地までの経路から所定の距離以下に存在するスポット情報に含まれる解析情報を地図上に重畳して表示させることができる。情報表示装置5は、現在地から目的地までの経路において、図9から図15で例示する探索範囲にある解析情報を地図上に重畳して表示させることができる。
ところで、ユーザが端末9を操作して、例えば、スポットの特徴に関するメッセージを外部サーバ8が提供するSNSに投稿することがある。メッセージはSNSに投稿される投稿情報の一例である。スポットの特徴に関するメッセージとは、例えば、スポットに対する投稿者の感情が含まれたメッセージである。投稿者の感情を表すメッセージが投稿されている場合、サーバ装置6は、外部サーバ8から感情を表す投稿情報を収集し、収集した投稿情報を解析して解析情報を生成する。サーバ装置6は、生成した解析情報から感情に関する解析情報を含むスポット情報を生成して、情報表示装置5に提供することができる。
しかしながら、スポットの特徴に関する投稿情報は、スポットの位置とは関係なく時系列で投稿される。メッセージがスポットの位置とは関係なくSNSに投稿された場合でも、ユーザは、実際のスポットの位置における投稿情報を確認したいと望むことがある。スポットの位置における投稿情報を確認したい場合には、情報表示装置5のユーザは、例えばスポットの名称をキーワードとして再度検索する必要となる場合がある。
本実施形態のサーバ装置6は、情報表示装置5から解析情報の提供要求を受け付けると、例えば、情報表示装置5の現在地付近にあるスポットのスポット情報を情報表示装置5へ提供する。情報表示装置5は、サーバ装置6から提供されたスポット情報に含まれる解析情報を地図上に重畳して表示する。解析情報には、例えば、スポットにおける投稿者の感情が含まれている。このため、情報表示装置5は、スポットに対する他のユーザの感情を知らせることができる。サーバ装置6は、例えば、スポットに対応するスポット情報のうちから、静止画若しくは動画の撮影情報を含むスポット情報を抽出する。そして、サーバ装置6は、抽出したスポット情報を情報表示装置5に提供してもよい。
以下、本実施形態に係る情報処理システム20を更に詳細に説明する。
情報処理システム20は、例えば、図19に示すように、サーバ装置6および情報表示装置5を含む。
サーバ装置6は、例えば、制御装置62、通信装置63、および記憶器64を含む。
制御装置62は、例えば、通信装置63を制御する。制御装置62は、例えば、通信装置63を制御してネットワーク7に接続する。制御装置62は、例えば、情報表示装置5、若しくは外部サーバ8とデータを送受信できるように通信装置63を制御してもよい。
制御装置62は、例えば、情報表示装置5からの所定のスポットの探索を要求するスポット探索要求を通信装置63に受信させるように制御する。スポット探索要求には、例えば、情報表示装置5を備える移動体の現在地、目的地、現在地から目的地までの経路の情報が含まれている。制御装置62は、例えば、スポット探索要求に応じて、現在地から目的地までの経路沿いの周辺のスポットを探索する。制御装置62は、通信装置63を制御することで、例えば、探索により見つかったスポット情報を情報表示装置5に送信させる。
また、制御装置62は、例えば、解析器621、生成部622、および提供部623を含む。解析器621は、例えば、通信装置63を介して、外部サーバ8からSNSに投稿された投稿情報を取得する。SNSでは、例えば、API(Application Programming Interface)を介して、投稿された投稿情報を提供するサービスが提供されている。解析器621は、例えば、APIを用いて、外部サーバ8から投稿情報を取得することができる。
解析器621は、SNSに投稿されたスポットに関するメッセージを、投稿情報として収集する。解析器621は、投稿情報を解析して、解析情報を生成する。解析器621は、ユーザがSNSに投稿した投稿情報を圧縮した圧縮情報を解析情報としてもよい。圧縮情報とは、例えば、圧縮アルゴリズムを用いることにより、元の投稿情報の情報量を保ったままサイズを縮小した情報をいう。解析器621は、SNSに投稿された投稿情報を解析してベクトル化したベクトル情報を解析情報としてもよい。ベクトル情報は、例えば、投稿情報に応じて、分類分けできる。分類分けは、例えば、「楽しい」、「美味しい」、「感動した」、「吃驚した」、および「癒される」の感情と対応している。ベクトル情報は、SNSに投稿された投稿情報を解析した解析情報ともいえる。
解析器621は、SNSに投稿された投稿情報のスポットのお勧め度をスコアリングしたスコアを特定してもよい。スコアは、SNSに投稿された投稿情報のスポットのお勧め度をスコアリングした情報である。解析器621は、例えば、SNSに投稿された投稿情報を形態素解析し、形態素を得る。解析器621は、得られた形態素に基づいて特定した特徴語に応じて、スポット情報をスコアリングした結果をスコアとしてもよい。サーバ装置6は、解析器621によりスコアリングされたスポット情報のスコアに基づいて、複数のスポット情報に優先順位をつけることができる。形態素解析には、例えば、MeCabを利用することができる。
解析器621は、例えば、SNSに投稿された投稿情報からキーフレーズを抽出する処理を実行する。解析器621は、例えば、SNSに投稿された投稿情報から特徴語を抽出する処理を実行する。特徴語は、例えば、投稿された投稿情報に含まれるメッセージを特徴づける用語である。特徴語には感情語が含まれる。感情語は、特徴語のうち、特に、投稿を行った投稿者の感情や感想を表す用語である。感情語は、例えば、うれしい、悲しい、やばい、といった用語が含まれる。また、感情語は、例えば、「43号線が渋滞か...」といった投稿情報のメッセージにおいて投稿者の感情を表す「...」のような記号であってもよい。キーフレーズは、例えば、投稿の主題をよく表現している特徴的な句である。キーフレーズの抽出処理では、解析器621は、単語を意味する「ワード」ではなく、連続する複数単語を含み、句を意味する「フレーズ」を抽出する。
解析器621は、例えば、予め作成したキーフレーズの辞書を用いて、キーフレーズの抽出を行うことができる。解析器621は、例えば、機械学習を用いて、キーフレーズの抽出を行うこともできる。解析器621は、例えば、統計ベース、グラフベースで、キーフレーズの抽出を行うこともできる。解析器621は、例えば、予め作成した特徴語の辞書を用いて特徴語の抽出を行うことができる。解析器621は、例えば、機械学習を用いて、特徴語の抽出を行うことができる。解析器621は、例えば、統計ベース、グラフベースで、特徴語の抽出を行うこともできる。解析器621は、SNSに投稿された投稿情報から、キーフレーズおよび特徴語を抽出する処理を実行してもよい。
解析器621は、例えば、SNSに投稿された投稿情報を解析して生成した解析情報を所定のカテゴリに分類してもよい。解析器621は、所定のカテゴリとして、例えば、ニュース、温泉、公園、美術館、神社、ライブ、ショッピング、アミューズメント、アウトドア、イベント、グルメ、ラーメン、山に分類する。カテゴリは、任意の分類を含んでよい。カテゴリは、適宜の種類に分類されてもよい。カテゴリは、感情の種別に応じて、分類されていてもよい。言い換えれば、解析器621は、SNSに投稿された投稿情報の種別に応じて、解析情報をカテゴリ別に分類する。
解析情報は、例えば、メタデータを含んでもよい。メタデータは、例えば、テキストデータを含むテキストタグである。テキストタグは、例えば、解析情報を所定のカテゴリごとに分類するために用いられる。言い換えれば、解析情報は、テキストタグにより、投稿情報をカテゴリ毎に分類分けして管理できるように構成されている。解析器621は、ユーザが外部サーバ8へ書込んだメッセージを、外部サーバ8から収集することができるように構成されている。解析器621は、外部サーバ8からSNS情報を取得する情報取得部ともいえる。
生成部622は、スポット情報を生成する。スポット情報は、解析情報と、スポット位置情報と、が対応づけられている。生成部622は、生成したスポット情報を記憶器64に記憶させる。
提供部623は、情報表示装置5から解析情報の提供要求を受け付けた場合、通信装置63を制御して、情報表示装置5にスポット情報に含まれる解析情報を提供する。提供部623は、例えば、情報表示装置5からスポット情報の提供要求を受け付けた場合、通信装置63を制御して、情報表示装置5にスポット情報に含まれる解析情報を提供してもよい。提供部623は、例えば、所定のカテゴリに属するスポットの解析情報の提供要求を受け付けた場合、要求された所定のカテゴリに属するスポットの解析情報を情報表示装置5に提供してもよい。この場合、提供要求される解析情報は、例えば、スポットと対応する所定のカテゴリの投稿情報である。所定のカテゴリに属するスポットの解析情報が複数ある場合には、解析器621は、複数の解析情報を情報表示装置5へ提供してもよい。
記憶器64は、例えば、サーバ装置6の処理に関する各種情報を記憶する。記憶器64は、例えば、図20に示す地点名情報10Aと、図21に示すスポット管理情報10Bと、を記憶している。記憶器64は、例えば、地図情報と、カテゴリ情報と、を記憶していてもよい。言い換えれば、記憶器64は、第1の実施形態の第1記憶部15と第3記憶部44とデータサーバ2の記憶部とを含んだ構成とすることができる。
次に、情報表示装置5は、機器制御部54と、位置情報取得装置55と、機器通信装置56と、画像表示装置57と、機器記憶装置58と、機器入力装置59と、を備えている。機器制御部54は、例えば、情報表示装置5の位置情報取得装置55、機器通信装置56、画像表示装置57、機器記憶装置58、および機器入力装置59を制御する。機器制御部54は、例えば、機器出力部511と、送信部512と、経路探索器513と、を含む。機器制御部54は、図示していないが、例えば、第1の実施形態の設定部31を含んでもよい。機器出力部511は、例えば、サーバ装置6の提供部623から提供されたスポット情報を画像表示装置57に出力する。例えば、機器制御部54は、機器通信装置56を制御して、ネットワーク7に接続する。機器制御部54は、例えば、サーバ装置6とデータを送受信できるように機器通信装置56を制御する。機器制御部54は、サーバ装置6の他、外部サーバ8、若しくは端末9とデータの送受信ができるように、機器通信装置56を制御してもよい。
機器記憶装置58は、例えば、情報表示装置5の処理に関する各種情報を記憶する。機器記憶装置58は、例えば、地図情報を記憶していてもよい。機器制御部54は、例えば、機器記憶装置58に記憶された地図情報が示す地図を画像表示装置57に表示させる。機器記憶装置58は、例えば、第1の実施形態の第2記憶部38を含んだ構成とすることができる。
位置情報取得装置55は、例えば、測位センサを利用して、若しくは複数の携帯電話の基地局を利用して、情報表示装置5の位置を示す位置情報を取得する。位置情報取得装置55は、例えば、GPSセンサからの情報に基づいて、位置情報を取得することができる。位置情報は、例えば、スポットの地理的位置を示す情報である。位置情報は、例えば、緯度および経度で表される。位置情報には、緯度、経度に加えて、高度の情報が含まれてもよい。位置情報には、緯度および経度が特定される時刻情報が付加されてもよい。位置情報取得装置55は、情報表示装置5以外の地点の位置を示す位置情報を取得してもよい。位置情報取得装置55は、例えば、画像表示装置57が表示している地図上の位置を示す位置情報を取得してもよい。地図上の位置は、地図の中心でもよいし、地図の特定の地点であってもよい。
機器制御部54は、例えば、位置情報取得装置55を制御して、機器制御部54の現在地を示す位置情報を取得する。機器制御部54は、例えば、位置情報取得装置55から取得した位置情報に基づいて、画像表示装置57に表示させた地図上に現在地を示すアイコン情報を表示させる。本実施形態は、情報表示装置5が搭載された移動体の現在地を示す位置情報を、位置情報取得装置55が取得する例を述べている。本実施形態は、移動体の位置情報を、位置情報取得装置55が取得する例だけに限定されるものではない。
機器入力装置59は、例えば、ユーザによる情報表示装置5への入力を受けつける装置である。機器入力装置59は、例えば、入力キー、ボタン、キーボード、ポインティングデバイス、マイク若しくはタッチパネルである。情報表示装置5は、機器入力装置59を介して、目的地までの経路の探索指示がユーザによって入力される。情報表示装置5は、機器制御部54の経路探索器513が、例えば、ダイクストラ法を用いて現在地から目的地までの経路を探索する。言い換えれば、経路探索器513は、第1の実施形態の経路探索部37と同様の機能を有している。機器制御部54は、例えば、探索された現在地から目的地までの経路を地図に重畳して表示させるように、画像表示装置57を制御する。機器制御部54は、例えば、機器入力装置59を介して目的地に加えて経由地を指定する経路の探索指示が入力された場合、経路探索器513が経由地を経由する経路を探索する。機器制御部54は、現在地から目的地までの経路の探索をサーバ装置6に要求し、サーバ装置6から探索された経路を取得してもよい。サーバ装置6は、機器制御部54からの経路の探索の要求に応じて経路を取得する場合、経路探索器513と同様の機能を備えていてもよい。
機器通信装置56は、例えば、サーバ装置6にスポット探索要求を送信してもよい。機器通信装置56は、スポット探索要求に応じてサーバ装置6から送信された、経路沿いの周辺のスポットを示すスポット情報を受信してもよい。スポット探索要求は、例えば、位置情報取得装置55で取得された現在地を含む。スポット探索要求は、現在地に加え、例えば、目的地、若しくは現在地から目的地までの経路を含んでもよい。機器制御部54は、例えば、受信したスポット情報が示すスポットの投稿情報を解析した解析情報を地図上に表示させるように、画像表示装置57を制御する。
上述のように、本実施形態ではスポット情報は、例えば、外部サーバ8が提供するSNSに投稿されたメッセージに基づいて生成される。例えば、外部サーバ8が提供するSNSにおいてスポットを表す特徴に関する投稿情報の投稿が行われた場合、サーバ装置6は、投稿情報を解析して、解析情報を特定する。特定された解析情報には、スポットを表す特徴の解析結果が示される。サーバ1は、解析情報と、投稿情報に基づいて特定されたスポット位置情報とを対応づけたスポット情報を生成する。スポットを表す特徴は、例えば、投稿者の感想である。
機器制御部54は、例えば、スポット情報をサーバ装置6から受信した場合、スポット情報を地図に重畳して画像表示装置57に表示させる。機器入力装置59は、例えば、画像表示装置57に表示された複数のスポット情報のうち、ユーザが特定のスポット情報を選択した場合、ユーザの選択を受け付ける。画像表示装置57は、ユーザにより機器入力装置59で選択されたスポット情報の解析情報を表示させることができる。画像表示装置57は、投稿情報の対象となるスポットの画像若しくは映像を、解析情報とともに表示させることができる。スポット情報が1つである場合、または任意に設定された数以下である場合には、画像表示装置57は、サーバ装置6から提供されたスポット情報に含まれる解析情報をユーザの選択を受け付けずに表示してもよい。任意の数は、例えば、1から10のうちいずれかの数を設定することができる。
スポットの解析情報は、位置情報が示す位置に対して所定条件を満たすスポット位置情報に対応して地図上に表示される。スポットの解析情報は、例えば、情報表示装置5の現在地周辺のスポット情報の位置に対応して地図上に表示される。スポットの解析情報は、例えば、情報表示装置5の現在地から目的地までの経路から所定の距離以下に存在する地図上に表示される。
以下、第2の実施形態のハードウェア構成について説明する。サーバ装置6のハードウェア構成は、図5に示す第1の実施形態のハードウェア構成と同様である。
図19に示すサーバ装置6の記憶器64は、例えば、メモリ112、補助記憶装置113または可搬型記録媒体118により実現される。図19に示すサーバ装置6の制御装置62、解析器621、生成部622、および提供部623は、例えば、メモリ112に展開された情報処理プログラムをプロセッサ111が実行することにより実現される。図19に示すサーバ装置6の通信装置63は、例えば、通信インタフェース114である。
サーバ装置6は、図5に示す全ての構成要素を含んでいなくてもよい。サーバ装置6は、図5に示す、一部の構成要素が省略されていてもよい。サーバ装置6は、サーバ装置6の構成要素の代わりに、外部の装置に接続して、外部の装置内の構成要素を利用してもよい。言い換えれば、サーバ装置6は、各処理または各機能を、単一の装置または単一のシステムによって集中処理されることにより実現させてもよいし、複数の装置または複数のシステムによって分散処理されることで実現されてもよい。
また、情報表示装置5、外部サーバ8、および端末9は、図5に示す構成と類似する構成を含んでもよい。情報表示装置5、外部サーバ8、および端末9は、図5に示す一部の構成を含まなくてもよく、別に更なる構成を含んでいてもよい。情報表示装置5は、例えば、位置を計測するためのGPSセンサを含んでいてもよい。情報表示装置5、外部サーバ8、若しくは端末9は、いずれも各処理または各機能を、単一の装置または単一のシステムによって集中処理されることにより実現させてもよいし、複数の装置または複数のシステムによって分散処理されることで実現されてもよい。
情報表示装置5の機器記憶装置58は、例えば、図5に示す、メモリ112、補助記憶装置113または可搬型記録媒体118により実現される。機器制御部54と機器出力部511と送信部512と経路探索器513とは、例えば、図5に示す、メモリ112に展開された情報処理プログラムをプロセッサ111が実行することにより実現される。機器通信装置56は、例えば、図5に示す、通信インタフェース114である。
続いて、サーバ装置6の記憶器64に記憶されている情報について例示する。記憶器64は、例えば、地図情報を記憶していてよい。地図情報は、例えば、日本の国土地理院が作成した数値地図である。数値地図では、例えば、道路ネットワークがノードとリンクとを用いて表現されている。ノードは、例えば、道路のカーブ、交差点、その他道路網表現上の結節点に配置される点である。リンクは、例えば、ノードとノードとを結ぶ道路を表す線分である。
記憶器64は、例えば、カテゴリ情報を記憶している。カテゴリ情報は、例えば、投稿を分類するためのカテゴリと、カテゴリに属する単語とを対応づけた情報である。制御装置62は、例えば、投稿情報として投稿されたメッセージに含まれる単語と、カテゴリ情報において対応づけられているカテゴリを判別することで、投稿情報のカテゴリを特定することができる。
記憶器64は、例えば、図20に示す、地点名情報10Aを記憶している。地点名情報10Aには、例えば、地点名と、スポット位置情報とが対応づけられて登録されている。地点名は、例えば、スポットの名称を示す情報である。スポット位置情報は、例えば、スポットと対応する地点の位置を示す情報である。地点名は、例えば、住所、市区町村の名称、店舗名、建物名、若しくは施設名である。位置情報は、例えば、緯度および経度で表される。地点名情報10Aは、地図情報に含まれていてもよい。
記憶器64は、例えば、図21に示すスポット管理情報10Bを記憶している。スポット管理情報10Bには、例えば、生成部622が生成したスポット情報が記憶される。スポット管理情報10Bに記憶されるスポット情報は、解析器621により解析された解析情報を含んでよい。図21ではスポット管理情報10Bには、例えば、スポット名、スポット位置情報、解析情報、カテゴリ、メディア情報、日時情報、およびスコアが対応づけられたスポット情報が登録されている。
スポット管理情報10Bのスポット名は、例えば、SNSに投稿された投稿情報に対応するスポットの名称である。言い換えれば、スポット名は、投稿対象のスポットの名称である。
メディア情報は、例えば、SNSの投稿に含まれるメディアの情報である。メディア情報は、例えば、静止画、動画、および音声の情報を含む。日時情報は、SNSに投稿情報が投稿された日時を示す情報である。スポット管理情報10Bに日時情報が含まれている場合、例えば、現在時刻から所定の期間内の日時情報を有するスポット情報のみを記憶器64に記憶させておくことで、最新の情報のみをスポット情報として情報表示装置5に提供することができる。図21に示すスポット管理情報10Bの例では、スポット「Nラーメン」のスポット名が登録されている。スポット「Nラーメン」の投稿情報を解析して生成された解析情報として「Nラーメン」「美味しい」が登録されている。
スポット管理情報10Bに複数のスポット情報が記憶されている場合、サーバ装置6は、スコアに基づいて、スポット管理情報10Bに登録されている複数のスポット情報に優先順位をつけてユーザに提示することができる。
スポット管理情報10Bに登録されるスポット情報は、スポット名、スポット位置情報、解析情報、カテゴリ、メディア情報、日時情報、およびスコアの情報を含むものだけに限定されず、別の情報を含んでもよい。例えば、スポット管理情報10Bには、スポットに対応する名前や住所の情報が含まれてもよい。スポット管理情報10Bには、スポットに対応する名前や住所に加え、スポットの電話番号が含まれていてもよい。スポット管理情報10Bには、スポットに対応するURL(Uniform Resource Locator)が含まれていてもよい。スポット管理情報10Bには、投稿情報と同じ情報が含まれていてもよい。解析情報には、例えば、SNSに投稿されたメッセージに付されたハッシュタグが含まれていてもよい。スポット管理情報10Bは、例えば、予め地図情報に含まれているPOIを示すPOI情報を、生成された投稿情報とマージしてもよい。
スポット管理情報10Bには、例えば、ユーザが予め登録したお気に入りスポット、またはユーザが行ったことがあるスポットについての情報が、ユーザと対応づけて含まれていてもよい。
以下、サーバ装置6が生成するスポット情報の生成処理について、図22を用いて説明する。
サーバ装置6は、例えば、スポット情報の生成処理の実行指示が入力されると、制御装置62が図22の動作フローを開始する。
S701において、制御装置62は、通信装置63を介して外部サーバ8から、SNSに投稿された投稿情報を収集する。制御装置62は、外部サーバ8から全ての投稿情報を収集してもよいし、一部の投稿情報を収集してもよい。一部の投稿情報としては、例えば、直近の所定期間に投稿された最新の投稿、若しくは地区町村の名称の位置に関する投稿情報が挙げられる。制御装置62は、例えば、特定の地点名を地点名情報10Aから取得して、取得した地点名に関する投稿情報のみを、外部サーバ8から収集してもよい。
S702において、制御装置62は、収集した投稿情報に前処理を実行する。前処理は、例えば、投稿に含まれる改行、若しくはURLを削除する処理を含む。前処理は、例えば、全角の英数字を半角に変換する処理、データの正規化、若しくはクレンジングの処理を含んでもよい。更に、前処理は、例えば、投稿に形態素解析を行い形態素に分割する処理を含んでもよい。
S703において、制御装置62は、投稿から特徴語、キーフレーズを抽出する処理を実行する。S703の処理において、制御装置62は、例えば、解析器621として動作する。
S704において、制御装置62は、不要な投稿を除去する処理を行う。例えば、ホテルにチェックインした際に投稿される「I'm at 〜」といったツイートは、他者にとって利用価値が低い可能性が高いため除去されてよい。
S705において、制御装置62は、固有表現抽出(NER:Named Entity Recognition)処理を実行する。固有表現抽出処理には、例えば、GiNZAが用いられる。例えば、制御装置62は、形態素解析済みの投稿情報に対して、固有表現抽出を実行することで文に対してラベルづけを行うことができる。ラベルの種類は、以下を含む。
日付:2019年10月17日
イベント:〇〇花火大会
場所:〇〇県〇〇市
金額:780円
数字:約100人
組織・団体:大会実行委員会
その他:台風19号
人物:人名など
商品:春野菜のパスタ
時間:18:00〜19:00
制御装置62は、固有表現抽出により、例えば、投稿情報に出現する地点名を示す固有名詞や日時を示す日時情報を抽出することができる。制御装置62は、図23に示すように、投稿情報に含まれる用語に対して、「組織・団体」、「イベント」といったラベル付けを実行する。S705の処理では、固有表現抽出で付与されたラベルづけを更にユーザが修正してもよい。別の実施形態では制御装置62は、機械学習によりラベルづけを実行してもよい。制御装置62は、固有表現抽出により投稿情報に付加されたラベルを用いることで、「どこのお店で扱っているメニュー」とか、「製品」とか、「いつ始まるか」という投稿情報の意味に基づいた解析を実行することができる。例えば、「やばい」という用語は、「ご飯を食べて美味しかった」のか、「何かに嵌って身動き取れない状態」なのか、同じ用語でも異なる意味で利用されることがある。制御装置62は、例えば、固有表現抽出で場所のラベルが付加された用語が飲食店を表していれば、「やばい」という用語の意味を「美味しい」の意味に分類することができる。機械学習を用いた固有表現抽出では、投稿情報を適当な解析単位に分割した後、固有表現を構成する1つ若しくは複数の解析単位としてまとめあげると同時に、まとめあげられた解析単位列がどの種類の固有表現かを判別することができる。また、制御装置62は、固有表現抽出を行うことにより、意味を加えて、「どこかのお店で扱っているメニュー」とか「製品」とか、「いつ始まるか」という時期など意味をもった抽出を行うことができる。制御装置62は、複数のSNS情報の投稿情報を関連づけて固有表現抽出を行うこともできる。
S706において、制御装置62は、投稿情報のカテゴリを分類する。制御装置62は、記憶器64に記憶されているカテゴリ情報を参照し、投稿情報に含まれている単語と対応づけられたカテゴリを特定する。制御装置62は、機械学習を用いて投稿のカテゴリを特定してもよい。投稿情報のカテゴリは、上述したスポットのカテゴリと同じ分類を含んでもよいし、以下の分類を含んでもよい。
ニュース
アクティビティ
イベント
カフェ・喫茶
ショッピング
ミュージアム
レジャー
レストラン
体験
公園・庭園
動物園・水族館
宿泊
対象外
居酒屋・バー
景観・名所
温泉・スパ・エステ
神社・仏閣
S707において、制御装置62は、SNSが投稿された端末9の位置を示す位置情報を特定する。例えば、制御装置62は、投稿された投稿情報から、スポット名と、位置情報を特定する。制御装置62は、例えば、形態素解析の結果得られた形態素を用いて、記憶器64に記憶されている地点名情報10Aを検索する。形態素と一致する地点名が見つかった場合、制御装置62は、見つかった地点名をスポット位置情報として特定する。また、制御装置62は、例えば、見つかった地点名をスポット名として特定する。制御装置62は、例えば、投稿情報の内容に基づいて、スポット名を特定してもよい。例えば、投稿情報が、事件や渋滞に関する内容である場合、スポット名として、地点名を用いるよりも、事件の内容や、渋滞の発生を示す情報をスポット名として用いた方が好ましいことがある。制御装置62は、投稿のカテゴリなどの投稿の内容に応じて、スポット名として用いる情報を決定してもよい。制御装置62は、例えば、投稿情報に静止画、または動画が含まれる場合には、静止画、または動画に含まれるメタデータの撮影位置情報から端末9の位置を示す位置情報を特定してもよい。
地点名情報10Aの検索に用いる形態素は1つでもよいし、2つ以上でもよい。制御装置62は、2つ以上の単語から共起する共起語を抽出し、共起語を、予めスポットごとにクラスリングされた単語と高い類似度を有する検索語に置き換えて検索を行ってもよい。ここで、共起とは、投稿情報に含まれている所定の単語が、投稿情報中に別の単語と同時に出現することをいう。共起語とは、所定の単語と同時に出現する別の単語をいう。制御装置62は、機械学習を用いて投稿と対応するスポット名およびスポット位置情報を特定してもよい。別の実施形態では、制御装置62は、固有表現抽出で場所のラベルが付加された用語をスポット名として用いて地点名情報10Aの検索を実行してもよい。
S708において、制御装置62は、投稿情報がハッシュタグを含む場合、投稿からハッシュタグを抽出する。S709において制御装置62は、投稿情報がメディア情報を含む場合、投稿からメディア情報を抽出する。
S710において、制御装置62は、投稿情報にスコアリングを実行する。例えば、制御装置62は、投稿の日時について、より時間的に新しい投稿ほどスコアがより高くなるようにスコアを付与する。制御装置62は、例えば、投稿情報の内容について、内容がポジティブな投稿に、内容がネガティブな投稿よりも高いスコアを付与する。制御装置62は、例えば、投稿のハッシュタグについて、ホットワードを含む場合に、ホットワードを含まない場合よりも高いスコアを付与する。制御装置62は、例えば、投稿のメディア情報について、より審美感の高い投稿ほどスコアがより高くなるようにスコアを付与する。審美感は、例えば、解像度を用いて評価することができる。言い換えれば、制御装置62は、より解像度の高いほどスコアがより高くなるようにスコアを付与する。制御装置62は、例えば、投稿の日時、投稿情報の内容、ハッシュタグ、メディア情報のスコアを総合して、投稿に対するスコアを決定する。制御装置62は、例えば、複数のスコアの平均値、中央値、最頻値、最大値、または最小値の統計値を算出し、算出結果をスコアとして用いてもよい。スコアは、例えば、投稿の利用価値を表しているといえる。制御装置62は、特徴語およびキーフレーズの抽出、固有表現抽出、カテゴリ分類、位置に関する情報の特定、ハッシュタグの抽出、スコアリングの各種処理で得られた処理情報を用いて投稿と対応するスポット情報を生成する。
S711において、制御装置62は、生成したスポット情報をスポット管理情報10Bに登録し、本動作フローは終了する。制御装置62は、例えば、図21に例示するスポット管理情報10Bの情報を含むスポット情報を登録する。制御装置62は、スポット管理情報10Bにスポット情報を登録する際に、S710で決定したスコアに基づいて、スポット情報を並べ替えてスポット管理情報10Bに登録してもよい。情報処理システム20は、スコアに基づいてスポット情報を並べ替えることで、利用価値の高いスポット情報をユーザに効率的に提供することができる。S711の処理において、制御装置62は、例えば、生成部622として動作する。
スポット情報に含まれる情報は、図21に示す例に限定されるものではなく、一部の情報が含まれていなくてもよく、別に更なる情報が含まれていてもよい。例えば、制御装置62は、スポット管理情報10Bに、スポット情報の生成に用いられたSNSの投稿の日時やハッシュタグの情報を含めてもよい。
また、例えば、1つのスポットに対して複数の投稿情報が投稿されることがあるため、例えば、制御装置62は、同じスポットに対する複数の投稿情報をまとめて1つのスポット情報としてスポット管理情報10Bに登録してもよい。制御装置62は、例えば、スポット名、位置情報、カテゴリ、日時情報の情報を用いて、同じスポットに対する投稿情報であるか否かを判定することができる。
図22の動作フローによれば、サーバ装置6は、外部サーバ8から収集した投稿情報にスポットの特徴に関する投稿情報が含まれる場合、このスポットの特徴を含む解析情報を生成する。サーバ装置6は、投稿情報に基づいて特定されたスポット位置情報と、生成した解析情報と、を対応付けたスポット情報を生成してスポット管理情報10Bに登録することができる。
渋滞に関する投稿や、事件などに関する投稿のように、ニュースにカテゴライズされる投稿は、即時性が求められることがある。投稿は、できるだけ早くユーザに提供することが望ましいことがある。一実施形態においては、ニュースにカテゴライズされる投稿と対応するスポット情報の生成では、図22の一部の処理が省略されてもよい。ニュースにカテゴライズされる投稿と対応するスポット情報の生成では、例えば、S705の固有表現抽出の処理が省略されてよい。
続いて、スポット管理情報10Bに登録されているスポットの情報の提供について例示する。例えば、サーバ装置6は、情報表示装置5からの提供要求に応じて、要求された条件に合致するスポット情報に含まれる解析情報を提供する。スポット情報の中には、例えば、渋滞の情報、事件に関するニュースの情報のように、即時性が求められる情報、若しくはユーザに提示する好ましいタイミングに期限のある情報がある。例えば、渋滞の情報は、時間がたって渋滞が解消したあとでユーザに提供してしまうと、誤った情報をユーザに提供することになる。そのため、サーバ装置6の制御装置62は、情報表示装置5からのスポットの情報提供の要求に応じて、要求された条件に合致するスポット情報に含まれる解析情報を提供する際に、情報の種類に応じて提供する期間に制限を設けてもよい。例えば、渋滞の情報であれば、制御装置62は、解析情報の提供要求を受け付けた時刻から所定時間以内にSNSに投稿された投稿情報に基づいて、解析情報を情報表示装置5に提供してもよい。所定時間は、例えば、1時間、2時間、若しくは3時間として、適宜に設定されていればよい。
情報表示装置5は、サーバ装置6から提供された解析情報を受信すると、例えば、画像表示装置57に表示された地図上に、解析情報と対応するスポットのアイコンを表示させる。
以下では、本実施形態に係るサーバ装置6の制御装置62が実行する解析情報の提供処理の動作フローを図24に例示する。制御装置62は、例えば、通信装置63が、情報表示装置5から解析情報の提供要求を受け付けると、図24の動作フローを開始する。
S1101において、制御装置62は、受け付けた提供要求が経路情報を含むか否かを判定する。受信した提供要求が経路情報を含む場合(S1101がYES)、フローはS1102に進む。
S1102において、制御装置62は、情報表示装置5の現在地から目的地までの経路に沿った解析情報をスポット管理情報10Bから取得する。制御装置62は、例えば、探索により見つかった情報表示装置5の現在地から目的地までの経路から所定の距離以下に存在するスポット情報に対応する解析情報をスポット管理情報10Bから取得する。スポット管理情報10Bの解析情報は、例えば、予め所定のタイミングで解析器621によりベクトル化されたベクトル情報であってもよい。
制御装置62は、S1101において、提供要求が経路情報を含まない場合(S1101がNO)、フローをS1103に進める。
S1103において、制御装置62は、情報表示装置5の現在地周辺のスポット情報に含まれる解析情報をスポット管理情報10Bから取得する。制御装置62は、例えば、情報表示装置5の位置情報が示す位置に対して所定条件を満たすスポット情報に含まれる解析情報をスポット管理情報10Bから取得する。
S1104において、制御装置62は、取得した解析情報を、通信装置63を介して情報表示装置5に提供し、本動作フローは終了する。
以上の本実施形態で述べたように、情報処理システム20は、例えば、生成部622と、位置情報取得装置55と、提供部623と、を備える。生成部622は、スポット情報を生成する。スポット情報は、解析情報と、スポット位置情報と、を対応づけられている。解析情報は、SNSに投稿された投稿情報の解析結果を示す。スポット位置情報は、投稿情報に基づいて特定されたスポットの位置を示す。位置情報取得装置55は、位置情報を取得する。位置情報取得装置55は、位置情報取得部の一例である。提供部623は、解析情報の提供要求を受け付けた場合、位置情報が示す位置に対して所定条件を満たすスポット情報に含まれる解析情報を提供する。
また、情報処理システム20は、例えば、投稿情報を解析する解析器621を更に備えてよい。解析器621は、投稿情報を解析して、解析情報と対応する感情アイコンを解析情報として特定してもよい。提供部623は、解析情報の提供要求を受け付けた場合、位置情報が示す位置に対して所定条件を満たすスポット位置情報に対応する感情アイコンを提供してもよい。
また、情報処理システム20は、経路探索器513を更に備えてよい。経路探索器513は、現在地から目的地までの経路を探索する。提供要求には、経路を示す経路情報が含まれている。提供部623は、スポット情報に対する投稿情報の提供要求を受け付けた場合、経路に沿った解析情報を提供する。
また、情報処理システム20は、記憶器64と、画像表示装置57を更に備えてよい。記憶器64は、地図情報を記憶する。画像表示装置57は、スポット位置情報が示す位置に解析情報を地図に重畳して表示させる。
従って、本実施形態によれば、SNSに投稿情報が投稿された場合に、投稿を解析したスポットの投稿情報を地図上に表示してユーザに把握させることができる。これにより、スポットに対するSNSの投稿内容に関する情報をユーザに知らせることができる。
また、上述の動作フローは例示であり、本実施形態は限定されるものではない。可能な場合には、動作フローは、処理の順番を変更して実行されてもよく、別に更なる処理を含んでもよく、または、一部の処理が省略されてもよい。
また、本実施形態において機械学習は、教師データを用いてモデルの学習が行われてよい。
実施形態の各処理、または各機能の各々は、単一の装置または単一のシステムにより集中処理されることで実現されてもよいし、複数の装置または複数のシステムによって分散処理されることで実現されてもよい。また、実施形態の各構成要素は、専用のハードウェアにより構成されてもよい。実施形態の各構成要素は、ソフトウェアにより実現可能な構成要素について、プログラムを実行することによって実現されてもよい。
第2の実施形態のシステムの一部又は全部を第1の実施形態のシステムに組み合わせてもよい。例えば、第2の実施形態の外部サーバ8と端末9は、第1の実施形態の探索システムに含まれていてもよい。第1の実施形態のサーバ1又はレコメンドサーバ4が、第2の実施形態のサーバ装置6の機能の一部又は全部を含んでいてもよい。第1の実施形態のナビゲーション装置3が、第2の実施形態の情報表示装置5の機能の一部又は全部を含んでいてもよい。
第1の実施形態の現在位置は、第2の実施形態の現在地に対応する。第1の実施形態のスポットの情報は、第2の実施形態のスポット情報に対応する。例えば、第1の実施形態のスポットの情報及びレコメンドスポットの情報は、図21に示すスポット管理情報10Bの情報の一部又は全部を含んでいてもよい。第1の実施形態のデータサーバ2が、第2の実施形態のサーバ装置6の記憶器64の情報を含んでいてもよい。第2の実施形態の提供部623は、第1の実施形態の出力部に対応する。
例えば、第1の実施形態のサーバ1又はレコメンドサーバ4が、図16及び図17に示す処理の前に図22に示す処理を実行してもよい。そして、図16のS108の処理において、サーバ1の第1送信部14は、レコメンドサーバ4から送信された、解析情報を含むスポットの情報または解析情報を含むレコメンドスポットの情報をナビゲーション装置3に送信してもよい。すなわち、第1送信部14は、解析情報の提供要求を受け付けた場合、位置情報が示す位置に対して所定条件を満たす解析情報をナビゲーション装置3に送信してもよい。そして、ナビゲーション装置3の第1表示部39は、解析情報を表示してもよい。
第2の実施形態の情報表示装置5を第1の実施形態のナビゲーション装置3の構成とし、解析情報を表示する例について、図25を参照して説明する。図25における第1表示部39は、スポット情報表示94とともにナビゲーションに関する表示96も含んでいる。すなわち、図25における第1表示部39は、第2表示部40の機能を含んでいる。スポット情報表示94は、図8と同様に、アイコン71、スポット名73、距離表示74、方向表示75を含んでいる。さらに、第1表示部39は、サーバ1から送信された解析情報95を表示する。これにより、SNSに投稿された情報をユーザに提供することができる。
上記実施形態の各処理、又は各機能の各々は、単一の装置又は単一のシステムにより集中処理されることで実現されてもよいし、複数の装置又は複数のシステムによって分散処理されることで実現されてもよい。また、上記実施形態の各構成要素は、専用のハードウェアにより構成されてもよい。上記実施形態の各構成要素は、ソフトウェアにより実現可能な構成要素について、プログラムを実行することによって実現されてもよい。
上記実施形態の各構成要素は、例えば、記録媒体に記録されたソフトウェアのプログラムをCPUが実行することによって実現されてもよい。プログラムは、サーバからダウンロードされることによって実行されてもよいし、所定の記録媒体に記録されたプログラムが読み出されることによって実行されてもよい。また、プログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよいし、複数であってもよい。上記実施形態は、集中処理を行うように構成されてもよいし、分散処理を行うように構成されてもよい。
本実施形態は、以上に述べた実施の形態に限定されるものではなく、本実施形態の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変更、追加、省略が適用可能である。
1 サーバ
11 第1受信部
12 決定部
13 探索部
14 第1送信部
42 抽出部
622 生成部

Claims (11)

  1. 移動体の現在位置、および、前記現在位置から目的地の位置までの経路に関する情報を取得する取得部と、
    前記現在位置、および前記経路に関する情報に基づき、前記経路に沿って動的に変化させた探索範囲の広さを決定する決定部と、
    前記探索範囲内に存在するスポットを探索する探索部と、
    探索されたスポットの情報を出力する出力部と、を備えたことを特徴とする探索システム。
  2. 前記決定部は、前記現在位置からの距離に応じて広さが異なる、前記経路の周辺の複数の前記探索範囲を決定する
    請求項1記載の探索システム。
  3. 前記探索範囲は、前記現在位置からの距離が短いほど狭い請求項2記載の探索システム。
  4. 前記探索範囲は、前記現在位置から所定位置までの領域では、前記現在位置からの距離が短いほど狭く、前記所定位置から前記目的地までの領域では、前記現在位置からの距離が短いほど広い請求項2記載の探索システム。
  5. ユーザごとのお気に入りスポット、前記ユーザが選択したスポット、または前記ユーザが行ったことがあるスポットに基づいて、探索されたスポットから、レコメンドスポットを抽出する抽出部をさらに備え、
    前記出力部は、前記レコメンドスポットの情報を出力する請求項1乃至4のうち何れか1項に記載の探索システム。
  6. 前記決定部は、前記目的地より先の領域を前記探索範囲から除外する請求項1乃至5のうち何れか1項に記載の探索システム。
  7. 前記決定部は、前記経路のうち、高速道路の乗り口から前記高速道路の降り口までの間では、前記探索範囲の配置を制限する請求項1乃至6のうち何れか1項に記載の探索システム。
  8. 前記決定部は、前記探索範囲の広さを、時間経過に応じて動的に変化させる
    請求項1乃至7のうち何れか1項に記載の探索システム。
  9. ソーシャルネットワーキングサービスに投稿された投稿情報を解析した解析結果を示す解析情報と、スポットの位置を示すスポット位置情報と、を対応づけたスポット情報を生成する生成部と、
    位置情報を取得する位置情報取得部と、をさらに備え、
    前記出力部は、前記解析情報の提供要求を受け付けた場合、前記位置情報が示す位置に対して所定条件を満たす前記解析情報を出力する
    請求項1乃至8のうち何れか1項に記載の探索システム。
  10. コンピュータが、
    移動体の現在位置、および、前記現在位置から目的地の位置までの経路に関する情報を取得し、
    前記現在位置、および前記経路に関する情報に基づき、前記経路に沿って動的に変化させた探索範囲の広さを決定し、
    前記探索範囲内に存在するスポットを探索し、
    探索されたスポットの情報を出力する、
    処理を実行することを特徴とする探索方法。
  11. 移動体の現在位置、および、前記現在位置から目的地の位置までの経路に関する情報を取得し、
    前記現在位置、および前記経路に関する情報に基づき、前記経路に沿って動的に変化させた探索範囲の広さを決定し、
    前記探索範囲内に存在するスポットを探索し、
    探索されたスポットの情報を出力する、
    処理をコンピュータに実行させるための探索プログラム。
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