JP6344818B2 - 袋詰め食品の冷却装置 - Google Patents

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本発明は、ソースや醤油、タレ、スープなど液状の食品を製造後に、袋詰めした状態のまま、速やかに冷却するのに好適な袋詰め食品の冷却装置に関する。
例えば、ソースや醤油、タレ、スープなど液状の食品は、工業的に製造された後、80℃程度の高温状態のまま、例えば、1〜5kg程度に小分けした状態で袋詰めされている。
このように高温状態のまま袋に小分けされた食品は、時間の経過とともに品質に変化が生じるため、袋詰めされた後、例えば40℃程度にまで速やかに冷却されることが求められている。
従来、この種の食品を冷却するには、例えば、図7に示したように、水槽4内に水を溜め、その水槽4内に一対のスチールコンベア6a、6bの一方の下端部と他方の上端部とに挟まれた態様で袋詰めの食品12を、搬送させることにより冷却していた。
しかしながら、このような冷却方法では、仮に一対のスチールコンベア6a、6bを水槽4内で蛇行させて搬送距離を延ばすとしても、食品12に接する冷却水の量は限られており、実際の冷却には用いられていない冷却水が多量に存在するため、冷却効率が悪いという問題があった。
本発明は、このような実情に鑑み、ソースや醤油、タレ、スープなどの液状の食品が高温のまま袋詰めされているとしても、その高温の食品を所定の温度にまで速やかに冷却することが可能な袋詰め食品の冷却装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するための本発明に係る袋詰め食品の冷却装置は、
高温の食品が充填された袋体を連続的に冷却するための袋詰め食品の冷却装置であって、 予め冷却水が充填された水槽と、
前記水槽内に水没した状態で配置され、前記袋体を搬送する搬送手段と、
前記搬送手段の上方に配置され、冷却水を下方に噴出する噴射式冷却手段と、
前記搬送手段の上方に配置され、水平方向に設けられた棒状部材が上下動することにより、前記搬送手段により搬送されてくる前記袋体を下方に押圧する押圧手段と、
を備え、
前記棒状部材はその長手方向が前記袋体の搬送方向となるように配置されていることを特徴としている。
このような構成の本発明に係る冷却装置によれば、上方から噴出される冷却水は、少ない水量であってもその略全量が小袋の表面を直接冷却するので、冷却効率が極めて良好であるとともに、上方に配置された押圧手段が袋体を互い違いに押圧することにより、袋体の内容物を効率的に冷却することができる。
ここで、本発明では、前記搬送手段により搬送される袋体は、一部が前記水槽内の水に接しない状態で搬送されていることが好ましい。
このような状態で袋体が搬送されてくれば、上方から噴出されてくる冷却水を直接受けることになるので、冷却効率を著しく向上させることができる。
また、本発明において、前記棒状部材は、前記搬送方向と直角方向の前記袋体の一方側と他方側を押圧するように2つ並設され、これら並設された一対の押圧部材が互い違いに上下方向に移動することが好ましい。
このような構成であれば、押圧部材により袋体内の内容物を効率的に撹拌することができる。
本発明に係る袋詰め食品の冷却装置によれば、上方から下方に向かって噴出される冷却水により、袋体の表面側に存在する食品を効率的に冷却することができる。また、搬送手段で搬送されてくる袋体は、押圧部材により互い違いに押圧されて、内容物全体を効率的に撹拌させることができる。
これにより、袋体の中央部付近に存在して、冷却水の影響を受け難かった高温の内容物を表面側に導きだすことができるので、水槽内の冷却水と上方から噴出されてくる冷却水とにより、内容物が冷却されることになり、冷却効率を著しく改善することができる。
図1は、本発明の好ましい実施の形態に係る袋詰め食品の冷却装置を示す概略正面図である。 図2は、本発明の好ましい実施の形態に係る袋詰め食品の冷却装置を示す概略上面図である。 図3は、本発明の好ましい実施の形態で採用された噴射式冷却手段の概略図である。 図4は、本発明の好ましい実施の形態で採用された押圧手段の概略図である。 図5は、本発明の好ましい実施の形態で採用された押圧手段の概略斜視図である。 図6は、本発明の好ましい実施の形態で採用された押圧手段が搬送手段の上方で袋体を押圧しているときの状態を示す側面図である。 図7は、従来の冷却装置を示す概略図である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る袋詰め食品の冷却装置について説明する。
図1は、本発明の好ましい実施の形態に係る袋詰め食品の冷却装置を示した概略正面図で、図2はその概略上面図である。
この冷却装置2は、アングルや鋼板材などで略直方体状に構成された装置本体2aの略全長に亘って設けられた水槽4と、水槽4内で略水平方向に袋体12を搬送するように配置されたネットコンベアなどからなる搬送手段6とを備えている。この搬送手段6は、図1において矢印で示したように、図の左方から右方に向かってソースや醤油、タレ、スープなど料理に使う液状の食品が充填された袋体12を、図2に示したように水槽4内において2列に順次搬送するものである。
水槽4には、底面から所定の高さ位置に、オーバーフロー20が具備されており、このオーバーフロー20を超えて水が溜まることが無いようにされている。なお、このオーバーフロー20は、深さ調整が可能であり、背の高い袋体12を処理する場合は、高い位置に設定され、背の低い袋体12を処理する場合は、低い位置に設定される。
また、この冷却装置2では、図3に示したように、水槽4の上方に冷却水を勢い良く噴出する噴射式冷却手段8が配置されている。この噴射式冷却手段8は、搬送手段6による搬送方向に向かって所定間隔置きに、複数台配置されている。この実施形態では、図1に示したように、噴射式冷却手段8が所定間隔置きに6台設置されている。したがって、袋体12は、搬送される途中で順番にこの噴射式冷却手段8からの冷却水で冷却されることになる。この噴射式冷却手段8は、図3に示したように、水槽4の幅方向全体に渡って配置されているが、その幅方向に、4〜6つ程度のノズル8aを有し、これらのノズル8aから勢い良く冷却水が下方に向かって噴出されるように構成されている。
さらに、この冷却装置2では、図4に示したように、搬送手段6による1つの搬送ライン上に、一対の棒状の棒状部材9、9が並んで配置されている。これら水平方向に配置された一対の棒状の棒状部材9、9は、図5に示したように、それぞれ2本で一対の支持棒13a、13bに前後端部が支持されて上下方向に移動可能に配置されており、水平方向に配置された1本の棒状部材9と搬送方向に配置された2本の支持棒13a、13bにより、袋体12に対する押圧手段10が構成されている。
そして、図5に示したように、前後の押圧手段10、10は、揺動部材15、15により連結されており、この揺動部材15A、15Bが、同期しながら傾くことにより、棒状部材9が上下動するように構成されている。
本実施の形態の場合、水平方向に配置された棒状部材9の両端部は、それぞれ斜め上方に折曲され、これにより、搬送されてくる袋体12の損傷を防止している。
そして、例えば、図5において左側に位置する棒状部材9が下方にあるとき、右側に位置する棒状部材9は上方に位置している。このように棒状部材9、9が互い違いに上下方向に移動することにより、搬送されてくる袋体12の一方側あるいは他方側が押圧される。これにより袋体12の内部の充填物が効果的に撹拌され、内容物が積極的に移動されるように構成されている。
また、押圧手段10は、前後方向の支持棒13a、13bの高さを調整することが可能にされている。これにより、棒状部材9の下限位置を調整することが可能にされている。
これにより、厚さの厚い(高さが高い)袋体12を処理する場合は、棒状部材9の下限位置を高く設定し、厚さの薄い(高さが低い)袋体12を処理する場合は、棒状部材9の下限位置を低く設定することが可能になっている。すなわち、袋体12の大きさによって棒状部材9の下限位置が調整可能になっている。
本実施の形態に係る冷却装置2は、概略上記のように形成されているが、以下に、その作用について説明する。
先ず、袋体12の図示しない振り分け装置により、図2において袋体12が搬送手段6の右側の列あるいは左側の列のいずれかに送られてくる。これら袋体12の冷却装置2への供給は、左右交互に行われることが好ましく、これにより袋体12の搬送間隔を所定距離に確保することができる。そして、袋体12は搬送手段6に搬送されて2列になって下流に搬送されていく。
なお、袋体12が水槽4内を搬送手段6で搬送されていくとき、図6に示したように、袋体12は、水面より上方に1/2〜1/3程度露出していることが好ましい。このような姿勢で袋体12が水槽4内を搬送されるように設定すれば、袋体12は上方の噴射式冷却手段8から噴出されてくる冷却水を袋体12は直接受けることができる。
なお、袋体12の搬送の開始と噴射式冷却手段8の起動の開始を略同時に設定すれば、水槽4内から一部露出した部分の袋体12の上面に対し冷却水が勢い良く降り注ぐとともに、袋体12が下部側から冷却されていくことになる。
一方、これら搬送手段6や噴射式冷却手段8の起動の開始と略同時に押圧手段10の起動を開始すれば、図5に示したように、袋体12が棒状部材9により片側ずつ順番に押圧され、これにより、袋体12内の内容物が撹拌されることになる。すると、今までは、袋体12の中心部付近に存在し、冷却水からは遠い位置にあった比較的高い温度の内容物が、袋体12の表面側に移動してくるので、この高温の内容物が冷却水に接し易くなる。このようにして、高温の内容物は積極的に冷却され、速やかに全体が冷却されていくことになる。
このように、本実施の形態の場合には、噴射式冷却手段8と、押圧手段10により、繰り返し冷却と撹拌がなされていくので、内容物の冷却を速やかに行うことができる。これにより、冷却効率を向上させることができる。
なお、上記実施の形態では、詳細は示していないが、水槽4の側方には、水槽4内の冷却水の温度を強制的に低くなるようにチラー装置が接続されている。そして、このチラー装置により一時的に冷却水を貯留して冷却水を所定温度以下に低くした後、冷却された冷却水を水槽4内に復帰させている。これにより、水槽4内の冷却水の冷却能は略一定に維持されている。
以上、本発明の好ましい実施の形態における冷却装置について説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されない。
例えば、上記実施の形態では、水槽4内の搬送ラインを2列とし、噴射式冷却手段8を6台、押圧手段10を5箇所に配置しているが、これらの数は、何ら限定されない。
また、噴射式冷却手段8を押圧手段10の直上に配置することもでき、配置構成は上記実施の形態に何ら限定されない。
2 冷却装置
2a 装置本体
4 水槽
6 搬送手段
8 噴射式冷却装置
9 棒状部材
10 押圧手段
12 袋体

Claims (3)

  1. 高温の食品が充填された袋体を連続的に冷却するための袋詰め食品の冷却装置であって、
    予め冷却水が充填された水槽と、
    前記水槽内に水没した状態で配置され、前記袋体を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段の上方に配置され、冷却水を下方に噴出する噴射式冷却手段と、
    前記搬送手段の上方に配置され、水平方向に設けられた棒状部材が上下動することにより、前記搬送手段により搬送されてくる前記袋体を下方に押圧する押圧手段と、
    を備え、
    前記棒状部材はその長手方向が前記袋体の搬送方向となるように配置されていることを特徴とする冷却装置。
  2. 前記搬送手段により搬送される袋体は、一部が前記水槽内の水に接しない状態で搬送されていることを特徴とする請求項1に記載の袋詰め食品の冷却装置。
  3. 前記棒状部材は、前記搬送方向と直角方向の前記袋体の一方側と他方側を押圧するように2つ並設され、これら一対の押圧部材が互い違いに上下方向に移動することを特徴とする請求項1に記載の袋詰め食品の冷却装置。
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