JP6343901B2 - 貫通コンデンサ - Google Patents

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Description

本発明は、貫通コンデンサに係り、さらに詳しくは、表面リークが発生し難い貫通コンデンサに関する。
電子部品のノイズ対策などに貫通コンデンサが用いられている。たとえば特許文献1にも示すように、貫通コンデンサは、一対の信号用端子電極と一対の接地用端子電極とを有し、一般的なコンデンサ(一対の端子電極のみ)に比較して、外部端子の数が多い。
また、近年では、電子部品の小型化および薄層化のために、貫通コンデンサも小型化され、そのために、信号用端子電極と接地用端子電極との間の距離が近くなってきている。そのため、貫通コンデンサの素体表面において、これらの端子電極間で表面リークが発生し、所望の特性が得られないおそれがある。
特開平1−206615号公報
本発明は、このような実状に鑑みてなされ、その目的は、表面リークの発生を防止することができる貫通コンデンサを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明に係る貫通コンデンサは、
一対の側面、一対の端面、および一対の主面を有し、誘電体セラミックで構成してある素体と、
前記素体内に配置され、一対の前記端面に引き出される第1内部電極と、
前記素体内に配置され、一対の前記側面に引き出される第2内部電極と、
前記素体の端面に形成され、前記第1内部電極に接続される第1端子電極と、
前記素体の側面に形成され、前記第2内部電極に接続される第2端子電極と、を有する貫通コンデンサであって、
前記第1端子電極と前記第2端子電極との最短距離となる前記素体の表面には、絶縁膜が形成される絶縁膜領域と、前記絶縁膜が形成されていない素体表面露出領域との双方が形成してある。
一般的には、信号用端子電極となる第1端子電極と、接地用端子電極となる第2端子電極との最短距離となる貫通コンデンサの素体の表面では、表面リーク電流が生じやすい。特に、コンデンサの小型化および薄層化と共に、その傾向が顕著になってきている。
本発明に係る貫通コンデンサでは、信号用端子電極となる第1端子電極と、接地用端子電極となる第2端子電極との間に、絶縁膜が形成されていることにより、これらの電極の間での表面リーク電流の発生を抑制することができる。また、絶縁膜が形成されていない素体表面露出領域が、絶縁膜領域と共に形成されることにより、ゴミなどの付着が抑制され、ゴミによる表面リークを防止できる。
なお、素体表面露出領域を形成することなく、絶縁膜で第1端子電極と前記第2端子電極とを連絡してしまうと、絶縁膜の表面に付着してしまうゴミなどが原因で、表面リーク電流が発生してしまう。本発明では、ゴミの付着しにくい素体表面露出領域を設けることにより、ゴミによる表面リークを防止できる。すなわち、表面リークの原因となる第1端子電極と第2端子電極の最短経路上において、絶縁膜は第1端子電極と第2端子電極の間に連続して形成されていない(素体露出部を有する)ので、ゴミによる表面リークを防止できる。
好ましくは、前記絶縁膜は、前記第1端子電極と前記第2端子電極との最短距離となる前記素体の表面では、前記第1端子電極と前記第2端子電極とを連絡しないように形成してある。
好ましくは、前記素体の表面と前記第1端子電極との境界に位置する前記素体の表面を覆うように、前記絶縁膜が形成してあり、
前記素体の表面と前記第2端子電極との境界に位置する前記素体の表面を覆うように、前記絶縁膜が形成してあり、
前記第1端子電極近くの前記絶縁膜と、前記第2端子電極近くの前記絶縁膜との間に位置する前記素体の表面には、前記素体表面露出領域が形成してある。
このように構成することで、表面リーク電流を、より効果的に防止することができる。素体の表面と端子電極との境界、すなわち、端子電極のエッジ部では、端子電極の電圧印加と共に、電界が集中し、電子なだれ、正コロナ放電および端子間放電が引き続き生じることで、表面リークが生じると考えられる。第1端子電極および第2端子電極の双方のエッジ部に、絶縁膜を位置させることで、表面リーク電流を、より効果的に防止することができる。
好ましくは、前記絶縁膜は、前記素体の表面に、前記第1端子電極および前記第2端子電極の外面よりも外側に飛び出さない厚みで形成してある。このように構成することで、貫通コンデンサを回路基板などにハンダ付けなどで実装する際の実装性が向上する。
好ましくは、前記素体の主面と側面とが交差する前記素体の角部に、前記主面から側面にまたがって、前記絶縁膜が形成してある。角部にまたがって絶縁膜が形成してあることで、素体の角部における応力を緩和することができる。また、素体の丸みを絶縁膜がカバーすることになり、実装時におけるノズル吸着エラーや、画像認識エラーなどを低減することもできる。
好ましくは、前記素体の側面では、前記素体の表面と前記第2端子電極との境界に位置する前記素体の表面に、前記第2端子電極に沿って前記絶縁膜が形成されている。一般的には、素体の側面では、第2端子電極と接続する第2内部電極のリード部が、第2端子電極の両側で、素体の表面に露出し易く、そこから、湿気などが進入しやすい。しかしながら、第2端子電極に沿って絶縁膜を形成することで、内部電極への湿気の進入を防止することができる。
好ましくは、一対の前記主面において、前記素体の表面には、前記絶縁膜領域と、前記素体表面露出領域との双方が形成してある。一対の主面の双方に、本発明の構造を適用することで、いずれの主面でも実装することが可能となり、実装時に方向性を気にする必要がなく、実装作業性に優れている。
図1は本発明の一実施形態に係る積層貫通コンデンサの斜視図である。 図2は図1に示すコンデンサの側面図である。 図3は図1に示すIII−III線に沿う断面図である。 図4は図1に示すIV−IV線に沿う断面図である。 図5(A)は図1に示すコンデンサ素体の製造過程を示す分解斜視図、図5(B)は図5(A)に示す接地用端子電極の斜視図である。 図6は本発明の他の実施形態に係る積層貫通コンデンサの斜視図である。 図7は本発明のさらに他の実施形態に係る積層貫通コンデンサにおけるコンデンサ素体の製造過程を示す分解斜視図である。
以下、本発明を、図面に示す実施形態に基づき説明する。
第1実施形態
図1に示すように、本発明の一実施形態に係る積層貫通コンデンサ2は、コンデンサ素体10を有する。コンデンサ素体10は、一対の側面10a,10b、一対の端面10c,10d、および一対の主面10e,10fを有し、直方体形状である。側面10e,10fは、Y軸方向に向き合っており、主面はZ軸方向に向き合っている。また、端面10c,10dは、X軸方向に向き合っている。なお、X軸、Y軸およびZ軸は、相互に垂直である。
コンデンサ素体10は、誘電体セラミックで構成してあり、図3〜図5に示すように、内側誘電体層24を介して、信号用内部電極としての層状の第1内部電極20と、接地用内部電極としての層状の第2内部電極22とが交互に積層してある積層構造を持つ。積層方向(Z軸方向)の外側には、内側誘電体層24よりも厚みが大きな外側誘電体層26が積層してある。
外側誘電体層26は、図5(A)に示すように、複数のグリーンシートを積層して、誘電体層24となるその他のグリーンシートと内部電極20,22となる電極層と共に焼成することにより得られる。
内側誘電体層24および外側誘電体層26を構成する誘電体材料としては、絶縁性であれば特に限定されず、たとえばチタン酸カルシウム、チタン酸ストロンチウム、チタン酸バリウム、チタン酸ジルコニウムなどの誘電体材料が例示される。また、内部電極20および22の材質も特に限定されず、Ni、Ni合金、銀−パラジウム合金などのパラジウムベース合金、Cu、Agなどが例示される。
図3、図4および図5(A)に示すように、第1内部電極20は、Y軸方向の幅が、素体10のY軸方向幅よりも狭く、各側面10a,10bには露出せず、X軸方向に沿って細長く延びて素体10の端面10c,10dに露出している。図3に示すように、素体10の端面10c,10dには、信号用端子電極としての第1端子電極30,32が各々形成してあり、端面10c,10dに露出している第1内部電極のリード端が第1端子電極30,32の内面にそれぞれ接続してある。
図4、図5(A)および図5(B)に示すように、第2内部電極22は、内側誘電体層24を介して、第1内部電極20の位置に対応して設けられ、X軸方向の長さが、第1内部電極20のそれよりも短く、X軸方向の端面10c,10dには、露出しないようになっている。その代わりに、図4および図5(B)に示すように、第2内部電極22のX軸方向の中央部には、リード部23がY軸方向の両側に突出するように形成してあり、各リード部23の先端は、素体10の側面10a,10bに露出するようになっている。
素体10の両側面10a,10bには、図1に示すように、接地用端子電極としての第2端子電極34,36がそれぞれ形成してある。これらの端子電極34,36の内側では、図4および図5(A)に示す第2内部電極22のリード部23の先端が接続してある。リード部23のX軸方向幅は、第2端子電極34および36のX軸方向の幅と同等以下であることが好ましい。
図1に示すように、第2端子電極34,36は、素体10の側面10a,10bにおいて、X軸方向の略中央位置に形成してあり、Z軸方向に延び、側面10a,10bと主面10e,10fとの角部において、主面10e,10f側に跨がって形成してある。各第2端子電極34,36のZ軸方向の端部には、主面10e,10fに位置する半円状端部35,37が形成してある。このように半円状端部35,37を設けることで、第2端子電極34と素体10との密着強度を向上させることができると共に、内部への湿気などの進入を抑制することができる。
側面10a,10bおよび主面10e,10fにおけるX軸方向の端部を覆うように、第1端子電極30および第2端子電32には、カバー部31および33が、それぞれ連続して形成してある。これらのカバー部31および33を、各端子電極30および32に一体的に形成することで、素体10との密着強度を向上させると共に内部への湿気の進入を抑制することができる。
端子電極30,32,34,36は、特に限定されないが、たとえばCu、Ni、Ag、Au、Pdなどにより構成してある。また、これらの端子電極30,32,34,36は、焼き付け処理、メッキ、印刷、CVD法、PDV法などで素体10の外面に形成される。
本実施形態では、第1端子電極30,32と第2端子電極34,36との最短距離となる素体10の表面(側面10a,10bおよび主面10e,10f)には、絶縁膜40が形成される絶縁膜領域と、絶縁膜40が形成されていない素体表面露出領域42との双方が形成してある。絶縁膜40は、第1端子電極30,32と第2端子電極34,36との最短距離となる素体10の表面では、第1端子電極30,32と第2端子電極34,36とを連絡しないように形成してある。
本実施形態において、第1端子電極30,32と第2端子電極34,36との最短距離W0(図2参照)としては、特に限定されないが、素体10の小型化と共に短くなってきており、たとえば0.1〜0.3mmである。また、素体表面露出領域42におけるX軸方向の幅W3(電極間方向の幅)は、好ましくは0.06〜0.24mmである。また、電極間に位置する一対の絶縁膜40のX軸方向の幅W1,W2(電極間方向の幅)は、それぞれ異なっていても同じでも良く、好ましくは0.02〜0.12mmである。図示する例では、最短距離W0の素体表面に二つの絶縁膜40が形成してあるが、本発明では、それに限定されず、単一、または3つ以上であっても良い。また、それに応じて、素体表面露出領域42の数も複数であっても良い。最短距離W0に対する幅W3の割合(W3/W0)は、好ましくは0.2〜2.4である。
絶縁膜40は、たとえばエポキシ樹脂、フェノール樹脂、シリコン樹脂などで構成され、図1に示すようなX,Y,Z軸方向に断続的なパターンで形成される。好ましくは絶縁膜40は、SiC、Al、BN、ZrOなどのセラミックペースト膜であり、素体10よりも絶縁性が高い。絶縁膜40の形成方法は、特に限定されず、絶縁ペーストによるパターン塗布、CVD法、PVD法などが例示される。絶縁膜40は、端子電極30,32,34,36の形成後に、素体10の表面に形成しても良いし、これらの端子電極30,32,34,36の形成前に、素体10の表面に形成しても良い。
一般的には、信号用端子電極となる第1端子電極30,32と、接地用端子電極となる第2端子電極34,36との最短距離となる貫通コンデンサ2の素体10の表面では、表面リーク電流が生じやすい。特に、コンデンサの小型化および薄層化と共に、その傾向が顕著になってきている。
本実施形態に係る貫通コンデンサ2では、第1端子電極30,32と、第2端子電極34,36との間に、絶縁膜40が形成されていることにより、これらの電極の間での表面リーク電流の発生を抑制することができる。また、絶縁膜40が形成されていない素体表面露出領域42が、絶縁膜領域と共に形成されることにより、ゴミなどの付着が抑制され、ゴミによる表面リークを防止できる。
なお、素体表面露出領域42を形成することなく、絶縁膜40で第1端子電極30,32と第2端子電極34,36とを連絡してしまうと、絶縁膜40の表面に付着してしまうゴミなどが原因で、表面リーク電流が発生してしまう。本実施形態では、ゴミの付着しにくい素体表面露出領域42を設けることにより、ゴミによる表面リークを防止できる。すなわち、表面リークの原因となる第1端子電極30,32と第2端子電極34,36の最短経路上において、絶縁膜40は第1端子電極30,32と第2端子電極34,36の間に連続して形成されていない(素体露出部を有する)ので、ゴミによる表面リークを防止できる。
また、本実施形態では、素体10の表面と第1端子電極30,32との境界に位置する素体10の表面を覆うように、絶縁膜40が形成してあり、素体10の表面と第2端子電極34との境界に位置する素体10の表面を覆うように、絶縁膜40が形成してある。また、第1端子電極30,32近くの絶縁膜40と、第2端子電極34,36近くの絶縁膜40との間に位置する素体10の表面には、素体表面露出領域42が形成してある。
このように構成することで、表面リーク電流を、より効果的に防止することができる。素体10の表面と端子電極30〜36との境界、すなわち、端子電極30〜36のエッジ部では、端子電極30〜36の電圧印加と共に、電界が集中し、電子なだれ、正コロナ放電および端子間放電が引き続き生じることで、表面リークが生じると考えられる。第1端子電極30,32および第2端子電極34,36の双方のエッジ部に、絶縁膜40を位置させることで、表面リーク電流を、より効果的に防止することができる。
本実施形態では、絶縁膜40は、素体10の表面に、第1端子電極30,32および第2端子電極34,36の外面よりも外側に飛び出さない厚みで形成してある。このように構成することで、貫通コンデンサを回路基板などにハンダ付けなどで実装する際の実装性が向上する。
図1に示すように、本実施形態では、素体10の主面10e,10fと側面10a,10bとが交差する素体10の角部に、主面10e,10fから側面10a,10bにまたがって、絶縁膜40が形成してある。角部にまたがって絶縁膜40が形成してあることで、素体10の角部における応力を緩和することができる。また、図4に示すように、素体10の丸みを絶縁膜40がカバーすることになり、実装時におけるノズル吸着エラーや、画像認識エラーなどを低減することもできる。
図1および図3に示すように、本実施形態では、一対の主面10e,10fにおいて、素体10の表面には、絶縁膜40が形成してある絶縁膜領域と、素体表面露出領域42との双方が形成してある。一対の主面10e,10fの双方に、本実施形態の構造を適用することで、いずれの主面10e,10fでも基板など実装することが可能となり、実装時に方向性を気にする必要がなく、実装作業性に優れている。
第2実施形態
本発明の第2実施形態に係る積層貫通コンデンサ2aは、以下に示す以外は、前述した第1実施形態と同様であり、共通する部分の説明は省略する。
図6に示すように、素体10の側面10a,10bでは、素体10の表面と第2端子電極34,36との境界に位置する素体10の表面に、第2端子電極34,36に沿って絶縁膜40aが形成されている。一般的には、素体10の側面では、第2端子電極34,36と接続する第2内部電極22のリード部23(図5参照)が、第2端子電極34,36のX軸方向両側で、素体34の表面に露出し易く、そこから、湿気などが進入しやすい。しかしながら、第2端子電極34,36に沿って絶縁膜40aを形成することで、内部電極22への湿気の進入を効果的に防止することができる。
なお、本実施形態においては、絶縁膜40aは、第2端子電極34,36のX軸方向両側のみでなく、半円状端部35,37も含めて、電極34,36の全周に位置する素体表面を各々覆っている。また、第2電極34,36のみでなく、第1電極30,32においても、カバー部31,33のエッジ部(素体との境界)において、素体10の表面を、エッジ部に沿って絶縁膜40bが連続して覆っていても良い。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変することができる。
たとえば、貫通コンデンサ2,2aにおける内部電極のパターンや端子電極の形成パターンなどは、上述した実施形態に限定されず、種々に改変することができる。たとえば図7に示すように、コンデンサ素体10Aの内部における第1内部電極20aのパターンを、図5(A)に示す第1内部電極20のY軸方向幅よりも狭く設計してもよい。また、図7に示すように、第2内部電極22aにおけるリード部23aのX軸方向幅を、図5(A)に示す第2内部電極22におけるリード部23のY軸方向幅よりも広く設計しても良い。
図7に示す例では、これらの内部電極20a,22aおよびリード部23aのパターン形状に合わせて、素体の外表面に形成される端子電極のパターンが決定される。
2,2a… 積層貫通コンデンサ
10,10A… コンデンサ素体
10a,10b… 側面
10c,10d… 端面
10e,10f… 主面
20,20a… 第1内部電極
22,22a… 第2内部電極
23,23a… リード部
24… 内側誘電体層
26… 外側誘電体層
30,32… 第1端子電極
34,36… 第2端子電極
40,40a,40b… 絶縁膜
42… 素体表面露出領域

Claims (6)

  1. 一対の側面、一対の端面、および一対の主面を有し、誘電体セラミックで構成してある素体と、
    前記素体内に配置され、一対の前記端面に引き出される第1内部電極と、
    前記素体内に配置され、一対の前記側面に引き出される第2内部電極と、
    前記素体の端面に形成され、前記第1内部電極に接続される第1端子電極と、
    前記素体の側面に形成され、前記第2内部電極に接続される第2端子電極と、を有する貫通コンデンサであって、
    前記第1端子電極と前記第2端子電極との最短距離となる前記素体の表面には、絶縁膜が形成される絶縁膜領域と、前記絶縁膜が形成されていない素体表面露出領域との双方が形成してあり、
    前記素体の表面と前記第1端子電極との境界に位置する前記素体の表面を覆うように、前記絶縁膜が形成してあり、
    前記素体の表面と前記第2端子電極との境界に位置する前記素体の表面を覆うように、前記絶縁膜が形成してあり、
    前記第1端子電極近くの前記絶縁膜と、前記第2端子電極近くの前記絶縁膜との間に位置する前記素体の表面には、前記素体表面露出領域が形成してある貫通コンデンサ。
  2. 前記絶縁膜は、前記第1端子電極と前記第2端子電極との最短距離となる前記素体の表面では、前記第1端子電極と前記第2端子電極とを連絡しないように形成してある請求項1に記載の貫通コンデンサ。
  3. 前記絶縁膜は、前記素体の表面に、前記第1端子電極および前記第2端子電極の外面よりも外側に飛び出さない厚みで形成してある請求項1または2に記載の貫通コンデンサ。
  4. 前記素体の主面と側面とが交差する前記素体の角部に、前記主面から側面にまたがって、前記絶縁膜が形成してある請求項1〜のいずれかに記載の貫通コンデンサ。
  5. 前記素体の側面では、前記素体の表面と前記第2端子電極との境界に位置する前記素体の表面に、前記第2端子電極に沿って前記絶縁膜が形成されている請求項1〜のいずれかに記載の貫通コンデンサ。
  6. 一対の前記主面において、前記素体の表面には、前記絶縁膜領域と、前記素体表面露出領域との双方が形成してある請求項1〜のいずれかに記載の貫通コンデンサ。
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