JP6342139B2 - 平型電線用コネクタ及び平型電線用コネクタと平型電線の接続構造 - Google Patents
平型電線用コネクタ及び平型電線用コネクタと平型電線の接続構造 Download PDFInfo
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Description
また、本発明の平型電線用コネクタと平型電線の接続構造によれば、平型電線用コネクタに対する平型電線の挿入力を低減させることができる。
なお、各図面におけるコネクタを構成する各部の説明における左右方向は、適宜図面上での左右方向に対応させて説明する。
図1に示すように、平型電線用コネクタ1は、FPC、FFCなどの平型電線101を接続するためのものであって、たとえば、本実施形態の平型電線用コネクタ1は、平型電線101と基板2を電気的に接続するために基板2上に実装されている。
これらの図に示すように、平型電線101は、可撓性を有する平型電線本体111と、平型電線本体111よりも剛性のある補強板121とを有している。補強板121は、平型電線本体111の先端部上面に積層状に貼着されており、平型電線用コネクタ1に対する平型電線101の挿入に際して挿入ガイド部材として機能する。また、本実施形態の補強板121は、幅方向の両端部に凸形状のタブ122を備えるが、本発明において、タブ122の有無は任意に選択することができる。
図1、図2及び図4に示すように、本発明の実施形態に係る平型電線用コネクタ1は、平型電線101が挿入される挿入口72を有する枠体71と、枠体71内に、挿入口72の幅方向に所定の間隔を隔てて並列状に配置され、挿入口72に挿入された平型電線101のパターン151、161と弾性的に接触する複数の端子51、61と、複数の端子51、61を挟持状に保持する一対の端子保持部材11、21とを備えて構成されている。
図1、図2、図4及び図5に示すように、端子51、61は、いずれも金属板(たとえば、銅合金)の打ち抜き加工、切断加工、曲げ加工などで形成されており、固定部52、62、回路接続部53、63、腕部54、64及び接触面55、65を一体的に備える。本実施形態の平型電線用コネクタ1は、端子51、61として、形状が左右対称である第1端子51と第2端子61を備えており、両者を交互に配置している。そして、平型電線101の挿入時には、平型電線101の第1パターン151に第1端子51が接触し、第2パターン161に第2端子61が接触する。
図6は、本発明の実施形態に係る平型電線用コネクタと平型電線の接続過程を示す図であり、(a)は挿入開始時の第1端子及び平型電線を示す側面図、(b)は挿入途中の第1端子及び平型電線を示す側面図、(c)は挿入完了時の第1端子及び平型電線を示す側面図、図7は、本発明の実施形態に係る平型電線用コネクタと平型電線の接続過程を示す図であり、(a)は挿入開始時の第2端子及び平型電線を示す側面図、(b)は挿入途中の第2端子及び平型電線を示す側面図、(c)は挿入完了時の第2端子及び平型電線を示す側面図である。
図6(c)、図7(c)及び図8に示すように、平型電線101が挿入端まで挿入されると、端子51、61の接触面55、65は、前述した切欠き部152、162の形成位置でパターン151、161に接触する。このとき、接触面55、65に形成された凸部55a、65aは、切欠き部152、162に落ち込み、パターン151、161の側面153、154、163、164を係止する。
なお、凸部55a、65aの高さ寸法は、パターン151、161の厚さ寸法よりも小さい。よって、接触面55、65と、パターン151、161とが接触する際には、凸部55a、65aは、切欠き部152、162の切欠きに該当する箇所のベースフィルムと接触することはないので、接触面55、65と、パターン151、161との接触の障害となることはない。
なお、本実施例では、凸部55a、65aの抜去方向の面は緩やかな曲面となっているが二つの面同士を隣接させた角状としてもよい。この場合、凸部55a、65aの角部と、パターン151、161の抜去方向の側面153、163との係合が、曲面よりも強くなるから、抜去力を更に増加させることができる。
Claims (6)
- 平型電線用コネクタであって、
平型電線が挿入される挿入口を有する枠体と、
前記枠体内に前記挿入口の幅方向に所定の間隔を隔てて並列状に配置され、前記挿入口に挿入された前記平型電線のパターンに弾性的に接触する複数の端子とを備え、
前記端子が前記平型電線のパターンに弾性的に接触する接触面を有し、前記接触面がその一部に、前記パターンの側面を係止する前記パターンの厚さより高さの低い凸部を有することを特徴とする平型電線用コネクタ。
- 前記凸部が前記パターンの側面のうち前記平型電線の抜去方向を向く側面を係止することを特徴とする請求項1に記載の平型電線用コネクタ。
- 前記凸部が前記パターンの側面のうち前記平型電線の抜去方向を向く側面と、前記平型電線の幅方向を向く側面とを係止することを特徴とする請求項1又は2に記載の平型電線用コネクタ。
- 前記凸部を有する前記端子が前記端子の配置領域の全域にわたって備えられたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の平型電線用コネクタ。
- 前記凸部を有する前記端子が前記端子の配置領域の一部に備えられたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の平型電線用コネクタ。
- 平型電線用コネクタと平型電線の接続構造であって、
請求項1ないし5のいずれか1項に記載の平型電線用コネクタと、
前記平型電線用コネクタに接続され、幅方向に所定の間隔を隔てて並列し、かつ、先端位置が相互にずれた複数のパターンを有する平型電線とを備えることを特徴とする接続構造。
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