JP6341509B2 - プッシュスイッチ - Google Patents
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- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H13/00—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
- H01H13/02—Details
- H01H13/12—Movable parts; Contacts mounted thereon
- H01H13/14—Operating parts, e.g. push-button
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Description
これによれば、本発明のプッシュスイッチは、治具を用いることなくシート部材をケースに保持することができる。このため、収容部の開口に沿うシート部材とケースとの溶着を、位置ずれなく容易に行うことができる。また、これによれば、仮に粘着剤を設ける箇所の配設位置がずれて、配置位置がずれた粘着剤がシート部材を粘着保持できなかったとしても、他の箇所の粘着剤でシート部材を粘着保持することができる。このため、レーザ照射による溶着の前に、シート部材がケースから脱落することの発生を抑制することができる。
図1は、本発明の第1実施形態のプッシュスイッチ101を説明する分解斜視図である。図2は、本発明の第1実施形態のプッシュスイッチ101を説明する斜視図である。図3は、本発明の第1実施形態のプッシュスイッチ101を説明する図であって、図3(a)は、図2に示すX2側から見た正面図であり、図3(b)は、図2に示すY2側から見た側面図である。図4は、本発明の第1実施形態のプッシュスイッチ101を説明する図であって、図2に示すZ1側からみた上面図である。なお、図4には、四隅部に設けられた粘着層AD7とリング形状の被溶着部WD9とを破線で示している。
上記第1実施形態では、粘着層AD7を段差部2rの下段部を避けて上段部に設けた構成としたが、これに限るものではない。例えば、下段部が射出成形の際のピンが突き当てられる箇所である、というようなことがなければ、ケース2の四隅部の角部にそれぞれ設ける構成でも良い。
上記第1実施形態では、粘着層AD7をケース2の上面側の四隅部にそれぞれ独立して設けた構成としたが、これに限るものではなく、一部が繋がった構成でも良い。
上記第1実施形態では、第2固定接点部23を2つ設けた構成としたが、これに限るものではなく、3つ、4つと、2つ以上設けた構成でも良い。
上記第1実施形態では、被溶着部WD9はケース2の上面である天面2uの周囲の全周に渡って溶着される構成とした。しかしながら、収容部S2の内部において空気の逃げ場が無いため、プッシュスイッチ101を操作したときに、操作感触が悪くなることや、最悪、スイッチとして機能しなくなるような不具合が発生する場合も考えられる。そのような不具合が発生する場合には、必要に応じて、実質的に密閉状態(空気の出入りはできるが水分の流入は防げる程度)を保てる範囲で、被溶着部WD9の一部を途切れさせて、空気逃げを設けても良い。
上記第1実施形態では、可動接点部材1を1枚用いる構成としたが、これに限るものではなく、必要に応じて複数個重ねて用いる構成であっても良い。
上記第1実施形態では、可動接点部材1とシート部材5との間に押し子部材8を設けた構成としたが、押し子部材8を設けない構成にしても良い。このような場合でも、シート部材をケースに対して確実に溶着保持することができる。
上記第1実施形態では、ケース2に非透光性の材料、シート部材5に透光性の材料を用いる構成としたが、ケース2に透光性の材料、シート部材5をに非透光性の材料を用いる構成としても良い。この場合、レーザ光の照射は、ケース2側からシート部材5に向けて行うこととなる。また、レーザ溶着さえできれば、ケース2及びシート部材5の被溶着部近傍のみ、部分的に透光性または非透光性となるように、構成しても良い。
2 ケース
2b 内部底面
S2 収容部
3 固定接点部材
13 第1固定接点部
23、23A、23B 第2固定接点部
5 シート部材
AD7 粘着層
WD9 被溶着部
LD 長手方向
SD 短手方向
101 プッシュスイッチ
Claims (5)
- 押圧操作により反転動作可能な可動接点部材と、
該可動接点部材と接触可能な固定接点部材と、
前記可動接点部材を収容し一方が開口した収容部を有するケースと、
前記収容部を覆うように配置されたシート部材と、を備えたプッシュスイッチにおいて、
前記ケースは、前記一方側から平面視して、外形が矩形状に形成され、
前記ケースと前記シート部材とが前記収容部の開口に沿うように溶着された被溶着部を有し、
前記ケースの上面の四隅部において、前記ケースと前記シート部材との間に粘着剤による粘着層が配置されており、
前記粘着層は、前記シート部材を粘着保持する箇所ごとに分割して設けられていることを特徴とするプッシュスイッチ。 - 前記固定接点部材は、前記収容部の内部底面の中央部に設けられ前記可動接点部材と接離可能な第1固定接点部と、前記内部底面の外縁部に設けられ前記可動接点部材と常時接触する第2固定接点部と、を有し、
前記第2固定接点部は、前記内部底面の長手方向における両端側で、かつ短手方向における中央部にそれぞれ設けられ、
前記第2固定接点部の前記短手方向の両側には、前記粘着層が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のプッシュスイッチ。 - 前記被溶着部は、少なくとも前記四隅部以外の箇所において、前記ケースの前記上面の外周縁部に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のプッシュスイッチ。
- 前記粘着層は、平面視して、帯状に形成された帯部を有していることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のプッシュスイッチ。
- 前記ケースの上面の四隅には、下方に凹んだ段差部が形成されており、前記段差部に前記粘着層が配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のプッシュスイッチ。
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