JP6338165B1 - トラクター - Google Patents
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Abstract
Description
すなわち、本発明のトラクターでは、車両発進時に、連結手段によるトラクターヘッドとトレーラとの連結がロックされていないままトレーラを残してトラクターヘッドのみを発進してしまうことは起こらないので、トレーラ全体が転倒したり、トレーラに積載されているコンテナが脱落したりすることを確実に防止できる。
図1〜図8は、本発明の第1実施形態に係るトラクターを示すものである。図1及び図2に示すように、本発明の第1実施形態に係るトラクター1は、牽引車両のトラクターヘッド2と、該トラクターヘッド2に連結手段(図示せず)を介して連結される被牽引車両のトレーラ3と、停車時に当該トレーラ3を支える支持脚4とを備えている。図外の連結手段としては、例えば、トラクターヘッド2側に設けられるカプラと、トレーラ3側に設けられるキングピンとから構成されたものが用いられており、トレーラ3の車両前部30a側がトラクターヘッド2の車両後部側の上に載せられ、キングピンがカプラに挿入されることにより、離脱可能にロックされるようなっている。
なお、トラクター1は、連結手段の連結を解除するための解除手段(図示せず)も備えており、該解除手段としては、例えば、カプラロックピンが用いられており、カプラロックピンを車両外側へ向かって引張り、この引張った状態で当該カプラロックピンを車両前方側へ回すと、連結手段であるカプラとキングピンとが離間し、トラクターヘッド2とトレーラ3との切り離しが可能に構成されている。
一方、本実施形態のトレーラ3は、貨物を積載するための車両であり、車両前部30a側がトラクターヘッド2のシャシフレーム21に載せられることから、車両前部30a側の下部には車輪が設けられておらず、車両後部30b側の下部のみに車輪3aが設けられている。そのため、トレーラ3は、停車時に貨物の積み下ろす作業などを行う場合において、当該トラクターヘッド2から切り離したトレーラ3を支える左右一対の支持脚4が必要になる。したがって、支持脚4は、トレーラ3をトラクターヘッド2から切り離し、支持脚4の底部が地面と接触している状態で、車両後部30b側の車輪3aとほぼ同一高さとなる上下方向の長さを有しており、トラクターヘッド2から切り離されたトレーラ3が、車両前部30a側の支持脚4及び車両後部30b側の車輪3aにより、ほぼ水平に保持されながら支えられるようになっている。
なお、支持脚4の脚部42の起動電源は、一例として、トラクターヘッド2側のバッテリーから引かれた電源コードを接続することで動力を得ている。ただし、トラクターヘッド2とトレーラ3とを切り離す作業を行うとき以外は、電源を接続しない。
一方、支持脚4の底部が地面と接触している状態では、警告部材5が操作装置6によってトレーラ3の車両前部30aの車両外側に現れるように移動させられ、警告部材5の少なくとも一部は、トラクターヘッド2のシャシフレーム21上で視認可能な位置に配置されるように構成されている。すなわち、警告部材5は、作業者が降車することにより、図示しない連結手段を操作してカプラをロックしたか否かを確認することを促し、連結手段のロック操作を行うことなく、操作スイッチ22を操作して支持脚4を上方へ移動させないように注意喚起する役割を有している。そのため、警告部材5は、作業者が視認することが可能な大きさ及び形状を有しており、金属製、樹脂製、ゴム製等、種々の材料を用いて形成することが可能である。しかも、警告部材5の表面には、「ロック確認」等の用語が車両外側に向けて表示されており、連結手段がロックされている状態であることを作業者に対して視覚的にも見えるように注意喚起し、直感的に把握できる対策が施されている。
第1のロッド61は、支持脚4に一定の間隔を空けながら上下方向に沿ってほぼ垂直に配置されており、第1のロッド61の下部は、下部支持ブラケット43の先端部分に接続されている。また、第1のロッド61の上部及び中間部は、上部支持ブラケット44及び中間部支持ブラケット45の先端部分に挿通して上下動可能に配置されており、第1のロッド61の上部であって、上部支持ブラケット44から上方に位置する先端には、上部支持ブラケット44の先端部分よりも大きく形成された環状の外周部を有する閉塞部61aが設けられている。
一方、作動板65は、支持脚4の脚部42が上昇して地面から最も離れて状態ではトレーラ3の内側へ向かってほぼ水平に配置され、支持脚4が地面に接地している状態ではトレーラ3の内側へ向かって下り傾斜に配置されるように構成されている。そのため、作動板65の取付部65aと反対側の連結部65bには、第3のロッド64の基端部分が連結されている。これによって、第1のロッド61が上下動すると、変換機構62である第3のロッド64及び作動板65が時計方向または反時計方向へ回動するとともに、第2のロッド63が時計方向または反時計方向へ回動し、警告部材5がトレーラ3の車両前部30aの車両外側またはトレーラ3の車両前部30aの車両内側へ移動するようになっている。
まず、トラクターヘッド2とトレーラ3とが切り離なされた状態は、トラクターヘッド2の操作スイッチ22をオンにして操作装置6を作動させ、支持脚4の脚部42を車両下方へ向かって動かし、変換機構62の第3のロッド64及び作動板65を引き下げ、第2のロッド63を反時計方向へ回動させている。そして、支持脚4の脚部42の底部が地面に接触すると、作動板65がトレーラ3の内側へ向かって下り傾斜に配置され、第2のロッド63の反時計方向への回動に伴って、「ロック確認」等の用語が表示された警告部材5の表面側が車両外側に向かって移動させられ、トラクターヘッド2のシャシフレーム21上の視認可能な位置に垂れ下がって配置されている(図3〜図6参照)。
なお、「支持脚4(脚部42)の底部が地面に接触している状態」とは、支持脚4の底部が直接地面に接触している状態でも良いし、支持脚5の底部と地面との間にゴム等の物品などが介在した状態であっても良い。また、「警告部材5が視認可能な位置に垂れ下がって配置され」とは、警告部材5の移動後に、警告部材5の全部又は一部がシャシフレーム21上に配置されていれば良く、好ましくは警告部材5の全部である。
しかる後、作業者は、トラクターヘッド2のシャシフレーム21上に乗って、支持脚4を上下動させる操作スイッチ22を操作して支持脚4の脚部42の底部を地面から離す。すると、操作装置6が作動し、支持脚4の脚部42の車両上方への動きに連動して変換機構62の第3のロッド64及び作動板65が持ち上げられ、第2のロッド63が時計方向へ回動する。そして、支持脚4の脚部42の底部が地面から最も大きく離れると、警告部材5がトレーラ3の車両前部30aの内側下面で水平に配置され、車両外側から見えないようになる(図7及び図8参照)。
そのため、本実施形態のトラクター1においては、支持脚4の底部が地面と接触している状態で警告部材5がシャシフレーム21上に現れるので、作業者が支持脚4を上下動させる操作スイッチ22を操作する際に警告部材5を視認できることになる。したがって、本実施形態のトラクター1によれば、作業者が支持脚4を上下動させる操作スイッチ22を操作する際に、連結手段のロック操作が警告部材5により促されることになるので、作業者が連結手段のロック操作を忘れたまま操作スイッチ22を操作し、支持脚4を上昇させて地面から離すことを防ぐことができる。その結果、本発明のトラクター1によれば、車両発進時に、トラクターヘッド2とトレーラ3とを連結する連結手段がロックされていないままでトラクターヘッド2のみが発進してしまうことは無くなるので、トレーラ3の全体が転倒したり、トレーラ3に積載されているコンテナが脱落したりすることを確実に防止できる。
しかも、警告部材5は、支持脚4の底部が地面から離れている状態で、トレーラ3の下面側に配置されているので、トレーラ3などへの搬送物の積み込み作業時やトレーラ3などからの積み下ろし作業時に警告部材5が邪魔にならず、積み込み作業などを効率良く行うことができる。
したがって、本実施形態のトラクター1では、連結手段のロック操作を忘れ、支持脚4を上昇させてしまうことで起こるトレーラ3の転倒などの不具合の発生を防ぐ操作装置6が簡易な構成で設けられているので、コスト高を招くことなく、トレーラ3などへの搬送物の積み込み作業やトレーラ3などからの積み下ろし作業を安全かつ効率的に行うことができる。
図9は、本発明の第2実施形態に係るトラクターを示すものである。なお、上述した第1実施形態で説明したものと同様の部分については、同一の符号を付して重複した説明は省略する。
この第2実施形態のトラクター1では、図9に示すように、第1のロッド61の上下動に伴って第2のロッド63が変換機構62を介して回動し、ギア機構7Aを介して警告部材5Aが更に回動してほぼ水平(もしくは斜め上方)に配置されるように構成されている。本実施形態のギア機構7Aは、一例として、トレーラ3の車両前部30a側の右側下面に取付けられるギアボックス内に回転可能に設けられ、車両上下方向に配置されて噛合する複数(例えば、3個)のギアで構成されており、車両外側で垂れ下がって配置される第1実施形態の警告部材5に対して、第2実施形態の警告部材5Aを車両上方に回動させる機構として設けられている。
したがって、第2実施形態のトラクター1においては、第2のロッド63の回動に伴って前端部63b側のロッド部分がギア機構7Aを介して更に回動することにより、警告部材5Aがシャシフレーム21上でほぼ水平(もしくは斜め上方)に配置された状態で車両外側に突出するように構成されている。これにより、第2実施形態のトラクター1は、作業者に対して連結手段のロック操作をより一層注意喚起させることができる。その他の効果は、上記第1実施形態の効果と同様である。
図10は、本発明の第3実施形態に係るトラクターを示すものである。なお、上述した第1及び第2実施形態で説明したものと同様の部分については、同一の符号を付して重複した説明は省略する。
この第3実施形態のトラクター1では、図10に示すように、第1のロッド61の上下動に伴って第2のロッド63が変換機構62を介して回動し、ギア機構7Bを介して警告部材5Bがトレーラ3側へ向かって更に回動してほぼ垂直に配置されるように構成されている。本実施形態のギア機構7Bは、第2実施形態のギア機構7Aと同じ構造を有し、車両上下方向に配置されて噛合する複数のギアで構成されており、車両外側でほぼ水平に配置される第2実施形態の警告部材5Aに対して、第3実施形態の警告部材5Bを更に車両上方に回動させる機構として設けられている。そのため、ギア機構7Bは、第2実施形態のギア機構7Aを構成するギアよりもギア比(回転角)が増幅されている。
したがって、第3実施形態のトラクター1においては、第2のロッド63の回動に伴って前端部63b側のロッド部分がギア機構7Bを介して更に回動することにより、警告部材5Bがシャシフレーム21上でほぼ垂直に配置された状態で車両外側に位置するように構成されている。これにより、第3実施形態のトラクター1は、作業者に対して連結手段のロック操作をより一層注意喚起させることができる。その他の効果は、上記第1実施形態の効果と同様である。
図11は、本発明の第4実施形態に係るトラクターを示すものである。なお、上述した第1実施形態等で説明したものと同様の部分については、同一の符号を付して重複した説明は省略する。
この第4実施形態のトラクター1では、図11に示すように、第1のロッド61の上下動に伴って第2のロッド63が変換機構62を介して回動し、ギア機構7Cを介して警告部材5Cがトラクターヘッド2の背面20側に臨む位置で垂れ下がって配置されるように構成されている。本実施形態のギア機構7Cは、第2実施形態のギア機構7と異なり、例えば、トレーラ3の車両前部30aの前側下面に取付けられるギアボックス内に回転可能に設けられ、同じ高さで直交配置されて噛合する2つの傘歯車で構成されている。また、ギア機構7Cは、第2のロッド63の前端部63bに設けられており、前端部63bには、当該ギア機構7Cを介して連結ロッド60が連結されている。連結ロッド60は、トレーラ3の車両前部の下側位置において、車両幅方向に沿ってほぼ水平に配置され、支持ブラケット31により回動可能に支持されている。そのため、連結ロッド60は、第2のロッド63に対して直交配置されている。ギア機構7Cを構成する傘歯車のうち、側部傘歯車は第2のロッド63の前端部63bに連結され、前部傘歯車は連結ロッド60に連結されており、これによって、第2のロッド63と連結ロッド60とが同じ反時計方向に回動するように構成されている。また、なお、警告部材5Cは、連結ロッド60に取付けられている。
したがって、第4実施形態のトラクター1においては、第2のロッド63の回動に伴って連結ロッド60がギア機構7Cを介して回動することにより、警告部材5Cがトラクターヘッド2の背面20側に臨むシャシフレーム21上の位置で垂れ下がって配置されるように構成されている。これにより、第4実施形態のトラクター1は、作業者に対して連結手段のロック操作をより一層注意喚起させることができる。その他の効果は、上記第1実施形態の効果と同様である。
図12は、本発明の第5実施形態に係るトラクターを示すものである。なお、上述した第1及び第4実施形態等で説明したものと同様の部分については、同一の符号を付して重複した説明は省略する。
この第5実施形態のトラクター1では、図12に示すように、第1のロッド61の上下動に伴って第2のロッド63が変換機構62を介して回動し、ギア機構7Dを介して警告部材5Dが更に回動してトラクターヘッド2の背面20側に臨む位置でほぼ水平(もしくは斜め上方)に配置されるように構成されている。本実施形態のギア機構7Dは、第4実施形態のギア機構7Cと同様の傘歯車で構成されており、車両外側で垂れ下がって配置される第4実施形態の警告部材5Cに対して、第5実施形態の警告部材5Dを車両上方に回動させる機構として設けられている。そのため、ギア機構7Dは、第4実施形態のギア機構7Cを構成するギアよりもギア比(回転角)が増幅されている。
したがって、第5実施形態のトラクター1においては、第2のロッド63の回動に伴って連結ロッド60がギア機構7Dを介して更に回動することにより、警告部材5Dがトラクターヘッド2の背面20側に臨むシャシフレーム21上の位置でほぼ水平(もしくは斜め上方)に配置されるように構成されている。これにより、第5実施形態のトラクター1は、作業者に対して連結手段のロック操作をより一層注意喚起させることができる。その他の効果は、上記第1実施形態の効果と同様である。
図13は、本発明の第6実施形態に係るトラクターを示すものである。なお、上述した第1及び第4実施形態等で説明したものと同様の部分については、同一の符号を付して重複した説明は省略する。
この第6実施形態のトラクター1では、図13に示すように、第1のロッド61の上下動に伴って第2のロッド63が変換機構62を介して回動し、ギア機構7Eを介して警告部材5Eがトレーラ3側へ向かって更に回動してトラクターヘッド2の背面20側に臨む位置でほぼ垂直に配置されるように構成されている。本実施形態のギア機構7Eは、第4及び第5実施形態のギア機構7C,7Dと同様の傘歯車で構成されており、車両外側でほぼ水平に配置される第5実施形態の警告部材5Dに対して、第6実施形態の警告部材5Eを更に車両上方に回動させる機構として設けられている。そのため、ギア機構7Eは、第5実施形態のギア機構7Dを構成するギアよりもギア比(回転角)が増幅されている。
したがって、第6実施形態のトラクター1においては、第2のロッド63の回動に伴って連結ロッド60がギア機構7Eを介して更に回動することにより、警告部材5Eがトラクターヘッド2の背面20側に臨むシャシフレーム21上の位置でほぼ垂直に配置されるように構成されている。これにより、第6実施形態のトラクター1は、作業者に対して連結手段のロック操作をより一層注意喚起させることができる。その他の効果は、上記第1実施形態の効果と同様である。
図14は、本発明の第7実施形態に係るトラクターを示すものである。なお、上述した第1実施形態等で説明したものと同様の部分については、同一の符号を付して重複した説明は省略する。
この第7実施形態のトラクター1では、図14に示すように、第1のロッド61の上下動に伴って第2のロッド63が変換機構62を介して回動し、ギア機構7Fを介して警告部材5Fが車両前後方向に移動し、トラクターヘッド2の背面20側に臨む位置でほぼ水平に配置されるように構成されている。本実施形態のギア機構7Fは、一例として、車両上下方向に配置されて噛合する上下部ギアと、該下部ギアと同軸のピニオンを有するラックアンドピニオンで構成されており、車両内側でほぼ水平配置される第1実施形態の警告部材5に対して、第7実施形態の警告部材5Fを車両前後方向に移動させる機構として設けられている。そのため、ギア機構7Fは、第2のロッド63の前端部63b寄りに位置する車両前後方向の中間部分のギアボックス内に設けられており、前端部63b側のロッド部分は、ギア機構7Fを介して第2のロッド63の本体部分と連結され、第2のロッド63の本体部分に対して車両前方の下側位置で平行に配置されている。すなわち、ギア機構7Fを構成するギア等のうち、上部ギアは第2のロッド63の本体部分に連結され、車両前後方向に移動可能なラックは前端部63b側のロッド部分に連結されており、第2のロッド63の本体部分の反時計方向の回動に伴って上部ギアが反時計方向に回転すると、下部ギア及びピニオンが車両後方に回転し、ラックが車両前方へ移動するとともに、前端部63b側のロッド部分が車両前方へ向かって移動するように構成されている。また、警告部材5Fは、第2のロッド63の前端部63bに取付けられている。
したがって、第7実施形態のトラクター1においては、第2のロッド63の回動に伴って前端部63bのロッド部分がギア機構7Fを介して車両前方に移動することにより、警告部材5Fがトラクターヘッド2の背面20側に臨むシャシフレーム21上の位置でほぼ水平に配置された状態で車両外側に突出するように構成されている。これにより、第7実施形態のトラクター1は、作業者に対して連結手段のロック操作をより一層注意喚起させることができる。その他の効果は、上記第1実施形態の効果と同様である。
また、本発明の実施形態のトラクター1は、トレーラ3に電気系統が設けられていない車両に特に有効であるが、トレーラ3に電気系統が設けられている場合には、警告部材5等に接続された電源で警告音、警告表示を出すことも可能である。
さらに、本発明の実施形態のトラクター1は、第1のロッド61の上下動に伴って第2のロッド63が平面上で斜め方向、若しくは水平方向、垂直方向及び斜め方向の組み合わせ方向に可動することにより警告部材5等がトレーラ3の車両外側に移動するように構成されていても良い。それに加えて、第2のロッド63の前端部63bがロッド本体に対して水平方向(車両内外方向)に回動可能に構成され、第2のロッド63の前端部63bを水平方向に回動させることにより警告部材5等がトレーラ3の車両外側に移動するように構成されていても良い。
2 トラクターヘッド
2a 前輪
2b 後輪
3 トレーラ
3a 車輪
4 支持脚
5,5A,5B,5C,5D,5E,5F 警告部材
6 操作装置
7A,7B,7C,7D,7E,7F ギア機構
20 トラクターヘッドの背面
21 シャシフレーム
22 操作スイッチ
30a トレーラの車両前部
30b トレーラの車両後部
31 支持ブラケット
41 脚本体
42 脚部
43 下部支持ブラケット
44 上部支持ブラケット
45 中間部支持ブラケット
60 連結ロッド
61 第1のロッド
61a 閉塞部
62 変換機構
63 第2のロッド
63a 後端部
63b 前端部
64 第3のロッド
64a 突出部
65 作動板
65a 取付部
65b 連結部
Claims (6)
- トラクターヘッドと、該トラクターヘッドに連結手段を介して連結されるトレーラと、停車時に前記トレーラを支える支持脚とを備えるトラクターにおいて、
前記トラクターヘッドは、車両後部側に位置し、前記トレーラの車両前部側が配置されるシャシフレームと、前記支持脚を上下動させる操作スイッチを有し、
前記トレーラは、前記連結手段のロック操作を注意喚起する警告部材と、該警告部材を移動自在に操作するための操作装置を有し、
前記支持脚の底部が地面から離れている状態では、前記操作装置による前記警告部材の移動操作が行われず、前記警告部材は、前記トレーラ側の位置に保持され、
前記支持脚の底部が地面と接触している状態では、前記警告部材が前記操作装置によって前記トレーラの車両外側に移動させられ、前記警告部材の少なくとも一部は、前記シャシフレーム上で視認可能な位置に配置されるように構成されていることを特徴とするトラクター。 - 前記操作スイッチは、前記トラクターヘッドの背面側に設けられ、前記シャシフレームの上方に位置しており、
前記警告部材は、前記支持脚の底部が地面から離れている状態で、前記トレーラの下面側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のトラクター。 - 前記操作装置は、前記支持脚に上下動可能に取付けられ、前記支持脚の上下方向の動きに連動して上下動する第1のロッドと、
前記第1のロッドの上下方向の動きを回動方向の動き、又は平面上での水平方向、垂直方向、斜め方向の動き、若しくはこれらの組み合わせ方向の動きに変換する変換機構と、
前記トレーラに回動可能、又は平面上での水平方向、垂直方向、斜め方向、若しくはこれらの組み合わせ方向に可動可能に支持され、前記第1のロッドに前記変換機構を介して連結される第2のロッドとを備え、
前記第2のロッドには、前記警告部材が取付けられ、
前記第1のロッドの上下動に伴って前記第2のロッドが前記変換機構を介して回動、又は平面上での水平方向、垂直方向、斜め方向、若しくはこれらの組み合わせ方向に可動することにより前記警告部材の少なくとも一部が前記シャシフレーム上に移動させられるように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のトラクター。 - 前記支持脚は、上下動可能な脚部を有し、該脚部には、前記第1のロッドを支持する支持ブラケットが設けられていることを特徴とする請求項3に記載のトラクター。
- 前記変換機構は、先端部分が前記第1のロッドの先端へ向かって延びる第3のロッドを有しており、前記第1のロッドの先端には、環状の外周部を有する閉塞部が設けられ、前記第3のロッドの先端部分は、前記閉塞部から抜け出ない状態で前記閉塞部に挿通され、前記第1のロッドに連結されていることを特徴とする請求項3または4に記載のトラクター。
- 前記第3のロッドの先端部分には、前記閉塞部の外周部の幅よりも長い寸法を有する突出部が設けられていることを特徴とする請求項5に記載のトラクター。
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