JP6337742B2 - フィンチューブ熱交換器 - Google Patents

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Description

本発明は、ヒートポンプ装置に用いられるフィンチューブ熱交換器に関する。
一般に、ヒートポンプ装置は、圧縮機、凝縮器、減圧手段、および蒸発器から構成され、それらが冷媒回路で順に接続されている。凝縮器や蒸発器がフィンチューブ熱交換器である場合、それらは所定間隔で並べられた複数のフィンと、複数のフィンを貫通する伝熱管とによって構成されている。空気は、フィンとフィンとの間を流れて伝熱管の中の流体と熱交換する。
フィンチューブ熱交換器に用いられるフィンとして、例えば、特許文献1には、気流方向に沿って山部が1箇所にのみ現れるように成形されたフィンが開示されている。図1は、このフィンを示す平面図である。
図1において、フィン31の並び方向を高さ方向Y、前縁30aに平行な方向を段方向Z、高さ方向Yおよび段方向Zに垂直な方向を気流方向(空気Aの流れ方向)Xと定義する。
図1において、山部34の稜線は段方向Zに平行である。すなわち、フィン31は、一般的にコルゲートフィンと呼ばれるフィンである。このフィン31は、平坦部35、第1傾斜部36および第2傾斜部38を有している。平坦部35は、フィンカラー37に隣接している部分であって、貫通孔37h(図3参照)の周囲に形成された円環状の部分である。平坦部35の表面は、気流方向Xに平行で高さ方向に垂直である。
第1傾斜部36は、山部を形成するように気流方向Xに対して傾いた部分である。第1傾斜部36は、フィン31において最も広い面積を占有している。第1傾斜部36は、段方向Zに平行かつ伝熱管21の中心を通る基準線の左右に位置している。つまり、風上側の第1傾斜部36と風下側の第1傾斜部36とによって山部34が形成されている。
第2傾斜部38は、平坦部35と第1傾斜部36との間の高さの違いを解消するように、平坦部35と第1傾斜部36とを滑らかに接続している部分である。第2傾斜部38の表面は緩やかな曲面で構成されている。
フィン31は、気流方向Xにおいて、第1傾斜部36を1対のみを有している。また、第1傾斜部36および第2傾斜部38は、中央平面Hcから遠ざかるにつれて、正の高さ方向(高さ方向Yにおいて、平坦部35からフィンカラー37が突出している方向)に向かって単調に伸びている。このような構成により、気流の圧力損失を低減でき、着霜時の目詰まりを防止できるとしている。
特開2013−221682号公報
しかしながら、特許文献1のフィン31では、第1傾斜部36と第2傾斜部38によって形成される起伏によって気流の剥離が生じ、低外気温運転時にフィンへの着霜位置の偏りが生じてしまう。その結果、着霜時の伝熱性能が低下し、ヒートポンプ装置の能力およびヒートポンプ装置の有効運転時間の低下を招くという問題がある。
本発明は、ヒートポンプ装置の能力およびヒートポンプ装置の有効運転時間の低下を防止するフィンチューブ熱交換器を提供することを目的とする。
本発明に係るフィンチューブ熱交換器は、気体の流路を形成するために平行に並べられた複数のフィンと、前記複数のフィンを貫通しており、前記気体と熱交換する媒体が内部を流れるように構成された伝熱管とを備え、前記フィンは、気流方向において山部が1箇所にのみ現れるように成形されたコルゲートフィンであって、前記伝熱管が嵌められた複数の貫通孔と、前記伝熱管と密着して前記貫通孔の周囲に形成された円筒状のフィンカラーと、前記フィンカラーの周囲に形成された平坦部と、前記山部を形成するように前記気流方向に対して傾いている第1傾斜部と、前記平坦部と前記第1傾斜部とを接続している第2傾斜部とを有し、前記複数の貫通孔は、前記複数のフィンの並び方向と前記気流方向との両方向に垂直な段方向に沿って形成され、前記気流方向における前記第1傾斜部の上流端から下流端までの距離をS1、前記気流方向における前記平坦部の上流端から下流端までの距離をD1、前記気流方向における前記第1傾斜部の上流端と下流端に前記山部の頂点側と反対側から接する平面を基準平面、前記気流方向における前記基準平面と前記第1傾斜部とのなす角度をθ1、前記気流方向における前記基準平面と前記第2傾斜部とのなす角度をθ2、前記基準平面から前記平坦部までの距離をα、一の前記フィンの前記基準平面と前記山部の頂点側に隣接する他の前記フィンの前記基準平面との間の距離をL、と定義したとき、前記平坦部が、前記基準平面に関して前記山部の頂点側と同一側にある場合、または、α=0の場合に、0° ≦ θ2 < tan-1[(L-α)/{(S1-D1)/2-L/tanθ1}]の関係を満足し、前記平坦部が、前記基準平面に関して前記山部の頂点側と反対側にある場合に、0° < θ2 < tan-1[(L+α)/{(S1-D1)/2-L/tanθ1}]の関係を満足し、かつ、前記基準平面と前記第2傾斜部とのなす角度が前記段方向から前記気流方向に向かうに従い減少し、前記気流方向において最小となる構成を採る。
本発明によれば、ヒートポンプ装置の能力およびヒートポンプ装置の有効運転時間の低下を防止できる。
従来のフィンの一例を示す平面図 本発明の実施の形態1に係るフィンチューブ熱交換器の一例を示す斜視図 本発明の実施の形態1に係るフィンの一例を示す平面図 従来のフィンが図3の線B−Bに沿った面で切断された場合の断面を示す断面図 本発明の実施の形態1に係るフィンが図3の線B−Bに沿った面で切断された場合の断面を示す断面図 本発明の実施の形態1に係るフィンの斜視図 本発明の実施の形態1の変形例に係るフィンが図3の線B−Bに沿った面で切断された場合の断面を示す断面図 本発明の実施の形態2に係るフィンの一例を示す平面図 本発明の実施の形態2に係るフィンが図8の線B−Bに沿った面で切断された場合の断面を示す断面図 本発明の実施の形態2に係るフィンの斜視図 2つの山部を備えたコルゲートフィンの断面図 本発明の実施の形態に係るフィンおよび従来技術に係るフィンの斜視図 本発明の実施の形態に係るフィンおよび従来技術に係るフィンの仕様を示す図 本発明の実施の形態に係るフィンおよび従来技術に係るフィンの解析条件である物性値、境界条件、解析設定を示す図 本発明の実施の形態に係るフィンおよび従来技術に係るフィンの解析結果である熱伝導率と圧力損失の関係を示すグラフ 本発明の実施の形態に係るフィンおよび従来技術に係るフィンの解析結果である気流の流れを示す流線図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本発明は、以下の各実施の形態によって限定されるものではない。
(実施の形態1)
図2は、本発明の実施の形態1に係るフィンチューブ熱交換器100の一例を示す斜視図である。このフィンチューブ熱交換器100は、主にヒートポンプ装置に用いられるものであり、凝縮器や蒸発器として作用する。以下では例として、フィンチューブ熱交換器100が用いられるヒートポンプ装置は、暖房装置に用いられるとする。
なお以下では、図2に示すように、空気Aの流れ方向を気流方向X、フィン32の並び方向を高さ方向Y、フィン32の長手方向を段方向Zと定義する。言い換えれば、段方向Zは、高さ方向Yと気流方向Xとの両方向に垂直な方向である。
図2に示すように、フィンチューブ熱交換器100は、空気A(気体)の流路を形成するために平行に並べられた複数のフィン32と、これらのフィン32を貫通する伝熱管21とを備えている。
フィンチューブ熱交換器100は、伝熱管21の内部を流れる媒体Bと、フィン32の表面に沿って流れる空気Aとの間で熱交換がなされるように構成されている。媒体Bは、例えば、二酸化炭素、ハイドロフルオロカーボンなどの冷媒である。伝熱管21は、1本につながっていてもよいし、複数本に分かれていてもよい。
フィン32は、長方形かつ平板の形状であり、前縁30aおよび後縁30bを有する。前縁30aおよび後縁30bは、それぞれ、直線状である。本実施の形態では、伝熱管21の中心に関してフィン32が左右対称の構造を有しており、かつ、フィン32には上下の区別も存在しない。従って、フィンチューブ熱交換器100を組み立てるときに、フィン32の方向を考慮する必要がないので、組み立て作業が容易となる。
本実施の形態において、フィン32は一定の間隔(以下、フィンピッチという)で並べられている。フィンピッチは、例えば、1.0〜2.0mmの範囲に調整されうる。フィンピッチは、図2に示すように、隣り合う2つのフィン32の距離Lで表される。なお、距離(フィンピッチ)Lは、必ずしも一定である必要はなく、異なっていてもよい。
図3は、本発明の実施の形態1に係るフィン32の一例を示す平面図である。図3では例として、フィン32の一部分を示している。
図3に示すように、前縁30aを含む一定幅の部分および後縁30bを含む一定幅の部分は、気流方向Xに平行である。ただし、これらの部分は、成形時にフィン32を金型に固定するために使用される部分であり、フィン32の性能に大きな影響を及ぼすものではない。
フィン32の材料として、打ち抜き加工された肉厚0.05〜0.8mmのアルミニウム製の平板を好適に使用できる。フィン32の表面にベーマイト処理、親水性塗料の塗布などの親水性処理が施されていてもよい。親水性処理に代えて、撥水処理を行うことも可能である。
フィン32には、複数の貫通孔37hが段方向Zに沿って一列かつ等間隔で形成されている。複数の貫通孔37hのそれぞれに伝熱管21が嵌められている。
また、貫通孔37hの周りには円筒状のフィンカラー37がフィン32の一部によって形成されており、このフィンカラー37と伝熱管21とが密着している。貫通孔37hの直径は、例えば1〜10mmである。
貫通孔37hの直径は、伝熱管21の外径に一致している。段方向Zにおいて互いに隣り合う2つの貫通孔37hの距離(管ピッチ)は、例えば、貫通孔37hの直径の2〜3倍である。また、気流方向Xにおけるフィン32の長さは、例えば15〜25mmである。
図3に示すように、フィンカラー37の突出方向と同じ方向に突出している部分を山部33と定義する。本実施の形態では、気流方向Xにおいて1つの山部33のみを有する。
山部33の稜線は、段方向Zに平行である。すなわち、フィン32は、コルゲートフィンと呼ばれるフィンである。気流方向Xにおいて、山部33の位置は伝熱管21の中心Oの位置に一致している。
フィン32は、さらに、平坦部35、第1傾斜部36および第2傾斜部38を有する。平坦部35は、フィンカラー37に隣接している部分であって、貫通孔37hの周囲に形成された円環状の部分である。平坦部35の表面は、気流方向Xに平行で高さ方向Yに垂直である。
第1傾斜部36は、山部33を形成するように気流方向X(平坦部35の表面)に対して傾いた部分である。第1傾斜部36は、フィン32において最も広い面積を占有している。第1傾斜部36の表面は平坦である。
第1傾斜部36は、基準線(段方向Zに平行で、かつ、伝熱管21の中心Oを通る直線)の左右に位置している。図3の例では、基準線の左側(風上側)に第1傾斜部36aが位置しており、基準線の右側(風下側)に第1傾斜部36bが位置している。そして、第1傾斜部36aと第1傾斜部36bにより、山部33が形成されている。
第2傾斜部38は、平坦部35と第1傾斜部36との間の高さの違いを解消するように、平坦部35と第1傾斜部36とを滑らかに接続している部分である。第2傾斜部38の表面は緩やかな曲面で構成されている。
第2傾斜部38も、第1傾斜部36と同様に、上述した基準線の左右に位置している。図3の例では、基準線の左側(風上側)に第2傾斜部38aが位置しており、基準線の右側(風下側)に第2傾斜部38bが位置している。
第2傾斜部38と平坦部35は、フィンカラー37および貫通孔37hの周囲に凹状の部分を形成している。
境界線部38p、38qは、第1傾斜部36と第2傾斜部38とによって形成される境界線の部分(山状の部分)である。境界線部38pは基準線の左側(風上側または上流側)に位置しており、境界線部38qは基準線の右側(風下側または下流側)に位置している。
本実施の形態のフィンは、従来のフィンと比べ、伝熱性能、圧力損失および着霜性能の点で優れている。その理由について、図4〜図6を用いて以下に説明する。図4は、従来のフィン32を図3の線B−Bに沿った面で切断した場合の断面を示す断面図である。図5は、本実施の形態のフィン32を図3の線B−Bに沿った面で切断した場合の断面を示す断面図である。図6は、本実施の形態のフィン32の斜視図である。
まず、図4を用いて従来のフィン32について説明する。図4において、気流方向Xにおける第1傾斜部36の上流端と下流端に山部33の頂点側と反対側から接する平面を基準平面H1と定義する。また、基準平面H1と、山部33の頂点側に隣接する他のフィン32の基準平面H1との間の距離(すなわち、フィンピッチ)をLと定義する。また、基準平面H1と、第1傾斜部36と第2傾斜部38との境界線部38pまたは38qとの間の距離をH2と定義する。
図4に示すように、従来のフィン32では、距離H2が距離Lより長いため、境界線部38p、38qにおける折り返し部分(折れ曲がり部分ともいう)の角度が急峻であり、気流方向Xに平行な流路(後述する図5の隙間41)が確保されていない。
よって、空気Aの気流39は、境界線部38p、38qの折り返し部分に衝突し、フィン32の表面に沿って滑らかに流れないので、上記折り返し部分において気流39の剥離が生じる。
例えば、フィン32がヒートポンプ装置の室外側の熱交換器に使用され、フィン32に着霜が生じる場合において、上述したように気流39が境界線部38p、38qの折り返し部分に衝突すると、その部分に霜40が付着する。これは、折り返し部分の熱伝達率が高いためである。
このように折り返し部分に偏って霜40が付着すると、霜40による熱抵抗が大きくなり、気流39が衝突することによる熱伝達率の急激な低下を招き、熱交換器全体の性能も急激に低下する。
熱交換器全体での性能が低下すると、熱交換器能力を発揮するために、蒸発器の冷媒温度を低下させて冷媒と空気の温度差を取る必要が生じ、さらに着霜を促進させてしまう。この着霜の促進によって、風量の低下による熱交換器能力の低下、暖房能力や暖房運転の有効時間の低下を招いてしまう。
次に、図5、図6を用いて本実施の形態のフィン32について説明する。図5では、図4と同様の定義である基準平面H1、距離L、距離H2が示されている。また、図5において、気流方向Xにおける基準平面H1と第1傾斜部36aまたは第1傾斜部36bとのなす角度をθ1と定義する。また、気流方向Xにおける基準平面H1と第2傾斜部38aまたは第2傾斜部38bとのなす角度をθ2と定義する。また、気流方向Xにおける第1傾斜部36の上流端から下流端間までの距離をS1と定義する。また、平坦部35の直径をD1と定義する。また、基準平面H1から平坦部35までの距離をαと定義する。
ここで、平坦部35は、基準平面H1よりも上方に位置する場合も下方に位置する場合もある。また、平坦部35の高さが、基準平面H1の高さと一致する場合もある。この場合、αは0となる。
図5に示すように、本実施の形態のフィン32では、距離H2が距離Lより短いため、境界線部38p、38qにおける折り返し部分の角度が緩やかであり、気流方向Xに平行な流路である隙間41が確保されている。
隙間41は、境界線部38pまたは境界線部38qと、フィン32の山部33の頂点側に隣接する他のフィン32の基準平面H1との間に形成されている。なお、距離H3は、境界線部38pまたは境界線部38qと、フィン32の山部33の頂点側に隣接する他のフィン32の基準平面H1との間の距離を示している。
隙間41は、上述したとおり、距離H2が距離Lよりも短い場合に生じる。ここで、隙間41が形成されるための条件について、以下に説明する。
まず、距離H2は、
H2={(S1-D1)/2±α/tanθ2}/(1/tanθ1+1/tanθ2)
で表される。
そして、距離H2が距離Lとちょうど等しくなるとき、距離Lは、
{(S1-D1)/2±α/tanθ2}/(1/tanθ1+1/tanθ2)
と表される。
これより、角度θ2の正接は、
tanθ2=(L±α)/{(S1-D1)/2-L/tanθ1}
で表されるので、角度θ2の上限である(換言すれば、距離H2が距離Lと等しくなる)閾値角度θ2Uは、以下の式(1)で表される。
θ2U=tan-1[(L±α)/{(S1-D1)/2-L/tanθ1}]・・・(1)
よって、本実施の形態のフィン32は、上記式(1)を満足するように構成される。
例えば、平坦部35が、基準平面H1に関して山部33の頂点側と同一側にある場合、または、α=0の場合には、
0°≦ θ2 < tan-1[(L-α)/{(S1-D1)/2-L/tanθ1}]
の関係を満足するように構成される。
また、例えば、平坦部35が、基準平面H1に関して山部33の頂点側と反対側にある場合には、
0°< θ2 < tan-1[(L+α)/{(S1-D1)/2-L/tanθ1}]
の関係を満足するように構成される。
よって、本実施の形態のフィン32では、空気Aの気流39が、境界線部38p、38qの折り返し部分に衝突することなく流れる領域が少なくとも形成され、フィン32の表面に沿って滑らかに流れるので、上記折り返し部分において気流39の剥離が生じにくくなる。
例えば、フィン32がヒートポンプ装置の室外側の熱交換器に使用され、フィン32に着霜が生じる場合において、上述したように気流39がフィン32の表面に沿って滑らかに流れると、霜40はフィン32の表面上に平均的に付着する(換言すれば、着霜位置の偏りが起こらない)。
よって、熱伝達率の急激な低下を抑制することができるため、熱交換器全体の性能の急激な低下を抑制できる。その結果、着霜の促進を遅らせることができ、熱交換器能力の低下、暖房能力や暖房運転の有効時間の低下を抑制することができる。
また、本実施の形態のフィン32は、図6に示すように、基準平面H1と第2傾斜部38aまたは第2傾斜部38bとのなす角度が段方向Zから気流方向Xに向かうに従い減少し、気流方向Xにおいて最小(角度θ2)となるように構成される。
これにより、隙間41の距離H3をより長く確保でき、気流39がフィンカラー37に直接衝突する面積を大きくすることができる。また、気流39が伝熱管21周りの平坦部35に沿って流れるため、熱交換器の性能が向上する。
さらに、フィンカラー37衝突後の気流39が平坦部35周りの第2傾斜部38に沿って流れやすくなるため、フィンカラー37後方の死水域を低減でき、熱交換器の性能が向上する。
なお、本実施の形態のフィン32は、図5、図6に示す形状に限定されず、例えば、図7に示す形状であってもよい。図7は、本実施の形態の変形例に係るフィン32が図3の線B−Bに沿った面で切断された場合の断面を示す断面図である。
図7では、図5と比べて、第2傾斜部38a、38bの幅を短くし、平坦部35の気流方向Xにおける長さを長くしている。これにより、気流方向Xに対して平坦部35が占める領域が増加するため、気流39がより平坦部35に沿って滑らかに流れるようになる。よって、フィン32の表面上に霜40がより平均的に付着するため、図5と比べて、熱伝達率の急激な低下を抑制でき、その結果、熱交換器全体の性能の急激な低下を抑制できる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に係るフィン32について、図8〜図10を用いて以下に説明する。図8は、本実施の形態に係るフィン32の一例を示す平面図である。また、図9は、本実施の形態のフィン32を図8の線B−Bに沿った面で切断した場合の断面を示す断面図である。図9は、本実施の形態のフィン32の斜視図である。図8〜図10に示す各部には、上記実施の形態1で説明した図3、図5、図6の各部と同一の符号を付している。以下では、図8〜図10に示す各部のうち、実施の形態1と異なる構成要素についてのみ説明する。
本実施の形態のフィン32は、図8〜図10に示すように、境界線部38pの一部が前縁30aと同一面上にあり、かつ、境界線38qの一部が後縁30bと同一面上にある。すなわち、本実施の形態のフィン32では、境界線38p、38qと基準平面H1との間の距離H2がゼロとなる部分を設けている。
図8〜図10に示すように、境界線部38pの一部が前縁30aと同一面上にある部分、および、境界線38qの一部が後縁30bと同一面上にある部分では、第1傾斜部36が存在せず、また、第2傾斜部38a、38bが、平坦となっている。よって、上記各部分では、距離H2、角度θ1、θ2がゼロとなる。
そして、距離H2がゼロの部分では、気流39がフィン32の表面に沿って流れやすくため、霜40はフィン32の表面上にさらに平均的に付着する。
よって、熱伝達率の急激な低下を抑制でき、熱交換器全体の性能の急激な低下をさらに抑制できる。その結果、着霜の促進を遅らせることができ、熱交換器能力の低下、暖房能力や暖房運転の有効時間の低下をさらに抑制することができる。
また、本実施の形態では、距離H2がゼロの部分において、気流の剥離を確実に防止することができるので、通風抵抗やファン動力の低減を実現できる。
また、本実施の形態のフィン32では、気流39がフィンカラー37に直接衝突する面積をさらに大きくできる。これにより、気流39が伝熱管21周りの平坦部35に沿って流れやすくなるため、熱交換器の性能がより向上する。
さらに、フィンカラー37衝突後の気流39が平坦部35周りの第2傾斜部38に沿って流れやすくなるため、フィンカラー37後方の死水域を低減でき、熱交換器の性能がより向上する。
以上、本発明の実施の形態1、2について説明した。なお、本発明の実施の形態1、2に係るフィン32は、図3、図5〜図10に示すように、山部33を1つ備えた形状としている。その理由について、図11を用いて以下に説明する。図11は、山部33の数が2つのコルゲートフィンの一例を示す断面図である。
実施の形態1、2で説明した山部33が1つのコルゲートフィンと図11に示す山部33が2つのコルゲートフィンとにおいて角度θ2が同じである場合、山部33が1つのコルゲートフィンでは、山部33が2つのコルゲートフィンと比べ、通風抵抗が小さくなる。その理由は、山部33の数が少ないので、気流が折れ曲がる回数が少なくなり、折り返し部分への衝突による抵抗が減少するからである。
また、山部33が1つのコルゲートフィンでは、複数の山部33を有するコルゲートフィンに比べて気流が剥離する回数を低減することができる。したがって、着霜位置の偏りが起こらなくなり、熱交換器能力の低下、暖房能力や暖房運転の有効時間の低下を確実に抑制できる。このようなことから、本発明の実施の形態1、2に係るフィン32は、山部33を1つのみ有する形状としている。
なお、上記実施の形態1、2では、フィンチューブ熱交換器100が用いられるヒートポンプ装置は暖房装置に用いられるとしたが、これに限定されない。例えば、フィンチューブ熱交換器100が適用されるヒートポンプ装置は、空気調和装置または給湯装置に用いられてもよい。
次に、上述した本発明の実施の形態に係るフィンと、従来のフィンとの比較例について、図12〜図16を用いて説明する。
ここでは例として、図12Aに示す従来のフィン41と、図12Bに示す本発明の実施の形態に係るフィン32との比較について説明する。
図12Bに示すフィン32は、図8に示したフィンと同様に、以下の式を満足するように構成される。
0°≦ θ2 < tan-1[(L-α)/{(S1-D1)/2-L/tanθ1}]
また、図12Bに示すフィン32では、基準平面と第2傾斜部38とのなす角度が段方向Zから気流方向Xに向かうに従い減少し、気流方向Xにおいて最小値0となる。ここで、基準平面とは、図4を用いて説明した基準平面H1と同様のものである。
なお、図12A、図12Bにおいて、図8と同一の構成要素には、同一符号を付している。また、図12A、図12Bでは、フィンカラー37の内側に密着して設けられる伝熱管21の図示を省略している。
図13は、フィン41とフィン32の仕様を示す図である。図13に示すように、フィン41とフィン32において、伝熱管列数、山部の数、フィン幅、フィンピッチ、フィン厚み、伝熱管ピッチ、伝熱管外径、第1傾斜部36a、36bの傾斜角を同じ値とし、第2傾斜部38の傾斜角(基準平面と第2傾斜部38とのなす角度)のみを異なる値としている。すなわち、図12Aに示すフィン41では、基準平面と第2傾斜部38とのなす角度は25度で一定であるが、図12Bに示すフィン32では、基準平面と第2傾斜部38とのなす角度は段方向において25度であり、気流方向Xにおいて0度である。
ここでは、市販の熱流体解析ソフトウェアを用いてフィン41、32を3次元でモデル化し、その後熱流体解析シミュレーションを行った。なお、シミュレーション用のメッシュの生成にも市販のメッシュ生成ソフトウェアを利用している。詳しい解析条件は図14に示すとおりである。図14Aは物性値を示しており、図14Bは境界条件を示しており、図14Cは解析設定を示している。
上記解析の結果得られた熱伝導率と圧力損失との関係を図15に示す。図15に示されるように、フィン32は、フィン41に比べて、圧力損失が同じ場合、熱伝導率がより高くなっている。よって、フィン32は、フィン41よりも伝熱性能が優れていると言える。
また、上記解析の結果得られた気流の流れを図16に示す。図16Aはフィン41における流線図であり、図16Bはフィン32における流線図である。図16A、図16Bの囲み部分aに示されるように、フィン32は、フィン41に比べて、伝熱管(フィンカラー)の後方にも気流が流れやすくなっている。よって、フィン32は、フィン41よりも伝熱性能が優れていると言える。
本発明に係るフィンチューブ熱交換器は、例えば、空気調和装置、給湯装置、暖房装置などに用いられるヒートポンプ装置に有用であり、特に、冷媒を蒸発させるための蒸発器に有用である。
21 伝熱管
30a 前縁
30b 後縁
31、32、41 フィン
33、34 山部
35 平坦部
36、36a、36b 第1傾斜部
37 フィンカラー
37h 貫通孔
38、38a、38b 第2傾斜部
38p、38q 境界線部
39 気流
40 霜
100 フィンチューブ熱交換器

Claims (2)

  1. 気体の流路を形成するために平行に並べられた複数のフィンと、
    前記複数のフィンを貫通しており、前記気体と熱交換する媒体が内部を流れるように構成された伝熱管とを備え、
    前記フィンは、気流方向において山部が1箇所にのみ現れるように成形されたコルゲートフィンであって、前記伝熱管が嵌められた複数の貫通孔と、前記伝熱管と密着して前記貫通孔の周囲に形成された円筒状のフィンカラーと、前記フィンカラーの周囲に形成された平坦部と、前記山部を形成するように前記気流方向に対して傾いている第1傾斜部と、前記平坦部と前記第1傾斜部とを接続している第2傾斜部とを有し、
    前記複数の貫通孔は、前記複数のフィンの並び方向と前記気流方向との両方向に垂直な段方向に沿って形成され、
    前記気流方向における前記第1傾斜部の上流端から下流端までの距離をS1、前記気流方向における前記平坦部の上流端から下流端までの距離をD1、前記気流方向における前記第1傾斜部の上流端と下流端に前記山部の頂点側と反対側から接する平面を基準平面、前記気流方向における前記基準平面と前記第1傾斜部とのなす角度をθ1、前記気流方向における前記基準平面と前記第2傾斜部とのなす角度をθ2、前記基準平面から前記平坦部までの距離をα、一の前記フィンの前記基準平面と前記山部の頂点側に隣接する他の前記フィンの前記基準平面との間の距離をL、と定義したとき、前記平坦部が、前記基準平面に関して前記山部の頂点側と同一側にある場合、または、α=0の場合に、
    0° ≦ θ2 < tan-1[(L-α)/{(S1-D1)/2-L/tanθ1}]
    の関係を満足し、
    前記平坦部が、前記基準平面に関して前記山部の頂点側と反対側にある場合に、
    0° < θ2 < tan-1[(L+α)/{(S1-D1)/2-L/tanθ1}]
    の関係を満足し、
    かつ、
    前記基準平面と前記第2傾斜部とのなす角度が前記段方向から前記気流方向に向かうに従い減少し、前記気流方向において最小となる、
    フィンチューブ熱交換器。
  2. 前記θ2がゼロである、
    請求項1に記載のフィンチューブ熱交換器。
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