JP6337531B2 - 電子写真感光体、電子写真感光体カートリッジ、及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
電子写真方式の画像形成装置は、年々高画質化、高速化、高耐久化が検討されており、従来オフセット印刷が使われていた市場領域への進出も次第に進んでいる。オフセット印刷に匹敵する品質を、高速プロセスで達成するためには、電子写真感光体は電気特性に優れるだけでなく、温湿度変動に対して電気特性の変化が小さく、かつ画像メモリーを発生し難い組成である必要が有る。
本発明は上記背景技術に鑑みてなされたものであり、その課題は、温湿度変動に対して安定な電気特性を有し、かつ画像メモリーを発生し難い電子写真感光体、電子写真感光体カートリッジ、及び画像形成装置を提供することにある。
<1>導電性支持体上に、少なくとも電荷発生層と電荷輸送層をこの順に有する電子写真
感光体において、該電荷発生層がヒドロキシガリウムフタロシアニンを含有し、かつ該電
荷輸送層が下記式(1)で表される電荷輸送材料と下記式(2)で表される繰返し構造単
位を有するポリカーボネート樹脂を含有することを特徴とする電子写真感光体。
ていても良いアリールを表し、Ar6〜Ar9はそれぞれ独立して置換基を有していても
良い1,4−フェニレン基を表す。m、nはそれぞれ独立して1以上3以下の整数を表す
。)
<2>前記式(1)が下記式(1a)で表される化合物である<1>に記載の電子写真感
光体。
数1〜6のアルキル基を表し、p,q,r,s,tはそれぞれ独立して0以上3以下の整
数を表す。)
<3>前記ヒドロキシガリウムフタロシアニンが、CuKα線によるX線回折においてブ
ラッグ角(2θ±0.2)が28.3゜に強い回折ピークを示すヒドロキシガリウムフタ
ロシアニン結晶であることを特徴とする、<1>又は<2>に記載の電子写真感光体。
<4> <1>〜<3>のいずれかに記載の電子写真感光体、ならびに、該電子写真感光
体を帯電させる帯電装置、該帯電した電子写真感光体を露光させて静電潜像を形成する露
光装置、及び、該電子写真感光体上に形成された静電潜像を現像する現像装置からなる群
から選ばれる少なくとも1つ、を備えたことを特徴とする電子写真感光体カートリッジ。
<5> <1>〜<3>のいずれかに記載の電子写真感光体、該電子写真感光体を帯電さ
せる帯電装置と、該帯電した電子写真感光体を露光させて静電潜像を形成する露光装置、
及び、該電子写真感光体上に形成された静電潜像を現像する現像装置、を備えたことを特
徴とする画像形成装置。
本願の電荷発生層に使用する電荷発生材料としては、高感度を発現する結晶型のヒドロキシガリウムフタロシアニンが好適に使用される。中でも、特許文献1の図8のX線回折パターンに代表されるV型のヒドロキシガリウムフタロシアニン、特許文献2記載の、28.1゜にもっとも強いピークを有するヒドロキシガリウムフタロシアニン、または26.2゜にピークを持たず28.1゜に明瞭なピークを有し、かつ25.9゜の半値幅Wが0.1゜≦W≦0.4゜であることを特徴とするヒドロキシガリウムフタロシアニン、G型μ−オキソ−ガリウムフタロシアニン二量体等がより好ましく、これらのうち、V型のヒドロキシガリウムフタロシアニン、28.1゜にもっとも強いピークを有するヒドロキシガリウムフタロシアニンが特に好ましい。
造の容易さ、純度の観点からは、ハロゲン系溶媒の使用が好ましく、上記の中ではα−クロロナフタレン、β−クロロナフタレンが好ましい。また、低環境負荷、画像特性の観点から、非ハロゲン溶媒の使用が好ましく、上記の中ではキノリン、スルホラン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシドがより好ましく、ジメチルスルホキシドが特に好ましい。
本発明の電荷輸送材料は下記式(1)で表される。
上記式(1)においてAr1〜Ar5は、それぞれ独立して置換基を有していても良いアリール基を表す。アリール基の炭素数としては、30以下、好ましくは20以下、更に好ましくは15以下である。具体的にはフェニル基、ナフチル基、ビフェニル基、アントリル基、フェナントリル基等があげられる。中でも、電子写真感光体の特性を考慮すると
、フェニル基、ナフチル基、アントリル基が好ましく、電荷輸送能力の観点からは、フェニル基、ナフチル基がより好ましく、フェニル基が更に好ましい。Ar1〜Ar5が有していてもよい置換基としてはアルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子等が挙げられ、具体的にはアルキル基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、n−ブチル基等の直鎖状アルキル基、イソプロピル基、エチルヘキシル基等の分岐状アルキル基、シクロヘキシル基等の環状アルキル基が挙げられ、アリール基としては、置換基を有していてもよいフェニル基、ナフチル基等が挙げられ、アルコキシ基としては、メトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、n−ブトキシ基等の直鎖状アルコキシ基、イソプロポキシ基、エチルヘキシロキシ基等の分岐状アルコキシ基、シクロヘキシロキシ基等の環状アルコキシ基、トリフルオロメトキシ基、ペンタフルオロエトキシ基、1,1,1−トリフルオロエトキシ基等のフッ素原子を有するアルコキシ基が挙げられ、ハロゲン原子としてはフッ素原子、塩素原子、臭素原子等があげられる。これらの中でも、製造原料の汎用性から炭素数1〜20のアルキル基、炭素数1〜20のアルコキシ基が好ましく、製造時の取扱性の面から、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のアルコキシ基がより好ましく、電子写真感光体としての光減衰特性の面から、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のアルコキシ基が更に好ましい。Ar1〜Ar5がフェニル基である場合、電荷輸送能力の観点から置換基を有することが好ましく、置換基の数としては1〜5個が可能であるが、製造原料の汎用性からは1〜3個が好ましく、電子写真感光体の特性の面からは、1〜2個がより好ましく、また、Ar1〜Ar5がナフチル基である場合は、製造原料の汎用性から置換基の数が2以下、もしくは置換基を有さないことが好ましく、より好ましくは置換基の数が1、もしくは置換基を有さないことである。Ar1がフェニル基である場合は、窒素原子に対してオルト位又はパラ位に少なくとも1つの置換基を有することが好ましい。中でも、電気特性、溶解性の観点からは、パラ位に炭素数1〜12のアルキル基を有することが好ましく、光疲労抑制の観点からは、オルト位に1または2個の炭素数1〜3のアルキル基を有することが好ましい。
また、下記式(1a)で表される化合物が特に好ましい。式(1a)は、式(1)においてAr1はアルキル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、又はアラルキルオキシ基を有する、フェニル基であり、Ar2〜Ar5はそれぞれ独立して、置換基として炭素数1
〜6のアルキル基を有していてもよい、フェニル基であり、Ar6〜Ar9はいずれも無置換の1,4−フェニレン基であり、m及びnは共に1である。
上記に例示した電荷輸送材料は、下記に記すスキームに従って製造することが可能である。
前記した化合物を例にすると、例えば、ホルミル基を有するトリフェニルアミン骨格を有する化合物を、トリフェニルアミン骨格を有するリン酸エステル化合物と反応させることにより製造することができる。(スキーム1)
以下に、本発明の電子写真感光体の構成について説明する。本発明の電子写真感光体は、導電性支持体上に、少なくともヒドロキシガリウムフタロシアニンを含有する電荷発生層と、上述した式(1)で表される電荷輸送材料を含有する電荷輸送層を、この順に有するものであれば、その構成は特に限定されない。
導電性支持体については特に制限はないが、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金、ステンレス鋼、銅、ニッケル等の金属材料や、金属、カーボン、酸化錫等の導電性粉体を添加して導電性を付与した樹脂材料や、アルミニウム、ニッケル、ITO(酸化インジウム錫)等の導電性材料をその表面に蒸着又は塗布した樹脂、ガラス、紙等が主として使用される。これらは1種を単独で用いてもよく、2種以上を任意の組み合わせ及び任意の比率で併用しても良い。導電性支持体の形態としては、ドラム状、シート状、ベルト状等のものが用いられる。更には、金属材料の導電性支持体の上に、導電性・表面性等の制御や欠陥被覆のために、適当な抵抗値を有する導電性材料を塗布したものを用いても良い。
導電性支持体表面は、平滑であっても良いし、特別な切削方法を用いたり、研磨処理を施したりすることにより、粗面化されていても良い。また、導電性支持体を構成する材料に適当な粒径の粒子を混合することによって、粗面化されたものであっても良い。また、安価化のためには、切削処理を施さず、引き抜き管をそのまま使用することも可能である。
導電性支持体と後述する感光層との間には、接着性、ブロッキング性等の改善、支持体の表面欠陥の隠ぺい等の目的のため、下引き層を設けても良い。下引き層としては、樹脂、又は樹脂に金属酸化物等の粒子を分散したもの等が用いられる。また、下引き層は、単一層からなるものであっても、複数層からなるものであってもかまわない。
チタン酸カルシウム、チタン酸ストロンチウム、チタン酸バリウム等の複数の金属元素を含む金属酸化物粒子等が挙げられる。これらは一種類の粒子を単独で用いても良いし、複数の種類の粒子を混合して用いても良い。これらの金属酸化物粒子の中で、酸化チタン及び酸化アルミニウムが好ましく、特に酸化チタンが好ましい。酸化チタン粒子は、その表面に、酸化錫、酸化アルミニウム、酸化アンチモン、酸化ジルコニウム、酸化珪素等の無機物、又はステアリン酸、ポリオール、シリコン等の有機物による処理を施されていても良い。酸化チタン粒子の結晶型としては、ルチル、アナターゼ、ブルッカイト、アモルファスのいずれも用いることができる。また、複数の結晶状態のものが含まれていても良い。
下引き層は、金属酸化物粒子をバインダー樹脂に分散した形で形成するのが望ましい。下引き層に用いられるバインダー樹脂としては、エポキシ樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、ポリアミド樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、フェノール樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリイミド樹脂、塩化ビニリデン樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルアルコール樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアクリル樹脂、ポリアクリルアミド樹脂、ポリビニルピロリドン樹脂、ポリビニルピリジン樹脂、水溶性ポリエステル樹脂、ニトロセルロース等のセルロースエステル樹脂、セルロースエーテル樹脂、カゼイン、ゼラチン、ポリグルタミン酸、澱粉、スターチアセテート、アミノ澱粉、ジルコニウムキレート化合物、ジルコニウムアルコキシド化合物等の有機ジルコニウム化合物、チタニルキレート化合物、チタンアルコキシド化合物等の有機チタニル化合物、シランカップリング剤等の公知のバインダー樹脂が挙げられる。これらは単独で用いても良く、或いは2種以上を任意の組み合わせ及び比率で併用しても良い。また、硬化剤とともに硬化した形で使用してもよい。中でも、アルコール可溶性の共重合ポリアミド、変性ポリアミド等は、良好な分散性、塗布性を示すことから好ましい。
下引き層の膜厚は、本発明の効果を著しく損なわない限り任意であるが、電子写真感光体の電気特性、強露光特性、画像特性、繰り返し特性、及び製造時の塗布性を向上させる観点から、通常は0.01μm以上、好ましくは0.1μm以上、また、通常30μm以下、好ましくは20μm以下である。下引き層には、公知の酸化防止剤等を混合しても良い。画像欠陥防止等を目的として、顔料粒子、樹脂粒子等を含有させて用いても良い。
電荷発生層は、電荷発生材料をバインダー樹脂で結着することにより形成される。電荷発生材料としては、前記ヒドロキシガリウムフタロシアニンが使用される。通常は、ヒドロキシガリウムフタロシアニン顔料の微粒子を、各種のバインダー樹脂で結着した分散層の形で使用する。
どの配位したフタロシアニン類の各結晶型を持ったもの、酸素原子等を架橋原子として用いたフタロシアニンダイマー類などが挙げられる。特に、感度の高い結晶型であるX型、τ型無金属フタロシアニン、A型(別称β型)、B型(別称α型)、D型(別称Y型)等のチタニルフタロシアニン(別称:オキシチタニウムフタロシアニン)、バナジルフタロシアニン、クロロインジウムフタロシアニン、ヒドロキシインジウムフタロシアニン、II型等のクロロガリウムフタロシアニン、G型、I型等のμ−オキソ−ガリウムフタロシアニン二量体、II型等のμ−オキソ−アルミニウムフタロシアニン二量体が好適である。
電荷発生層に用いるバインダー樹脂は特に制限されないが、例としては、ポリビニルブチラール樹脂、ポリビニルホルマール樹脂、ブチラールの一部がホルマールや、アセタール等で変性された部分アセタール化ポリビニルブチラール樹脂等のポリビニルアセタール系樹脂、ポリアリレート樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアリレート樹脂、変性エーテル系ポリエステル樹脂、フェノキシ樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、ポリスチレン樹脂、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、ポリアクリルアミド樹脂、ポリアミド樹脂、ポリビニルピリジン樹脂、セルロース系樹脂、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂、シリコン樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポリビニルピロリドン樹脂、カゼインや、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ヒドロキシ変性塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、カルボキシル変性塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル−無水マレイン酸共重合体等の塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、塩化ビニリデン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−アルキッド樹脂、シリコン−アルキッド樹脂、フェノール−ホルムアルデヒド樹脂等の絶縁性樹脂や、ポリ−N−ビニルカルバゾール、ポリビニルアントラセン、ポリビニルペリレン等の有機光導電性ポリマーなどが挙げられる。これらのバインダー樹脂は、何れか1種を単独で用いても良く、2種類以上を任意の組み合わせで混合して用いても良い。
膜厚は通常0.1μm以上、好ましくは0.15μm以上、また、通常1μm以下、好ましくは0.6μm以下の範囲である。電荷発生材料の比率が高過ぎると、電荷発生材料の凝集等により塗布液の安定性が低下したり、感光体としての帯電性が低下するおそれがある一方、電荷発生材料の比率が低過ぎると、塗布ムラを生じたり、感光体としての感度の低下を招くおそれがある。
電荷輸送層は、前述の式(1)で表される電荷輸送材料及びバインダー樹脂と、必要に応じて使用されるその他の成分とを含有する。このような電荷輸送層は、具体的には、電荷輸送材料等とバインダー樹脂とを溶剤に溶解又は分散して塗布液を作製し、これを電荷発生層上に塗布、乾燥して得ることができる。
電荷輸送材料としては、前述の式(1)で表される電荷輸送材料に加えて、公知の他の電荷輸送材料を併用してもよい。他の電荷輸送材料を併用する場合、その種類は特に制限されないが、例えば、カルバゾール誘導体、ヒドラゾン化合物、芳香族アミン誘導体、エナミン誘導体、ブタジエン誘導体及びこれらの誘導体が複数結合されたものが好ましい。これらの電荷輸送材料は、何れか1種を単独で用いても良く、複数種のものを任意の組み合わせで併用しても良い。
エタン、1,2−ジクロロプロパン、トリクロロエチレン等の塩素化炭化水素類、n−ブチルアミン、イソプロパノールアミン、ジエチルアミン、トリエタノールアミン、エチレンジアミン、トリエチレンジアミン等の含窒素化合物類、アセトニトリル、N−メチルピロリドン、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶剤類等が挙げられる。また、これらは1種を単独で用いてもよいし、2種以上を任意の組み合わせ及び種類で併用してもよい。
電荷輸送層には、成膜性、可撓性、塗布性、耐汚染性、耐ガス性、耐光性等を向上させる目的で、周知の酸化防止剤、可塑剤、紫外線吸収剤、電子吸引性化合物、レベリング剤、可視光遮光剤等の添加物を含有させても良い。
上記した感光体を構成する各層は、含有させる物質を溶剤に溶解又は分散させて得られた塗布液を、導電性支持体上に浸漬塗布、リング塗布、スプレー塗布、ノズル塗布、バーコート、ロールコート、ブレード塗布等の公知の方法により、各層ごとに順次塗布・乾燥工程を繰り返すことにより形成される。
電荷発生層の場合には、塗布液の固形分濃度は、通常0.1質量%以上、好ましくは1質量%以上、また、通常15質量%以下、好ましくは10質量%以下の範囲とする。また、塗布液の粘度は、使用時の温度において、通常0.01mPa・s以上、好ましくは0.1mPa・s以上、また、通常20mPa・s以下、好ましくは10mPa・s以下の範囲とする。
塗布液の乾燥は、室温における放置乾燥後、通常30℃以上、200℃以下の温度範囲で、1分から2時間の間、静止又は送風下で加熱乾燥させることが好ましい。また、加熱温度は一定であってもよく、乾燥時に温度を変更させながら加熱を行っても良い。
次に、本発明の電子写真感光体を用いたドラムカートリッジ、画像形成装置について、装置の一例を示す図2に基づいて説明する。
図2において、1はドラム状感光体であり、矢印方向に所定の周速度で回転駆動される。感光体1はその回転過程で帯電手段2により、その表面に正または負の所定電位の均一
帯電を受け、ついで露光部3において像露光手段により潜像形成のための露光が行われる。
現像行程はカスケード現像、1成分絶縁トナー現像、1成分導電トナー現像、二成分磁気ブラシ現像などの乾式現像方式や湿式現像方式などが用いられる。
く、複数の定着方式を組み合わせた形で使用してもよい。
クリーニングにはブラシクリーナー、磁気ブラシクリーナー、静電ブラシクリーナー、磁気ローラクリーナー、ブレードクリーナーなどが用いられる。
本発明においては、上記ドラム状感光体1、帯電手段2、現像手段4及びクリーニング手段6等の構成要素の内の複数のものをドラムカートリッジとして一体に結合して構成し、このドラムカートリッジを複写機やレーザービームプリンタ等の電子写真装置本体に対して着脱可能な構成にしてもよい。例えば、帯電手段2、現像手段4及びクリーニング手段6の内、少なくとも1つをドラム状感光体1と共に一体に支持してカートリッジ化とすることが出来る。
また、本発明に係る電子写真感光体、帯電手段2、露光部3、現像手段4及びクリーニング手段6を備える画像形成装置に適用することも可能である。
<V型ヒドロキシガリウムフタロシアニンの製造>
窒素雰囲気下、o-フタロジニトリル32g、三塩化ガリウム10gをα−クロロナフタレン164g中に入れ、205℃において5時間反応させた。この反応液を150℃まで
冷却し、ろ別し、得られた結晶をN−メチルピロリドン150ml、さらにメタノール150mlで洗浄し、その後乾燥することによりクロロガリウムフタロシアニン11.5gを得た。
得られたクロロガリウムフタロシアニンを濃硫酸に−10℃にて溶解後、この溶液を5℃の蒸留水中に滴下して結晶を析出させた。蒸留水、希アンモニア水等で洗浄後、乾燥してV型ヒドロキシガリウムフタロシアニンを得た。得られたヒドロキシガリウムフタロシアニンの粉末X線回折パターンを図1に示す。
平均一次粒子径40nmのルチル型酸化チタン(石原産業社製「TTO55N」)と、該酸化チタンに対して3質量%のメチルジメトキシシラン(東芝シリコーン社製「TSL8117」)とを、ヘンシェルミキサーにて混合して得られた表面処理酸化チタンを、メタノール/1−プロパノールの質量比が7/3の混合溶媒中でボールミルにより分散させることにより、表面処理酸化チタンの分散スラリーとした。該分散スラリーと、メタノール/1−プロパノール/トルエンの混合溶媒及び、ε−カプロラクタム[下記式(A)で表される化合物]/ビス(4−アミノ−3−メチルシクロヘキシル)メタン[下記式(B)で表される化合物]/ヘキサメチレンジアミン[下記式(C)で表される化合物]/デカメチレンジカルボン酸[下記式(D)で表される化合物]/オクタデカメチレンジカルボン酸[下記式(E)で表される化合物]の組成モル比率が、60%/15%/5%/15%/5%からなる共重合ポリアミドのペレットとを加熱しながら撹拌、混合してポリアミドペレットを溶解させた後、超音波分散処理を行なうことにより、メタノール/1−プロパノール/トルエンの質量比が7/1/2で、表面処理酸化チタン/共重合ポリアミドを質量比3/1で含有する、固形分濃度18.0%の下引き層形成用塗布液を作製した。
電荷発生材料として、上述の、図1に示すX線回折パターンを有するV型ヒドロキシガリウムフタロシアニン(略号:CG1)20部と1,2−ジメトキシエタン280部とを混合し、サンドグラインドミルで1時間粉砕して微粒化分散処理を行なった。続いてこの微細化処理液に、ポリビニルブチラール(電気化学工業(株)製、商品名「デンカブチラール」#6000C)10部を、1,2−ジメトキシエタンの255部と4−メトキシ−4−メチル−2−ペンタノンの85部との混合液に溶解させて得られたバインダー液、及び230部の1,2−ジメトキシエタンを混合して電荷発生層形成用塗布液を調製した。
下記の繰返し構造単位を有するポリカーボネート樹脂(粘度平均分子量40,000)
を100部、電荷輸送材料として前記(1)−1で表される化合物(前記スキーム2にお
いて、パラジウム触媒を使用して製造)を50部、シリコーンオイル(信越シリコーン社
製:商品名KF96)0.05部を、テトラヒドロフラン/トルエン(8/2(質量比)
)の混合溶媒520部に溶解させて電荷輸送層形成用塗布液を調製した。
前記のようにして得られた下引き層形成用塗布液を、表面にアルミニウム蒸着したポリエチレンテレフタレートシート上に、乾燥後の膜厚が約1.3μmになるようにワイアバーで塗布、室温で乾燥して下引き層を設けた。
続いて、前記のようにして得られた電荷発生層形成用塗布液を、上記下引層上に、乾燥後の膜厚が約0.3μmになるようにワイアバーで塗布、室温で乾燥して電荷発生層を設けた。
続いて、前記のようにして得られた電荷輸送層形成用塗布液を、上記電荷発生層上に、乾燥後の膜厚が約25μmになるようにアプリケーターで塗布し、125℃で20分間乾燥して、感光体を作製した。
電子写真学会測定標準に従って製造された電子写真特性評価装置(続電子写真技術の基礎と応用、電子写真学会編、コロナ社、404〜405頁記載)を使用し、上記感光体シ
ートをアルミニウム製ドラムに貼り付けて円筒状にし、アルミニウム製ドラムと感光体のアルミニウム基体との導通を取った上で、ドラムを一定回転数で回転させ、帯電、露光、電位測定、除電のサイクルによる電気特性評価試験を行った。その際、初期表面電位を約−700Vとし、除電は660nmのLED単色光を用いた。帯電した感光体に、ハロゲンランプの光を、干渉フィルターで780nmの単色光として照射し、表面電位が初期表面電位の半分(約−350V)となる時の照射エネルギー(半減露光エネルギー:μJ/cm2)を感度(E1/2)として測定した。また、当該780nmの単色光を0.46μ
J/cm2露光した際の表面電位(露光部電位;VLと称する)をあわせて求めた。露光
から電位測定までの時間は、60msとした。測定環境は25℃,50%RH(NNと称する)、5℃,10%RH(LLと称する)で行なった。VLの絶対値が大きい場合は、露光後の減衰が悪いことを示す。また、NN条件とLL条件のE1/2とVLの差も算出した。結果を表-1に示す。
上記の電気特性試験と同様に、感光体の初期電気特性を測定した。ただし、露光電位としては、780nmの単色光を2.2μJ/cm2露光した際の表面電位(Vrと称する
)をモニターした。初期電気特性を実施後、除電部を取り外し、代わりに+6.5kVを印加したコロトロンを、転写負荷をシミュレートするために設置した。この状態で帯電−露光−転写負荷のサイクルを4000回繰返した後、再度除電部を元のように設置し、前記のVrを測定し、初期との差異ΔVrを算出した。測定環境は25℃,50%RHで行なった。結果を表−2に示す。ΔVr絶対値が小さいほど、耐写メモリー性が良好であることを示す。
実施例1において、電荷輸送材料として前記(1)−1で表される化合物に代えて、前
記(1)−8で表される化合物を使用した以外は、実施例1と同様に測定サンプルを作製
、評価した。結果を表−1、表−2に示す。
[実施例3]
実施例1において、電荷輸送材料として前記(1)−1で表される化合物に代えて、前
記(1)−20で表される化合物を使用した以外は、実施例1と同様に測定サンプルを作
製、評価した。結果を表−1、表−2に示す。
実施例1において、電荷輸送材料として前記(1)−1で表される化合物に代えて、下記Aで表される化合物を使用した以外は、実施例1と同様に測定サンプルを作製、評価した。結果を表−1、表−2に示す。
実施例1において、電荷輸送材料として前記(1)−1で表される化合物に代えて、下記Bで表される化合物を使用した以外は、実施例1と同様に測定サンプルを作製、評価した。結果を表−1、表−2に示す。
実施例1において、電荷輸送材料として前記(1)−1で表される化合物に代えて、下記Cで表される化合物を使用した以外は、実施例1と同様に測定サンプルを作製、評価した。結果を表−1、表−2に示す。
実施例1において、電荷輸送材料として前記(1)−1で表される化合物に代えて、下記Dで表される化合物を使用した以外は、実施例1と同様に測定サンプルを作製、評価した。結果を表−1、表−2に示す。
実施例1において、電荷輸送材料として前記(1)−1で表される化合物に代えて、下記Eで表される化合物を使用した以外は、実施例1と同様に測定サンプルを作製、評価した。結果を表−1、表−2に示す。
実施例1において、電荷発生材料として前記V型ヒドロキシガリウムフタロシアニン(CG1)に代えて、Y型チタニルフタロシアニン(略号:CG2)を使用した以外は、実施例1と同様に測定サンプルを作製、評価した。結果を表−1、表−2に示す。
[比較例7]
実施例1において、電荷発生材料として前記V型ヒドロキシガリウムフタロシアニン(CG1)に代えて、β型チタニルフタロシアニン(略号:CG3)を使用した以外は、実施例1と同様に測定サンプルを作製、評価した。結果を表−1、表−2に示す。
、VLの変動が共に非常に小さく、ハーフトーンからベタ濃度域まで温湿度による画像濃
度変動(画像ムラ)を起こしにくいことが分かる。
も露光部電位がほとんど上昇しないのが分かる。
<感光体ドラムの製造>
表面が粗切削仕上げされ、清浄に洗浄された外径30mm、長さ246mm、肉厚0.75mmのアルミニウム製シリンダー上に、実施例1のシート状感光体製造に使用した下引き層形成用塗布液、電荷発生層形成用塗布液、電荷輸送層形成用塗布液を浸漬塗布法により順次塗布、乾燥し、乾燥後の膜厚がそれぞれ、0.4μm、18μmとなるように、電荷発生層、電荷輸送層を形成し、感光体ドラムを製造した。なお、電荷輸送層の乾燥は、130℃で20分間行なった。
上記の感光体ドラムを、沖データ社製タンデムフルカラープリンタ C711dn(DCローラー帯電、LED露光、接触非磁性一成分現像、中間転写体無し)の黒用の電子写真感光体カートリッジに装着し、プリンタ25℃,50%RHの環境下で、全面ベタ印刷(ハーフトーン濃度)を行った。その後、プリンタを5℃,10%RHの環境に移動して24時間放置した後、同様に全面印刷を行ったが、画像濃度低下は観測されなかった。
上記の感光体ドラムを、沖データ社製タンデムフルカラープリンタ C711dn(DCローラー帯電、LED露光、接触非磁性一成分現像、中間転写体無し)のシアン用の電子写真感光体カートリッジに装着し、プリンタごと35℃,80%RHの環境下で6時間静置した。その後、プリンタを25℃,50%RHの環境に移動して24時間静置した後、全面ハーフトーン印刷を行ったが、濃度ムラは観測されなかった。
上記の感光体ドラムを、上記画像試験2同様に、シアン用の電子写真感光体カートリッジに装着し、25℃,50%RHの環境下で、A4用紙を縦送りで1000枚印刷した。その後、A4用紙を横送りし、全面ハーフトーン画像を印刷したが、端部の濃度段差等の画像欠陥は観測されなかった。
実施例4の電荷輸送材料、もしくは電荷発生材料を、前記表―1同様に変更して、実施
例4同様に画像試験を実施した。結果を表−3に示す。
中: 目視である程度分かる
小: 目視で僅かに判別できる
濃度ムラ 大: 目視ではっきり分かる
中: 目視である程度分かる
小: 目視で僅かに判別できる
端部画像濃度変化 大: 目視ではっきり分かる
中: 目視である程度分かる
小: 目視で僅かに判別できる
化、濃度ムラを起こさず、転写負荷にも強いことが分かる。一方、比較例8〜14の感光
体では、NN/LLで画像濃度変化を観測した。また、比較例8、10、12〜14の感
光体は、静置時に現像部と近接していた部分に、濃度の濃いバンドムラを発生した。また
、比較例8、11〜14では、端部白抜けが生じた。
2 帯電装置(帯電ローラ;帯電部)
3 露光装置(露光部)
4 現像装置(現像部)
5 転写装置
6 クリーニング装置
7 定着装置
41 現像槽
42 アジテータ
43 供給ローラ
44 現像ローラ
45 規制部材
71 上部定着部材(定着ローラ)
72 下部定着部材(定着ローラ)
73 加熱装置
T トナー
P 記録紙(用紙,媒体)
Claims (5)
- 導電性支持体上に、少なくとも電荷発生層と電荷輸送層とをこの順に有する電子写真感
光体において、該電荷発生層がヒドロキシガリウムフタロシアニンを含有し、かつ該電荷
輸送層が下記式(1)で表される電荷輸送材料と下記式(2)で表される繰返し構造単位
を有するポリカーボネート樹脂を含有することを特徴とする電子写真感光体。
ていても良いアリール基を表し、Ar6〜Ar9はそれぞれ独立して置換基を有していて
も良い1,4−フェニレン基を表す。m、nはそれぞれ独立して1以上3以下の整数を表
す。) - 前記式(1)が下記式(1a)で表される化合物である請求項1に記載の電子写真感光
体。
数1〜6のアルキル基を表し、p,q,r,s,tはそれぞれ独立して0以上3以下の整
数を表す。) - 前記ヒドロキシガリウムフタロシアニンが、CuKα線によるX線回折においてブラッ
グ角(2θ±0.2)が28.3゜に強い回折ピークを示すヒドロキシガリウムフタロシ
アニン結晶であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の電子写真感光体。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子写真感光体、ならびに、該電子写真感光体を
帯電させる帯電装置、該帯電した電子写真感光体を露光させて静電潜像を形成する露光装
置、及び、該電子写真感光体上に形成された静電潜像を現像する現像装置からなる群から
選ばれる少なくとも1つ、を備えたことを特徴とする電子写真感光体カートリッジ。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子写真感光体、該電子写真感光体を帯電させる
帯電装置と、該帯電した電子写真感光体を露光させて静電潜像を形成する露光装置、及び
、該電子写真感光体上に形成された静電潜像を現像する現像装置、を備えたことを特徴と
する画像形成装置。
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