JP6337463B2 - コイル部品およびコイル部品セット - Google Patents
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Description
特許文献1には、一対の平板形状の磁性体からなる部材と、一対の柱状の磁性体からなる部材とを組み合わせてコイルコアを閉磁路磁性体構成となっているコイル部品(リアクトル)について記載されている。ここには、平板形状部材と柱状部材との間に形成されるギャップの厚さ合計と、柱状部材中途に設けるギャップとの比を所望のものとすることにより、コイル部品の抵抗値ばらつきを低減しうる旨が記載されている。
特許文献2には、いわゆるトロイダルコアの形状に特徴を有するコイル部品が記載されており、当該トロイダルコアは、外周面に巻回した巻線の径が周方向に沿って徐々に漸増又は漸減するように形成されている。これにより、一体のコイル部品の使用で広い周波数帯域において高い減衰特性を実現しうる。
特許文献3には、八つの構成要素に分割され、各々の構成要素間にギャップを設けた環状のコイルコアを有するコイル部品が記載されており、巻線が巻回されていない構成要素の断面積を、巻線が巻回されている構成要素の断面積より小さくしている。これにより、コイル部品の小型化を図ると共に、当該コイル部品の直流重畳特性の向上も実現している。
また、本発明によれば、空気より透磁率の高い素材で形成されている環状のコイルコアと、前記コイルコアの周囲に近接するように巻回されている巻線と、を備え、前記コイルコアは、柱状で、互いの側周面が対向している一対の柱状部と、前記一対の柱状部を挟むように支持している一対の挟持部と、がそれぞれ方形の一辺を形成していることによって環状に構成されており、前記巻線は前記一対の柱状部のそれぞれに巻回され、前記一対の柱状部のそれぞれにおける前記側周面は少なくとも一つの平面部を含み、前記一対の柱状部のそれぞれが前記側周面に含まれる前記平面部のうち最大の面積を有する最大平面部を外環側に有することによって、前記一対の柱状部の前記巻線の巻軸に対して直交している断面が前記外環側に偏倚しており、互いの前記最大平面部が平行に配置されているコイル部品が提供される。
また、本発明によれば、空気より透磁率の高い素材で形成されている環状のコイルコアと、前記コイルコアの周囲に近接するように巻回されている巻線と、を備えた複数のコイル部品を含むコイル部品セットであって、前記コイルコアは、柱状で、互いの側周面が対向している一対の柱状部と、前記一対の柱状部を挟むように支持している一対の挟持部と、がそれぞれ方形の一辺を形成していることによって環状に構成されており、前記巻線は前記一対の柱状部のそれぞれに巻回され、前記一対の柱状部のそれぞれにおける前記側周面は少なくとも一つの平面部を含み、インダクタンス又は直流重畳特性のいずれか一方が同等である前記複数のコイル部品のうち、第一の前記コイル部品の前記コイルコアにおける前記一対の柱状部のそれぞれが前記側周面に含まれる前記平面部のうち最大の面積を有する最大平面部を外環側に有することによって、第一の前記コイル部品の前記コイルコアにおける前記一対の柱状部の前記巻線の巻軸に対して直交している断面が、第二の前記コイル部品の前記コイルコアにおける前記断面より前記外環側に偏倚しており、互いの前記最大平面部が平行に配置されているコイル部品セットが提供される。
これにより、コイルコアの断面において、偏倚している側とその反対側とでコイルコアの比率が異なり、偏倚している側の磁場がより強くなる。すなわち、コイル部品全体として実効磁路が偏倚している側に偏る。これにより、直流重畳特性が同等であって非偏倚のコア断面を有するコイル部品と比して、本発明のコイル部品では実効磁路長(平均磁路長)が実質的に短縮又は伸張し、インダクタンスが増大又は減少する。
つまり、本発明のコイル部品の製造においては、直流重畳特性にほとんど影響を与えることなく所望のインダクタンスを満足するコイル部品を調製しうる。従って、所望の磁気的特性のコイル部品を容易に実現しうる。
図1〜図3を用いて、本発明の第1実施形態の構成について説明する。
図1は、第1実施形態のコイル部品100の斜視図である。
図2(a)は、コイル部品100の正面図であり、図2(b)は図2(a)のII−IIにおける断面図である。
図3は、巻線120を通電したときにコイル部品100に発生する実効磁路M1と、巻線120の巻線方向を模式的に示す模式図である。
また、巻線120は、一対の柱状部116、118のそれぞれに巻回され、一対の柱状部116、118の断面が内環側又は外環側のいずれか一方に偏倚している。
また、図3に示すように、巻線122が柱状部116の上面から視て時計回りに巻回され、巻線124が柱状部118の上面から視て反時計回りに巻回されている。なお、図示しないが巻線122と巻線124とは引き出し線を有しており、当該引き出し線を介して通電可能な構成となっている。
なお、樹脂フィルム130の透磁率は、コイルコア110の透磁率と比して、空気と同等と見なせる程度に低いことが好ましい。
また、本実施形態において樹脂フィルム130の位置は、柱状部116、118と天板112との間としているが、柱状部116、118と底板114との間としてもよいし、その両方であってもよい。
本実施形態のコイルコア110と巻線120の導体部分(コイル)との離間距離は極力小さい方がよい。なぜならば、コイルに通電することにより発生する磁場はコイル近傍ほど強く、コイルコア110とコイルとが近接するほどコイルコア110を通過する磁束が増加し、コイル部品100全体としてはインダクタンス等の磁性特性が伸びるからである。
なお、コイルコア110を形成する材料の比抵抗が低い場合(例えばMn−Zn系フェライトコア)、巻線を接触させて巻回すると、コア端に生じたバリで巻線の被膜が破損し、コイルコア110とコイルとが短絡してしまう。これを防止するため、予めコイルコア110の表面に絶縁処理(例えば、テープや樹脂で被膜を生成する等)が必要となる場合がある。
本実施形態のコイル部品100においては、上述したように実効磁路M1が内環側寄りとなることで実効磁路長が実質的に短縮するため、各種パラメータ(コア体積、コア間隔、コア材質、ギャップ長、巻き方、巻数)が同等のコイル部品と比してインダクタンスが増大する。
ここでコア間隔とは、柱状部116の内環側側面と柱状部118の内環側側面との離間距離をいう。内環側側面とは、コイルコア110の側周面のうち内環側に配置される側面のことである。
ここでコア材質とは、コイルコア110の素材をいう。
ここで巻き方とは、巻線120を柱状部116、118の周囲に巻回させる手法、より具体的には巻線120にかかる張力や、巻線120どうしのピッチ等を含む。
ここで巻数とは、巻線120を柱状部116、118の周囲に巻回させた数(ターン数)をいう。
本実施形態のコイル部品100は、ここに列挙したパラメータに含まれていないコイルコア110(柱状部116、118)の断面の偏りに着眼して、コイル部品100のインダクタンスを増大させるので、直流重畳特性にはほとんど影響を与えない。
本実施形態のコイル部品100においては、直流重畳特性への影響をさほど考慮せずに所望のインダクタンスを満たすコイル部品を調製しうるので、容易に所望の磁気特性を実現しうる。
すなわち、本実施形態のコイル部品100は以下の構造的特徴を有するといえる。
また、他の柱状部118において側周面は少なくとも一つの平面部を含み、側周面に含まれる平面部のうち最大の面積を有する最大平面部119が内環側に位置することによって、柱状部118の断面が内環側に偏倚している。
例えば、柱状部116、118の横断面の形状について、本実施形態は略台形としたがこれに限らず、コイルコア110の内環側又は外環側に偏倚している形状であれば、いずれでも構わない。例えば、三角形や五角形等の多角形、半円や円弧、凸形状や凹形状、曲線のみで囲まれて一方に偏倚している形状など、様々なバリエーションを採用しうる。
また、本実施形態においては柱状部116と柱状部118は、コイル部品100の横断面中心を基準として対称となるように配置されているように図示しているが、非対称であっても構わない。
図4〜図6を用いて、本発明の第2実施形態の構成について説明する。
図4は、第2実施形態のコイル部品200の斜視図である。
図5(a)は、コイル部品200の正面図であり、図5(b)は図5(a)のIII−IIIにおける断面図である。
図6は、巻線220を通電したときにコイル部品200に発生する実効磁路M2と、巻線220の巻線方向を模式的に示す模式図である。
柱状部216には巻線222が巻回されており、柱状部218には巻線224が巻回されている。図6に示すように、巻線222が柱状部216の上面から視て時計回りに巻回され、巻線224が柱状部218の上面から視て反時計回りに巻回されている。
なお、ここでは図示しないが巻線222と巻線224はそれぞれ引き出し線を有しており、当該引き出し線を介して通電可能な構成となっている。
天板212と底板214とは、第1実施形態の天板112と底板114と同等の部材である。
従って、本実施形態のコイル部品200は、実効磁路長が実質的に伸張するため、各種パラメータ(コア体積、コア間隔、コア材質、ギャップ長、巻き方、巻数)が同等のコイル部品と比してインダクタンスが減少する。
一の柱状部216において側周面は少なくとも一つの平面部を含み、側周面に含まれる平面部のうち最大の面積を有する最大平面部217がコイルコア210の外環側に位置に位置することによって、柱状部216の断面が外環側に偏倚している。
また、他の柱状部218において側周面は少なくとも一つの平面部を含み、側周面に含まれる平面部のうち最大の面積を有する最大平面部219がコイルコア210の外環側に位置することによって、柱状部218の断面が外環側に偏倚している。
第1実施形態のコイル部品100の磁気特性と、第2実施形態のコイル部品200の磁気特性の評価試験について、図7〜図9を用いて説明する。
図7は、天板112、212又は底板114、214に用いられる平板部材12を示す図である。図7(a)が平板部材12の上面図であり、図7(b)が平板部材12の側面図である。
図8は、柱状部116、118、216、218に用いられる柱状部材16を示す図である。図8(a)が柱状部材16の上面図であり、図8(b)が柱状部材16の側面図である。
図9は、コイル部品100とコイル部品200に流した直流電流とコイル部品の関係を示す図である。図9(a)が巻線122と巻線124又は巻線222と巻線224を並列接続した場合を示すものであり、図9(b)が巻線122と巻線124又は巻線222と巻線224を直列接続した場合を示すものである。
図8に示すとおり、柱状部材16は上面から視ると略台形であり、より詳細には31mmと51mmの底辺、高さ20mmの台形から各底辺の両端部を丸み面取りした形状である。また、柱状部材16の厚さは、20mmである。
平板部材12と柱状部材16の材料としては、それぞれMn−Zn系フェライト素材であるML24Dを採用した。
柱状部材16の断面が偏倚している側に位置している角部17における面取りの寸法が、その反対側に位置している角部15における面取りの寸法より小さい。より詳細には、角部15については10mm径の丸み面取り加工を施し、角部17については6mmの丸み面取り加工を施している。
なお、ここでは丸み面取り(R面取り)を施しているが、45°面取り(C面取り)を施してもよい。
ここで、巻線120、220に用いる線材の径は1mm、その巻数は40ターンとした。ギャップ長(樹脂フィルム130、230の厚さ)は1mmとした。柱状部材16の間には11.7mmのスペーサー(図示せず)を挟んで配置した。
また、測定周波数は100kHzとして測定した。
また、直流重畳特性についてコイル部品100とコイル部品200とを比較した場合、どちらもほぼ同様にインダクタンスが低下する傾向を示した。
図10を用いて、本発明の第3実施形態について説明する。
図10は、第3実施形態のコイル部品300を示す図である。図10(a)はコイル部品300の正面図であり、図10(b)は図10(a)のIV−IVにおける断面図である。
ただし、電気回路の観点で言えば、複数の巻線(例えば、第1実施形態の巻線122と巻線124)を直列接続した構成と等価であるといえる。
なお、ここでは巻線320を一つの線材として説明するが、巻線320を複数の部材で構成しても構わないし、その場合は並列接続することも可能である。
コイル部品100と同様の特徴を有するので、コイル部品300も各種パラメータ(コア体積、コア間隔、コア材質、ギャップ長、巻き方、巻数)が同等のコイル部品と比してインダクタンスが増大するという効果を奏する。
図11を用いて、本発明の第1実施形態の変形例について説明する。
図11は、第1実施形態の変形例であるコイル部品400を示す図である。図11(a)はコイル部品400の正面図であり、図11(b)は図11(a)のV−Vにおける断面図である。
ここでは図示しないが、第1実施形態のコイル部品100と同様に、巻線422が柱状部416の上面から視て時計回りに巻回され、巻線424が柱状部418の上面から視て反時計回りに巻回されている。
また、ここでは図示しないが巻線422と巻線424はそれぞれ引き出し線を有しており、当該引き出し線を介して通電可能な構成となっている。
天板412と底板414とは、第1実施形態の天板112と底板114と同等の部材である。
柱状部416、418と天板412との間に延在している樹脂フィルム430は、楔状になっている。ここで楔状とは、一端が厚く、他端に向かって漸次薄くなる形状をいう。
これは換言すれば、柱状部416、418と天板412との間に延在している樹脂フィルム430が、コイルコア410の内環側に位置する一端において厚く、外環側に位置する他端に向かって漸次薄くなるともいえる。
スインギング特性は、主に高周波のスイッチング電源回路に用いるチョークコイルにおいて、間欠発振を防止するため持たせるものである。
本変形例のコイル部品400のように柱状部416、418の横断面が偏倚している側(コイルコア410の内環側)が厚くなる(離間距離が大きくなる)ようにコイルギャップを設ければ、より多く磁束が通過する内環側の透磁率が減少するので、一般のコイル部品より顕著なスインギング特性を表し、より直流重畳特性を伸ばしうる。
また、本発明の各種の構成要素は、必要に応じて個々の構成要素に図示しない穴やスリット等を設けることを排除しない。
ここまで説明した種々の実施形態や変形例のコイル部品を複数有するコイル部品セットについて説明する。
すなわち、空気より透磁率の高い素材で形成されている環状のコイルコア(例えばコイルコア110やコイルコア210)と、コイルコアの周囲に近接するように巻回されている巻線(例えば巻線120や巻線220)と、を備えた複数のコイル部品(例えばコイル部品100とコイル部品200)を含むコイル部品セットである。
当該コイル部品セットは、インダクタンス又は直流重畳特性のいずれか一方が同等である。そして当該コイル部品セットに含まれる複数のコイル部品のうち、第一のコイル部品のコイルコアにおける巻線の巻軸方向に対して直交している断面が、第二のコイル部品のコイルコアにおける断面より、コイルコアの内環側又は外環側のいずれか一方に偏倚していることを特徴とする。
ここまで説明してきた種々の実施形態及び変形例のコイル部品を製造する方法について説明する。すなわち、空気より透磁率の高い素材で形成されている環状のコイルコア(例えばコイルコア110やコイルコア210)と、コイルコアの周囲に近接するように巻回されている巻線(例えば巻線120や巻線220)と、を備えるコイル部品(例えば、コイル部品100やコイル部品200)の製造方法である。
当該製造方法は、導出工程と、形状決定工程と、成形工程とを含む。導出工程は、コイルコアにおける巻線の巻軸に対して直交している断面が、コイルコアの内環側又は外環側のいずれか一方に偏倚している度合いを、コイル部品における所望のインダクタンスに基づいて導出する。形状決定工程は、導出工程にて導出された度合いに応じてコイルコアの形状を決定する。成形工程は、形状決定工程にて決定されたコイルコアの形状に応じてコイル部品を成形する。
図12は、フォワード・コンバータの電気回路を簡易的に示す回路図である。
図13は、チョークコイルL1の製造方法を示すフローチャートである。
仮にチョークコイルが磁気飽和を起こしてコイルとして機能しなくなれば、平滑回路RFは整流・平滑することができなくなり、フォワード・コンバータとして安定的な電力供給が出力できなくなる。
L1:チョークコイルL1のインダクタンス
VS:トランスT1の二次巻線電圧
VO:フォワード・コンバータの出力電圧
ΔIL:許容されるリプル電流
tON:スイッチングのON時間
とする。
また、最大電流IL(MAX)は、許容されるリプル電流ΔILも加味しなくてはならない。
続いて、チョークコイルL1における所望の直流重畳特性、すなわちステップS1で求めたインダクタンスを維持しなければならない最大電流IL(MAX)を式(3)から算出する(ステップS2)。
ステップS3において、例えば、ステップS2で求めた直流重畳特性とステップS1で求めた所望のインダクタンスに基づいて、各種パラメータ(コア体積、コア間隔、コア材質、ギャップ長、巻き方、巻数)を概察するという態様もとりうる。ここで概察とは、ある程度の数値幅を持って所望値を決定することや、多数の選択肢から一定数の選択肢に限定することを含む。
あるいは、ステップS3において、例えば、上述した実施形態や変形例からなるコイル部品を複数含むコイル部品セットであって、ステップS2で求めた所望の直流重畳特性を満足する複数のコイル部品からなるコイル部品セットを選定するという態様もとりうる。
また、ステップS4にて導出された偏倚度合いに応じてコイルコアの形状を決定する(ステップS5、形状決定工程)。
そして、ステップS5にて決定されたコイルコアの形状に応じてチョークコイルL1を成形する(ステップS6、成形工程)。
例えば、PWM制御フライバック・コンバータに用いられるトランスの製造にも適用可能である。この場合、コイル部品は複数の巻線(例えばコイル部品100における巻線122と巻線124)を独立して有し、一方を一次側巻線、他方を二次側巻線として用いる。
当該トランスは、PWM方式(電流連続モード)で使用され、RCC方式(電流臨界モード)で使用されるトランスと比してインダクタンスを大きくする必要がある。一般的にはギャップ長を小さくすることで所望のインダクタンスを確保するが、この際に直流重畳特性が低下するため所望の仕様を満足しなくなる場合があった。
しかし、本発明のコイル部品の製造方法では、コイルコア断面の偏倚度合いを増減することで直流重畳特性をほとんど変えずにインダクタンスを増減させることができるので、容易に所望のインダクタンスを実現することができる。
(1)空気より透磁率の高い素材で形成されている環状のコイルコアと、前記コイルコアの周囲に近接するように巻回されている巻線と、を備え、前記コイルコアにおける前記巻線の巻軸に対して直交している断面が、前記コイルコアの内環側又は外環側のいずれか一方に偏倚しているコイル部品。
(2)前記コイルコアは、柱状で、互いの側周面が対向している一対の柱状部と、前記一対の柱状部を挟むように支持している一対の挟持部と、がそれぞれ方形の一辺を形成していることによって環状に構成されており、前記巻線は前記一対の柱状部のそれぞれに巻回され、前記一対の柱状部の前記断面が前記内環側又は前記外環側のいずれか一方に偏倚している上記(1)に記載のコイル部品。
(3)一の前記柱状部において前記側周面は少なくとも一つの平面部を含み、前記側周面に含まれる前記平面部のうち最大の面積を有する最大平面部が前記内環側又は前記外環側に位置することによって、前記断面が前記内環側又は前記外環側のいずれか一方に偏倚している上記(2)に記載のコイル部品。
(4)前記断面の形状は、角部が面取りされている略多角形であって、前記断面が偏倚している側に位置している前記角部における前記面取りの寸法が、その反対側に位置している前記角部における前記面取りの寸法より小さい(3)に記載のコイル部品。
(5)前記一対の柱状部のそれぞれが前記最大平面部を前記内環側に有しており、互いの前記最大平面部が平行に配置されている上記(3)または(4)に記載のコイル部品。
(6)前記一対の柱状部のそれぞれが前記最大平面部を前記外環側に有しており、互いの前記最大平面部が平行に配置されている上記(3)または(4)に記載のコイル部品。
(7)前記柱状部と前記挟持部とが離間しており、当該柱状部における前記断面の偏倚している側において、その反対側より前記柱状部と前記挟持部との離間距離が大きい上記(2)から(6)いずれか一つに記載のコイル部品。
(8)前記断面は、前記内環側に偏倚しており、且つ、前記離間距離は、前記内環側において前記外環側より大きい上記(7)に記載のコイル部品。
(9)前記コイルコアは屈曲した棒状であって、前記コイルコアが屈曲している方向の内側又は外側の少なくとも一方に前記断面が偏倚している上記(1)に記載のコイル部品。
(10)空気より透磁率の高い素材で形成されている環状のコイルコアと、前記コイルコアの周囲に近接するように巻回されている巻線と、を備えるコイル部品の製造方法であって、前記コイルコアにおける前記巻線の巻軸に対して直交している断面が、前記コイルコアの内環側又は外環側のいずれか一方に偏倚している度合いを、前記コイル部品における所望のインダクタンスに基づいて導出する導出工程と、前記導出工程にて導出された前記度合いに応じて前記コイルコアの形状を決定する形状決定工程と、前記形状決定工程にて決定された前記コイルコアの形状に応じて前記コイル部品を成形する成形工程と、を含むコイル部品の製造方法。
(11)空気より透磁率の高い素材で形成されている環状のコイルコアと、前記コイルコアの周囲に近接するように巻回されている巻線と、を備えた複数のコイル部品を含むコイル部品セットであって、インダクタンス又は直流重畳特性のいずれか一方が同等である前記複数のコイル部品のうち、第一の前記コイル部品の前記コイルコアにおける前記巻線の巻軸方向に対して直交している断面が、第二の前記コイル部品の前記コイルコアにおける前記断面より、前記コイルコアの内環側又は外環側のいずれか一方に偏倚しているコイル部品セット。
(A)前記一対の挟持部は、平行に対向している一対の平板で構成されている上記(2)から(8)のいずれか一つに記載のコイル部品。
(B)前記一対の平板が対向している空間内に前記一対の柱状部が内包されている上記(A)に記載のコイル部品。
110、210、310、410 コイルコア
112、212、412 天板
114、214、414 底板
116、118、216、218、416、418 柱状部
120、122、124、220、222、224、320、420、422、424 巻線
130、230、430 樹脂フィルム
330 コイルギャップ
117、119、217、219 最大平面部
M1、M2 実効磁路
12 平板部材
16 柱状部材
15、17 角部
L1 チョークコイル
RF 平滑回路
C1 コンデンサ
AC 交流電流
CC 制御回路
A/D AC/DCコンバータ
Cin 入力コンデンサ
D1、Dr ダイオード
T1 トランス
Tr1 スイッチング・トランジスタ
Claims (9)
- 空気より透磁率の高い素材で形成されている環状のコイルコアと、
前記コイルコアの周囲に近接するように巻回されている巻線と、を備え、
前記コイルコアは、
柱状で、互いの側周面が対向している一対の柱状部と、
前記一対の柱状部を挟むように支持している一対の挟持部と、がそれぞれ方形の一辺を形成していることによって環状に構成されており、
前記巻線は前記一対の柱状部のそれぞれに巻回され、
前記一対の柱状部における前記巻線の巻軸に対して直交している断面が、前記コイルコアの内環側又は外環側のいずれか一方に偏倚しており、
前記柱状部と前記挟持部とが離間しており、当該柱状部における前記断面の偏倚している側において、その反対側より前記柱状部と前記挟持部との離間距離が大きいコイル部品。 - 一の前記柱状部において前記側周面は少なくとも一つの平面部を含み、前記側周面に含まれる前記平面部のうち最大の面積を有する最大平面部が前記内環側又は前記外環側に位置することによって、前記断面が前記内環側又は前記外環側のいずれか一方に偏倚している請求項1に記載のコイル部品。
- 一対の柱状部のそれぞれが前記最大平面部を前記内環側に有しており、互いの前記最大平面部が平行に配置されている請求項2に記載のコイル部品。
- 前記断面は、前記内環側に偏倚しており、且つ、
前記離間距離は、前記内環側において前記外環側より大きい請求項1から3のいずれか一項に記載のコイル部品。 - 前記コイルコアは屈曲した棒状であって、前記コイルコアが屈曲している方向の内側又は外側の少なくとも一方に前記断面が偏倚している請求項1又は2に記載のコイル部品。
- 空気より透磁率の高い素材で形成されている環状のコイルコアと、
前記コイルコアの周囲に近接するように巻回されている巻線と、を備え、
前記コイルコアは、
柱状で、互いの側周面が対向している一対の柱状部と、
前記一対の柱状部を挟むように支持している一対の挟持部と、がそれぞれ方形の一辺を形成していることによって環状に構成されており、
前記巻線は前記一対の柱状部のそれぞれに巻回され、
前記一対の柱状部のそれぞれにおける前記側周面は少なくとも一つの平面部を含み、
前記一対の柱状部のそれぞれが前記側周面に含まれる前記平面部のうち最大の面積を有する最大平面部を外環側に有することによって、前記一対の柱状部の前記巻線の巻軸に対して直交している断面が前記外環側に偏倚しており、
互いの前記最大平面部が平行に配置されているコイル部品。 - 前記断面の形状は、角部が面取りされている略多角形であって、前記断面が偏倚している側に位置している前記角部における前記面取りの寸法が、その反対側に位置している前記角部における前記面取りの寸法より小さい請求項1から6のいずれか一項に記載のコイル部品。
- 空気より透磁率の高い素材で形成されている環状のコイルコアと、
前記コイルコアの周囲に近接するように巻回されている巻線と、を備えた複数のコイル部品を含むコイル部品セットであって、
前記コイルコアは、
柱状で、互いの側周面が対向している一対の柱状部と、
前記一対の柱状部を挟むように支持している一対の挟持部と、がそれぞれ方形の一辺を形成していることによって環状に構成されており、
前記巻線は前記一対の柱状部のそれぞれに巻回され、
インダクタンス又は直流重畳特性のいずれか一方が同等である前記複数のコイル部品のうち、第一の前記コイル部品の前記コイルコアの前記一対の柱状部における前記巻線の巻軸に対して直交している断面が、第二の前記コイル部品の前記コイルコアにおける前記断面より、前記コイルコアの内環側又は外環側のいずれか一方に偏倚しており、
第一の前記コイル部品の前記コイルコアにおける前記柱状部と前記挟持部とが離間しており、当該柱状部における前記断面の偏倚している側において、その反対側より前記柱状部と前記挟持部との離間距離が大きいコイル部品セット。 - 空気より透磁率の高い素材で形成されている環状のコイルコアと、
前記コイルコアの周囲に近接するように巻回されている巻線と、を備えた複数のコイル部品を含むコイル部品セットであって、
前記コイルコアは、
柱状で、互いの側周面が対向している一対の柱状部と、
前記一対の柱状部を挟むように支持している一対の挟持部と、がそれぞれ方形の一辺を形成していることによって環状に構成されており、
前記巻線は前記一対の柱状部のそれぞれに巻回され、
前記一対の柱状部のそれぞれにおける前記側周面は少なくとも一つの平面部を含み、
インダクタンス又は直流重畳特性のいずれか一方が同等である前記複数のコイル部品のうち、第一の前記コイル部品の前記コイルコアにおける前記一対の柱状部のそれぞれが前記側周面に含まれる前記平面部のうち最大の面積を有する最大平面部を外環側に有することによって、第一の前記コイル部品の前記コイルコアにおける前記一対の柱状部の前記巻線の巻軸に対して直交している断面が、第二の前記コイル部品の前記コイルコアにおける前記断面より前記外環側に偏倚しており、互いの前記最大平面部が平行に配置されているコイル部品セット。
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