JP2009259971A - コイル部品、及びリアクトル - Google Patents

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Abstract

【課題】磁気ギャップ寸法のばらつきに起因するコイル抵抗値のばらつきを低減し得るコイル部品、及びリアクトルを提供する。
【解決手段】第1及び第2のフェライトコア部材1,2と第3及び第4のフェライトコア部材3,4の間には磁気ギャップG1〜G4がそれぞれ形成されている。第3及び第4のフェライトコア部材3,4は、複数のコア片3a,3b,4a,4bに分割され、コア片3a,3b,4a,4b同士の間には、磁気ギャップG5,G6がそれぞれ形成されている。実験に基づき、コイル5,6の内側にある磁気ギャップG5,G6の厚さd1(mm)を、コイル5,6の一端より外側にある磁気ギャップG1〜G4の厚さd2(mm)より大きくすることによって、コイル5,6の抵抗値Rs(Ω)のばらつきを抑制することができることが判明した。
【選択図】図1

Description

本発明は、コイル部品、及びリアクトルに関する。
この種のコイル部品、及びリアクトルとして、例えば特許文献1は、コイルを巻き付けた2個のコイルボビンの巻胴部の中空部に、一対のU型コアのそれぞれの脚部を、その端面同士が対向するように挿入し、この端面間に磁気ギャップを設けたものを開示している。このコイル部品、及びリアクトルは、コイルの内側に磁気ギャップが設けられており、コア内部の磁束が飽和することを抑制している。
磁気ギャップからの漏れ磁束は、金属部に渦電流を発生させる。コイルに渦電流が発生すると、コイルは発熱し、その抵抗値Rs(Ω)が上昇する。この抵抗値Rs(Ω)は磁気ギャップの大きさに依存しているため、磁気ギャップ寸法のばらつきにより抵抗値Rs(Ω)の特性がばらつくことが問題となっていた。
特開2001−68352号公報
本発明の課題は、磁気ギャップ寸法のばらつきに起因するコイル抵抗値のばらつきを低減し得るコイル部品、及びリアクトルを提供することである。
上述した課題を解決するため、本発明に係るコイル部品は、第1のフェライトコア部材と、第2のフェライトコア部材と、第3のフェライトコア部材と、第4のフェライトコア部材と、第1及び第2のコイルとを含む。
前記第1及び第2のフェライトコア部材は、平板形状であって、それぞれの両端部において前記第3及び第4のフェライトコア部材を板面で挟むように、対向して配置されている。前記第1及び第2のフェライトコア部材の板面と、これらの板面と対向する前記第3及び第4のフェライトコア部材の両端面との間には第1の磁気ギャップがそれぞれ形成されている。
前記第3及び第4のフェライトコア部材は、柱状であって、少なくとも何れか一方が、高さ方向において複数のコア片に分割され、前記コア片同士の間には第2の磁気ギャップがそれぞれ形成されている。前記第1及び第2のコイルは、同一形状であって、それぞれ前記第3及び第4のフェライトコア部材の周面に巻き回されている。
ここまで述べた構成は従来の技術に見られるが、本発明に係るコイル部品の特徴は、以下の構成にある。すなわち、前記第1又は第2のコイルの何れか一方の内側にある前記第2の磁気ギャップの厚さの合計は、この一方のコイルの一端より外側にある前記第2の磁気ギャップと前記第1の磁気ギャップの厚さの合計より大きい。
発明者は、実験に基づいて、上述したような構成を備えることによって、磁気ギャップ寸法のばらつきに起因するコイル抵抗値のばらつきが減少することを見出した。これは、以下のような理由によるものと考えられる。
磁界解析シミュレーションによると、第1又は第2のコイルの内側にある磁気ギャップにおいては、ほとんどの磁束が第3又は第4のフェライトコア部材の中を直進するから、漏れ磁束として第1又は第2のコイルと鎖交する磁束は少ない。一方、第1又は第2のコイルの一端より外側にある磁気ギャップにおいては、多くの磁束が、第1〜第4のフェライトコア部材により囲まれる領域の方へ向かって曲がるから、漏れ磁束として第1又は第2のコイルと鎖交する磁束が多い。したがって、第1又は第2のコイルの一方の内側にある磁気ギャップの厚さを、この一方のコイルの一端より外側にある磁気ギャップの厚さよりも大きくすることによって、コイルと鎖交する磁束が減少して、コイルの抵抗値は安定する。
また、前記第1又は第2のコイルの何れか一方の内側にある前記第2の磁気ギャップの厚さの合計と、この一方のコイルの一端より外側にある前記第2の磁気ギャップと前記第1の磁気ギャップの厚さの合計の比を、100:55〜100:98とすることによって、さらにコイルの抵抗値が安定することが判明した。
なお、本発明に係るリアクトルは、上述したコイル部品を備えたものであるから、同様の作用効果を享受することができる。
以上述べたように、本発明によれば、磁気ギャップ寸法のばらつき起因するコイル抵抗値のばらつきを低減し得るコイル部品、及びリアクトルを提供することができる。
図1は、本発明に係るリアクトルの正面図であり、図2は、その上面図である。本発明に係るリアクトルは、例えば、大電力のインバータなどに使用されるものである。
リアクトルRは、本発明に係るコイル部品Cと、一対の保持プレート10,11と、固定部材9とを含む。コイル部品Cは、第1のフェライトコア部材1と、第2のフェライトコア部材2と、第3のフェライトコア部材3と、第4のフェライトコア部材4と、コイル5,6とを含む。
第1及び第2のフェライトコア部材1,2は、平板形状であって、それぞれの両端部において第3及び第4のフェライトコア部材3,4を板面で挟むように、対向して配置されている。第1及び第2のフェライトコア部材1,2は、同一形状であって、八角形の板面を有している。
第1及び第2のフェライトコア部材1,2の板面と、これらの板面と対向する第3及び第4のフェライトコア部材3,4の両端面との間には磁気ギャップG1〜G4がそれぞれ形成されている。磁気ギャップG1〜G4は、それぞれスペーサ7a,7b,8a,8bが配置されることによって画定される。スペーサ7a,7b,8a,8bは、紙、フェノール樹脂、PETなどの絶縁性材料により形成される。なお、磁気ギャップG1〜G4は、同一の厚さd2(mm)とするが、それぞれ異なる厚さとしてもよい。
第3及び第4のフェライトコア部材3,4は、柱状であって、高さ方向において複数のコア片3a,3b,4a,4bに分割されている。本実施形態では、第3及び第4のフェライトコア部材3,4の両方が複数のコア片3a,3b,4a,4bに分割されているが、少なくとも何れか一方が分割されていればよい。第3及び第4のフェライトコア部材3,4は、同一形状であって、角が丸みを帯びた略八角形状の端面を有しており、幅方向に並んで配置されている。
コア片3a,3b,4a,4b同士の間には磁気ギャップG5,G6がそれぞれ形成されている。磁気ギャップG5,G6は、第3及び第4のフェライトコア部材3,4の両端面と平行であり、また、それぞれスペーサ7c,8cが配置されることによって画定される。スペーサ7c,8cは、スペーサ7a,7b,8a,8bと同様に、絶縁性材料により形成される。コア片3a,3b,4a,4bとスペーサ7a〜7c,8a〜8cの板面は、第3及び第4のフェライトコア部材3,4の端面と同一形状である。なお、磁気ギャップG5,G6は、同一の厚さd1(mm)とするが、それぞれ異なる厚さとしてもよい。
このように、コイル部品Cは、合計6個の磁気ギャップG1〜G6を設けることにより好適に磁束飽和を抑制する。なお、本実施形態では、第3及び第4のフェライトコア部材3,4は、2つのコア片3a,3b,4a,4bに分割されているが、これに限定されるものではなく、分割数は設計に応じて適宜決定し、磁気ギャップ及びスペーサも分割数に従って設けることができる。
コイル5,6は、同一形状であって、それぞれ第3及び第4のフェライトコア部材3,4の周面に巻き回されている。ここで、コイル5,6の巻き回しの高さ位置は、同一でも、異なっていてもよい。コイル5,6は、例えば、エッジワイズ巻きされた平角導線などで構成されており、通電時に第1〜第4のフェライトコア部材1〜4の内部に発生する磁束が全体で一定方向となるように、巻き方向が決められている。なお、コイル5,6は、設計に応じ、互いに直列接続してもよいし、非接続でもよい。
また、一対の保持プレート10,11は、それぞれ第1及び第2のフェライトコア部材1,2の外側に配置され、内側に向かって押圧することによって第1〜第4のフェライトコア部材1〜4とスペーサ7a〜7c,8a〜8cを保持する。一対の保持プレート10,11は、八角形状の平板であって、固定部材9を四隅に取り付けることで互いに締結される。固定部材9は、例えば、ボルト及びナットで構成される。
コイル部品Cの全体寸法については、据付時のバランスや組み立ての容易性などを考慮して、第1及び第2のフェライトコア部材1,2の長さLx(mm)、第3及び第4のフェライトコア部材3,4の奥行きLy(mm)、第1〜第4のフェライトコア部材1〜4の積み上げた高さLz(mm)のそれぞれの比が以下の範囲内となるように、適宜決定される。
Lx:Ly=1:0.25〜1:3
Ly:Lz=1:0.5〜1:3
Lz:Lx=1:0.5〜1:3
ここまで述べた構成は従来の技術に見られるが、本発明に係るコイル部品の特徴は、以下の構成にある。すなわち、コイル5,6の何れか一方の内側にある磁気ギャップG5,G6(以下、コイル内ギャップと呼称する。)の厚さd1(mm)は、この一方のコイル5,6の一端より外側にある磁気ギャップG1〜G4(以下、コイル外ギャップと呼称する。)の厚さd2(mm)より大きい。
発明者は、実験に基づいて、上述したような構成を備えることによって、磁気ギャップ寸法のばらつきに起因するコイル抵抗値Rs(Ω)のばらつきが減少することを見出した。図3は、コイル内ギャップの厚さd1(mm)とコイル外ギャップの厚さd2(mm)の比率に対するコイル5,6の抵抗値Rs(Ω)の比率の変化を示している。ここで、横軸はd2/d1(%)を示し、一方、縦軸は、d2/d1が100%の時(すなわち、d1=d2の時)の抵抗値Rs(Ω)をRs0(Ω)として、Rs/Rs0(%)を示している。
図3によると、d2/d1(%)<100であるとき、Rs/Rs0(%)の変化が比較的に少なく、安定的に低い値を示していることがわかる。したがって、コイル内ギャップの厚さをコイル外ギャップの厚さより大きくすることによって、コイル5,6の抵抗値Rs(Ω)が安定するということになる。これは、以下のような理由によるものと考えられる。
磁界解析シミュレーションによると、コイル内ギャップにおいては、ほとんどの磁束が第3及び第4のフェライトコア部材3,4の中を直進するから、漏れ磁束としてコイル5,6と鎖交する磁束は少ない。一方、コイル外ギャップにおいては、多くの磁束が、第1〜第4のフェライトコア部材1〜4により囲まれる領域の方へ向かって曲がるから、漏れ磁束としてコイル5,6と鎖交する磁束が多い。したがって、コイル内ギャップの厚さを、コイル外ギャップの厚さよりも大きくすることによって、コイル5,6と鎖交する磁束が減少して、コイル5,6の抵抗値Rs(Ω)は安定する。
また、図3によると、55≦d2/d1(%)≦98の範囲内において(符号αを参照)、96<Rs/Rs0(%)<100となり、変化が極めて少ないことがわかる。したがって、コイル内ギャップの厚さとコイル外ギャップの厚さの比を、100:55〜100:98とすることによって、さらにコイル5,6の抵抗値Rs(Ω)を低めに安定させることができる。したがって、個々の磁気ギャップG1〜G6の厚さにばらつきがあっても、コイル内ギャップの厚さとコイル外ギャップの厚さの比を上述した範囲内に収まるように設計することによって、コイル5,6の抵抗値Rs(Ω)のばらつきを抑制することができる。
このような効果は、本実施形態のように、コイル内ギャップとコイルの一端より外側のコイル外ギャップが各1個しかない場合(例えば、磁気ギャップG3,G2)に限定されず、第3及び第4のフェライトコア部材3,4が3つ以上のコア片に分割され、コイル内ギャップとコイル外ギャップがそれぞれ複数個ある場合でも得られる。この場合、抵抗値Rs(Ω)は、それぞれのギャップの厚さの合計に依存する。つまり、コイル5,6の何れか一方の内側にあるコア片間の磁気ギャップの厚さの合計が、この一方のコイル5,6の一端より外側にあるコア片間の磁気ギャップとフェライトコア部材1〜4間の磁気ギャップG1〜4の厚さの合計より大きくなるようにすればよい。さらに、本実施形態のように、前者と後者の比を100:55〜100:98とすれば、効果が向上する。
次に、抵抗値Rs(Ω)に対するコイル5,6とコイル外ギャップの間の距離の影響について説明する。図4は、図1に示す距離H(mm)と距離F(mm)の比に対する抵抗値Rs(Ω)の比率の変化を示している。ここで、横軸はF/H(%)を示し、縦軸はRs/Rs0(%)を示す。また、コイル内ギャップの厚さとコイル外ギャップの厚さの比は、上述した範囲内とする。
距離H(mm)は、第1のフェライトコア部材1と第2のフェライトコア部材2の間の距離であり、距離F(mm)は、第1及び第2のフェライトコア部材1,2の板面から、この板面と対向する一方のコイル5,6の一端までの距離である。したがって、F/H(%)が大きくなるに従って、コイル5,6の全長(背丈)が相対的に小さくなるとともに、コイル5,6がコイル外ギャップから離れる。一方、F/H(%)が小さくなるに従って、コイル5,6の全長(背丈)が相対的に大きくなるとともに、コイル5,6がコイル外ギャップに近づく。本実施形態では、F/H(%)の最小値を2(%)としているが、これは技術上の寸法の制限による。なお、距離F(mm)は、2つのコイル5,6の両端で共通の値とするが、それぞれ異なる値としてもよい。
図4によると、2≦F/H(%)≦13の範囲内において(符号βを参照)、98<Rs/Rs0(%)<100となり、変化が少ないことがわかる。したがって、距離H(mm)と距離F(mm)の比を、100:2〜100:13とすることによって、コイル5,6の抵抗値Rs(Ω)を低めに安定させることができる。
次に、抵抗値Rs(Ω)に対するコイル5,6の内周面からコイル内ギャップの外周までの距離の影響について説明する。図5は、図2に示す距離W(mm)と距離K(mm)の比に対する抵抗値Rs(Ω)の比率の変化を示している。ここで、横軸はK/W(%)を示し、縦軸はRs/Rs0(%)を示す。また、コイル内ギャップの厚さとコイル外ギャップの厚さの比は、上述した範囲内とする。
距離W(mm)は、第3又は第4のフェライトコア部材3,4の何れか一方の端面の最大差し渡し距離であり、距離K(mm)は、この一方のフェライトコア部材3,4の周面から一方のコイル5,6までの最短距離である。したがって、K/W(%)が大きくなるに従って、コイル5,6がコイル内ギャップから離れるとともに、相対的に第3又は第4のフェライトコア部材3,4の端面が小さくなる。本実施形態では、K/W(%)の最大値を25(%)としているが、これは、コイル5,6から発生する磁界に対して第3又は第4のフェライトコア部材3,4が有効に作用するための技術上の距離制限による。一方、K/W(%)が小さくなるに従って、コイル5,6がコイル内ギャップに近づくとともに、相対的に第3又は第4のフェライトコア部材3,4の端面が大きくなる。なお、距離W(mm)及び距離K(mm)は、第3及び第4のフェライトコア部材3,4で共通の値とするが、それぞれ異なる値としてもよい。
図5によると、1≦K/W(%)≦25の範囲内において(符号γを参照)、97<Rs/Rs0(%)<100となり、変化が少ないことがわかる。したがって、距離K(mm)と距離W(mm)の比を、100:1〜100:25とすることによって、コイル5,6の抵抗値Rs(Ω)を低めに安定させることができる。
これまで述べたように、コイル内外の磁気ギャップの厚さの比率、もしくはフェライトコア部材及びコイルの大きさの比率を最適な範囲内とすることにより、コイルの抵抗値を好適な値に安定させることができる。これは、本実施形態のような、第3又は第4のフェライトコア部材3,4がともにコイル内ギャップG5,G6を有する場合に限られず、第3又は第4のフェライトコア部材3,4の何れか一方のみがコイル内ギャップG5,G6を有する場合においても、その一方に適用すれば同様である。さらに、各パラメータd1(mm),d2(mm),F(mm),W(mm),K(mm)についても、本実施形態のように各対応箇所で同一の値とした場合に限られず、異なる値とした場合であっても、それぞれ対応する数値同士の比率について適用すれば同様である。
また、本発明に係るリアクトルRは、上述したコイル部品Cを備えたものであるから、同様の作用効果を享受することができる。よって、本発明によれば、磁気ギャップ寸法のばらつきに起因するコイル抵抗値のばらつきを低減し得るコイル部品、及びリアクトルを提供することができる。
以上、好ましい実施例を参照して本発明の内容を具体的に説明したが、本発明の基本的技術思想及び教示に基づいて、当業者であれば、種々の変形態様を採り得ることは自明である。
本発明に係るリアクトルの正面図である。 本発明に係るリアクトルの上面図である。 コイル内ギャップの厚さd1(mm)とコイル外ギャップの厚さd2(mm)の比率に対するコイルの抵抗値Rs(Ω)の比率の変化を示す。 距離H(mm)と距離F(mm)の比に対する抵抗値Rs(Ω)の比率の変化を示す。 距離W(mm)と距離K(mm)の比に対する抵抗値Rs(Ω)の比率の変化を示す。
符号の説明
1〜4 第1〜第4のフェライトコア部材
5,6 コイル
3a,3b,4a,4b コア片
G1〜G6 磁気ギャップ
C コイル部品
R リアクトル

Claims (5)

  1. 第1のフェライトコア部材と、第2のフェライトコア部材と、第3のフェライトコア部材と、第4のフェライトコア部材と、第1及び第2のコイルとを含むコイル部品であって、
    前記第1及び第2のフェライトコア部材は、平板形状であって、それぞれの両端部において前記第3及び第4のフェライトコア部材を板面で挟むように、対向して配置され、
    前記第1及び第2のフェライトコア部材の板面と、これらの板面と対向する前記第3及び第4のフェライトコア部材の両端面との間には第1の磁気ギャップがそれぞれ形成されており、
    前記第3及び第4のフェライトコア部材は、柱状であって、少なくとも何れか一方が、高さ方向において複数のコア片に分割され、前記コア片同士の間には第2の磁気ギャップがそれぞれ形成されており、
    前記第1及び第2のコイルは、同一形状であって、それぞれ前記第3及び第4のフェライトコア部材の周面に巻き回されており、
    前記第1又は第2のコイルの何れか一方の内側にある前記第2の磁気ギャップの厚さの合計は、この一方のコイルの一端より外側にある前記第2の磁気ギャップと前記第1の磁気ギャップの厚さの合計より大きい、
    コイル部品。
  2. 請求項1に記載されたコイル部品であって、
    前記第1又は第2のコイルの何れか一方の内側にある前記第2の磁気ギャップの厚さの合計と、この一方のコイルの一端より外側にある前記第2の磁気ギャップと前記第1の磁気ギャップの厚さの合計の比が、100:55〜100:98である、
    コイル部品。
  3. 請求項2に記載されたコイル部品であって、
    前記第1のフェライトコア部材と前記第2のフェライトコア部材の間の距離と、前記第1及び第2のフェライトコア部材の板面から、この板面と対向する前記一方のコイルの一端までの距離の比が、100:2〜100:13である、
    コイル部品。
  4. 請求項2又は3に記載されたコイル部品であって、
    前記一方のコイルが巻き回されている前記第3又は第4のフェライトコア部材の何れか一方の端面の最大差し渡し距離と、この一方のフェライトコア部材の周面から前記一方のコイルまでの最短距離の比が、100:1〜100:25である、
    コイル部品。
  5. コイル部品を含むリアクトルであって、
    前記コイル部品は、請求項1〜4の何れかに記載されたコイル部品である、
    リアクトル。
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