JP6337320B2 - 遊技機 - Google Patents

遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP6337320B2
JP6337320B2 JP2015169437A JP2015169437A JP6337320B2 JP 6337320 B2 JP6337320 B2 JP 6337320B2 JP 2015169437 A JP2015169437 A JP 2015169437A JP 2015169437 A JP2015169437 A JP 2015169437A JP 6337320 B2 JP6337320 B2 JP 6337320B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
game
decorative portion
gaming machine
state
peripheral decoration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015169437A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017042539A (ja
Inventor
市原 高明
高明 市原
後藤 聡
聡 後藤
Original Assignee
株式会社大一商会
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社大一商会 filed Critical 株式会社大一商会
Priority to JP2015169437A priority Critical patent/JP6337320B2/ja
Publication of JP2017042539A publication Critical patent/JP2017042539A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6337320B2 publication Critical patent/JP6337320B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、遊技媒体を用いて遊技を行う遊技機に関する。
遊技媒体を用いて遊技を行う遊技機には、遊技球を遊技媒体とするパチンコ機や、遊技用のコインを遊技媒体とするスロットマシン等がある。
例えばパチンコ機は、四角く枠組みされた枠体の前面に、遊技者に対向する前面側を構成する前面部材が設けられており、その前面部材の後側に配設された本体部に遊技盤が装着され、該遊技盤の前面に遊技球を転動落下させる遊技領域が設けられている。周知のようにパチンコ機の遊技領域には、演出表示装置・入賞装置・始動入賞口・風車・障害釘等が設けられている。
一方、スロットマシンは、前面が開放された四角い箱状の筐体前面に前面側を構成する前面部材が設けられており、前記筐体内に回転表示装置たるリールや液晶等の演出表示装置で構成される遊技領域が設けられている。
特開2001−58030号公報
遊技機の前面部材には、例えば特許文献1に記載されているように、遊技領域に対応する位置に透明板で覆われた窓部が設けられると共に該窓部の少なくとも上方及び側方を装飾するための周辺装飾部が設けられている。しかしながら現在の周辺装飾部は、専らLEDライト等による電飾が主であり、見た目の華やかさはあるものの演出的には飽和状態にある。
本発明は、上記に鑑みなされたもので、その目的は前面部材の周辺装飾部で新たな遊技用の演出が行えるようにすることにある。
上記の目的を達成するため本発明は、
前面側を構成する前面部材を備え、遊技媒体を用いて遊技を行う遊技機であって、
前記前面部材は、
遊技領域に対応する位置に設けられる窓部と、
前記窓部の少なくとも上方及び側方を装飾する周辺装飾部と、を備えており、
前記周辺装飾部は、前記窓部の上方を装飾する部分を左右方向に移動可能に形成し、且つ、前記窓部の側方を装飾する部分を左右方向に傾動可能に形成してなり、正面視で、上方が左右に振れ同時に側方が傾動する略横揺れ状態に変化し得る遊技機を提供する。
斯かる遊技機によれば、遊技機前方に着座している遊技者の上方から側方に位置することとなる周辺装飾部を、遊技の進行状況に応じて、窓部の周りを装飾する通常の状態から、上方を装飾する部分が横移動して左右に振れ同時に側方を装飾する部分がほぼ逆振り子状に傾動して全体として略横揺れ状態に変化させることでダイナミックな演出を実現でき、従来にない意外性や驚きを遊技者に与えて遊技興趣を向上させることができる。
本発明の遊技機によれば、前面部材の周辺装飾部を使って新たな遊技用の演出が行える効果がある。
遊技機の斜視図である。 遊技機の正面図である。 周辺装飾部を略横揺れ状態に変化させた状態を示す遊技機の正面図である。 遊技機の側面図である。 前面部材と本体部を回動させた状態を示す遊技機の斜視図である。
以下に本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
遊技機1は、遊技球(パチンコ球)を遊技媒体とするパチンコ機であり、図5に示したように、遊技場の島設備に木ねじ等で取り付けられる四角く枠組みされた枠体2(一般的に「外枠」とも称される。)と、該枠体2の前面一側(正面向かって左側)に片開きの扉状に回動自在に軸着された前面部材3と、同じく枠体2の前面一側に片開きの扉状に回動自在に軸着され且つ前記前面部材3の後面に重なり得る本体部4と、該本体部4に交換(着脱)可能に装着された遊技盤5と、を備えている。
[遊技盤]
遊技盤5は、主として木製又は合成樹脂製の板で構成され、その前面にガイドレール6で略円形に囲われた遊技領域7が形成されている。該遊技領域7は、ガイドレール6に沿って打ち込まれた遊技球を上方から下方に転動落下させるものであり、その領域内に液晶等の演出表示装置8や入賞しなかった遊技球を回収するアウト球口9が設けられ、さらに図示を省略するが、入賞口を備えた入賞装置や、始動入賞口、遊技球の落下に不規則な変化を与える風車や障害釘等が設けられている。
また、遊技盤5は、前記入賞装置の入賞口や始動入賞口に入賞した遊技球を検出する入賞球センサ等を備えると共に、後面側(遊技領域7の反対側)に該入賞球センサの各検出信号や遊技機1に設けられる各種のスイッチからの入力信号を受けて処理する一つあるいは複数の制御装置が設けられている。なお、この制御装置は、前記入力信号を受けると共に遊技の当り外れを決める抽選、可変入賞装置の動作処理等の遊技の進行を司る遊技進行制御や、後述する周辺装飾部10の駆動部21等を司る演出制御等を行うものである。
ここで遊技機1の遊技の概要を示す。
遊技機1は、後述の操作ハンドル15の操作に基づき駆動する所定の打球発射装置から発射された遊技球が遊技領域7に設けられる始動入賞口に入球すると、始動入賞口に対応して設けられた入賞球センサにより始動入賞口への入球が検知される。そして、上述の制御装置に入賞球センサの入球検知情報が入力されることにより、制御装置にて当り外れを決定する抽選(たとえば1/300で当りとなる抽選)が行なわれる。この抽選結果は、特別図柄表示装置(7セグ等)にて特別図柄を所定の変動時間に亘り変動表示して停止表示されることで示される。特別図柄は、所定時間の変動表示を経て「外れ」に対応する外れ特別図柄(たとえば「−」のセグ表示)、または、「当り」に対応する当り特別図柄(たとえば「7」のセグ表示)で停止表示される。また、特別図柄の変動表示中に、遊技を盛り上げるために、前記演出表示装置8にて抽選結果を示唆する画像表示演出(キャラクタ画像や装飾用図柄画像等を用いた予告演出、リーチ演出など)を行なったり、各種の可動装飾体にて抽選結果を示唆する可動演出が行なわれる。特別図柄表示装置に当り特別図柄が停止表示されると「大当り」となり、閉鎖状態にある可変入賞装置が所定期間に亘り開放状態となる大当り状態に制御される。打球発射装置から発射された遊技球が開放状態となった可変入賞装置に入球すると、所定数の賞球(本形態では15個)が払い出される。その後、大当り状態の終了条件が成立することで、大当り状態が終了し、再び始動入賞口への入球に基づく抽選を行う状態(通常の遊技状態あるいは通常遊技状態と称す)に制御される。このように、実施形態の遊技機1では、打球発射装置によって遊技球が遊技領域7に向けて発射されることによって、制御装置により遊技を進行させるための種々の制御が行われて遊技が進行する。
[前面部材]
前面部材3は、前記枠体2の前面に整合する形状で遊技盤5の遊技領域7に対応する位置に透明板11付きの窓部12を設けた略額縁状のベース板13と、そのベース板13の前面にあって前記窓部12の上方及び側方を装飾する周辺装飾部10と、同じくベース板13の前面にあって前記窓部12の下方を装飾し且つ遊技球を貯める1つ又は複数の球皿14や、遊技球の発射勢を調節する操作ハンドル15、さらには、遊技進行過程で行われる画像表示演出や可動演出に変化を与えるために遊技者によって操作される演出用の操作部である第1演出スイッチボタン16、等の遊技者が遊技に直接使用する部品類を設けた前面パネル部17と、を備えている。
[周辺装飾部]
前記周辺装飾部10は、窓部12の上方を装飾する上装飾部10uと、窓部12の左右両側方を装飾する二つの縦装飾部10sとからなり、遊技進行過程で行われる画像表示演出や可動演出に合わせた効果音を出力するための遊技演出用のスピーカ18、電飾用の発光体19などを適宜備えている。また、周辺装飾部10には、遊技進行過程で行われる画像表示演出や可動演出に変化を与えるために遊技者によって操作される演出用の操作部である第2演出スイッチボタン160も設けられている。この第2演出スイッチボタン160は、前述した第1演出スイッチボタン16を操作受付可能とする遊技進行時期と異なる時期に操作受付可能になるように構成してもよいし、前述した第1演出スイッチボタン16を操作受付可能とする遊技進行時期と同じ時期に操作受付可能になるように構成してもよい。なお、実施形態の第2演出スイッチボタン160は、周辺装飾部10の上装飾部10uに二つ設けられており、いずれも同じ機能及び作用を有するものであり、第2演出スイッチボタン160が操作受付可能となった際には、遊技者は自身の操作しやすい位置にある第2演出スイッチボタン160を選択して操作すればよい構成となっている。
周辺装飾部10は、別々に成形された上装飾部10uと縦装飾部10sの集合体であり、上装飾部10uの下面両端に縦装飾部10sの上端が上部軸20aで回転可能な状態に軸着されている。また、縦装飾部10sは、上部材10s1と下部材10s2を中間で摺動自在な状態に継ぎ合わせた伸縮自在構造になっている。
この周辺装飾部10は、ベース体13の前面に対して上装飾部10uを横移動可能な状態、具体的には、ベース体13の前面に突設した水平で真っ直ぐな蟻ホゾ状のレール部材21aに、上装飾部10uの蟻溝状の摺動溝21bを嵌めて左右方向に摺動自在とし、そうして上装飾部10uを横移動可能な状態となし、一方、ベース体13の前面に対して縦装飾部10sの下端を下部軸20bで回転可能な状態に軸着してなる。
したがって周辺装飾部10は、図3に示したように、上装飾部10uを左右方向に往復移動させると、その動きに連れて縦装飾部10sが下部軸20bを中心として逆振り子状に往復傾動し、周辺装飾部10全体が正面視で、あたかも地震の横揺れで高層ビルが横揺れするかのような略横揺れ状態に変化し得る。なお、縦装飾部10sは、傾動するときの上部軸20aと下部軸20bの距離の変化に対し、前記した摺動自在な継ぎ合わせによる伸縮自在構造で対応する。
かかる周辺装飾部10の通常状態と略横揺れ状態の相互の切替は、駆動部21を電動駆動することによって行われる。この駆動部21の詳細は以下のとおりである。
[駆動部]
駆動部21は、上装飾部10uの動きを水平な直線方向にするための前記レール部材21aと摺動溝21bの組み合わせと、図2、図3に示したように、ベース体13側に設けられた垂直長孔状の固定溝21cと、上装飾部10u側に取り付けられたモータ21dと、そのモータ21dの出力軸に一体的に取り付けられた回転アーム21eと、該回転アーム21eの先端に回転自在に取り付けられ且つ前記固定溝21cに摺動可能に遊嵌されたローラ21dと、からなり、前記回転アーム21eを回転させることによって固定溝21c内でローラ21dを昇降させ、その際、回転アーム21eに生ずる反力でモータ21d自身及びそれと一体の上装飾部10uが左右方向に往復移動するようになっている。
なお、駆動部21は、上装飾部10uの横移動を電動制御させ得るものならソレノイドや液圧シリンダーなど、どのような手段であってもよい。
この駆動部21は、遊技盤5裏面の前記制御装置に接続されていて、該制御装置で適宜作動制御されるようになっている。また、図示しないが前面部材3には周辺装飾部10の通常状態と略横揺れ状態(傾いて静止している状態)とを検知するセンサーが設けられており、その情報が前記制御装置に送られる。
実施形態の遊技機1は、以上のような構成を有しており、周辺装飾部10を駆動させる駆動部21が遊技の進行過程に応じて制御装置によって適宜作動制御され、周辺装飾部10の状態が変化する。以下では、周辺装飾部10の変化態様の一例を説明する。
[周辺装飾部の変化態様]
まず、通常の遊技時では図1、図2に示したように、周辺装飾部10が窓部12に整合してその周りを囲う状態にあることを主として遊技が進行する。そして、従来と同様に、遊技の進行状況に応じて周辺装飾部10のスピーカ18から効果音が流れ、また、発光体19が発光或は点滅する。
次に、遊技領域7の始動入賞口に遊技球が入球して当たり外れを決定する抽選の結果が得られた場合、特別図柄の変動表示中の所定時期に、該抽選の結果に基づいて制御装置の指令により駆動部21のモータ21dが作動して回転アーム21eを図2において時計回りに回転させる制御が行われ、前述したように、周辺装飾部10の上装飾部10uが図3実線のように左方向に横移動すると共にそれに連れて縦装飾部10sが下部軸20bを中心に傾動する。そしてさらにモータ21dを作動させ続けて回転アーム21eを時計回りに回転させる制御が行われ、図3想像線のように上装飾部10uが右方向へ横移動すると共に縦装飾部10sが逆向きに傾動し、その状態を適宜繰り返して略横揺れして傾いた状態のまま停止する。その停止に至る動作パターンとしては、「通常状態にある周辺装飾部10が二往復横揺れし傾いたまま静止するまでの時間が第1の時間(例えば2秒)とされる第1動作パターン(ゆっくり揺れるパターン)」、「通常状態にある周辺装飾部10が二往復横揺れし傾いたまま静止するまでの時間が第1の時間よりも短い第2の時間(例えば0.5秒)とされる第2動作パターン(激しく揺れるパターン)」等を含む複数の動作パターンを有しており、当り外れを決定する抽選の結果に応じて、いずれかの動作パターンが適宜選択されて制御される。動作パターンの決定は、たとえば、当り外れを決定する抽選で外れとなった場合には、第2動作パターンよりも第1動作パターンの方が選択される可能性が高くなるように構成するとともに、当り外れを決定する抽選で大当りとなった場合には、第1動作パターンよりも第2動作パターンの方が選択される可能性が高くなるように構成することが例示できる。これにより、前述したように、遊技機1の前方に着座して遊技している遊技者に対して、遊技機1そのものが横揺れしているかのような演出で驚きを与えるのに加え、その揺れ方の相違により当り外れの可能性を示唆するといった新たな面白みを付加できる。そして、周辺装飾部10が傾いた状態で静止したあとに、所定の復帰条件(所定の待機時間の経過等)が成立すると、駆動部21のモータ21dが作動して上装飾部10uが中央に戻される制御が行われ、周辺装飾部10が図2の通常状態に戻る。
なお、周辺装飾部10の略横揺れ状態には、駆動部21の回転アーム21eが1/4回転して上装飾部10uが通常状態から片方に移動し、それに連れて縦装飾部10sが傾いてそのまま静止する場合も含まれるのであり、そのような態様を最短の変化として動作パターンに組み入れるようにしてもよい。
また、周辺装飾部10の上記変化を、遊技進行過程で第2演出スイッチボタン160が操作受付可能となった期間における第2演出スイッチボタン160の操作入力タイミング(第2演出スイッチボタン160の操作入力が検知されたとき)を契機とするように構成してもよく、このように構成することにより、遊技者が第2演出スイッチボタン160を操作した際に、第2演出スイッチボタン160を含む部材が横に揺れて倒れるかのような演出を実現できる。結果、自身が接触した部材が横揺れして倒れそうになるという一層意外性のある演出で遊技者に驚きを与え、遊技興趣をより一層高めることが可能となる。
また、遊技機1の周辺装飾部10そのものを遊技用入力手段(第1演出スイッチボタン16、第2演出スイッチボタン160とは別の遊技用入力手段)としても使用するように構成してもよい。すなわち、周辺装飾部10の横揺れして傾いた状態から通常状態への復帰を、駆動部21ではなく手押し操作によるものとし、さらに、その横揺れして傾いた状態から通常状態への復帰(変化)をセンサーで検知するようにして、その検知をもって遊技者による入力操作がなされたものと判断するようにすればよい。
しかして、このように周辺装飾部10そのものを遊技用入力手段として使用することで、例えば、遊技進行過程で周辺装飾部10を通常状態から略横揺れ状態に変化させて遊技者に驚きを与えた後、傾いたまま静止状態となった周辺装飾部10を通常状態に戻すように音声あるいは演出画像で指示して、傾き状態となった周辺装飾部10を遊技者が通常状態に戻す楽しさを有する新たな態様の遊技者参加型演出を実現できる。
ところで実施形態の遊技機1は、周辺装飾部10の姿勢によってエラー表示を行うようにも設定されており、例えば、所定部位での球詰まり等のエラーの発生を制御装置が検知した際に、周辺装飾部10を図3想像線の傾き静止状態に変化させ、エラー音の出力等に加えて周辺装飾部10の状態によっても遊技機1に異常が発生していることを周囲に知らせるようになっている。周辺装飾部10が正面視で横に傾いている状態は、見方によれば、困って元気のない状態とも見えるのであり、エラー時の状態がユーモラスに表現できる。これによりエラー発生による遊技者の苛立ちを緩和させ得る効果がある。
以上本発明を実施の形態について説明したが、もちろん本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、遊技機1は、周辺装飾部10の縦装飾部10sの下部軸20bを窓部12の側方でその高さの範囲内に設けたが、該縦装飾部10sを前面パネル部17の側方にまで延設して下部軸20bの位置を下方に設定するようにしてもよい。このように下部軸20bを低所に設定するほど、周辺装飾部10の動作を大きくダイナミックにすることができる。
また、実施形態では、縦装飾部10sの下端を下部軸20bで軸着して回転可能に形成したが、そのような下部軸20bを板バネに変えて弾性的に曲がるヒンジ部を形成し、該板バネの弾性で周辺装飾部10が常に通常状態に戻る方向に付勢されるようにしてもよい。
また、実施形態では周辺装飾部10の上装飾部10uをベース体13の水平なレール部材21aに嵌めて真っ直ぐ横方向に移動させるようにしたが、該レール部材21aを遊技機1の下方に中心を設定した弧状に形成し、そうして上装飾部10uが緩やかな弧を描きつつ左右方向に移動するようにしてもよい。そうすることにより、上装飾部10uの横移動に伴う縦装飾部10sの前記伸縮量をごく小さくすることができるため、周辺装飾部10がそのままの形態で横揺れしているかのように見せやすい。
また、実施形態では、縦装飾部10sの上端を上部軸20aで上装飾部10sに軸着し、同じく下端を下部軸20bでベース体13に軸着し、そうして上装飾部10uの横移動に伴う上部軸20aと下部軸20bの距離の変化を縦装飾部10sの伸縮で対応するようにしたが、これに代えて上部軸20a又は下部軸20bを通す軸孔を長孔にしてもよい。
また、実施形態では、周辺装飾部10の上装飾部10sを通常状態を基準にして左右均等に移動させるようにしたが、例えば駆動部21のモータ21dを正逆回転可能とし、そうして回転アーム21eを右半周で往復動させることにより上装飾部10sの移動を通常状態の位置から左側に限定することができ、或はその逆に上装飾部10sの移動を通常状態の位置から右側に限定することができる。そうすることにより、遊技場の島設備に設置した状態で、横揺れした周辺装飾部10が隣接する台間球貸機等に干渉するおそれがある場合など、遊技場の事情に応じて柔軟に対応することができる。このような横揺れ範囲の設定は、製造段階で右仕様と左仕様に分けてもよいが、遊技機1に切替スイッチ等を設けて遊技場側で自由に設定できるようにしてもよい。
また、実施形態では横揺れ状態の周辺装飾部10を遊技との関連で通常状態に戻すようにしたが、遊技とは関係なく横揺れ動作中或はそのまま傾いて静止した周辺装飾部10を強制的に通常状態に戻す手段、例えば前面部材3の前面のような外部から操作可能な位置に周辺装飾部10を通常状態に戻す専用スイッチを設けたり、或は前面部材3を閉じ位置にロックする錠装置30の解錠操作をセンサーで検知し、そうして錠装置30の解錠操作に連動して周辺装飾部10を強制的に通常状態に戻すように設定してもよい。そうすることにより周辺装飾部10の横揺れを好まない遊技者の要望に応えることができ、或は、遊技機1のトラブル等で前面部材3を開く必要が生じた場合に、周辺装飾部10を他の要素に干渉させずに安全に作業することができる。
また、実施形態では、周辺装飾部10を、窓部12の上方を装飾する上装飾部10uと、窓部12の左右両側方を装飾する縦装飾部10sで形成するようにしたが、窓部12の下方を装飾する下装飾部(図示せず)を設けるようにしてもよい。
また、実施形態では、遊技機1としてパチンコ機を例示したが、スロットマシンでも同様に適用できる。すなわち、スロットマシンにもリールや演出表示装置で構成される遊技領域があり、その遊技領域に対応する位置に窓部があり、さらにその窓部の少なくとも上方及び側方を装飾する周辺装飾部があるため、実施形態と同様に本発明が適用できる。
1 …遊技機
3 …前面部材
7 …遊技領域
10 …周辺装飾部
12 …窓部

Claims (1)

  1. 前面側を構成する前面部材を備え、遊技媒体を用いて遊技を行う遊技機であって、
    前記前面部材は、
    遊技領域に対応する位置に設けられる窓部と、
    前記窓部の少なくとも上方及び側方を装飾する周辺装飾部と、を備えており、
    前記周辺装飾部は、前記窓部の上方を装飾する部分を左右方向に移動可能に形成し、且つ、前記窓部の側方を装飾する部分を左右方向に傾動可能に形成してなり、正面視で、上方が左右に振れ同時に側方が傾動する略横揺れ状態に変化し得ることを特徴とする遊技機。
JP2015169437A 2015-08-28 2015-08-28 遊技機 Active JP6337320B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015169437A JP6337320B2 (ja) 2015-08-28 2015-08-28 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015169437A JP6337320B2 (ja) 2015-08-28 2015-08-28 遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017042539A JP2017042539A (ja) 2017-03-02
JP6337320B2 true JP6337320B2 (ja) 2018-06-06

Family

ID=58209040

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015169437A Active JP6337320B2 (ja) 2015-08-28 2015-08-28 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6337320B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004016722A (ja) * 2002-06-20 2004-01-22 Takao:Kk 遊技機
JP2007000457A (ja) * 2005-06-24 2007-01-11 Samii Kk 遊技装置
JP4972428B2 (ja) * 2007-02-21 2012-07-11 株式会社大都技研 遊技台
JP2009261424A (ja) * 2008-04-21 2009-11-12 Sammy Corp 遊技機
JP2010029433A (ja) * 2008-07-29 2010-02-12 Universal Entertainment Corp 遊技機
JP2014033700A (ja) * 2012-08-07 2014-02-24 Sophia Co Ltd 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017042539A (ja) 2017-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010131187A (ja) 操作部材及び遊技機
JP6485869B2 (ja) 遊技機
JP2008167879A (ja) 装飾体揺動ユニット、遊技盤、及び遊技機
JP6337263B2 (ja) 遊技機
JP6505156B2 (ja) 遊技機
JP6337320B2 (ja) 遊技機
JP6395400B2 (ja) 遊技機
JP6337321B2 (ja) 遊技機
JP6143811B2 (ja) 遊技機
JP6893387B2 (ja) 遊技機
JP6095448B2 (ja) 遊技機
JP6770292B2 (ja) 遊技機
JP5126164B2 (ja) パチンコ遊技機
JP2017012361A (ja) 遊技機
JP6652314B2 (ja) 遊技機
JP5750481B2 (ja) 遊技機
JP2014023588A (ja) パチンコ遊技機
JP6116322B2 (ja) 遊技機
JP4691542B2 (ja) 遊技機
JP4633105B2 (ja) 遊技機
JP2017064006A (ja) 遊技機
JP2017064007A (ja) 遊技機
JP4691541B2 (ja) 遊技機
JP6696074B2 (ja) 遊技機
JP6611123B2 (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170531

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180313

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180412

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6337320

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250