JP6335370B1 - デュアルソフトクローザ - Google Patents

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Abstract

【課題】引戸の開閉を終える手前の位置から開閉を終えるまでの移動を、定荷重ばねから引き出された複数本の帯状ばねのばね付勢とダンパーによる抗力で、静穏低速で行わせるデュアルソフトクローザにする。【解決手段】デュアルソフトクローザ3Aは、本体側レール6と、前部カム42を備えた前部進退ユニット4と、後部カム52を備えた後部進退ユニット5とを有する。前部カム42と後部カム52の少なくとも一方は、本体側レール6に係止している。前部進退ユニット4と後部進退ユニット6とは、定荷重ばね10,12から引き出されて、重なり合い、或いは平行に近接する、複数本の帯状ばね11,13により、引っ張り方向に付勢されている。引戸を閉じ終える移動はこの付勢により行われ、この移動の速度はダンパー14で減速される。【選択図】図2

Description

本発明は、引戸の開閉を終える直前の移動を、1又は複数個の定荷重ばねとダンパーとによって静穏低速で自動的に行わせるデュアルソフトクローザに関し、とくに、定荷重ばねから引き出された帯状ばねが、複数本重ねられ、或いは複数本が平行に近接した状態で、引き出されている。
引戸の開閉を終える直前の位置から低速で自動的に閉じさせる双方向型のソフトクローザは従来においても提案されている。
特許文献1に開示の戸閉具及び引戸の戸閉装置は、同文献1の図1(A)(B)、図2(B)等に示すように、引っ張り弾性体としてコイルばねが用いられ、緩衝ダンパーとしてシリンダとピストンとを組み合わせた直線型のダンパーが用いられている。
コイルばねは、長く伸長した状態と緊縮した状態とでは、引っ張り力に差がある。このため、引戸の開閉速度が一定でない。
ソフトクローザには、引戸を一定の低速度で開閉させることが望まれる。このようにすると引戸は見栄えのよい自然な開閉をする。
特許文献2に開示の引戸の開閉支援装置は、定荷重ばねを備えている。定荷重ばねは、リールに帯状ばねが引き出し可能に巻装され、帯状ばねの引き出し長さの差に関係なく、戻り方向の引っ張り力がある。
ところで、引戸が何年も円滑に開閉できるか否かは、定荷重ばねとダンパーの耐久性に依るところが大きい。定荷重ばねの引っ張り力は、帯状ばねの横幅と板厚によるところが大きい。

ソフトクローザを鴨居レール内に配置させる関係上、定荷重ばねの横幅には制限がある。重い引戸に対応させるためには、強い引っ張り力が必要になるため、板厚が厚い帯状ばねが用いられる。しかしながら、帯状ばねの板厚を厚くすると、長期間の使用により、破断の原因になるクラックが発生し易い。
特開2009−127293号公報 特許第6083866号公報
本発明は、安定した一定の引っ張り力がある定荷重ばねが用いられ、とくに定荷重ばねから引き出される帯状ばねが複数本あり、複数本が重ねられ或いは平行に近接した状態で引き出されている、耐久性に富むデュアルソフトクローザを提供することを解決課題とする。
請求項1に係るデュアルソフトクローザは次の構成を備える。
(1)引戸の上端部に装着されて、内側上面にトリガーを設けた鴨居側レール内に走行自在に支持される、前記引戸を吊下げ得る本体側レールを有する。
(2)該本体側レールの内側に、前部カムを上下回動自在に軸支した前枠材と、後部カムを上下回動自在に軸支した後枠材とが前後移動自在に配置されている。
(3)双方のカムの少なくとも一方が下方回動して前記本体側レール係止した位置にある。
(4)前記前枠材と前記後枠材との間に、双方の枠材を互いに引き寄せるばねと、このばねによる引き寄せる速度を減速させるダンパーとが配置されている。
(5)前記引戸を開閉が終わる手前の位置まで手動操作すると、前記双方のカムのいずれか一方が前記トリガーをキャッチして上方回動し、これにより該カムの係止が解除されて、前記本体側レールが前記ばねによる引っ張りと前記ダンパーによる抗力とよって前記引戸を低速で閉じ終え又は開き終えさせる双方向型のソフトクローザである。
(6)前記ばねは、定荷重ばねであり、該定荷重ばねのリールから引き出された複数本の帯状ばねが、重ねられた状態で、或いは近接した状態で、前記前枠材と前記後枠材とによって支持されて、前記前部カムと前記後部カムとの間に位置し、且つ前記ダンパーの上方位置にある。
上述において、帯状ばねの数を本という単位で示したが、枚、個という単位に置き換えてもよい。「前部」の語は引戸を閉じる側、「後部」の語は引戸を開く側になる。本発明に係るデュアルソフトクローザは、前後逆方向にして引戸の上端部に装着することも可能であり、左開き引戸、右開き引戸のいずれにも対応できる。これらの場合には、「開」「閉」の語、「前」「後」の語は、適宜それぞれ逆になる。
請求項2に係るデュアルソフトクローザは次の構成を備える。
(1)請求項1に記載の構成を備える。
(2)前記複数本の帯状ばねは、前後に並んで設けられた複数個の定荷重ばねのリールから、1本又は複数本が引き出されている。
請求項3に係るデュアルソフトクローザは次の構成を備える。
(1)請求項1又は2に記載の構成を備える。
(2)前記複数本の帯状ばねは、前記リールに重ね合わされて巻装されて、重ね合わされた状態で引き出されている。
請求項4に係るデュアルソフトクローザは次の構成を備える。
(1)請求項1乃至3のいずれかの項に記載の構成を備える。
(2)前記ダンパーは、シリンダとピストンロッドを備えた直線型の流体ダンパーであり、該シリンダが前記後枠材に取り付けられ、前記ピストンロッドの先端部が前記前枠材の後部に取り付けられている、
ここにいう直線型ダンパーは、シリンダとピストンロッドを組み合わせた構造の油圧ダンパー、同構造のエアダンパー、シリンダとピストンロッドとコイルばねを組み合わせたダンパー、圧縮コイルばねのいずれかが該当する。
段落番号0013の内容
請求項5に係るデュアルソフトクローザは次の構成を備える。
(1)(請求項4)に記載の構成を備える。
(2)前記ダンパーは、エアダンパーである。
(3)該該エアダンパーのシリンダ後端部に設けられているバルブのエア吸排出孔の出入口に接する外側に、エア排出音の発生を防ぐ布材が押し当てられており、該布材は前記シリンダの後端部に設けられた小容器部内に後方から押さえられた状態で詰められている。
ここにいう布材は、天然繊維、合成繊維、金属繊維のいずれかを素材とする、不織布、織布等が挙げられ、圧縮若しくは折り畳まれたものがエア排出音を生じさせない点で最適とされる。
請求項6に係るデュアルソフトクローザは次の構成を備える。
(1)請求項1乃至3のいずれかの項に記載の構成を備える。
(2)前記ダンパーは、前記後枠材に取り付けられた油圧ロータリーダンパーと、該ロータリーダンパーの駆動軸に装着されているピニオンギヤと、前記前枠材から後方に長く突出するラックギヤとによる組み合わせで構成され、前記ピニオンギヤと前記ラックギヤとが噛合している。
(3)前記ばねの引き寄せによる該ラックギヤの後方移動の速度が、前記油圧ロータリーダンパーによって減速される。
ここにいう油圧ロータリーダンパーは、ばねの引っ張り力に抗する一方向に制動力があるワンウエイダンパーある。
請求項1,2,3に係るデュアルソフトクローザによれば、定荷重ばねから引き出された帯状ばねが複数本あるため、帯状ばねの板厚を厚くしなくても、常に一定の強い引っ張り力が得られる。
従来のソフトクローザで使用されていた定荷重ばねと比べて、板厚が若干薄くなる場合も含めて板厚が厚くならなければ、帯状ばねの長期間の使用によるクラックの発生、引っ張り力の減衰が格段に抑えられる。この結果、帯状ばねの耐久性が1本の場合と比べて格段に向上し、延いては、デュアルソフトクローザの耐久性を格段に向上させる。しかも一定の強い引っ張り力が得られる。
帯状ばねの本数は、必ずしも限定されないが、通常、2枚が最適である。請求項2,3に係るデュアルソフトクローザに場合、引き出された複数本の帯状ばねが重なって位置するため、或いは略重なって位置するため、ダンパーの進退動作の邪魔になることはなく、周囲との不要な接触は避けられる。
請求項5に係るデュアルソフトクローザによれば、エアダンパー後部のバルブの吸排出孔から外部に排出されるエアの排出音の発生を防止する布材がバルブに押し当てられているため、引戸の開閉の際、特に手動で勢いよく開閉させたときに「シューッ」というエア排出音がしない。この結果、引戸の開閉が静穏に行える。
本発明の各実施形態を以下の実施例において詳述する。
本発明の各実施形態に共通するデュアルソフトクローザの使用状態図であり(a)は引戸が全閉手前の位置にある状態を示し、(b)は同じく引戸全閉手前の位置で示している。 本発明第1実施形態に係るデュアルソフトクローザの分解斜視図。 (a)は前部進退ユニットの拡大斜視図、(b)は本体側レールの前部を示した拡大斜視図、(c)はこのデュアルソフトクローザの前部を拡大して示した正面断面図。 (a)は後部進退ユニットの拡大斜視図、(b)は本体側レールの後部を一部破断して示した拡大斜視図、(c)は後部進退ユニットの別形態を示した拡大斜視図。 本発明第1実施形態に係るデュアルソフトクローザであり、(a)は引戸を手動で操作するニュートラル位置にあるときの正面断面図、(b)は前部カムの係合が解除されて前部進退ユニットが大きく後退した位置にあるときの正面断面図。 同じく引戸が開き終えた位置にあるときの正面断面図。 (a)〜(e)はいずれも前部カムと後部カムの位置と係合状態を示した簡略図。 エアダンパー後部の拡大側面断面図。 本発明第2実施形態に係るデュアルソフトクローザにおいて、(a)は引戸を手動で操作するニュートラル位置にあるときの正面断面図、(b)は同じくその拡大断面図。 本発明第3実施形態に係るデュアルソフトクローザの要部斜視図。 本発明第4実施形態に係るデュアルソフトクローザの分解斜視図。 (a)は同じく引戸の上端部に取り付けられて鴨居側レールに吊り下げた状態の鴨居側レールを断面で示した正面図、(b)は同じく要部を拡大して示した正面断面図。
[概要]
図1(a)(b)は、本発明の各実施形態で共通するデュアルソフトクローザ3の使用状態を示している。
デュアルソフトクローザ3は、引き戸100の上端部に取り付けられて、鴨居側レール1の内側に走行自在な状態で位置している。鴨居側レール1は、鴨居110の溝内に丁度収まる長さと幅があり、ビス又は木ねじを用いて鴨居の溝内に取り付けられている。引戸100は、デュアルソフトクローザ3の前端部に取り付けた引戸吊り具7と、デュアルソフトクローザ3から後方に離れた位置にある引戸吊り具9とによって、鴨居側レール1に吊り下げられている。
デュアルソフトクローザ1は、引戸100が閉じ終える手前の位置から閉じ終えるまでの移動と、引戸100が開き終える手前の位置から開き終えるまでの移動とを、ばね付勢とダンパーによる抗力で自動的に、しかも静穏低速で行わせる。この自動的に行う2区間は、例えば、夫々30cmである。この2区間以外の区間の移動は手動操作による。デュアルソフトクローザ1を取り付けると、引戸100を閉じ終えたときと開き終えたときの跳ね返りと衝突音が生じない。そして、引戸100の最終開閉が確実に行える。
段落番号0023の内容
[第1実施形態に係るデュアルソフトクローザ3A
図2に示すように、鴨居側レール1は下部中央に沿って開口された断面形状が略コ字形状の長尺な型材で構成されている。鴨居側レール1の内側上面における前部箇所と後部箇所にはトリガー2a,2bが取り付けられている。
第1実施形態に係るデュアルソフトクローザ3Aは、本体側レール6と、デュアルソフトクローザ3Aと、引戸吊り具7.9とを備える。
図2に示すように、デュアルソフトクローザ3Aは、前部進退ユニット4と、後部進退ユニット5と、2個の定荷重ばね10,12と、エアダンパー14と、本体側レール6とを備える。本体側レール6は鴨居側レール2の内側に配設されている。図2、図3に示す前部進退ユニット4と、後部進退ユニット5と、2個の定荷重ばね10,12と、エアダンパー14は、1つのユニットとなって、本体側レール6の内側に配設されている。
[前部進退ユニット4]
図2、図3(a)に示すように、前部進退ユニット4は前枠材41と前部カム42とを有する。前枠材41は、上端部と前端部が開放した角枠形状を有している。前部カム42は、略横コ字形状の開口部42aを上方に向けたブロック体であり、支軸42bを介して前枠材41の前部内側の上部に取り付けられている。
前枠材41の両側面の前後2箇所には、ガイド凸部41a,41bが横方向に突出した状態で設けられている。前部カム42の前枠材41から前方に突出した両側面にも、ガイド用の凸部42c,42cが設けられている。
[本体側レール6]
図2、図3(b)及び図4(b)に示すように、本体側レール6は、上端と前後の各端部を開放させた中尺枠型材で形成されている。
本体側レール6の内側両面には、ガイド板61,61が取り付けられている。ガイド板61の上部は、凸部42c,42c及び凸部52c,52cの移動を案内するガイド縁61a,61aになっている。ガイド縁61a,61aの前端部から下方には、係合部61b,61bが設けられている。ガイド縁61a,61aの後端部から下方にも係合部61c,61cが設けられており、ガイド板61の下部にも、横長形状のガイド長孔61d,61dが設けられている。
[前部部進退ユニット4]
図3(a)(b)において、前部進退ユニット4の本体側レール6内に向けた支持は、前枠材41側の凸部41a,41bをガイド長孔61d,61d内に突入させ、前部カム42側の凸部42c,42cをガイド長孔61a,61a内に突入させた状態で行われている。
前部カム42は、支軸42bを介して前枠材41の内側の前上部に枢着されている。部カム42側の凸部42c,42cがガイド縁61a,61aの前端に位置しているときには、凸部42c,42cの下支えが無いため、前部カム42は自重で前下方に回動して係合部61b,61bに係合している。この係合によって、前部進退ユニット4に対する本体側レール6の前後移動を規制している。
[後部部進退ユニット5]
図2、図4(a)(b)において、後部部進退ユニット5は、上端部と後端部が開放した角枠形状を有する後枠材51と後部カム52とを有する。
後部カム52は、支軸52bを介して後枠材51の内側の前寄りの上部に枢着されている。後枠材51の両側面の前後2箇所には、凸部51a,51bが設けられている。後部カム52の後枠材51から上方に突出した両側面にも、凸部52c,52cが設けられている。
後部進退ユニット5の支持は、ガイド凸部51a,51bを本体側レール6側のガイド縁61d,61d上に沿わせて行っている。
ガイド縁61aの後端部も、下方に向けた係合部61cがある。後部カム52が後端まで移動すると、後部カム52は自重によって後下方に回動して係合部61cに係合する。この係合によって、後部進退ユニット5に対する本体側レール6の前後移動が規制される。
段落番号0029の内容
[定荷重ばね10,12]
図2、図3(a)に示すように、2個の定荷重ばね10,12は、前枠材41の内側に、前後方向に位置をずらして取り付けられている。定荷重ばね10(12)は、リール10a(12a)に帯状ばね11(13)の一端側が巻装されて構成されている。
図2、図4(a)に示すように、帯状ばね11,13の先端部は後方に引き出されて、後枠材51の前端上部に装着されている。この実施形態においては、後方に引き出された帯状ばね11,13は、上下に近接した状態で、前部カム42と後部カム52の間に位置している。
引き出された帯状ばね11,13は、エアダンパー14が有するピストン14bの上方に位置している。
図2に示すように帯状ばね11,13の先端部を後方に強く引き出すと、巻き方向のばね弾性によって戻り方向(引っ張り方向)の付勢力が働く。この付勢力(引っ張り力)は、帯状ばね11(13)の先端部の引き出した長さにかかわらず常に一定であることが知られている。
第1実施形態においては、2個の定荷重ばね10,12を用いて、定荷重ばね10,12の付勢力と耐久性を向上させている。
[エアダンパー14]
図2、図3(a)、図4(a)に示すように、エアダンパー14は、シリンダ14aとピストン14bとが伸縮自在に組み合わされて構成されている。エアダンパー14は、シリンダ14aの前部から長さ途中部に至る部分が後枠材51に取装着され、ピストン14bの前端部が前枠材41の後端部に装着されて、該前枠材41と前記後枠材51とを連結させた状態で取り付けられている。
以上の組み付け構造にすると、図5(a)(b)及び図6に示すように、前部進退ユニット4と、後部進退ユニット5と、2個の定荷重ばね10,12と、エアダンパー14とが一体となって、本体側レール6の内側に配設されている。
この配設において、前記前部カム42と前記後部カム52の少なくともいずれか一方が下方回動して本体側レール6に係合している。この係合は段落「0029」、「0030」に記載の係合である。
[カム動作と進退移動]
図5(a)はデュアルソフトクローザ3Aが引戸100が手動で開閉させるニュートラル位置にある状態で示されている。この状態では、前部カム42は前下方に回動して、図3(a)に示す凸部42cが図3(b)に示す係合部61b内に突入したロック状態になっている。図3(c)は前部カム42が係合した状態を示している。
後部カム52も同様に、後下方に回動して図4(a)に示す凸部52cが図4(b)に示す係合部61b内に突入したロック状態になっている。
この状態においては、エアダンパー14は大きく伸長しており、2個の定荷重ばね10,12の帯状ばね11,13は、長く永引き出された状態で巻き戻し方向の強い付勢力を保有している。
図5(a)に示すニュートラル位置にある引戸100をさらに閉じる方向に手動操作すると、デュアルソフトクローザ3Aが引戸100とともに前方移動する。デュアルソフトクローザ3Aの前方移動によって、図5(b)に示すように前部カム42が前部側のトリガー20をキャッチして上方に起こされ、前部カム42の凸部42cが係合部61bから脱してガイド溝62a内に移動する。このようになると、帯状ばね11,13の緊縮(引っ張り力)によって本体側レール6を前方に押し出し、引戸100を自動で閉じ方向に連動させる。このときの前部カム42と後部カム52の向きと位置を図7(b)に示す。2枚の帯状ばね11,13の緊縮(引っ張り力)は強力であるため、重い引戸100も自動で閉じ終えさせる。引戸100の閉じ速度が速いと、引戸100を閉じたときの衝撃音が発生し、引戸100の跳ね返りのおそれがあるのをエアダンパー14が防いでいる。このため、引戸100は静穏低速で自動的に閉じる。このときの前部カム42と後部カム52の向きと位置を図7(c)に示す。
閉じた引戸100を開ける方向に手動操作すると、前部カム42がトリガー2aをキャッチした状態になっており、後部カム52が前後移動自在な状態にあるため、帯状ばね11,13をばね力(付勢力)に抗して強く引き出しながら本体側レール6と前部進退ユニット4を後方移動させる。この後方移動に伴ってピストン軸14bが後退してエアダンパー14を短縮させる。そして、再び、図5(a)及び図7(a)に示す状態になる。
図5(a)に示すニュートラル位置にある引戸100をさらに開く方向に手動操作すると、デュアルソフトクローザ3Aが引戸100とともに後方移動する。デュアルソフトクローザ3Aの後方移動によって、図7(d)に示すように後部カム52が後部側のトリガー21をキャッチして上方に起こされると、後部カム52の凸部52cが係合部61cから脱してガイド溝62a内に移動する。このようになると、図5(a)に示す帯状ばね11,13の緊縮(引っ張り力)によって本体側レール6と前部進退ユニット4を後方に押し戻し、引戸100を自動で閉じ方向に移動させる。このときの前部カム42と後部カム52の向きと位置を図7(e)に示す。
開き終えた引戸100を閉じる方向に手動操作すると、後部カム52がトリガー2bをキャッチした状態になっており、前部カム42が前後移動自在な状態にあるため、帯状ばね11,13をばね力(付勢力)に抗して強く引き出しながら本体側レール6と後部進退ユニット5を前方移動させる。この前方移動に伴ってピストン軸14bが前進してエアダンパー14を伸長させる。そして、再び、図5(a)及び図7(a)に示す状態になる。
[エアの排出音防止]
図8に示すように、シリンダ15の後端部には、エアの吸排気をさせるバルブVが装着されている。シリンダ15の後端部からバルブVの後方には、上端部が開放した角型の小容器部Sが位置している。小容器部S内には、シリンダ14a内からバルブVを通じて強く排出されるエアの排出音が生じないようにする布目の細かい織布又は不織布からなる布材Nが詰められている。
段落番号0039の内容
[第2実施形態に係るデュアルソフトクローザ3B
図9に示す本発明第2実施形態に係るデュアルソフトクローザ3Bの場合も、鴨居側レール2とデュアルソフトクローザ3Bと、引戸吊り具7.9等を備える
このデュアルソフトクローザ1Bの特徴的なところは、1個の定荷重ばね10のリール10aに2本の帯状ばね11,11が重なった状態で巻装されて、この2本の帯状ばね11,11が重なった状態で引き出される点にある。
2枚重ねの帯状ばね11,11は、重ね合わせてあるだけで、接着されている訳ではない。2枚重ねの帯状ばね11,11の後方に向けた先端部は、後部進退ユニット5の1構成部品であるばね取付け部55に装着されている。2枚重ねの帯状ばね11,11を用いると、引戸クローザの横幅内に収まる横幅がある1個の定荷重ばね10でも、30万回以上の使用に耐え、重い引戸の自動開閉も問題無く行える。帯状ばね11,11は、市販の多くの種類の定荷重ばねが持つ帯状ばねの板厚よりも、若干薄い板厚のものが用いられて、巻径が大きくなり過ぎないようにしている。
段落番号0041の内容
油圧式のロータリーダンパー82を用いた点においても第1実施例の場合と異なる。このデュアルソフトクローザ3Bにおいては、本体側レール6の前部両側面と後部両側面には、前後方向に長いガイド長孔62,63(62,63)が設けられている。前枠材41の両外側面の前後2箇所に設けられているガイドローラー43,43がガイド長孔62,62内に配置されて、前枠材41を前後移動可能に支持されている。そして、後枠材51の両外側面の前後2箇所に設けられているガイドローラー44,44がガイド長孔63,63内に配置されて、後枠材51を前後移動可能に支持されている。
図10(a)に示すように、前部カム42は、後下部を前枠材41の両側面にピン10cを介して枢着させて、前枠材41に支持されている。前枠材41は、その両側面に突出する凸部42c,42c、42d,42dを本体側レール6の内側の両側面に設けられたガイド長孔61d,61d内に突入させる方法で支持されている。定荷重ばね10は、支持部材10cを介して、ピン10cに支持されている。
図10(b)に示すように、後部カム52は、前下部を後枠材51の両側面にピン55aを介して枢着させて、後枠材51に支持されている。後枠材51は、その両側面に突出する凸部52c,52c、52d,52dを本体側レール6の内側の両側面に設けられたガイド長孔61d,61d内に突入させる方法で支持されている
ばね取付け部55は、後下部をピン55aに支持させるとともに、両側面に突出する凸部55c,55cをガイド長孔61d,61d内に突入させる方法で支持されている。
ロータリーダンパー82は、後部進退ユニット6を構成する1部品として、後枠材51の内側に取り付けられている。ロータリーダンパー82の駆動軸82aにはピニオンギヤ83が装着されている。前枠材41の内底には、ラックブラケット85aの基部が装着されて、ラックブラケット85aを後方に突出させている。ラックブラケット85aの先端側になる前部はラックギヤ85になっており、ラックギヤ85は常にピニオンギヤ83に噛合した状態にある。
上述した以外の構成と動作は、基本的に第1実施形態の場合と同じである。
段落番号0045の内容
[第3実施形態に係るデュアルソフトクローザ3C
図10に示す第3実施形態に係るデュアルソフトクローザ3Cは、1個の定荷重ばね10に2本の帯状ばね11,11が巻装されたばねと、直線型の油圧ダンパー14Aとが用いられている。なお、この実施形態において前述した各実施形態と共通する箇所は、同一符号が付されている。各ガイド凸部41a,41b、59a、51a,51bの斜線で示す先端部がガイド溝61d内に前後移動自在に支持されている。
この実施形態におけるカム動作、前部進退ユニット4及び後部進退ユニット5の進退動作、本体側レール6の進退動作は、第1実施形態の場合と同様である。
段落番号0046の内容
[第4実施形態に係るデュアルソフトクローザ3D
図11、図12(a)に示す第3実施形態に係るデュアルソフトクローザ3Dは、コイルばね15が用いられている点において、前述した第2実施形態に係るデュアルソフトクローザと違いがある。コイルばね15の先端部は、図12(b)に示すように、前部カム42の後下部に接続され、コイルばね15の後端部は後部カム52の前下部に接続されている。
この実施形態におけるカム動作、前部進退ユニット4及び後部進退ユニット5の進退動作、本体側レール6の進退動作は、第1実施形態の場合と同様である。
本発明は定荷重ばねを用いた点と、定荷重ばねの帯状ばねが複数本引き出されて位置している点に特徴があるため、ダンパーの種類を含めたそれ以外の構造は、各実施形態を適宜組み合わせて変更することも可能である。
本発明に係るデュアルソフトクローザは、建築、建築金物の分野において利用される。
1 鴨居側レール
3A (第1実施形態に係る)デュアルソフトクローザ
3B (第2実施形態に係る)デュアルソフトクローザ
3C (第3実施形態に係る)デュアルソフトクローザ
3D (第4実施形態に係る)デュアルソフトクローザ
4 前部側ユニット
41 前枠材
42 前部カム
5 後部進退ユニット
51 後枠材
52 後部カム
6 本体側レール
10 定荷重ばね
11 帯状ばね
12 定荷重ばね
13 帯状ばね
14 エアダンパー
14a シリンダ
14b ピストン軸
14A 油圧シリンダ
82 油圧ロータリーダンパー
85 ラックギヤ

Claims (6)

  1. 引戸の上端部に装着されて、内側上面にトリガーを設けた鴨居側レール内にローラー走行自在に支持される本体側レールを有し、
    該本体側レールの内側に、前部カムを上下回動自在に軸支した前枠材と、後部カムを上下回動自在に軸支した後枠材とが前後移動自在に配置されて、双方のカムの少なくとも一方が下方回動して前記本体側レール係止した位置にあり、
    前記前枠材と前記後枠材との間に、双方の枠材を互いに引き寄せるばねと、このばねによる引き寄せる速度を減速させるダンパーとが配置され、
    前記引戸を開閉が終わる手前の位置まで手動操作すると、前記双方のカムのいずれか一方が前記トリガーをキャッチして上方回動し、これにより該カムの係止が解除されて、前記本体側レールが前記ばねによる引っ張りと前記ダンパーによる抗力とよって前記引戸を低速で閉じ終え又は開き終えさせる双方向型のソフトクローザであって、
    前記ばねは、定荷重ばねであり、該定荷重ばねのリールから引き出された複数本の帯状ばねが、重ねられた状態で、或いは近接した状態で、前記前枠材と前記後枠材とによって支持されて、前記前部カムと前記後部カムとの間に位置し、且つ前記ダンパーの上方位置にあることを特徴とするデュアルソフトクローザ。
  2. 前記複数本の帯状ばねは、前後に並んで設けられた複数個の定荷重ばねのリールから、1本又は複数本が引き出されている、請求項1に記載のデュアルソフトクローザ。
  3. 前記複数本の帯状ばねは、前記リールに重ね合わされて巻装されて、重ね合わされた状態で引き出されている、請求項1又は2に記載のデュアルソフトクローザ。
  4. 前記ダンパーは、シリンダとピストンロッドを備えた直線型の流体ダンパーであり、該シリンダが前記後枠材に取り付けられ、前記ピストンロッドの先端部が前記前枠材の後部に取り付けられている、請求項1乃至3のいずれかの項に記載のデュアルソフトクローザ。
  5. 前記ダンパーは、エアダンパーであり、
    該エアダンパーのシリンダ後端部に設けられているバルブのエア吸排出孔の出入口に接する外側に、エア排出音の発生を防ぐ布材が押し当てられており、該布材は前記シリンダの後端部に設けられた小容器部内に後方から押さえられた状態で詰められている請求項4に記載のデュアルソフトクローザ。
  6. 前記ダンパーは、前記後枠材に取り付けられた油圧ロータリーダンパーと、該油圧ロータリーダンパーの駆動軸に装着されているピニオンギヤと、前記前枠材から後方に長く突出するラックギヤとが組み合わされて構成され、
    前記ピニオンギヤと前記ラックギヤとは噛合した状態にあり、
    前記ばねの引き寄せによる該ラックギヤの後方移動の速度が、前記油圧ロータリーダンパーによって減速される、請求項1乃至3のいずれかの項に記載のデュアルソフトクローザ。
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