JP6333549B2 - 光誘導による風味劣化の抑制された飲料 - Google Patents
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Description
(1)ホップ成分のオキシダーゼ反応産物と、イソα酸およびα酸から選択される少なくとも一つの風味成分とを含んでなる、光誘導による風味劣化の抑制された飲料。
(2)3−メチル−2−ブテン−1−チオールの含有量が30ppt未満である、(1)に記載の飲料。
(3)前記3−メチル−2−ブテン−1−チオールの含有量が、上記飲料を50000ルクスの日照条件下で10時間保管した後の含有量である、(2)に記載の飲料。
(4)光誘導による風味劣化の抑制された飲料が、光透過性容器充填飲料である、(1)〜(3)のいずれかに記載の飲料。
(5)上記オキシダーゼがポリフェノールオキシダーゼである、(1)〜(4)のいずれかに記載の飲料。
(6)上記ホップ成分が、ホップまたはその一部、ホップ破砕物、ホップペレット、ホップエキスおよびα酸含有画分から選択される少なくとも一つの原料から調製されるものである、(1)〜(5)のいずれかに記載の飲料。
(7)ビールテイスト飲料である、(1)〜(6)のいずれかに記載の飲料。
(8)上記光誘導による風味劣化の抑制が日光臭の抑制である、(1)〜(7)のいずれかに記載の飲料。
(9)ホップ成分のオキシダーゼ反応産物を含んでなる、飲料における光誘導による風味劣化の抑制剤。
(10)3−メチル−2−ブテン−1−チオールの発生を抑制するための、(9)に記載の抑制剤。
(11)日光臭抑制剤である、(9)または(10)に記載の抑制剤。
(12)ホップ成分のオキシダーゼ反応産物を飲料中に含有させる工程を含んでなる、(1)〜(8)のいずれかに記載の飲料の製造方法。
(13)ホップ成分のオキシダーゼ反応産物を飲料中に含有させる工程を含んでなる、光誘導による飲料の風味劣化の抑制方法。
本発明の光誘導による風味劣化の抑制された飲料は、ホップ成分のオキシダーゼ反応産物を含んでなることを特徴としている。
また、本発明において、酵素反応の時間の上限は、好ましくは24時間であり、より好ましくは12時間であり、さらに好ましくは4時間である。酵素反応の時間の下限は、好ましくは5分であり、より好ましくは1時間である。
なお、上記酵素反応の具体的な条件は、ホップ成分の抽出条件に適用することができる。
本発明の飲料は、ホップ成分のオキシダーゼ反応産物を飲料中に含有させることにより製造することができる。
本発明に用いられる飲料が発酵麦芽飲料である場合には、少なくとも水、麦芽、およびホップを含んでなる発酵前液を発酵させることにより製造することができる。すなわち、麦芽、ホップ等の醸造原料から調製された麦汁(発酵前液)に発酵用ビール酵母を添加して発酵を行い、所望により発酵液を低温にて貯蔵した後、ろ過工程により酵母を除去することにより、発酵麦芽飲料を製造することができる。
また、本発明において、ホップ成分のオキシダーゼ反応産物は、上述の通り、光誘導による飲料の風味劣化の抑制するための有効成分として用いられる。したがって、本発明の別の態様によれば、ホップ成分のオキシダーゼ反応産物を有効成分として含有する、光誘導による風味劣化の抑制剤が提供される。また、本発明の別の好ましい態様によれば、光誘導による風味劣化の抑制剤は、3−メチル−2−ブテン−1−チオールの発生を抑制するために用いられる。また、本発明の別のより好ましい態様によれば、光誘導による風味劣化の抑制剤は、日光臭の抑制剤である。また、本発明の別の態様によれば、光誘導による風味劣化の抑制剤としての、ホップ成分のオキシダーゼ反応産物の使用が提供される。また、本発明のさらに別の態様によれば、光誘導による風味劣化の抑制剤の製造における、ホップ成分のオキシダーゼ反応産物の使用が提供される。
麦汁(仕込時の麦芽使用比率100%:糖度12度〜14度)を、煮沸強度一定でかつ60分間での蒸発率が10%となるように電気ヒーターを用いて加温煮沸した。次に、加熱煮沸した麦汁を90℃で60分静置させた(ワールプール(沈殿物除去槽)静置を想定した)。次に、得られた麦汁をろ紙でろ過し、氷水で冷却させた。次に、冷却した麦汁(酵母添加前原料液)にビール酵母を添加し、12℃で1週間主発酵を行い、さらに4日間後発酵を行なって試飲用サンプル(ビール)を得た。
なお、試飲用サンプルの製造工程ではホップを添加した。ここで、ホップは、ドイツ産ハラタウトラディション種(ドイツHVG社より購入)およびチェコザーツ種(チェコBHC社より購入)を各1g/Lづつ使用した。
また、ホップは、煮沸開始時の麦汁、または、煮沸後に冷却した12℃の酵母添加前原料液のいずれかに添加した。その結果、試飲用サンプルとして、ホップ煮沸処理のあるサンプルと、ホップ煮沸処理のないサンプルの2種類を得た。
ホップ煮沸処理のあるサンプルでは、高い濃度の3MBTを検出された。ホップ煮沸処理のあるサンプルでは、非特許文献1に記載のように、ホップ中のα酸が煮沸により異性化してイソα酸が生成され、さらに光照射によってイソα酸から3MBTが生成されたものと考えられる。
一方、α酸からイソα酸への異性化を伴わない、ホップ煮沸処理のないサンプルにおいても、35ng/L(35ppt)の3MBTが検出された。このことから、3MBTは、α酸自体からも生成される可能性のあることが示唆された。
ホップとして日本産キリン2号種(岩手県遠野ホップ農協産)またはドイツ産ペルレ種(ドイツHVG社より購入)を用意した。次に、ホップに10〜50倍の水を加えた後、ホップ重量当り0.05%になるようポリフェノールオキシダーゼ(ラッカーゼY120;アマノエンザイム社製)を加えた。次に、得られた混合液を40〜60℃で60〜240分加熱処理し、さらに70〜100℃で加熱して酵素を失活させた。得られた酵素処理液をろ紙でろ過し、液状の「ホップ成分オキシダーゼ反応産物」を得た。
また、比較対照として、市販のビール製品(ホップ成分オキシダーゼ反応産物なし)についても光照射を行ったサンプルおよび光照射を行わなかったサンプルを用意し、3MBTの濃度を測定した。
ビール製品10mlに1mlの3N塩酸を加え、さらに20mlのイソオクタンを加えて振とうした。得られた溶液を静置し、水溶層とイソクタン有機溶媒層の2層に分離させ、イソオクタン有機溶媒層から10mlを採取した。次に、イソオクタン有機溶媒層における275nmの吸光度を測定し、これに50を乗じたものを苦味価とした。
ホップ成分オキシダーゼ反応産物を添加したサンプルでは、ホップ成分オキシダーゼ反応産物なしのサンプルに比べ、ホップ品種によらず3MBTの生成が大幅に抑制されていた。
4:日光臭を感じる
3:やや日光臭を感じる
2:日光臭をほとんど感じない
1:日光臭を全く感じない
試験例2に記載の方法により得られたホップオキシダーゼ反応産物(ホップ:ドイツ産ペルレ種)100μLまたは400μLを市販のビール製品(苦味価20)に対して添加した。次に、得られたサンプルに対して30000ルクスの日照条件下で20時間光照射を行った。
ホップ成分オキシダーゼ反応産物なしの試料の3MBTを1とした時、ホップオキシダーゼ反応産物の添加量が100μLの場合には0.26、400μLの場合には0.12であった。ホップ成分オキシダーゼ反応産物の添加量の低下に伴い、日光臭原因物質3MBTの低下が確認された。
3MBT低減効果の有するホップ成分同定のため以下の実験を行った。
ホップのα酸画分(「Alpha Foam」:スタイナー社製)に100倍量の水を加え、さらに、α酸画分重量当り0.005%になるようポリフェノールオキシダーゼ(ラッカーゼY120;アマノエンザイム社製)を加えた。得られた混合液を室温で12時間攪拌し酵素処理を行った。得られた反応液を100℃3分で処理して酵素を失活させたのち、室温まで冷却した。次に、得られた飯能駅をポアサイズ0.8μmのメンブランフィルターでろ過し、「α酸画分オキシダーゼ反応産物」を得た。
ホップドイツ産ポラリス種(ドイツHVG社より購入)に25倍量の水を加えて65℃で30分抽出し、得られた抽出液をろ紙でろ過した。得られたろ液にホップ重量当り0.05%になるようポリフェノールオキシダーゼ(ラッカーゼY120;アマノエンザイム社製)を加えた。次に、得られた混合液を室温で12時間攪拌し酵素処理を行った。得られた反応液を100℃3分で加熱して酵素を失活させた。得られた酵素処理液を室温まで冷却し、ポアサイズ0.8μmのメンブランフィルター(DISMIC−25CS;ADVANTEC社製)でろ過し、「ホップ成分オキシダーゼ反応産物」を得た。
α酸画分オキシダーゼ反応産物を添加したサンプル、およびホップ成分オキシダーゼ反応産物を添加したサンプルはいずれも、オキシダーゼ反応産物なしのサンプルと比較して、著しく低い3MBT濃度を示した。
Claims (11)
- ホップ成分のポリフェノールオキシダーゼ反応産物と、イソα酸およびα酸から選択される少なくとも一つの風味成分とを含んでなる、光透過性容器充填飲料。
- 3−メチル−2−ブテン−1−チオールの濃度が30ppt未満である、請求項1に記載の飲料。
- 3−メチル−2−ブテン−1−チオールの濃度が20ppt以下である、請求項1に記載の飲料。
- 光誘導による風味劣化の抑制のための、請求項1〜3に記載の飲料。
- 前記光透過性容器充填飲料が、380nm以上750nm以下の光を透過する容器である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の飲料。
- 前記光透過性容器充填飲料が、380nm以上750nm以下の光を50%以上透過する容器である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の飲料。
- 前記ホップ成分が、ホップまたはその一部、ホップ破砕物、ホップペレット、ホップエキスおよびα酸含有画分から選択される少なくとも一つの原料から調製されるものである、請求項1〜6のいずれか一項に記載の飲料。
- ビールテイスト飲料である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の飲料。
- ホップ成分のポリフェノールオキシダーゼ反応産物を含んでなる、飲料における光誘導による風味劣化の抑制剤であって、
前記飲料が、イソα酸およびα酸から選択される少なくとも一つの風味成分を含んでなる、剤。 - 3−メチル−2−ブテン−1−チオールの発生を抑制するための、請求項9に記載の抑制剤。
- ホップ成分のポリフェノールオキシダーゼ反応産物を飲料中に含有させる工程を含んでなる、飲料における光誘導による風味劣化の抑制方法であって、
前記飲料が、イソα酸およびα酸から選択される少なくとも一つの風味成分を含んでなる、方法。
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