JP6333017B2 - プログラム及び画像処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プログラム及び画像処理装置に関する。
近年、近接無線通信(非接触通信)の1つであるNFC(Near Field Communication)が様々な分野で普及している。NFCは通信距離が非常に短く、通信を行う機器同士を数cm以内に近づけると無線リンクが接続され、遠ざけると無線リンクが切断されるよう制御される。
このようにNFCを搭載した機器同士では、お互いに近づけるだけで通信を行うことが可能となる。そのためNFCは、ユーザが様々なサービスを簡単に利用するための便利な手段を提供できるものとして、様々な分野で注目を集め、実用化されている。
例えば印刷システムにNFCを適用することで、NFCタグを備えた画像形成装置と、NFCタグリーダ/ライタを備えた携帯端末を用いて、ユーザの携帯端末と画像形成装置が通信することで、その詳細なステータスを簡単に知ることができる。
この場合、まず画像形成装置は自身のNFCタグに自身のステータス情報を書き込む。ユーザが画像形成装置のNFCタグに携帯端末を近付けると、携帯端末はNFCタグリーダ/ライタにより、画像形成装置のNFCタグから画像形成装置のステータス情報を読み取る。
携帯端末は読み取った画像形成装置のステータスを自身のディスプレイに表示し、それを見たユーザは画像形成装置のステータスを知ることができる。こうした技術に関連して、画像形成装置のステータスをICタグに書きこむ技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
上述した印刷システムにおいて、ユーザがNFCを用いたタッチ操作により画像形成装置のステータスを取得して携帯端末に表示させて確認したとする。そのとき、何らかのエラーで印刷が一時停止している場合、ユーザはその場で画像形成装置に対してエラーリカバリー等の指示を行いたいということが考えられる。
特開2005−140896号公報
しかしながら、従来の技術では、NFCを用いたタッチ操作により画像形成装置のステータスを取得して携帯端末に表示させることはできるが、それと同様のタッチ操作により画像形成装置のステータスに応じた処理を指示することはできなかった。
そのため、例えばユーザはホストPCの専用アプリケーションにより画像形成装置にエラースキップ等の指示を行うなど、タッチ操作とは別の操作を行う必要があり、手間になっていた。
本発明の目的は、NFCによるタッチ操作などに不慣れなユーザであっても、迷いなく操作を行うことを可能としたプログラム及び画像処理装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のプログラムは、NFCタグを有する画像処理装置と近接無線通信を行う通信端末のコンピュータに、前記画像処理装置へ前記通信端末を近づけることをユーザに促す画面を表示部に表示する第1の表示制御工程と、前記NFCタグと近接無線通信が可能となったことをトリガーとして、前記NFCタグの所定の領域に記憶された所定の情報を取得する取得工程と、前記取得工程で取得した前記所定の情報に従い、前記画像処理装置へ前記通信端末を近づけることをユーザに促すための通知と、前記画像処理装置の状態に関する情報と、ユーザの操作を受け付ける表示アイテムとを少なくとも含む画面を前記表示部に表示する第2の表示制御工程と、前記表示アイテムを選択するユーザの操作を受け付けたことに従い、前記画像処理装置に送信すべき処理内容を示す情報を決定する決定工程と、前記決定工程で前記処理内容を示す情報を決定した後に、前記NFCタグと近接無線通信が可能となったことを少なくとも一つのトリガーとして、前記NFCタグの前記所定の領域とは異なる領域に前記処理内容を示す情報を書き込む書き込み工程と、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、NFCによるタッチ操作などに不慣れなユーザであっても、迷いなく操作を行うことが可能となる。
本実施の形態に係る画像形成装置と、携帯端末を含む印刷システムの概略構成を示す図である。 図1におけるモバイル端末の概略構成を示す図である。 図1におけるデバイスの概略構成を示す図である。 図1におけるモバイル端末とデバイスとで利用されるステータスとコマンドとを対応させたテーブルを示す図である。 メモリマップを示す図である。 図1におけるモバイル端末の表示部に表示される各画面を示す図である。 図7(A)は、図3におけるデバイスのCPUにより実行されるステータス更新処理の手順を示すフローチャートであり、図7(B)は、図3におけるデバイスのCPUにより実行されるコマンド実行処理の手順を示すフローチャートである。 図2におけるモバイル端末のCPUにより実行される制御アプリ処理の手順を示すフローチャートである。 図2におけるモバイル端末のCPUにより実行されるコマンド記憶処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
図1は、本実施の形態に係る画像形成装置(以下、「デバイス」という)103と、携帯端末(以下、「モバイル端末」という)102を含む印刷システム100の概略構成を示す図である。
図1において、デバイス103とモバイル端末102は、NFCで近距離通信が可能となっている。ユーザ101は、モバイル端末102とデバイス103とのNFCによる通信により、デバイス103に後述する各種指示などを行うことができる。
図2は、図1におけるモバイル端末102の概略構成を示す図である。
図2において、モバイル端末102は、CPU201、RAM202、HDD203、操作部インタフェース204、LANインタフェース207、USBインタフェース208、表示部インタフェース209、NFCインタフェース211、操作部206、表示部210、及びNFCタグリーダ/ライタで構成される。
このうち、CPU201、RAM202、HDD203、操作部インタフェース204、LANインタフェース207、USBインタフェース208、表示部インタフェース209、及びNFCインタフェース211は、システムバス205に接続されている。
CPU201は、モバイル端末102全体を制御するプロセッサである。RAM202は、CPU201が動作するためのシステムワークメモリであり、プログラムを記憶するためのプログラムメモリとして使用される。HDD203はデータ記憶領域である。
操作部インタフェース204は、ユーザの各種操作を受け付ける操作部206とのインターフェース部で、操作部206からの入力信号を受け付ける。また、操作部206からユーザが入力した情報を、CPU201に伝える。
表示部インタフェース209は、ユーザに各種情報を表示する表示部210とのインターフェース部で、CPU201の制御に応じて表示部210への出力信号を出力する。
LANインタフェース207は、無線LANを含むLANに接続するための機能ユニットであり、LANを介して他の機器と通信を行うために使用される。
USBインタフェース208は、USBにより他の機器に接続するための機能ユニットで、USBを介して他の機器と通信を行うために使用される。
NFCタグリーダ/ライタ212は、近距離で通信可能な電磁界を発生させて、NFCを搭載した機器同士で近接無線通信を可能にする。本実施の形態において、NFCタグリーダ/ライタ212はRFIDリーダー/ライターとする。
NFCインタフェース211は、NFCタグリーダ/ライタ212とのインターフェース部で、CPU201の制御に応じてNFCタグリーダ/ライタ212への信号を出力する。
また、NFCタグリーダ/ライタ212からの信号を受け付け、それをCPU201に伝える。
図3は、図1におけるデバイス103の概略構成を示す図である。
図3において、デバイス103は、コントローラユニット313、NFCタグ308、及びプリンタ314で構成される。
コントローラユニット313は、プリンタ314とNFCタグ308と接続する。コントローラユニット313は、画像出力デバイスとして機能するプリンタ314と接続することで、プリンタ314との画像データなどの入出力を行う。
NFCタグ308は、近距離でのみ通信可能な電磁界を発生させて、NFCを搭載した機器同士で近接無線通信を可能にする。本実施の形態において、NFCタグ308はICタグとする。
また、コントローラユニット313は、CPU301、FlashROM302、RAM303、NVMEM304、USBインタフェース306、ImageBusインタフェース307、LANインタフェース311、NFCインタフェース315、プリンタインタフェース310、及び画像処理部309で構成される。
また、CPU301、FlashROM302、RAM303、NVMEM304、USBインタフェース306、ImageBusインタフェース307、LANインタフェース311、及びNFCインタフェース315はシステムバス305で接続される。
一方、プリンタインタフェース310、及び画像処理部309は、イメージバス312で接続される。
CPU301は、デバイス103全体を制御するプロセッサである。FlashROM302は書き換え可能な不揮発性メモリであり、デバイス103を制御するための各種制御プログラムが記憶される。
RAM303は、CPU301が動作するためのシステムワークメモリであり、プログラムを記憶するためのプログラムメモリや、画像データを一時記憶するための画像メモリでもある。
NVMEM304は不揮発性のメモリであり、設定情報等を記憶する。USBインタフェース306は、USBにより他の機器に接続するための機能ユニットであり、USBを介して他の機器と通信を行うために使用される。
LANインタフェース311は、無線LANを含むLANに接続するための機能ユニットであり、LANを介して他の機器と通信を行うために使用される。
NFCインタフェース315は、NFCタグ308とのインターフェース部であり、CPU301の制御に応じてNFCタグ308への信号を出力する。
ImageBusインタフェース307は、システムバス305と画像データを高速で転送するイメージバス312とを接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。このイメージバス312は、PCIまたはIEEE1394により画像データを転送する。
プリンタインタフェース310は、プリンタ314とコントローラユニット313を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換やデータのやりとりを行う。
画像処理部309は、画像データに対し補正、加工、編集を行ったり、プリンタ314で印刷する画像データに対して、プリンタの補正、解像度変換等を行う。
さらに、画像処理部309は、画像データの回転や、多値画像データに対してはJPEG、2値画像データはJBIG、MMR、MH等の圧縮伸張処理を行う。
プリンタ314は、ラスタイメージデータが示す画像を記録紙などの記録媒体に印刷する。印刷方式は、感光体ドラムや感光体ベルトを用いた電子写真方式である。
図4は、図1におけるモバイル端末102とデバイス103とで利用されるステータスとコマンドとを対応させたテーブル600を示す図である。
モバイル端末102は、このテーブル600をHDD203に記憶している。デバイス103は、このテーブル600をFlashROM302に記憶している。
テーブル600は、「ステータス値」、「ステータス情報」、「コマンド値」、及び「デバイスが行う処理」で構成される。
ステータス値は、デバイス103の状態を示すとともに、ステータス情報に対応し、それらを識別するための一意的な値である。ステータス情報は、画像形成装置のステータスを示す。本実施の形態では、用紙なしやトナー切れなどのエラー情報や、印刷中などの実行中の処理がステータスとなっている。
コマンド値は、ステータス情報が示すステータス時に指示されるコマンドを示す値であり、1つのステータス情報に1つ以上設けらる。例えば、ステータス情報が印刷前用紙不一致を示す場合は、コマンド値は2つ設けられているが、ステータス情報がクリーニング中の場合は1つだけ設けられている。
デバイスが行う処理は、コマンド値に対応して設けられ、当該コマンド値の場合のデバイスが行う処理を示している。
図5は、メモリマップを示す図である。
図5(A)は、図1におけるデバイス103のNFCタグ308のメモリマップを示す図である。
図5(A)において、メモリマップには、受信ステータス領域403、受信コマンド領域401、及びデバイスステータス領域402が示されている。
受信コマンド領域401は、第2記憶領域に対応し、モバイル端末102がNFC経由でデバイス103に実行させるコマンドに対応する図4で示したコマンド値を記憶させる領域である。
例えば印刷をキャセルしたいときは、モバイル端末102は、受信コマンド領域401にコマンド値「202」を記憶させる。
デバイスステータス領域402、第1記憶領域に対応し、図4で示したステータス値がデバイス103により記憶される領域である。モバイル端末102は、NFC経由で受信ステータス領域403からステータス値を取得できる。例えばステータス情報が印刷中のときは、デバイス103は、デバイスステータス領域402に「113」を記憶する。
また、モバイル端末102がデバイスステータス領域402から取得したステータス値により、モバイル端末102は、後述するようにステータス値に対応する画面を表示部210に表示する。
受信ステータス領域403は、第3記憶領域に対応し、モバイル端末102が表示部210に表示している画面に対応するステータス値が、モバイル端末102により記憶される領域である。
モバイル端末102は、上述した受信コマンド領域401にコマンド値を記憶させる際に、受信ステータス領域403にもステータス値を記憶させる。
例えばモバイル端末102の表示部210に表示している画面に対応するステータス情報が印刷中の場合は、モバイル端末102は受信ステータス領域403に「113」を記憶させる。
図5(B)は、図1におけるモバイル端末102のRAM202のメモリマップを示す図である。
図5(B)において、メモリマップには、送信ステータス領域503、送信コマンド領域501、及びプログラムワーク領域502が示されている。
送信コマンド領域501は、モバイル端末102が、図4で示したコマンド値を記憶する領域である。
例えば、デバイス103に印刷をキャンセルさせたいときは、モバイル端末102は送信コマンド領域501に「202」を記憶する。
プログラムワーク領域502は、CPU201を制御するために実行するプログラムをロードするための領域である。モバイル端末102の電源が投入された後、HDD203から読み出されたプログラムがこの領域に記憶される。
送信ステータス領域503は、モバイル端末102がNFC経由でデバイス103のデバイスステータス領域402から取得したステータス値を記憶する領域である。
例えばデバイス103から取得したステータス値が印刷中を示す「113」の場合は、モバイル端末102は、送信ステータス領域503に「113」を記憶する。
図6は、図1におけるモバイル端末102の表示部210に表示される各画面を示す図である。
図6(A)は、初期画面を示す図である。
図6(A)に示される初期画面は、モバイル端末102で動作するデバイス103を制御するためのデバイス制御アプリが起動した際に表示される。
ユーザは、デバイス103のステータスを知るために、モバイル端末102のNFCタグリーダ/ライタ212をデバイス103のNFCタグ308に近付けてタッチする。
図6(B)は、ステータス情報が印刷中の場合に表示される画面を示す図である。
ユーザは、印刷をキャンセルしたい場合には、印刷をキャンセルするための印刷キャンセルボタン1302を押下する。
図6()は、ステータス情報がトナー切れの場合に表示される画面を示す図である。
ユーザは、印刷を継続したい場合には、印刷を継続するための印刷継続ボタン1301を押下し、印刷をキャンセルしたい場合には、印刷キャンセルボタン1302を押下する。
このように、本実施の形態では、モバイル端末102から印刷を継続したり、キャンセルしたりすることができる。
図7(A)は、図3におけるデバイス103のCPU301により実行されるステータス更新処理の手順を示すフローチャートである。
図7(A)に示されるステータス更新処理は、デバイス103が稼働中は常に実行されている処理である。
図7(A)において、デバイス103のステータスの変化をポーリングすることで、ステータスに変化があれば(ステップS701でYES)、NFCタグ308のデバイスステータス領域402に変化後のステータスを示すステータス値を記憶して(ステップS702)、本処理を終了する。このステップS702は、デバイス103の状態を示すステータス値を、モバイル端末102にNFC通信で取得させるためにデバイスステータス領域402に記憶する記憶手段(他の記憶手段)に対応する。
例えばデバイス103のステータスが印刷中からジャムに変化した場合は、デバイスステータス領域402のステータス値は「113」から「115」となる。
図7(B)は、図3におけるデバイス103のCPU301により実行されるコマンド実行処理の手順を示すフローチャートである。
図7(B)において、NFCタグ308の受信コマンド領域401をポーリングすることで、受信コマンド領域401の値が「00」か否か判別する(ステップS801)。この「00」は、モバイル端末102からNFC経由でコマンドに対応する処理の実行が指示されていないことを示す値である。上記ステップS801は、モバイル端末102がデバイス103に行わせる処理を実行させるためのコマンド値がNFC通信により記憶される受信コマンド領域401に、コマンド値が記憶されているか否か判別する判別手段に対応する。
受信コマンド領域401の値が「00」以外となると(ステップS701でNO)、受信ステータス領域403の値とデバイスステータス領域の値とが等しいか否か判別する(ステップS802)。
このステップS802は、NFC経由でコマンドに対応する処理の実行が指示されたときの、モバイル端末102の表示部210に表示中のステータスと、デバイス103の実際のステータスが等しいか否かを確認するための処理である。
これらが等しければ、ユーザがモバイル端末102を用いてNFC経由でデバイス103のステータスを確認してからコマンドに対応する処理の実行を指示するまでの間に、デバイス103のステータスは変化していないことが確認できる。
一方、これらが等しくなければ、ユーザがモバイル端末102を用いてNFC経由でデバイス103のステータスを確認してからコマンドに対応する処理の実行を指示するまでの間に、デバイス103のステータスが変化したことが確認できる。
そこで、受信ステータス領域403の値とデバイスステータス領域の値とが等しい場合には(ステップS802でYES)、図3で示したテーブルを用いて、受信コマンド領域401の値に対応するデバイスが行う処理を選択する(ステップS803)。
そして、ステップS803で選択された処理を実行し(ステップS804)、受信コマンド領域401に「00」を記憶して(ステップS805)、本処理を終了する。上記ステップS804は、受信コマンド領域401にコマンド値が記憶されていると判別された場合に(ステップS802でYES)、コマンド値に対応した処理を実行する実行手段に対応する。
また、上記処理に示されるように、本実施の形態では、デバイスステータス領域402に記憶されたステータス値と、受信ステータス領域403に記憶されたステータス値とが等しい場合に、コマンド値に対応した処理を実行し、デバイスステータス領域402に記憶されたステータス値と、受信ステータス領域403に記憶されたステータス値とが等しくない場合には、コマンド値に対応した処理を実行しない。これは、ステータス値が等しくない場合には、適切な処理が実行できない可能性が高いためである。
一方、受信ステータス領域403の値とデバイスステータス領域の値とが等しくない場合には(ステップS802でNO)、デバイス103のステータスが変化しているので、コマンドを無視して、受信コマンド領域401に「00」を記憶して(ステップS805)、本処理を終了する。
図8は、図2におけるモバイル端末102のCPU201により実行される制御アプリ処理の手順を示すフローチャートである。
この制御アプリ処理は、図6(A)で示した初期画面が表示された後に実行される処理である。
図8において、デバイス103のNFCタグ308が検知されると(ステップS901でYES)、送信コマンド領域501の値が「00」か否か判別する(ステップS902)。この「00」は、ユーザがデバイス103のステータスを確認をしたいことを示す値である。
ステップS902の判別の結果、送信コマンド領域501の値が「00」ではない場合には(ステップS902でNO)、デバイス103のNFCタグ308のデバイスステータス領域402のステータス値を取得する(ステップS903)。上記ステップS903は、デバイス103とNFC通信が可能となると、デバイス103に予め設けられたデバイス103の状態を示すステータス値が記憶されたデバイスステータス領域402から、ステータス値を取得するステータス値取得手段に対応する。
そして取得したステータス値をモバイル端末102のRAM202の送信ステータス領域503に記憶する(ステップS907)。
次いで、送信ステータス領域503に記憶したステータス値に対応する画面を表示部210に表示して(ステップS904)、本処理を終了する。このステップS904は、取得されたステータス値に対応する画面を表示部210に表示する表示手段に対応する。
一方、ステップS902の判別の結果、送信コマンド領域501の値が「00」の場合には(ステップS902でYES)、ユーザがデバイス103にコマンドに対応する処理の実行を指示しているので、RAM202の送信ステータス領域503の値を、デバイス103のNFCタグ308の受信ステータス領域403に記憶させる(ステップS908)。このステップS908は、表示部210に表示された画面からのユーザの指示により、デバイス103に行わせる処理を実行させるためのコマンド値をデバイス103に予め設けられた受信コマンド領域401に記憶させる記憶手段に対応する。
さらに、RAM202の送信コマンド領域501の値を、デバイス103のNFCタグ308の受信コマンド領域401に記憶させる(ステップS905)。このように、本実施の形態では、取得されたステータス値を、デバイス103に予め設けられた受信ステータス領域403にさらに記憶させるようになっている。
そして、送信コマンド領域501に「00」を記憶して(ステップS906)、本処理を終了する。
図9は、図2におけるモバイル端末102のCPU201により実行されるコマンド記憶処理の手順を示すフローチャートである。
このコマンド記憶処理は、モバイル端末102が図6(B)(C)で示したような画面表示を行っている状態で、ユーザによりモバイル端末102の画面のボタン操作が行われた場合の処理である。また、以下の説明では、不図示のボタンも用いられているが、これらのボタンに対応するコマンドは図4のテーブル600に示されている。
図9において、印刷継続ボタンが押下されたか否か判別する(ステップS1001)。ステップS1001の判別の結果、印刷継続ボタンが押下された場合には(ステップS1001でYES)、ユーザがデバイス103に対して印刷継続の実行を指示しているので、送信コマンド領域501に「201」を記憶して(ステップS1002)、本処理を終了する。
一方、ステップS1001の判別の結果、印刷継続ボタンが押下されていない場合には(ステップS1001でNO)、印刷キャンセルボタンが押下されたか否か判別する(ステップS1003)。
ステップS1003の判別の結果、印刷キャンセルボタンが押下された場合には(ステップS1003でYES)、ユーザがデバイス103に対して印刷キャンセルの実行を指示しているので、送信コマンド領域501に「202」を記憶して(ステップS1004)、本処理を終了する。
一方、ステップS1003の判別の結果、印刷キャンセルボタンが押下されていない場合には(ステップS1003でNO)、クリーニング実行ボタンが押下されたか否か判別する(ステップS1005)。
ステップS1005の判別の結果、クリーニング実行ボタンが押下された場合には(ステップS1003でYES)、ユーザがデバイス103に対してクリーニングの実行を指示しているので、送信コマンド領域501に「203」と記憶して(ステップS1006)、本処理を終了する。
一方、ステップS1005の判別の結果、クリーニング実行ボタンが押下されていない場合には(ステップS1005でNO)、クリーニングキャンセルボタンが押下されたか否か判別する(ステップS1007)。
ステップS1007の判別の結果、クリーニングキャンセルボタンが押下された場合には(ステップS1007でYES)、ユーザがデバイス103に対してクリーニングキャンセルの実行を指示しているので、送信コマンド領域501に「204」を記憶して(ステップS1008)、本処理を終了する。
一方、ステップS1007の判別の結果、クリーニングキャンセルボタンが押下されていない場合には(ステップS1007でNO)、キャリブレーション中止ボタンが押下されたか否か判別する(ステップS1009)。
ステップS1009の判別の結果、キャリブレーション中止ボタンが押下された場合には(ステップS1009でYES)、ユーザがデバイス103に対してキャリブレーション中止の実行を指示しているので、送信コマンド領域501に「205」を記憶して(ステップS1010)、本処理を終了する。
一方、ステップS1009の判別の結果、キャリブレーション中止ボタンが押下されていない場合には(ステップS1009でNO)、ボタンは何も押下されなかったとして、ステップS1001に戻る。
なお、ユーザがいずれのボタンも押下することなく再びモバイル端末102をデバイス103にタッチすると、ステップS1001,1003,1005,1007,1009の全ての判別結果がNOとなる。
従って、ユーザがモバイル端末102をデバイス103にタッチしたときは、送信コマンド領域501の値は「00」のままである。
この場合、送信コマンド領域の値が「00」か否か判別する図8のステップS902の判定結果はYESとなり、モバイル端末102は再びデバイス103のステータスを取得し、表示部210にそのステータスを表示することとなる。
このように、本実施の形態では、デバイス103に行わせる処理は、印刷を継続する処理、印刷をキャンセルする処理、デバイス103が有する感光ドラムをクリーニングする処理、前記クリーニングをキャンセルする処理、及びキャリブレーションを中止する処理の少なくとも1つを含む。
本実施の形態によれば、デバイス103の状態を示すステータス値を取得し(ステップS903)、ステータス値に対応する画面を表示部に表示する(ステップS904)。そして、表示された画面からのユーザの指示により、デバイス103に行わせる処理を実行させるためのコマンド値をデバイス103に予め設けられた受信コマンド領域に記憶させる。
その結果、ユーザは、画像形成装置のそれぞれのステータスに応じた指示を行うことが可能となるので、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、モバイル端末102により、コマンド値とともに記憶されたステータス値と、デバイスステータス領域402のステータス値が等しくない場合には、処理を実行しないので、不適切な処理の実行を回避することができる。
(他の実施の形態)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
100 印刷システム
102 モバイル端末
103 デバイス
201,301 CPU
202,303 RAM
203 HDD
210 表示部
212 NFCタグリーダ/ライタ
302 FlashROM
304 NVMEM
308 NFCタグ
314 プリンタ

Claims (4)

  1. NFC(Near Field Communication)タグを有する画像処理装置と近接無線通信を行う通信端末のコンピュータに、
    前記画像処理装置へ前記通信端末を近づけることをユーザに促す画面を表示部に表示する第1の表示制御工程と、
    前記NFCタグと近接無線通信が可能となったことをトリガーとして、前記NFCタグの所定の領域に記憶された所定の情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程で取得した前記所定の情報に従い、前記画像処理装置へ前記通信端末を近づけることをユーザに促すための通知と、前記画像処理装置の状態に関する情報と、ユーザの操作を受け付ける表示アイテムとを少なくとも含む画面を前記表示部に表示する第2の表示制御工程と、
    前記表示アイテムを選択するユーザの操作を受け付けたことに従い、前記画像処理装置に送信すべき処理内容を示す情報を決定する決定工程と、
    前記決定工程で前記処理内容を示す情報を決定した後に、前記NFCタグと近接無線通信が可能となったことを少なくとも一つのトリガーとして、前記NFCタグの前記所定の領域とは異なる領域に前記処理内容を示す情報を書き込む書き込み工程と、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
  2. 前記取得工程で前記所定の情報を取得したことに従い、前記所定の情報に対応する情報であって、前記所定の情報を取得した際の前記画像処理装置のステータスを示す情報を前記通信端末が有する記憶部に記憶させる記憶工程を更に前記コンピュータに実行させ、
    前記書き込み工程では、前記NFCタグの前記異なる領域へ、前記処理内容を示す情報に加えて前記ステータスを示す情報を書き込むことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記画像処理装置は、印刷手段を有するプリンタであることを特徴とする請求項1又は2に記載のプログラム。
  4. 前記処理内容は、印刷を継続する処理、印刷をキャンセルする処理、前記画像処理装置が有する感光ドラムをクリーニングする処理、前記クリーニングをキャンセルする処理、及びキャリブレーションを中止する処理の少なくとも1つを含み、前記処理内容を示す情報は、前記処理内容に対応付けられたコード情報であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のプログラム。
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