JP6222488B2 - ジョブ処理装置およびそのプログラム。 - Google Patents

ジョブ処理装置およびそのプログラム。 Download PDF

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Description

本発明は、携帯端末からの指示に従って補助画面を表示させるジョブ処理装置およびそのプログラムに関する。
近年、携帯端末の普及、発展に伴い、携帯端末を、プリンタやスキャナ、ファクシミリ等の機能を備える画像処理装置などの複合機(MFP(Multi Function Peripheral))が具備する操作パネルの代わりとして使用する技術や、携帯端末を該操作パネルの拡張デバイスとして利用する技術が多数提案されている。
たとえば、複合機などの画像処理装置が備える操作パネルと、ユーザの携帯端末とを連携動作させて使用する方法が特許文献1に開示されている。特許文献1では、操作パネルに表示した画面に関連する画面を、該操作パネルに並置された携帯端末に表示させることで、表示領域を実質的に拡張し、ユーザの視認性を向上させることが可能となる。
他にも、印刷設定に係る画面を操作パネルの代わりに携帯端末に表示させ、該画面に対して行われた設定操作の内容を複合機に反映させる方法がある。また、この方法では、携帯端末で印刷設定に係る設定操作を受け付けている途中で、その印刷設定に係るヘルプ画面を操作パネルに表示させれば、ユーザが操作パネルに表示された該ヘルプ画面を参照しつつ携帯端末にて印刷設定を行うことができるので、ユーザの利便性をより向上させることができる。
特開2013−088506号公報
しかし、携帯端末にて印刷設定に係る設定操作を行っているユーザが、該印刷設定に係るヘルプ画面を複合機の操作パネルに表示させようとした際に、該複合機の操作パネルが既に他のユーザによって使用されていることがある。この場合、複合機の操作パネルにヘルプ画面を表示させることができない、あるいは操作パネルにそのままヘルプ画面を表示させると使用中の他のユーザに不便を与えてしまう。
本発明は、操作パネルが使用中であっても、その使用中のユーザの操作を阻害することなく、携帯端末に指示された画面を表示させることのできるジョブ処理装置およびそのプログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]通信部と、
ジョブの投入操作を受け付ける操作部と、
各種の画面を表示するための表示部と、
投入されたジョブを実行するジョブ処理部と、
自装置の使用状態を取得する状態取得部と、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、携帯端末から前記携帯端末に表示中の画面に関連する補助画面の表示指示を前記通信部が受信したとき、前記状態取得部によって取得された自装置の使用状態から前記表示部に前記補助画面を表示させるか否かを判断し、前記表示部に前記補助画面を表示させると判断した場合は、前記表示部に前記補助画面を表示させる補助画面表示処理を行い、前記表示部に前記補助画面を表示させないと判断した場合は、所定の外部装置に前記補助画面を表示させる代理表示処理を行う
ことを特徴とするジョブ処理装置。
上記発明では、携帯端末から該携帯端末に表示中の画面に関連する補助画面の表示指示を受信したとき、自装置の使用状態から自装置の表示部に該補助画面を表示させるか否かを判断し、該表示部に該補助画面を表示させると判断した場合は、該表示部に該補助画面を表示させる補助画面表示処理を行い、該表示部に該補助画面を表示させないと判断した場合は、所定の外部装置に該補助画面を表示させる代理表示処理を行う。たとえば、他のユーザが自装置を使用中の場合に、代理表示処理を行うようにすれば、その使用中のユーザの操作を阻害することなく、携帯端末に指示された補助画面を表示させることができる。
[2]前記携帯端末が表示中の画面は、自装置にジョブを投入するためのリモート操作画面である
ことを特徴とする[1]に記載のジョブ処理装置。
上記発明では、携帯端末が表示中の画面は、自装置にジョブを投入するためのリモート操作画面であり、本発明のジョブ処理装置は、該リモート操作画面に関連する補助画面の表示指示を携帯端末から受ける。
[3]1または2以上の外部装置を登録する登録部をさらに備え、
前記所定の外部装置は、前記登録部に登録されている外部装置の中から選ばれる
ことを特徴とする[1]または[2]に記載のジョブ処理装置。
上記発明では、1または2以上の外部装置を登録しておき、その登録された外部装置の中から、代理表示処理にて補助画面を表示させる外部装置を決定する。
[4]前記所定の外部装置は、当該ジョブ処理装置の周辺を検索して見出された外部装置の中から選ばれる
ことを特徴とする[1]または[2]に記載のジョブ処理装置。
上記発明では、所定の外部装置は、自装置の周辺を検索して見出された外部装置の中から選ばれる。
[5]前記代理表示処理では、前記補助画面を表示させることが可能な外部装置が2台以上ある場合は、そのうちの1台に前記補助画面を表示させ、他の1台に前記補助画面に関連する関連画面を表示させる
ことを特徴とする[1]乃至[4]のいずれか1つに記載のジョブ処理装置。
上記発明では、代理表示処理にて補助画面を表示させる外部装置の候補が2台以上ある場合、そのうちの1台に補助画面を表示させ、他の外部装置のうちの1台には補助画面に関連する関連画面を表示させる。2台の外部装置を使用するので、表示領域が拡張され、携帯端末を使用するユーザが参照することができる情報量を増やすことができる。
[6]前記制御部は、前記表示指示を前記通信部が受信したとき、前記ジョブ処理部がジョブを実行中、もしくは前記操作部がユーザによって使用されている状態であれば、前記表示部に前記補助画面を表示させないと判断し、前記代理表示処理を行う
ことを特徴とする[1]乃至[5]のいずれか1つに記載のジョブ処理装置。
上記発明では、ジョブ処理部がジョブを実行中、もしくは操作部がユーザによって使用されている状態であれば、表示部に補助画面を表示させないと判断して、代理表示処理を行う。すなわち、他のユーザが自装置を使用中であれば、代理表示処理を行う。これにより、その使用中のユーザの操作を阻害することなく、携帯端末に指示された画面を表示させることができる。
[7]前記制御部は、前記表示指示を前記通信部が受信したとき、前記ジョブ処理部がジョブの実行中であるが、前記操作部がユーザによって使用されていない場合は、前記表示部に前記補助画面を表示させると判断し、前記補助画面表示処理を行う
ことを特徴とする[1]乃至[5]のいずれか1つに記載のジョブ処理装置。
上記発明では、ジョブ処理部がジョブの実行中であるが、操作部がユーザによって使用されていない場合は、表示部に補助画面を表示させると判断し、補助画面表示処理を行う。ジョブが実行中であっても操作部が使用されていなければ、該ジョブを投入したユーザが表示部を見ていない可能性が高いので、補助画面表示処理にて、自装置の表示部に補助画面を表示する。
[8]前記制御部は、前記ジョブ処理部がジョブの実行中に前記補助画面表示処理を行う場合は、前記補助画面表示処理にて、前記ジョブ処理部によるジョブの処理状況を示すステータス情報を、前記補助画面と共に前記表示部に表示させる
ことを特徴とする[1]乃至[5]、および[7]のいずれか1つに記載のジョブ処理装置。
上記発明では、ジョブ処理部がジョブの実行中に補助画面表示処理を行う場合は、補助画面表示処理にて、ジョブ処理部によるジョブの処理状況を示すステータス情報を、補助画面と共に前記表示部に表示させる。これにより、実行中のジョブを投入したユーザは、ジョブの処理状況を確認することができる。
[9]自装置の動作モードを、通常モードと、前記通常モード時よりも電力消費の少ない省電力モードとに切り替える動作モード切り替え部をさらに備え、
前記制御部は、前記表示指示を前記通信部が受信したとき、自装置の動作モードが前記省電力モードである場合は、前記表示部を前記補助画面が表示可能な状態に復帰させ、前記補助画面処理を行う
ことを特徴とする[1]乃至[8]のいずれか1つに記載のジョブ処理装置。
上記発明では、携帯端末から表示指示を受信したとき、自装置の動作モードが省電力モードである場合は、補助画面処理を行う。すなわち、省電力モード時は、他のユーザによって使用されていない状態であると判断し、自装置の表示部に補助画面を表示する。
[10]前記制御部は、前記補助画面の表示に使用する部分以外は省電力モードの状態を維持して前記復帰を行う
ことを特徴とする[9]に記載のジョブ処理装置。
上記発明では、携帯端末から表示指示を受信したとき、自装置の動作モードが省電力モードである場合は、省電力モードを維持したまま、自装置の一部のみ省電力状態から復帰させ、補助画面処理を行う。これにより、通常モードに復帰させる場合に比べて消費電力を抑えることができる。
[11]前記携帯端末と前記所定の外部装置との間の距離を取得する距離取得部をさらに備え、
前記制御部は、前記距離取得部が取得した距離の値が、所定値より小さい場合に前記代理表示処理を行う
ことを特徴とする[1]乃至[10]のいずれか1つに記載のジョブ処理装置。
上記発明では、携帯端末と所定の外部装置との間の距離が所定値より小さい場合に代理表示処理を行う。外部装置と携帯端末の位置が離れている場合は、該外部装置にて補助画面を表示しても、携帯端末を保持するユーザが視認することができない可能性が高いので、代理表示処理を行わない。
[12]通信部と、
ジョブの投入操作を受け付ける操作部と、
各種の画面を表示するための表示部と、
投入されたジョブを実行するジョブ処理部と、
自装置の使用状態を取得する状態取得部と、
を備えるジョブ処理装置を、
携帯端末から前記携帯端末に表示中の画面に関連する補助画面の表示指示を前記通信部が受信したとき、前記状態取得部によって取得された自装置の使用状態から前記表示部に前記補助画面を表示させるか否かを判断し、前記表示部に前記補助画面を表示させると判断した場合は、前記表示部に前記補助画面を表示させる補助画面表示処理を行い、前記表示部に前記補助画面を表示させないと判断した場合は、所定の外部装置に前記補助画面を表示させる代理表示処理を行うように動作させる
ことを特徴とするプログラム。
[13]前記携帯端末が表示中の画面は、自装置にジョブを投入するためのリモート操作画面である
ことを特徴とする[12]に記載のプログラム。
[14]前記ジョブ処理装置は1または2以上の外部装置を登録する登録部をさらに備え、
前記所定の外部装置は、予め前記登録部に登録されている外部装置の中から選ばれる
ことを特徴とする[12]または[13]に記載のプログラム。
[15]前記ジョブ処理装置を、自装置の周辺を検索して見出された外部装置の中から、前記所定の外部装置を選ぶように動作させる
ことを特徴とする[12]または[13]に記載のプログラム。
[16]前記代理表示処理では、前記補助画面を表示させる対象となる前記所定の外部装置が2台以上ある場合、そのうちの1台に前記補助画面を表示させ、他の外部装置には前記補助画面に関連する関連画面を表示させる
ことを特徴とする[12]乃至[15]のいずれか1つに記載のプログラム。
[17]前記ジョブ処理装置を、前記表示指示を前記通信部が受信したとき、前記ジョブ処理部がジョブを実行中、もしくは前記操作部がユーザによって使用されている状態であれば、前記表示部に前記補助画面を表示させないと判断し、前記代理表示処理を行うように動作させる
ことを特徴とする[12]乃至[16]のいずれか1つに記載のプログラム。
[18]前記ジョブ処理装置を、前記表示指示を前記通信部が受信したとき、前記ジョブ処理部がジョブの実行中であるが、前記操作部がユーザによって使用されていない場合は、前記表示部に前記補助画面を表示させると判断し、前記補助画面表示処理を行うように動作させる
ことを特徴とする[12]乃至[16]のいずれか1つに記載のプログラム。
[19]前記ジョブ処理装置を、前記ジョブ処理部がジョブの実行中に前記補助画面表示処理を行う場合は、前記補助画面表示処理にて、前記ジョブ処理部によるジョブの処理状況を示すステータス情報を、前記補助画面と共に前記表示部に表示させるように動作させる
ことを特徴とする[12]乃至[16]、および[18]のいずれか1つに記載のプログラム。
[20]自装置の動作モードを、通常モードと、前記通常モード時よりも電力消費の少ない省電力モードとに切り替える動作モード切り替え部をさらに備える前記ジョブ処理装置を、
前記表示指示を前記通信部が受信したとき、自装置の動作モードが前記省電力モードである場合は、前記表示部を前記補助画面が表示可能な状態に復帰させ、前記補助画面処理を行うように動作させる
ことを特徴とする[12]乃至[19]のいずれか1つに記載のプログラム。
[21]前記ジョブ処理装置を、前記補助画面の表示に使用する部分以外は省電力モードの状態を維持して前記復帰を行うように動作させる
ことを特徴とする[20]に記載のプログラム。
[22]前記携帯端末と前記所定の外部装置との間の距離を取得する距離取得部をさらに備える前記ジョブ処理装置を、
前記距離取得部が取得した距離の値が、所定値より小さい場合に前記代理表示処理を行う前記距離取得部が取得した距離の値が、所定値より小さい場合に前記判断を行うように動作させる
ことを特徴とする[12]乃至[21]のいずれか1つに記載のプログラム。
本発明に係るジョブ処理装置およびそのプログラムによれば、操作パネルが使用中であっても、その使用中のユーザの操作を阻害することなく、携帯端末に指示された画面を表示させることができる。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置と、携帯端末を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る携帯端末の概略構成を示すブロック図である。 携帯端末が補助画面の表示指示を送信するときに表示する画面の例を示す図である。 補助画面の表示指示を受けた画像形成装置が自装置の表示部に補助画面を表示する様子を示す図である。 補助画面の表示指示を受けた画像形成装置が、他の画像形成装置の表示部に補助画面を表示させる様子を示す図である。 ジョブを実行中の画像形成装置が、補助画面処理を行う場合の様子を示す図である。 2台の画像形成装置10を使用して、代理表示処理を行う場合の様子を示す図である。 省電力モードの状態の画像形成装置が、補助画面処理を行う場合の様子を示す図である。 各画像形成装置および携帯端末間でのコマンドのやり取りを示す図である。 画像形成装置が行う処理を示す流れ図である。 画像形成装置が行う省電力モードの場合の動作パターンも含めた処理を示す流れ図である。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るジョブ処理システム5を示す。ジョブ処理システム5は、LAN(Local Area Network)3を通じて、複数の画像形成装置10(10A、10B、10C)と、携帯端末40とを通信可能に接続して構成される。以後、画像形成装置10A、10B10Cを総称する、もしくは任意の1台を指す場合は、画像形成装置10と記すものとする。
画像形成装置10は、原稿を光学的に読み取ってその複製画像を記録紙に印刷するコピージョブ、読み取った原稿の画像データをファイルにして保存したり外部装置へ送信したりするスキャンジョブ、PC(Personal Computer)、から送出されたデータに係る画像を記録紙に印刷して出力するプリントジョブ(印刷ジョブ)などのジョブを実行する機能を備えた、所謂、複合機である。画像形成装置10は、表示部31と操作部32を含む操作パネル30を備え(図1、2参照)、この操作パネル30を通じて、ユーザから各種の設定やジョブの投入に係る設定操作を受け付ける。なお、画像形成装置10Aが備える操作パネル30を指す場合は操作パネル30A、画像形成装置10Bが備える操作パネル30を指す場合は操作パネル30B、画像形成装置10Cが備える操作パネル30を指す場合は操作パネル30Cと表記する。
携帯端末40は、持ち歩きが可能な端末であり、表示部51と操作部52を含む操作表示部50を備えている(図3参照)。携帯端末40は、ユーザから印刷ジョブの作成に係る設定操作を受け付ける。携帯端末40は印刷ジョブを作成したら、その印刷ジョブを画像形成装置10に送信する機能を備える。
本発明の実施の形態では、携帯端末40が、自端末に表示中の画面に関連する補助画面の表示指示を3台のうちいずれかの画像形成装置10に送信する。該表示指示を受けた画像形成装置10は、自装置の使用状態から自装置の表示部31に補助画面を表示させるか否かを判断する。そして、自装置の表示部31に補助画面を表示させると判断した場合は、自装置の表示部31に補助画面を表示させる補助画面表示処理を行い、自装置の表示部31に補助画面を表示させないと判断した場合は、他の画像形成装置10の表示部31に補助画面を表示させる代理表示処理を行う。これにより、たとえば、携帯端末40から表示指示を受けた画像形成装置10を他のユーザが使用中であっても、そのユーザの操作を阻害することなく、携帯端末40に指示された補助画面を表示させることができる。
図2は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置10の概略構成を示すブロック図である。画像形成装置10は、当該画像形成装置10の動作を統括的に制御するCPU(Central Processing Unit)11を有している。CPU11にはバスを通じてROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、不揮発メモリ14と、ハードディスク装置15と、画像処理部16と、画像読取部17と、プリンタ部18と、ファクシミリ通信部19と、ネットワーク通信部20と、補助画面制御部21と、デバイス距離取得部22と、デバイス状態取得部23と、連携デバイス管理部24と、操作パネル30とを備えている。
CPU11は、OS(Operating System)プログラムをベースとし、その上で、ミドルウェアやアプリケーションプログラムなどを実行する。また、CPU11は、操作パネル30の表示内容を制御する制御部としての機能を果たす。
ROM12には、各種のプログラムが格納されており、これらのプログラムに従ってCPU11が各種処理を実行することで画像形成装置10の各機能が実現される。また、ROM12には、画像形成装置10の一連の制御をCPU11が実行するためのプログラムが格納されている。
RAM13は、CPU11がプログラムに基づいて処理を実行する際に各種のデータを一時的に格納するワークメモリや画像データを格納する画像メモリなどとして使用される。
不揮発メモリ14は、電源をオフにしても記憶内容が破壊されないメモリ(フラッシュメモリ)であり、各種設定情報の保存などに使用される。
ハードディスク装置15は、大容量の不揮発の記憶装置であり、OSプログラムや各種アプリケーションプログラム、ユーザ情報、印刷データや画像データ、ジョブ履歴、各操作の重要度や各画面の重要度など連携表示を行う場合に主画面となる画面を判断する為に使用する各種情報などが保存される。
画像処理部16は、画像の拡大縮小、回転などの処理のほか、印刷データをイメージデータに変換するラスタライズ処理、画像データの圧縮、伸張処理などを行う。
画像読取部17は、原稿を光学的に読み取って画像データを取得する機能を果たす。画像読取部17は、例えば、原稿に光を照射する光源と、その反射光を受けて原稿を幅方向に1ライン分読み取るラインイメージセンサと、ライン単位の読取位置を原稿の長さ方向に順次移動させる移動ユニットと、原稿からの反射光をラインイメージセンサに導いて結像させるレンズやミラーなどからなる光学経路と、ラインイメージセンサの出力するアナログ画像信号をデジタルの画像データに変換する変換部などを備えて構成される。
プリンタ部18は、画像データに応じた画像を記録紙上に画像形成する機能を果たす。ここでは、記録紙の搬送装置と、感光体ドラムと、帯電装置と、レーザーユニットと、現像装置と、転写分離装置と、クリーニング装置と、定着装置とを有し、電子写真プロセスによって画像形成を行う、所謂、レーザープリンタとして構成されている。画像形成は他の方式でもかまわない。
ファクシミリ通信部19は、ファクシミリ機能を備えた外部装置と公衆回線を通じて画像データを送受信する機能を果たす。
ネットワーク通信部20は、LANなどのネットワークを通じて携帯端末40や、その他の外部装置との間でデータを通信する機能を果たす。
補助画面制御部21は、携帯端末40から補助画面の表示指示に従って、該補助画面を生成する。補助画面の生成に必要な情報は携帯端末40からの表示指示に含まれてもよいし、該表示指示とは別に携帯端末40から取得してもよい。代理表示処理を行う場合、代理表示の指示の送信元が補助画面を生成してもよいし、該送信元の指示に従って送信先の装置が補助画面を生成してもよい。補助画面の生成に必要な情報としては、たとえば、携帯端末40が表示中の画面の種類や、画面のID(Identification)などが挙げられる。
デバイス距離取得部22は、無線通信や、GPS(Global Positioning System)などによって取得した、携帯端末40および他の画像形成装置10の位置情報から、携帯端末40と各画像形成装置10の間の距離を検出する。自装置の位置情報は予め登録されている、あるいはGPSで取得する。なお、携帯端末40と各画像形成装置10の間の距離を取得する方法は他の方法でもよい。
デバイス状態取得部23は、自装置の使用状態を取得する状態取得部としての機能を果たす。たとえば、ジョブを実行中か否か、操作部32がユーザによって使用されている状態か否かなどを調べる。CPU11は、デバイス状態取得部23が取得した自装置の使用状態に基づいて、補助画面を自装置の表示部31に表示するべきか否かを判断する。
連携デバイス管理部24は、自装置の周辺を検索して、代理表示処理にて補助画面を表示させることが可能な外部装置(自装置以外の画像形成装置10)を検出する。代理表示の指示の送信先は、その検索によって見出された外部装置の中から選ばれる。
前述の検索では、たとえば、自装置と同じネットワークに接続されている外部装置の中から、補助画面を表示可能な機能(画面の表示機能)を持ち、かつ、検索時に、他のユーザによって使用中でない外部装置を選出する。使用中であるか否かについての判定方法は後述する。なお、CPU11は、選出された外部装置と、携帯端末40との距離を、デバイス距離取得部22を使用して検出し、その距離が一定以上となる外部装置は代理表示の指示の送信先の候補から除外する。
本発明の実施の形態では、前述の方法にて選出された代理表示の指示の送信先の候補から、代理表示の指示の送信先を決定するものとするが、1または2以上の外部装置(他の画像形成装置10)を予め登録しておき、その中から代理表示の指示の送信先を選ぶようにしてもよい。
操作パネル30は、表示部31と、操作部32を備えている。操作部32は、スタートボタンや戻る釦などのスイッチ部33とタッチパネル部34とを備えている。表示部31は、液晶ディスプレイ(LCD…Liquid Crystal Display)などで構成され、各種の操作画面、設定画面などを表示する機能を果たす。本実施の形態では、操作パネル30が表示する表示内容の制御、操作パネル30による操作の受け付けに関する制御はCPU11が行う。
タッチパネル部34は、表示部31上に設けられている。タッチパネル部34は、タッチペンや指などで押下された表示部31上のタッチ位置(座標位置)を検出する。CPU11は、継続的に検出されるタッチ位置の変化(操作情報)から、フリック操作やドラッグ操作などを認識する。
なお、画像形成装置10は、通常の電力モード(以後、通常電力モードと呼ぶ)と、通常電力モードよりも消費電力の少ない省電力モードとの切り替えを可能とする。
基本的には、画像形成装置10は通常電力モードの状態で、操作を受けない状態やジョブを実行していない状態など、所謂、待機状態のまま一定時間が経過したら、省電力モードに切り替える。また、ユーザから省電力モードへの移行指示操作を受けた場合に、通常電力モードから省電力モードに移行するものとする。
画像形成装置10は省電力モードの状態で、新たなジョブを受信した場合や、操作パネル30にて操作を受けた場合に省電力モードから通常電力モードに復帰する。
本発明の実施の形態では、通常電力モード時は、画像形成装置10を構成する全ての機構が給電された状態となり、省電力モード時は、通常電力モードに復帰するために必要な機構、すなわち、ジョブの受信や後述する代理表示の指示を受信に必要な機構や、操作パネル30にて操作を受け付ける機構は給電される。さらに後述する代理表示の指示を受信するための機構も給電される。他の機構は給電されていない状態となる。
図3は、携帯端末40の概略構成を示すブロック図である。携帯端末40は、当該携帯端末40の動作を統括的に制御するCPU41を有している。CPU41にはバスを通じてROM42と、RAM43と、不揮発メモリ44と、ハードディスク装置45と、ネットワーク通信部46と、操作表示部50とを備えている。
CPU41は、OSプログラムをベースとし、その上で、ミドルウェアやアプリケーションプログラムなどを実行する。また、CPU41は、操作表示部50の表示内容を制御する制御部としての機能を果たす。
ROM42には、各種のプログラムが格納されており、これらのプログラムに従ってCPU41が各種処理を実行することで携帯端末40の各機能が実現される。また、ROM42には、携帯端末40の一連の制御をCPU41が実行するためのプログラムが格納されている。
RAM43は、CPU41がプログラムに基づいて処理を実行する際に各種のデータを一時的に格納するワークメモリなどとして使用される。
不揮発メモリ44は、電源をオフにしても記憶内容が破壊されないメモリ(フラッシュメモリ)であり、各種設定情報や、操作パネル30と連携表示を行うためのプログラム(これを、操作表示アプリとする)などが記憶される。
ハードディスク装置45は、大容量の不揮発の記憶装置であり、OSプログラムや各種アプリケーションプログラムなどが保存される。
ネットワーク通信部46は、LAN3などのネットワークを通じて画像形成装置10やその他の外部装置との間でデータを通信する機能を果たす。
操作表示部50は、表示部51と、操作部52とを備えている。操作部52は、スタートボタンや戻る釦などのスイッチ部53とタッチパネル部54とを備えている。表示部51は、液晶ディスプレイなどで構成され、各種の操作画面、設定画面などを表示する機能を果たす。
タッチパネル部54は、表示部51上に設けられている。タッチパネル部54は、タッチペンや指などで押下された表示部51上のタッチ位置(座標位置)を検出する。CPU41は、継続的に検出されるタッチ位置の変化から、フリック操作やドラッグ操作、マルチタッチ操作などを認識する。
次に、携帯端末40の動作および、画像形成装置10の動作について説明する。なお、本発明の実施の形態では、本発明のジョブ処理装置としての役割を画像形成装置10Aが、所定の外部装置としての役割を画像形成装置10B、10Cが果たすものとして説明する。
図4は、携帯端末40が表示する画面の例を示す。図4では、携帯端末40は、画像形成装置10に印刷ジョブを投入するためのリモート操作画面61を表示している。リモート操作画面61では、用紙サイズ、カラー/モノクロ、およびステープルの位置等の印刷条件を設定することができる。そして、携帯端末40は、ユーザからジョブを送信する操作を受けた場合、その時点で設定されている印刷条件の印刷ジョブを、ユーザに指定された画像形成装置10(実施の形態では画像形成装置10Aとする)に投入(送信)する。
リモート操作画面61にてヘルプキー60が押下された場合、携帯端末40は、リモート操作画面61に関連する補助画面であるヘルプ画面62(図5参照)の表示指示を、ジョブの送信先として指定されている画像形成装置10(実施の形態では画像形成装置10A)に送信する。ヘルプ画面62は、リモート操作画面61で設定可能な印刷条件について詳細な説明が記載されている画面である。
次に、ヘルプ画面62の表示指示を受信した画像形成装置10(実施の形態では画像形成装置10A)が行う動作について複数の具体例を挙げて説明する。
(具体例1、自装置が使用中でない場合)
画像形成装置10Aは、ヘルプ画面62の表示指示を受信した際に、デバイス状態取得部23を使用して自装置の使用状態の情報を取得する。実施の形態では、たとえば、操作部32が最後に操作を受けてから所定時間が経過していない場合や、ジョブを投入する為の一連の操作を行うための画面を表示している場合、ジョブを実行中の場合は、自装置が使用中であると判断する。また、ジョブを投入する為の一連の操作を行うための画面を表示部31にて表示しておらず、操作部32が最後に操作を受けてから所定時間が経過した場合であってかつ、ジョブを実行していない場合は、自装置は使用中でないと判断する。他の方法で使用中か否かを判断してもよい。
画像形成装置10は、自装置が使用中でないと判断した場合は、ヘルプ画面62を自装置の表示部31に表示すると判断し、ヘルプ画面62を自装置の表示部31に表示する補助画面表示処理を行う。図5は、画像形成装置10A(操作パネル30A)が補助画面表示処理によって操作パネル30Aにヘルプ画面62を表示する様子を示す。図5では、ユーザは、操作パネル30Aに表示されたヘルプ画面62を参照しながら、携帯端末40にて設定操作を行うことができる。
(具体例2、自装置が使用中の場合)
画像形成装置10Aは、ヘルプ画面62の表示指示を受信したとき、自装置が使用中であると判断した場合は、自装置の表示部31にヘルプ画面62を表示させないと判断し、他の画像形成装置10にヘルプ画面62を表示させる代理表示処理を行う。図6は、ヘルプ画面62の表示指示を受けた画像形成装置10Aが代理表示処理によって、画像形成装置10Bにヘルプ画面62の代理表示を指示する様子を示す。
図6では、画像形成装置10Aは、自装置が他のユーザによって使用中であると判断しており、そのユーザの操作に応じた画面を操作パネル30Aに表示している。画像形成装置10Aは、自装置の表示部31にヘルプ画面62を表示させないと判断し、画像形成装置10Bにヘルプ画面62の代理表示を指示する。画像形成装置10Aからヘルプ画面62の代理表示の指示を受けた画像形成装置10Bは、画像形成装置10Aに代わってヘルプ画面62を表示する。
代理表示処理を行う場合、ヘルプ画面62の画面データは、画像形成装置10Aが生成してもよいし、画像形成装置10Aの指示を受けて画像形成装置10Bが生成してもよい。本発明の実施の形態では画像形成装置10Aがヘルプ画面62の画面データを生成し、画像形成装置10Bに送信するものとする。
代理表示の指示の送信先は、前述したように、CPU11が連携デバイス管理部24とデバイス距離取得部22を使用して選出した代理表示の指示の送信先の候補の中から決定する。図6では、代理表示の指示の送信先として画像形成装置10Bを例に説明したが、画像形成装置10Cを送信先としてもよい。実施の形態では、デバイス距離取得部22が取得した距離情報に基づいて、代理表示の指示の送信先の候補の中から、自装置から最も近い装置を送信先として決定するが、他の方法で送信先を決定してもよい。
なお、画像形成装置10Aは、画像形成装置10Bにヘルプ画面62の代理表示を行わせたら、画像形成装置10Bがヘルプ画面62の代理表示を行っている旨を携帯端末40に通知する。
前述の通知を確認した携帯端末40のユーザは、画像形成装置10Bの場所まで移動すれば、操作パネル30Bに表示されたヘルプ画面62を参照しながら、携帯端末40にて設定操作を行うことができる。また、画像形成装置10Aの表示部31にヘルプ画面62を表示しないので、画像形成装置10を使用中の他のユーザの操作を阻害しない。
(具体例3、ジョブの実行中であるが操作部32は使用されていない場合)
画像形成装置10Aは、ヘルプ画面62の表示指示を受信したとき、自装置はジョブを実行中であるが、操作部32は使用中でないと判断した場合、ヘルプ画面62を自装置の表示部31に表示する補助画面表示処理を行う。ここでは、ジョブの実行中であっても、操作部32が使用中でなければ、他のユーザが表示部31を見ている可能性が低いと判断し、補助画面表示処理にて、表示部31にヘルプ画面62を表示している。
画像形成装置10Aは、ジョブを投入する為の一連の操作を行うための画面を表示部31が表示しておらず、操作部32が最後に操作を受けてから所定時間が経過している場合に、操作部32が使用中でないと判断する。
図7は、画像形成装置10Aが、ヘルプ画面62の表示指示を受信した際に、自装置はジョブを実行中であるが、操作部32は使用中でないと判断し、ヘルプ画面62を操作パネル30Aに表示する補助画面表示処理を行う様子を示す。なお、図7では、画像形成装置10Aは、ヘルプ画面62と共に、ジョブの処理状況を示すステータス情報63を操作パネル30Aに表示している。
図7では、ユーザは、操作パネル30Aに表示されたヘルプ画面62を参照しながら、携帯端末40にて設定操作を行うことができる。また、ヘルプ画面62と共に、ステータス情報63が表示されているので、実行中のジョブを投入したユーザが、ジョブの処理状況を確認することもできる。
なお、ジョブを実行中であるが操作部32は使用中でない画像形成装置10は、代理表示の指示の送信先の候補となる。たとえば、補助画面の表示指示を受けた画像形成装置10Aが代理表示処理を行う場合に、ジョブを実行中であるが操作部32は使用中でない状態の画像形成装置10は、代理表示の指示の送信先の候補として検出される。ジョブを実行中であるが操作部32は使用中でない状態の画像形成装置10にて補助画面の代理表示を行う場合は、具体例3のようにステータス情報63を併せて表示してもよい。
(具体例4、代理表示が可能な装置が2台以上ある場合)
具体例2では、代理表示処理にて、一台の画像形成装置10にのみヘルプ画面62を表示させていたが、具体例4では、2台の画像形成装置10のうち、一台に補助画面を表示させ、もう一台に補助画面に関連する関連補助画面64(図8参照)を表示させる。
画像形成装置10は、ヘルプ画面62の表示指示を受信した際に、自装置が使用中であると判断した場合は、その使用中のユーザの操作を阻害しないように、自装置の表示部31にヘルプ画面62を表示させないと判断し、他の画像形成装置10にヘルプ画面62を表示させる代理表示処理を行う。画像形成装置10は、まず代理表示処理を行う前に、前述した方法でヘルプ画面62の代理表示の指示の送信先の候補を検出する。
ヘルプ画面62の代理表示の指示の送信先の候補(画像形成装置10)を1台しか検出できなかった場合は、具体例2と同様の処理を行う。ヘルプ画面62の代理表示の指示の送信先の候補を1台も検出できなかった場合は、補助画面の表示、および代理表示が不可能である旨を携帯端末40に通知する。
ヘルプ画面62の代理表示の指示の送信先の候補を2台以上(実施の形態では画像形成装置10B、10C)検出した場合、携帯端末40にて、ユーザから関連補助画面64の表示を行わせるか否かについての選択を受ける。関連補助画面64の表示を行わないとの選択を受けた場合は、具体例2と同様の処理を行う。
関連補助画面64の表示を行うとの選択を受けた場合は、代理表示処理にて、代理表示の指示の送信先の候補のうちの一台にヘルプ画面62(補助画面)の代理表示を指示し、他の装置のうちの一台にはヘルプ画面62に関連する関連補助画面64の表示を指示する。図8では、画像形成装置10Aが、画像形成装置10Bにヘルプ画面62(補助画面)を、画像形成装置10Cに関連補助画面64を表示させている。
なお、代理表示の指示の送信先の候補が複数あるとき、どの外部装置(画像形成装置10)に補助画面や関連補助画面64を表示させるかをユーザが選択するようにしてもよいが、本実施の形態において、どの外部装置にヘルプ画面62(補助画面)、および関連補助画面64を表示させるのかを決定する方法については後述する。
関連補助画面64は、補助画面に関連する情報を表示する画面である。図8では、関連補助画面64として印刷プレビューを示すプレビュー画面が表示されている。関連補助画面64の生成は補助画面制御部21が行う。代理表示が可能な画像形成装置10を2台以上検出した場合に、関連補助画面64の生成に必要な情報を改めて携帯端末40から取得してもよいし、該情報がヘルプ画面62の表示指示に予め含まれていてもよい。
ヘルプ画面62および関連補助画面64が表示されたら、画像形成装置10Aは、自装置に代わってヘルプ画面62と関連補助画面64を表示している装置(ここでは、画像形成装置10B、10C)の情報(装置名や、設置位置など)を携帯端末40に通知する。
前述の通知を確認した携帯端末40のユーザは、画像形成装置10B、10Cの設置場所まで移動すれば、操作パネル30B、30Cに表示されたヘルプ画面62と関連補助画面64を参照しながら、携帯端末40にて設定操作を行うことができる。2台以上の画像形成装置10を使用することで、ユーザが参照可能な情報の量を増やすことができる。また、画像形成装置10Aの表示部31にヘルプ画面62を表示しないので、画像形成装置10を使用中の他のユーザの操作を阻害しない。
なお、具体例4では、画像形成装置10Aが、補助画面の表示と関連補助画面64の表示の双方を外部装置に指示する場合について説明していたが、画像形成装置10Aにて補助画面を表示しつつ(具体例1または3のようなケース)、外部装置に関連補助画面64の表示を指示するようにしてもよい。
たとえば、携帯端末40が送信する補助画面の表示指示を受けた画像形成装置10は、自装置にて補助画面が表示可能か否かを判断し、補助画面の表示が可能な場合は(具体例1、3に相当)、補助画面表示処理にて補助画面を表示する。さらに、画像形成装置10Aは、連携デバイス管理部24とデバイス距離取得部22を使用して関連補助画面64を表示可能な外部装置を検索する。関連補助画面64を表示可能な外部装置を検出した場合は、関連補助画面64を外部装置に表示させるか否かを携帯端末40に問い合わせ、その返答に応じて、検出された外部装置のうちの一台に関連補助画面64の表示指示を送信するか否かを決定する。
なお、補助画面の表示指示を受けた場合に、毎回、関連補助画面64を表示可能な外部装置を検索するのではなく、補助画面に対応する関連補助画面64があるか否かを調べて、関連補助画面64があると判断した場合や、携帯端末40が送信する補助画面の表示指示に、関連補助画面64の表示指示が含まれている場合のみ、関連補助画面64を表示可能な外部装置を検索するようにしてもよい。
(具体例5、自装置が省電力モード中の場合)
具体例5では、画像形成装置10Aは、ヘルプ画面62の表示指示を受信した際に、自装置が、省電力モードの状態であれば、表示部31にヘルプ画面62を表示可能となるよう自装置の一部のみを省電力状態から復帰させ、補助画面表示処理を行う。ここでは、自装置が省電力モード中なので、自装置は使用中ではないと判断し、自装置の表示部31にヘルプ画面62を表示させると判断している。
図9は、省電力モード状態の画像形成装置10Aが、ヘルプ画面の表示指示を受けた場合に、自装置の一部のみ省電力状態から復帰させ、操作パネル30Aにヘルプ画面62を表示する様子を示す。
補助画面の表示指示を携帯端末40から受けた省電力モードの状態の画像形成装置10Aは、補助画面を表示する表示部31や、表示制御を行うCPU11など、自装置のうち補助画面表示処理で使用する機構に給電を行う。なお、画像形成装置10Aは、補助画面の実行中は、省電力モード状態で初めから給電されている部分と、補助画面の表示に使用する部分以外は給電させず、省電力モードの状態を維持する。
なお、図9では、画像形成装置10Aは、ヘルプ画面62と共に、自装置が省電力モード中であることを示す電力モード情報65を操作パネル30Aに表示している。図9では、ユーザは、操作パネル30Aに表示されたヘルプ画面62を参照しながら、携帯端末40にて設定操作を行うことができる。また、省電力モードの状態は維持されるので、通常電力モードに復帰する場合に比べて電力消費を抑えることができる。
各画像形成装置10で、補助画面もしくは関連補助画面64の表示を行った場合、該表示を開始してから一定時間(たとえば、2分など)が経過、もしくはユーザの指示等によって、該表示を終了する。
なお、省電力モード中の画像形成装置10は、代理表示の指示の送信先の候補となる。たとえば、補助画面の表示指示を受けた画像形成装置10Aが代理表示処理を行う場合に、省電力モード中の画像形成装置10は、代理表示の指示の送信先の候補として検出される。省電力モード中の画像形成装置10にて補助画面の代理表示を行う場合は、具体例5のように電力モード情報65を併せて表示してもよい。
図10は、ジョブ処理システム5において、携帯端末40および各画像形成装置10間でやりとりされるコマンドを示す。図中では、画像形成装置10AをMFP(A)、画像形成装置10BをMFP(B)、画像形成装置10CをMFP(C)と表記する。
初めに、携帯端末40が、ヘルプキー60が押下されたことを検知したら、補助画面(ヘルプ画面62)の表示指示を画像形成装置10Aに送信する(T1)。以下、図10では、3つのケース別に携帯端末40および各画像形成装置10間でやりとりされるコマンドを示す。
(ケース1、具体例1に相当)
補助画面の表示指示を受けた画像形成装置10Aは、自装置が使用中ではないと判断した場合、自装置の表示部31に補助画面(ヘルプ画面62)を表示する。その後、補助画面の表示を開始した旨を携帯端末40に通知する(T2)。
(ケース2、具体例4に相当)
補助画面の表示指示を受けた画像形成装置10Aは、自装置が使用中であると判断した場合、まず、前述した方法で、補助画面の代理表示の指示の送信先の候補を検索する。その後、複数の候補が検出された場合、いずれの装置に補助画面および関連補助画面64を表示させるかを決定するための代理表示優先順位決定処理を行う。
代理表示優先順位決定処理では、補助画面の代理表示の指示の送信先の候補の中から、補助画面の代理表示を指示する装置と、関連補助画面64の表示を指示する装置を決定する。たとえば、検出した複数の装置に、自装置からの距離が近い順に優先度を設定し、優先度の最も高い装置を、補助画面の代理表示を指示する装置として決定し、次点の装置を関連補助画面64の表示を指示する装置として決定する。図10では、画像形成装置10Bを補助画面の代理表示を指示する装置とし、画像形成装置10Cを関連補助画面64の表示を指示する装置とする。
画像形成装置10Aは、代理表示優先順位決定処理にて、補助画面と関連補助画面64の表示を指示する装置を決定したら、その決定した結果を通知するとともに(T3)、関連補助画面64の表示を行うか否かを携帯端末40に問い合わせる。その後、携帯端末40は、ユーザから関連補助画面64の表示を行うとの選択操作を受けたら、関連補助画面64の生成に必要な情報を画像形成装置10Aに送信する(T4)。
関連補助画面64の生成に必要な情報は、たとえば、関連補助画面64が図8に示すようなプレビュー画面である場合は、携帯端末40にて設定されている内容などが該当する。
画像形成装置10Aは、受信した情報に基づいて関連補助画面64を生成したら、補助画面の代理表示の指示を画像形成装置10Bに、関連補助画面64の表示指示を画像形成装置10Cに送信する(T5、T7)。補助画面の代理表示には補助画面の画面データが、関連補助画面64の表示指示には関連補助画面64の画面データが含まれているものとする。
画像形成装置10Bは、受信した指示に含まれている画面データを使用して自装置の表示部31に補助画面(ヘルプ画面62)を表示する。その後、補助画面の表示を開始した旨を画像形成装置10Aに通知する(T6)。
画像形成装置10Cは、受信した表示指示に含まれている画面データを使用して自装置の表示部31に関連補助画面64を表示する。その後、関連補助画面64の表示を開始した旨を画像形成装置10Aに通知する(T8)。
画像形成装置10Aは、補助画面の表示が開始された通知と、関連補助画面64の表示が開始された通知の双方を受信したら、補助画面、および関連補助画面64を表示している装置名を携帯端末40に通知する(T9)。
(ケース3、補助画面の表示が不可能な場合)
補助画面の表示指示を受けた画像形成装置10Aは、自装置が使用中であると判断した場合であってかつ、補助画面を代理表示の指示の送信先の候補となる外部装置(画像形成装置10)を検出しなかった場合は、補助画面の表示が不可能である旨を携帯端末40に通知する(T10)。
次に、補助画面の表示指示を携帯端末40から受けた場合に、画像形成装置10が行う処理について説明する。図11は、画像形成装置10が行う処理を示すフローチャートである。画像形成装置10は、CPU11が、ROM12又はハードディスク装置15等に記憶されたプログラムを実行することにより、図11のフローチャートに示す処理を実現する。
まず、画像形成装置10は、補助画面の表示指示を受けるまで待って(ステップS001;No)、表示指示を受けたら(ステップS001;Yes)、該表示指示の送信元となる携帯端末40と自装置との間の距離を調べる(ステップS002)。
自装置から携帯端末40までの距離が閾値を越えている場合は(ステップS002;No)、ステップS001に戻って処理を継続する。自装置から携帯端末40までの距離が閾値以下である場合は(ステップS002;Yes)、自装置が使用中か否かを前述の方法で調べる(ステップS003)。ステップS002では、自装置と携帯端末40との間の距離が一定以上の場合は、携帯端末40を持つユーザが操作パネル30を見る可能性が低いと判断し、補助画面の表示指示を無視している。
自装置が使用中でなければ(ステップS003;No)、補助画面を自装置の表示部31に表示し(ステップS011)、本処理を終了する。
自装置が使用中であるが(ステップS003;Yes)、ジョブの実行中によるものであって操作部32が使用されていなければ(ステップS004;No)、補助画面をステータス情報63とともに自装置の表示部31に表示し(ステップS012)、本処理を終了する。
操作部32が使用中である場合(ステップS004;Yes)は、補助画面の代理表示の送信先の候補となる他の画像形成装置10があるか否かを調べる(ステップS005)。補助画面の代理表示の送信先の候補となる画像形成装置10が無い場合は(ステップS005;No)、携帯端末40に補助画面の表示、および代理表示が不可能であることを通知し(ステップS006)、本処理を終了する。
補助画面の代理表示の送信先の候補となる画像形成装置10がある場合は(ステップS005;Yes)、その台数を調べる(ステップS007)。補助画面の代理表示の送信先の候補として検出された画像形成装置10が1台の場合は(ステップS007;No)、その画像形成装置10に補助画面の代理表示を指示して(ステップS010)、本処理を終了する。
補助画面の代理表示の送信先の候補となる他の画像形成装置10を2台以上検出した場合は(ステップS007;Yes)、携帯端末40を介してユーザから関連補助画面64の表示の許可を得た後、関連補助画面64を生成する(ステップS008)。そして前述の代理表示優先順位決定処理によって決定した各送信先に、関連補助画面64の表示指示と補助画面の代理表示の指示を送信して(ステップS009)、本処理を終了する。
図12は、自装置が省電力モードの状態か否かの場合も考慮した場合に、携帯端末40から補助画面の表示指示を受けた画像形成装置10が行う処理を示すフローチャートである。画像形成装置10は、CPU11が、ROM12又はハードディスク装置15等に記憶されたプログラムを実行することにより、図12のフローチャートに示す処理を実現する。
まず、画像形成装置10は、補助画面の表示指示を受けるまで待って(ステップS101;No)、表示指示を受けたら(ステップS101;Yes)、該表示指示の送信元となる携帯端末40と自装置との間の距離を調べる(ステップS102)。
自装置から携帯端末40までの距離が閾値を越えている場合は(ステップS102;No)、ステップS101に戻って処理を継続する。自装置から携帯端末40までの距離が閾値以下である場合は(ステップS102;Yes)、自装置が省電力モードの状態か否かを調べる(ステップS103)。
自装置が省電力モードの状態であれば(ステップS103;Yes)、操作パネル30(表示部31)での表示が可能となるように自装置の一部のみ省電力状態を解除し(ステップS104)、補助画面と電力モード情報65を自装置の表示部31に表示して(ステップS105)、本処理を終了する。
自装置が通常電力モードの状態であれば(ステップS103;No)、その後、図11のステップS003以下と同様の処理を行う。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
本発明の実施の形態では、ジョブ処理システム5を構成する画像形成装置10は3台であったが、画像形成装置10の台数はこれに限らない。また、本発明の実施の形態では、画像形成装置10B、10Cが、本発明の所定の外部装置としての役割を果たしたが、所定の外部装置は画像形成装置10に限らず他の装置であってもよい。
本発明の実施の形態では、ジョブ処理装置の例として画像形成装置10を挙げて説明したが、ジョブ処理装置は画像形成装置10に限らない。たとえば、CPU11と、ROM12と、RAM13と、不揮発メモリ14と、画像処理部16と、ネットワーク通信部20と操作パネル30で構成される画像処理装置などを、ジョブ処理装置としてもよい。また、実施の形態での画像形成装置10としての機能を果たす単体のジョブ処理や、操作部と表示部とを備えるジョブ処理装置を実施の形態での画像形成装置10のように機能させるプログラムも本発明に含まれる。
本発明の実施の形態では、携帯端末40は、印刷ジョブを投入するためのリモート操作画面61を表示していたが、携帯端末40が補助画面の表示指示を送信する場合に表示する画面はこれに限らない。印刷ジョブ以外のジョブを投入するための画面であってもよいし、ジョブの投入と関係のない画面であってもよい。
本発明の実施の形態における具体例3の説明(図9の説明)では、画像形成装置10Aは、補助画面の表示指示を受けたとき、自装置の一部のみ省電力状態から復帰させていたが、省電力モードから通常電力モードに復帰させて、表示部31に補助画面を表示してもよい。
3…LAN
5…ジョブ処理システム
10(10A、10B、10C)…画像形成装置
11…CPU
12…ROM
13…RAM
14…不揮発メモリ
15…ハードディスク装置
16…画像処理部
17…画像読取部
18…プリンタ部
19…ファクシミリ通信部
20…ネットワーク通信部
21…補助画面制御部
22…デバイス距離取得部
23…デバイス状態取得部
24…連携デバイス管理部
30(30A、30B、30C)…操作パネル
31…表示部
32…操作部
33…スイッチ部
34…タッチパネル部
40…携帯端末
41…CPU
42…ROM
43…RAM
44…不揮発メモリ
45…ハードディスク装置
46…ネットワーク通信部
47…認証部
50…操作表示部
51…表示部
52…操作部
53…スイッチ部
54…タッチパネル部
60…ヘルプキー
61…リモート操作画面
62…ヘルプ画面
63…ステータス情報
64…関連補助画面
65…電力モード情報

Claims (22)

  1. 通信部と、
    ジョブの投入操作を受け付ける操作部と、
    各種の画面を表示するための表示部と、
    投入されたジョブを実行するジョブ処理部と、
    自装置の使用状態を取得する状態取得部と、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、携帯端末から前記携帯端末に表示中の画面に関連する補助画面の表示指示を前記通信部が受信したとき、前記状態取得部によって取得された自装置の使用状態から前記表示部に前記補助画面を表示させるか否かを判断し、前記表示部に前記補助画面を表示させると判断した場合は、前記表示部に前記補助画面を表示させる補助画面表示処理を行い、前記表示部に前記補助画面を表示させないと判断した場合は、所定の外部装置に前記補助画面を表示させる代理表示処理を行う
    ことを特徴とするジョブ処理装置。
  2. 前記携帯端末が表示中の画面は、自装置にジョブを投入するためのリモート操作画面である
    ことを特徴とする請求項1に記載のジョブ処理装置。
  3. 1または2以上の外部装置を登録する登録部をさらに備え、
    前記所定の外部装置は、前記登録部に登録されている外部装置の中から選ばれる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のジョブ処理装置。
  4. 前記所定の外部装置は、当該ジョブ処理装置の周辺を検索して見出された外部装置の中から選ばれる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のジョブ処理装置。
  5. 前記代理表示処理では、前記補助画面を表示させることが可能な外部装置が2台以上ある場合は、そのうちの1台に前記補助画面を表示させ、他の1台に前記補助画面に関連する関連画面を表示させる
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載のジョブ処理装置。
  6. 前記制御部は、前記表示指示を前記通信部が受信したとき、前記ジョブ処理部がジョブを実行中、もしくは前記操作部がユーザによって使用されている状態であれば、前記表示部に前記補助画面を表示させないと判断し、前記代理表示処理を行う
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載のジョブ処理装置。
  7. 前記制御部は、前記表示指示を前記通信部が受信したとき、前記ジョブ処理部がジョブの実行中であるが、前記操作部がユーザによって使用されていない場合は、前記表示部に前記補助画面を表示させると判断し、前記補助画面表示処理を行う
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載のジョブ処理装置。
  8. 前記制御部は、前記ジョブ処理部がジョブの実行中に前記補助画面表示処理を行う場合は、前記補助画面表示処理にて、前記ジョブ処理部によるジョブの処理状況を示すステータス情報を、前記補助画面と共に前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項1乃至5、および請求項7のいずれか1つに記載のジョブ処理装置。
  9. 自装置の動作モードを、通常モードと、前記通常モード時よりも電力消費の少ない省電力モードとに切り替える動作モード切り替え部をさらに備え、
    前記制御部は、前記表示指示を前記通信部が受信したとき、自装置の動作モードが前記省電力モードである場合は、前記表示部を前記補助画面が表示可能な状態に復帰させ、前記補助画面処理を行う
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1つに記載のジョブ処理装置。
  10. 前記制御部は、前記補助画面の表示に使用する部分以外は省電力モードの状態を維持して前記復帰を行う
    ことを特徴とする請求項9に記載のジョブ処理装置。
  11. 前記携帯端末と前記所定の外部装置との間の距離を取得する距離取得部をさらに備え、
    前記制御部は、前記距離取得部が取得した距離の値が、所定値より小さい場合に前記代理表示処理を行う
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1つに記載のジョブ処理装置。
  12. 通信部と、
    ジョブの投入操作を受け付ける操作部と、
    各種の画面を表示するための表示部と、
    投入されたジョブを実行するジョブ処理部と、
    自装置の使用状態を取得する状態取得部と、
    を備えるジョブ処理装置を、
    携帯端末から前記携帯端末に表示中の画面に関連する補助画面の表示指示を前記通信部が受信したとき、前記状態取得部によって取得された自装置の使用状態から前記表示部に前記補助画面を表示させるか否かを判断し、前記表示部に前記補助画面を表示させると判断した場合は、前記表示部に前記補助画面を表示させる補助画面表示処理を行い、前記表示部に前記補助画面を表示させないと判断した場合は、所定の外部装置に前記補助画面を表示させる代理表示処理を行うように動作させる
    ことを特徴とするプログラム。
  13. 前記携帯端末が表示中の画面は、自装置にジョブを投入するためのリモート操作画面である
    ことを特徴とする請求項12に記載のプログラム。
  14. 前記ジョブ処理装置は1または2以上の外部装置を登録する登録部をさらに備え、
    前記所定の外部装置は、予め前記登録部に登録されている外部装置の中から選ばれる
    ことを特徴とする請求項12または13に記載のプログラム。
  15. 前記ジョブ処理装置を、自装置の周辺を検索して見出された外部装置の中から、前記所定の外部装置を選ぶように動作させる
    ことを特徴とする請求項12または13に記載のプログラム。
  16. 前記代理表示処理では、前記補助画面を表示させる対象となる前記所定の外部装置が2台以上ある場合、そのうちの1台に前記補助画面を表示させ、他の外部装置には前記補助画面に関連する関連画面を表示させる
    ことを特徴とする請求項12乃至15のいずれか1つに記載のプログラム。
  17. 前記ジョブ処理装置を、前記表示指示を前記通信部が受信したとき、前記ジョブ処理部がジョブを実行中、もしくは前記操作部がユーザによって使用されている状態であれば、前記表示部に前記補助画面を表示させないと判断し、前記代理表示処理を行うように動作させる
    ことを特徴とする請求項12乃至16のいずれか1つに記載のプログラム。
  18. 前記ジョブ処理装置を、前記表示指示を前記通信部が受信したとき、前記ジョブ処理部がジョブの実行中であるが、前記操作部がユーザによって使用されていない場合は、前記表示部に前記補助画面を表示させると判断し、前記補助画面表示処理を行うように動作させる
    ことを特徴とする請求項12乃至16のいずれか1つに記載のプログラム。
  19. 前記ジョブ処理装置を、前記ジョブ処理部がジョブの実行中に前記補助画面表示処理を行う場合は、前記補助画面表示処理にて、前記ジョブ処理部によるジョブの処理状況を示すステータス情報を、前記補助画面と共に前記表示部に表示させるように動作させる
    ことを特徴とする請求項12乃至16、および請求項18のいずれか1つに記載のプログラム。
  20. 自装置の動作モードを、通常モードと、前記通常モード時よりも電力消費の少ない省電力モードとに切り替える動作モード切り替え部をさらに備える前記ジョブ処理装置を、
    前記表示指示を前記通信部が受信したとき、自装置の動作モードが前記省電力モードである場合は、前記表示部を前記補助画面が表示可能な状態に復帰させ、前記補助画面処理を行うように動作させる
    ことを特徴とする請求項12乃至19のいずれか1つに記載のプログラム。
  21. 前記ジョブ処理装置を、前記補助画面の表示に使用する部分以外は省電力モードの状態を維持して前記復帰を行うように動作させる
    ことを特徴とする請求項20に記載のプログラム。
  22. 前記携帯端末と前記所定の外部装置との間の距離を取得する距離取得部をさらに備える前記ジョブ処理装置を、
    前記距離取得部が取得した距離の値が、所定値より小さい場合に前記代理表示処理を行う前記距離取得部が取得した距離の値が、所定値より小さい場合に前記判断を行うように動作させる
    ことを特徴とする請求項12乃至21のいずれか1つに記載のプログラム。
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