JP6331719B2 - 光ディスク装置 - Google Patents
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そのため、偏重心でない光ディスクの再生においては、対物レンズと光ディスクとの間の位置関係を調整するための待ちが生じないため、起動に要する時間を短くすることができる。
上記のように構成された発明では、既存のレンズエラー信号をもとに振動レベルを判定することができるため、本発明を簡易に実現することができる。
上記のように構成された発明では、既存のトラッキングエラー信号をもとに振動レベルを判定することができるため、本発明を簡易に実現することができる。
上記のように構成された発明では、既存のトラッキングエラー信号をもとに振動レベルを判定することができるため、本発明を簡易に実現することができる。
1.第1の実施形態:
(1)光ディスク装置の構成
(2)起動方法:
2.第2の実施形態:
3.第3の実施形態:
4.第4の実施形態:
5.第5の実施形態:
6.第6の実施形態:
7.その他の実施形態:
(1)光ディスク装置の構成
図1は、本発明の実施形態である光ディスク装置の主要部の構成を示すブロック図である。図2は、図1におけるピックアップの内部の構成を示すブロック図である。光ディスク装置1は、光ディスク100を回転させるスピンドルモータ18と、スピンドルモータ18によって回転している光ディスク100にレーザ光を照射し、その反射光を検出する光ピックアップ2と、該反射光に基づいてエラー信号を生成するエラー信号生成部13と、エラー信号に基づいて駆動信号を生成するサーボ回路14と、駆動信号に基づいてサーボ制御を行うドライバ回路15と、を備えている。
なお、この実施形態では、再生専用のブルーレイプレーヤを用いているが、実施の際は、録画可能なブルーレイレコーダを用いても構わない。
光ピックアップ2は、レーザーダイオード21、コリメータレンズ(不図示)、ビームスプリッタ22、対物レンズ23、フォトディテクタ(光検出部)24、スレッドモータを含むスレッド移動機構(不図示)、レンズホルダー(不図示)、アクチュエータ25を備えている。光ピックアップ2は、公知の光ディスク装置と同様に、光ディスク100の半径方向に延びる軸に移動自在に取り付けられている(図1参照)。
[数1]
TE={(a+d)−(b+c)}+{(e−f)+(g−h)}………(式1)
LE(レンズエラー)信号は、対物レンズ23の中央位置からのズレ量を示す信号であり、下記の式2に基づいて演算処理されている。ここで、中央位置とは、アクチュエータ25が対物レンズ23を駆動しない状態にあるときの可動部の位置を意味する。換言すれば、外力を受けない自然状態にあるアクチュエータ25の可動部の位置ということができる。
[数2]
LE=(a+d)−(b+c)………(式2)
FE信号は、レーザ光の合焦位置と光ディスク100の記録面とのズレ量を示す信号であり、周知の非点収差法により下記の式3に基づいて演算処理されている。
[数3]
FE=(a+c)−(b+d) ………(式3)
また、ドライバ回路15は、トラックキングサーボ制御のオフ時、LE駆動信号をアクチュエータ25に与え、光ピックアップ2内の対物レンズ23を光軸の中心に保たれるよう制御を行うLCサーボ制御を行う。このLCサーボ制御では、アクチュエータ25に生じる電圧が基準電圧に対応する中央位置を保つよう制御する。
次に、光ディスク装置1の起動時における制御を説明する。
図4は、本発明の実施形態である光ディスク装置1の起動時における動作を説明するフローチャートである。光ディスク装置1は、起動時において、トラッキング信号をオフした状態で、フォーカスエラー信号のフォーカスバランス(FBAL)や、トラッキングエラー信号のトラッキングバランス(TBAL)や、球面収差の調整、コマ収差の調整等の調整を行う。その後、トラッキングサーボ制御をオンし、起動状態が完了する。
この第2の実施形態では、光ピックアップ2の調整時に光ピックアップの振動レベルを検出する構成が第1の実施形態と比べて異なる。
この第3の実施形態では、振動レベルを、TE信号をもとに測定する構成が第1の実施形態と異なる。
ステップS2では、制御部10は、スピンドルモータ18を駆動させ、光ディスク100の回転数をアクチュエータの共振周波数帯付近まで回転させる。
そして、ステップS3では、制御部10は、回転数や振動に依存しない光ピックアップ2の調整を行う。
図7のステップS31では、制御部10は、フォトディテクタ24により検出されるTE信号の振幅を測定する。このステップS31では、例えば、光ディスク100の1回転の周期を所定数のサンプリング周期(タイミング)で分割し、TE信号の振幅を取得する。
ステップS32では、ステップS31で測定されたTE信号の振幅をもとに、偏芯量を算出する。
[数4]
偏芯量=TE振幅MAX/TE振幅MIN………(4)
ここで、TE振幅MAXは、TE信号の振幅の最大値を示す。また、TE振幅MINは、TE信号の振幅の最小値を示す。
ステップS8では、制御部10はスピンドルモータ18を目標回転数(回転速度)まで回転させる。ステップS9では、制御部10は、スピンドルモータ18の回転が目標回転数付近になるまで待機する。スピンドルモータ18の回転が目標回転数まで達すると(ステップS9:YES)、ステップS10では、制御部10は、LCサーボ制御をオフする。
また、上記した第2の実施形態においても、TE信号を用いて振動レベルを測定してもよい。すなわち、図6のステップS253において、TE信号の振幅(TE振幅MAX、TE振幅MIN)を測定する。そして、測定されたTE信号の振幅をもとに、光ディスク100の偏芯量を算出する。以下、図6のステップS255において、振動レベル(偏芯量)が閾値T1以上である場合のみ、制御部10はLCサーボ制御を含めた待ち制御を行う。
LE信号と、TE信号とをともに測定しておき、いずれかの値をもとに測定された振動レベルが閾値以上であればLCサーボ制御を行う構成としてもよい。
ステップS52では、制御部10は、スピンドルモータ18を駆動させ、光ディスク100の回転数をアクチュエータの共振周波数帯付近まで回転させる。
また、光ピックアップ2の調整時において光ピックアップ2の共振状態を検出する第2の実施形態においても、第5の実施形態と同様、LE信号の振幅と、TE信号とをもとに振動レベルを測定してもよい。
本発明は様々な実施形態が存在する。
回転数や振動に影響を受ける調整として、フォーカスバランスの調整、トラッキングバランスの調整、球面収差の調整、コマ収差の調整を用いたことは一例に過ぎず、他の調整であってもよい。
・上記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって上記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が上記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本発明の一実施例として開示されるものである。
Claims (5)
- 光ディスクを回転させるモーターと、光ピックアップと、前記光ピックアップの対物レンズの前記光ディスクに対する位置を調整するサーボ部と、を有し、起動後、前記サーボ部による前記光ディスクの径方向での制御をオフとした状態で前記光ピックアップの調整を行う光ディスク装置であって、
回転する前記光ディスクからの反射光を検出する光検出部と、
起動後に検出された反射光に応じて、前記光ディスクの回転数が所定の周波数帯ではない状態での前記対物レンズの振動レベルを判定する振動レベル判定部と、
検出された前記反射光に応じて、前記光ピックアップの調整を行う制御部と、を有し、
前記制御部は、
判定された前記振動レベルが閾値以上であれば、前記サーボ部に、光軸が前記対物レンズの中心を通るよう前記対物レンズの位置制御を行わせつつ、前記モーターに前記光ディスクの回転数を所定の周波数帯まで加速させた後、前記光ピックアップの調整を行い、
前記振動レベルが閾値以下であれば、前記サーボ部に、前記対物レンズの位置制御を行わせることなく、前記モーターに前記光ディスクの回転数を所定の周波数帯まで加速させながら、前記光ピックアップの調整を行う、
ことを特徴とする光ディスク装置。 - 前記振動レベル判定部は、前記光検出部が検出したレンズエラー信号をもとに前記振動レベルを判定する、ことを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。
- 前記振動レベル判定部は、前記光検出部が検出したトラッキングエラー信号をもとに前記光ディスクの偏芯量を算出し、算出された前記偏芯量をもとに前記振動レベルを判定する、ことを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。
- 前記振動レベル判定部は、前記トラッキングエラー信号の最大値と最小値との比率をもとに、前記偏芯量を算出する、ことを特徴とする請求項3に記載の光ディスク装置。
- 光ディスクを回転させるモーターと、光ピックアップと、前記光ピックアップの対物レンズの前記光ディスクに対する位置を調整するサーボ部と、を有し、起動後、前記サーボ部による前記光ディスクの径方向での制御をオフとした状態で前記光ピックアップの調整を行う光ディスク装置であって、
回転する前記光ディスクからの反射光を検出する光検出部と、
起動後に検出された反射光に応じて、前記光ディスクの回転数が所定の周波数帯ではない状態での前記対物レンズの振動レベルを判定する振動レベル判定部と、
検出された前記反射光に応じて、前記光ピックアップの調整を行う制御部と、を有し、
前記制御部は、
前記光ピックアップの調整中に、判定された前記振動レベルが閾値以上であれば、前記サーボ部に光軸が前記対物レンズの中心を通るよう前記対物レンズの位置制御を行わせつつ、前記モーターに前記光ディスクの回転数を所定の周波数帯まで加速させた後、前記光ピックアップの調整を行い、
前記光ピックアップの調整中に、前記振動レベルが閾値以下であれば、前記サーボ部に前記対物レンズの位置制御を行わせることなく、前記モーターに前記光ディスクの回転数を所定の周波数帯まで加速させながら、前記光ピックアップの調整を行う、
ことを特徴とする光ディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014115387A JP6331719B2 (ja) | 2014-06-04 | 2014-06-04 | 光ディスク装置 |
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JP2015230735A JP2015230735A (ja) | 2015-12-21 |
JP6331719B2 true JP6331719B2 (ja) | 2018-05-30 |
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JP2014115387A Active JP6331719B2 (ja) | 2014-06-04 | 2014-06-04 | 光ディスク装置 |
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-
2014
- 2014-06-04 JP JP2014115387A patent/JP6331719B2/ja active Active
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