JP4221729B2 - 記録媒体再生装置 - Google Patents

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Description

本発明は、対物レンズと補助レンズとから成る2群レンズ構成にて光ビームを記録媒体に集光させて信号の再生を行う記録媒体再生装置に関する。
この種の記録媒体記録再生装置の光ピックアップは、対物レンズと補助レンズとを有し、対物レンズを保持する対物レンズホルダがベース部材に第1支持部材を介してフォーカス方向(光軸方向)及びトラッキング方向(光軸方向の垂直方向)に移動可能に支持されている。補助レンズを保持する補助レンズホルダが対物レンズホルダに第2支持部材を介してフォーカス方向(光軸方向)に移動可能に支持されている。
対物レンズホルダ及び補助レンズホルダを含む全レンズブロック体はフォーカス・トラッキング用アクチュエータによってフォーカス方向及びトラッキング方向に移動されるように構成されている。補助レンズホルダを含む補助レンズブロック体は補助レンズ用アクチュエータによってフォーカス方向に移動されるように構成されている。
上記構成において、フォーカス・トラッキング用アクチュエータが駆動されると、全レンズブロック体が移動し、これによって対物レンズ及び補助レンズが共にフォーカス方向やトラッキング方向に移動される。この移動によってフォーカス制御及びトラッキング制御がなされる。そして、対物レンズと補助レンズの2群レンズ構成とすることにより対物レンズの径を大きくすることなく高開口数を実現できるものである。
また、補助レンズ用アクチュエータが駆動されると、補助レンズがフォーカス方向に移動し、補助レンズと対物レンズとの間の距離が可変される。つまり、例えば記録媒体である光ディスクの種類によって基板の厚さが異なる場合において、対物レンズと補助レンズとの間の距離が同じであると大きな球面収差が発生し、この球面収差が再生信号の外乱として作用するが、光ディスクの種類によって対物レンズと補助レンズとの間の距離を調整することによって球面収差を小さく抑えることができるものである。
しかしながら、従来においては、記録媒体の種類を光ピックアップにより正確に検出できる手段がなかった。そのため、記録媒体の種類の誤認によってフォーカスサーボがかからなかったり、又、全レンズブロック体の先端部が記録媒体に衝突するという事故が発生する問題があった。このような事故は、高密度記録のため全レンズブロック体と記録媒体との間の距離、つまり、エアギャップが小さくなればなるほど生じやすく、その対策が望まれていた。
詳しくは、対物レンズを含みフォーカス方向に移動させる対物レンズユニットを、記録媒体に接触させた接触位置と記録媒体から十分に離れる最遠隔位置との間で移動させ、この移動過程における記録媒体の表面及び信号面からのそれぞれの反射光の検出結果に基づいて、当該記録媒体の種類を判別することが求められていた。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、記録媒体の種類を正確に検出できる記録媒体再生装置を提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明は下記の構成(1)〜(4)を有する記録媒体再生装置を提供する。
(1) 光ビームを記録媒体に集光させる対物レンズと、この対物レンズを含む対物レンズユニットをフォーカス方向に移動させる移動手段と、
この移動手段によって前記対物レンズユニットを、前記記録媒体に接触させた接触位置と前記記録媒体から十分に離れる最遠隔位置との間で移動させ、この移動過程における前記記録媒体の表面からの反射光を検出する第1の検出手段と、前記記録媒体の信号面からの反射光を検出する第2の検出手段と、前記第1と第2の検出手段の検出結果に基づいて前記記録媒体の種類を判別する記録媒体種類判別手段とを備えたことを特徴とする記録媒体再生装置。
(2) 請求項1に記載の記録媒体再生装置において、前記記録媒体種類判別手段は、前記対物レンズユニットを接触位置から最遠隔位置へと移動させることを特徴とする記録媒体再生装置。
(3) 請求項1又は2に記載の記録媒体再生装置において、前記対物レンズユニットが前記記録媒体に接触しているか否かを検出する記録媒体接触検出手段を有することを特徴とする記録媒体再生装置。
(4) 請求項3に記載の記録媒体再生装置において、前記記録媒体接触検出手段は、前記対物レンズユニットの移動手段がマグネット、コイル等から成る電磁アクチュエータとして構成され、この電磁アクチュエータが応答可能な外乱が発生するような電圧を印加し、この際の前記磁アクチュエータからの逆起電力を測定することにより検出することを特徴とする記録媒体再生装置。
本発明によれば、対物レンズを含みフォーカス方向に移動させる対物レンズユニットを、記録媒体に接触させた接触位置と記録媒体から十分に離れる最遠隔位置との間で移動させ、この移動過程における記録媒体の表面及び信号面からのそれぞれの反射光の検出結果に基づいて、当該記録媒体の種類を判別する記録媒体再生装置を提供することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図2は記録媒体記録再生装置の光ピックアップPAの構成図である。図2において、半導体レーザ300は光ビームであるレーザ光を発生し、このレーザ光はコリメートレンズ301、回折格子302及びビームスプリッタ303を介してアクチュエータ部Aに達し、さらにアクチュエータ部Aの対物レンズ304及び補助レンズ305を介して記録媒体である光ディスクDの信号面に結像する。光ディスクDからの反射光は、補助レンズ305及び対物レンズ304を再び経由してビームスプリッタ303に入射され、p偏光成分の一部とs偏光成分の全てが抽出されて他のビームスプリッタ306に射出される。
他のビームスプリッタ306は入射されたレーザ光の内の一部をレンズ307に射出し、他の残りの大部分を半波長板308を介して偏光ビームスプリッタ309に射出する。偏光ビームスプリッタ309は、入射されたレーザ光をs偏光成分とp偏光成分に分離し、これをそれぞれレンズ310とレンズ311に出力する。
レンズ307に入射されたレーザ光は、ビームに非点収差を与えるレンズ312を介してフォトダイオード313に出力される。フォトダイオード313は、入力レーザ光をビームの強度に応じた電気信号に変換し、サーボ信号として図3に示したサーボヘッドアンプ333に出力する。
偏光ビームスプリッタ309から射出されたレーザ光は、レンズ310及びレンズ314を介して、又、レンズ311及びレンズ315を介してフォトダイオーダ316と他のフォトダイオーダ317にそれぞれ入射される。2つのフォトダイオーダ316、317は、入射レーザ光を対応する電気信号に変換し、この2つの電気信号は差動増幅されて、反射光量信号として図3に示したRFヘッドアンプ340に出力される。
半導体レーザ300より射出され、コリメータレンズ301及び回折格子302を介してビームスプリッタ303に入射されたレーザ光の一部は、ビームスプリッタ303に反射され、レンズ318を介してフォトダイオード319に出力される。フォトダイオーダ319は入射レーザ光を対応する電気信号に変換し、この電気信号は図示せぬAPC(オートマチック・パワー・コントロール)回路に供給される。このAPC回路は半導体レーザ300から照射されるレーザ光のパワーが一定になるよう制御する。
また、図2に示した磁気ヘッド320は、光ディスクDに対しアクチュエータ部Aの反対側に配置され、記録モードにおいて記録情報に応じた外部磁界を印加する。
図1(a)は光ピックアップPAのアクチュエータ部Aの概略断面図である。図1(a)において、対物レンズ304を保持する対物レンズホルダ321がベース部材322に第1支持部材(図示せず)を介してフォーカス方向(光軸方向)及びトラッキング方向(光軸方向の垂直方向)に移動可能に支持されている。補助レンズ305を保持する補助レンズホルダ323が対物レンズホルダ321に第2支持部材(図示せず)を介してフォーカス方向(光軸方向)に移動可能に支持されている。補助レンズホルダ323の光ディスクD側には摺動部324が固定されており、この摺動部324が補助レンズ305等より先に光ディスクDに接触するように構成されている。この摺動部324は衝撃吸収に優れた部材にて構成され、衝突の際に補助レンズ305及び光ディスクDを保護する。
また、対物レンズホルダ304及び補助レンズホルダ305を含む全レンズブロック体LB1は、第1移動手段であるフォーカス・トラッキング用アクチュエータ325によってフォーカス方向及びトラッキング方向に移動されるように構成されている。フォーカス・トラッキング用アクチュエータ325は、マグネット、フォーカス用コイル、トラッキング用コイル等から成る電磁アクチュエータにて構成されている。補助レンズホルダ305を含む補助レンズブロック体LB2は、第2移動手段である補助レンズ用アクチュエータ326によってフォーカス方向に移動されるように構成されている。補助レンズ用アクチュエータ326は、マグネット、補助レンズ用コイル等から成る電磁アクチュエータにて構成されている。補助レンズ305をフォーカス方向に移動することによって、補助レンズ305と対物レンズ304との間の距離が可変される。
図3は記録媒体記録再生装置の回路ブロック図である。図3において、スピンドルモータ330は、モータドライブ回路331の駆動信号によって光ディスクDを所定の角速度で回転させる。モータドライブ回路331は制御部332のモータ制御信号に基づいて駆動信号を出力する。光ピックアップPAは上述したようにサーボ信号を出力し、このサーボ信号はサーボヘッドアンプ333を介してフォーカスエラー信号生成回路334及びトラッキングエラー信号生成回路335に供給される。
フォーカスエラー信号生成回路334から出力されるフォーカスエラー信号は、位相補償回路336に供給され、位相補償回路336はフォーカスエラー信号に位相補償を施す。トラッキングエラー信号生成回路335から出力されるトラッキングエラー信号は、位相補償回路337に供給され、位相補償回路337はトラッキングエラー信号に位相補償を施す。この2つの位相補償回路336、337から出力される各信号は、各アンプ338、339を介して光ピックアップPAのフォーカス・トラッキング用アクチュエータ325に供給される。詳しくは、フォーカスエラー信号はフォーカス用コイルに供給され、トラッキングエラー信号はトラッキング用コイルに供給され、これによってフォーカスとトラッキングの各制御がなされる。
また、アンプ338は、通常の状態(フォーカスサーボがロックインしている状態)では、位相補償回路336の出力を入力信号として選択するが、制御部332からフォーカスサーボ引き込み用の信号が出力された場合には、制御部332からの信号(フォーカス制御信号)を入力信号として選択する。
光ピックアップPAは上述したように反射光量信号を出力し、この反射光量信号はRFヘッドアンプ340を介して制御部332に供給されると共に、図示せぬ復号回路に供給されて元の情報に再生される。
図4は、前記制御部332の詳しい回路ブロック図である。図4において、RFヘッドアンプ340から出力された反射光量信号は、LPF(ローパスフィルタ)342に供給され、このLPF342の出力を光ディスクDの反射光に基づく第1検出信号として取り扱う。この第1検出信号はA/D変換器343でディジタル化され、インターフェース344を介してCPU345に供給される。
又、制御部332にはフォーカスエラー信号が供給され、このフォーカスエラー信号は光ディスクDの反射光に基づく第2検出信号として取り扱う。この第2検出信号はA/D変換器346でディジタル化され、インターフェース344を介してCPU345に供給される。
CPU345は、記録媒体種類判別手段として構成され、記録媒体種類判別モード時において光ディスクDの種類を判別する。つまり、この第1及び第2検出信号を基にして光ディスクDの種類を判別し、この判別結果により補助レンズ用制御信号を生成し、この補助レンズ用制御信号はD/A変換器352を介して出力する。補助レンズ用制御信号は、アンプ341(図3に示す)を介して光ピックアップPAの補助レンズ用アクチュエータ326に供給される。詳しくは、補助レンズ用制御信号は補助レンズ用コイルに供給され、これによって対物レンズ304と補助レンズ305間の距離が設定される。補助レンズ用制御信号の生成手順については、下記に詳述する。
RFヘッドアンプ340から出力された反射光量信号は、ジッタ検出回路347にも供給されている。ジッタ検出回路347はイコライザ回路、PLL回路、クロックデータ比較回路等から成り、反射光量信号のジッタ値を検出する。ジッタ値信号はA/D変換器348でディジタル化され、インターフェース344を介してCPU345に供給される。
CPU345は、フォーカス引き込み処理モード時において、ジッタ値信号を基に補助レンズ用制御信号を生成し、この補助レンズ用制御信号は上記と同様にD/A変換器352を介して出力する。又、CPU345は、上記したようにフォーカスサーボ引き込み時にフォーカス制御信号を出力するが、このフォーカス制御信号はD/A変換器353を介して出力される。
また、制御部332にはフォーカス用コイルドライブ信号、トラッキング用コイルドライブ信号及び補助レンズ用コイルドライブ信号が供給され、各信号は各A/D変換器354、355、356でディジタル化され、インターフェース344を介してCPU345に供給される。CPU345は、記録媒体接触検出手段として構成され、上記信号状態を検出することによって光ディスクDに全レンズブロック体LB1が接触しているか否かを検出する。
ROM349には、図5のフローチャートで示す内容の記録媒体種類判別プログラムや図6のフローチャートで示す内容のフォーカス引き込み処理プログラムや図7のフローチャートで示す内容の記録媒体接触有無判別プログラム等が格納されている。RAM350は、ROM349に格納されている制御プログラムをCPU345が実行する際に生じるデータや演算結果を一時的に記憶するものである。メモリであるEEPROM351には、各種の光ディスクDに対応する対物レンズ304と補助レンズ305間の距離データが格納されている。
CPU345は、ROM349に格納されている各種制御プログラムを実行するが、この詳しい内容は図5〜図7に基づいて下記に説明する。
図8は光ディスクD1の表面d1から信号面d2までの距離L1が短く(例えば基板d0の厚さ0.1mm)、本記録再生装置で記録再生可能な光ディスクD1の表面d1と信号面d2に対する光ビームの集光位置を示し、図10は全レンズブロック体LB1が図1(b)に示す最遠隔位置から図1(e)に示す最近接位置に移動し、さらに図1(b)に示す最遠隔位置に戻ったときの各出力波形図である。
図8及び図10において、最遠隔位置から光ディスクD1に近付き図8のa位置に位置すると、表面d1からの反射光が得られ、更に、光ディスクD1に近づき図8のb位置に位置すると、信号面d2からの反射光が得られるため、この2つの位置で反射光量信号とフォーカスエラー信号とが異なるレベルで得られる。尚、最近接位置から最遠隔位置に戻るときにも、同じ位置b1,a1で同様の信号が得られる。
図9は光ディスクD2の表面d1から信号面d2までの距離L2が長く(例えば、基板d0の厚さ0.6mm)、本記録再生装置で記録再生不能な光ディスクD2の表面d1に対する光ビームの集光位置と最近接位置における光ビームの集光位置を示し、図11は全レンズブロック体LB1が最遠隔位置から最近接位置に移動し、ここから再び最遠隔位置に戻ったときの各出力波形図である。
図9及び図11において、最遠隔位置から光ディスクD2に近付き図9のc位置に位置すると、表面d1からの反射光が得られるが、それよりも更に光ディスクD1に近づき図9のd位置,つまり、光ディスクDに摺動部324が接触する接触位置に位置しても、信号面d2からの反射光が得られないため、1つの位置でのみ反射光量信号とフォーカスエラー信号が得られる。この際、摺動部324を光ディスクDに接触させるには、接触直前の位置で補助レンズ305のみを微小に接触方向に移動させれば安全である。尚、接触位置から最遠隔位置に戻るときにも、同じ位置d1,c1で同様の信号が得られる。
また、光ディスクDが装着されていない場合には、反射面が存在しないため、何の信号も得られない。
図5は記録媒体種類判別モード時のフローチャートである。図5において、全レンズブロック体LB1は初期位置として図1(b)に示す最遠隔位置に位置する。CPU345は、光ディスクDが記録媒体記録再生装置に装着されたか否かを検出し(ステップS1)、光ディスクDが装着されるとスピンドルモータ330の停止を確認する(ステップS2)。
次に、CPU345は例えば内蔵の測定値格納レジスタ(図示せず)のD1、D2に初期値ゼロをセットし(ステップS3)、半導体レーザ300がレーザ光を出力するよう制御する。又、CPU345は例えば内蔵のD/A変換器353に接続された8ビットカウンタ(図示せず)にデータとしてゼロをセットする(ステップS5)。この8ビットカウンタ(図示せず)のデータに基づくフォーカスデータをD/A変換器353から出力し(ステップS6)、このフォーカス制御信号によってフォーカス・トラッキング用アクチュエータ325が駆動して全レンズブロック体LB1がフォーカス方向に移動する。ここで、8ビットカウンタのデータ=ゼロは図1(b)に示す十分に遠い最遠隔位置に対応し、8ビットカウンタのデータ=255は図1(e)に示す最も近い最近接位置に対応する。
CPU345はフォーカス制御信号の出力を開始すると、フォーカスエラー信号(第1検出信号)と反射光量信号のLPF342の出力(第2検出信号)とを取り込み(ステップS7)、各検出信号のレベルが各第1しきい値を越えるか否か、第2しきい値を越えるか否かをチェックする(ステップS8、ステップS9)。各第1及び第2しきい値を越えない場合には8ビットカウンタのデータを1づつインクリメントし(ステップS11)、各第1しきい値を越えた場合にはレジスタD1に1を格納する(ステップS12)。各第2しきい値を越えた場合にはレジスタD2に1を格納し(ステップS13)、ステップ14に進む。又、各第1及び第2しきい値を越えることなく、又は、第2しきい値を越えることなく8ビットカウンタのデータが255になった場合、つまり、図1(e)の最近接位置に位置した場合にはステップ14に進む(ステップS10)。
ステップ14では、レジスタD1,D2の格納値を読みだし、D1=1で、且つ、D2=1の場合には所定の光ディスクD有りと判別し(ステップS15、ステップS18)、次のモードに移行する。D1=1で、且つ、D2=0の場合には所定外の光ディスクD有りと判別し、ディスクを交換して下さいの情報を表示する(ステップS16、ステップS19)。D1=0で、且つ、D2=0の場合には光ディスクD無しと判別し、ディスクを入れて下さいの情報を表示する(ステップS17、ステップS20)。
上記処理プログラムでは、光ディスクDの表面d1と信号面d2の両方の反射光の信号を利用し、このポイントでの反射光の変化が明確であるため、判別しやすく、且つ、正確な判別ができる。
上記処理プログラムでは、検出信号としてフォーカスエラー信号(第1検出信号)と反射光量信号のLPF342の出力(第2検出信号)とを2つの信号を用いているが1つの信号のみを用いても良い。しかし、この実施形態のように、2つの信号を用いれば、検出精度が向上し好ましい。
上記処理プログラムでは、光ディスクDの種類を所定のディスク、所定外のディスク、ディスク無し、の3つに判別する場合を示したが、所定のディスクを更に細かく判別するには次のようにする。つまり、再生専用ディスク、ライトワンスディスク、RAMディスク、又は、単層ディスク、2層ディスク等は表面からの反射光レベルがほとんど同じで差がないが、信号面からの反射光レベルが異なる。従って、各ディスクの信号面の反射率が異なることを利用して、前記第2しきい値を複数段に設定して判別する。判別精度を向上させるには、表面からの反射光の信号レベルと信号面からの反射光の信号レベルとの比を計算し、この比から判別するようにする。
上記処理プログラムでは、全レンズブロック体LB1が最遠隔位置から最近接位置に移動するよう設定したが、反対に全レンズブロック体LB1が最近接位置から最遠隔位置に移動するよう設定しても良い。このように設定すれば、ディスクの面振れやバラツキが大きいとき等に、判別時間や検出精度を改良できる場合がある。特に、下記する記録媒体接触検出手段を利用すれば、より効果的である。
図6はフォーカス引き込みモードのフローチャートである。図6において、記録媒体種類判別の判別結果(例えば単層ディスク又は2層ディスク)に基づきEEPROM351より当該ディスクに対応する所望の距離データを読みだし(ステップ21)、この距離データに基づき補助レンズ用制御信号を補助レンズ用アクチュエータ326に出力する(ステップ22)。すると、補助レンズ用アクチュエータ326の駆動力で補助レンズブロック体LB2が移動し、補助レンズ305と対物レンズ304との間の距離が所定の距離に調整される。尚、所定のディスクか否かしか判別できない場合には、このステップは省略される。
次に、CPU345は、フォーカス制御信号を出力して全レンズブロック体LB1を光ディスクDから遠ざける方向に移動し(ステップ23)、この移動過程におけるフォーカスエラー信号(第1検出信号)と反射光量信号のLPF342の出力(第2検出信号)とを取り込み(ステップS24)、8ビットカウンタのデータを1づつデクリメントしながら(ステップS26)、各検出信号のレベルが第2しきい値を越えるのを待つ(ステップS25)。各検出信号のレベルが各第2しきい値を越えた場合には直ちにサーボの引き込みを行わせ、フォーカスサーボをロックインさせる(ステップS27)。
即ち、フォーカス・トラッキング用アクチュエータ325を制御し、レーザ光が信号面に集光した位置でフォーカスサーボをかけるので、直ちに、且つ、確実に最適なフォーカスサーボがかかる。又、補助レンズ305と対物レンズ304との間の距離がある程度の範囲にないと球面収差が大きくフォーカスカーボの引き込みが出来ない虞があるが、予め補助レンズ305と対物レンズ304との間の距離が所定の距離に調整されているので、光ディスクDの種類にかかわらずサーボの引き込みを行わせ、フォーカスサーボをロックインさせることができる。
次に、CPU345は、モータドライブ回路331に制御信号を出力してスピンドルモータ330の回転を開始し(ステップS28)、スピンドルモータ330の回転サーボをロックインさせると共にトラッキングのサーボ制御を行う(ステップS29)。
次に、CPU345は、ジッタ検出回路347の検出したジッタ値を格納する変数X1に−1を、1回前の処理で読み込ませたジッタ値を格納する変数X2に0を初期設定する(ステップS30)。そして、補助レンズ用制御信号を出力して補助レンズ305と対物レンズ304との間の距離を可変する(ステップS31)。ここで、補助レンズ305の移動は、移動可能距離を255等分し、光ディスクDから遠い順に0〜255の値を対応させる。例えば現在の位置が128の値であれば、127又は129の値に対応する制御信号を出力し、この位置におけるジッタ値を得る。そして、変数X2に先の変数X1の値を代入し(ステップS32)、新しく読み込んだジッタ値を変数X1に格納する(ステップS33)。
次に、X1からX2を減算した値が0よりも大きいか、又は、等しいか、又は、小さいかを判別する(ステップS34)。X1からX2を減算した値が0よりも小さい(NO)と判定した場合は、ステップ31に戻り同様の処理を繰り返す。X1からX2を減算した値が0よりも大きいか、又は、等しい(YES)と判定した場合は、ジッタ値の最小値、つまり、信号の品質の最良値が得られたということになるからこれで処理を終了する。ここで、フォーカス引き込みモードの最初の段階で、補助レンズ305と対物レンズ304との間の距離が所定の距離に調整されるが、光ディスクDの個々のバラツキ等によって微妙に異なるため、球面収差が充分に小さく(マレシャルのクライテリオン以下)なるよう調整できる。また、上記フォーカス引き込み処理は、記録媒体種類判別モードに引き続いて連続的に行うように構成したが、別個に再開するように構成しても良い。
図7は、記録媒体接触有無判別モードのフローチャートである。図7において、記録媒体接触検出手段は、全レンズブロック体LB1、詳しくは摺動部324が光ディスクDに接触しているか否かを検出するもので、CPU345がフォーカス・トラッキング用アクチュエータ325にサーボ帯域内の周波数で微少な加振信号を印加する(ステップS35)。そして、CPU345は、フォーカス用コイルドライブ信号を取り込み(ステップS36)、この信号レベルがしきい値を越えるか否かを判別する(ステップS37)。信号レベルがしきい値を越えた場合には接触していないと判定し(ステップS38)、信号レベルがしきい値を越えていない場合には接触していると判定する(ステップS39)。
つまり、例えばフォーカスのゲイン交点が2KHzであるとしてフォーカス・トラッキング用アクチュエータ325が応答できる周波数が500Hzで、コイルに略サイン波の10mAの電流を通電すると、フォーカス・トラッキング用アクチュエータ325の逆起電力の定数が10mV/mAとして、光ディスクDに接触していない場合は、500Hzの信号で全レンズブロック体LB1が自由振動するから110mVの逆起電力がフォーカス用コイルに発生し、逆起電力がしきい値を越える。光ディスクDに接触している場合は、自由振動できないから基本的に逆起電力が発生せず、しきい値を越えない。
また、より精度良く判別したい場合には、印加したサイン波と同期したサイン波が検出されるか否かをチェックする。
また、この実施形態の記録媒体接触検出手段では、フォーカス・トラッキング用アクチュエータ325の逆起電力を測定するだけで接触の有無を検出できる。又、フォーカス用コイルに加振信号を印加する場合として説明したが、トラッキング用コイル、又は、補助レンズ用コイルに加振信号を印加しても同様に接触の有無を検出できる。
次に、この記録媒体接触検出手段の利用形態を説明する。前記記録媒体種類判別モードにおいて、全レンズブロック体LB1の最近接位置が光ディスクDの接触位置になるよう設定し、全レンズブロック体LB1の移動可能な広範囲に亘って反射光の情報を得ることができる。つまり、全レンズブロック体LB1が光ディスクDに接触しているか否かを検出し、何等かの理由により接触していない場合は、アンプのゲインを変更する等して全レンズブロック体LB1を移動し、以降の処理を継続することによって反射光の情報を得ることができる。又、全レンズブロック体LB1と光ディスクDとのエアーギャップが微少(例えば75μm程度)であると、停止状態での全レンズブロック体LB1と光ディスクDの距離関係の誤差や、光ディスクDの面振れの状態や、その他バラツキを含めると、光ディスクDに接触させないと種類が判別できないこともあり、このような場合に正確に検出できる。以上より、記録媒体接触検出手段を利用することで検出精度が向上する。
また、何等かの異常により全レンズブロック体LB1が光ディスクDに吸着してしまった場合には、その異常を検出できるため、それ以降の適切な対処が可能となる。
図12は変形例の記録媒体種類判別モード時のフローチャートの前半、図13は変形例の記録媒体種類判別モード時のフローチャートの後半である。図12及び図13において、前記実施形態と同じ箇所は説明を省略し、異なる箇所のみを説明する。
前記実施形態では、フォーカス・トラッキング用アクチュエータ325の速度は全移動過程で一定であったが、この変形例ではフォーカスエラー信号(第1検出信号)と反射光量信号のLPF342の出力(第2検出信号)との各レベルが各第1しきい値を越える時点までD/A変換器353に接続された8ビットカウンタのデータを2づつインクリメントし(ステップS49)、速い速度(2倍速)で移動させる。尚、3倍速以上としても良い。
第1及び第2検出信号の各レベルが各第1しきい値を越えた時点で8ビットカウンタのデータを1づつインクリメントし(ステップS55)、遅い速度(1倍速)で移動させる。このように速度を可変することで、全体としての移動時間、つまり、判別時間を短縮でき、且つ、光ディスクDとの衝突時の衝撃を1/2にすることができる。
図14(a)〜(e)は本発明の他の実施形態を示し、前記実施形態では対物レンズ304とは別個に補助レンズ305のみが移動可能に構成されているが、この他の実施形態では補助レンズ305自体は別個独立に移動することができず対物レンズ304と共にのみ移動される。つまり、補助レンズ304が固定の場合である。
図14(a)は光ピックアップPAのアクチュエータ部Aの概略断面図である。図14(a)において、対物レンズホルダ321には対物レンズ304のみならず補助レンズ305も保持されており、対物レンズホルダ321はベース部材322に支持部材(図示せず)を介してフォーカス方向(光軸方向)及びトラッキング方向(光軸方向の垂直方向)に移動可能に支持されている。対物レンズホルダ321の光ディスクD側には摺動部324が固定されており、この摺動部324が補助レンズ305等より先に光ディスクDに接触するように構成されている。この摺動部324は衝撃吸収に優れた部材にて構成され、衝突の際に補助レンズ305及び光ディスクDを保護する。
また、対物レンズホルダ321等を含む全レンズブロック体LB1は、全レンズブロック体移動手段であるフォーカス・トラッキング用アクチュエータ325によってフォーカス方向及びトラッキング方向に移動されるように構成されている。フォーカス・トラッキング用アクチュエータ325はマグネット、フォーカスコイル、トラッキングコイル等から成る電磁アクチュエータにて構成されている。 図14(b)は最遠隔位置の全レンズブロック体LB1の一部概略図、図14(c)は光ビームが表面に集光する位置の全レンズブロック体LB1の一部概略図、図14(d)は光ビームが信号面に集光する位置の全レンズブロック体LB1の一部概略図、図14(e)は接触位置の全レンズブロック体LB1の一部概略図である。
図14(b)〜(e)に基づいて記録媒体種類判別モード時の動作について説明するが、前記実施形態と概略同様であるため簡単に説明する。
記録媒体記録再生装置は、前記実施形態と同様に記録媒体種類判別手段を有し、この記録媒体種類判別手段はフォーカス・トラッキング用アクチュエータ325を駆動して全レンズブロック体LB1を図14(b)の最遠隔位置と図14(e)の接触位置との間で移動させ、この移動過程における記録媒体である光ディスクDの表面d1からの反射光が有るか否かを第1検出ポイント(図14(c)の位置)とし、光ディスクDの信号面d2からの反射光が有るか否かを第2検出ポイント(図14(d)の位置)として光ディスクDからの反射光に基づく検出信号から光ディスクDの種類を判別する。従って、前記実施形態の場合と同様に、光ディスクDの種類を正確に検出でき、光ディスクDの種類の誤認によってフォーカスサーボがかからなかったり、又、全レンズブロック体LB1の先端部が光ディスクDに衝突するという事故の発生を防止できる。又、光ディスクDの表面d1と信号面d2の両方の反射光の信号を利用し、このポイントでの反射光の変化が明確であるため、判別しやすく、且つ、より正確な判別ができる。
また、前記記録媒体種類判別手段は、前記全レンズブロック体LB1を最遠隔位置から接触位置へと移動させ、前記第1検出ポイントを検出するまでは前記全レンズブロック体LB1の移動速度を速くし、前記第1検出ポイントを検出した後は前記全レンズブロック体LB1の移動速度を遅く設定してある。このように設定することによって、前記実施形態の場合と同様に、判別時間を短縮でき、且つ、光ディスクDとの衝突時の衝撃を1/2にすることができる。
ここで、前記第2検出ポイントを検出した場合には、その時点よりフォーカスサーボをロックインさせるように構成されている。このように構成することにより、前記実施形態の場合と同様に、レーザ光が信号面d2に集光した位置でフォーカスサーボをかけるため、直ちに、且つ、確実に最適なフォーカスサーボがかかる。
一方、前記記録媒体種類判別手段は、前記全レンズブロック体LB1を接触位置から最遠隔位置へと移動させるよう構成しても良い。この様に構成することにより、前記実施形態の場合と同様に、記録媒体である光ディスクDの面振れやバラツキが大きいとき等に、判別時間や検出精度を改良できる場合がある。
さらに、記録媒体記録再生装置は、前記全レンズブロック体LB1が光ディスクDに接触しているか否かを検出する記録媒体接触検出手段を有する。この記録媒体接触検出手段によって、記録再生状態での全レンズブロック体LB1と光ディスクDとのエアーギャップが微少な装置において、誤差等があっても種類判別を正確に行なえる。
記録媒体接触検出手段は、全レンズブロック体LB1、詳しくは摺動部324が光ディスクDに接触しているか否かを検出するものである。記録媒体接触検出手段は、例えばフォーカス・トラッキング用アクチュエータ325である前記電磁アクチュエータにて構成され、この電磁アクチュエータが応答可能な外乱が発生するような電圧を印加し、この際の電磁アクチュエータからの逆起電力を測定することにより検出する。この構成によれば、前記実施形態の場合と同様に、電磁アクチュエータからの逆起電力を測定するだけで接触の有無を検出できる。
次に、全レンズブロック体LB1の先端部が意図的に接触、又は、接触の可能性が高い装置に最適な光ディスクDの構成を説明する。基板の厚さは0.1mmのポリカーボネイトやアクリル、ポリオレフィン、エポキシ等の樹脂層、又は、ガラス層の奥に信号面が形成される。全体の直径120mmで、その内周部の半径22mmまでがクランプ等のクランプエリア、半径24mmから58mmまでがデータエリア、クランプエリアとデータエリアとの間の半径20mmから30mm付近(一部オーバラップ)が保護エリアとして構成され、この保護エリアは保護層として紫外線硬化樹脂のウレタン系結合含有多官能アクリレートを塗布し、潤滑剤としてシリコンオイルやポリジメチルシロキサン系のものをスピンコート等で2nm〜10nm程度の厚みで塗布する。又、潤滑剤層として、レーザ光を透過する薄いダイヤモンドライクカーボンやカーボン層にて構成しても良い。又、保護層としてディスク基板そのものを用い、この表面に潤滑剤層のみ形成しても良い。さらに、保護層はデータエリアの全面としても良い。
そして、上記保護エリアの位置に対して全レンズブロック体LB1の移動を行う。このようにすれば、衝突の際のダメージを極力小さく、且つ、安全な範囲に抑えることができる。
(a)は光ピックアップのアクチュエータ部の概略断面図、(b)は最遠隔位置の補助レンズブロック体の概略図、(c)は光ビームが表面に集光する位置の補助レンズブロック体の概略図、(d)は光ビームが信号面に集光する位置の補助レンズブロック体の概略図、(e)は最近接位置(接触位置)の補助レンズブロック体の概略図である。 記録媒体記録再生装置の光ピックアップの構成図である。 記録媒体記録再生装置の回路ブロック図である。 制御部の詳しい回路ブロック図である。 記録媒体種類判別モードのフローチャートである。 フォーカス引き込みモードのフローチャートである。 記録媒体接触有無判別モードのフローチャートである。 記録再生可能な光ディスクの表面と信号面に対する光ビームの集光状態を示す図である。 記録再生不能な光ディスクの表面に対する光ビームの集光状態と接触位置での光ビームの集光状態を示す図である。 記録再生可能な光ディスクについての各出力の波形図である。 記録再生不能な光ディスクについての各出力の波形図である。 記録媒体種類判別モード時のフローチャートの前半である。 記録媒体種類判別モード時のフローチャートの後半である。 (a)は光ピックアップのアクチュエータ部の概略断面図、(b)は最遠隔位置の全レンズブロック体の一部概略図、(c)は光ビームが表面に集光する位置の全レンズブロック体の一部概略図、(d)は光ビームが信号面に集光する位置の全レンズブロック体の一部概略図、(e)は接触位置の全レンズブロック体の一部概略図である。
符号の説明
304 対物レンズ
305 補助レンズ
321 対物レンズホルダ
325 フォーカス・トラッキング用アクチュエータ
326 補助レンズ用アクチュエータ
351 メモリ
LB1 全レンズブロック体
D 光ディスク(記録媒体)
d1 光ディスクの表面
d2 光ディスクの信号面

Claims (4)

  1. 光ビームを記録媒体に集光させる対物レンズと、この対物レンズを含む対物レンズユニットをフォーカス方向に移動させる移動手段と、
    この移動手段によって前記対物レンズユニットを、前記記録媒体に接触させた接触位置と前記記録媒体から十分に離れる最遠隔位置との間で移動させ、この移動過程における前記記録媒体の表面からの反射光を検出する第1の検出手段と、前記記録媒体の信号面からの反射光を検出する第2の検出手段と、前記第1と第2の検出手段の検出結果に基づいて前記記録媒体の種類を判別する記録媒体種類判別手段とを備えたことを特徴とする記録媒体再生装置。
  2. 請求項1に記載の記録媒体再生装置において、前記記録媒体種類判別手段は、前記対物レンズユニットを接触位置から最遠隔位置へと移動させることを特徴とする記録媒体再生装置。
  3. 請求項1又は2に記載の記録媒体再生装置において、前記対物レンズユニットが前記記録媒体に接触しているか否かを検出する記録媒体接触検出手段を有することを特徴とする記録媒体再生装置。
  4. 請求項3に記載の記録媒体再生装置において、前記記録媒体接触検出手段は、前記対物レンズユニットの移動手段がマグネット、コイル等から成る電磁アクチュエータとして構成され、この電磁アクチュエータが応答可能な外乱が発生するような電圧を印加し、この際の前記磁アクチュエータからの逆起電力を測定することにより検出することを特徴とする記録媒体再生装置。
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