JP6330575B2 - ベルト周回装置、搬送装置、転写装置、及び画像形成装置 - Google Patents

ベルト周回装置、搬送装置、転写装置、及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、ベルト周回装置、搬送装置、転写装置、及び画像形成装置に関する。
特許文献1のベルト周回装置は、中間転写ベルトが巻き掛けられた取り付け軸角度可変ローラ及び補助ローラを有する。取り付け軸角度可変ローラと補助ローラは、補助ローラ連結部材によって回転可能に支持されると共に、軸間距離が決められている。
特開2008−197128号公報
本発明は、ベルトの片寄りを補正する接触部材とは異なる変位部材がベルトに接触して、ベルトの張架状態を変える構成において、接触部材によるベルトの片寄り補正性能が低減されるのを抑制することを目的とする。
本発明の請求項1に係るベルト周回装置は、側板に回転可能に設けられた複数の回転体により周回可能に支持されたベルトと、前記ベルトと接触したまま変位する変位部材と、前記ベルトの周回方向における前記変位部材の上流側又は下流側で前記ベルトと接触する接触部材と、前記接触部材を前記周回方向と交差する交差方向に移動可能とする移動部と、を備え、移動する前記ベルトの片寄りを補正する補正手段と、前記側板に設けられ、前記変位部材に追従して前記側板に対して変位し、前記変位部材と前記移動部とを連結する連結部材と、を有する。
本発明の請求項2に係るベルト周回装置は、前記変位部材を前記ベルトの張力が増加する側に付勢する付勢部材が設けられている。
本発明の請求項3に係るベルト周回装置の前記接触部材には、前記周回方向及び前記交差方向と交差する幅方向の両側に配置され、前記ベルトが前記幅方向へ移動するのに伴って、該ベルトから押付力を受ける受部が設けられ、前記移動部は、一端部が前記連結部材に前記周回方向に沿った軸回りに回転可能に連結され、他端部が前記接触部材に前記周回方向に沿った軸回りに回転可能に連結され、前記幅方向で並んで配置された複数のリンク部材を有する。
本発明の請求項4に係る搬送装置は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のベルト周回装置と、前記ベルトに記録媒体を供給する供給手段と、を有し、前記ベルトが記録媒体を搬送する。
本発明の請求項5に係る転写装置は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のベルト周回装置と、前記ベルトの外周面に現像剤像を転写させる第1転写部材と、前記ベルトに転写された現像剤像を記録媒体に転写させる第2転写部材と、を有する。
本発明の請求項6に係る画像形成装置は、請求項4に記載の搬送装置と、前記ベルトにより搬送される記録媒体に現像剤像を形成する形成手段と、を有する。
本発明の請求項7に係る画像形成装置は、現像剤像を形成する形成手段と、前記現像剤像を前記ベルトに転写させると共に、前記ベルトに転写された前記現像剤像を記録媒体に転写する請求項5に記載の転写装置と、を有する。
請求項1の発明は、変位部材と補正手段が独立して支持される構成に比べて、ベルトの片寄りを補正する接触部材とは異なる変位部材がベルトに接触して、ベルトの張架状態を変える構成において、接触部材によるベルトの片寄り補正性能が低減されるのを抑制することができる。
請求項2の発明は、付勢部材を有していない構成に比べて、変位部材が変位した場合でもベルトの姿勢を安定させることができる。
請求項3の発明は、接触部材を移動させる駆動源が不要となる。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のベルト周回装置を有していない構成に比べて、記録媒体の搬送不良を抑制することができる。
請求項5の発明は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のベルト周回装置を有していない構成に比べて、ベルトの片寄りに起因する現像剤像の転写不良を抑制することができる。
請求項6の発明は、請求項4に記載の搬送装置を有していない構成に比べて、記録媒体の搬送不良に起因する画像不良を抑制することができる。
請求項7の発明は、請求項5に記載の転写装置を有していない構成に比べて、現像剤像の転写不良に起因する画像不良を抑制することができる。
第1実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示す概略図である。 第1実施形態に係る転写部の部分拡大図である。 第1実施形態に係る補正部を中間転写ベルトの移動方向に見た正面図である。 (A)第1実施形態に係る補正部の一部の拡大平面図である。(B)第1実施形態に係る補正部の一部の拡大縦断面図である。 (A)第1実施形態に係る補正部の回転部材と中間転写ベルトとの接触状態を模式的に示す縦断面図である。(B)第1実施形態に係る補正部における中間転写ベルトが移動した側の一端部を示す模式図である。(C)第1実施形態に係る補正部における他端部を示す模式図である。 (A)第1実施形態に係る回転部材が初期位置にあるときの補正部の模式図である。(B)第1実施形態に係る中間転写ベルトが回転部材の一端側に移動した状態を示す模式図である。 (A)第1実施形態に係る回転部材及び張力付与ロールが変位した状態を示す説明図である。(B)第1実施形態に係る回転部材及び張力付与ロールが変位した状態を示す模式図である。 第2実施形態に係る画像形成装置の概略図である。 (A)第2実施形態に係る補正部の一部の拡大平面図である。(B)第2実施形態に係る補正部の一部の拡大縦断面図である。 第2実施形態に係る回転部材及び張力付与ロールが変位した状態を示す説明図である。 (A)比較例に係る回転部材及び張力付与ロールが変位した状態を示す説明図である。(B)比較例に係る回転部材及び張力付与ロールが変位した状態を示す模式図である。
[第1実施形態]
第1実施形態に係るベルト周回装置、転写装置、及び画像形成装置の一例について説明する。
〔全体構成〕
図1には、第1実施形態の画像形成装置10が示されている。画像形成装置10は、一例として、用紙Pを搬送する搬送部12と、トナーTを用いてトナー像Gを形成する画像形成部14と、搬送される用紙Pにトナー像Gを転写する転写部20と、トナー像Gを用紙Pに定着する定着部16と、を有する。
用紙Pは、記録媒体の一例である。トナーTは、現像剤の一例である。トナー像Gは、現像剤像の一例である。画像形成部14は、形成手段の一例である。また、画像形成部14は、一例として、感光体18を有し、帯電、露光、現像、清掃の各工程を行う電子写真方式のユニットである。転写部20は、転写装置の一例である。
なお、以下の説明では、画像形成装置10をユーザ(図示省略)が立つ側から正面視して、装置高さ方向、装置幅方向、装置奥行き方向をY方向、Z方向、X方向と記載する。X方向、Y方向、Z方向は、互いに直交している。また、X方向、Y方向、Z方向のそれぞれ一方側と他方側を区別する必要がある場合は、画像形成装置10を正面視して、上側をY側、下側を−Y側、右側をZ側、左側を−Z側、前側をX側、奥側を−X側と記載する。
〔要部構成〕
次に、転写部20について説明する。
図1に示す転写部20は、ベルトの一例としての中間転写ベルト22と、転写部20の本体の一部を構成する一対の側板29(図3参照)と、を有する。また、転写部20は、ベルト周回装置の一例としてのベルト移動部30と、第1転写部材の一例としての一次転写ロール24と、第2転写部材の一例としての二次転写ロール26と、を有する。
なお、中間転写ベルト22の周回方向(移動方向)をA方向(図1の矢印A)とし、中間転写ベルト22が後述するバネ36(図2参照)で付勢される付勢方向をB方向(図2の矢印B)とする。さらに、X方向及びB方向と直交する方向をC方向とする。C方向は、交差方向の一例である。また、C方向の一方側と他方側を区別する必要がある場合は、C側、−C側と記載する。
(側板)
図3に示すように、一対の側板29は、面外方向であるX方向に間隔をあけて対向配置されている。また、一対の側板29は、後述する駆動ロール23、一次転写ロール24、従動ロール25、及び巻掛ロール27(図1参照)をX方向を軸方向として回転可能に支持すると共に、後述する連結部材34を支持している。なお、一対の側板29は、X方向中央に位置する中心線Mに対して線対称配置となっているため、X側の側板29について説明し、−X側の側板29については、説明を省略する。
図4(A)に示すように、側板29には、側板29からX側に突出した取付部38が形成されている。取付部38は、X−C面に沿って広がる板状部である。また、取付部38には、後述するバネ36の一端が取り付けられている。
図4(B)に示すように、側板29の−X側には、C方向に間隔をあけると共に側板29から−X側に張り出された板状の張出部39A、39Bが形成されている。張出部39Aの−X側の端部には、抜止板39Cがネジ(図示省略)により取り付けられている。また、張出部39Bの−X側の端部には、抜止板39Dがネジ(図示省略)により取り付けられている。抜止板39Cと抜止板39Dは、C方向に間隔をあけて配置されている。そして、側板29、張出部39A、39B、及び抜止板39C、39Dで囲まれた空間には、後述する連結部材34が挿入されている。
(中間転写ベルト)
図1に示す中間転写ベルト22は、ポリイミド樹脂あるいはポリアミド樹脂にカーボンブラックなどの帯電防止剤を含有させた無端状(環状)ベルトで構成されている。また、中間転写ベルト22は、一例として、Y、M、C、Kの4色のトナーTに対応する4本の感光体18のY側(上側)に周回可能に設けられている。
具体的には、中間転写ベルト22は、駆動ロール23と、従動ロール25と、後述する回転部材43と、変位部材の一例としての張力付与ロール32と、巻掛ロール27と、最下流の一次転写ロール24とに巻き掛けられている。言い換えると、中間転写ベルト22は、駆動ロール23、従動ロール25、回転部材43、張力付与ロール32、巻掛ロール27、及び一次転写ロール24により周回可能に支持されている。なお、張力付与ロール32と回転部材43との間には、他のロールは設けられていない。
駆動ロール23、従動ロール25、及び巻掛ロール27は、回転体の一例である。そして、中間転写ベルト22は、駆動ロール23が回転駆動されることにより、感光体18と接触しながら一方向(一例として、図1における反時計回りの移動方向(矢印A方向))へ周回するようになっている。
(駆動ロール)
駆動ロール23は、画像形成装置10の装置本体10A内のZ側で且つY方向中央において、X方向を軸方向として回転可能に設けられている。また、駆動ロール23は、装置本体10A内に設けられた制御部70によって動作制御されたモータ(図示省略)の駆動により、図示の反時計回り方向に回転して、中間転写ベルト22を周回させるようになっている。
(従動ロール)
従動ロール25は、駆動ロール23よりもZ側で且つY側の位置において、X方向を軸方向として、中間転写ベルト22の周回に従動するようになっている。なお、従動ロール25は、中間転写ベルト22を挟んで二次転写ロール26と対向する対向ロールとされている。
(巻掛ロール)
巻掛ロール27は、装置本体10A内で、駆動ロール23よりも−Z側で且つY側の位置において、X方向を軸方向として回転可能に設けられている。また、巻掛ロール27は、中間転写ベルト22の周回により、図示の反時計回り方向に回転するようになっている。
(張力付与ロール)
張力付与ロール32は、装置本体10A内で、巻掛ロール27よりも−Z側で且つY側の位置(斜め上方位置)において、X方向を軸方向として回転可能に設けられている。そして、張力付与ロール32は、中間転写ベルト22の周回により、図示の反時計回り方向に回転するようになっている。
図2に示すように、張力付与ロール32は、軸部32Aが中間転写ベルト22の外側へ向けてバネ36で付勢されており、中間転写ベルト22に張力を付与している。これにより、張力付与ロール32は、中間転写ベルト22と接触したままZ−Y面内の一方向(矢印B)に沿って変位するようになっている。
(バネ)
図2に示すバネ36は、圧縮コイルバネであり、付勢部材の一例である。バネ36は、一対の側板29(図3参照)に1つずつ設けられている。また、バネ36の一端は、既述の取付部38に取り付けられており、バネ36の他端は、軸部32Aに接触している。これにより、バネ36は、軸部32Aを中間転写ベルト22の張力が増加する側(矢印B側)に付勢している。なお、バネ36は、軸部32Aに作用する付勢力の方向が変化しないように、ホルダ(図示省略)でB方向にガイドされている。
(一次転写ロール)
図1に示すように、一次転写ロール24は、中間転写ベルト22を挟んで感光体18に対向している。そして、一次転写ロール24と感光体18との間が、感光体18に形成されたトナー像Gが中間転写ベルト22に転写される一次転写位置とされている。また、一次転写ロール24には、電圧印加部(図示省略)から電圧が印加されるようになっている。そして、一次転写ロール24は、接地された感光体18との電位差により、感光体18上のトナー像Gを中間転写ベルト22の外周面に一次転写させるようになっている。
なお、駆動ロール23、従動ロール25、巻掛ロール27、張力付与ロール32、及び4本の一次転写ロール24は、一対の側板29(図3参照)に軸受部材(図示省略)を介して回転可能に設けられている。
(二次転写ロール)
二次転写ロール26は、中間転写ベルト22を挟んで従動ロール25に対向している。そして、二次転写ロール26と従動ロール25との間が、トナー像Gが用紙Pに転写される二次転写位置とされている。また、二次転写ロール26には、電圧印加部(図示省略)から電圧が印加されるようになっている。そして、二次転写ロール26は、接地された従動ロール25との電位差により、中間転写ベルト22の外周面のトナー像Gを用紙P上に二次転写させるようになっている。
なお、二次転写後の中間転写ベルト22の外周面に付着した残留トナーや紙粉は、クリーニングユニット(図示省略)により除去されるようになっている。
〔ベルト移動部〕
次に、ベルト移動部30について説明する。
図2に示すように、ベルト移動部30は、既述の中間転写ベルト22と、既述の張力付与ロール32と、補正手段の一例としての補正部40と、連結部材34と、を有する。
<補正部>
図1に示すように、補正部40は、一例として、中間転写ベルト22の移動方向(矢印A方向)における張力付与ロール32よりも上流側で且つ従動ロール25よりも下流側の領域の中で、従動ロール25よりも張力付与ロール32に近い位置に設けられている。
図3に示すように、補正部40は、中間転写ベルト22の内面に接触する接触部材42と、接触部材42の長手方向端部をC方向に移動可能とする移動部44と、中間転写ベルト22からのX方向の押付力を受ける受部の一例としての受部材46と、を有している。さらに、補正部40は、圧縮コイルバネ54を有している。なお、補正部40の各部材は、既述の中心線Mに対してX方向で対称配置されている。このため、以後の説明では、側板29側(X側)の補正部40について説明し、側板29側(−X側)の補正部40についての説明を省略する。
(接触部材)
図3に示すように、接触部材42は、中間転写ベルト22の周回方向(A方向)及び交差方向(C方向)と直交する幅方向であるX方向を長手方向として、中間転写ベルト22の内面に接触している。具体的には、接触部材42は、中間転写ベルト22の内面に接触する回転部材43と、回転部材43を回転可能に支持する支持体45と、を含んで構成されている。そして、接触部材42は、一例として、周回方向における張力付与ロール32の上流側で中間転写ベルト22と接触している。
回転部材43は、一例として、SUS(ステンレス鋼)製で円柱状の部材であり、X方向を軸方向として、外周面の一部が中間転写ベルト22の内面と接触するように配置されている。また、回転部材43のX方向の長さは、中間転写ベルト22のX方向の幅よりも長くなっており、回転部材43のX方向両端が、中間転写ベルト22のX方向両端から突出している。さらに、回転部材43のX方向両端部には、受部材46が取り付けられている。
支持体45は、X方向を長手方向としA方向を短手方向とする板部45Aと、板部45AのX方向両端部で直立する規制部45Bと、を有している。板部45Aは、中間転写ベルト22と対向配置されている。また、板部45Aの底部には、−C側に突出した連結部45Cが形成されている。連結部45Cには、A方向に貫通した貫通孔(図示省略)が形成されている。そして、連結部45Cの貫通孔には、後述するリンク部材48の一端部が、A方向を軸方向とする連結ピン(図示省略)により連結されている。規制部45Bには、回転部材43を回転可能に支持する軸受部材47が取り付けられている。
(移動部)
図3に示すように、移動部44は、連結部45Cに一端が連結されたリンク部材48と、後述する連結部材34に固定され且つリンク部材48の他端が連結された取付部材52と、を有している。そして、移動部44は、接触部材42を幅方向(X方向)及びC方向に移動可能としている。
リンク部材48は、一例として、一方向に長い板材の長手方向の両端部に厚さ方向に貫通する貫通孔(図示省略)が形成された形状となっている。既述のように、リンク部材48の一端は、支持体45の連結部45Cに連結されており、リンク部材48の他端は、A方向を軸方向とする連結ピン(図示省略)により、後述する取付部材52に連結されている。即ち、リンク部材48は、一端部が連結部材34に周回方向に沿った軸回りに回転可能に連結され、他端部が接触部材42に周回方向に沿った軸回りに回転可能に連結されている。
また、X側及び−X側の2つのリンク部材48は、A方向に見て、C側よりも−C側が長い等脚台形の斜辺として配置されている。
取付部材52は、円柱状の固定部52Aと、固定部52AからX方向に突出した板状の連結部52Bと、を有している。連結部52Bには、厚さ方向に貫通する貫通孔(図示省略)が形成されている。そして、連結部52Bの貫通孔とリンク部材48の他端の貫通孔とにA方向を軸方向とする連結ピン(図示省略)が挿入されることで、リンク部材48の他端が取付部材52に連結されている。連結部材34への固定部52Aの固定方法は、例えば、連結部材34の穴部への固定部52Aのボスの圧入や、接着剤による接着、ネジによる締結などが挙げられる。
(受部材)
受部材46は、一例として、円板の中央部に回転部材43の外径よりも僅かに大きい内径の貫通孔(図示省略)が形成された、円環状(ワッシャ状)の部材で構成されている。また、受部材46は、回転部材43の幅方向(X方向)の両側に形成された凹部(図示省略)に嵌められており、回転部材43に対する幅方向の移動が規制されると共に、回転部材43と一体で回転可能となっている。
さらに、受部材46の回転部材43に対する高さ(回転部材43の外周面からの径方向の高さ)は、中間転写ベルト22の厚みよりも大きくなっている。これにより、受部材46は、中間転写ベルト22が幅方向へ移動するのに伴って、中間転写ベルト22から押付力を受けるようになっている。
(コイルバネ)
図3に示すように、圧縮コイルバネ54には、支持体45のX方向両端部の底面から−C側に突出したボス(図示省略)が挿入されている。即ち、圧縮コイルバネ54は、C側の端部が支持体45に取り付けられ、−C側の端部が自由端として、C方向に伸縮可能となっている。
また、一例として、圧縮コイルバネ54の−C側の端部は、リンク部材48のC側(上方)に配置されており、接触部材42及びリンク部材48が移動したとき、リンク部材48のC側の面(上面)に接触するようになっている。そして、圧縮コイルバネ54は、接触部材42とリンク部材48と、を接触させる方向に作用する力に対して抵抗力を付与するようになっている。さらに、圧縮コイルバネ54は、リンク部材48がC側に立ち上がるときに接触部材42をC側に移動させる付勢力を付与するようになっている。
<連結部材>
図2に示すように、連結部材34は、一例として、B方向を長手方向としC方向を短手方向とする板状に形成されている。また、図4(B)に示すように、連結部材34をB方向に見て、連結部材34の−X側で且つ−C側の部位には、−X側へ突出した板状部35が形成されている。板状部35上には、取付部材52がネジにより固定されている。そして、連結部材34は、側板29、張出部39A、39B、及び抜止板39C、39Dによって囲まれた空間に挿入されることで側板29に設けられ、側板29に対してB方向に沿って移動(スライド)可能となっている。
図4(A)に示すように、連結部材34のB方向先端部には、X方向に貫通した貫通孔34Aが形成されている。また、連結部材34のB方向先端部は、側板29よりもB方向先端側(外側)へ突出されている。貫通孔34Aには、張力付与ロール32の軸部32Aが挿入されている。軸部32Aは、貫通孔34Aを貫通して、連結部材34のX側へ突出されており、バネ36でB方向に付勢されている。このように、連結部材34は、張力付与ロール32に追従して側板29に対して変位可能に設けられ、張力付与ロール32と移動部44(図4(B)参照)とを連結している。
〔比較例〕
次に、比較例の転写装置200について説明する。なお、本実施形態と基本的に同一の部材及び部位には、本実施形態と同一の符号を付与してその説明を省略する。
図11(A)には、比較例の転写装置200が示されている。転写装置200は、本実施形態の連結部材34(図1参照)が無く、回転部材43と張力付与ロール32が、それぞれ独立して側板29に対して変位可能となっている。なお、回転部材43は、Y方向に変位可能となっており、張力付与ロール32は、X方向に変位可能となっている。
図11(B)には、張力付与ロール32及び回転部材43の配置が、模式的に示されている。点A、点B、点C、点Dは、Y方向に見て長方形の四隅に配置されており、X−Z面上にある。点Bは、点Aに対して−X側に位置しており、点Cは、点Aに対して−Z側に位置している。点Dは、点Bに対して−Z側に位置しており、且つ点Cに対して−X側に位置している。また、点Aに対してY側に距離h離れて点Eが位置しており、点Bに対してY側に距離h離れて点Fが位置している。
線分CDは、張力付与ロール32の移動前の初期位置(中間転写ベルト22(図1参照)に安定した張力が付与される状態の位置)を表している。また、線分EFは、回転部材43の移動前の初期位置(中立位置)を表している。張力付与ロール32と回転部材43との初期位置における軸間距離は、線分CE(=線分DF)の長さとなっている。
図11(A)に示すように、比較例の転写装置200では、X側に中間転写ベルト22が片寄ってきた場合、中間転写ベルト22のX側の端部がX側の受部材46(図3参照)と接触することで、回転部材43のX側の端部がY側に移動する。このとき、回転部材43のX側と−X側とで中間転写ベルト22との接触状態が異なるため、張力付与ロール32のX側と−X側とで中間転写ベルト22に対する張力(付勢力)に差が生じる。具体的には、張力付与ロール32のX側が、−X側よりもZ側に変位する。
ここで、図11(B)に示すように、回転部材43のX側の端部が、Y側に距離Δy1で上昇して点Gに位置すると共に、張力付与ロール32のX側の端部が、Z側に距離Δz1でスライドして点Hに位置したとする。このとき、図11(A)に示すように、張力付与ロール32と回転部材43とのZ方向の軸間距離は、X側の端部で初期位置での軸間距離である距離Z1から距離Z2に短くなる。即ち、距離Z2=距離Z1−Δz1である。
また、図11(B)に示すように、回転部材43は、X側の端部がY側に距離Δy1で上昇したことで、中間転写ベルト22(図11(A)参照)のX側に作用する張力を−X側に比べて大きくする。これにより、中間転写ベルト22は、張力の小さい−X側に移動しようとする。
しかし、張力付与ロール32のX側の端部がZ側に距離Δz1でスライドしたことで、回転部材43のX側の端部と張力付与ロール32のX側の端部との軸間距離(線分GH)が、−X側の軸間距離(線分FD)に比べて短くなる。そして、中間転写ベルト22のX側に作用する張力が、−X側に作用する張力よりも小さくなる。このため、中間転写ベルト22(図11(A)参照)は、X側に変位する。
このように、比較例の転写装置200では、回転部材43のX側部分のY側への変位により、中間転写ベルト22を−X側に移動させようとしても、張力付与ロール32のX側部分のZ側への変位により、中間転写ベルト22がX側に移動しようとする。つまり、比較例の転写装置200では、中間転写ベルト22の片寄り抑制が不十分となる可能性がある。なお、片寄りとは、中間転写ベルト22がX方向に移動した結果、中間転写ベルト22の位置が、回転部材43のX方向の端部にある状態を意味している。
[作用]
次に、第1実施形態の作用について説明する。
(補正部の作用)
図5(A)に示すように、転写部20の補正部40において、中間転写ベルト22がA方向に周回すると、中間転写ベルト22の内面に接触している回転部材43は、従動回転する。このため、補正部40では、回転部材43が固定されている場合に比べて、中間転写ベルト22に作用する摩擦力(負荷)は低減される。
図6(A)に示すように、中間転写ベルト22のX方向の移動が生じていない状態では、接触部材42及びリンク部材48のX方向の移動は無い。そして、中間転写ベルト22は、受部材46には接触せずにA方向に周回する。
ここで、例えば、転写部20(図1参照)のメンテナンス後など、何らかの要因によって中間転写ベルト22の張架状態が変わった場合、中間転写ベルト22がX側又は−X側に移動することがある。なお、ここでは一例として、中間転写ベルト22がX側に移動したものとする。
図5(B)に示すように、中間転写ベルト22がX側への移動を続けると、中間転写ベルト22のX側の端部が受部材46の−X側の面と接触する。これに伴って、受部材46が、中間転写ベルト22から、X側に向かう押付力Fを受ける。この押付力Fにより、接触部材42がX側へ移動すると共に、接触部材42に連結されたX側のリンク部材48がC側へ立ち上がる。
一方、X側のリンク部材48がC側へ立ち上がるのに伴って、図5(C)に示すように、接触部材42の−X側では、接触部材42に連結された−X側のリンク部材48が−C側へ倒れる。このとき、接触部材42とリンク部材48が接近するが、圧縮コイルバネ54がリンク部材48のC側の面と接触することで、接触部材42とリンク部材48との接触に抵抗する抵抗力が付与される。即ち、接触部材42の移動量が大きい場合でも、接触部材42の急激な変位が圧縮コイルバネ54により抑制(減速)される。
続いて、図6(B)に示すように、接触部材42のX側の端部がC側へ立ち上がると、中間転写ベルト22は、X側の端部の張力が−X側の端部の張力よりも高くなり、張力の小さい−X側へ移動しようとする。つまり、中間転写ベルト22に対して、X方向中央に向けて戻そうとする反力が作用する。そして、この反力と、中間転写ベルト22をX側に向けて移動させようとする力とが釣り合うことにより、中間転写ベルト22のX方向の片寄りが抑制される。また、このとき、接触部材42のX方向における移動も止まる。このため、接触部材42は、X側の端部が−X側の端部よりも高い位置にある傾斜状態で保持される。
さらに、補正部40では、回転部材43が、X方向における中間転写ベルト22の内面全体に接触して、中間転写ベルト22を支持している。このため、補正部40では、中間転写ベルト22の端部のみに部材を接触させて片寄りを抑制する構成に比べて、中間転写ベルト22が安定して周回するので、中間転写ベルト22の姿勢が安定する。
なお、中間転写ベルト22が−X側に移動した場合は、−X側のリンク部材48が立ち上がり、X側のリンク部材48が倒れる。そして、中間転写ベルト22を−X側に移動させようとする力と、X側に移動させようとする力とが釣り合う傾斜状態で接触部材42が保持され、中間転写ベルト22の片寄りが抑制される。
(連結部材の作用)
図7(A)には、第1実施形態の転写部20及びベルト移動部30が示されている。なお、付勢方向であるB方向について、張力付与ロール32が中間転写ベルト22を付勢する側(外側)をB側とし、B側とは180°反対側(内側)を−B側とする。
図7(B)には、張力付与ロール32及び回転部材43の配置が、模式的に示されている。点A、点B、点C、点Dは、Y方向に見て長方形の四隅に配置されており、X−B面上にある。点Bは、点Aに対して−X側に位置しており、点Cは、点Aに対してB側に位置している。点Dは、点Bに対してB側に位置しており、且つ点Cに対して−X側に位置している。また、点Aに対してY側に距離h離れて点Eが位置しており、点Bに対してY側に距離h離れて点Fが位置している。
線分CDは、張力付与ロール32の移動前の初期位置を表している。また、線分EFは、回転部材43の移動前の初期位置を表している。張力付与ロール32と回転部材43との初期位置における軸間距離は、線分CE(=線分DF)の長さとなっている。
図7(A)に示すように、ベルト移動部30では、一例として、X側に中間転写ベルト22が片寄ってきた場合、中間転写ベルト22のX側の端部がX側の受部材46(図3参照)と接触することで、X側のリンク部材48がC側へ立ち上がる。そして、回転部材43のX側の端部がC側に上がると共に、張力付与ロール32のX側が−X側よりも−B側に変位する。
図7(B)に示すように、回転部材43のX側の端部が、C側に距離Δy1で上昇するとき、中間転写ベルト22(図7(A)参照)に作用するX側及び−X側の張力は変わらない。このため、張力付与ロール32のX側の端部は、−B側に距離ΔBでスライドして点Nに位置する。また、張力付与ロール32及び回転部材43は、連結部材34で連結されているので、点Eに位置していた回転部材43のX側の端部は、点Eから−B側に距離ΔBで且つC側に距離Δy1である点Mに位置する。このとき、張力付与ロール32と回転部材43とのB方向の軸間距離B1(図7(A)参照)は変わらない。
続いて、回転部材43は、X側の端部がC側に距離Δy1で上昇したことで、中間転写ベルト22(図7(A)参照)のX側に作用する張力を−X側に比べて大きくする。これにより、中間転写ベルト22は、張力の小さい−X側に移動しようとする。
ここで、既述のように、回転部材43のX側の端部と張力付与ロール32のX側の端部とのB方向の軸間距離は変わらない。このため、移動後の張力付与ロール32のX側の端部と回転部材43のX側の端部との軸間距離である線分NMは、比較例の線分GH(図11(B)参照)に比べて長くなる。つまり、本実施形態では、張力付与ロール32の移動に起因する中間転写ベルト22のX側の張力と−X側の張力との差が、生じにくくなる。これにより、ベルト移動部30では、回転部材43がC側に上昇したとき、比較例に比べて、中間転写ベルト22がX側に変位することが抑制される。
そして、第1実施形態のベルト移動部30では、中間転写ベルト22をX側へ移動させようとする力と、これに対する反力とが釣り合い、中間転写ベルト22のX側の片寄りが抑制される。また、ベルト移動部30では、中間転写ベルト22を−X側へ移動させようとする力と、これに対する反力とが釣り合い、中間転写ベルト22の−X側の片寄りが抑制される。これらの作用により、ベルト移動部30では、比較例に比べて、X方向の中間転写ベルト22の片寄りが抑制される。即ち、補正部40による中間転写ベルト22の片寄り補正性能が低減されることが抑制される。
また、ベルト移動部30では、図2に示すように、バネ36が張力付与ロール32をB方向に付勢している。このため、図7(A)に示すように、張力付与ロール32が−B側に移動(変位)した場合、張力付与ロール32には、−B側への移動中にB側へ向う抵抗力が作用し続ける。これにより、張力付与ロール32が−B側へ急激に変位することが抑制されるので、張力付与ロール32が変位した場合でも、中間転写ベルト22の姿勢が安定する。
また、ベルト移動部30では、図5(B)に示すように、受部材46によって中間転写ベルト22の押付力Fを受けることで、リンク部材48がC側へ立ち上がり、中間転写ベルト22のX方向の一方側の張力を強める。そして、中間転写ベルト22は、張力が弱いX方向の他方側へ移動しつつ、力が釣り合う位置で移動が止まる。このように、ベルト移動部30では、中間転写ベルト22の一方側への片寄りの力を、中間転写ベルト22を他方側へ戻す駆動力として利用しているので、中間転写ベルト22を他方側へ戻す駆動源が不要となる。即ち、接触部材42を移動させる駆動源が不要となり、中間転写ベルト22のX方向の片寄りは、自律的に補正される。
転写部20では、ベルト移動部30によって中間転写ベルト22の片寄りが抑制されるので、中間転写ベルト22の片寄りに起因する用紙Pへのトナー像Gの転写不良(例えば、設定した転写位置に対するトナー像Gの位置ずれ)が抑制される。
図1に示す画像形成装置10では、一次転写ロール24により感光体18から中間転写ベルト22へトナー像Gの一次転写を行うとき、ベルト移動部30の作用により、中間転写ベルト22の片寄りが抑制される。さらに、画像形成装置10では、二次転写ロール26により中間転写ベルト22から用紙Pへトナー像Gの二次転写を行うとき、ベルト移動部30の作用により、中間転写ベルト22の片寄りが抑制される。これらの作用により、画像形成装置10では、感光体18から用紙Pへのトナー像Gの転写不良(例えば位置ずれ)が抑制されると共に、転写不良に起因する画像不良が抑制される。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態に係るベルト周回装置、搬送装置、及び画像形成装置の一例について説明する。なお、前述した第1実施形態と基本的に同一の部材及び部位には、前記第1実施形態と同一の符号を付与してその説明を省略する。
図8には、第2実施形態の画像形成装置80が示されている。画像形成装置80は、搬送装置の一例としての搬送部82と、形成手段の一例としてのインクジェットヘッド90と、を有している。
〔搬送部〕
図8に示すように、搬送部82は、供給手段の一例としての供給ロール83と、ベルト周回装置の一例としてのベルト移動部84と、を有している。供給ロール83は、X方向を軸方向として回転可能に設けられ、モータ(図示省略)により回転駆動される。
<ベルト移動部>
ベルト移動部84は、ベルトの一例としての搬送ベルト86と、張力付与ロール32と、補正部40と、連結部材34と、駆動ロール87と、支持板88と、側板92(図9(A)参照)と、を有する。なお、張力付与ロール32と回転部材43との間には、他のロールは設けられていない。
搬送ベルト86は、無端状(環状)ベルトで構成されている。また、搬送ベルト86は、駆動ロール87及び張力付与ロール32に巻き掛けられ、周回可能に支持されている。さらに、搬送ベルト86における駆動ロール87よりも下流側で且つ張力付与ロール32よりも上流側の部位は、インクジェットヘッド90のインク吐出部位と対向配置されている。なお、搬送ベルト86のインクジェットヘッド90と対向する部位の内側には、支持板88がX−Z面に沿って設けられている。そして、搬送ベルト86のインクジェットヘッド90と対向する部位は、支持板88により支持されている。
駆動ロール87は、X方向を軸方向として回転可能に設けられ、モータ(図示省略)により回転駆動される。また、駆動ロール87は、張力付与ロール32とZ方向に間隔をあけて、張力付与ロール32よりもZ側(用紙Pの搬送方向の上流側)に配置されている。
補正部40は、張力付与ロール32に設けられている。また、回転部材43は、搬送ベルト86の移動方向における張力付与ロール32よりも下流側で且つ駆動ロール87よりも上流側の位置設けられている。そして、回転部材43は、搬送ベルト86の内面に接触している。
図9(A)に示す側板92は、Y−Z面に沿うと共に、X方向に間隔をあけて一対設けられている。なお、補正部40は、X側と−X側の構成が同様で対称配置されているため、X側について説明し、−X側の説明を省略する。
図9(B)に示すように、側板92には、側板92からX側に突出した取付部93が形成されている。取付部93は、X−Y面に沿って広がる板状部である。また、取付部93には、バネ36の一端が取り付けられている。
図9(B)に示すように、側板92の−X側には、Y方向に間隔をあけると共に側板92から−X側に張り出された板状の張出部94A、94Bが形成されている。張出部94Aの−X側の端部には、抜止板94Cがネジ(図示省略)により取り付けられている。また、張出部94Bの−X側の端部には、抜止板94Dがネジ(図示省略)により取り付けられている。抜止板94Cと抜止板94Dは、Y方向に間隔をあけて配置されている。そして、側板92、張出部94A、94B、及び抜止板94C、94Dで囲まれた空間には、連結部材34が挿入されている。
[作用]
次に、第2実施形態の作用について説明する。
図10に示すベルト移動部84では、一例として、X側に搬送ベルト86が片寄ってきた場合、搬送ベルト86のX側の端部がX側の受部材46(図3参照)と接触することで、回転部材43のX側の端部が−Y側に下降する。そして、張力付与ロール32のX側が、−X側よりもZ側に変位する。
つまり、回転部材43のX側の端部が−Y側に下降するとき、搬送ベルト86に作用するX側及び−X側の張力は変わらない。このため、張力付与ロール32のX側の端部は、Z側にスライドする。また、張力付与ロール32及び回転部材43は、連結部材34で連結されているので、張力付与ロール32と回転部材43とのZ方向の軸間距離は変わらない。
続いて、回転部材43は、X側の端部が−Y側に下降したとき、搬送ベルト86のX側に作用する張力を−X側に比べて大きくする。これにより、搬送ベルト86は、張力の小さい−X側に移動しようとする。
ここで、既述のように、回転部材43のX側の端部と張力付与ロール32のX側の端部とのZ方向の軸間距離は変わらない。このため、移動後の張力付与ロール32のX側の端部と回転部材43のX側の端部との軸間距離は、回転部材43と張力付与ロール32が独立して変位するものと比べて長くなる。つまり、ベルト移動部84では、回転部材43が−Y側に下降したとき、回転部材43と張力付与ロール32とが独立して変位する比較例に比べて、搬送ベルト86がX側に変位することが抑制される。
これにより、第2実施形態のベルト移動部84では、搬送ベルト86をX側へ移動させようとする力と、これに対する反力とが釣り合い、搬送ベルト86のX側の片寄りが抑制される。この作用は、−X側でも同様である。これらの作用により、ベルト移動部84では、X方向の搬送ベルト86の片寄りが抑制される。即ち、ベルト移動部84では、比較例に比べて、補正部40による搬送ベルト86の片寄り補正性能が低減されることが抑制される。
また、ベルト移動部84では、バネ36(図9(A)参照)が張力付与ロール32を−Z方向に付勢している。このため、張力付与ロール32がZ側に移動(変位)した場合、張力付与ロール32には、Z側への移動中に−Z側へ向う抵抗力が作用し続ける。これにより、張力付与ロール32がZ側へ急激に変位することが抑制されるので、張力付与ロール32が変位した場合でも、搬送ベルト86の姿勢が安定する。
さらに、ベルト移動部84では、受部材46(図3参照)によって搬送ベルト86の押付力を受けることで、リンク部材48が−Y側へ下降し、搬送ベルト86のX方向の一方側の張力を強める。そして、搬送ベルト86は、張力が弱いX方向の他方側へ移動する。このように、ベルト移動部84では、搬送ベルト86の一方側への片寄りの力を、搬送ベルト86を他方側へ戻す駆動力として利用しているので、搬送ベルト86を他方側へ戻す駆動源が不要となる。
加えて、搬送部82では、ベルト移動部84によって搬送ベルト86の片寄りが抑制されるので、搬送ベルト86の片寄りに起因する用紙Pの搬送不良が抑制される。
また、図8に示す搬送部82が設けられた画像形成装置80では、ベルト移動部84の作用により、搬送ベルト86の片寄りが抑制される。これにより、画像形成装置80では、インク像GAの位置ずれ(画像不良)が抑制される。
なお、本発明は、上記の実施形態に限定されない。
ベルトは、中間転写ベルト22、搬送ベルト86に限らず、定着ベルトや感光体ベルトであってもよい。また、ベルトは、貫通孔や凹凸が形成されているものであってもよい。
変位部材は、バネ36で付勢される張力付与ロール32に限らず、長孔が形成された側板に回転且つスライド可能に支持された従動ロールであってもよい。
接触部材は、接触部材42のように回転部材43を含むものに限らず、回転しないものであってもよい。補正部40は、張力付与ロール32よりも上流側に設けられるものに限らず、張力付与ロール32よりも下流側に設けられるものであってもよい。また、ベルト移動部30は、駆動源を用いずに受部材46及びリンク部材48を用いてベルトの片寄りを抑制するものに限らず、接触部材42の変位をモータなどの駆動源を用いて行うものであってもよい。
受部材46は、中間転写ベルト22がX方向外側へ外れなければ、高さが中間転写ベルト22の厚みよりも低いものであってもよい。また、受部材46の高さは、中間転写ベルト22の厚みと等しくなっていてもよい。さらに、受部材46は、回転部材43と一体で回転するだけでなく、回転部材43に対して相対的に回転可能となっていてもよい。
リンク部材48は、中間転写ベルト22の移動方向で複数設けられていてもよい。
付勢部材は、バネ36に限らず、板バネなど、他の弾性部材を用いてもよい。また、付勢部材は、接触部材42の急激な移動速度を減速(減衰)させるダンパーを含んでいてもよい。
10 画像形成装置
14 画像形成部(形成手段の一例)
20 転写部(転写装置の一例)
22 中間転写ベルト(ベルトの一例)
23 駆動ロール(回転体の一例)
24 一次転写ロール(第1転写部材の一例)
25 従動ロール(回転体の一例)
26 二次転写ロール(第2転写部材の一例)
27 巻掛ロール(回転体の一例)
29 側板
29 側板
30 ベルト移動部(ベルト周回装置の一例)
32 張力付与ロール(変位部材の一例)
34 連結部材
36 バネ(付勢部材の一例)
40 補正部(補正手段の一例)
42 接触部材
44 移動部
46 受部材(受部の一例)
48 リンク部材
80 画像形成装置
82 搬送部(搬送装置の一例)
83 供給ロール(供給手段の一例)
84 ベルト移動部(ベルト周回装置の一例)
86 搬送ベルト(ベルトの一例)
90 インクジェットヘッド(形成手段の一例)
92 側板
G トナー像(現像剤像の一例)

Claims (7)

  1. 側板に回転可能に設けられた複数の回転体により周回可能に支持されたベルトと、
    前記ベルトと接触したまま変位する変位部材と、
    前記ベルトの周回方向における前記変位部材の上流側又は下流側で前記ベルトと接触する接触部材と、前記接触部材を前記周回方向と交差する交差方向に移動可能とする移動部と、を備え、移動する前記ベルトの片寄りを補正する補正手段と、
    前記側板に設けられ、前記変位部材に追従して前記側板に対して変位し、前記変位部材と前記移動部とを連結する連結部材と、
    を有するベルト周回装置。
  2. 前記変位部材を前記ベルトの張力が増加する側に付勢する付勢部材が設けられている請求項1に記載のベルト周回装置。
  3. 前記接触部材には、前記周回方向及び前記交差方向と交差する幅方向の両側に配置され、前記ベルトが前記幅方向へ移動するのに伴って、該ベルトから押付力を受ける受部が設けられ、
    前記移動部は、一端部が前記連結部材に前記周回方向に沿った軸回りに回転可能に連結され、他端部が前記接触部材に前記周回方向に沿った軸回りに回転可能に連結され、前記幅方向で並んで配置された複数のリンク部材を有する請求項1又は請求項2に記載のベルト周回装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のベルト周回装置と、
    前記ベルトに記録媒体を供給する供給手段と、
    を有し、前記ベルトが記録媒体を搬送する搬送装置。
  5. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のベルト周回装置と、
    前記ベルトの外周面に現像剤像を転写させる第1転写部材と、
    前記ベルトに転写された現像剤像を記録媒体に転写させる第2転写部材と、
    を有する転写装置。
  6. 請求項4に記載の搬送装置と、
    前記ベルトにより搬送される記録媒体に現像剤像を形成する形成手段と、
    を有する画像形成装置。
  7. 現像剤像を形成する形成手段と、
    前記現像剤像を前記ベルトに転写させると共に、前記ベルトに転写された前記現像剤像を記録媒体に転写する請求項5に記載の転写装置と、
    を有する画像形成装置。
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