JP6330426B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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Description

本発明は画像読取装置に関する。
特許文献1に従来の画像読取装置の例が開示されている。この画像読取装置は、ベース部と支持体と読取部と移動体とフラットケーブルとを備えている。
ベース部は、底面を有する略箱形状の部材である。支持体は、ベース部の上部に、底面に対して所定の間隔を有して支持されている。支持体において、ベース部の底面とは反対側を向く面は、原稿を支持する原稿支持面とされている。読取部は、ベース部の底面と支持体との間に設けられている。読取部は、主走査方向に延び、移動体によって保持されている。移動体は、ベース部の底面と支持体との間を主走査方向に直交する副走査方向に往復移動可能である。フラットケーブルは、一端部がベース部に固定されるとともに、他端部が読取部に連結されている。フラットケーブルは、可撓性を有している。
より詳しくは、フラットケーブルは、第1伸長部と湾曲部と第2伸長部とを有している。第1伸長部は、一端部に連続し、ベース部における副走査方向の一端側に向けて延びる。湾曲部は、第1伸長部に連続し、支持体に接近するように湾曲してベース部における副走査方向の他端側に向きを変える。第2伸長部は、湾曲部に連続し、ベース部における副走査方向の他端側に向けて延びて他端部に至る。
また、この画像読取装置は、保持部を備えている。保持部は、移動体に設けられている。保持部は、フラットケーブルにおける第2伸長部の他端部側にベース部側から当接し、第2伸長部の他端部側を保持している。
この画像読取装置では、移動体が副走査方向に往復移動することにより、読取部が移動体とともに移動し、原稿支持面に支持されている原稿の画像を読み取る。この際、フラットケーブルは、移動体の往復移動により湾曲部が副走査方向に往復移動し、湾曲部の移動に伴って、第1伸長部及び第2伸長部の一方が短くなる一方、第1伸長部及び第2伸長部の他方が長くなる。こうして、この画像読取装置では、フラットケーブルが移動体の往復移動に追従し、読取部による画像の読取処理を妨げないようになっている。
特開2012−34106号公報
ところで、上記従来の画像読取装置では、フラットケーブルにおける第2伸長部の他端部側が保持部から離間しないように、例えば、第2伸長部の他端部側を両面テープ等の粘着手段によって保持部に貼り付ける場合がある。しかしながら、この場合、移動体の往復移動に追従するフラットケーブルの第2伸長部が押し引きされたり、湾曲部の復元力によって第2伸長部が支持体側に押されたりすることによって、粘着手段に負荷が作用し、第2伸長部の他端部側が保持部から剥がれるおそれがある。すると、フラットケーブルの第2伸長部が所望の位置からずれ易くなるので、フラットケーブルが支持体に擦れたり、移動体の往復移動を妨げたりする不具合が発生する可能性がある。その結果、この画像読取装置では、読取部による画像の読取品質が低下するおそれがある。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、フラットケーブルに起因して読取部による画像の読取品質が低下することを抑制できる画像読取装置を提供することを目的とする。
本発明の画像読取装置は、ベース部と、
前記ベース部に対して所定の間隔を有して支持され、前記ベース部とは反対側を向く面が原稿を支持する原稿支持面とされた支持体と、
前記ベース部と前記支持体との間に設けられ、主走査方向に延び、前記原稿支持面に支持されている原稿の画像を読み取る読取部と、
前記読取部を保持し、前記ベース部と前記支持体との間を前記主走査方向に直交する副走査方向に往復移動可能な移動体と、
一端部が前記ベース部に固定されるとともに、他端部が前記読取部に連結され、可撓性を有するフラットケーブルと、を備え、
前記フラットケーブルは、前記一端部に連続し、前記ベース部における前記副走査方向の一端側に向けて延びる第1伸長部と、前記第1伸長部に連続し、前記支持体に接近するように湾曲して前記ベース部における前記副走査方向の他端側に向きを変える湾曲部と、前記湾曲部に連続し、前記ベース部における前記副走査方向の他端側に向けて延びて前記他端部に至る第2伸長部とを有する画像読取装置であって、
前記移動体に設けられ、前記フラットケーブルにおける前記第2伸長部の前記他端部側に前記ベース部側から当接し、前記第2伸長部の前記他端部側を保持する第1保持部と、
前記フラットケーブルにおける前記第2伸長部の前記他端部側に前記支持体側から当接し、前記第2伸長部の前記他端部側を前記第1保持部との間で挟む第2保持部と、を備えていることを特徴とする。
本発明の画像読取装置では、第1保持部と第2保持部とを備えている。移動体に設けられた第1保持部は、フラットケーブルにおける第2伸長部の他端部側にベース部側から当接し、第2伸長部の他端部側を保持する。第2保持部は、フラットケーブルにおける第2伸長部の他端部側に支持体側から当接し、第2伸長部の他端部側を第1保持部との間で挟む。これにより、この画像読取装置では、移動体の往復移動に追従するフラットケーブルの第2伸長部が押し引きされたり、湾曲部の復元力によって第2伸長部が支持体側に押されたりしても、第2伸長部の他端部側が第1保持部と第2保持部とに保持される状態が維持される。このため、この画像読取装置では、フラットケーブルの第2伸長部が所望の位置からずれ難いので、フラットケーブルが支持体に擦れたり、移動体の往復移動を妨げたりする不具合が発生し難い。
したがって、本発明の画像読取装置では、フラットケーブルに起因して読取部による画像の読取品質が低下することを抑制できる。
本発明の画像読取装置は、第1保持部と第2保持部との間に設けられ、第1保持部と第2保持部とを係合する係合部をさらに備えていることが望ましい。この場合、この画像読取装置では、係合部により、フラットケーブルにおける第2伸長部の他端部側が第1保持部と第2保持部とに保持される状態を確実に維持できる。
係合部は、第1保持部に形成された第1係合部と、第2保持部に形成され、第1係合部と係合可能な第2係合部とを含んで構成されていることが望ましい。この構成によれば、係合部が第1保持部及び第2保持部とは別部材である場合と比較して、部品点数を削減できる。その結果、この画像読取装置では、製造コストの低廉化を実現できる。
第1係合部及び第2係合部の一方は、主走査方向及び副走査方向に直交する方向に延びる鍵爪を有していることが望ましい。また、第1係合部及び第2係合部の他方は、鍵爪と係合可能に凹む第1凹部を有していることが望ましい。この構成によれば、フラットケーブルにおける第2伸長部の他端部側を第1保持部と第2保持部とで挟む機構を、第1保持部に形成された第1係合部と、第2保持部に形成された第2係合部との係合により、簡易で精度良く行うことができる。
第1保持部及び第2保持部は、読取部における主走査方向の一端側に設けられていることが望ましい。そして、第1係合部は、第1保持部における主走査方向の他端側に形成されていることが望ましい。また、第2係合部は、第2保持部における主走査方向の他端側に形成されていることが望ましい。この構成によれば、第1係合部及び第2係合部の一方が有する鍵爪は、読取部における主走査方向の一端側から外側に張り出さない。このため、この画像読取装置では、主走査方向において装置の小型化を実現できる。
第1保持部と第2保持部とは別部材であることが望ましい。係合部は、第1保持部における主走査方向の一端側に形成された第3係合部と、第2保持部における主走査方向の一端側に形成され、第3係合部と係合可能な第4係合部とを含んで構成されていることが望ましい。そして、第3係合部及び第4係合部の一方は、主走査方向に突出する凸部を有しることが望ましい。また、第3係合部及び第4係合部の他方は、凸部と係合可能に主走査方向に凹む第2凹部を有していることが望ましい。この場合、フラットケーブルにおける第2伸長部の他端部側を第1保持部と第2保持部とで挟む際、第1係合部と第2係合部との係合、及び第3係合部と第4係合部との係合を同時に行うことができる。また、凸部は、鍵爪と比較して小さくできるので、主走査方向における装置の小型化を阻害し難い。
第1保持部の第1係合部側の端部には、第1係合部と第2係合部とが係合し、かつ第3係合部と第4係合部とが係合した状態で、第2保持部の第2係合部側の端部に当接可能な当接部が形成されていることが望ましい。この場合、この画像読取装置では、当接部により、第2保持部を第1保持部に対して精度よく位置決めできる。このため、この画像読取装置では、衝撃等の負荷が第2保持部に作用する場合でも、第2保持部が第1保持部に対してずれ難い。その結果、この画像読取装置では、フラットケーブルにおける第2伸長部の他端部側を第1保持部と第2保持部とで挟む状態を確実に維持できる。
第2保持部における副走査方向の一端側の端縁には、副走査方向において読取部に対して第1保持部よりも離間し、かつベース部側に突出する延出部が形成されていることが望ましい。この構成によれば、延出部は、フラットケーブルの第2伸長部を第1保持部と湾曲部との間で、支持体から離間する方向に撓ませるように作用する。これにより、この画像読取装置では、第2伸長部が支持体に接近し過ぎることを抑制できる。
第2保持部におけるベース部側を向く面には、第1保持部に向けて突出し、かつ、主走査方向に延び、第2伸長部の他端部側に当接可能なリブが形成されていることが望ましい。この構成によれば、第2保持部が平坦面によって第2伸長部の他端部側に当接する場合と比較して、第2伸長部の他端部側を第1保持部と第2保持部とで精度良く挟むことができる。
フラットケーブルは、第2伸長部の他端部側から、ベース部における主走査方向の他端側に向けて屈曲され、次に、第2伸長部の他端部側と並んでベース部における副走査方向の一端側に向けて延びる屈曲部を有していることが望ましい。このように、屈曲部を形成してフラットケーブルを配線することにより、ベース部内の限られたスペースにフラットケーブルを効率よく配線できる。そして、第1保持部は、フラットケーブルにおける屈曲部にベース部側から当接し、屈曲部を保持していることが望ましい。また、第2保持部は、フラットケーブルにおける屈曲部に支持体側から当接し、屈曲部を第1保持部との間で挟むように構成されていることが望ましい。この構成によれば、第2伸長部の他端部側と、支持体側に向かって浮き上がり易い屈曲部とを1組の第1保持部及び第2保持部によって保持できる。
フラットケーブルは、屈曲部の一部であって、第2伸長部の他端部側と、屈曲部における副走査方向の一端側に延びる部分との間で、副走査方向の他端側に突出する突出部分を含んでいることが望ましい。そして、第1保持部には、突出部分を収容する収容部が形成されていることが望ましい。この構成によれば、フラットケーブルの突出部分が収容部に収容されることにより、第2伸長部の他端部側と屈曲部とが第1保持部に仮止めされる。このため、この画像読取装置では、第2伸長部の他端部側と屈曲部とを第1保持部と第2保持部とで挟んで保持する工程において、第2伸長部の他端部側と屈曲部とが第1保持部及び第2保持部に対してずれ難い。
本発明の画像読取装置は、支持体の外周縁を囲う枠体をさらに備えていることが望ましい。外周縁と枠体との間の少なくとも一部の範囲には、原稿支持面側と、支持体における原稿支持面とは反対側を向く裏面側とを連通させる隙間が形成されていることが望ましい。そして、第2保持部は、第1保持部が隙間の近傍にある状態で、第1保持部と隙間との間に位置して、第1保持部を覆うように構成されていることが望ましい。
この場合、この画像読取装置では、静電気の放電スパークが原稿支持面側から隙間を経由して裏面側に侵入するおそれがある。ここで、この画像読取装置では、第1保持部が隙間の近傍にある状態で、第2保持部が第1保持部と隙間との間に位置して、第1保持部を覆う。このため、この画像読取装置では、放電スパークが第1保持部と第2保持部とに保持された第2伸長部の他端部側に到達することを第2保持部によって抑制できる。その結果、この画像読取装置では、静電気の放電スパークによってフラットケーブルに接続された電子機器が損傷することを抑制できる。
実施例の画像読取装置の斜視図である。 実施例の画像読取装置の模式正面図である。 実施例の画像読取装置に係り、プラテンガラス及び枠体を示す上面図である。 実施例の画像読取装置に係り、プラテンガラスを取り除いた状態のベース部、読取センサ、キャリッジ、フラットケーブル及び第1、2保持部を示す上面図である。 実施例の画像読取装置に係り、プラテンガラスを取り除いた状態のベース部、読取センサ、キャリッジ、フラットケーブル及び第1、2保持部を示す部分斜視図である。 実施例の画像読取装置に係り、図4のA−A断面を示す部分断面図である。 実施例の画像読取装置に係り、図4のB−B断面を示す部分断面図である。 実施例の画像読取装置に係り、プラテンガラス及び第2保持部を取り除いた状態のベース部、読取センサ、キャリッジ、フラットケーブル及び第1保持部を示す部分斜視図である。 実施例の画像読取装置に係り、プラテンガラス、第2保持部及びフラットケーブルを取り除いた状態のベース部、読取センサ、キャリッジ及び第1保持部を示す部分斜視図である。 実施例の画像読取装置に係り、第2保持部の斜視図である。 実施例の画像読取装置に係り、第2保持部の斜視図である。
以下、本発明を具体化した実施例を図面を参照しつつ説明する。
(実施例)
図1に示すように、実施例の画像読取装置1は、本発明の画像読取装置の具体的態様の一例である。図1では、操作パネル8Pが設けられた側を装置の前側と規定し、操作パネル8Pに向かった場合に左手に来る側を左側と規定して、前後、左右及び上下の各方向を表示する。そして、図2以降の各図に示す各方向は、全て図1に示す各方向に対応させて表示する。以下、図1等に基づいて、画像読取装置1が備える各構成要素について説明する。
<構成>
図1及び図2に示すように、画像読取装置1は、本体部8、開閉部9、画像形成ユニット5、読取ユニット3、及び搬送部4を備えている。本体部8は、扁平な略箱状体である。図1に示すように、本体部8の前面には、タッチパネル等である操作パネル8Pが設けられている
図2に示すように、読取ユニット3は、本体部8内の上側部分に位置している。画像形成ユニット5は、本体部8内の下側部分に収容されている。画像形成ユニット5は、インクジェット方式又はレーザ方式等によりシートに画像を形成する。
図3〜図7に示すように、読取ユニット3は、ベース部10とプラテンガラス81と枠体89とを有している。図3に示すように、プラテンガラス81は、読取ユニット3の上面に配設されている。枠体89は、プラテンガラス81の外周縁81Eを囲っている。枠体89には、第1開口89Aと第2開口89Bとが形成されている。第1開口89Aは、大きな矩形状をなして開口している。第2開口89Bは、第1開口89Aの左側に位置し、前後方向に細長い矩形状をなして開口している。そして、ベース部10と枠体89とにより、プラテンガラス81を上下方向から挟み込むように保持している。
プラテンガラス81の上面には、原稿支持面81Aと読取面81Bとが形成されている。原稿支持面81Aは、プラテンガラス81の上面のうち、第1開口89Aによって露出する部分である。原稿支持面81Aは、静止した状態の原稿の画像を読取ユニット3が読み取る際に、その原稿を下側から支持する。読取対象の原稿には、用紙、OHPシート等であるシートの他、書籍等が含まれる。読取面81Bは、プラテンガラス81の上面のうち、第2開口89Bによって露出する部分である。読取面81Bは、搬送部4によって1枚ずつ搬送されるシートの画像を読取ユニット3が読み取る際に、その搬送されるシートを下側から案内する。
図1に示すように、開閉部9は、本体部8の後面側上端縁に配設された図示しないヒンジによって、左右方向に延びる開閉軸心X9周りで揺動可能に支持されている。開閉部9は、図1に実線で示す閉じた状態では、原稿支持面81Aを上方から覆っている。開閉部9は、図1に二点鎖線で示すように、その前端部側が上方かつ後方に変位するように開閉軸心X9周りで揺動することにより、原稿支持面81Aを露出させる開放位置に変位する。これにより、ユーザは読取対象の原稿を原稿支持面81Aに支持させることができる。
図1及び図2に示すように、開閉部9の上側には、供給トレイ9Aが開閉可能に設けられている。また、開閉部9内には、搬送部4が配設されている。搬送部4は、開いた状態の供給トレイ9Aに支持される複数枚のシートを1枚ずつ分離し、搬送経路P1に沿って順次搬送する。
図3〜図9に示すように、読取ユニット3は、さらに、読取センサ3S、キャリッジ20、及びフラットケーブル50等を有して構成されている。読取センサ3Sは、本発明の「読取部」の一例である。キャリッジ20は、本発明の「移動体」の一例である。
図4〜図9に示すように、ベース部10は、熱可塑性樹脂の射出成形品である。ベース部10には、底壁面11及び周壁12A、12B、12L、12R等が形成され、略箱形状をなしている。
図4に示すように、底壁面11は、略水平に延在する略矩形平面である。周壁12A、12B、12L、12Rはそれぞれ、底壁面11の前後左右の端縁から上方に向けて突出している。後側の周壁12Bは、側壁13と外壁14とを有している。側壁13は、左右方向に延びている。外壁14は、側壁13に対して後側に位置し、側壁13と平行に左右方向に延びている。側壁13と外壁14との間には、開閉部9を揺動可能に支持する図示しないヒンジ等が配設されている。前側の周壁12A、側壁13、左側の周壁12L、及び右側の周壁12Rは、底壁面11を囲うことにより、その内側に収容領域10Aを形成している。収容領域10Aには、読取センサ3S、キャリッジ20、フラットケーブル50及び走査機構30が収容されている。つまり、読取センサ3S、キャリッジ20、フラットケーブル50及び走査機構30は、ベース部10とプラテンガラス81との間に設けられている。
図3、図6及び図7に示すように、プラテンガラス81は、前側の周壁12A、側壁13、左側の周壁12L、及び右側の周壁12Rによって外周縁81Eが下側から支持された状態で、枠体89が外周縁81Eに対して上側から当接しつつ、ベース部10に組み付けられることにより、本体部8に固定されている。図6及び図7に示すように、プラテンガラス81は、所定の間隔を有して底壁面11に対向するとともに、収容領域10Aを上方から覆っている。プラテンガラス81の原稿支持面81Aは、ベース部10の底壁面11とは反対側を向く面である。
図4に示すように、底壁面11上には、ガイドレール29が配設されている。ガイドレール29は、底壁面11における前後方向の略中央に位置して、左右方向に延びている。ガイドレール29の左端は、左側の周壁12Lの下部に固定されている。ガイドレール29の右端は、右側の周壁12Rの下部に固定されている。
ガイドレール29が延びる左右方向は、本発明の「副走査方向」の一例である。副走査方向の一端側は左側である。副走査方向の他端側は右側である。ベース部10の左側の周壁12L側、すなわち、ベース部10の左端側は、本発明の「ベース部における副走査方向の一端側」の一例である。ベース部10の右側の周壁12R側、すなわち、ベース部10の右端側は、本発明の「ベース部における副走査方向の他端側」の一例である。
図4〜図9に示すように、キャリッジ20は、前後方向に細長い樹脂製部材である。キャリッジ20は、前側の周壁12A及び後側の側壁13の近傍まで延びている。キャリッジ20は、ガイドレール29に案内されることにより、底壁面11の上側で、左側の周壁12Lの近傍から右側の周壁12Rの近傍まで左右方向に往復動可能となっている。
図2〜図9に示すように、読取センサ3Sは、キャリッジ20に保持されている。読取センサ3Sは、収容領域10A内でプラテンガラス81に下側から対向するようにキャリッジ20に支持されている。読取センサ3Sは、CIS(Contact Image Sensor)やCCD(Charge Coupled Device)等の周知の画像読取センサである。読取センサ3Sは、前後方向に延びている。読取センサ3Sは、原稿支持面81Aに載置される原稿(本装置が読取可能とする最大サイズの原稿)の前後幅を越える程度の長さを有している。
読取センサ3Sが延びる前後方向は、本発明の「主走査方向」の一例である。主走査方向の一端側は後側である。主走査方向の他端側は前側である。ベース部10の後側の周壁12B側、すなわち、ベース部10の後端側は、本発明の「ベース部における主走査方向の一端側」の一例である。ベース部10の前側の周壁12A側、すなわち、ベース部10の前端側は、本発明の「ベース部における主走査方向の他端側」の一例である。主走査方向と副走査方向とは直交している。主走査方向及び副走査方向に直交する方向は、上下方向である。
図4〜図8に示すように、フラットケーブル50は、複数本の被覆電線が帯状に接続されてなり、可撓性を有している。図4に示すように、フラットケーブル50の一端部50A側は、収容領域10A内で底壁面11に固定されている。フラットケーブル50の一端部50A側は、右側の周壁12Rに近い位置で、側壁13に対して前側から隣接している。フラットケーブル50は、一端部50A側から側壁13と外壁14との間を通過するように延びて、本体部8内に設けられた図示しない制御部に電気的に接続されている。図6及び図7に示すように、フラットケーブル50は、その他端部50B側がキャリッジ20に保持され、その先において、コネクタ3Cを介して読取センサ3Sと電気的に接続されている。
より詳しくは、図4〜図8に示すように、フラットケーブル50は、第1伸長部51と、湾曲部53と、第2伸長部52と、屈曲部54とを有している。
図4及び図6に示すように、第1伸長部51は、底壁面11に固定されたフラットケーブル50の一端部50A側から、底壁面11に沿って、ベース部10の左端側に向かって延びている。湾曲部53は、第1伸長部51に連続し、プラテンガラス81に接近するように半円弧状に湾曲し、ベース部10の右端側に向きを変えている。第2伸長部52は、湾曲部53に連続し、プラテンガラス81に沿って、ベース部10の右端側に向かって延びている。第2伸長部52は、屈曲部54を介して、フラットケーブル50の他端部50Bに至る。第2伸長部52の他端部50B側は、本実施例では、第2伸長部52の右端側である。
図8に示すよう、屈曲部54は、第2伸長部52の右端側からベース部10の前端側に向けて屈曲され、次に、ベース部10の左端側に向けて屈曲されて、第2伸長部52の右端側と並んでベース部10の左端側に向けて延びている。屈曲部54は、その後、下向きに湾曲して、ベース部10の右端側に向きを変え、フラットケーブル50の他端部50Bまで延びている。
図6及び図8に示すように、フラットケーブル50は、屈曲部54の一部である突出部分54Bを含んでいる。突出部分54Bは、第2伸長部52の右端側と、屈曲部54における左側に延びる部分54Aとの間で、右側に突出している。
図5及び図6に示すように、フラットケーブル50が可撓性を有することにより、湾曲部53は復元力を蓄えつつ湾曲している。フラットケーブル50は、この湾曲部53の復元力により、第1伸長部51が底壁面11に向かって付勢され、第2伸長部52がプラテンガラス81に向かって付勢されている。このため、第2伸長部52の右端側に負荷が作用し易い。特に、画像読取装置1の薄型化を図るために、ベース部10とプラテンガラス81との上下方向の間隔が小さくされている場合、湾曲部53の曲率が小さくなる。この場合、湾曲部53の復元力が大きくなって、第2伸長部52の右端側に作用する負荷が大きくなり易い。
図4に示すように、走査機構30は、駆動源30M、駆動プーリ31、従動プーリ32及びタイミングベルト33を有している。
駆動源30Mは、電動モータと、その電動モータに噛み合う複数個のギヤ群とからなる。駆動源30Mは、左側の周壁12Lに隣接し、かつ、ガイドレール29の左端の近傍に位置している。駆動源30Mは、図示しない制御部に制御されて回転する。
図4に破線で示す駆動プーリ31は、駆動源30Mのギヤ群のうち、電動モータから最も離れたギヤに一体成形されている。駆動プーリ31は、左側の周壁12Lに隣接し、かつ、ガイドレール29の左端に対して、後側に位置している。駆動プーリ31は、上下方向に延びる軸心周りに回転可能となっている。
従動プーリ32は、右側の周壁12Rに隣接し、かつ、ガイドレール29の右端に対して、後側に位置している。従動プーリ32は、上下方向に延びる軸心周りに回転可能となっている。
タイミングベルト33は、駆動プーリ31と従動プーリ32とに巻き掛けられた無端ベルトである。タイミングベルト33におけるガイドレール29に沿いながら左右方向に延びる部分は、連結部33Aによってキャリッジ20と連結されている。
駆動プーリ31が正回転又は逆回転すると、タイミングベルト33の連結部33Aが左側から右側に、又は右側から左側に移動する。これにより、キャリッジ20も左側から右側に、又は右側から左側に移動する。こうして、キャリッジ20と、キャリッジ20に搭載された読取センサ3Sとは、駆動プーリ31の正回転及び逆回転により、収容領域10A内を左右方向に往復動可能となっている。
キャリッジ20が左側から右側に移動する際、フラットケーブル50の第2伸長部52がキャリッジ20に引っ張られるので、湾曲部53がベース部10の右端側に向かって移動し、第1伸長部51が短くなり、第2伸長部52が長くなる。その一方、キャリッジ20が右側から左側に移動する際、フラットケーブル50の第2伸長部52がキャリッジ20に押されるので、湾曲部53がベース部10の左端側に向かって移動し、第1伸長部51が長くなり、第2伸長部52が短くなる。こうして、フラットケーブル50は、キャリッジ20の往復動に追従し、読取センサ3Sによる画像の読取処理を妨げないようになっている。
図4〜図11に示すように、画像読取装置1は、フラットケーブル50における第2伸長部52の右端側及び屈曲部54をキャリッジ20に保持させるため、第1保持部110、第2保持部120、第1係合部111、第2係合部122、第3係合部113及び第4係合部124を備えている。第1係合部111、第2係合部122、第3係合部113及び第4係合部124は、本発明の「係合部」の一例である。
図6〜図9に示すように、第1保持部110は、キャリッジ20の後端側に一体成形されている。第2保持部120は、第1保持部110とは別部材の樹脂成形品である。第2保持部120は、第1係合部111、第2係合部122、第3係合部113及び第4係合部124によって、第1保持部110と係合されることにより、キャリッジ20の後端側で、第1保持部110に対向する位置に装着される。
図6及び図9に示すように、第1保持部110は、キャリッジ20における読取センサ3Sを保持する位置に対して、左側に向けて突出している。第1保持部110は、第1保持面110Aを有している。第1保持面110Aは、キャリッジ20に保持された読取センサ3Sの後端側に対して左側に離間する位置で、上下方向及び左右方向に延在する上向きの平坦面である。第1保持面110Aは、読取センサ3Sの主走査方向に沿って、前後方向に長い矩形状とされている。
図6〜図8に示すように、第1保持部110は、第1保持面110Aによって、フラットケーブル50における第2伸長部52の右端側及び屈曲部54に、下側から、すなわち、ベース部10側から当接し、第2伸長部52の右端側及び屈曲部54を保持する。
図6、図8及び図9に示すように、第1保持部110には、収容部119が形成されている。収容部119は、第1保持面110Aから右側に延設される面と、その面に対してフラットケーブル50の突出部54Bを収容できる間隔を有して配設される押さえ部119Aとによって形成される開口部である。なお、押さえ部119Aは、第1保持部110に一体形成される。収容部119は、第1保持面110Aの左端から右方向に向かって挿入されるフラットケーブル50の突出部分54Bを収容する。
図8及び図9に示すように、第1保持部110において、第1保持面110Aより左側には、スペーサ118が形成されている。スペーサ118は、第1保持面110Aの前後方向の略中央に形成され、上側に向けてリブ状に突出している。スペーサ118は、第2伸長部52の右端側と屈曲部54との前後方向の間隔を維持し、第1保持面110A上における、第2伸長部52の右端側、及び屈曲部54の位置ずれを抑制する。
図5及び図7〜図9に示すように、第1保持部110において、第1保持面110Aの前端側には、第1係合部111が形成されている。第1係合部111は、第1保持面110Aの前端から前方下向きに延びる壁部110Eを含んでいる。この壁部110Eは、左右方向の両端を残して中央部が切り欠かれている。壁部110Eの前端には壁部111Aが形成されている。壁部111Aは、上下方向に延設される壁であり、上端が開放された略U字形状をなしている。第1係合部111は、壁部111Aの左右の両端部と壁部110Eの切り欠かれた部分の左右の両端部とが連結しており、その間に、上下方向に貫通する一つの開口部111Bを有している。開口部111Bは、本発明の「第1凹部」の一例である。なお、第1係合部111は、第1保持部110に一体形成される。
図7〜図9に示すように、第1保持部110において、第1保持面110Aの後端側には、第3係合部113が形成されている。第3係合部113は、第1保持面110Aの後端縁から上向きに短く突出する壁部110Fを含んでいる。壁部110Fには、凹部113Aが形成されている。凹部113Aは、壁部110Fを前後方向において貫通する矩形穴である。凹部113Aは、本発明の「第2凹部」の一例である。なお、第3係合部113は、第1保持部110に一体形成される。
第1保持部110において、第1保持面110Aの前端側には、規制部115、115が形成されている。規制部115、115は、本発明の「当接部」の一例である。規制部115、115は、略U字形状をなす第1係合部111の壁部111Aの上端によって形成されるリブであり、第1保持面110Aの前端縁よりも上側に突出している。左側の規制部115と右側の規制部115とは、第1保持面110Aから同じ距離だけ前方に離れた位置にあり、また、左右方向において、開口部111Bを挟む位置にある。
第2保持部120については、図4〜図7に示す第1保持部110と係合した状態における第2保持部120の姿勢を基準として、前後方向、上下方向、左右方向を説明する。
図10及び図11に示すように、第2保持部120は、前後方向及び左右方向に延在する板状体である。第2保持部120は、前後方向に長い矩形状とされている。
第2保持部120の前端側には、第2係合部122が形成されている。第2係合部122は、鍵爪122Aを有している。鍵爪122Aは、第2保持部120の前端縁から上下方向と略平行に延びて下向きに突出し、その下端部が前側に突出している。鍵爪122Aは、その下端部が前後方向に変位するように撓み変形可能となっている。
第2保持部120の後端側には、第4係合部124が形成されている。第4係合部124は、凸部124Aを有している。凸部124Aは、第2保持部120の後端縁から後向きに突出する角柱体である。
第2保持部120の左端縁には、延出部126が形成されている。延出部126は、下向きに突出し、かつ前後方向にリブ状に延びている。
図11に示すように、第2保持部120の下面には、複数のリブ127が左右方向に並んで形成されている。各リブ127は、下側、すなわち、第1保持部110側に向けて突出し、かつ、前後方向に延びている。
第2保持部120は、以下のようにして、第1保持部110に装着される。すなわち、図8に示すように、第1保持部110が第1保持面110Aによって、下側からフラットケーブル50における第2伸長部52の右端側及び屈曲部54に当接し、収容部119がフラットケーブル50の突出部分54Bを収容する状態において、第2保持部120を第1保持部110に接近するように下向きに移動させる。そして、図5〜図7に示すように、第2伸長部52の右端側及び屈曲部54を第1保持部110と第2保持部120とで挟む。
この際、第2保持部120を後側にずらす動作により、図7に示すように、第4係合部124の凸部124Aを第3係合部113の凹部113Aに嵌入させ、第2保持部120の後端縁を第1保持部110の壁部110Fに当て止める。
それと同時に、第2保持部120の前端側を下降させて、第2係合部122の鍵爪122Aを第1係合部111の開口部111Bに進入させる。すると、鍵爪122Aは、撓み変形しながら、第1保持部の壁部111Aの下端部よりも下側に突出し、壁部111Aの下端部に引っ掛かる。
こうして、第1係合部111と第2係合部122とが係合し、かつ第3係合部113と第4係合部124とが係合すると、図6及び図7に示すように、第2保持部120は、第1保持面110Aに向かって突出する複数のリブ127によって、フラットケーブル50における第2伸長部52の右端側及び屈曲部54に、上側から、すなわち、プラテンガラス81側から当接し、第2伸長部52の右端側及び屈曲部54を第1保持部110の第1保持面110Aとの間で挟む。
この状態において、規制部115、115は、図5及び図7に示すように、第2保持部120の第2係合部122側に位置する前端部に前側から当接し、第2保持部120の後側から前側に向かう移動を規制する。図6に示すように、延出部126は、読取センサ3Sに対して第1保持部110よりも左側に離間する位置で、ベース部10側に突出する。これにより、延出部126は、フラットケーブル50の第2伸長部52を第1保持部110と湾曲部53との間で、プラテンガラス81から離間する方向に撓ませる。
図6に示すように、プラテンガラス81の外周縁81Eの一部である端面81Fと、枠体89の第2開口89Bの一部である端面89Fとの間に、隙間S1が形成されている。隙間S1は、プラテンガラス81の原稿支持面81A側と、プラテンガラス81における原稿支持面81Aとは反対側を向く裏面側とを連通させている。
図6に示すキャリッジ20及び読取センサ3Sの位置は、待機位置である。キャリッジ20及び読取センサ3Sが待機位置に停止した状態では、第1保持部110が隙間S1の近傍にある。この状態において、第2保持部120は、第1保持部110と隙間S1との間に位置して、第1保持部110(フラットケーブル50における第2伸長部52の右端側及び屈曲部54)を覆う。
<画像読取動作>
この画像読取装置1では、原稿支持面81Aに載置された原稿を読み取る場合、走査機構30が作動し、図2に示すように、キャリッジ20に搭載された読取センサ3Sを読取ユニット3内における左端側から右端側に移動させる。これにより、読取センサ3Sは、原稿支持面81Aに載置された原稿の画像を読み取る。その後、走査機構30は、読み取りを終えた読取センサ3Sを読取ユニット3内における右端側から左端側に移動させ、元の位置に復帰させる。
また、この画像読取装置1では、供給トレイ9Aに支持される複数枚のシートの画像を読み取る場合、走査機構30が作動し、キャリッジ20に搭載された読取センサ3Sを読取ユニット3内における左端側に移動させ、読取面81Bに下側から対向する位置である固定読取位置に停止させる。そして、搬送部4が供給トレイ9Aに支持されるシートを搬送経路P1に沿って順次搬送すると、そのシートが固定読取位置にある読取センサ3Sの上側を通過するので、読取センサ3Sは、その通過するシートの画像を読み取る。
<作用効果>
実施例の画像読取装置1では、キャリッジ20に設けられた第1保持部110は、フラットケーブル50における第2伸長部52の右端側及び屈曲部54にベース部10側から当接し、第2伸長部52の右端側及び屈曲部54を保持する。第2保持部120は、フラットケーブル50における第2伸長部52の右端側及び屈曲部54にプラテンガラス81側から当接し、第2伸長部52の右端側及び屈曲部54を第1保持部110との間で挟む。これにより、この画像読取装置1では、キャリッジ20の往復移動に追従するフラットケーブル50の第2伸長部52が押し引きされたり、湾曲部53の復元力によって第2伸長部52がプラテンガラス81側に押されたりしても、第2伸長部52の右端側及び屈曲部54が第1保持部110と第2保持部120とに保持される状態が維持される。
特に、この画像読取装置1では、第1係合部111の開口部111Bと、第2係合部122の鍵爪122Aとが係合し、第3係合部113の凹部113Aと、第4係合部124の凸部124Aとが係合することにより、フラットケーブル50における第2伸長部52の右端側及び屈曲部54が第1保持部110と第2保持部120とに保持される状態を確実に維持できる。
このため、この画像読取装置1では、フラットケーブル50の第2伸長部52及び屈曲部54が所望の位置からずれ難いので、フラットケーブル50がプラテンガラス81に擦れたり、キャリッジ20の往復移動を妨げたりする不具合が発生し難い。
したがって、実施例の画像読取装置1では、フラットケーブル50に起因して読取センサ3Sによる画像の読取品質が低下することを抑制できる。
また、この画像読取装置1では、第1係合部111及び第3係合部113が第1保持部110に形成され、第2係合部122及び第4係合部124が第2保持部120に形成されている。このため、この画像読取装置1では、仮に第1保持部110及び第2保持部120とは別部材である係合部を採用し、その係合部によって第1保持部110と第2保持部120とが係合される場合と比較して、部品点数を削減できる。その結果、この画像読取装置1では、製造コストの低廉化を実現できる。
さらに、この画像読取装置1では、フラットケーブル50における第2伸長部52の右端側及び屈曲部54を第1保持部110と第2保持部120とで挟む際、第2保持部120を第1保持部110に接近するように下向きに移動させ、かつ第2保持部120を後側にずらす動作により、第1係合部111の開口部111Bと、第2係合部122の鍵爪122Aとの係合、及び第3係合部113の凹部113Aと、第4係合部124の凸部124Aとの係合を同時に行うことができる。また、この画像読取装置1では、フラットケーブル50における第2伸長部52の右端側及び屈曲部54を第1保持部110と第2保持部120とで挟む機構を、第1保持部110に形成された開口部111Bと、第2保持部120に形成された鍵爪122Aとの係合により、簡易で精度良く行うことができる。
また、この画像読取装置1では、図6及び図7に示すように、第2保持部120の前端側に形成された鍵爪122Aは、読取センサ3Sの後端側よりも後側に張り出さない。一方、第2保持部120の後端側に形成された凸部124Aは、鍵爪122Aと比較して小さくできる。このため、この画像読取装置1では、前後方向において装置の小型化を実現できる。
さらに、この画像読取装置1では、図5及び図7に示すように、第1保持部110に形成された規制部115、115は、第1係合部111と第2係合部122とが係合し、かつ第3係合部113と第4係合部124とが係合した状態で、第2保持部120の第2係合部122側に位置する前端部に当接し、第2保持部120の後側から前側に向かう移動を規制する。これにより、第2保持部120は、第1保持部110に対して精度よく位置決めされる。このため、この画像読取装置1では、衝撃等の負荷が第2保持部120に作用する場合でも、第2保持部120が第1保持部110に対してずれ難い。その結果、この画像読取装置1では、フラットケーブル50における第2伸長部52の右端側及び屈曲部54を第1保持部110と第2保持部120とで挟む状態を確実に維持できる。
また、この画像読取装置1では、図6及び図11に示すように、第2保持部120の左端縁に形成された延出部126が第1保持部110より左側で、ベース部10側に突出している。このため、延出部126は、フラットケーブル50の第2伸長部52を第1保持部110と湾曲部53との間で、プラテンガラス81から離間する方向に撓ませるように作用する。これにより、この画像読取装置1では、第2伸長部52がプラテンガラス81に接近し過ぎることを抑制できる。
さらに、この画像読取装置1では、図6、図7及び図11に示すように、第2保持部120の下面に形成された複数のリブ127が第2伸長部52の右端側及び屈曲部54に確実に当接するので、第2伸長部52の右端側及び屈曲部54を第1保持部110と第2保持部120とで精度良く挟むことができる。
また、この画像読取装置1では、屈曲部54を形成してフラットケーブル50を配線することにより、ベース部10内の限られたスペースにフラットケーブル50を効率よく配線できる。そして、1組の第1保持部110及び第2保持部120によって、第2伸長部52の右端側と、プラテンガラス81側に向かって浮き上がり易い屈曲部54とを確実に保持できる。また、この画像読取装置1では、図6及び図8に示すように、第1保持部110に形成された収容部119に、フラットケーブル50の突出部分54Bが収容されることにより、第2伸長部52の右端側及び屈曲部54が第1保持部110に仮止めされる。このため、この画像読取装置1では、第2伸長部52の右端側及び屈曲部54を第1保持部110と第2保持部120とで挟んで保持する工程において、第2伸長部52の右端側及び屈曲部54が第1保持部110及び第2保持部120に対してずれ難い。
さらに、この画像読取装置1では、図6に示すように、プラテンガラス81の外周縁81Eと枠体89との間の少なくとも一部の範囲に、隙間S1が形成されている。このため、この画像読取装置1では、静電気の放電スパークが原稿支持面81A側から隙間S1を経由して裏面側に侵入するおそれがある。ここで、この画像読取装置1では、キャリッジ20及び読取センサ3Sが待機位置に停止した状態で、第1保持部110が隙間S1の近傍にある。この状態で、第2保持部120は、第1保持部110と隙間S1との間に位置して、第1保持部110を覆う。このため、この画像読取装置1では、放電スパークが第1保持部110と第2保持部120とに保持された第2伸長部52の右端側及び屈曲部54に到達することを第2保持部120によって抑制できる。その結果、この画像読取装置1では、静電気の放電スパークによってフラットケーブル50に接続された電子機器が損傷することを抑制できる。
以上において、本発明を実施例に即して説明したが、本発明は上記実施例に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
実施例では、第1係合部111及び第3係合部113が第1保持部110に形成され、第2係合部122及び第4係合部124が第2保持部120に形成されていたが、この構成には限定されない。例えば、第2係合部122及び第4係合部124の代わりに樹脂製のヒンジを第1保持部110及び第2保持部の後端側に一体成形してもよい。また、係合部は、第1保持部及び第2保持部とは別部材、例えば、止めネジ等であってもよい。また、実施例の鍵爪122Aと同様の係合片を第1保持部から支持体側に向かって突出させ、実施例の開口部111Bと同様の開口部を第2保持部に形成し、その係合片とその開口部とが係合するようにしてもよい。また、実施例の凸部124Aと同様の凸部を第1保持部から突出させ、実施例の凹部113Aと同様の凹部を第2保持部に形成し、その凸部とその凹部とが係合するようにしてもよい。
本発明は画像読取装置、複合機等に利用可能である。
1…画像読取装置、10…ベース部、81…支持体(プラテンガラス)
81A…原稿支持面、3S…読取部(読取センサ)
20…移動体(キャリッジ)、50…フラットケーブル
50A…フラットケーブルの一端部、50B…フラットケーブルの他端部
51…第1伸長部、52…第2伸長部、53…湾曲部
110…第1保持部、120…第2保持部
111、122、113、124…係合部
111…第1係合部、122…第2係合部
113…第3係合部、124…第4係合部
111B…第1凹部(開口部)、122A…鍵爪
113A…第2凹部(凹部)、124A…凸部
115…当接部(規制部)、126…延出部、127…リブ、54…屈曲部
54B…突出部分、54A…屈曲部における副走査方向の一端側に延びる部分
119…収容部、81E…支持体の外周縁、89…枠体
S1…原稿支持面側と裏面側とを連通させる隙間

Claims (12)

  1. ベース部と、
    前記ベース部に対して所定の間隔を有して支持され、前記ベース部とは反対側を向く面が原稿を支持する原稿支持面とされた支持体と、
    前記ベース部と前記支持体との間に設けられ、主走査方向に延び、前記原稿支持面に支持されている原稿の画像を読み取る読取部と、
    前記読取部を保持し、前記ベース部と前記支持体との間を前記主走査方向に直交する副走査方向に往復移動可能な移動体と、
    一端部が前記ベース部に固定されるとともに、他端部が前記読取部に連結され、可撓性を有するフラットケーブルと、を備え、
    前記フラットケーブルは、前記一端部に連続し、前記ベース部における前記副走査方向の一端側に向けて延びる第1伸長部と、前記第1伸長部に連続し、前記支持体に接近するように湾曲して前記ベース部における前記副走査方向の他端側に向きを変える湾曲部と、前記湾曲部に連続し、前記ベース部における前記副走査方向の他端側に向けて延びて前記他端部に至る第2伸長部とを有する画像読取装置であって、
    前記移動体に設けられ、前記フラットケーブルにおける前記第2伸長部の前記他端部側に前記ベース部側から当接し、前記第2伸長部の前記他端部側を保持する第1保持部と、
    前記フラットケーブルにおける前記第2伸長部の前記他端部側に前記支持体側から当接し、前記第2伸長部の前記他端部側を前記第1保持部との間で挟む第2保持部と、
    前記第1保持部と前記第2保持部との間に設けられ、前記第1保持部と前記第2保持部とを係合する係合部と、を備えていることを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記係合部は、前記第1保持部に形成された第1係合部と、前記第2保持部に形成され、前記第1係合部と係合可能な第2係合部とを含んで構成されている請求項記載の画像読取装置。
  3. 前記第1係合部及び前記第2係合部の一方は、前記主走査方向及び前記副走査方向に直交する方向に延びる鍵爪を有し、
    前記第1係合部及び前記第2係合部の他方は、前記鍵爪と係合可能に凹む第1凹部を有している請求項記載の画像読取装置。
  4. 前記第1保持部及び前記第2保持部は、前記読取部における前記主走査方向の一端側に設けられ、
    前記第1係合部は、前記第1保持部における前記主走査方向の他端側に形成され、
    前記第2係合部は、前記第2保持部における前記主走査方向の他端側に形成されている請求項記載の画像読取装置。
  5. 前記第1保持部と前記第2保持部とは別部材であり、
    前記係合部は、前記第1保持部における前記主走査方向の一端側に形成された第3係合部と、前記第2保持部における前記主走査方向の一端側に形成され、前記第3係合部と係合可能な第4係合部とを含んで構成され、
    前記第3係合部及び前記第4係合部の一方は、前記主走査方向に突出する凸部を有し、
    前記第3係合部及び前記第4係合部の他方は、前記凸部と係合可能に前記主走査方向に凹む第2凹部を有している請求項記載の画像読取装置。
  6. 前記第1保持部の前記第1係合部側の端部には、前記第1係合部と前記第2係合部とが係合し、かつ前記第3係合部と前記第4係合部とが係合した状態で、前記第2保持部の前記第2係合部側の端部に当接可能な当接部が形成されている請求項記載の画像読取装置。
  7. 前記第2保持部における前記副走査方向の一端側の端縁には、前記副走査方向において前記読取部に対して前記第1保持部よりも離間し、かつ前記ベース部側に突出する延出部が形成されている請求項1乃至のいずれか1項記載の画像読取装置。
  8. 前記第2保持部における前記ベース部側を向く面には、前記第1保持部に向けて突出し、かつ、前記主走査方向に延び、前記第2伸長部の前記他端部側に当接可能なリブが形成されている請求項1乃至のいずれか1項記載の画像読取装置。
  9. 前記フラットケーブルは、前記第2伸長部の前記他端部側から、前記ベース部における前記主走査方向の他端側に向けて屈曲され、次に、前記第2伸長部の前記他端部側と並んで前記ベース部における前記副走査方向の一端側に向けて延びる屈曲部を有し、
    前記第1保持部は、前記フラットケーブルにおける前記屈曲部に前記ベース部側から当接し、前記屈曲部を保持し、
    前記第2保持部は、前記フラットケーブルにおける前記屈曲部に前記支持体側から当接し、前記屈曲部を前記第1保持部との間で挟むように構成されている請求項1乃至のいずれか1項記載の画像読取装置。
  10. 前記フラットケーブルは、前記屈曲部の一部であって、前記第2伸長部の前記他端部側と、前記屈曲部における前記副走査方向の一端側に延びる部分との間で、前記副走査方向の他端側に突出する突出部分を含み、
    前記第1保持部には、前記突出部分を収容する収容部が形成されている請求項記載の画像読取装置。
  11. 前記支持体の外周縁を囲う枠体をさらに備え、
    前記外周縁と前記枠体との間の少なくとも一部の範囲には、前記原稿支持面側と、前記支持体における前記原稿支持面とは反対側を向く裏面側とを連通させる隙間が形成され、
    前記第2保持部は、前記第1保持部が前記隙間の近傍にある状態で、前記第1保持部と前記隙間との間に位置して、前記第1保持部を覆うように構成されている請求項1乃至10のいずれか1項記載の画像読取装置。
  12. ベース部と、
    前記ベース部に対して所定の間隔を有して支持され、前記ベース部とは反対側を向く面が原稿を支持する原稿支持面とされた支持体と、
    前記ベース部と前記支持体との間に設けられ、主走査方向に延び、前記原稿支持面に支持されている原稿の画像を読み取る読取部と、
    前記読取部を保持し、前記ベース部と前記支持体との間を前記主走査方向に直交する副走査方向に往復移動可能な移動体と、
    一端部が前記ベース部に固定されるとともに、他端部が前記読取部に連結され、可撓性を有するフラットケーブルと、を備え、
    前記フラットケーブルは、前記一端部に連続し、前記ベース部における前記副走査方向の一端側に向けて延びる第1伸長部と、前記第1伸長部に連続し、前記支持体に接近するように湾曲して前記ベース部における前記副走査方向の他端側に向きを変える湾曲部と、前記湾曲部に連続し、前記ベース部における前記副走査方向の他端側に向けて延びて前記他端部に至る第2伸長部とを有する画像読取装置であって、
    前記移動体に設けられ、前記フラットケーブルにおける前記第2伸長部の前記他端部側に前記ベース部側から当接し、前記第2伸長部の前記他端部側を保持する第1保持部と、
    前記フラットケーブルにおける前記第2伸長部の前記他端部側に前記支持体側から当接し、前記第2伸長部の前記他端部側を前記第1保持部との間で挟む第2保持部と、
    前記支持体の外周縁を囲う枠体とを、備え、
    前記外周縁と前記枠体との間の少なくとも一部の範囲には、前記原稿支持面側と、前記支持体における前記原稿支持面とは反対側を向く裏面側とを連通させる隙間が形成され、
    前記第2保持部は、前記第1保持部が前記隙間の近傍にある状態で、前記第1保持部と前記隙間との間に位置して、前記第1保持部を覆うように構成されていることを特徴とする画像読取装置。
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