JP7031332B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置に関する。
従来から画像読取装置、画像形成装置、複写機等の画像処理装置において、原稿を読み取る読取ヘッドやインクを吐出する吐出ヘッドのように筐体内を移動する移動体が設けられている。このような移動体には、通常、制御部との間で信号の授受を行うためのフラットケーブルが接続されている。
フラットケーブルは移動体の移動とともに移動及び変形するため、筐体内でどのような配置で這い回すかによって様々な利点と課題がある。例えば、筐体の上下方向の厚みを薄くするためにフラットケーブルを筐体の側壁側から移動体側へ湾曲させた状態で配置する手法がある(特許文献1参照)。
特許文献1に開示される画像読取装置においては、筐体は移動体よりも移動体の移動方向と直交する方向の一側に配置される第1側壁を有している。また、フラットケーブルは、移動体に接続される一端部と、一端部と他端部との間に位置し第1側壁に固定される被固定部と、一端部と被固定部との間に形成される湾曲部とを有している。
特開2003-307789号公報
しかしながら、特許文献1の構成によれば、移動体の位置によっては湾曲部が自重で撓み、湾曲部の下端部が筐体の底壁に接触した状態となる場合がある。この状態で移動体が移動すると、例えば、湾曲部の下端部と筐体の底壁との少なくとも一方から摩耗粉が発生し、筐体内が汚れるおそれがある。また、例えば、この状態で移動体が移動すると、湾曲部が振動して異音が発生したり、湾曲部が座屈したりするおそれがある。
本発明は、フラットケーブルを筐体の側壁側から移動体側へ湾曲させた状態で配置する構成において、フラットケーブルの湾曲部の下端部を筐体の底壁に接触しにくくする画像処理装置を提供することを目的とする。
本発明の画像処理装置は、第1方向に往復移動する移動体と、前記第1方向と直交する第2方向において前記移動体の一側に配置された第1側壁と、前記移動体を挟んで前記第1側壁とは反対側に配置された第2側壁と、前記第1側壁及び前記第2側壁を繋ぐ底壁と、を有する筐体と、前記移動体に接続された被接続部と前記第1側壁に固定された被固定部とを有するフラットケーブルと、を備え、前記第1側壁は、前記フラットケーブルの前記被固定部が固定される固定部と前記フラットケーブルをガイドするガイド部とを有する支持部を有し、前記フラットケーブルは、前記被接続部と前記被固定部とを繋ぐ中間部を有し、前記中間部は、前記被固定部から延出し、前記第1側壁の前記ガイド部にガイドされる被ガイド部と、前記被ガイド部から延出し、湾曲する湾曲部と、を有し、前記支持部は、前記フラットケーブルを鉛直方向に対して傾斜させた姿勢で支持する傾斜支持部を有し、前記傾斜支持部は、上支持部と、前記上支持部よりも下方であって前記上支持部よりも前記第2方向における前記第2側壁側に位置する下支持部と、を有する、ことを特徴とする。
上記の構成によれば、上支持部及び下支持部によって、フラットケーブルの被ガイド部は、その下端部が上端部よりも第2側壁側に位置する状態で支持される。
本発明によれば、フラットケーブルを筐体の第1側壁側から移動体側へ湾曲させた状態で配置する構成において、フラットケーブルの被ガイド部の下端部が上端部よりも第2側壁側に位置する状態で支持されることによって被ガイド部に続く湾曲部が持ち上げられるため、湾曲部の下端部は底壁に接触しにくくなる。その結果、移動体が移動した場合に湾曲部の下端部と底壁とが接触することによって生じる摩耗粉の発生、異音、湾曲部の座屈を抑制することができる。
一実施形態の画像処理装置の斜視図である。 一実施形態の画像読取部の斜視図である。 画像読取部の内部構成を示す斜視図である。 一実施形態の画像読取部の内部構成を示す平面図である。 一実施形態の画像読取部の内部構成を示す平面図である。 一実施形態の画像読取部の内部構成を示す平面図である。 図6の断面図であり、(a)はB-B断面図、(b)はC-C断面図である。 変形例1の後側壁周辺の側断面図である。 変形例2の後側壁周辺の側断面図である。
[画像処理装置の全体構成]
図1に示す画像処理装置1は、本発明に係る画像処理装置1の一実施形態であり、画像読取機能、プリント機能及びコピー機能等の画像形成機能、ならびにファクシミリ送受信機能等を備えた複合機として構成されている。以下の説明においては、図1に示すように、操作パネル22が設けられた側を画像処理装置1の前側と規定し、画像処理装置1を操作パネル22に向かってみたときに左手にくる側を画像処理装置1の左側と規定して、前後、左右、及び上下の方向を表す。左右方向は第1方向の一例であり、前後方向は第2方向の一例である。
画像処理装置1は、本体部2と、本体部2の上方に配置される画像読取部3と、画像読取部3の上方に配置される自動原稿搬送部4とを備えている。本体部2はシートに画像を形成する画像形成部を収容している。本体部2の下部にはシートを収容するシートカセット21が設けられている。本体部2の前側上部には、画像処理装置1に対する入力操作を行う操作部、及び画像処理装置1の動作状態等を表示する表示部を備えた操作パネル22が設けられている。
自動原稿搬送部4は、自動原稿搬送部4に載置された複数枚の原稿を1枚ずつ分離して画像読取部3へ順次搬送する、所謂ADF(Automatic Document Feeder)装置である。画像読取部3は、フラットベッド型イメージスキャナとしての機能を有している。また、画像読取部3は、自動原稿搬送部4と協働することによりADF型イメージスキャナとして機能する。
[画像読取部の構成]
図2に示すように、画像読取部3は、筐体31と、筐体31の上部を覆うカバー部材32とを有している。カバー部材32にはプラテンガラス33が取り付けられている。プラテンガラス33の上面は、第1面33Aと第2面33Bとに区画されている。
第1面33Aは、画像読取部3がフラットベッド型イメージスキャナとして利用される際に原稿が載置される原稿載置面である。第2面33Bは、画像読取部3がADF型イメージスキャナとして利用される際に、自動原稿搬送部4によって搬送される原稿が接触しつつ通過する部分である。なお、本実施形態においては、1枚のプラテンガラス33を用いて第1面33Aと第2面33Bとを構成しているが、第1面33Aと第2面33Bとを別々のプラテンガラスによって構成することも可能である。
図3は画像読取部の内部構成を示す斜視図であり、図4から図6は画像読取部の内部構成を示す平面図である。図4は読取ヘッドが第2位置にある状態を示し、図5は読取ヘッドが第3位置にある状態を示し、図6は読取ヘッドが第1位置にある状態を示している。
図3に示すように、筐体31は、底壁31Aと、第1側壁の一例としての後側壁31Bと、第2側壁の一例としての前側壁31Cと、左側壁31Dと、右側壁31Eとを有している。後側壁31Bは底壁31Aの後端縁部から上方に突出し、前側壁31Cは底壁31Aの前端縁部から上方に突出し、左側壁31Dは底壁31Aの左端縁部から上方に突出し、右側壁31Eは底壁31Aの左端縁部から上方に突出している。
画像読取部3は、読取ヘッド5、キャリッジ50、走査機構51、及びフラットケーブル(以降、FFCと記す)6を有している。読取ヘッド5及びキャリッジ50は移動体の一例である。読取ヘッド5、キャリッジ50、走査機構51、及びFFC6は、筐体31内に収容されている。筐体31の後側壁31Bと前側壁31Cとの間にはガイドレール31Fが形成されている。ガイドレール31Fは、底壁31Aから上方に突出しており、筐体31の左端部から右端部にわたって形成されている。
キャリッジ50は、前後方向に沿って長尺に形成されており、前後方向において前側壁31Cの近傍から後側壁31Bの近傍までにわたって配置されている。キャリッジ50は、ガイドレール31Fに対して摺動可能に嵌合する溝部50Aを有している。キャリッジ50は、溝部50Aがガイドレール31Fに嵌合することで、ガイドレール31Fに案内されながら左右方向へ往復移動可能となっている。キャリッジ50は、FFC6を保持する保持部55を有している。保持部55は、走査機構51より後方のキャリッジ50の左側部に形成されている。
図4から図6に示すように、読取ヘッド5は、前後方向に沿って長尺に形成されている。読取ヘッド5は、例えば密着イメージメンサ(Contact Image Sensor)にて構成されており、読取ヘッド5が有する複数の読取素子は前後方向に沿って配列されている。読取ヘッド5の後端部近傍の底面にはFFC6を接続するためのコネクタ5Aが設けられている。
読取ヘッド5は、キャリッジ50に装着されており、キャリッジ50と一体的に第1位置(図6参照)と第2位置(図4参照)との間で左右方向へ往復移動可能に構成されている。読取ヘッド5の下方には底壁31A、読取ヘッド5の後方には後側壁31B、読取ヘッド5の前方には前側壁31Cが配置されている。
走査機構51は、駆動プーリ52、従動プーリ53、及びタイミングベルト54を有している。駆動プーリ52は、筐体31内の左端部においてガイドレール31Fに近接して配置されている。従動プーリ53は、筐体31内の右端部においてガイドレール31Fに近接して配置されている。タイミングベルト54は、駆動プーリ52と従動プーリ53とに巻き掛けられた無端ベルトであり、ガイドレール31Fに沿って左右方向に延びている。タイミングベルト54のうち、前後方向においてガイドレール31Fの近くに配置される部分は、キャリッジ50に連結される連結部54Aを有している。
駆動プーリ52は画像読取部3が備える駆動源により駆動され、正転方向と、逆転方向とに回転可能に構成されている。駆動プーリ52が正転方向に回転すると、タイミングベルト54の連結部54Aが左側から右側へ向かって移動する。これにより、キャリッジ50及び読取ヘッド5も左側から右側へ向かって一体的に移動する。一方、駆動プーリ52が逆転方向に回転すると、タイミングベルト54の連結部54Aが右側から左側へ向かって移動する。これにより、キャリッジ50及び読取ヘッド5も右側から左側へ向かって一体的に移動する。このように、読取ヘッド5は、駆動プーリ52の正転方向及び逆転方向の回転により、筐体31内を左右方向に往復移動可能となっている。
FFC6は、幅方向に所定間隔で並んだ複数の導体を2枚の絶縁フィルム及び接着剤で挟むことにより一体成型されており、可撓性を有している。FFC6は、長手方向の端部にそれぞれ読取ヘッド5のコネクタ5Aに接続される被接続部の一例としての読取ヘッド側端子6Aと、後側壁31B付近に形成された開口部31Gを通じて本体部2内に設けられた図示しない制御部に接続される制御部側端子とを有している。
FFC6の読取ヘッド側端子6Aの近傍部分は保持部55で保持されている。FFC6は、保持部55の左側に配置される折曲部6Bを有する。折曲部6Bは、3箇所でそれぞれ90°ずつ折り曲げられた部分である。折曲部6Bは、読取ヘッド側端子6Aへ掛かる負荷を吸収し、読取ヘッド側端子6Aが接続されるコネクタ5Aへの負荷を軽減する。
FFC6は、底壁31Aから離れた位置で後側壁31Bに両面テープ等により固定された被固定部6Cを有する。被固定部6Cは、読取ヘッド5が第1位置にある状態(図6参照)において、FFC6の後側壁31Bに接触する領域に設けられる。つまり、被固定部6Cとして後側壁31Bに固定される部分は後側壁31Bに接触している領域全体であってもよいし、その領域の一部であってもよい。
FFC6は、読取ヘッド側端子6Aと被固定部6Cとを繋ぐ中間部6Dを有する。中間部6Dは、被固定部6Cから延出し、後側壁31Bのガイド部7Bにガイドされる被ガイド部6Eと、被ガイド部6Eから延出し、前側壁31C側へU字状に湾曲する湾曲部6Fとを有する。湾曲部6Fは、FFC6が保持部55と支持部7とに支持されることで形成される。湾曲部6Fの長さは、読取ヘッド5が第1位置にある場合に最大、第2位置にある場合に最小となる。湾曲部6Fの前後方向の長さは、図5に示した読取ヘッド5が第3位置にある場合に最大となる。
次に、後側壁31Bの形態について説明する。後側壁31Bは、前側壁31C側にFFC6の被固定部6Cが固定される固定部7Aと、FFC6を切離可能にガイドするガイド部7Bとを有する支持部7を有する。そして、湾曲部6Fの前後方向に拡がろうとする応力によってFFC6の被ガイド部6Eはガイド部7Bに押し付けられる。
図7は図6の断面図であり、(a)はB-B断面図、(b)はC-C断面図である。支持部7は、FFC6を上下方向(鉛直方向)に対して傾斜させた姿勢で支持する傾斜支持部の一例としての第1傾斜面71と、底壁31Aと下支持部71Bとを繋ぐ傾斜面の一例としての第2傾斜面72とを有する。
第1傾斜面71は、前下方向へ傾斜する傾斜面である。第1傾斜面71は、支持部7の左端部から右端部まで左右方向に延びて形成され、後側壁31Bの上端部近傍から下端部近傍までFFC6の幅よりも長く上下方向に延びて形成されている。
ここで、第1傾斜面71の上半分の領域を上支持部71A、下半分の領域を下支持部71Bと称する。下支持部71Bは上支持部71Aよりも下方であって上支持部71Aよりも前後方向における前側壁31C側に位置するといえる。
また、ガイド部7Bの右半分の第1傾斜面71を第1傾斜支持部7C(図7(a)参照)、ガイド部7Bの左半分の第1傾斜面71を第2傾斜支持部7D(図7(b)参照)と称する。そして、図7(a)を紙面に垂直な方向から見たときに、第1傾斜支持部7Cにおける上支持部71Aと下支持部71Bの両方に接する仮想面を仮想接平面P1、図7(b)を紙面に垂直な方向から見たときに、第2傾斜支持部7Dにおける上支持部71Aと下支持部71Bの両方に接する仮想面を仮想接平面P2とする。また、図7(a)、(b)の紙面に垂直であって、かつ図に示す上下方向に延在する面を鉛直面Vとする。
そうすると、仮想接平面P2の鉛直面Vに対する傾斜角βは、仮想接平面P1の鉛直面Vに対する傾斜角αよりも小さくなっている。つまり、ガイド部7Bにおける第1傾斜面71は、左方へ向かうにしたがって鉛直面Vに対する傾斜が小さくなる形状、すなわち、左方へ向かうにしたがって徐々に鉛直面Vに近づく形状となっている。また、図示しない図6のA-A断面における第1傾斜面71の傾斜角は、図7(a)に示した第1傾斜面71の傾斜角αと同じであるか、それよりも鉛直面Vに対して大きくなっている。
このような支持部7によれば、湾曲部6Fの拡がる方向の応力によってFFC6被ガイド部6Eが第1傾斜面71に押し付けられるため、FFC6の被ガイド部6Eは、その下端部が上端部よりも前方に位置する状態で第1傾斜面71に支持される。これにより、被ガイド部6Eに続く湾曲部6Fが持ち上げられ、湾曲部6Fの下端部は底壁31Aに接触しにくくなる。その結果、読取ヘッド5が移動した場合に湾曲部6Fの下端部と底壁31Aとが接触することによって生じる摩耗粉の発生を抑制することができる。
もし、摩耗粉が発生すると、摩耗粉が読取ヘッドに付着することによって、読み取った画像の品質が低下するおそれがある。また、摩耗粉が走査機構51に付着することによって、異音や動作不良が生じるおそれもある。
また、湾曲部6Fの下端部が底壁31Aに接触しにくくなることにより、読取ヘッド5が移動した場合に湾曲部6Fの下端部と底壁31Aとが接触することによって生じる異音や湾曲部6Fの座屈を抑制することもできる。
また、ガイド部7Bにおける第1傾斜面71が左方へ向かうにしたがって徐々に鉛直面Vに近づく形状となっているため、読取ヘッド5が右方向に移動することによってFFC6のほとんどがガイド部7Bから離間している状態(図6参照)では、長い湾曲部6Fが形成され、湾曲部6Fは鉛直面Vに対する傾斜角αの大きな第1傾斜面71によって大きな力で持ち上げられる。
一方、読取ヘッド5が左方向に移動することによってFFC6のほとんどがガイド部7Bに接触している状態(図4参照)では、短い湾曲部6Fが形成され、湾曲部6Fは鉛直面Vに対する傾斜角βの小さな第1傾斜面71によって小さな力で持ち上げられる。このように、形成される湾曲部6Fの長さに応じて第1傾斜面71が湾曲部6Fを持ち上げる力を適切にし、湾曲部6Fが持ち上げられる量を一定にすることができる。
なお、傾斜支持部は、第1傾斜面71に限定されることはなく、鉛直方向に対して傾斜する連続した連続面であればよい。この場合、上支持部及び下支持部は連続面の一部である。ここでいう連続面とは、例えば、単一の平面、又は滑らかに繋がった曲面を指す。
なお、傾斜支持部としての第1傾斜面71は、少なくとも固定部7Aに形成されていることが好ましい。ガイド部7Bよりも固定部7Aに第1傾斜面71を形成することにより、湾曲部6Fを持ち上げる効果が大きくなる。
一方、第2傾斜面72は、下方に向かうにしたがって前側壁31Cに近づくように傾斜し、FFC6を支持する傾斜面である。そして、図7(a)及び(b)を紙面に垂直な方向から見たときに、第2傾斜面72は、両仮想接平面P1、P2よりも水平方向に対する傾斜が小さな傾斜面である。つまり、第2傾斜面72は、第1傾斜面71より緩やかであって水平面までの範囲で前下方向へ傾斜する傾斜面である。第2傾斜面72は、第1傾斜面71の下端部に沿って左右方向に延びて形成され、第1傾斜面71の下端部から底壁31Aまで上下方向に延びて形成されている。
このように、第2傾斜面72が第1傾斜面71よりも水平方向に対する傾斜が小さな傾斜面であることにより、図7に示すように第1傾斜面71と第2傾斜面72は、くの字型に屈曲して配置される。よって、第1傾斜面71に押し付けられた状態で支持されているFFC6の被ガイド部6Eが下方にずれ落ちようとした場合でも、FFC6の下端部が第2傾斜面72に当接して支持される。したがって、FFC6の下端部は底壁31Aに接触しにくくなる。
また、後側壁31Bは、後側壁31Bの前後方向の厚みを均等とする凹部31Hを有する。凹部31Hは、筐体31の下面側に開口して形成される。凹部31Hは、いわゆる肉盗みである。ここでいう、後側壁31Bの前後方向の厚みを均等とするとは、完全に均等だけを意味ものではなく、肉盗みの効果を達成し得る合理的な範囲内でのほぼ均等を含むものである。このような凹部31Hにより、支持部7を設けた場合に生じる後側壁31Bのヒケを軽減することができる。その結果、支持部7を設計された通りの形状に作製することができる。なお、凹部31Hの開口の向きには特に限定はなく、成形時の金型の抜き方向に合わせることができる。
[変形例1]
上記の実施形態では、上支持部及び下支持部として第1傾斜面71を例に説明したが、図8に示すように、第1傾斜面71は左右方向に延びる溝部71Cを有していてもよい。図8の断面位置は図7(a)と同様の位置である。これにより、第1傾斜面71は、溝部71Cの上方に位置する上側傾斜面71Dと、溝部71Cの下方に位置する下側傾斜面71Eとに分かれる。上側傾斜面71Dは上支持部の一例であり、下側傾斜面71Eは下支持部の一例である。
[変形例2]
第1傾斜面71及び第2傾斜面72の替わりに、図9に示すように、2段の階段状に形成された第1段部73及び第2段部74を設けてもよい。図9の断面位置は図7(a)と同様の位置である。これにより、支持部7は、後側壁の上端部から下方へ延びる鉛直面75と、鉛直面75の下端部から前方へ延びて下方へ屈曲する第1段部73と、第1段部73の下端部から前方へ延び下方へ屈曲して底壁31Aに繋がる第2段部74とで構成される。
この構成により、FFC6の被ガイド部6Eの上端部が鉛直面75に当接し、FFC6の被ガイド部6Eの上端部と下端部との間の中間部が第1段部73の先端部73Aに当接し、FFC6の被ガイド部6Eの下端部が第2段部74の上面74Aに当接する。よって、FFC6の被ガイド部6Eは、上記の実施形態と同様に、その下端部が上端部よりも前方に位置する状態で支持部7に支持される。この場合、鉛直面75におけるFFC6の上端部が当接する部分が上支持部、第1段部73の先端部73Aが下支持部、第2段部74の上面74Aが傾斜面の一例である。
なお、上記の実施形態、変形例1及び変形例2の構成要素は、変更可能な範囲で適宜組み合わせることができる。
また、上記の実施形態では画像処理装置1として複合機を例に説明したが、画像処理装置としては、スキャナ、インクジェットプリンタ、複写機等であってもよい。そして、スキャナに適用した場合の移動体は原稿を読み取る読取ヘッド及びキャリッジであり、インクジェットプリンタに適用した場合の移動体はインクを吐出する吐出ヘッド及びキャリッジである。
[実施形態の効果]
上記の実施形態、変形例1又は変形例2の画像処理装置1は、第1方向に往復移動する読取ヘッド5を備える。また画像処理装置1は、第1方向と直交する第2方向において読取ヘッド5の一側に配置された後側壁31Bと、読取ヘッド5を挟んで後側壁31Bとは反対側に配置された前側壁31Cと、後側壁31B及び前側壁31Cを繋ぐ底壁31Aと、を有する筐体を備える。また画像処理装置1は、読取ヘッド5に接続された読取ヘッド側端子6Aと後側壁31Bに固定された被固定部6Cとを有するFFC6を備える。そして、後側壁31Bは、FFC6の被固定部6Cが固定される固定部7AとFFC6をガイドするガイド部7Bとを有する支持部7を有する。FFC6は、読取ヘッド側端子6Aと被固定部6Cとを繋ぐ中間部6Dを有する。中間部6Dは、被固定部6Cから延出し、後側壁31Bのガイド部7Bにガイドされる被ガイド部6Eと被ガイド部6Eから延出し、湾曲する湾曲部6Fと、を有する。支持部7は、FFC6を鉛直方向に対して傾斜させた姿勢で支持する傾斜支持部(第1傾斜面71)を有する。傾斜支持部は、上支持部(上支持部71A、上側傾斜面71D、鉛直面75)と、上支持部よりも下方であって上支持部よりも第2方向における前側壁31C側に位置する下支持部(下支持部71B、下側傾斜面71E、先端部73A)と、を有する。
この構成によれば、上支持部及び下支持部によって、FFC6の被ガイド部6Eは、その下端部が上端部よりも前側壁31C側に位置する状態で支持される。これにより、被ガイド部6Eに続く湾曲部6Fが持ち上げられ、湾曲部6Fの下端部は底壁31Aに接触しにくくなる。その結果、読取ヘッド5が移動した場合に湾曲部6Fの下端部と底壁31Aとが接触することによって生じる摩耗粉の発生を抑制することができる。また、読取ヘッド5が移動した場合に湾曲部6Fの下端部と底壁31Aとが接触することによって生じる異音や湾曲部6Fの座屈を抑制することができる。
上記の実施形態、変形例1又は変形例2の画像処理装置1によれば、傾斜支持部は、鉛直方向に対して傾斜する連続した連続面であり、上支持部及び下支持部のそれぞれは、連続面の一部である。
このように、傾斜支持部は連続面であれば様々な形状を採用することができる。
上記の実施形態、変形例1又は変形例2の画像処理装置1によれば、読取ヘッド5は、FFC6の湾曲部6Fの長さが最大となる第1位置と、FFC6の湾曲部6Fの長さが最小となる第2位置との間を往復移動し、支持部7の傾斜支持部は、読取ヘッド5が第1位置にあるときに、FFC6を支持する位置に配置される。
この構成によれば、湾曲部6Fの長さが最大となる場合に傾斜支持部によってFFC6を持ち上げることができる。
上記の実施形態、変形例1又は変形例2の画像処理装置1によれば、固定部7A及びガイド部7Bの内、少なくとも固定部7Aは、傾斜支持部を有する。
この構成によれば、ガイド部7Bよりも固定部7Aに第1傾斜面71を形成することにより、湾曲部6Fを持ち上げる効果が大きくなる。
上記の実施形態の画像処理装置1によれば、ガイド部7Bは、傾斜支持部を有し、ガイド部7Bの傾斜支持部は、第1傾斜支持部7Cと第1傾斜支持部7Cよりも固定部7Aから遠い第2傾斜支持部7Dとを有し、第1方向から見たときに、第2傾斜支持部7Dの上支持部71Aと第2傾斜支持部7Dの下支持部71Bの両方に接する仮想接平面P2の鉛直面Vに対する傾斜角βは、第1傾斜支持部7Cの上支持部71Aと第1傾斜支持部7Cの下支持部71Bの両方に接する仮想接平面P1の鉛直面Vに対する傾斜角αよりも小さい。
この構成によれば、ガイド部7Bの傾斜支持部が、読取ヘッド5から湾曲部6Fへ向かう第1方向に沿って徐々に鉛直方向に近づいている。よって、読取ヘッド5が湾曲部6Fから離れる方向に移動することによってFFC6のほとんどがガイド部7Bから離間している状態では、長い湾曲部6Fが形成され、湾曲部6Fは鉛直面Vに対する傾斜角αの大きな第1傾斜面71によって大きな力で持ち上げられる。一方、読取ヘッド5が湾曲部6Fに近づく方向に移動することによってFFC6のほとんどがガイド部7Bに接触している状態では、短い湾曲部6Fが形成され、湾曲部6Fは鉛直面Vに対する傾斜角βの小さな第1傾斜面71によって小さな力で持ち上げられる。このように、形成される湾曲部6Fの長さに応じて第1傾斜面71が湾曲部6Fを持ち上げる力を適切にし、湾曲部6Fが持ち上げられる量を一定にすることができる。
上記の実施形態の画像処理装置1によれば、支持部は、底壁31Aと下支持部71Bとを繋ぐ傾斜面72であって、下方に向かうに従って前側壁31Cに近づくように傾斜し、FFC6を支持する傾斜面72を更に有し、第1方向からみたときに、傾斜面72は、上支持部71A及び下支持部71Bの両方に接する仮想接平面よりも、水平方向に対する傾斜が小さな傾斜面である。
この構成によれば、上支持部71A及び下支持部71Bで支持されたFFC6が下方にずれ落ちようとした場合でも、FFC6の下端部が支持面に当接するため、FFC6の下端部が底壁31Aに接触しにくくなる。
上記の実施形態の画像処理装置1によれば、FFC6は、読取ヘッド側端子6Aと湾曲部6Fと繋ぐ折曲部6Bを有する。
この構成によれば、湾曲部6Fから読取ヘッド側端子6Aへ掛かる負荷を折曲部6Bで吸収することができ、FFC6の読取ヘッド側端子6Aが接続されるコネクタへの負荷を軽減することができる。
上記の実施形態の画像処理装置1によれば、後側壁31Bは、後側壁31Bの厚みを均等とする凹部31Hを有する。
この構成によれば、凹部31Hは、いわゆる肉盗みである。したがって、支持部7を設けた場合に生じる後側壁31Bのヒケを軽減することができる。
1 画像処理装置
5 読取ヘッド(移動体)
6 FFC(フラットケーブル)
6A 読取ヘッド側端子(被接続部)
6B 折曲部
6C 被固定部
6D 中間部
6E 被ガイド部
6F 湾曲部
7 支持部
7A 固定部
7B ガイド部
7C 第1傾斜支持部
7D 第2傾斜支持部
31 筐体
31A 底壁
31B 後側壁(第1側壁)
31C 前側壁(第2側壁)
31H 凹部
50 キャリッジ(移動体)
71 第1傾斜面(傾斜支持部)
71A 上支持部
71B 下支持部
71D 上側傾斜面(上支持部)
71E 下側傾斜面(下支持部)
72 第2傾斜面(傾斜面)
73A 先端部(下支持部)
74A 上面(傾斜面)
75 鉛直面(上支持部)
P1 仮想接平面
P2 仮想接平面

Claims (8)

  1. 第1方向に往復移動する移動体と、
    前記第1方向と直交する第2方向において前記移動体の一側に配置された第1側壁と、前記移動体を挟んで前記第1側壁とは反対側に配置された第2側壁と、前記第1側壁及び前記第2側壁を繋ぐ底壁と、を有する筐体と、
    前記移動体に接続された被接続部と前記第1側壁に固定された被固定部とを有するフラットケーブルと、を備え、
    前記第1側壁は、前記フラットケーブルの前記被固定部が固定される固定部と前記フラットケーブルをガイドするガイド部とを有する支持部を有し、
    前記フラットケーブルは、前記被接続部と前記被固定部とを繋ぐ中間部を有し、
    前記中間部は、
    前記被固定部から延出し、前記第1側壁の前記ガイド部にガイドされる被ガイド部と、
    前記被ガイド部から延出し、湾曲する湾曲部と、を有し、
    前記支持部は、前記湾曲部の下端部を前記底壁から持ち上げるように、前記フラットケーブルを鉛直方向に対して傾斜させた姿勢で支持する傾斜支持部を有し、
    前記傾斜支持部は、
    上支持部と、
    前記上支持部よりも下方であって前記上支持部よりも前記第2方向における前記第2側壁側に位置する下支持部と、を有する、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記傾斜支持部は、前記鉛直方向に対して傾斜する連続した連続面であり、
    前記上支持部及び前記下支持部のそれぞれは、前記連続面の一部である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記移動体は、前記フラットケーブルの前記湾曲部の長さが最大となる第1位置と、前記フラットケーブルの前記湾曲部の長さが最小となる第2位置との間を往復移動し、
    前記支持部の前記傾斜支持部は、前記移動体が前記第1位置にあるときに、前記フラットケーブルを支持する位置に配置された、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記固定部及び前記ガイド部の内、少なくとも前記固定部は、前記傾斜支持部を有する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載の画像処理装置。
  5. 前記ガイド部は、前記傾斜支持部を有し、
    前記ガイド部の前記傾斜支持部は、第1傾斜支持部と前記第1傾斜支持部よりも前記固定部から遠い第2傾斜支持部とを有し、
    前記第1方向から見たときに、
    前記第2傾斜支持部の前記上支持部と前記第2傾斜支持部の前記下支持部の両方に接する仮想接平面の前記鉛直方向に対する傾斜は、前記第1傾斜支持部の前記上支持部と前記第1傾斜支持部の前記下支持部の両方に接する仮想接平面の前記鉛直方向に対する傾斜よりも小さい、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載の画像処理装置。
  6. 前記支持部は、前記底壁と前記下支持部とを繋ぐ傾斜面であって、前記下方に向かうに従って前記第2側壁に近づくように傾斜し、前記フラットケーブルを支持する傾斜面を更に有し、
    前記第1方向からみたときに、
    前記傾斜面は、前記第1傾斜支持部及び前記第2傾斜支持部の両方に接する仮想接平面よりも、水平方向に対する傾斜が小さな傾斜面である、
    ことを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  7. 前記フラットケーブルは、前記被接続部と前記湾曲部と繋ぐ折曲部を有することを特徴とする請求項1から請求項6の何れか一項に記載の画像処理装置。
  8. 前記第1側壁は、前記第1側壁の厚みを均等とする凹部を有することを特徴とする請求項1から請求項7の何れか一項に記載の画像処理装置。
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