JP6329362B2 - 動電式モード試験インパクタシステムおよび方法 - Google Patents

動電式モード試験インパクタシステムおよび方法 Download PDF

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Description

本開示は一般にモード解析システムおよび方法に関し、より詳細には、自動化された動電式モード試験インパクタシステム(electrodynamic modal test impactor system)および方法に関する。
航空宇宙、自動車、構造工学および設計産業ならびにその他の産業において、モード解析は、ますます、構造体および構成部品の開発および実験の重要な部分となっている。モード解析は、入力によって励振されたときの構造体の動的な応答を測定し解析する。構造解析および実験では、モード解析を使用して、自由振動中の構造体の固有モード形状および振動数を決定することができる。疲労、振動および雑音などの構造動力学的な問題の潜在性を評価するために、詳細なモード解析が必要とされることがある。
既知の手動衝撃励振モード解析実験方法およびシステムが存在する。しかしながら、このような既知の手動方法およびシステムは、生み出される衝撃力が衝撃間で変化するとき、ならびに/または衝撃の衝撃位置および角度が試験中にたとえわずかにでも変化するときには、品質の劣ったデータを提供することがある。さらに、このような既知の手動方法およびシステムでは、操作者がハンマーを制御しようとするときに必要になることがある衝撃と衝撃の時間の増大、および可能な2重衝撃による時間の増大のために試験時間が長くなることがある。2重衝撃は、データの観点から容認できないことがあり、ハンマーを使用する場合にはほぼ避けられない。
さらに、既知の自動化された衝撃励振モード解析装置およびシステムも存在する。しかしながら、このような自動化された装置およびシステムは、それらの装置およびシステムを、それらの装置およびシステムが実験に有益であると考えられる多くの分野に適合させるのには大きすぎることがあり、それらの装置およびシステムの大きなサイズのために扱いにくくなることがあり、試験中の構造体と衝撃装置の間の接触点を使用することによってデータを汚染することがあり、かつ/または衝撃特性の可制御性が限定的であることがある。例えば、計装モード試験ハンマーなどの既知の自動化された衝撃励振モード解析装置は、衝撃力または衝撃位置もしくは角度を高い信頼性で制御する能力を提供しないことがある。さらに、そのような既知の自動化された衝撃励振モード解析装置は、特別に設計された制御回路によって駆動されるソレノイドを使用する。しかしながら、このようなソレノイドを使用すると振幅だけしか調整できず、パルス幅を調整することはできない。さらに、このようなソレノイドの使用は可制御性を限定することがあり、ソレノイドが試験中の構造体の表面に置かれたときなどに試験中の構造体の応答を歪めることがある。
したがって、当技術分野では、既知のシステムおよび方法に勝る利点を提供する改良された動電式モード試験インパクタシステムおよび方法が求められている。
改良された動電式モード試験インパクタシステムおよび方法に対するこの必要性は満たされる。後の詳細な説明で論じるように、改良された動電式モード試験インパクタシステムおよび方法の実施形態は、既存のシステムおよび方法に勝るかなりの利点を提供することができる。
本開示の一実施形態では、動電式モード試験インパクタシステムが提供される。このシステムは制御装置を備える。このシステムは、制御装置に結合されたインパクタアセンブリをさらに備える。インパクタアセンブリはハウジングを備える。インパクタアセンブリは、ハウジング内に配置された永久磁石をさらに備える。インパクタアセンブリは、ハウジング内の磁性ヨークハウジングの磁気ギャップの中に配置された音声コイルをさらに備える。音声コイルは制御装置によって駆動される。インパクタアセンブリは、2つ以上の支持要素によって支持された駆動シャフトをさらに備える。駆動シャフトは音声コイルに取り付けられており、音声コイルによって駆動される。インパクタアセンブリは、駆動シャフトの自由端に取り付けられたロードセルをさらに備える。インパクタアセンブリは、磁性ヨークハウジング内に配置されたバイアス装置をさらに備える。
本開示の他の実施形態では、自動化された動電式モード試験インパクタシステムが提供される。このシステムは可聴周波増幅器を備える。このシステムは、複数の衝撃信号線によって可聴周波増幅器に結合されたインパクタアセンブリをさらに備える。インパクタアセンブリは、第1のハウジング部分および第2のハウジング部分を含むハウジングを備える。第2のハウジング部分は磁性ヨークハウジングを備える。インパクタアセンブリは、磁性ヨークハウジング内に収容された磁石アセンブリをさらに備える。磁石アセンブリは、磁性ヨークベースプレートと磁性ヨーク中心極の間に結合され、磁性ヨーク外側極によって取り囲まれた永久磁石を備える。インパクタアセンブリは、磁性ヨークハウジング内に配置されたバイアス装置をさらに備える。インパクタアセンブリは、ハウジング内の磁性ヨークハウジングの磁気ギャップの中に配置された音声コイルをさらに備える。音声コイルは制御装置によって駆動される。インパクタアセンブリは、2つ以上の支持要素によって支持された駆動シャフトをさらに備える。駆動シャフトは、音声コイルの電機子支持体と一体に機械加工される。駆動シャフトは音声コイルによって駆動される。インパクタアセンブリは、駆動シャフトの自由端に取り付けられたロードセルをさらに備える。インパクタアセンブリは、ロードセルに取り付けられた衝撃先端をさらに備える。このシステムは、インパクタアセンブリが装着された関節運動する装着装置(以後、関節運動式装着装置)をさらに備える。このシステムは、このシステムによって測定された動電式モード衝撃試験測定値を調査および解析するコンピュータ装置をさらに備える。
本開示の他の実施形態では、動電式モード衝撃試験を実行する方法が提供される。この方法は、動的なモード応答の試験中の構造体に、持続時間が約1ミリ秒から約10ミリ秒の間の持続時間の短い力衝撃を加えるステップを含む。この方法は、音声コイルおよび音声コイルにより駆動された駆動シャフトを磁気ギャップ内の中央に置くことをさらに含む。この方法は、音声コイルおよび駆動シャフトを、外部へ向かう長い行程および内部へ向かう最小限の行程を提供する静止位置にバイアスすることをさらに含む。この方法は、駆動シャフトの自由端に取り付けられたロードセルを使用して衝撃力を測定することをさらに含む。
論じられた特徴、機能および利点は、本開示のさまざまな実施形態において独立に達成することができ、または他の実施形態では、論じられた特徴、機能および利点を組み合わせることができる。それらの実施形態の追加の詳細は、以下の説明および図面を参照することによって理解される。
本開示は、好ましい例示的な実施形態を示す添付図面に関連して記載された以下の詳細な説明を参照することによってよりいっそう理解することができる。添付図面は必ずしも一律の尺度では描かれていない。
第1の位置にある関節運動式装着装置上に装着されて示された、本開示のシステムおよび方法で使用することができるインパクタアセンブリの一実施形態の透視図である。 第2の位置にある関節運動式装着装置上に装着された図1Aのインパクタアセンブリの透視図である。 第3の位置にある関節運動式装着装置上に装着された図1Aのインパクタアセンブリの透視図である。 組み立てられていない位置に示された、本開示のシステムおよび方法で使用することができるインパクタアセンブリの一実施形態の分解透視図である。 組み立てられた位置に示された、図2Aのインパクタアセンブリの透視図である。 本開示のシステムおよび方法で使用することができる磁石アセンブリの一実施形態の拡大正面図である。 分離された位置にあるハウジング部分とともに示された、本開示のシステムおよび方法で使用することができるバイアス装置の一実施形態を備えるインパクタアセンブリの一実施形態の透視図である。 分離された位置にあるハウジング部分とともに示された、本開示のシステムおよび方法で使用することができるバイアス装置の他の実施形態を備えるインパクタアセンブリの一実施形態の透視図である。 本開示のシステムおよび方法で使用することができる音声コイルの一実施形態の拡大透視図である。 本開示のシステムおよび方法で使用することができる衝撃先端、ロードセルおよび駆動シャフトの接続の一実施形態の側面透視図である。 本開示のシステムおよび方法で使用することができる、歪みゲージ(166)が接続された駆動シャフトおよび衝撃先端の他の実施形態の側面透視図である。 ブッシングなどの第1の支持要素を有する第1のエンドプレートを示す、第1のハウジング部分の内部の上面透視図である。 ブッシングなどの第2の支持要素を有する第2のエンドプレートを示す、第1のハウジング部分の内部の上面透視図である。 本開示のシステムの一実施形態を示すブロック図である。 小型の可聴周波増幅器を使用した鋼衝撃先端、プラスチック衝撃先端およびゴム衝撃先端に対する最大力測定の力を時間に対して示したプロットである。 小型の可聴周波増幅器を使用した鋼衝撃先端、プラスチック衝撃先端およびゴム衝撃先端に対する最小力測定の力を時間に対して示したプロットである。 中型の可聴周波増幅器を使用した鋼衝撃先端に対する最大力測定の力を時間に対して示したプロットである。 大型の可聴周波増幅器を使用した鋼衝撃先端に対する最大力測定の力を時間に対して示したプロットである。 手動ハンマー衝撃ならびに本開示のシステムおよび方法を使用した自動化された衝撃に対する測定の「正規化された」(すなわち応答を力で除した)力衝撃による構造体の加速応答を振動数に対して示したプロットである。 本開示の方法の一実施形態を示す流れ図である。
次に、開示された実施形態を添付図面を参照してより詳細に説明する。図面には、開示された実施形態のうちの全部ではない一部の実施形態が示されている。実際、いくつかの異なる実施形態を実施することができ、それらの実施形態が本明細書に記載された実施形態だけに限定されると解釈すべきではない。むしろ、これらの実施形態は、この開示が網羅的で完全なものとなり、本開示の範囲を当業者に十分に伝えるものになるように提供される。
次に図を参照する。本明細書に開示された一実施形態では、動電式モード衝撃試験および実験を実行するための動電式モード試験インパクタシステム10(本明細書では「システム10」とも呼ぶ)(図9参照)が提供される。本明細書で使用されるとき、「動電式モード衝撃実験」は、試験中の構造体197(図9参照)の固有(モード)振動数、モード質量、モード減衰比およびモード形状が決定される試験対象の構造体の振動実験の一形態を意味する。本明細書に開示された他の実施形態では、動電式モード衝撃試験および実験を実行する方法300(図15参照)が提供される。システム10および方法300は自動化されることが好ましい。
システム10(図9参照)および方法300(図15参照)の開示された実施形態の教示を使用して、商業航空機、貨物輸送用航空機、軍用航空機、回転翼航空機およびその他のタイプの航空機または航空体、ならびに航空宇宙航空体、人工衛星、宇宙打上げ用航空体、ロケットおよびその他の航空宇宙航空体の製造および生産において使用される構造体および構成部品に対し動電式モード衝撃試験および実験を実行することができる。システム10(図9参照)および方法300(図15参照)の開示された実施形態を使用して、自動車、トラック、バス、船舶、ボート、列車または他の適当な輸送手段、ならびに建築物、塔、橋梁などの建築構造物およびその他のタイプの建築構造物の製造および生産において使用される構造体および構成部品に対し動電式モード衝撃試験および実験を実行することができることも理解される。
図9は、本開示のシステム10の一実施形態を示すブロック図である。図9に示されているように、システム10は制御装置12を備える。制御装置12は、音、振動および電気音響用途向けに最適化された高性能パワー増幅器などの可聴周波増幅器14(図9参照)を備えることが好ましい。本明細書に開示されたシステム10では、既存のコマーシャルオフザシェルフ(Commercial Off the Shelf:COTS)可聴周波増幅器を使用することができる。図9に示されているように、システム10は、制御装置12に接続されたコネクタ16をさらに備える。コネクタ16は、リード線などの複数の衝撃信号線18(図1B、9参照)、または当業者によって理解される他の適当な信号入力機構を備えることが好ましい。
図9に示されているように、システム10はインパクタアセンブリ20をさらに備える。インパクタアセンブリ20は、コネクタ16によって制御装置12に結合または接続されることが好ましい。図2Aは、組み立てられていない位置に示された、本開示のシステム10(図9参照)および方法300(図15参照)で使用することができるインパクタアセンブリ20の一実施形態の分解透視図である。図2Bは、組み立てられた位置に示された図2Aのインパクタアセンブリ20の透視図である。図2Bに示されているように、インパクタアセンブリ20はハウジング22を備える。図2A〜2Bに示されているように、ハウジング22は、第1のハウジング部分24aおよび第2のハウジング部分24bを含むことができる。図2Aに示されているように、第1のハウジング部分24aは、第1の端部26aおよび第2の端部26bを含む。図2Aにさらに示されているように、第1のハウジング部分24aは、開口30を有するキャップ部分28と、1つまたは複数の固定具開口33(図4参照)およびベースくり貫き部分34(図4参照)を有するベース部分32とを含むことができる。キャップ部分28とベース部分32は一体構成として構築することができ、またはキャップ部分28とベース部分32は、適当な接合もしくは取付け手段によって一体に接合しもしくは一体に取り付けることができる別個の部片とすることができる。第2のハウジング部分24bは、使用するためインパクタアセンブリ20が組み立てられたときに、第1のハウジング部分24aのベース部分32に沿って上方へ摺動し、第1のハウジング部分24aのベース部分32と対合するように構成される。
図2Aにさらに示されているように、第1のハウジング部分24aのベース部分32は、ベース部分32の外面29に装着され、形成された制御装置コネクタアセンブリ36を有することができる。図2Aに示されているように、制御装置コネクタアセンブリ36は一対の入力端子38を備えることができ、入力端子38は、入力端子38をベース部分32に取り付けるための取付け要素40(図2B参照)を有する。図2Aにさらに示されているように、制御装置コネクタアセンブリ36は、開口43と座面44とを有するはんだタブ42を備えることができる。はんだタブ42には衝撃信号線18を取り付けることができる(図1Aおよび5参照)。図2Aおよび5に示されているように、制御装置コネクタアセンブリ36は、ベース部分32の凹んだ領域47を貫いて形成された穴46をさらに含む。図2Aにさらに示されているように、インパクタアセンブリ20は固定具48を備えることができる。
図5に示されているように、衝撃信号線18は入力端子から穴46を通して配線することができる。衝撃信号線18は、可聴周波増幅器14の形態の制御装置などの制御装置12に信号を結合することが好ましく、可聴周波増幅器14は、この低レベルの信号を、高レベルの電圧および電流に増幅する。この電圧および電流は、後に詳細に論じる音声コイル112(図2A参照)に送られることが好ましく、それによって、音声コイル112が移動し、それによって、駆動シャフト130(図2A参照)およびロードセル144(図2A参照)を介して、衝撃先端154(図2A参照)が、試験対象のまたは試験中の構造体197(図9参照)に打撃または衝撃を加える。衝撃信号線18は、可聴周波増幅器14からの信号を、ハウジング22を通して、巻線120(図6参照)の形態の音声コイル112(図6参照)に結合することが好ましい。
図2Aにさらに示されているように、第2のハウジング部分24bは、第1の端部52a、第2の端部52bおよび円筒形の胴体部分54を有する磁性ヨークハウジング50を備えることが好ましい。円筒形の胴体部分54は、胴体部分54を貫いて形成された、1つまたは複数の固定具108(図2B参照)を挿入するための1つまたは複数の固定具開口106(図2A参照)を有することができる。円筒形の胴体部分54は、磁性ヨークハウジング50の第1の端部52aに形成された、磁性ヨークハウジング50の第1のハウジング部分24aへの取付けを容易にする溝部分104(図4参照)をさらに有することができる。磁性ヨークハウジング50は、開いた頂部56(図2A参照)および閉じた底部58(図2A参照)を有することが好ましい。図4に示されているように、磁性ヨークハウジング50は、磁石アセンブリ61(図3も参照されたい)を収容するための内部60を有する。
図3は、本開示のシステム10および方法300で使用することができる磁石アセンブリ61の一実施形態の拡大正面図である。図3に示されているように、磁石アセンブリ61は、第1の面64a、第2の面64b、直径66および高さ68を有する磁性ヨークベースプレート62(図2Aも参照されたい)を備える。磁石アセンブリ61が磁性ヨークハウジング50に挿入されているとき、磁性ヨークベースプレート62の第2の面64bは、磁性ヨークハウジング50の内部60の底に隣接する。図3にさらに示されているように、磁石アセンブリ61は、第1の面72a、第2の面72b、直径74および高さ76を有する永久磁石70(図2Aも参照されたい)を備える。永久磁石70の第2の面72bは、磁性ヨークベースプレート62の第1の面64aに取り付けられまたは接合されることが好ましい。図3にさらに示されているように、磁石アセンブリ61は、第1の面80a、第2の面80b、直径82および高さ84を有する磁性ヨーク中心極78(図2Aも参照されたい)を備える。磁性ヨーク中心極78の第2の面80bは、永久磁石70の第1の面72aに取り付けられまたは接合されることが好ましい。
したがって、永久磁石70は、磁性ヨークベースプレート62(図3参照)と磁性ヨーク中心極78(図3参照)の間に挟まれる。永久磁石70は、ネオジム−ホウ素−鉄磁石または他の適当な磁石を含むことができる。ネオジム−ホウ素−鉄磁石を使用して、磁気ギャップ94(図5参照)内の磁束密度を非常に高くし、同時にコンパクトな設計およびサイズを維持することができる。例えば、永久磁石70は、直径4インチ、長さ6インチのコンパクトな全体パッケージサイズを有することができる。しかしながら、他の適当なコンパクトサイズを使用することもできる。永久磁石70は、45MgO(メガガウス(MegaGauss)−エルステッド(Oersted))の磁束密度を有することが好ましい。永久磁石70は、南北方向を向いた磁束経路を有し、N極は、永久磁石70の第1の面72aを出て、磁性ヨーク中心極78を通り抜け、次いで水平方向に曲がり、磁性ヨーク外側極86(図2A参照)へ導かれる。磁性ヨーク外側極86はこの磁束を結合し、そのため円形の磁路が形成される。音声コイル112内の信号の極性を逆にすることによって、音声コイル112および駆動シャフト130の必要な外部へ向かう運動を提供することができるため、他の実施形態では、磁束の循環も逆になるような態様で磁石の極を逆にすることができる。
図2Aにさらに示されているように、磁石アセンブリ61は、第1の面88a、第2の面88b、中心開口89、直径90および高さ92を有する磁性ヨーク外側極86をさらに備えることができる。磁性ヨーク外側極86は、磁性ヨークハウジング50の内部60(図4参照)に挿入され、磁性ヨーク外側極86の第2の面88bが磁性ヨークハウジング50の内部60の底に隣接することが好ましい。磁性ヨーク外側極86は、磁性ヨークハウジング50の内部60にぴったりとはまり、磁石アセンブリ61を磁性ヨークハウジング50の内部60に収容する、十分なサイズおよび形状を有する。
図4は、互いに協同して反対方向に作用する第1のコイルばね98aおよび第2のコイルばね98bを備える、本開示のシステム10および方法300で使用することができるバイアス装置96の一実施形態を備えるインパクタアセンブリ20の一実施形態の透視図である。図4は、分離された位置93にある第1のハウジング部分24aおよび第2のハウジング部分24bを示す。図4に示されているように、第2のハウジング部分24bが組み立てられているとき、磁性ヨーク外側極86は、磁性ヨークベースプレート62上に着座し、磁石アセンブリ61の永久磁石70および磁性ヨーク中心極78を取り囲む。磁性ヨーク外側極86の第1の面88aは、磁性ヨーク中心極78の第1の面80aと同じ高さであることが好ましい。図4に示されているように、磁性ヨーク外側極86と磁性ヨーク中心極78の間に磁気ギャップ94または空間が形成される。磁気ギャップ94は、約0.25インチから約0.5インチの高さを有することが好ましく、音声コイル112(図6参照)は、約1インチから約1.2インチの高さを有することが好ましい。音声コイル112は、たとえ音声コイル112が移動している場合であっても、磁気ギャップ94内に配置されることが好ましい。本明細書に開示されたシステム10および方法300では、音声コイル112の高さが、磁気ギャップ94の高さおよびサイズに対して最適化されている。図4に示されているように、第1のコイルばね98aを含むバイアス装置96は、磁性ヨーク中心極78の第1の端部80aに取り付けられることが好ましく、第2のコイルばね98bを含む反対側のバイアス装置96は、第1のハウジング部分24aの内面に取り付けられることが好ましい。一実施形態では、バイアス装置96がコイルばね98(図4参照)を備える。別の実施形態では、バイアス装置96が発泡体片100(図5参照)を備える。図5は、第1のコイルばね98aおよび第2のコイルばね98bの形態のバイアス装置などの、本開示のシステム10および方法300で使用することができるバイアス装置96の他の実施形態を備えるインパクタアセンブリ20の一実施形態の透視図である。図5は、分離された位置93にある第1のハウジング部分24aおよび第2のハウジング部分24bを示す。バイアス装置96は、磁性ヨーク中心極78から上方へ、十分な所望の距離だけ突き出た高さ102(図5参照)を有することが好ましい。バイアス装置96は、磁気ギャップ94(図5参照)内に音声コイル112(図5参照)を配置する目的、およびそれぞれの衝撃が実行された後に電機子支持体126(図6参照)をその同じ位置に戻す目的に使用されることが好ましい。
図2Aに示されているように、衝撃アセンブリ20は、音声コイル駆動シャフトアセンブリ110をさらに備える。音声コイル駆動シャフトアセンブリ110は、電機子支持体126(図2Aおよび6参照)を含む音声コイル112(図2Aおよび6参照)と駆動シャフト130(図2A参照)とを備える。駆動シャフト130は、電機子支持体126および音声コイル112と一体に機械加工され、したがって部品が排除され、構造的完全性が提供されることが好ましい。図6は、本開示のシステム10および方法300で使用することができる音声コイル112の一実施形態の拡大透視図である。図2Aおよび6に示されているように、音声コイル112は巻線120(図6参照)の形態をとることが好ましい。巻線120は、電機子支持体126(図6参照)の外面118(図6参照)に巻き付けられ、電機子支持体126(図6参照)の外面118(図6参照)に接合されまたは取り付けられた、好ましくは非常に細い導線122(図6参照)を含むことが好ましい。導線122は、30ゲージ以上のゲージ寸法(すなわちより小さな導線直径。数字が大きいほどゲージは小さくなる)を有することが好ましく、30ゲージであることがより好ましい。インパクタアセンブリ20は、低デューティサイクルのインパクタとして設計されることが好ましく、そのため、インパクタアセンブリ20は、そうでなければ実験中の意図されたレベルの連続した電流によって損傷するであろうゲージ導線122を使用することができる。例えば、インパクタアセンブリ20は低デューティサイクルのインパクタであるため、インパクタアセンブリ20には1%未満の時間しか電圧が印加されず、したがって、他の状況では巻線120のゲージ導線122を融解しうるより多くの電流をインパクタアセンブリ20に流すことができる。衝撃アセンブリ20が扱うことができる電流の範囲は約0.1アンペアから約10アンペアであることが好ましい。図2Aに示されているように、音声コイル112は高さ124を有する。巻線120は、グルー(glue)またはその他の適当な接着剤などの接着材によって音声コイル112に取り付けることができる。音声コイル112は、可聴周波増幅器14(図9参照)の形態の制御装置などの制御装置12(図9参照)によって駆動される。
図2Aおよび6に示されているように、音声コイル駆動シャフトアセンブリ110は、第1の端部114a、第2の端部114b、胴体部分116、外面118(図6参照)および内部134(図5参照)を有する電機子支持体126をさらに備える。図6に示されているように、巻線120の形態の音声コイル112は、電機子支持体126の外面118に巻き付けられ、電機子支持体126の外面118に接合されることが好ましい。電機子支持体126(図2A参照)の第2の端部114b(図2A参照)は、電機子支持体126を磁性ヨークハウジング50(図5参照)にはめ込むことを可能にする適当なサイズおよび形状を有することが好ましい。音声コイル112と電機子支持体126は一体の部片として形成されることが好ましい。しかしながら、音声コイル112と電機子支持体126が、一体に取り付けることができまたは一体に接合することができる別個の部片であってもよい。この実施形態では、電機子支持体126が、駆動シャフト130を挿入するための中心開口128(図2A参照)を有する。電機子支持体126は、移動する電機子支持体126および駆動シャフト130の重量を軽くし、電機子支持体126が移動するときに電機子支持体126の一方の側からもう一方の側へ空気が流れるのを許し、したがって空気の塊が閉じ込められることを防ぐ複数の開口132(図2A、6参照)をさらに有する。
音声コイル駆動シャフトアセンブリ110は、電機子支持体126(図2A参照)と一体に機械加工されることが好ましい駆動シャフト130(図2A参照)をさらに備える。図2Aに示されているように、駆動シャフト130は、第1の端部136a、第2の端部136bおよび細長い胴体部分138を含む。図2Aに示されているように、駆動シャフト130の第2の端部136bは、電機子支持体126(図2A参照)の中心開口128(図2A参照)に挿入される。図2Aにさらに示されているように、第1の端部136aは、ロードセル144(図2A、7A参照)に接続するためまたは衝撃先端154(図7B参照)に直接に接続するための自由端142であることが好ましい。図2Aに示されているように、第1の端部136aは、ロードセル144(図2A、7A参照)に対するねじ接続または衝撃先端154(図7B参照)に対するねじ接続を形成するためのねじが切られた内部140を有することができる。
駆動シャフト130は、ブッシング175aの形態の支持要素などの第1の支持要素174a(図8A参照)およびブッシング175bの形態の支持要素などの第2の支持要素174b(図8B参照)を含む2つ以上の支持要素174(図2A、8A〜8B参照)によって支持されることが好ましい。図8Aは、ブッシング175aの形態の支持要素などの第1の支持要素174aを有する第1のエンドプレート27aを示す、第1のハウジング部分24aのキャップ部分28の内部30の上面透視図である。図8Aは、ベース部分32および入力端子板38をさらに示す。図8Bは、ブッシング175bの形態の支持要素などの第2の支持要素174bを有する第2のエンドプレート27bを示す、第1のハウジング部分24aのキャップ部分28の内部30の上面透視図である。図8Bは、固定具開口33、穴46および入力端子板38をさらに示す。支持要素174は、玉循環リニアブッシング(図示せず)または当業者によって理解される他の適当な支持要素を含むこともできる。
ブッシング175aの形態の支持要素などの第1の支持要素174a(図8A参照)およびブッシング175bの形態の支持要素などの第2の支持要素174b(図8B参照)を含む支持要素174は、音声コイル112および駆動シャフト130の外部へ向かう長い行程137(図9参照)を容易にするのに役立ち、これが多重衝撃を防ぐのに役立つことがある(すなわち軸方向の運動を強いる撓みが生じない)。ブッシング175a(図8A参照)を構成する支持要素などの第1の支持要素174a(図8A参照)の形態の支持要素、ブッシング175b(図8B参照)を構成する支持要素などの第2の支持要素174b(図8B参照)の形態の支持要素などの支持要素174(図8A〜8B参照)は、駆動シャフト130の直径と一致するように機械加工された機械加工されたアルミニウム部品であることが好ましい。第1の支持要素174a(図2A参照)の形態の支持要素、第2の支持要素174b(図2A参照)の形態の支持要素などの支持要素174は駆動シャフト130を案内して、摩擦のない装着を提供し、駆動シャフト130が横方向に移動することを最小限に抑えまたは防ぐ。
駆動シャフト130は音声コイル112によって駆動されることが好ましい。図4に示されているように、第2のコイルばね98bは、ハウジング22と電機子支持体126の間の駆動シャフト130の周囲に配置することができる。電機子支持体126は、音声コイル112を所望の位置にバイアスするのを補助することができ、音声コイル112の移動中に第1のコイルばね98aおよび第2のコイルばね98bが完全に弛緩した位置に置かれないように、第1のコイルばね98aおよび第2のコイルばね98bを予め圧縮することができる。音声コイル112を所望の中立位置に保持するため、および衝撃が完了した後に音声コイル112を中立位置に戻すのを助けるために、第1のコイルばね98aと第2のコイルばね98bは互いに反対方向に作用することが好ましい。別の適当な実施形態は、第1のコイルばね98aおよび第2のコイルばね98bの代わりに、片持ち1枚ばね、板ばねなどの片持ちばね(図示せず)を使用することを含む。
あるいは、バイアス装置96は、第1の発泡体片100(図5参照)および第2の発泡体片178(図6参照)を備えることができる。第1の発泡体片100(図5参照)は、電機子支持体126と磁性ヨーク中心極78の間に配置することができ、第2の発泡体片178(図6参照)は、ハウジング22と電機子支持体126/音声コイル112との間の駆動シャフト130の周囲に配置することができる。シャフト発泡体リング178の形態のバイアス装置、発泡体片100の形態のバイアス装置などのバイアス装置96も、音声コイル112を所望の中立位置に保持するため、および衝撃が完了した後に音声コイル112を中立位置に戻すのを助けるために互いに反対方向に作用することが好ましい。第1の発泡体片100および第2の発泡体片178を構成する発泡体材料は、衝撃が完了した後に振動する音声コイル112の傾向を低減することが好ましい。
図2Aおよび図7Aに示されているように、インパクタアセンブリ20はロードセル144をさらに備えることができる。ロードセル144は、適当なコマーシャルオフザシェルフ(COTS)ロードセル146を含むことができる。図7Aは、ロードセル144が間に接続された、本開示のシステム10および方法300で使用することができる衝撃先端154と駆動シャフト130の接続の一実施形態の側面透視図である。図7Aに示されているように、ロードセル144は、第1の端部148a、第2の端部148b、駆動シャフト130に取り付けるためのシャフト取付け開口150、衝撃先端154に取り付けるための衝撃先端取付け開口152および信号コネクタ部分153を備えることができる。
図2Aおよび図7A〜7Bに示されているように、インパクタアセンブリ20は衝撃先端154をさらに備えることができる。図7A〜7Bに示されているように、衝撃先端154は、先端部分158を有する第1の端部156aを含むことができ、さらに、ねじが切られたコネクタ部分160(図7B参照)を有する第2の端部156bを含むことができる。本明細書において動電式モード衝撃実験で使用されるインパクタアセンブリ20の実施形態では、先端部分158が、先端部分158の軟らかさまたは硬さを希望に応じて変化させることを可能にするさまざまな材料を、実際の衝突面として有することができる。先端部分158は例えば、ゴム先端、鋼先端、プラスチック先端または他の適当な先端材料を含むことができる。図7Aに示されているように、衝撃先端154はロードセル144に接続される。
他の実施形態では、図7Bに示されているように、駆動シャフト130と衝撃先端154の間のロードセル144を取り除き、衝撃先端154を駆動シャフト130に直接に接続することができる。図7Bは、ロードセル144が取り除かれた、本開示のシステム10および方法300で使用することができる衝撃先端154と駆動シャフト130の接続の他の実施形態の側面透視図である。この実施形態では、図7Bに示されているように、衝撃先端154および駆動シャフト130が一体型の力測定装置162の形態をとることができ、その場合、駆動シャフト130は、1つまたは複数の歪みゲージ166を取り付けまたは埋め込むことができる1つまたは複数の平らな側面164(図7B参照)を有することができる。図7Bに示されているように、歪みゲージ166は、駆動シャフト130の反対側の側面の別の歪みゲージ(図示せず)と対をなすことができ、衝撃によって駆動シャフト130に加えられた力に比例した信号を提供することができる適当な電気接続(図示せず)に電気的に接続することができる。非常に細いことが好ましい歪みゲージ線168(図7B参照)を歪みゲージ166に取り付けることができ、歪みゲージ線168は、(グルーなどの接着剤によって取り付けられて)駆動シャフト130の1つまたは複数の平らな側面164に沿って、電機子支持体126(図6参照)上に位置することができる端子板(図示せず)まで、衝撃信号線18を音声コイル112まで配線するのと同様の方法で配線することができる。歪みゲージ線168は、衝撃信号線18(図5参照)をそこを通して配線することができるハウジング22(図2B参照)の穴46(図2B参照)を通して、動電式モード衝撃実験中に測定された力に比例した高レベル電圧を供給することができる適当な信号調整装置172(図7A参照)まで配線することができる。このような実施形態は、移動する音声コイル112の重量を軽くすることができ、駆動シャフト130は、一体型力測定装置162の性能を強化することができる。
図9に示されているように、システム10は、動電式モード衝撃実験の間インパクタアセンブリ20を装着するための関節運動式装着装置180をさらに備えることができる。適当な関節運動式装着装置180は、米ネバダ州RenoのPanavise Products,Inc.から入手することができる。しかしながら、インパクタアセンブリ20の同様の関節運動および位置決めを提供する他のコマーシャルオフザシェルフ(COTS)関節運動式装着装置を使用してもよい。
インパクタアセンブリ20の設計は、試験対象のまたは試験中の構造体197(図9参照)に対するインパクタアセンブリ20の位置および向きの完全な自由を提供する小さな関節運動式装着装置180上にインパクタアセンブリ20を直接に支持することを可能にするものであることが好ましい。関節運動式装着装置180は3つの回転自由度を提供することができる。平行移動の3つの自由度は、関節運動式装着装置180をクランプによって固定することができる台(図示せず)、関節運動式装着装置180を装着することができる三脚(図示せず)、関節運動式装着装置180を取り付けることができるはしご(図示せず)の段、関節運動式装着装置180を取り付けることができる液圧リフト(図示せず)の手すりもしくはスライディングチューブクランプ(sliding tube clamp)を使用した伸長可能なポール機構(図示せず)、または他の適当な支持構造体など、関節運動式装着装置180が支持されたまたは取り付けられた支持構造体(図示せず)によって提供することができる。
図1Aは、本開示のシステム10および方法300で使用することができるインパクタアセンブリ20の透視図である。図1Aには、完全に組み立てられ、関節運動式装着装置180の一実施形態上に装着されたインパクタアセンブリ20が示されている。図1Aは、第1のハウジング部分24aおよび第2のハウジング部分24bを含むハウジング22を有するインパクタアセンブリ20を示す。図1Aは、第1のハウジング部分24aのキャップ部分28をさらに示し、キャップ部分28は第1の支持要素174aを有する。図1Aは、第1のハウジング部分24aのベース部分32および磁性ヨークハウジング50をさらに示す。図1Aは、第1のハウジング部分24aのベース部分32上に取り付けられた制御装置コネクタアセンブリ36の一実施形態をさらに示す。制御装置コネクタアセンブリ36は、入力端子板38に接続された取付け要素40およびはんだタブ42を示す。衝撃信号線18は、一端が入力端子板38に接続されており、他端に、可聴周波増幅器14(図9参照)の形態の制御装置などの制御装置12(図9参照)に接続することができるエンドコネクタ部分19を有する。図1Aは、先端部分158を有する衝撃先端154に接続されたロードセル144に接続された駆動シャフト130をさらに示す。
図1Aに示されているように、関節運動式装着装置180は、第1の取付け端部182a、第2の支持ベース端部182b、インパクタアセンブリ20を関節運動させるための関節運動部分184、およびインパクタアセンブリ20を関節運動式装着装置180に取り付けるための取付け部分186を含むことができる。関節運動式装着装置180は、位置決めハンドル189および弛緩/締付け要素190をさらに備える。弛緩/締付け要素190を使用してハンドル189をゆるめ、インパクタアセンブリ20を所望の角度または位置まで移動させ、次いで位置決めハンドル189をロック位置188(図1A〜1C参照)まで戻すことによってクランプ固定装置192(図1C参照)を再び締め付けることにより、第2の支持ベース端部182bは、インパクタアセンブリ20の関節運動または移動を可能にすることができる。図1Aに示されているように、前方に傾斜した位置194aにあるインパクタアセンブリ20が示されており、関節運動部分184は第1の位置196aにある。
図1Bは、関節運動式装着装置180上に装着されて示された図1Aのインパクタアセンブリ20の透視図である。図1Bに示されているように、後方に傾斜した位置194bにあるインパクタアセンブリ20が示されており、関節運動部分184は第2の位置196bにある。図1Cは、関節運動式装着装置180上に装着されて示された図1Aのインパクタアセンブリ20の透視図である。図1Cに示されているように、回転した位置194cにあるインパクタアセンブリ20は示されており、関節運動部分184は第3の位置196cにある。
本開示の一実施形態では、自動化された動電式モード試験インパクタシステム10(図9参照)が提供される。システム10は可聴周波増幅器14(図9参照)を備える。システム10は、複数の衝撃信号線18(図1A参照)によって可聴周波増幅器14に結合されたインパクタアセンブリ20(図2A参照)をさらに備える。インパクタアセンブリ20は、第1のハウジング部分24a(図1A参照)および第2のハウジング部分24b(図1A参照)を含むハウジング22を備える。第1のハウジング部分24aは、キャップ部分28(図1A参照)およびベース部分32(図1A参照)を含むことができる。第2のハウジング部分24bは磁性ヨークハウジング50(図2A参照)を備える。インパクタアセンブリ20は、磁性ヨークハウジング50内に収容された磁石アセンブリ61(図3参照)をさらに備える。磁石アセンブリ61は、磁性ヨークベースプレート62(図3参照)と磁性ヨーク中心極78(図3参照)の間に結合され、磁性ヨーク外側極86(図3参照)によって取り囲まれた永久磁石70(図3参照)を含む。永久磁石70は、直径約2インチ、長さ0.5インチのコンパクトなサイズを有するネオジム−ホウ素−鉄磁石を含むことができる。インパクタアセンブリ20は、磁性ヨークハウジング50内に配置され、それぞれ第2のコイルばね98b(図4参照)または第2の発泡体片178(図6参照)と協同して作用する第1のコイルばね98a(図4参照)または第1の発泡体片100(図5参照)を電機子支持体126と磁性ヨーク中心極78の間に含むバイアス装置96(図4、5、6参照)の実施形態をさらに備える。
インパクタアセンブリ20は、ハウジング22内の磁性ヨークハウジング50の磁気ギャップ94(図5参照)の中に配置された音声コイル112(図2A参照)をさらに備える。音声コイル112は可聴周波増幅器14によって駆動されることが好ましい。音声コイル112は、電機子支持体126の外面118に巻き付けられ、電機子支持体126の外面118に接合されたゲージ導線122(図6参照)を含む巻線120(図6参照)の形態をとることが好ましい。ゲージ導線122は、30ゲージ以上のゲージ寸法を有することが好ましい。インパクタアセンブリ20は、2つ以上の支持要素175(図8A〜8B参照)によって支持された駆動シャフト130(図2A参照)をさらに備える。支持要素174(図2A、8A〜8B参照)は、ブッシング175aの形態の支持要素などの第1の支持要素174a、およびブッシング175bの形態の支持要素などの第2の支持要素174bを含むことが好ましい。第1の支持要素174aは開口176a(図8A参照)を有することができ、第2の支持要素174bは開口176b(図8B参照)を有することができる。開口176a(図8A参照)の直径および開口176b(図8B参照)の直径は、開口176a(図8A参照)および開口176b(図8B参照)に通された駆動シャフト130を支持要素174が案内するような態様で駆動シャフト130の外径と一致することが好ましい。駆動シャフト130は、音声コイル駆動シャフトアセンブリ110の電機子支持体126(図2A参照)と一体に機械加工されることが好ましい。駆動シャフト130は音声コイル112によって駆動されることが好ましい。インパクタアセンブリ20は、駆動シャフト130の自由端142(図2A参照)に取り付けられたロードセル144(図2A参照)をさらに備える。インパクタアセンブリ20は、ロードセル144に取り付けられた衝撃先端154(図2A参照)をさらに備える。システム10は、駆動シャフト130に取り付けられた1つまたは複数の歪みゲージ166(図7B参照)および1つまたは複数の歪みゲージ線168(図7B参照)を備え、ロードセル144の代わりに使用することができる一体型の力測定装置162(図7B参照)をさらに含むことができ、衝撃先端154(図7B参照)は、駆動シャフト130の自由端142に直接に取り付けられる。
システム10は、インパクタアセンブリ10を装着することができる関節運動式装着装置180(図1A参照)をさらに備える。システム10は、システム10によって測定された動電式モード衝撃試験測定値198(図9参照)を調査および解析するコンピュータ装置、プロセッサユニットなどのコンピュータ装置195(図9参照)をさらに備える。
上で部分的に論じたとおり、図9は、本開示の動電式モード試験インパクタシステム10の一実施形態を示すブロック図である。図9に示されているように、システム10は、可聴周波増幅器14の形態の制御装置などの制御装置12、衝撃信号線18の形態のコネクタなどのコネクタ16、およびコネクタによって制御装置12に接続された衝撃アセンブリ20を備える。図9にさらに示されているように、インパクタアセンブリ20は、第1のハウジング部分24aおよび第2のハウジング部分24bを含むハウジング22を備える。第2のハウジング部分24bは、永久磁石70と、第1のコイルばね98aおよび第2のコイルばね98b(図2A参照)の形態または第1の発泡体片100(図5参照)および第2の発泡体片178(図6参照)の形態をとることができるバイアス装置96とを有する磁性ヨークハウジング50を備える。音声コイル112は、磁気ギャップ94にぴったりとはまる巻線120の形態をとることが好ましく、駆動シャフト130に取り付けられるかまたは駆動シャフト130と一体であることが好ましい。駆動シャフト130は、ブッシング175aの形態の支持要素などの第1の支持要素174aおよびブッシング175bの形態の支持要素などの第2の支持要素174bを含むことが好ましい支持要素174(図8A〜8B図参照)によって支持されることが好ましい。支持要素174は、音声コイル112および駆動シャフト130の外部へ向かう長い行程137および内部へ向かう最小限の行程139を可能にする。図9に示されているように、インパクタアセンブリ20は、駆動シャフト130の自由端142に取り付けられたロードセル144と、動電式モード衝撃試験測定値198を得るために試験対象の構造体197に力衝撃155を加える衝撃先端154とをさらに含む。図9にさらに示されているように、インパクタアセンブリは、関節運動式装着装置180上に装着することができる。システム10は、試験データを調査および解析するコンピュータ装置および/またはプロセッサユニットをさらに備えることができる。コンピュータ装置195は、試験データをさらに解析し、モード形状を生成し、アニメーションまたはグラフィクスとして表示する既知のモード解析ソフトウェアを使用することができる。
本開示の一実施形態では、動電式モード衝撃試験を実行する方法300がさらに提供される。図15は、本開示の方法300の一実施形態を示す流れ図である。図15に示されているように、方法300は、動的なモード応答の試験中の構造体197(図9参照)に、持続時間が約1ミリ秒から約10ミリ秒の間の持続時間の短い力衝撃155(図9参照)を加えるステップ302を含む。試験中の構造体197は、構造体が運行中または動作中であるときに予想される振動数帯にわたって分布するエネルギーを含む力入力によって励振されることが好ましい。
図15にさらに示されているように、方法300は、巻線120(図6参照)の形態の音声コイルなどの音声コイル112(図6参照)を、磁気ギャップ(94)(図5参照)内の中央に置くステップ304を含む。この中央に置くステップは、インパクタアセンブリ20の精確な製造および組立てによって達成することができる。具体的には、巻線120の形態の音声コイルなどの音声コイル112を磁気ギャップ94内の中央に置くステップは、組み立てられたときに巻線120の形態の音声コイルなどの音声コイル112が磁気ギャップ94内の中央に置かれるように、ブッシング175a、175b(図8A〜8B参照)、ハウジング22(図2A参照)、磁性ヨークベースプレート62(図2A参照)、磁性ヨーク中心極78(図2A参照)および磁性ヨーク外側極86(図2A参照)を精確に機械加工することによって達成することができる。
図15にさらに示されているように、方法300は、音声コイル112(図6参照)および音声コイル112によって駆動される駆動シャフト130を、外部へ向かう長い行程137(図9参照)および内部へ向かう最小限の行程139(図9参照)を提供する所望の静止位置(すなわち移動していない、じっとした、運動のないまたは停止した状態)にバイアスするステップ306を含む。音声コイル112および駆動シャフト130をバイアスするステップ306は、コイルばね98(図4参照)または発泡体片100(図5参照)を含むバイアス装置96(図5参照)によって音声コイル112および駆動シャフト130を静止位置に保持することをさらに含むことができる。音声コイル112は、磁気ギャップ94(図5参照)内で軸方向にバイアスされることが好ましい。
図15にさらに示されているように、方法300は、駆動シャフト130(図9参照)の自由端142(図9参照)に取り付けられたロードセル144(図9参照)を使用して衝撃力を測定するステップ308を含む。衝撃力を測定するステップ308は、100ポンドよりも大きな衝撃力を測定することができることを含むことが好ましい。方法300の間に使用される実際の力のレベルは操作者が決定することができ、このレベルは、動電式モード試験インパクタアセンブリ20の動作限界ならびに試験中の構造体197および方法構成が許容する限界の内側のいずれかのレベルとすることができる。
方法300は、試験中の構造体197を、約10ヘルツ(Hz)から10キロヘルツ(kHz)超の範囲の振動数で励振することをさらに含むことができる。方法300は、約0.1amp(アンペア)から約10amp(アンペア)の範囲の電流によって音声コイル112に電流を供給することをさらに含むことができる。
実施例
本明細書に開示されたインパクタアセンブリ20(図2A参照)、システム10(図9参照)および方法300(図15参照)の実施形態を使用して、さまざまな動電式モード衝撃試験を実施した。試験結果を図10〜14に示す。以下では、実施した試験について説明する。
厚さ2インチの棒鋼がボルトで表面に固定された厚さ3フィートの鋼で補強された堅いコンクリート壁に対して衝撃を加えるようにインパクタアセンブリ20(図2A参照)を設定した。棒鋼の表面に衝撃を加えた。半正弦波パルスを使用してインパクタアセンブリ20を駆動し、パルスの振幅を変化させ、壁面からインパクタアセンブリ20の先端までの初期距離を変化させ、先端を形成する材料の硬さを変化させた。使用した増幅器は小型の70ワットの可聴周波増幅器である。
図10は、小型の70ワットの可聴周波増幅器を使用した鋼衝撃先端202、プラスチック衝撃先端204およびゴム衝撃先端206に対する最大力測定のニュートン(N)(1ポンドは4.448ニュートンに等しい)で表した力を、ミリ秒(ms)で表した時間に対して示したプロット200である。鋼衝撃先端202に対して測定された最大力測定値は450ポンド(衝撃期間は0.3ms)、プラスチック衝撃先端204に対しては300ポンド(衝撃期間は0.4ms)、ゴム衝撃先端に対しては20ポンド(衝撃期間は1.2ms)であった。衝撃先端の硬さの違いによってパルス長にはほぼ4.1倍の違いが見られた。これから分かるように、衝撃が加えられる構造体の剛性(この場合、最大剛性)が一定の場合、パルス長は主に衝撃先端の硬さの関数であった。追加の試験を実施すれば、衝撃が加えられる構造体の剛性が、パルス長および達成可能な最大振幅にどのような影響を及ぼすのかが分かる。
厚さ2インチの棒鋼がボルトで表面に固定された厚さ3フィートの鋼で補強された堅いコンクリート壁に対して衝撃を加えるようにインパクタアセンブリ20(図2A参照)を設定した。棒鋼の表面に衝撃を加えた。半正弦波パルスを使用してインパクタアセンブリ20を駆動し、パルスの振幅を変化させ、壁面からインパクタアセンブリ20の先端までの初期距離を変化させ、先端を形成する材料の硬さを変化させた。使用した増幅器は小型の70ワットの可聴周波増幅器である。
図11は、小型の70ワットの可聴周波増幅器を使用した鋼衝撃先端212、プラスチック衝撃先端214およびゴム衝撃先端216に対する最小力測定のニュートン(N)(1ポンドは4.448ニュートンに等しい)で表した力を、ミリ秒(ms)で表した時間に対して示したプロット210である。鋼衝撃先端212に対して測定された最小力測定値は32ポンド(衝撃期間は3ms)、プラスチック衝撃先端214に対しては22ポンド(衝撃期間は0.5ms)、ゴム衝撃先端に対しては12ポンド(衝撃期間は3.5ms)であった。衝撃先端の硬さの違いによってパルス長にはほぼ10.1倍の違いが見られた。
厚さ2インチの棒鋼がボルトで表面に固定された厚さ3フィートの鋼で補強された堅いコンクリート壁に対して衝撃を加えるようにインパクタアセンブリ20(図2A参照)を設定した。棒鋼の表面に衝撃を加えた。半正弦波パルスを使用してインパクタアセンブリ20を駆動し、パルスの振幅を変化させ、壁面からインパクタアセンブリ20の先端までの初期距離を変化させ、先端を形成する材料の硬さを変化させた。使用した増幅器は中型の150ワットの可聴周波増幅器である。
図12は、中型の可聴周波増幅器を使用した鋼衝撃先端222に対する最大力測定のニュートン(N)(1ポンドは4.448ニュートンに等しい)で表した力を、ミリ秒(ms)で表した時間に対して示したプロット220である。鋼衝撃先端222に対して測定された最大力測定値は550ポンド(衝撃期間は0.3ms)であった。
厚さ2インチの棒鋼がボルトで表面に固定された厚さ3フィートの鋼で補強された堅いコンクリート壁に対して衝撃を加えるようにインパクタアセンブリ20(図2A参照)を設定した。棒鋼の表面に衝撃を加えた。半正弦波パルスを使用してインパクタアセンブリ20を駆動し、パルスの振幅を変化させ、壁面からインパクタアセンブリ20の先端までの初期距離を変化させ、先端を形成する材料の硬さを変化させた。使用した増幅器は大型の600ワットの可聴周波増幅器である。
図13は、大型の可聴周波増幅器を使用した鋼衝撃先端226に対する最大力測定のニュートン(N)(1ポンドは4.448ニュートンに等しい)で表した力を、ミリ秒(ms)で表した時間に対して示したプロット224である。鋼衝撃先端226に対して測定された最大力測定値は600ポンド(衝撃期間は0.3ms)であった。これよりもはるかに高い力のレベルを達成することもできるが、この条件では、そのような高い力のレベルは、実際の試験時には回避すべき2重衝撃を引き起こすであろう。
既知の境界条件を提供するためにばねで自由−自由(free−free)に吊り下げられた典型的な航空宇宙構造体に対して衝撃を加えるように、インパクタアセンブリ20(図2A参照)を設定した。本明細書で使用されるとき、「自由−自由」は、支持された構造体が、平行移動(第1の「自由」)と回転(第2の「自由」)の両方において自由度3で自由に動くことを可能にする支持方法を指し、「自由−自由」は、支持された構造体が、支持された構造体の移動性が妨げられるようには「固定されておらず」、または「クランプによって締着されておらず」、または「ピンで留められていない」ことを暗示するために使用されることがあり、これらの用語は、構造体の「境界条件」を示すために使用されることがある。半正弦波パルスを使用してインパクタアセンブリ20を駆動した。試験中の構造体の適当な応答が見られることを保証するためにパルスの振幅を変化させ、構造体がインパクタアセンブリ20内へ振れ戻りせず、2重衝撃を受けないことを保証するために、試験中の構造体の表面からのインパクタアセンブリ20上の先端の初期距離を変化させた。先端を形成する材料の硬さは、関心の振動数範囲全体が励振され、使用可能な最大の力が達成されることが保証されるように選択した。使用した増幅器は小型の70ワットの増幅器である。
図14は、手動ハンマー衝撃およびインパクタアセンブリ20(図2A参照)を使用した自動化された衝撃に対する測定の「正規化された」(すなわち応答を力で除した)力衝撃による試験中の構造体のlogmag(g/lb(g/ポンド))で表した加速応答を、ヘルツ(Hz(サイクル毎秒))で表した振動数に対して示したプロット230を示す。手動ハンマー衝撃234から集められたデータの品質を、本明細書に開示されたインパクタアセンブリ20(図2A参照)を使用した衝撃232から集められたデータの品質と比較した。手動ハンマー試験からのデータの追加のピークは、測定中の一貫しない衝撃によって誘起された非線形性を示している。ハンマーの操作者はできるだけ一貫して試験構造体に衝撃を加えたが、それでもデータは汚染された。
インパクタアセンブリ20(図2A参照)、システム10(図9参照)および方法300(図15参照)の開示された実施形態は、既存のモード衝撃試験システムおよび方法との比較で、データの品質を向上させることができ、手動操作を使用してハンマーを制御しようとするときに必要な衝撃と衝撃の間の時間を最小化することによって試験時間を短縮することができ、2重衝撃を排除することができる。2重衝撃は、データの観点からは容認できず、ハンマーを使用する場合にはほぼ避けられない。さらに、インパクタアセンブリ20(図2A参照)、システム10(図9参照)および方法300(図15参照)の開示された実施形態は、パルス波形および振幅の制御方法を、サイズおよび支持に関して小さくコンパクトであり、試験対象のまたは試験中の構造体197(図9参照)に適合するように調整可能なインパクタアセンブリ20と結合する。さらに、インパクタアセンブリ20(図2A参照)、システム10(図9参照)および方法300(図15参照)の開示された実施形態は、低デューティサイクルのインパクタとして設計することができるインパクタアセンブリ20を提供し、そのため、インパクタアセンブリ20は、そうでなければ意図されたレベルの連続する電流によって破壊されるであろう非常に小さな音声コイル巻線120(図6参照)を使用する。
さらに、インパクタアセンブリ20(図2A参照)、システム10(図9参照)および方法300(図15参照)の開示された実施形態は、駆動シャフト130(図2A参照)を電機子支持体126(図2A参照)と一体に機械加工することができ、したがって部品を排除し、構造的完全性を提供するインパクタアセンブリ20を提供し、また、ブッシング175aの形態の支持要素などの第1の支持要素174aおよびブッシング175bの形態の支持要素などの第2の支持要素174bを含む支持要素174(図8A〜8B参照)内に駆動シャフト130(図2A参照)を好ましくは支持することができ、したがって音声コイル112(図2A参照)および駆動シャフト130(図2A参照)の長い動程または外部へ向かう長い行程137(図9参照)を可能にし、これが多重衝撃を防ぐのに役立つことがある(すなわち軸方向の運動を強いる撓みが生じない)インパクタアセンブリ20を提供する。
さらに、インパクタアセンブリ20(図2A参照)、システム10(図9参照)および方法300(図15参照)の開示された実施形態は、磁気ギャップ94(図5参照)内の磁束密度を非常に高くし、同時にコンパクトな設計を維持する(全体パッケージサイズは直径約4インチ、長さ約6インチである)目的に使用することができるネオジム−ホウ素−鉄磁石などの永久磁石70を使用するインパクタアセンブリ20(図2A参照)を提供し、また、試験対象のまたは試験中の構造体197(図9参照)に対するインパクタアセンブリ20の位置および向きの完全な自由を提供することができる小さな関節運動式装着装置180(図1A参照)上にインパクタアセンブリ20を直接に支持することを可能にする設計を提供する。さらに、インパクタアセンブリ20(図2A参照)、システム10(図9参照)および方法300(図15参照)の開示された実施形態は、600ポンドを超える力を生み出すことができ、例えば試験中の構造体を約10ヘルツ(Hz)から10キロヘルツ(kHz)超の範囲の振動数で励振するなど、キロヘルツ(kHz)振動数範囲まで十分に構造体を励振することができるインパクタアセンブリ20(図2A参照)を提供する。構造体197の表面全体にわたる構造体197の応答を監視するため、インパクタアセンブリ20、システム10および方法300を使用して、試験中の構造体197上の別々の位置に、比較的に穏やかな力衝撃155(図9参照)を加えることができる。構造体197の振動モードを測定することができる。
さらに、インパクタアセンブリ20(図2A参照)、システム10(図9参照)および方法300(図15参照)の開示された実施形態は、既存のモード衝撃試験システムおよび方法との比較で、衝撃方向に沿ったより大きな可制御性を有することができ、より大きな調整性を有することができ、衝撃信号線によって外部駆動信号をインパクタアセンブリ20内へ結合する能力を有することができ、試験対象のまたは試験中の構造体197(図9参照)とインパクタアセンブリ20の間の接触接点を使用しない(例えば試験対象のまたは試験中の構造体上にソレノイドなどの衝撃装置を置くことを回避する)ことによって試験データの汚染を回避または排除することができる。本明細書に開示されたインパクタ20は、動電式モード衝撃実験の間、実際の衝撃時の衝撃先端154の接触を除き、試験中の構造体197に取り付けられたり、または接触したりしない。
可聴周波増幅器(14)と、複数の衝撃信号線(18)によって可聴周波増幅器(14)に結合されたインパクタアセンブリ(20)の両方を備える自動化された動電式モード試験インパクタシステム(10)を構成することもできる。この配置では、インパクタアセンブリ(20)が、第1のハウジング部分(24a)および第2のハウジング部分(24b)を有するハウジング(22)を含む。第2のハウジング部分(24b)は、磁性ヨークハウジング(50)と、磁性ヨークハウジング(50)内に収容された磁石アセンブリ(61)とを有する。磁石アセンブリ(61)は、磁性ヨークベースプレート(62)と磁性ヨーク中心極(78)の間に結合され、磁性ヨーク外側極(86)によって取り囲まれた永久磁石(70)を含む。磁性ヨークハウジング(50)内にはバイアス装置(96)が配置され、ハウジング(22)内の磁性ヨークハウジング(50)の磁気ギャップ(94)の中に可聴周波増幅器(14)によって駆動される音声コイル(112)が配置される。さらに駆動シャフト(130)が組み込まれ、2つ以上の支持要素(174)によって支持される。駆動シャフト(130)は、音声コイル(112)の電機子支持体(126)と一体に機械加工され、音声コイル(112)によって駆動される。駆動シャフト(130)の自由端(142)にロードセル(144)が取り付けられ、ロードセル(144)には衝撃先端(154)が取り付けられる。インパクタアセンブリ(20)が装着された関節運動式装着装置(180)も含まれる。さらに、システム(10)によって測定された動電式モード衝撃試験測定値(198)を調査および解析するコンピュータ装置(195)も含まれる。
システム(10)はさらに変更され、1つまたは複数の歪みゲージ(166)を有する一体型の力測定装置(162)が含まれ、ロードセル(144)の代わりに使用される1つまたは複数の歪みゲージ線(168)が駆動シャフト(130)に取り付けられる。さらに、駆動シャフト(130)の自由端(142)に衝撃先端(154)が直接に取り付けられる。
この開示が属する技術分野の技術者には、上記の説明および関連図面に示された教示の利点を有する本開示の多くの変更および他の実施形態が思い浮かぶであろう。本明細書に記載された実施形態は、例示的であることが意図されており、限定するものであることまたは網羅的であることは意図されていない。本明細書では特定の用語が使用されているが、それらの用語は、単に一般的かつ説明的な意味で使用されているのであり、限定のために使用されているのではない。
10 動電式モード試験インパクタシステム
12 制御装置
14 可聴周波増幅器
16 コネクタ
18 衝撃信号線
19 エンドコネクタ部分
20 インパクタアセンブリ
22 ハウジング
24a 第1のハウジング部分
24b 第2のハウジング部分
26a 第1のハウジング部分の第1の端部
26b 第1のハウジング部分の第2の端部
27a 第1のエンドプレート
27b 第2のエンドプレート
28 キャップ部分
30 開口
32 ベース部分
33 固定具開口
34 ベースくり貫き部分
36 制御装置コネクタアセンブリ
38 入力端子
40 取付け要素
42 はんだタブ
43 開口
44 座面
46 穴
47 凹んだ領域
48 固定具
50 磁性ヨークハウジング
52a 第1の端部
52b 第2の端部
54 円筒形の胴体部分
56 開いた頂部
58 閉じた底部
60 内部
61 磁石アセンブリ
62 性ヨークベースプレート
64a 第1の面
64b 第2の面
66 直径
68 高さ
70 永久磁石
72a 第1の面
72b 第2の面
74 直径
76 高さ
78 磁性ヨーク中心極
80a 第1の面
80b 第2の面
82 直径
84 高さ
86 磁性ヨーク外側極
88a 第1の面
88b 第2の面
89 中心開口
90 直径
92 高さ
93 分離された位置
94 磁気ギャップ
96 バイアス装置
98 コイルばね
98a 第1のコイルばね
98b 第2のコイルばね
100 第1の発泡体片
102 高さ
104 溝部分
106 固定具開口
108 固定具
110 音声コイル駆動シャフトアセンブリ
112 音声コイル
114a 第1の端部
114b 第2の端部
116 胴体部分
118 外面
120 巻線
122 導線
124 高さ
126 電機子支持体
128 中心開口
130 駆動シャフト
132 開口
134 内部
136a 第1の端部
136b 第2の端部
137 外部へ向かう長い行程
138 胴体部分
139 内部へ向かう最小限の行程
140 ねじが切られた内部
142 駆動シャフトの自由端
144 ロードセル
146 COTSロードセル
148a 第1の端部
148b 第2の端部
150 シャフト取付け開口
152 衝撃先端取付け開口
153 信号コネクタ部分
154 衝撃先端
155 力衝撃
156a 第1の端部
156b 第2の端部
158 先端部分
160 コネクタ部分
162 一体型の力測定装置
164 平らな側面
166 歪みゲージ
168 歪みゲージ線
172 信号調整装置
174 支持要素
174a 支持要素
174b 支持要素
175 支持要素
175a ブッシング
175b ブッシング
176a 開口
176b 開口
178 第2の発泡体片
180 関節運動式装着装置
182a 第1の取付け端部
182b 第2の支持ベース端部
184 関節運動部分
186 取付け部分
188 ロック位置
189 位置決めハンドル
190 弛緩/締付け要素
192 クランプ固定装置
194a 前方に傾斜した位置
194b 後方に傾斜した位置
194c 回転した位置
195 コンピュータ装置
196a 第1の位置
196b 第2の位置
196c 第3の位置
197 試験対象の構造体
198 動電式モード衝撃試験測定値
199 衝撃力
200 プロット
202 鋼衝撃先端
204 プラスチック衝撃先端
206 ゴム衝撃先端
210 プロット
212 鋼衝撃先端
214 プラスチック衝撃先端
216 ゴム衝撃先端
220 プロット
222 鋼衝撃先端
224 プロット
226 鋼衝撃先端
230 プロット
232 インパクタアセンブリを使用した衝撃
234 手動ハンマー衝撃
300 動電式モード衝撃試験を実行する方法
302 ステップ
304 ステップ
306 ステップ
308 ステップ

Claims (15)

  1. 制御装置(12)と、
    前記制御装置(12)に結合されたインパクタアセンブリ(20)と
    を備え、前記インパクタアセンブリ(20)が、
    ハウジング(22)と、
    前記ハウジング(22)内に配置された永久磁石(70)と、
    前記ハウジング内の磁性ヨークハウジング(50)の磁気ギャップ(94)の中に配置された、前記制御装置(12)によって駆動される音声コイル(112)と、
    構造体(197)に衝撃(155)を加えるための自由端(142)である第1の端部と、前記音声コイル(112)に取り付けられた電機子支持体(126)の中心開口に挿入される第2の端部とを有し、前記音声コイル(112)によって駆動される駆動シャフト(130)と、
    前記駆動シャフト(130)の前記自由端(142)に取り付けられたロードセル(144)と、
    前記磁性ヨークハウジング(50)内に配置されたバイアス装置(96)と
    を備える動電式モード試験インパクタシステム(10)。
  2. 前記制御装置(12)が可聴周波増幅装置(14)を備える、請求項1に記載のシステム(10)。
  3. 前記ハウジングが第1のハウジング部分(24a)および第2のハウジング部分(24b)を含み、前記第1のハウジング部分(24a)がキャップ部分(28)およびベース部分(32)を含み、前記第2のハウジング部分(24b)が前記磁性ヨークハウジング(50)を備える、請求項1に記載のシステム(10)。
  4. 前記永久磁石(70)が、磁性ヨークベースプレート(62)と磁性ヨーク中心極(78)の間に結合されており、磁性ヨーク外側極(86)によって取り囲まれており、前記永久磁石(70)、前記磁性ヨークベースプレート(62)、前記磁性ヨーク中心極(78)および前記磁性ヨーク外側極(86)が、前記磁性ヨークハウジング(50)内に収容された磁石アセンブリ(61)を構成する、請求項1に記載のシステム(10)。
  5. 前記音声コイル(112)が、電機子支持体(126)の外面(118)に巻き付けられた巻線(120)を備え、前記巻線(120)が、30ゲージ以上のゲージ寸法を有する導線(122)を含む、請求項1に記載のシステム(10)。
  6. 前記電機子支持体(126)は、前記駆動シャフト(130)と一体に機械加工され、請求項1に記載のシステム(10)。
  7. 前記駆動シャフト(130)が、前記駆動シャフト(130)の外径と一致した開口(176a、176b)をそれぞれが有するブッシング(175a、175b)を備える支持要素(174)によって支持される、請求項1に記載のシステム(10)。
  8. 前記ロードセル(144)が衝撃先端(154)に取り付けられた、請求項1に記載のシステム(10)。
  9. 前記駆動シャフト(130)に、1つまたは複数の歪みゲージ(166)および1つまたは複数の歪みゲージ線(168)を備える一体型の力測定装置(162)が取り付けられており、前記一体型の力測定装置(162)が前記ロードセル(144)の代わりに使用され、前記駆動シャフト(130)の自由端(142)に前記衝撃先端(154)が直接に取り付けられている、請求項1に記載のシステム(10)。
  10. 前記バイアス装置(96)が2つのコイルばね(98a、98b)または2つの発泡体片(100、178)を含む、請求項1に記載のシステム(10)。
  11. 複数の衝撃信号線(18)を備えるコネクタ(16)をさらに備え、前記コネクタ(16)が、前記制御装置(12)と前記インパクタアセンブリ(20)の間に取り付けられている、請求項1に記載のシステム(10)。
  12. 前記インパクタアセンブリ(20)が装着された関節運動式装着装置(180)をさらに備える、請求項1に記載のシステム(10)。
  13. 前記システム(10)によって測定された動電式モード衝撃試験測定値(198)を調査および解析するコンピュータ装置(195)および/またはプロセッサユニットをさらに備える、請求項1に記載のシステム(10)。
  14. 動電式モード衝撃試験を実行する方法(300)であって、
    動的なモード応答の試験中の構造体(197)に、持続時間が約1ミリ秒から約10ミリ秒の間の持続時間の短い力衝撃(155)を加えるステップと、
    音声コイル(112)を磁気ギャップ(94)内の中央に置くステップと、
    前記音声コイル(112)および前記音声コイル(112)によって駆動される駆動シャフト(130)を、外部へ向かう長い行程(137)および内部へ向かう最小限の行程(139)を提供する静止位置にバイアスするステップであって、前記駆動シャフト(130)は、前記構造体(197)に衝撃(155)を加えるための自由端(142)である第1の端部と、前記音声コイル(112)に取り付けられた電機子支持体(126)の中心開口に挿入される第2の端部とを有する、ステップと、
    前記駆動シャフト(130)の前記自由端(142)に取り付けられたロードセル(144)を使用して衝撃力(199)を測定するステップと
    を含む方法(300)。
  15. 前記音声コイル(112)および前記駆動シャフト(130)をバイアスすることが、コイルばね(98a、98b)または発泡体片(100、178)を含むバイアス装置(96)によって前記音声コイル(112)および前記駆動シャフト(130)を前記静止位置に保持することをさらに含み、
    測定する前記ステップが、100ポンドよりも大きな衝撃力(199)を測定することを含み、
    前記方法が、試験中の前記構造体(197)を、約10ヘルツ(Hz)から10キロヘルツ(kHz)超の範囲の振動数で励振すること、および約0.1amp(アンペア)から約10amp(アンペア)の範囲の電流によって前記音声コイル(112)に電流を供給することをさらに含む、
    請求項14に記載の方法(300)。
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