JP6329113B2 - 販売データ処理装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、販売データ処理装置及びプログラムに関する。
従来、輸出物品販売場(免税店)を経営する事業者が外国人旅行者等の非居住者に対して商品や役務等の販売対象を販売する場合に、当該販売対象にかかる消費税等の税金を免除するいわゆる免税制度が存在する。免税は、同一日に同一店舗で同一の購入者が購入する商品が対象となる。免税される範囲は、消耗品の場合、税抜合算額5,001円〜500,000円までが対象で、一般物品の場合、税抜合算額10,001円以上が対象となる。しかし、従来のPOS端末は、免税宣言キーの操作後において行われる免税処理により実際に免税される商品を表示する仕組みである。従って、店員は免税宣言キーを実際に操作するまでどの販売対象が免税されるのか知ることができない。このため、店員は免税対象品が漏れなく免税されるようなアドバイスを客に提供する好機が失われている。
本発明が解決しようとする課題は、免税処理を行う前に免税対象品が漏れなく免税されるようなアドバイスを客に提供することが可能な販売データ処理装置及びプログラムを提供することである。
実施形態の販売データ処理装置は、商品又は役務の識別情報を登録する登録手段と、上記登録手段により識別情報が登録された商品又は役務の内、免税対象の商品又は役務の免税情報を表示する表示手段と、上記表示手段により上記免税情報が表示された商品又は役務に対して免税処理を行う免税処理手段と、を備え、前記表示手段は、前記免税処理手段により前記免税処理が行われると、前記免税処理により免税の扱いとなった商品又は役務に対応する前記免税情報を、態様を変化させて表示する
図1は、実施形態にかかるPOSシステムの概略構成図である。 図2は、サーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 図3は、商品マスタファイルのデータ構成の一例を示す図である。 図4は、免税区分ファイルのデータ構成の一例を示す図である。 図5は、免税設定値ファイルのデータ構成の一例を示す図である。 図6は、免税区分コードの設定画面の表示例を示す図である。 図7は、POS端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 図8は、POS端末の機能構成を示す機能ブロック図である。 図9は、POS端末の制御処理の流れを示すフローチャートである。 図10は、登録テーブルの設定例を示す図である。 図11は、制御部が出力する画面情報の表示面における表示例を示す図である。 図12は、商品を追加して小計額を計算した場合の登録画面の表示例を示す図である。 図13は、免税マークの表示を更新した場合の登録画面の表示例を示す図である。 図14は、指定取消キーの押下後の指定取消処理のフローチャートである。 図15は、消耗品が条件額を超過する場合の登録テーブルの設定例を示す図である。 図16は、オペレータが商品情報表示エリア内の第1の商品情報をタッチしたときの表示例を示す図である。 図17は、オペレータが商品情報表示エリア内の第2の商品情報をタッチしたときの表示例を示す図である。 図18は、取消後に免税マークの表示を更新した場合の登録画面の表示例を示す図である。 図19は、変形例1のPOS端末の制御処理の流れを示すフローチャートである。 図20は、免税総額計算処理の一例を示すフローチャートである。 図21は、通知画面情報に基づく通知画面の表示例を示す図である。 図22は、変形例2の免税対象品の記号を示す図である。
(実施形態)
以下、添付図面を参照して、販売データ処理装置及びプログラムの実施形態を詳細に説明する。以下の実施形態では、係る販売データ処理装置及びプログラムを、輸出物品販売場(免税店)の店舗に設置されたPOS(Point Of Sales)端末へ適用した例を示す。また、実施形態では、販売対象として「商品」を例に説明するが、販売対象を商品に限定するものではない。販売対象を「役務」としても良い。また、税額8%の例を示すが、税額は適宜変更して良い。
図1は、実施形態にかかるPOSシステム1の概略構成図である。POSシステム1は、図1に示すように、複数台のPOS端末2と、これらのPOS端末2を集中管理する情報処理装置のサーバ4とを備える。POS端末2とサーバ4とはLAN(Local Area Network)等の通信ネットワーク3により接続される。
図2は、サーバ4のハードウェア構成を示すブロック図である。サーバ4は、CPU(Central Processing Unit)41、ROM(Read Only Memory)42、RAM(Random Access Memory)43等で構成されるコンピュータ構成の制御部400を備える。
制御部400は、バス49を介して通信I/F(インタフェース)50に接続されている。サーバ4は、通信I/F50及び通信ネットワーク3(図1参照)を介して複数台のPOS端末2と通信を行う。また、制御部400にはバス49を介してコントローラ44が接続されている。コントローラ44には、キーボード45、表示部46、プリンタ47が接続されている。また制御部400には、バス49を介してHDD(Hard Disk Drive)48が接続されている。HDD48は、サーバ4に所定の動作を行わせる各種の制御プログラム481を格納している。また、HDD48は、商品マスタファイルF1、免税区分ファイルF2及び免税設定値ファイルF3などのデータファイルを格納している。また、HDD48は、各種の画面情報E1を格納している。
次に、商品マスタファイルF1について説明する。
図3は、商品マスタファイルF1のデータ構成の一例を示す図である。図3に示すように、商品マスタファイルF1は、分類1コードn1、分類2コードn2、商品コードn3、商品名n4、価格n5、・・・、免税区分コードn6などのデータ項目を有する。商品コードn3に示す各商品の商品コード(識別情報)は、分類1コードn1に示す大分類データと、分類2コードn2に示す小分類データとによりこの順の下位の階層に分類されている。更に、商品コードには、その商品の種類や属性などを示す商品情報として、商品名n4、価格n5、・・・、免税区分コードn6のデータが対応付けられている。価格n5には商品の税抜価格が設定されている。免税区分コードn6の設定は後述する設定画面を利用するなどして行う。
次に、免税区分ファイルF2について説明する。
図4は、免税区分ファイルF2のデータ構成の一例を示す図である。図4に示すように、免税区分ファイルF2は、免税区分コードn6と免税区分名称n10のデータ項目を有する。免税区分名称n10には、「消耗品」、「一般物品」、「免税対象外」を示すデータが設定されている。「消耗品」は、食料品、飲料類、薬品類、化粧品類等の消耗品に係る免税対象品の区分を示すデータである。「一般物品」は、消耗品以外の通常生活の用に供する免税対象品の区分を示すデータである。「免税対象外」は免税非対象品の区分を示すデータである。「消耗品」に対応する免税区分コードには“01”が設定されている。「一般物品」に対応する免税区分コードには“02”が設定されている。「免税対象外」に対応する免税区分コードには“03”が設定されている。
次に、免税設定値ファイルF3について説明する。
図5は、免税設定値ファイルF3のデータ構成の一例を示す図である。図5に示すように、免税設定値ファイルF3は、免税区分コードn6と設定値n20のデータ項目を有する。設定値n20に示すデータは、免税対象品が実際に免税の扱いになるための条件である。当該データは、制御部300(図7参照)による、免税対象品を実際に免税の扱いとするかの判定において用いられる。
図5に示す例で、免税区分コード“01”の設定値は、5,001円〜500,000円となっている。この設定値は、消耗品について5,001円を下限値、500,000円を上限値とし、税抜総額5,001円〜500,000円までの範囲の消耗品を免税の扱いとすることを表している。また、免税区分コード“02”の設定値は、10,001円〜となっている。この設定値は、一般物品について10,001円を下限値とし、税抜総額10,001円以上の一般物品を免税の扱いとすることを表している。
図6は、免税区分コードの設定画面の表示例を示す図である。図6に示す設定画面600は、図2に示すハードウエアブロックにおいて、制御部400が制御プログラム481の設定プログラムを実行し、各種の画面情報E1をコントローラ44を介して表示部46に出力することにより表示される。
図6に示す設定画面600は、商品コードの入力欄61と免税区分コードの入力欄62とを有する。管理者はキーボード45を押下し、商品コードを入力欄61に入力し、その商品の免税区分コード「01」、「02」、又は「03」の何れかを入力欄62に入力する。制御部400は、管理者が入力したデータをキーボード45からコントローラ44を介して受け付ける。そして、制御部400は、入力された商品コードにより、商品マスタファイルF1に設定されている商品コードを検索し、その商品コードの免税区分コードn6の設定エリアに、入力された免税区分コード「01」、「02」、又は「03」を追加設定する。こうして、制御部400は、商品マスタファイルF1の免税区分コードn6の設定エリアを商品毎に設定する。
サーバ4の制御部400は、制御プログラム481の実行により、各種のデータ項目にデータを設定した商品マスタファイルF1、免税区分ファイルF2、及び免税設定値ファイルF3を、所定のタイミングでPOS端末2に配信する。POS端末2はそれらのファイルを受信し、自機のメモリ部26(図7参照)に格納する。
次に、POS端末2について説明する。POS端末2は、ユニークなレジ番号を割り振られて精算場所に配置されている。オペレータがPOS端末2を操作することで、POS端末2は、販売される商品の売上登録処理及び決済処理を実行する。売上登録処理とは、販売される商品に付されたバーコード等のコードシンボルを光学的に読み取って商品コードに複合化し、その商品コードの商品名や価格等の商品情報を表示するとともに、商品コードを含む商品情報をRAM33などに記憶する処理をいう。決済処理とは、売上登録処理に伴いRAM33などに記憶された商品情報に基づいて、合計金額の表示、客から預かった預り金に基づいて釣銭を計算して表示する処理、釣銭の排出を釣銭機に指示する処理、商品情報や決済情報(合計金額、預り金額、釣銭額等)を印字したレシートを発行する処理等をいう。
図7は、POS端末2のハードウェア構成を示すブロック図である。図7に示すように、POS端末2は、CPU31、ROM32、RAM33等で構成されるコンピュータ構成の制御部300を備える。CPU31は、各種演算処理を実行し各部を制御する。ROM32は、固定データを固定的に記憶保存する。RAM33は、可変データを書き換え自在に記憶してワークエリアとして使用される。RAM33には、例えば商品から読み取った商品コードの商品情報を記憶する登録テーブルTなどが形成される。CPU31とROM32とRAM33は、バス34を介して接続されている。
制御部300は、バス34及びコントローラ35を介して、キーボード21、表示部22、プリンタ23、カードリーダ/ライタ(R/W)24、スキャナ25、パスポートリーダ27等と接続されている。
キーボード21は、各種のキーをブロック毎に配列している。各種のキーは、例えば、商品コードや金額等を入力するための置数キーや、各種商品を指定するためのPLUキーや、置数キーによる置数入力を確定する確定キーや、クリアキー等である。また、キーボード21は、免税宣言キーK1と、小計キーK2と、締めキーK3と、指定取消キーK4を備える。免税宣言キーK1は、一取引についての免税処理の宣言を行うためのキーである。小計キーK2は、販売合計金額の算出を宣言するためのキーである。締めキーK3は、販売処理において現金による締めを宣言するためのキーである。指定取消キーK4は、登録した商品を取り消す宣言を行うためのキーである。
表示部22は、表示面上にタッチパネルが設けられた液晶ディスプレイ装置である。
スキャナ25は、商品に付されたバーコードや二次元コード等のコードシンボルを光学的に読み取る装置である。
パスポートリーダ27は、パスポート(旅券)が保持する情報を読み取るリーダ装置である。例えば、パスポートリーダ27は、パスポートに記載された文字列を光学的に読み取る光学文字認識(OCR:Optical Character Recognition)機能を有するものである。
また、制御部300には、バス34を介してストレージデバイスであるメモリ部26が接続されている。メモリ部26は、HDD(Hard Disc Drive)やフラッシュメモリ等で構成されており、電源を遮断しても記憶内容を保持する。メモリ部26には、制御プログラム261や、各種の画面情報E2や、各種データファイルなどが記憶されている。データファイルとしては、サーバ4から配信される商品マスタファイルF1や、免税区分ファイルF2や、免税設定値ファイルF3などがある。
さらに、制御部300には、バス34を介して、通信インタフェース(I/F)28が接続されている。通信インタフェース28は、通信ネットワーク3を介して上位装置であるサーバ4とデータ通信を行う。
以上の構成により、制御部300は制御プログラム261を実行することにより、キーボード21、表示部22、プリンタ23、カードリーダ/ライタ24、スキャナ25、メモリ部26、パスポートリーダ27、通信I/F28等の各部を制御し、所定の処理を行う。
次に、図8〜図18を用いて、実施形態にかかるPOS端末2の制御部300が制御プログラム261に従って実行する制御処理について説明する。
図8は、POS端末2の機能構成を示す機能ブロック図である。CPU31がROM32の固定プログラムやメモリ部26に記憶された制御プログラム261等の各種プログラムを実行することにより、制御部300において、登録部800、表示出力部801、免税処理部802、決済処理部803、印字出力部804が実現される。
登録部800は、販売対象の商品識別情報として商品コードや商品情報等を登録する。具体的に、登録部800は、コントローラ35を介してスキャナ25を駆動し、スキャナ25が読み取った商品コードを受け付ける。また、登録部800は、商品コードを基に商品マスタファイルF1から商品情報を取得し、商品情報をRAM33の登録テーブルTに設定する。また、登録部800は、免税区分ファイルF2を参照し、画面に表示する免税情報を示すコードを登録テーブルTの対応箇所に設定する。
表示出力部801は、登録テーブルTのデータ(免税情報を示すコードを含む)を登録画面の画面情報に設定し、その画面情報をコントローラ35を介して表示部22に出力する。更に、表示出力部801は、免税宣言キーK1が押下される前後で、免税が確定する免税対象品の免税情報の表示態様をコード変更等により変化させる。
免税処理部802は、免税対象品に対する免税処理を行う。具体的には、免税対象品の金額を一般物品と消耗品とでそれぞれ集計し、免税設定値ファイルF3の設定値から免税の対象を制限する。
決済処理部803は、免税処理後の各商品の決済処理を行う。
印字出力部804は、取引内容を示す情報をプリンタ23に出力し、レシートの発行を指示する。
以下、図9〜図18を用いて、POS端末2の制御部300が実行する制御処理について説明する。
図9は、POS端末2の制御処理の流れを示すフローチャートである。図9において、制御部300は、スキャナ25を使用して商品を特定する商品コードが入力されたか判断する(S1)。商品コードが入力されたと判断した場合(ステップS1:Yes判定)、制御部300は、入力された商品コードに基づいて商品マスタファイルF1から対応する商品名や免税区分コード等の商品情報を取得し、それらの商品情報をRAM33の登録テーブルTに設定する(S2)。具体的に、制御部300は、分類2コードや、商品名や、価格などを設定する。また、制御部300は、商品コードが入力されたと判断すると、続いてその商品の販売点数の入力を受け付け、販売点数を登録テーブルTの対応項目に設定する。販売点数の入力がない場合は、制御部300は、デフォルトの「1(点)」を設定する。
続いて、制御部300は、取得した免税区分コードから、表示面に表示させる免税マークの種類を判定する(S3)。取得した免税区分コードが「03」つまり「免税対象外」の場合、制御部300は、免税マーク無しと判定し(ステップS3:[03]判定)、ステップS4に処理を移行する。つまり、制御部300は、登録テーブルTに設定した当該商品コードの商品情報を表示面に表示させる処理を行う(S4)。
一方、取得した免税区分コードが「01」つまり「消耗品」の場合には、制御部300は、○記号と判定し(ステップS3:[01])、○記号を登録テーブルTの対応項目(後述する「免税」の項目)に設定する(S5)。そして、制御部300は、ステップS4に処理を移行する。
また、取得した免税区分コードが「02」つまり「一般物品」の場合には、制御部300は、□記号と判定し(ステップS3:[02])、□記号を登録テーブルTの上記対応項目に設定する(S6)。そして、制御部300は、ステップS4に処理を移行する。
制御部300は、ステップS4の処理後、ステップS1の処理に戻り、続く商品の商品コードの入力を受け付ける。この繰り返しにより、制御部300は、販売対象の各商品の商品情報を順次登録テーブルTに設定する。
図10は、登録テーブルTの設定例を示す図である。ここでは、図10(a)の登録テーブルT1−1の設定例について説明し、図10(b)については後に説明するものとする。
図10(a)に示す登録テーブルT1−1は、分類m1、商品名m2、単価m3、点数m4、・・・、金額m5、税m6、免税m7のデータ項目を有する。分類m1、商品名m2、単価m3には、それぞれ、図3に示す分類2コードn2、商品名n4、価格n5のデータが設定される。また、点数m4には商品コードが入力された際の、その商品の販売点数が設定される。また、金額m5には、単価と点数の積が設定される。また、税m6には、内税又は外税が設定される。内税か外税かは、POS端末2の設定により異なり、ここでは、外税が自動設定されるものとして説明する。また、免税m7にはステップS3で判定されたコードが設定される。例えば、消耗品については白抜きの○記号の記号コード、一般物品については白抜きの□記号の記号コードが設定される。免税対象外についてはデフォルトの空白を示すコード等が設定されている。なお、図10においては、説明のため、免税m7の項目において記号コードを○記号や□記号により示すことにした。
図11は、制御部300が出力する画面情報E2の表示面における表示例を示す図である。図11に示す画面は、画面情報E2に基づく登録画面の一例を示す図である。図11に示されるように、登録画面900は、商品情報表示エリア90と、操作エリア91と、決済情報表示エリア92と、ガイド情報表示エリア93を有する。商品情報表示エリア90は、商品コードの読み取られた商品の商品情報を表示する。操作エリア91は、商品情報表示エリア90に納まらない商品情報を上下のスクロールボタン91−1、91−2の操作により表示させる。決済情報表示エリア92は、合計金額や預り金等の決済内容を表示する。ガイド情報表示エリア93は、操作ガイドを表示する。
商品情報表示エリア90は、分類m11、商品名m12、単価m13、点数m14、・・・、金額m15、税m16、免税m17の表示項目を有する。分類m11、商品名m12、単価m13、点数m14、・・・、金額m15、税m16、免税m17は、それぞれ、図10に示す分類m1、商品名m2、単価m3、点数m4、・・・、金額m5、税m6、免税m7に対応する。
商品情報表示エリア90には、登録テーブルT(例えば図10に示す登録テーブルT1−1)に設定された各商品コードが読み取られた商品情報が、各項目m11〜m17に商品情報の各種情報を対応させてリスト表示される。
ここでは、図10(a)の登録テーブルT1−1に示される設定状態のときの商品情報のリスト表示例を示している。図10(a)の登録テーブルT1−1では、登録テーブルT1−1の下方に設定される商品情報ほど、商品コードの読取が新しいものになる。つまり、商品情報L4が最後に読み取られたもので、続いて商品情報L3、商品情報L2、商品情報L1の順に読み取りの順番が新しい。従って、図11の登録画面900の商品情報表示エリア90には、商品コードの読み取りの順番が直近の上位4点の商品情報が表示される。図中の商品情報l1、商品情報l2、商品情報l3、商品情報l4は、それぞれ、図10の登録テーブルT1−1の商品情報L1、商品情報L2.商品情報L3、商品情報L4に対応している。
また、免税m17の項目には、図10の登録テーブルT1−1の免税m7に設定されるコードの表示情報が表示される。この例では、図10の免税m7の項目において、商品情報L1、商品情報L2.商品情報L3、商品情報L4は、それぞれ、白抜きの○記号の記号コード、空白を示すコード、白抜きの□記号の記号コード、白抜きの○記号の記号コードが設定されている。これにより、図11の商品情報l1、商品情報l2、商品情報l3、商品情報l4の免税m17の項目に、それぞれ、白抜きの○記号Y1−1、空白、白抜きの□記号Y2−1、白抜きの○記号Y1−1が表示される。
ここで、図9の説明に戻り、続きを説明する。
各商品の商品コードの読み取りが終わると(ステップS1:No判定)、続いて、制御部300は、指定取消キーK4が押下されたか判定する(S7)。オペレータにより指定取消キーK4が押下されない場合(ステップS7:No判定)、続いて、制御部300は小計キーK2が押下されたか判定する(S8)。オペレータにより小計キーK2も押下されない場合は(ステップS8:No判定)、制御部300はステップS1の処理に戻る。
オペレータにより指定取消キーK4が押下された場合(ステップS7:Yes判定)、制御部300は、指定取消処理を行って(S9)、ステップS1の処理に戻る。指定取消処理については後述する。また、オペレータにより小計キーK2が押下された場合(S8:Yes判定)、制御部300は、小計額の計算処理を行って(S10)、その結果を登録画面900(図12参照)に表示する(S11)。
続いて、制御部300は、締めキーK3が押下されたか判定する(S12)。オペレータにより締めキーK3が押下された場合(ステップS12:Yes判定)、続いて、制御部300は締め処理を行う(S13)。締め処理において、制御部300は、商品登録を締め、不図示の決済処理に移行する。
一方、オペレータにより締めキーK3が押下されない場合(ステップS12:No判定)、続いて、制御部300は、免税宣言キーK1が押下されたか判定する(S14)。オペレータにより免税宣言キーK1が押下されない場合は(ステップS14:No判定)、制御部300はステップS12の処理に戻って締めキーK3が押下されたか再び判定する。
オペレータにより免税宣言キーK1が押下された場合は(ステップS14:Yes判定)、制御部300は免税計算/判定処理を行う(S15)。免税計算/判定処理では、制御部300は、消耗品と一般物品のそれぞれについて、免税対象品の総額が免税設定値ファイルF3(図5参照)の設定値内に納まる商品の組み合わせを所定のアルゴリズムで算出し、該当する商品を免税した請求額を算出する。
そして、制御部300は、免税対象品の内、免税扱いとした商品についての免税m7の項目(図10参照)のコードを、免税が適用されることを示すコードに書き換えて免税マーク等の表示を更新する(S16)。本例では、白抜きの各種記号を黒塗りの各種記号を示すコードに書き換える。例えば消耗品であれば、白抜きの○記号を示すコードから黒塗りの○記号を示すコードに書き換える。そして、登録画面900の免税m17の項目の記号表示を白抜きの記号から黒塗りの記号に更新する。そして、制御部300は、ステップS13の締め処理を行う。
なお、決済処理において制御部300は、預り金の入力を受け付け、釣銭を算出するなどの金銭処理を行い、取引内容を示す情報をプリンタ23に出力してレシートを発行する。
以上の処理により、オペレータは次のような処理を顧客サービスの一つとして行うことができる。オペレータは、各商品の読み取り時に、登録画面900の商品情報表示エリア90に表示される読取商品の、免税m17項目の○や□などの表示情報から、読取商品が免税対象品であるかそうでないかを、更には消耗品か一般物品かを一目で判断することができる。一例に示す登録画面900では商品情報表示エリア90に最大4点までの読取商品しか表示されないが、上下のスクロールボタン91−1、91−2を操作することで全ての読取商品の免税m17の項目の表示情報を確認することもできる。
このため、オペレータは、免税対象品の消耗品の総額や、一般物品の総額をそれぞれ計算することにより、それぞれの総額が免税条件の下限値に届いているか、消耗品については更に上限値を超えた商品がないかなどを判断することができる。従って、オペレータは、免税宣言キーを押下する前に、客に、免税対象品の追加購入や取消のアドバイスを行うことができる。ここで、商品の追加購入と商品の取消しの処理についてこの順に説明する。
(追加購入)
追加購入では、各商品の商品コードの読み取りを終えた後のステップS1のNo判定において、オペレータは、指定取消キーK4及び小計キーK2の何れも押下せずに、登録画面900の商品情報表示エリア90の各読取商品の情報を確認する。具体的に、オペレータは、免税m17の項目に○記号が表示されている読取商品の金額m15の項目の金額を全て集計する。また、オペレータは、免税m17の項目に□記号が表示されている読取商品の金額m15の項目の金額を全て集計する。そして、○記号の読取商品については合計金額が5,001円に満たない場合に、不足分を客に伝える。また、□記号の読取商品については合計金額が10,001円に満たない場合に、不足分を客に伝える。
一例として、○記号の読取商品と□記号の読取商品の何れも条件に満たない場合に、客が○記号の商品(商品A)を追加する場合の処理を示す。オペレータは、客から追加された商品Aのコードシンボルをスキャナを25を使用して読み取る。すると、制御部300は、ステップS1において商品Aの商品コードを受け付け、ステップS2で商品Aの商品情報を登録テーブルT1−1に追加する。更に、制御部300は、ステップS5で、追加した商品情報の免税m7の項目に白抜きの○記号の記号コードを設定する。
図10(b)は商品Aの商品情報が追加された登録テーブルを示している。図10(b)の登録テーブルT1−2に示すように、商品情報L4の下に商品Aの商品情報L5が追加される。
制御部300は、更に、ステップS4で商品情報を表示し、オペレータによる小計キーK2の押下によりステップS10で小計額を計算してステップS11でその結果を表示する。
図12は、商品Aを追加して小計額を計算した場合の登録画面900の表示例を示す図である。図12に示すように、商品情報l4の次に、追加商品Aの商品情報l5が表示される。ここでは、前に説明したように商品情報表示エリア90に最大4点までの読取商品しか表示できない。このため、直近の読取商品が商品情報表示エリア90の上方に一つシフトし、図11の登録画面900において示されていた商品Dの商品情報l1が商品情報表示エリア90から外れている。更に、決済情報表示エリア92に点数m4の点数の集計値と金額m5の金額の集計値とが表示される。
続いて、制御部300は、オペレータによる免税宣言キーK1の押下により、ステップS15で免税計算/判定処理を行い、ステップS16で免税マークの表示を更新する。
図13は、免税マークの表示を更新した場合の登録画面900の表示例を示す図である。図13に示すように、免税対象品の消耗品を示す図12の白抜きの○記号Y1−1が全て黒塗りの○記号Y1−2に更新される。なお、ここでは、一般物品は条件に満たないので、免税の扱いにならず、白抜きの□記号Y2−1のままで黒塗りへの更新はしない。
(商品取消)
商品取消では、各商品の商品コードの読み取りを終えた後のステップS1のNo判定において、オペレータは、指定取消キーK4を押下し、制御部300に指定取消しを宣言する。
図14は、指定取消キーK4の押下後のステップS9の指定取消処理のフローチャートである。指定取消処理において、制御部300は、先ず取消対象商品の受け付けを行う(S91)。例えば、制御部300は、表示部22のタッチパネルにおいてオペレータがタッチした位置の位置情報を取得し、その位置に対応する、登録画面900上の商品情報表示エリア90内の商品情報を、取消対象商品として受け付ける。
続いて、制御部300は、取消対象商品の取消しを実行するか判断する(S92)。本例では、制御部300は、指定取消キーK4が再度押下されたか判定し、オペレータにより指定取消キーK4が押下された場合に指定取消の実行と判断する(ステップS92:Yes判定)。オペレータにより指定取消キーK4が押下されない場合は、制御部300は、指定取消を実行しないものと判断し(ステップS92:No判定)、ステップS91に戻り、その他の取消対象商品の受け付けを行う。
制御部300は、指定取消の実行と判断すると(ステップS92:Yes判定)、ステップS91で受け付けた取消対象商品を取り消し、ステップS1の処理に移行する。
なお、本例では、指定取消の実行を指定取消キーの再度の押下により判定するものと説明したが、別途、キーボード21上に実行キーなどを設けても良い。また、登録画面900上に実行キーを設けても良い。
図15は、消耗品が条件額を超過する場合の登録テーブルTの設定例を示す図である。図15(a)は商品を削除する前の登録テーブルTの設定例を示す図である。図15(a)に示されるテーブルT2−1は、免税対象品の消耗品が「400円」超過している。オペレータは、超過額を客に伝えると、客が取消対象商品として商品Fと商品Bを指定してきたとする。商品Fと商品Bは客にとって購入の優先順位が低いものであり、これらの合計金額は「440円」で削除により消耗品の上限金額内に納まるようになる。オペレータは、登録画面900の商品情報表示エリア90において商品Fと商品Bの商品情報をタッチ等により選択し、更に指定取消キーK4を押下する。これにより、制御部300は、指定商品の取消しを実行する。
図16、図17は、オペレータが登録画面900の商品情報表示エリア90内の商品情報をタッチしたときの表示例を示す図である。図16は、商品Bの商品情報をタッチしたときの表示例を示す図である。図16に示すように、商品情報表示エリア90内には、直近の4点の読取商品の商品情報が表示される。商品Bの商品情報は、商品情報l21に示されるものであり、商品情報表示エリア90内に表示されている。制御部300は、オペレータによりタッチパネル上の商品情報l21の表示位置がタッチされると図中の斜線部で示す領域を反転表示する。これにより、オペレータは取消対象商品として指定した商品を見た目で確認することができる。なお、商品Fの商品情報は、商品情報表示エリア90内に表示されていない。オペレータは、商品Fの商品情報が表示されるまで、登録テーブルTのより上方のデータを表示させるスクロールボタン91−1を押下し続ける。
図17は、オペレータがスクロールボタン91−1を押下して商品Fの商品情報を商品情報表示エリア90内に表示させ、更にオペレータが商品Fの商品情報をタッチしたときの表示例を示す図である。商品Fの商品情報についても図16に示す商品Bの商品情報と同様に、制御部300は、タッチした商品情報を示す図中の斜線部の領域を反転表示する。その後、オペレータは、指定取消キーK4を押下することで制御部300に指定商品の取り消しを指示する。
図15(b)は取消しが実行された後の登録テーブルTの設定例を示す図である。図15(b)に示されるテーブルT2−2の斜線で示す商品Fの商品情報L12と商品Bの商品情報L21がテーブルから削除される。
図18は、取消後のステップS16において免税マークの表示を更新した場合の登録画面900の表示例を示す図である。図18に示すように、免税対象品の消耗品については免税m17の項目が全て黒塗りの○記号Y1−2に更新される。また、免税対象品の一般物品についても免税m17の項目が全て黒塗りの□記号Y2−2に更新される。同図には表示しきれていないが、上下のスクロールボタン91−1、91−2の操作により、表示しきれていない他の免税対象品の消耗品及び一般物品についても免税m17の項目が全て黒塗りのものに更新される。
本実施形態では、免税区分コードの入力をサーバで行い、免税区分コードを含む商品マスタファイルをサーバからPOS端末に配布する例を示したが、POS端末で商品マスタファイルの設定を行うように変形しても良い。
また、本実施形態では、オペレータが登録画面の免税対象品の記号のある商品のそれぞれの金額を合計して、更にその合計金額が免税の条件を満たすものかを判断する態様のものを示した。しかし、実施形態をその態様に限定するものではない。オペレータが行うそれらの処理をPOS端末が行えるように変形しても良い。
以上により、本実施形態の販売データ処理装置では、オペレータは、免税処理を行う前の商品登録の段階から、商品が免税対象品かを表示画面の免税情報から判断できる。そして、オペレータは、免税対象品の総額がいくらかを免税宣言キーを押下する前に知ることができる。従って、免税対象品が漏れなく免税されるようなアドバイスを客に提供し、必要であれば商品の追加や商品の取消しを行うことにより、免税対象品の免税を漏れなく実施することが可能になる。また、本実施形態では、免税が確定した免税対象品の免税情報の表示を変化させるため、免税対象品の内のどの商品が実際に免税されたのか明瞭になり、免税処理の透明性がより増すようになる。
(変形例1)
以下では、購入金額の不足や超過により免税扱いとならない免税対象品が生じた場合に不足金額や超過金額をオペレータに通知する処理をPOS端末に行わせる登録処理の変形例を示す。
図19は、変形例1のPOS端末の制御処理の流れを示すフローチャートである。図19に示すステップS21、S22、S23、S24、S25、S26の処理は、それぞれ、図9に示すステップS1、S2、S3、S4、S5、S6の処理に対応する。更に、また、図19に示すステップS27、S28、S29、S30、S31、S38、S39の処理は、それぞれ、図9に示すステップS8、S10、S11、S12、S13、S15、S16の処理に対応する。図9に示すステップS7、S9の指定取消についての処理は、図19のフローチャートでは締めキーK3の押下の後のステップS33、S37にて行う。以下では、ステップS30がNo判定の場合の処理から説明する。
オペレータにより締めキーK3が押下されない場合(ステップS30:No判定)、制御部300は、免税総額計算処理の実行かを判定する(S32)。本例では、登録画面900のスペース(例えばスクロールボタン91−1、91−2の間など)にタッチ入力用の免税総額計算キーを設け、その免税総額計算キーが押下された場合に制御部300が免税総額計算処理の実行と判定する(ステップS32:Yes判定)。なお、その他にも、キーボード21上のキーを免税総額計算キーとして割り当てるなどして、制御部300に免税総額計算処理の実行を指示するようにしても良い。
オペレータにより免税総額計算キーが押下されない場合(ステップS32:No判定)、続いて制御部300は訂正キーが押下されたか判定する(S33)。訂正キーは、指定取消キーK4や追加キーである。追加キーは、免税対象品の合計金額が免税条件の下限値に達しない場合に商品を追加する宣言を行うためのキーである。追加キーは、キーボード21上のキーに割り当てる。その他、登録画面900にタッチ入力用の追加キーを設けても良い。
オペレータにより訂正キーが押下されない場合(ステップS33:No判定)、続いて、制御部300は、免税宣言キーK1が押下されたか判定する(S34)。オペレータにより免税宣言キーK1が押下されない場合は(ステップS34:No判定)、制御部300はステップS30の処理に戻って締めキーK3が押下されたか再び判定する。
オペレータにより免税総額計算キーがタッチされた場合(ステップS32:Yes判定)、制御部300は免税総額計算処理を実行して(S35)、計算結果の差額分を表示する(S36)。
図20は、免税総額計算処理の一例を示すフローチャートである。図20に示すように、制御部300は、先ず、消耗品の総額(K)を算出する(S281)。具体的に、制御部300は、登録テーブルTの一行目から最終行目にかけ、免税m7の項目の設定値を参照し、設定値が白抜き○記号を示すコードである場合に対応する金額m5の項目の値を変数Kの値に加算する。変数Kの初期値は「0」とする。
続いて、制御部300は、免税設定値ファイルF3(図5参照)の免税区分コード「01」に設定されている上限値「500,000」と変数Kの値とを比較する(S282)。そして、制御部300は、変数Kの値が上限値よりも大きいか判定する(S283)。変数Kの値が上限値よりも大きい場合(ステップS283:Yes判定)、制御部300は超過を示す情報や具体的な差額分を示す情報などを通知画面情報に設定する(S284)。
変数Kの値が上限値以下である場合(ステップS283:No判定)、制御部300は免税区分コード「01」に設定されている下限値「5,001」と変数Kの値とを比較する(S285)。そして、制御部300は、変数Kの値が下限値よりも小さいか判定する(S286)。変数Kの値が下限値よりも小さい場合(ステップS286:Yes判定)、制御部300は不足を示す情報や具体的な差額分を示す情報などを通知画面情報に設定する(S287)。変数Kの値が下限値以上の場合(ステップS286:No判定)、免税条件を満たすことを示す情報を通知画面情報に設定する(S288)。
以上に示すように、制御部300は、ステップS281〜ステップS288の処理により消耗品の免税総額計算処理を実行する。
ステップS284、S287、S288の処理後、制御部300は、ステップS289に移行し、一般物品に対する免税総額計算処理を実行する。一般物品に対する処理では、先ず変数Kの値をリセットし、消耗品と同様に一般物品の総額(K)を算出する。そして、免税設定値ファイルF3(図5参照)の免税区分コード「02」に設定されている下限値「10,001」と変数Kの値を比較する。変数Kの値が下限値よりも小さい場合、制御部300は不足を示す情報や具体的な差額分を示す情報などを通知画面情報に設定する。変数Kの値が下限値以上の場合、免税条件を満たすことを示す情報を通知画面情報に設定する。
一般物品に対する免税総額計算処理の実行後、制御部300はステップS36の差額表示を行う。
図21は、通知画面情報に基づく通知画面の表示例を示す図である。ここでは、一例として、消耗品が上限額を超えた場合に表示する通知画面を示している。図21に示す通知画面950には、超過を示す情報とその差額分を示す情報とが表示される。具体的に、本例では、超過を示す情報として「免税対象(消耗品)が総額をオーバーする旨」を表示する。また。差額分として実際の差額分「400円」を表示する。この通知画面950は、締めキーK3や、免税総額計算キーや、訂正キーや、免税宣言キーK1などの押下により閉じられるものである。なお、ここでは、免税が行われない旨を示す情報として、金額超過を示す情報を表示するものを示したが、これに限定されるものではない。例えば、金額が不足する場合には、金額不足を示す情報を表示する。また、その他にも免税が行われない旨を示す情報であれば適宜変形して良い。
図19に戻り、オペレータにより追加キーが押下された場合(ステップS33:追加)、制御部300はステップS21の処理に移行し、追加の商品コードを受け付ける。
オペレータにおり指定取消キーK4が押下された場合、制御部300は指定取消処理を行い(S37)、ステップS21の処理に移行する。
オペレータにより免税宣言キーK1が押下された場合、制御部300は免税計算/判定処理を行って(S38)、免税マークを更新する(S39)。
本変形例では、免税設定値ファイルF3の設定値との比較により、設定値から外れると通知画面に差額分を表示させる例を示したが、この限りではない。例えば、差額に閾値を設け、閾値未満となる場合など、差額が少額な場合にポップアップなどによりオペレータにより通知し、それ以外は通知を行わないなどの変形を行っても良い。
(変形例2)
以下では、登録画面900の免税m17に表示する免税対象品を示す記号の変形例を示す。
図22は、変形例2の免税対象品の記号を示す図である。本例では一般物品を「般」Y12−1の文字で示し、消耗品を「耗」Y11−1の文字で示す。そして、免税対象になると、「般」Y12−1や「耗」Y11−1に○印を付けた表示、それぞれ、表示Y12−2、表示Y11−2に変化させる。
変形例2では、実施形態に示す免税情報として白抜きの○記号や□記号を表示し、実際に免税されたものを黒塗りの○記号や□記号に態様を変化させて表示する変形例として、文字を適用した例を示した。しかし、免税情報の表示の態様はこれに限定されるものではない。○や□以外の他の記号を用いても良い。また、上記以外の文字を用いても良い、また、文字や記号以外の例えばイラストなどを用いても良い。また、態様の変化を色ではなく、文字や形状や図柄などの変化により実施しても良い。また、点滅表示やアニメーション表示等を用いて変化させても良い。
本実施形態及びその変形の販売データ処理装置で使用する各種プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供し、販売データ処理装置のHDDやフラッシュROMなどに読み込ませて実行してもよい。
また、当該プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。
以上の各実施形態及びその変形において、販売データ処理装置及びプログラムについての構成を説明したが、実施形態及びその変形は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態及び変形は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
300 制御部
800 登録部
801 表示出力部
802 免税処理部
803 決済処理部
804 印字出力部
特開2004−62496号公報

Claims (5)

  1. 商品又は役務の識別情報を登録する登録手段と、
    前記登録手段により識別情報が登録された商品又は役務の内、免税対象の商品又は役務の免税情報を表示する表示手段と、
    前記表示手段により前記免税情報が表示された商品又は役務に対して免税処理を行う免税処理手段と、を備え、
    前記表示手段は、前記免税処理手段により前記免税処理が行われると、前記免税処理により免税の扱いとなった商品又は役務に対応する前記免税情報を、態様を変化させて表示する、販売データ処理装置。
  2. 更に、
    前記表示手段により前記免税情報が表示された任意の商品又は役務についての前記登録手段が行った登録を指定取消しする指定取消手段、
    を備えた請求項1に記載の販売データ処理装置。
  3. 前記表示手段は、更に、前記登録手段により識別情報が登録された免税対象の商品又は役務の金額が免税の扱いとなる所定条件を満たさない場合に前記免税処理による免税が行われない旨を示す情報を表示する、
    請求項1又は2に記載の販売データ処理装置。
  4. 前記表示手段は、免税対象の商品又は役務の免税情報を、消耗品と一般物品とで態様を異ならせて表示する、
    請求項1乃至の内の何れか1項に記載の販売データ処理装置。
  5. 販売データ処理装置を制御するコンピュータを、
    商品又は役務の識別情報を登録する登録手段と、
    前記登録手段により識別情報が登録された商品又は役務の内、免税対象の商品又は役務の免税情報を表示する表示手段と、
    前記表示手段により前記免税情報が表示された商品又は役務に対して免税処理を行う免税処理手段と、して機能させ、
    前記表示手段は、前記免税処理手段により前記免税処理が行われると、前記免税処理により免税の扱いとなった商品又は役務に対応する前記免税情報を、態様を変化させて表示する、プログラム。
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