JP6328957B2 - プレス機器の金型管理方法及び金型管理装置 - Google Patents
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Description
前記プログラムは、前記構成部品ごとの保守カウントデータを複数有し、
前記保守カウントデータは、前記構成部品の使用実績数データ、前記構成部品の使用予定数データ、前記構成部品の1モーション当たりの使用頻度に対応した倍率を有し、
前記構成部品の使用実績数データは、各モーション毎に前記倍率が加算され、
前記使用実績数データが前記使用予定数データに達した場合には、その旨を作業者に報知することを特徴とするプレス機器の金型管理方法。
前記プレス機器の作業者は、前記表示手段に表示された前記倍率を手動で変更することができることを特徴とする前記(1)記載のプレス機器の金型管理方法。
前記プログラムは、前記構成部品ごとの保守カウントデータを複数有し、
前記保守カウントデータは、前記構成部品の使用実績数データ、前記構成部品の使用予定数データ、前記構成部品の1モーション当たりの使用頻度に対応した倍率を有し、
前記制御手段は、前記構成部品の使用実績数データに、各モーション毎に前記倍率が加算され、前記使用実績数データが前記使用予定数データに達した場合には、その旨を作業者に報知することを特徴とするプレス機器の金型管理装置。
本発明の実施形態に係わるプレス機器であるサーボプレス機1は、図1(a)に示すように、パンチ金型3とダイ金型5との協働によりワークWに対してプレス加工を行うものであって、本体フレーム7をベースとしている。
図2(a)に、サーボプレス機1で使用されるプレス金型30の一例を示す。この金型30において、ダイセット上型38a,ガイドブッシュ38b,ガイドポスト38c,ダイセット下型38dはダイセット38を構成する。ダイセット上型38aはサーボプレス機1のスライド11の下部に設置され、ダイセット下型38dはサーボプレス機1のボルスタ9の上部に設置される。ダイセット下型38dには、ダイ41,ダイプレート42,位置決めプレート44及びノックピン43が設置されている。ワークWは、ダイプレート42上に位置決めプレート44にて位置決めされて固定される。
本実施例のサーボプレス機1の制御部50の構成を図3に示す。制御部50は、演算装置であるCPU51、記憶装置52、入力装置53、表示装置54及びエンコーダ25によって構成されている。エンコーダ25によって検出された駆動ギヤ21の角度は、CPU51に入力されスライド11の上下方向の位置検出やパンチ等の型の使用状態の検出に用いられる。なお、エンコーダ25の代わりにリニアスケールをスライド11の上下方向の位置検出に用いてもよい。記憶装置52には、複数のプログラムのデータが保存されている。作業者は、入力装置53によってプログラムのデータの内容の設定、変更を行う。また、CPU51は作業者のために表示装置54に記憶装置52に記憶されたデータの内容を表示する。
図4に本実施例のサーボプレス機1で使用するデータ(プログラム)のデータ構造を示す。データは複数のプログラムによって構成されている。そして、個々のプログラムはモーションデータ、金型データ、保守カウントデータ等によって構成されている。保守カウントデータは、カウンタNo n、金型の名称NNN、金型の使用実績数CXn、金型の使用予定数CYn、倍率Mn及び設定(切/入)nにより構成されている。ここで、倍率Mnとは、その金型毎に定められている使用頻度等に基づく重みづけである。例えば、図2の金型ではパンチ1の倍率を4、パンチ2の倍率を1と設定する。倍率Mnは、作業者が上記した入力装置53によって設定されるが、金型データ(パンチ等の寸法),ダイハイト,モーションデータ(目標位置や繰返し回数)等からCPU51が自動的に設定することもできる。また、設定(切/入)nとは、金型の使用実績数CXnのカウントを行うか否かの設定をいう。
図5は、表示装置54に保守カウントデータ等が表示された状態を示す図である。表示欄54b,54c,54d,54e,54fには、それぞれ保守カウントデータのカウントNo n,金型の名称,金型の使用実績数CXn,金型の使用予定数CYn,金型の倍率Mnが表示される。なお、表示欄54fに表示された倍率Mnは、作業者がこの表示装置54の画面を見ながら変更できるものとする。表示ランプ54aは、金型の使用実績数CXnが金型の使用予定数CYnを超えた場合に点滅する。また、リセットボタン54gは金型の使用実績数CXnをゼロクリアするためのボタンである。54hは、金型の使用実績数CXnをカウントするか否かの設定のためのカウント設定ボタンである。なお、図5の表示装置54は、入力装置53の機能を有しているものとする。
図6に金型のカウントアップ制御のフローチャートを示し、以下にその流れを説明する。CPU51は、ステップ(以下、「S」と言う)101でクランク軸13が始動位置範囲にあるか否かを判断する。そして、CPU51は、S101でクランク軸13が始動位置範囲にあると判断した場合にはS102でフラグ(Flag)をオフ(OFF)にする。一方、CPU51は、S101でクランク軸13が始動位置範囲にないと判断した場合にはS103に進む。
3 パンチ金型
5 ダイ金型
7 本体フレーム
9 ボルスタ
11 スライド
13 クランク軸
13e 偏心部
15 コンロッド
15a 上部コンロッド
15b 下部コンロッド
19 サーボモータ
19s 出力軸
21 駆動ギヤ
23 従動ギヤ
25 ロータリーエンコーダ
30 ダイセット
30a ダイセット上型
30b ガイドブッシュ
30c ガイドポスト
30d ダイセット下型
31 パンチ1
32 パンチ2
33 ストリッパボルト
34 コイルスプリング
35 パンチプレート
36 バッキングプレート
37 ストリッパプレート
41 ダイ
42 ダイプレート
43 ノックピン
44 位置決めプレート
50 制御部
51 CPU
52 記憶装置
53 入力装置
54 表示装置
54h カウント設定ボタン
W ワーク
Claims (7)
- 1モーション中で使用される回数が異なる複数の構成部品を有する金型を用いてプレス加工を行うプログラムによって制御されるプレス機器の金型管理方法であって、
前記プログラムは、前記構成部品ごとの保守カウントデータを複数有し、
前記保守カウントデータは、前記構成部品の使用実績数データ、前記構成部品の使用予定数データ、前記構成部品が1モーション中に使用される回数に基づく倍率を有し、
前記構成部品の使用実績数データは、各モーション毎に前記倍率が加算され、
前記使用実績数データが前記使用予定数データに達した場合には、その旨を作業者に報知することを特徴とするプレス機器の金型管理方法。 - 前記プレス機器が、クランク式プレス機,油圧プレス機,スクリュープレス機のいずれかであることを特徴とする請求項1記載のプレス機器の金型管理方法。
- 前記使用実績数データは、前記プレス機器が有するロータリーエンコーダまたはリニアスケールにより検出されるデータに基づいて決定されることを特徴とする請求項1記載のプレス機器の金型管理方法。
- 前記使用実績数データが前記使用予定数データに達した場合には、前記プレス機器の動作が停止することを特徴とする請求項1記載のプレス機器の金型管理方法。
- 前記倍率は、前記構成部品のデータ,ダイハイト,目標位置と繰返し回数を含むモーションデータに基づいて決定されることを特徴とする請求項1記載のプレス機器の金型管理方法。
- 前記プレス機器は、前記倍率を表示するための表示手段を有し、
前記プレス機器の作業者は、前記表示手段に表示された前記倍率を手動で変更することができることを特徴とする請求項1記載のプレス機器の金型管理方法。 - 1モーション中で使用される回数が異なる複数の構成部品を有する金型を用いてプレス加工を行うプレス機器の金型管理装置であって、前記プレス加工をプログラムによって制御する制御手段と、前記プログラムが記憶された記憶手段と、を有し、
前記プログラムは、前記構成部品ごとの保守カウントデータを複数有し、
前記保守カウントデータは、前記構成部品の使用実績数データ、前記構成部品の使用予定数データ、前記構成部品が1モーション中に使用される回数に基づく倍率を有し、
前記制御手段は、前記構成部品の使用実績数データに、各モーション毎に前記倍率が加算され、前記使用実績数データが前記使用予定数データに達した場合には、その旨を作業者に報知することを特徴とするプレス機器の金型管理装置。
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