JP6328517B2 - Pcvバルブ - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関のクランク室から吸気通路に還流されるブローバイガスの流量を調節するPCVバルブ(ポジティブ・クランクケース・ベンチレーション・バルブ)に関する。
PCVバルブの従来例について説明する。図10はPCVバルブを示す断面図である。図10に示すように、PCVバルブ100は、ケース102と弁体104と弁ばね106とを備えている。ケース102内に形成されたガス通路108には、内燃機関(不図示)のクランク室から吸気通路に還流されるブローバイガスが流れる。弁体104は、ケース102内に移動可能に設けられ、ブローバイガスの流量を調節する。弁ばね106は、コイルばねからなり、ケース102と弁体104との間に介装されている。弁ばね106は、弁体104を閉弁方向(図10において右方)へ付勢している。ケース102には、ブローバイガスの入口111を有する弁座部110が設けられている。弁体104には、弁座部110に対して着座及び離座するフランジ状の弁部113が設けられている。このようなPCVバルブは、例えば特許文献1に記載されている。
特開2009−293599号公報
PCVバルブ100は、内燃機関の燃焼室(不図示)からのバックファイア等により逆流が生じたときに閉弁する。このとき、弁体104の弁部113がケース102の弁座部110に全周に亘って着座する必要がある。しかし、従来例によると、弁部113と弁座部110との当接面が軸線に直交する平面で形成されている。このため、ケース102の軸線102Lに対して弁体104が傾いた場合(図10中、二点鎖線104参照)、閉弁時に弁座部110に弁部113が面接触により着座することができない。すなわち、弁座部110に弁部113が片当たりするため、弁座部110と弁部113との間を全周に亘ってシールすることができない。このため、閉弁時のシール性が低下し、逆流を防止しきれないという問題があった。なお、PCVバルブ100が水平状態に設置される場合では、弁体104の下流側の端部(図10において左端部)がその自重により下方へ下がるように弁体104が傾くことが多い。
本発明が解決しようとする課題は、閉弁時のシール性を向上し、逆流を防止することのできるPCVバルブを提供することにある。
第1の発明は、内燃機関のクランク室から吸気通路に還流されるブローバイガスが流れるケースと、前記ケース内に軸方向に移動可能に設けられ、ブローバイガスの流量を調節する弁体と、前記弁体を閉弁方向に付勢するコイルばねからなる弁ばねとを備え、前記ケースには、ブローバイガスの入口を有する弁座部が設けられ、前記弁体には、前記弁座部に対して着座及び離座する弁部が設けられているPCVバルブであって、前記弁座部には、前記弁部側に向かって内径を次第に大きくする弁座面が形成され、前記弁部には、閉弁時に前記弁座部の弁座面に線接触する形状の閉止部が形成されている。この構成によると、ケースの軸線に対して弁体の軸線が整合しているか否かにかかわらず、閉弁時には弁座部の弁座面に弁部の閉止部が線接触により着座することができる。このため、弁座部と弁部との間を全周に亘ってシールすることができる。よって、閉弁時のシール性を向上し、逆流を防止することができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記弁座部の弁座面は、前記弁部側に向かって内径を次第に大きくするテーパ形状に形成され、前記弁部の閉止部は、前記弁座部側に向かって外径を次第に小さくするテーパ形状の弁部面からなり、前記弁座面のテーパ角は、前記弁部面のテーパ角よりも大きい。この構成によると、閉弁時には弁座部の弁座面に弁部の弁部面が線接触により着座することができる。
第3の発明は、第1の発明において、前記弁部の閉止部は、前記弁座部の弁座面に線接触する環状凸部からなる。この構成によると、閉弁時には弁座部の弁座面に弁部の環状凸部が線接触により着座することができる。
第4の発明は、内燃機関のクランク室から吸気通路に還流されるブローバイガスが流れるケースと、前記ケース内に軸方向に移動可能に設けられ、ブローバイガスの流量を調節する弁体と、前記弁体を閉弁方向に付勢するコイルばねからなる弁ばねとを備え、前記ケースには、ブローバイガスの入口を有する弁座部が設けられ、前記弁体には、前記弁座部に対して着座及び離座する弁部が設けられているPCVバルブであって、前記弁部には、前記弁座部側に向かって内径を次第に大きくする弁部面が形成され、前記弁座部には、前記弁部面が線接触する環状凸部が形成されている。この構成によると、閉弁時には弁座部の環状凸部に弁部の弁部面が線接触により着座することができる。
第5の発明は、内燃機関のクランク室から吸気通路に還流されるブローバイガスが流れるケースと、前記ケース内に軸方向に移動可能に設けられ、ブローバイガスの流量を調節する弁体と、前記弁体を閉弁方向に付勢するコイルばねからなる弁ばねとを備え、前記ケースには、ブローバイガスの入口を有する弁座部が設けられ、前記弁体には、前記弁座部に対して着座及び離座する弁部が設けられているPCVバルブであって、前記弁座部には、前記弁部側に向かって外径を次第に小さくする弁座面が形成され、前記弁部には、前記弁座面が線接触する環状口縁部を有する凹部が形成されている。この構成によると、閉弁時には弁座部の弁座面に弁部の環状口縁部が線接触により着座することができる。
第6の発明は、第1〜6のいずれかの発明において、前記弁体は、中空円筒状に形成された弁本体部内に通気を遮断する壁部を有する。この構成によると、中実状の弁体に比べて、弁体を軽量化することができる。
第7の発明は、第1〜7のいずれかの発明において、前記弁体の弁部は、前記弁ばねのばね受けを兼ねるフランジ状に形成されている。この構成によると、弁体に弁部とばね受けとを個別に設ける場合に比べて、弁体の構成を簡素化することができる。
実施形態1にかかるPCVバルブを示す断面図である。 図1のII−II線矢視断面図である。 遮断弁構成部の閉弁状態を示す断面図である。 遮断弁構成部の開弁状態を示す断面図である。 遮断弁構成部の弁体が傾いたときの閉弁状態を示す断面図である。 実施形態2にかかる遮断弁構成部を示す断面図である。 実施形態3にかかる遮断弁構成部を示す断面図である。 実施形態4にかかる遮断弁構成部を示す断面図である。 実施形態5にかかる遮断弁構成部を示す断面図である。 従来例にかかるPCVバルブを示す断面図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
[実施形態1]実施形態1について説明する。図1はPCVバルブを示す断面図、図2は図1のII−II線矢視断面図である。図1に示すように、PCVバルブ10は、ケース12と弁体14と弁ばね16とを備えている。ケース12は、例えば樹脂製で、中空円筒状に形成されている。ケース12の中空部は、軸方向(図1において左右方向)に延びるガス通路18になっている。ケース12は、例えば内燃機関のシリンダヘッドカバー(不図示)に対して水平状態で設置されている。また、ガス通路18には、内燃機関(不図示)のクランク室から吸気通路に還流されるブローバイガスが流れる。図1において、右側はガス通路18の上流側に相当し、左側はガス通路18の下流側に相当する。
ケース12は、軸方向に二分割された一対のケース半体12a,12bを相互に接合することによって構成されている。両ケース半体12a,12bの間には、円環板状の計量プレート20が同心状に挟持されている。計量プレート20の円形状の中空孔は、計量孔21になっている。上流側(図1において右側)のケース半体12aの上流側端部には、弁座部23が形成されている。弁座部23は、ケース半体12aの上流側端部に半径方向内方へ円環状にかつ同心状に張り出すように形成されている。弁座部23内の円形状の中空孔は、ガス通路18の入口孔25になっている。また、下流側(図1において左側)のケース半体12bの先端部には、ガス通路18の出口孔27が形成されている。なお、入口孔25は本明細書でいう「入口」、「弁孔」に相当する。また、出口孔27は本明細書でいう「出口」に相当する。
弁体14は、ケース12内のガス通路18に軸方向(図1において左右方向)に移動可能に設けられている。弁体14は、例えば樹脂製で、弁本体部30と端壁部31とフランジ部32とを有している。弁本体部30は、中空円筒状に形成されている。端壁部31は、弁本体部30の下流側(先端側)の開口端面を閉鎖している。フランジ部32は、弁本体部30の上流側(基端側)の端部に半径方向外方へ円環状にかつ同心状に張り出すように形成されている。フランジ部32の外周面は、上流側のケース半体12aの内周面に対して摺動接触可能になっている(図2参照)。フランジ部32の外周部には、ブローバイガスの通過を許容する適数個(図2では3個を示す)の弦状の切欠き33が形成されている。なお、端壁部31は本明細書でいう「通気を遮断する壁部」に相当する。なお、フランジ部32は本明細書でいう「弁部」に相当する。
弁本体部30の下流側の半部は、先細りのテーパ状に形成されている。弁本体部30の下流側の半部の外周面にはテーパ状の計量面35が形成されている。弁本体部30は、計量孔21内に上流側から挿通されている。計量孔21の内周面と弁体14の計量面35とにより計量部37が構成されている。弁体14が上流側へ移動すなわち後退するにともなって計量部37の有効開口面積すなわち通路断面積が増大される。また逆に、弁体14が下流側へ移動すなわち前進するにともなって計量部37の通路断面積が減少される。
弁ばね16は、ケース12と弁体14との間に介装されている。詳しくは、弁ばね16は、コイルばねからなり、弁体14の弁本体部30に嵌合された状態で、フランジ部32と計量プレート20との間に介在されている。弁ばね16は、弁体14を閉弁方向(図1において右方)すなわち上流側へ向けて付勢している。なお、計量プレート20及びフランジ部32は弁ばね16のばね受けを兼ねている。また、下流側のケース半体12b内には、コイルばねからなるクッションばね39が配置されている。クッションばね39は、弁体14の下流側への過度の移動を弾性的に規制する。
PCVバルブ10の閉弁時において、弁体14は最後退位置へ移動し、弁体14のフランジ部32がケースの12の弁座部23に着座することにより、ガス通路18の入口孔25を遮断する。なお、弁座部23とフランジ部32とは本明細書でいう「遮断弁構成部」を構成している。遮断弁構成部について説明する。図3は遮断弁構成部の閉弁状態を示す断面図、図4は同じく開弁状態を示す断面図、図5は同じく弁体が傾いたときの閉弁状態を示す断面図である。
図4に示すように、フランジ部32は、弁本体部30に対して折り返し状に形成されている。これにより、フランジ部32には、弁座部23側に向かって外径を次第に小さくするテーパ形状の弁部面41が形成されている。弁部面41は、弁体14の軸線14Lに対して所定のテーパ角αで形成されている。また、弁座部23には、フランジ部32側に向かって内径を次第に大きくするテーパ形状の弁座面43が形成されている。弁座面43は、ケース12の軸線に対して所定のテーパ角βで形成されている。テーパ角βは、テーパ角αよりも大きい。なお、弁部面41は本明細書でいう「閉止部」に相当する。
図3に示すように、ケース12の軸線12Lに対して弁体14の軸線14Lが整合しているときは、弁座部23の弁座面43とフランジ部32の弁部面41とが閉弁時に互いに線接触する。また、図5に示すように、ケース12の軸線12Lに対して弁体14の軸線14Lが傾いた状態にあるときでも、弁座部23の弁座面43とフランジ部32の弁部面41とが閉弁時に互いに線接触する。すなわち、弁座部23の弁座面43とフランジ部32の弁部面41とは、閉弁時に互いに線接触する形状をなしている。
前記PCVバルブ10によると、弁体14は、その弁体14に作用する弁ばね16の付勢力と内燃機関のクランク室(不図示)の圧力と吸気負圧とが釣り合う位置に移動する。その弁体14の移動によってブローバイガスの流量が調節される。また、内燃機関の燃焼室(不図示)からのバックファイア等により逆流が生じたときには、PCVバルブ10が閉弁する。すなわち、弁体14のフランジ部32がケース12の弁座部23に着座する。
また、弁座部23には、フランジ部32側に向かって内径を次第に大きくする弁座面43が形成され、フランジ部32には、閉弁時に弁座部23の弁座面43に線接触する形状の弁部面41が形成されている。したがって、ケースの軸線に対して弁体の軸線が整合しているか否かにかかわらず、閉弁時には弁座部の弁座面43にフランジ部32の弁部面41が線接触により着座することができる(図3及び図5参照)。このため、弁座部23とフランジ部32との間を全周に亘ってシールすることができる。よって、閉弁時のシール性を向上し、逆流を防止することができる。
また、弁座部23の弁座面43は、フランジ部32側に向かって内径を次第に大きくするテーパ形状に形成され、フランジ部32の弁部面41は、弁座部43側に向かって外径を次第に小さくするテーパ形状に形成され、弁座面43のテーパ角βは、弁部面41のテーパ角αよりも大きい(図4参照)。したがって、閉弁時には弁座部23の弁座面43にフランジ部32の弁部面41が線接触により着座することができる。
また、弁体14は、中空円筒状に形成された弁本体部30内に端壁部31を有する(図1参照)。したがって、中実状の弁体に比べて、弁体14を軽量化することができる。
また、弁体14のフランジ部32は、弁ばね16のばね受けを兼ねるフランジ状に形成されている(図1参照)。したがって、弁体14にフランジ部32とばね受けとを個別に設ける場合に比べて、弁体14の構成を簡素化することができる。
[実施形態2]実施形態2について説明する。本実施形態は、実施形態1を変更したものである。図6は遮断弁構成部を示す断面図である。図6に示すように、本実施形態は、実施形態1(図4参照)におけるフランジ部32に代えて、弁体14の軸線14Lに対して直交するフランジ部49が形成されている。フランジ部32には、環状凸部50が形成されている。環状凸部50は、断面半円状に形成されており、弁座部23の弁座面43に線接触可能になっている。したがって、閉弁時には弁座部23の弁座面43にフランジ部49の環状凸部50が線接触により着座することができる。なお、環状凸部50は本明細書でいう「閉止部」に相当する。
[実施形態3]実施形態3について説明する。本実施形態は、実施形態2を変更したものである。図7は遮断弁構成部を示す断面図である。図7に示すように、弁座部23には、実施形態2(図6参照)における弁座面43に代えて、断面凹型円弧状の弁座面52が形成されている。したがって、閉弁時には弁座部23の弁座面52にフランジ部49の環状凸部50が線接触により着座することができる。
[実施形態4]実施形態4について説明する。本実施形態は、実施形態2を変更したものである。図8は遮断弁構成部を示す断面図である。図8に示すように、本実施形態は、実施形態2(図6参照)におけるフランジ部49に代えて、環状凸部50が省略されたフランジ部54が形成されている。フランジ部54には、弁座部23側に向かって内径を次第に大きくするテーパ状の弁部面55が形成されている。また、弁座部23には、弁座面43(図6参照)に代えて、環状凸部57が形成されている。環状凸部57は、断面半円状に形成されており、弁部面55が線接触可能になっている。したがって、閉弁時には弁座部23の環状凸部57にフランジ部54の弁部面55が線接触により着座することができる。
[実施形態5]実施形態5について説明する。本実施形態は、実施形態2を変更したものである。図9は遮断弁構成部を示す断面図である。図9に示すように、弁座部23には、実施形態2(図6参照)における弁座面43に代えて、フランジ部側に向かって外径を次第に小さくする弁座面59が形成されている。また、フランジ部49(図6参照)に代えて、環状凸部50が省略されたフランジ部61が形成されている。フランジ部61には、環状口縁部62aを有する凹部62が形成されている。環状口縁部62aは、弁座面59に線接触可能になっている。凹部62は、弁本体部30の中空部である。環状口縁部62aは、断面円弧状に形成されている。したがって、閉弁時には弁座部23の弁座面59にフランジ部61の環状口縁部62aが線接触により着座することができる。
[他の実施形態]本発明は実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、内燃機関に対するケース12の設置態様は適宜変更してもよい。例えば、ケース12を鉛直状、あるいは、水平方向及び/又は鉛直方向に対して傾斜状に設置してもよい。また、ケース12は一体構造としてもよい。また、計量孔21は、ケース12自体に形成してもよい。また、弁座部を有する部材をケース12に取付けることによって弁座部を形成してもよい。また、弁体14は中実状に形成してもよい。また、ケース12及び/又は弁体14は、樹脂製に限らず、金属製でもよい。また、弁体14の壁部(端壁部31)は、弁本体部30の軸方向の任意の位置に配置してもよい。例えば、弁体14の壁部は、弁本体部30の下流側の開口端面を閉鎖する端壁部でもよいし、弁本体部30内の中空部を軸方向に区画する隔壁でもよい。
10…PCVバルブ
12…ケース
14…弁体
16…弁ばね
23…弁座部
25…入口孔(入口、弁孔)
30…弁本体部
31…端壁部(弁本体部内の通気を遮断する壁部)
32…フランジ部(弁部)
41…弁部面(閉止部)
43…弁座面
49…フランジ部(弁部)
50…環状凸部(閉止部)
52…弁座面
54…フランジ部(弁部)
55…弁部面
57…環状凸部
59…弁座面
61…フランジ部(弁部)
62…凹部
62a…環状口縁部

Claims (4)

  1. 内燃機関のクランク室から吸気通路に還流されるブローバイガスが流れるケースと、
    前記ケース内に軸方向に移動可能に設けられ、ブローバイガスの流量を調節する弁体と、
    前記弁体を閉弁方向に付勢するコイルばねからなる弁ばねと
    を備え、
    前記ケースには、ブローバイガスの入口を有する弁座部が設けられ、
    前記弁体には、前記弁座部に対して着座及び離座する弁部が設けられている
    PCVバルブであって、
    前記弁部には、前記弁座部側に向かって内径を次第に大きくする弁部面が形成され、
    前記弁座部には、前記弁部面が線接触する環状凸部が形成されており、
    前記環状凸部は、断面半円状に形成されている
    PCVバルブ。
  2. 内燃機関のクランク室から吸気通路に還流されるブローバイガスが流れるケースと、
    前記ケース内に軸方向に移動可能に設けられ、ブローバイガスの流量を調節する弁体と、
    前記弁体を閉弁方向に付勢するコイルばねからなる弁ばねと
    を備え、
    前記ケースには、ブローバイガスの入口を有する弁座部が設けられ、
    前記弁体には、前記弁座部に対して着座及び離座する弁部が設けられている
    PCVバルブであって、
    前記弁座部には、前記弁部側に向かって外径を次第に小さくする弁座面が形成され、
    前記弁体は、中空円筒状に形成されており、
    前記弁部には、前記弁座部側から前記弁体の中空部に向って開口した開口部が形成されており、
    前記弁部の開口部は、前記弁座面が線接触する環状口縁部を有している
    PCVバルブ。
  3. 請求項1又は2に記載のPCVバルブであって、
    前記弁体は、中空円筒状に形成された弁本体部内に通気を遮断する壁部を有するPCVバルブ。
  4. 請求項1又は2に記載のPCVバルブであって、
    前記弁体の弁部は、前記弁ばねのばね受けを兼ねるフランジ状に形成されているPCVバルブ。
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