JP6327074B2 - 保護層形成装置 - Google Patents
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Description
図6に示すように、特許文献1の塗布装置80は、電極の製造にも採用可能な装置であり、長尺帯状の支持体81(電極では金属箔)が繰り出される巻出しロール82と、支持体81上に塗料(電極では保護層の形成材料)を塗布する塗布部83と、塗料が塗布された支持体81を巻き取る巻取りロール84とを備える。この塗布装置80は、支持体81の搬送方向における塗布部83と巻取りロール84との間に、支持体81上に塗布された未乾燥状態の塗料に振動を与える振動発生部85を備える。振動発生部85は、振動手段85aと、この振動手段85aによって振動されるガイドロール85bとを有する。
本発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものであり、その目的は、集電体を損傷させることなくレベリング性を向上させることができる保護層形成装置を提供することにある。
これによれば、振動発生装置によって塗工部に振動を付与し、塗工部中の気泡を破裂させた後に、塗工部を乾燥装置で乾燥させることができる。このため、塗工部中に気泡が存在したまま塗工部が乾燥されてしまうことが抑制される。
蓄電装置としての二次電池は、図示しないが、外観が角型をなす角型電池であり、リチウムイオン電池である。二次電池は、ケース内に電極組立体を備える。電極組立体は、複数の正極の電極と、複数の負極の電極を備え、電極組立体は、正極の電極と負極の電極とが、両者の間を、多孔質かつ樹脂製のセパレータで絶縁した状態で交互に積層されて構成されている。
まず、本実施形態の製造方法に先立つ電極10の製造過程を説明する。電極10の製造過程は、混練、活物質層の塗工、プレス、保護層形成の順をなす。まず、活物質層の成分をなす各材料と溶媒とを混練することで活物質合剤を形成する。次に、活物質合剤を長尺金属箔上に塗工した後、乾燥装置を通し、溶媒を除去することで活物質層の前駆体を長尺金属箔に形成する。次に、活物質層の前駆体を、ロールプレスにより加圧し、活物質の密度を上げることで、活物質層を形成する。本実施形態の電極10の製造方法は、次の保護層形成に相当する。
図2に示すように、電極材料17は、金属箔11を形成し得る長尺集電体としての長尺金属箔11aと、この長尺金属箔11aの両面に、長手方向に連続的に形成された活物質層12と、を有する。そして、電極10の製造方法は、電極材料17に形成された活物質層12の表面に対し保護層形成材料24を塗布し、保護層形成材料24の塗工部24aを形成する塗工工程と、塗工部24aに振動を付与して、塗工部24a中の気泡を破裂させる振動付与工程と、塗工部24aの乾燥工程と、を含む。
図2に示すように、電極10を製造するための保護層形成装置30は、上述の塗工工程と、振動付与工程と、乾燥工程とを行うための装置である。そして、保護層形成装置30は、電極材料17を搬送する搬送装置19と、電極材料17に保護層形成材料24を塗布して塗工工程を行う塗工装置23と、塗工部24aに振動を付与し、振動付与工程を行う振動発生装置40と、塗工部24aを乾燥して乾燥工程を行う乾燥装置25とを有する。
次に、電極10の製造方法を作用とともに説明する。なお、保護層形成装置30において、振動発生装置40の交流電流発生装置42は常に作動し、超伝導磁石41付近には交流電流Jが流れ、交流電場が常に形成されているとする。
(1)保護層形成装置30が備える振動発生装置40を用い、電磁振動によって、電極材料17に対し非接触で振動を付与するようにした。このため、例えば、電極材料17をアクチュエータ等で直接上下に揺らして振動を付与する場合のように、加振の際に電極材料17、特に長尺金属箔11aが損傷してしまうことを抑制することができる。その結果として、電極10の製造に関し、電極材料17が損傷を受けることでの不良発生率を低減させることができる。また、塗工部24a中の気泡50を破裂させることで、塗工部24aの表面が自然に均され、得られる保護層13を均一な厚みとすることができる。その結果として、保護層13のレベリング性が低下せず、保護層13に厚みの薄い部分や、活物質層12の露出した部分が形成されることを抑制できる。
○ 図5に示すように、乾燥装置25より下流側に、乾燥後の保護層13のレベリング性を検出する検出装置46を設置するとともに、検出装置46を、コントローラ47に信号接続する。なお、検出装置46は、保護層13を直接撮像するカメラであってもよいし、保護層13の厚みを測定する厚み検出器であってもよい。また、コントローラ47は、交流電流発生装置42の交流電源43に信号接続されている。
○ 直流磁場Bを発生させる磁場発生部は、超伝導磁石41でなくてもよく、超伝導体以外のコイルを用いた電磁石でもよいし、永久磁石でもよい。
○ 実施形態では、長尺金属箔11aの長手方向に連続して活物質層12を設けたが、長尺金属箔11aの長手方向に間隔を空けて活物質層12を形成し、間欠的に設けられた活物質層12に対し、保護層形成装置30によって保護層13を形成してもよい。
○ ニッケル水素二次電池や、電気二重層キャパシタなどの蓄電装置に用いる電極の製造時に保護層形成装置30を採用してもよい。
(イ)前記保護層は、セラミック粒子を含む。
Claims (4)
- 集電体の少なくとも片面に形成された活物質層の表面に電気的絶縁性を有する保護層を形成するための保護層形成装置であって、
前記集電体を形成し得る長尺集電体と、該長尺集電体の少なくとも片面に形成された活物質層と、を有する電極材料を搬送する搬送装置と、
前記電極材料に形成された活物質層に対し、保護層形成材料を塗布し、該保護層形成材料の塗工部を形成する塗工装置と、
電磁振動によって、前記電極材料に対し非接触で振動を付与する振動発生装置と、を有する保護層形成装置。 - 前記搬送装置は、前記電極材料が前記振動発生装置を通る際には、該電極材料の長手方向が水平方向に延びる状態で搬送し、
前記振動発生装置は、水平に搬送される電極材料の搬送方向に沿った直流磁場を発生させる磁場発生部と、水平面内で前記直流磁場の磁束の方向と直交する交流電流を印加する交流電流発生装置とを含み、前記電磁振動は、前記直流磁場と交流電流とにより生じるローレンツ力によって発生する上下方向への振動である請求項1に記載の保護層形成装置。 - 前記電極材料の搬送方向における前記振動発生装置より上流側に配置され、前記保護層形成材料の塗布後で、かつ前記電磁振動の付与前の場所で、前記電極材料の上下方向への振動を吸収する振動吸収装置を備える請求項2に記載の保護層形成装置。
- 前記電極材料の搬送方向における前記振動発生装置より下流側に配置された乾燥装置を備える請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の保護層形成装置。
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