JP2018113110A - 電池の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】生産性が向上し、また製造コストの上昇も抑えることができ、しかも短絡などの問題を発生することがない高性能の電池を製造することができる電池の製造方法を提供することにある。【解決手段】長尺状の負極の両面に、同じく長尺状のセパレータを貼り合わせた状態で、一部が導電性材料で形成された第1および第2の加圧ロールにより順次加圧して長尺状の負極集積体を製造する積層体製造工程と、積層体製造工程において第1および第2の加圧ロールと負極との間の電気抵抗を測定し、電気抵抗が所定以下の場合には不良が発生したと判断する検査工程と、負極集積体を、間隔をおいて切断する際に、切断する負極集積体に検査工程において不良が発生したと判断される部位が含まれる場合には、その切断した負極集積体を除去し、含まれない場合には、その切断した負極集積体上に正極集積体を積層して電池積層体を製造する積層工程と、から成ることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、複数の電極を積層して構成された電池の製造方法に関するものである。
近年、環境保護、省エネルギーの観点から、エンジンとモータを動力源として併用したハイブリッド自動車やモータを動力源とした電気自動車が開発、製品化されている。このハイブリッド自動車や電気自動車のエネルギー源として、電気を繰り返し充電放電可能な二次電池は必須の技術である。
一般的にこの二次電池としては、リチウム二次電池、ニッケル二次電池などの二次電池が用いられるが、なかでも、リチウム二次電池は、その動作電圧が高く、高い出力を得やすいので有力な電池であり、ハイブリッド自動車や電気自動車の電源としてますます重要性が増してきている電池である。
また従来から、二次電池は、製造後に短絡検査が行われるのが一般的である。
このような二次電池の短絡検査の先行技術として、特許文献1に記載されている電気二重層キャパシタの製造方法及び短絡検査装置が挙げられる。同文献の技術では、端子部2及び本体部4を備える第1の電極1a及び第2の電極1bを、セパレータ6を介してそれぞれの端子部が互いに重なりあわないように積層して、積層体を得る工程と、第1の電極1a、セパレータ6及び第2の電極1bからなる積層体を加圧しながら、第1の電極と第2の電極との短絡を検査する工程とを含み、前記短絡を検査する工程において電極1aと電極1bとの間での短絡が検出された場合には、この測定前に基台10上に積層された電極1a、セパレータ6及び電極1bを基台10から除去するようにしている(特に、同文献の[0033]〜[0035])。
特開2014−110139号公報
しかしながら前記特許文献1に記載の技術には、次のような問題点があった。
すなわち、前記短絡を検査する工程で電極1aと電極1bとの間での短絡が検出された場合には、この測定前に基台10上に積層した電極1a、セパレータ6及び電極1bを基台10から除去する必要があるため、生産性が低下し、また、電極1a、セパレータ6及び電極1bを廃棄するために、廃棄物の量が多くなって歩留まりが悪く、したがって、製造コストが上昇するなどの問題が発生した。
本発明は、前記した従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは、生産性が向上し、また製造コストの上昇も抑えることができ、しかも短絡などの問題を発生することがない高性能の電池を製造することができる電池の製造方法を提供することにある。
上記の問題点を解決するために、本発明の電池の製造方法は、次の構成を有している。
(1)長尺状の第1の電極の両面に、同じく長尺状のセパレータを貼り合わせた状態で、少なくとも一部が導電性材料で形成された加圧手段により順次加圧して長尺状の集積体を製造する集積体製造工程と、前記集積体製造工程において前記加圧手段と前記第1の電極との間の電気抵抗を測定し、電気抵抗が所定以下の場合には不良が発生したと判断する検査工程と、前記長尺状の集積体を、間隔をおいて切断する際に、切断する集積体に前記検査工程において不良が発生したと判断される部位が含まれる場合には、その切断した集積体を除去し、不良が発生したと判断される部位が含まれない場合には、その切断した集積体上に第2の電極を積層して電池積層体を製造する積層工程と、から成ることを特徴とする。
上記構成を有する本発明の電池の製造方法の作用・効果について説明する。
(1)長尺状の第1の電極の両面に、同じく長尺状のセパレータを貼り合わせた状態で、少なくとも一部が導電性材料で形成された加圧手段により順次加圧して長尺状の集積体を製造する集積体製造工程と、前記集積体製造工程において前記加圧手段と前記第1の電極との間の電気抵抗を測定し、電気抵抗が所定以下の場合には不良が発生したと判断する検査工程と、前記長尺状の集積体を、間隔をおいて切断する際に、切断する集積体に前記検査工程において不良が発生したと判断される部位が含まれる場合には、その切断した集積体を除去し、不良が発生したと判断される部位が含まれない場合には、その切断した集積体上に第2の電極を積層して電池積層体を製造する積層工程と、から成るので、生産性が向上し、また、廃棄されるのは、第1の電極と、その両面に位置するセパレータのみであるので、廃棄物の量を従来に比べて少なくすることができて製造コストの上昇を抑えることができ、しかも短絡などの問題を発生することがない高性能の電池を提供することができる。
本発明の電池の製造方法を実施する積層体製造装置の集積機構部の一例を概略的に示す図である。 積層体製造装置の集積機構部の要部を概略的に示す斜視図である。 積層体製造装置の集積機構部の要部を概略的に示す作用説明図である。 本発明の電池の製造方法を実施する積層体製造装置の積層機構部の一例を概略的に示す図である。
(実施形態)
以下、本発明に係る電池の製造方法を実施する積層体製造装置の一例について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態において図は、適宜簡略化或いは変形誇張されて描画されており、各部の寸法比および形状等は必ずしも実施例と同一ではない。
図1は、本発明の電池の製造方法を実施する積層体製造装置の集積機構部の一例を概略的に示す図である。
図において、積層体製造装置1の集積機構部2は、負極供給部10と、第1のセパレータ供給部11と、第2のセパレータ供給部12と、第1の加圧ロール13と、第2の加圧ロール14と、検出ロール15と、集積体巻取部16とを備えている。
前記負極供給部10には、負極反物コイル10aが取り付けられており、そこからは、長尺状の負極10bが送り出されるようになっている。前記負極10bは、図3に示すように、導電性金属材料からなる長尺状の負極集電箔10cの上下面上に負極活物質層10dが形成された構造のものであり、本発明の第1の電極に相当する。なお、前記負極集電箔10cの長尺方向とは直交する方向の一方の端部分には、前記負極活物質層10dが形成されていない。
前記第1のセパレータ供給部11には、第1のセパレータ反物コイル11aが取り付けられており、そこからは、長尺状の第1のセパレータ11bが送り出されるようになっている。
同様に、前記第2のセパレータ供給部12には、第2のセパレータ反物コイル12aが取り付けられており、そこからは、長尺状の第2のセパレータ12bが送り出されるようになっている。
前記負極10b、前記第1のセパレータ11bおよび前記第2のセパレータ12bは、いずれも、その長手方向に進行して前記第1の加圧ロール13と第2の加圧ロール14の間に向かって搬送されるように構成されている。
なお、積層体製造装置1は、前記第1の加圧ロール13および前記第2の加圧ロール14の上流側に、接着剤(図示せず)を塗布するための接着剤塗布機(図示せず)を備えていてもよく、前記接着剤塗布機は、前記第1のセパレータ11bの下面および前記負極10bの上面のいずれかの面、またはその両方の面に接着剤を塗布可能に構成されており、また、前記接着剤塗布機は、前記負極10bの下面および前記第2のセパレータの上面のいずれかの面、またはその両方の面に接着剤を塗布可能に構成されている。
前記第1の加圧ロール13および前記第2の加圧ロール14は、鉄およびその合金(例えば、ステンレス)やアルミニウム合金等の導電性金属材料で形成されており、いずれも回転可能に積層体製造装置1のフレームに支持されている。前記第1の加圧ロール13および前記第2の加圧ロール14が本発明の加圧手段に相当する。また、前記第1の加圧ロール13は、前記第2の加圧ロール14に向かってバネなどの弾性体によって弾性付勢されている。
したがって、前記第1の加圧ロール13および前記第2の加圧ロール14の間に、順次連続して供給された前記第1のセパレータ11bおよび前記第2のセパレータ12bは、前記負極10bの上下面に、前記第1の加圧ロール13および前記第2の加圧ロール14間の加圧力によって、前記接着剤により順次貼り付け合わされ、そして長尺状の負極集積体17が連続的に製造される。そして、長尺状の前記負極集積体17は、集積体巻取部16において巻き取られ、負極集積体反物コイル16aとされる。なお、前記負極集積体17が本発明の集積体に相当する。
図2に示すように、前記第1のセパレータ11bおよび前記第2のセパレータ12bの長尺方向とは直交する方向の幅は、前記負極10bの長尺方向とは直交する方向の幅より短く、したがって、前記第1の加圧ロール13および前記第2の加圧ロール14によって前記負極10bの上下面に前記第1のセパレータ11bおよび前記第2のセパレータ12bが貼り付け合わされた状態では、前記負極10bの長尺方向とは直交する方向の一方の端10e部分(前記負極集電箔10cの、前記負極活物質層10dが形成されていない一方の端部分)には、前記第1のセパレータ11bおよび前記第2のセパレータ12bが存在せず、前記負極集電箔10cが露出している。
また、前記負極10bの一方の端10e部分に対応する前記第1の加圧ロール13および前記第2の加圧ロール14の端部分には、例えばフッ素樹脂などの電気絶縁材料からなる被膜13a、14aが形成されている。
前記検出ロール15は、鉄およびその合金(例えば、ステンレス)やアルミニウム合金等の導電性金属材料で形成されており、回転可能に積層体製造装置1のフレームに支持されている。長尺状の前記負極集積体17は、所定の抱き角度、例えば45°以上の抱き角度でもって前記検出ロール15上に支持されている。前記負極集積体17と前記検出ロール15との間には、前記第2のセパレータ12bが存在するが、例えば45°以上の抱き角度が生ずるようにして前記負極集積体17を前記検出ロール15によって支持することで、前記負極10bの端10e部分、つまり露出した前記負極集電箔10cと前記検出ロール15が電気的に接続される。
前記検出ロール15と前記第1の加圧ロール13との間には、第1の絶縁抵抗測定器18の測定端子が電気的に接続されており、前記第1のセパレータ11bを介して前記負極10bと前記第1の加圧ロール13との間の絶縁抵抗が測定可能である。また、前記検出ロール15と前記第2の加圧ロール14との間には、第2の絶縁抵抗測定器19の測定端子が電気的に接続されており、前記第2のセパレータ12bを介しての前記負極10bと前記第2の加圧ロール14との間の絶縁抵抗が測定可能である。
なお、前記負極10bの端10e部分に対応する前記第1の加圧ロール13および前記第2の加圧ロール14の端部分には、被膜13a、14aが形成されているため、前記負極10bの端10e部分には前記第1のセパレータ11bおよび前記第2のセパレータ12bが存在しないが、前記第1の加圧ロール13および前記第2の加圧ロール14と前記負極集電箔10cとの間の電気的絶縁は確保されている。
上記のように構成された積層体製造装置1の集積機構部2について、次に図1を参照して、その動作について説明する。
すなわち、負極供給部10から送り出された長尺状の負極10b、および第1のセパレータ供給部11から送り出された長尺状の第1のセパレータ11b、および第2のセパレータ供給部12から送り出された長尺状の第2のセパレータ12bは、途中接着剤塗布機によって接着剤が塗布されて、第1の加圧ロール13および第2の加圧ロール14の間に向かって順次搬送される。
その後、第1の加圧ロール13および第2の加圧ロール14の間に順次連続して供給されて第1の加圧ロール13および第2の加圧ロール14によって加圧され、それによって第1のセパレータ11bおよび第2のセパレータ12bは、接着剤によって負極10bの上下面に順次接着され、長尺状の負極集積体17が製造される。この工程が、本発明の集積体製造工程に相当する。
その後、負極集積体17は、検出ロール15等に案内されながら集積体巻取部16に向かって順次搬送される。
この間、第1の加圧ロール13および第2の加圧ロール14と検出ロール15との間の絶縁抵抗が第1の絶縁抵抗測定器18および第2の絶縁抵抗測定器19によって常時測定され、検査される。この工程が測定工程および本発明の検査工程である。
この際、図3に示すように、負極10bおよび第1のセパレータ11bまたは第2のセパレータ12bなどに導電性異物20が付着若しくは混在していると、負極10bおよび第1のセパレータ11bまたは第2のセパレータ12bが第1の加圧ロール13および前記第2の加圧ロール14によって加圧された際に、導電性異物20が第1のセパレータ11bまたは第2のセパレータ12bを突き破って第1の加圧ロール13および前記第2の加圧ロール14に接触し、それにより負極10bの負極活物質層10dと第1の加圧ロール13または第2の加圧ロール14とが電気的に接続されるため第1の絶縁抵抗測定器18または第2の絶縁抵抗測定器19で測定される抵抗値が低下する。
つまり、導電性異物20が第1のセパレータ11bを突き破った場合には、第1の絶縁抵抗測定器18が負極10bの負極活物質層10dと第1の加圧ロール13との間の絶縁抵抗の低下を検出し、また、導電性異物20が第2のセパレータ12bを突き破った場合には、第2の絶縁抵抗測定器19が負極10bの負極活物質層10dと第2の加圧ロール14との間の絶縁抵抗の低下を検出する。したがって、第1の絶縁抵抗測定器18および第2の絶縁抵抗測定器19のいずれが絶縁抵抗の低下を検出したかで、負極10bの上下いずれの面で導電性異物20が混入等による不良が発生したかが判る。
そして、第1の絶縁抵抗測定器18または第2の絶縁抵抗測定器19によって絶縁抵抗の低下が検出された際には、不良が発生した箇所と判断し、その不良発生箇所の位置について、第1の加圧ロール13または第2の加圧ロール14または検出ロール15の回転数などに基づいて負極集積体17の先頭からの長さを算出して記憶する。なお、この工程が不良判定工程である。
なお、不良の発生を検出した場合には、不良発生箇所の位置に対応する負極集積体17の部分にマークを記録したり、穿孔などの印を形成したりしても良い。
このように本実施形態では、第1の加圧ロール13および第2の加圧ロール14によって加圧して負極10bおよび第1のセパレータ11bおよび第2のセパレータ12bの貼り合わせを行うのと同時に導電性異物20の混入等による不良が有るか否かの検査が順次連続的に行われるため、生産性が良い。
その後、検出ロール15を通過した負極集積体17は、さらに搬送された後、集積体巻取部16おいて巻き取られて負極集積体反物コイル16aとされる。
次に、図4を参照して、積層体製造装置1の積層機構部3について説明する。
すなわち、積層体製造装置1の積層機構部3は、集積体供給部31、切断装置32、積層部33および廃棄ホッパー34を備える。
前記集積体供給部31には、前記集積機構部2において製作された前記負極集積体反物コイル16aがセットされ、そこからは、前記負極集積体17が積層部33に向かって搬送される。
前記切断装置32は、搬送されてきた前記負極集積体17を、積層二次電池35の幅と同じ間隔をおいて切断するためのものである。
前記積層部33は、前記切断装置32によって切断された前記負極集積体17を、別の工程において製造された正極と交互に順次積層して積層二次電池35を製造する。なお、正極集積体が本発明の第2の電極に相当し、また、積層二次電池35が本発明の電池積層体に相当する。
前記廃棄ホッパー34は、前記切断装置32によって切断された負極集積体17が前記不良発生箇所を含んでいる場合に、その不良発生箇所が含まれた負極集積体17を格納するためのものである。
以上のように構成された積層体製造装置1の積層機構部3について、次にその動作を説明する。
集積体供給部31にセットされた負極集積体反物コイル16aから負極集積体17が引き出され、さらに引き出された負極集積体17は切断装置32に向かって搬送される。
その後、負極集積体17は、切断装置32によって積層二次電池35の幅に相当する間隔をおいて順次切断される。この工程が切断工程である。
その後、切断装置32によって切断された負極集積体17に、不良発生箇所が含まれているか否かの判断が行われる。なお、この判断は、切断工程の前に行っても差し支えない。
具体的には、切断装置32によって切断された負極集積体17に、不良発生箇所が含まれているか否かの判断は、負極集積体17の先頭からの長さに基づいて行われる。また、不良発生箇所の位置に対応する負極集積体17の部分にマークが記録されていたり、穿孔などの印が形成されている場合には、そのマークや印に基づいて判断をしても差し支えない。
その後、切断装置32によって切断され、且つ不良発生箇所が含まれていないと判定された負極集積体17は、積層部33に向かって更に搬送され、積層部33において別の工程において製造された正極と交互に順次積層されて積層二次電池35が製造される。この工程が、本発明の積層工程に相当する。
このように本実施形態では、不良発生箇所が含まれていないと判定された負極集積体17によって積層二次電池35が製造されるため、短絡などの問題が発生することがない高性能な二次電池を製造できる。
一方、不良発生箇所が含まれていると判定された負極集積体17は、廃棄ホッパー34に向かってさらに搬送され、廃棄ホッパー34内に格納される。
このように本実施態様では、不良発生箇所が含まれていた負極集積体17のみを廃棄するため、廃棄物の量を減少させることができて歩留まりが向上し、それによって製造コストの上昇を抑えることができる。
なお、上述した本実施の形態は単なる例示にすぎず、本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能である。例えば、本実施形態では、負極集積体において実施したが、正極集積体において実施しても差し支えない。また、本発明の加圧手段として本実施形態では、第1の加圧ロール13および第2の加圧ロール14によって構成したが、たとえば、鉄およびその合金(例えば、ステンレス)やアルミニウム合金等の導電性金属材料で形成された平板状のプレス板によって構成し、また負極10b、第1のセパレータ11bおよび第2のセパレータ12bを間欠送りとし、負極10b、第1のセパレータ11bおよび第2のセパレータ12bが停止しているときにプレス板によって押圧し、貼り合わせと絶縁抵抗の検出を行うようにしても差し支えない。
1 積層体製造装置
2 集積機構部
3 積層機構部
10b 負極
11b 第1のセパレータ
12b 第2のセパレータ
13 第1の加圧ロール
14 第2の加圧ロール
15 検出ロール
17 負極集積体
18 第1の絶縁抵抗測定器
19 第2の絶縁抵抗測定器
32 切断装置
33 積層部
34 廃棄ホッパー
35 積層二次電池

Claims (1)

  1. 長尺状の第1の電極の両面に、同じく長尺状のセパレータを貼り合わせた状態で、少なくとも一部が導電性材料で形成された加圧手段により順次加圧して長尺状の集積体を製造する集積体製造工程と、
    前記集積体製造工程において前記加圧手段と前記第1の電極との間の電気抵抗を測定し、電気抵抗が所定以下の場合には不良が発生したと判断する検査工程と、
    前記長尺状の集積体を、間隔をおいて切断する際に、切断する集積体に前記検査工程において不良が発生したと判断される部位が含まれる場合には、その切断した集積体を除去し、不良が発生したと判断される部位が含まれない場合には、その切断した集積体上に第2の電極を積層して電池積層体を製造する積層工程と、
    から成ることを特徴とする電池の製造方法。
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