JP6326887B2 - 計算装置、計算方法及びプログラム - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1の技術では、かかる標準的な回帰計算機能に加えて、1次回帰/2次回帰/対数回帰/指数回帰/べき乗回帰などの各種回帰の中から、集計されたデータに対し、最も近似している回帰を容易に特定しうるような技術が開示されている。
本発明の課題は、回帰計算後において単純な操作で再度指定した回帰式を確認することができ、さらには指定した回帰式と、回帰計算した係数値と、入力する変数と、対応する変数の推定値との関係を、理解しながら推定値を求めることができる計算装置、計算方法及びプログラムを提供することである。
制御部を備える計算装置であって、
前記制御部は、
独立変数、従属変数及び係数を含む回帰式と、独立変数値及び従属変数値とに基づいて、回帰計算して前記係数の値を決定する回帰計算処理を実行し、
前記回帰計算処理を実行してから、係数計算開始の指示を受け付けた場合、当該係数計算開始の指示に応じて、
前記回帰式の独立変数値のユーザ入力を受け付け、
前記回帰式、決定した前記係数、及び、受け付けた前記独立変数値に基づいて、前記回帰式の従属変数値を決定し、
前記回帰計算処理を実行せずに、前記係数計算開始の指示を受け付けた場合、当該指示に応じて、
予めユーザ入力された係数付数式に含まれる係数値のユーザ入力を受け付け、
前記係数付数式、及び、受け付けた前記係数値に基づいて、前記係数付数式の値を決定することを特徴とする。
制御部を備える計算装置であって、
前記制御部は、
独立変数、従属変数及び係数を含む回帰式と、独立変数値及び従属変数値とに基づいて、回帰計算して前記係数の値を決定する回帰計算処理を実行し、
前記回帰計算処理を実行してから、救解開始の指示を受け付けた場合、当該救解開始の指示に応じて、
前記回帰式の従属変数値のユーザ入力を受け付け、
前記回帰式、決定した前記係数、及び、受け付けた前記従属変数値に基づいて、前記回帰式の独立変数値を決定し、
前記回帰計算処理を実行せずに、前記救解開始の指示を受け付けた場合、当該指示に応じて、
予めユーザ入力された等式に含まれる係数値及び従属変数値のユーザ入力を受け付け、
前記等式、及び、受け付けた前記係数値及び前記従属変数値に基づいて、前記等式に含まれる独立変数値を決定することを特徴とする。
図1は、本発明に係る計算装置を適用した関数電卓1の概略構成を示す平面図である。
図1に示すように、関数電卓1は、各種キー群を有する入力キー群2と、ディスプレイ3と、を備えている。
本実施の形態においては、入力キー群2は、テンキー20や演算記号キー21、カーソルキー22、「AC」キー23、「=」キー24、「SHIFT」キー25、「CALC」キー26、「MODE」キー28等を備えている。
「CALC」キー26では、「SHIFT」キー25の押下後に当該「CALC」キー26が押下されると、SOLVE機能(求解開始操作)の実行指示を受けるキー(「SOLVE」キー27)として機能するようになっている。「SOLVE」機能とは、入力した方程式の解を、ニュートン法によって近似値で求める機能である。
続いて、関数電卓1の機能構成を説明する。
図2(a)は、関数電卓1の概略的な機能構成を示すブロック図である。
回帰式テーブル13bは、回帰式の種類と当該回帰式における係数及び変数の関係とを対応付けて記憶している。回帰式テーブル13bには、例えば図2(b)に示すように、7種類の回帰式が記憶されており、CALC機能を実行するうえでの係数(A、B、C)及び変数(X)の関係式と、SOLVE機能を実行するうえでの係数(A、B、C)及び変数(X、Y)の関係式とが、各回帰式ごとに対応して記憶されている。
CALC式メモリ14bには、回帰の種類に応じた係数と変数とで構成される回帰式(CALC式、図2(b)参照)が格納されるようになっている。CALC式メモリ14bには、回帰式の係数表示モードとして、係数を出現順で表示するのか、アルファベット順で表示するのかを示すフラグが格納されるようになっている。
SOLVE式メモリ14cにも、回帰の種類に応じた係数と変数とで構成される回帰式(SOLVE式、図2(b)参照)と、係数を出現順で表示するのか、アルファベット順で表示するのかを示すフラグが格納されるようになっている。
選択中回帰モードメモリ14dには、CALC機能が実行されているのか、SOLVE機能が実行されているのか、関数計算処理における選択中の回帰モードが格納されるようになっている。
統計データメモリ14eには、例えば図2(c)に示すように、ユーザ入力による独立変数(X)と従属変数(Y)とが対応付けて格納されるようになっている。
入力式メモリ14fには、押下されたキーに対応するキーデータが入力される毎に、当該キーデータが入力順に従って格納されるようになっている。
記録媒体読取部16は、SDカード等の記録媒体16aから情報を読み出したり、当該記録媒体16aに情報を記録したりするようになっている。
通信部17は、パソコンや他の関数電卓1との通信が可能となっている。
図3〜図5は関数計算処理の動作を説明するためのフローチャートである。
関数計算処理は、キー入力部11を介するユーザ操作により、関数計算処理プログラム13aが記憶部13から読み出されてメモリ部14に適宜展開される結果、関数計算処理プログラム13aとCPU15との協働によって実行され、CPU15は関数計算処理プログラム13aに従って当該関数計算処理の下記の各工程の処理を実行するようになっている。
回帰計算機能の開始操作がされた場合、ユーザによる回帰式の種類の指定を受け付け(ステップS2)、ユーザによる独立変数X、従属変数Yの統計データリストの入力を受け付け、これを統計データメモリに格納する(ステップS3)。
その後、ユーザ指定された回帰式と算出した各係数値とを、ディスプレイ3に表示させる(ステップS5)。
係数計算開始操作が行われた場合、ユーザ指定された回帰式(CALC式)を、記憶部13の回帰式テーブル13bの中から読み出しCALC式メモリ14bに格納してディスプレイ3に表示させる(ステップS7)。
その後、CALC式メモリ14bのABC順フラグを立て係数表示モードをABC順係数表示モードに設定する(ステップS8)。
求解開始操作が行われた場合、ユーザ指定された回帰式(SOLVE式)を、記憶部13の回帰式テーブル13bの中から読み出しSOLVE式メモリ14cに格納してディスプレイ3に表示させる(ステップS10)。
その後、SOLVE式メモリ14cのABC順フラグを立て係数表示モードをABC順係数表示モードに設定する(ステップS11)。
一覧表示操作が行われた場合、統計機能の一覧をディスプレイ3に表示させ(ステップS13)、ユーザにより係数値一覧が選択されたか否かを判断し(ステップS14)、係数値一覧が選択されたとき、ステップS5に戻る。
係数計算開始操作が行われた場合、ユーザ入力された係数付数式をディスプレイ3に表示させる(ステップS22)。
ABC順係数表示モードに設定されている場合、係数を、アルファベット順に並び替え(ステップS25)、アルファベット順における最初の係数名と係数値とをディスプレイ3に表示させる(ステップS26)。
ABC順係数表示モードに設定されていない場合、出現順における最初の係数名と係数値とをディスプレイ3に表示させる(ステップS26)。
他方、係数計算開始操作の対象がステップS7の回帰式であるときは、アルファベット順における最初の係数名とそれに対応する係数値(ステップS4で算出した係数値)とをディスプレイ3に表示させる。
次の係数がある場合、次の係数名と係数値とをディスプレイ3に表示させ(ステップS29)、ステップS27に戻る。
次の係数がない場合、係数付数式について、又はステップS7の回帰式について、係数に対し係数値を代入して当該係数値による計算を実行し、計算結果をディスプレイ3に表示させる(ステップS30)。
他方、係数計算開始操作の対象がステップS7の回帰式であるときは、係数名とステップS4で算出した係数値とをアルファベット順に表示させ、その後に独立変数名を表示させてユーザによる独立変数値の入力を受け付け、ステップS4で算出した係数値とユーザ入力された独立変数値とに基づき、従属変数値を算出する。
求解開始操作が行われた場合、ユーザ入力された独立変数と従属変数とを含む等式をディスプレイ3に表示させる(ステップS42)。
ABC順係数表示モードに設定されている場合、係数を、アルファベット順に並び替え(ステップS45)、アルファベット順における最初の係数名と係数値とをディスプレイ3に表示させる(ステップS46)。
ABC順係数表示モードに設定されていない場合、出現順における最初の係数名と係数値とをディスプレイ3に表示させる(ステップS46)。
他方、求解開始操作の対象がステップS10の回帰式であるときは、アルファベット順における最初の係数名とそれに対応する係数値(ステップS4で算出した係数値)とをディスプレイ3に表示させる。
次の係数がある場合、次の係数名と係数値とをディスプレイ3に表示させ(ステップS49)、ステップS47に戻る。
次の係数がない場合、ユーザ入力された等式について、又はステップS10の回帰式について、係数に対し係数値を代入して当該係数値による計算を実行し、計算結果をディスプレイ3に表示させる(ステップS50)。
他方、求解開始操作の対象がステップS10の回帰式であるときは、係数名とステップS4で算出した係数値とをアルファベット順に表示させ、その後に従属変数名を表示させてユーザによる従属変数値の入力を受け付け、ステップS4で算出した係数値とユーザ入力された従属変数値とに基づき、独立変数値を算出する。
図6(a)に示すように、ユーザが「MODE」キー28を押下すると、複数の計算モードのうちいずれを選択するかを求める画面が表示される。
その後、図6(b)に示すように、ユーザがテンキー20(数字3)を押下して回帰計算機能の開始操作をすると(ステップS1)、複数種の回帰式のうちいずれの回帰式を指定するかを求める画面が表示される。
その後、図6(c)に示すように、ユーザがテンキー20(数字3)を押下して2次回帰式を指定すると、ユーザによる回帰式の種類の入力が受け付けられ(ステップS2)、ユーザによる独立変数X、従属変数Yの統計データリストの入力が受け付けられる(ステップS3)。
その後、図6(d)に示すように、ユーザが「SHIFT」キー25→テンキー20(数字1)→テンキー20(数字5)を押下すると、係数ABCの係数値、独立変数Xの推定値、従属変数Yの推定値のいずれを計算するかを求める画面が表示される。
その後、図6(e)に示すように、ユーザがテンキー20(数字1)→「=」キー24を押下すると、ユーザ入力された統計データリストに基づき、2次回帰式について回帰計算が行われ、係数ABCの係数値が算出され(ステップS4)、2次回帰式と係数値とが表示される(ステップS5)。
その後、図7(b)〜(d)に示すように、ユーザが「CALC」キー26→「=」キー24→「=」キー24を順に押下すると、係数ABCの係数名と係数値とがアルファベット順に表示される(ステップS23〜S29)。
その後、図7(e)に示すように、ユーザが「=」キー24を押下すると、独立変数Xの独立変数名が表示される(ステップS29)。
なお、図7(b)〜(e)の操作では、ユーザがキー操作しなくても、画面が定期的に(例えば2秒経過ごとに)自動で切り替わるように制御されてもよい。
その後、図7(f)に示すように、ユーザがテンキー20(数字2)→「=」キー24を押下すると、ユーザによる独立変数値の入力が受け付けられ(ステップS27)、係数ABCの係数値と独立変数値とに基づき、2次回帰式の計算結果が表示される(ステップS30)。
その後、図7(h)〜(k)に示すように、ユーザが「CALC」キー26→テンキー20(数字−1)→「=」キー24→テンキー20(数字1)→「=」キー24→テンキー20(数字−20)→「=」キー24を順に押下すると、係数ABCの係数名が出現順に先頭から表示され(ステップS23〜S29)、係数名が表示されるたびにユーザによる係数値の入力が受け付けられ(ステップS27)、それら係数値による計算結果が表示される(ステップS30)。
図6(a)〜(c)の操作の後、図8(a)に示すように、ユーザが「SOLVE」キー27を押下して求解開始操作をすると(ステップS9)、2次回帰式が表示される(ステップS10)。
その後、図8(b)〜(d)に示すように、ユーザが「SOLVE」キー27→「=」キー24→「=」キー24を順に押下すると、係数ABCの係数名と係数値とがアルファベット順に表示される(ステップS43〜S49)。
その後、図8(e)に示すように、ユーザが「=」キー24を押下すると、従属変数Yの従属変数名が表示される(ステップS49)。
なお、図8(b)〜(e)の操作では、ユーザがキー操作しなくても、画面が定期的に(例えば2秒経過ごとに)自動で切り替わるように制御されてもよい。
その後、図8(f)に示すように、ユーザがテンキー20(数字3)→「=」キー24を押下すると、ユーザによる従属変数値の入力が受け付けられ(ステップS47)、係数ABCの係数値と従属変数値とに基づき、独立変数値が算出され表示される(ステップS50)。
その後、図8(h)〜(j)に示すように、ユーザが「SOLVE」キー27→テンキー20(数字1)→「=」キー24→テンキー20(数字21)→「=」キー24を順に押下すると、係数ABCの係数名が出現順に先頭から表示され(ステップS43〜S49)、係数名が表示されるたびにユーザによる係数値の入力が受け付けられ(ステップS47)、その後ユーザによる従属変数値の入力が受け付けられ(ステップS47)、係数ABCの係数値と従属変数値とに基づき、独立変数値が算出され表示される(ステップS50)。
この状態で、図9(b)に示すように、ユーザがテンキー20(数字3)→「SHIFT」キー25→テンキー20(数字1)→テンキー20(数字5)→テンキー20(数字2)→「=」キー24を順に押下すると、従属変数Y=3である場合の独立変数Xの独立変数値が算出され表示される。
他方、図9(c)に示すように、ユーザがテンキー20(数字2)→「SHIFT」キー25→テンキー20(数字1)→テンキー20(数字5)→テンキー20(数字4)→「=」キー24を順に押下すると、独立変数X=2である場合の従属変数Yの従属変数値が算出され表示される。
また図4のステップS23〜S29、図7(h)〜(j)、図7(b)〜(d)などに示すように、係数計算開始操作の対象が係数付数式であるときは、係数名が出現順に先頭から表示されるし、係数計算開始操作の対象が回帰式であるときは、係数名と係数値とがアルファベット順に表示されるため、ユーザは、これらを見誤ることなく視認することもできる。
また図5のステップS43〜S49、図8(h)、図8(b)〜(d)などに示すように、求解開始操作の対象がユーザ入力された等式であるときは、係数名が出現順に先頭から表示されるし、求解開始操作の対象が回帰式であるときは、係数名と係数値とがアルファベット順に表示されるため、ユーザは、これらを見誤ることなく視認することもできる。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
ユーザ入力された係数付数式を表示部に表示させ、ユーザにより係数計算開始操作が行われた際に、前記係数付数式に含まれる係数名を前記表示部に表示させ、前記係数付数式について、ユーザによる前記係数名の係数値の入力を受け付けて計算を行う係数計算手段と、
独立変数と従属変数との数値データの組について、ユーザ指定された回帰式について回帰計算を行い、前記回帰式の係数値を算出する回帰計算手段と、
を備え、
前記係数計算手段は、
前記回帰計算手段により前記回帰式の係数値が算出された後、ユーザにより前記係数計算開始操作が行われた際に、ユーザ指定された前記回帰式を前記表示部に表示させ、ユーザによる前記係数名の係数値の入力の際に、前記算出された係数値を表示させる係数値表示制御手段と、
前記係数値表示制御手段により表示させた前記回帰式について、前記係数値表示制御手段により表示された係数値による計算を行う回帰後計算手段と、
を有することを特徴とする計算装置。
<請求項2>
ユーザ入力された独立変数と従属変数とを含む等式を表示部に表示させ、ユーザにより求解開始操作が行われた際に、前記等式について、ユーザによる従属変数値の入力を受け付けて独立変数の計算を行う求解手段と、
独立変数と従属変数との数値データの組について、ユーザ指定された回帰式について回帰計算を行い、前記回帰式の係数値を算出する回帰計算手段と、
を備え、
前記求解手段は、
前記回帰計算手段により前記回帰式の係数値が算出された後、ユーザにより前記求解開始操作が行われた際に、ユーザ指定された前記回帰式を前記表示部に表示させ、ユーザによる前記従属変数値の入力の際に、前記算出された係数値を表示させる係数値表示制御手段と、
前記係数値表示制御手段により表示させた前記回帰式について、前記係数値表示制御手段により表示された係数値による計算を行う回帰後計算手段と、
を有することを特徴とする計算装置。
<請求項3>
請求項1又は2に記載の計算装置において、
複数種の回帰式を記憶している回帰式記憶手段を備え、
前記回帰計算手段は、前記回帰式記憶手段に記憶された複数種の回帰式のうちのいずれかの回帰式をユーザ指定により指定し、
前記係数値表示制御手段は、ユーザ指定された前記回帰式を、前記回帰式記憶手段から読み出して表示させることを特徴とする計算装置。
<請求項4>
請求項3に記載の計算装置において、
前記回帰後計算手段は、ユーザによる独立変数値の入力を受け付けて、ユーザ指定された前記回帰式について、前記係数値表示制御手段により表示された係数値と、ユーザ入力された前記独立変数値とに基づいて、従属変数値を算出することを特徴とする計算装置。
<請求項5>
請求項1〜4のいずれか一項に記載の計算装置において、
前記係数計算手段は、前記係数付数式の係数名を出現順に先頭から表示させ、
前記求解手段は、前記等式の係数名を出現順に先頭から表示させ、
前記係数値表示制御手段は、前記回帰式の係数名と前記回帰後計算手段により算出された係数値とを、アルファベット順に表示させることを特徴とする計算装置。
<請求項6>
請求項1〜5のいずれか一項に記載の計算装置において、
前記表示部と、
ユーザ入力のためのキー群と、
を備えることを特徴とする計算装置。
<請求項7>
ユーザ入力された係数付数式を表示部に表示させ、ユーザにより係数計算開始操作が行われた際に、前記係数付数式に含まれる係数名を前記表示部に表示させ、前記係数付数式について、ユーザによる前記係数名の係数値の入力を受け付けて計算を行う係数計算手段と、
ユーザ入力された独立変数と従属変数とを含む等式を表示部に表示させ、ユーザにより求解開始操作が行われた際に、前記等式について、ユーザによる従属変数値の入力を受け付けて独立変数の計算を行う求解手段と、
独立変数と従属変数との数値データの組について、ユーザ指定された回帰式について回帰計算を行い、前記回帰式の係数値を算出する回帰計算手段と、
を備え、
前記係数計算手段は、
前記回帰計算手段により前記回帰式の係数値が算出された後、ユーザにより前記係数計算開始操作が行われた際に、ユーザ指定された前記回帰式を前記表示部に表示させ、ユーザによる前記係数名の係数値の入力の際に、前記算出された係数値を表示させる第1の係数値表示制御手段と、
前記第1の係数値表示制御手段により表示させた前記回帰式について、前記第1の係数値表示制御手段により表示された係数値による計算を行う第1の回帰後計算手段と、
を有し、
前記求解手段は、
前記回帰計算手段により前記回帰式の係数値が算出された後、ユーザにより前記求解開始操作が行われた際に、ユーザ指定された前記回帰式を前記表示部に表示させ、ユーザによる前記従属変数値の入力の際に、前記算出された係数値を表示させる第2の係数値表示制御手段と、
前記第2の係数値表示制御手段により表示させた前記回帰式について、前記第2の係数値表示制御手段により表示された係数値による計算を行う第2の回帰後計算手段と、
を有することを特徴とする計算装置。
<請求項8>
コンピュータに、
ユーザ入力された係数付数式を表示部に表示させ、ユーザにより係数計算開始操作が行われた際に、前記係数付数式に含まれる係数名を前記表示部に表示させ、前記係数付数式について、ユーザによる前記係数名の係数値の入力を受け付けて計算を行う係数計算機能と、
独立変数と従属変数との数値データの組について、ユーザ指定された回帰式について回帰計算を行い、前記回帰式の係数値を算出する回帰計算機能と、
を実現させ、
前記係数計算機能では、
前記回帰計算機能により前記回帰式の係数値が算出された後、ユーザにより前記係数計算開始操作が行われた際に、ユーザ指定された前記回帰式を前記表示部に表示させ、ユーザによる前記係数名の係数値の入力の際に、前記算出された係数値を表示させる係数値表示制御機能と、
前記係数値表示制御機能により表示させた前記回帰式について、前記係数値表示制御機能により表示された係数値による計算を行う回帰後計算機能と、
を実現させることを特徴とするプログラム。
<請求項9>
コンピュータに、
ユーザ入力された独立変数と従属変数とを含む等式を表示部に表示させ、ユーザにより求解開始操作が行われた際に、前記等式について、ユーザによる従属変数値の入力を受け付けて独立変数の計算を行う求解機能と、
独立変数と従属変数との数値データの組について、ユーザ指定された回帰式について回帰計算を行い、前記回帰式の係数値を算出する回帰計算機能と、
を実現させ、
前記求解機能では、
前記回帰計算機能により前記回帰式の係数値が算出された後、ユーザにより前記求解開始操作が行われた際に、ユーザ指定された前記回帰式を前記表示部に表示させ、ユーザによる前記従属変数値の入力の際に、前記算出された係数値を表示させる係数値表示制御機能と、
前記係数値表示制御機能により表示させた前記回帰式について、前記係数値表示制御機能により表示された係数値による計算を行う回帰後計算機能と、
を実現させることを特徴とするプログラム。
<請求項10>
コンピュータに、
ユーザ入力された係数付数式を表示部に表示させ、ユーザにより係数計算開始操作が行われた際に、前記係数付数式に含まれる係数名を前記表示部に表示させ、前記係数付数式について、ユーザによる前記係数名の係数値の入力を受け付けて計算を行う係数計算機能と、
ユーザ入力された独立変数と従属変数とを含む等式を表示部に表示させ、ユーザにより求解開始操作が行われた際に、前記等式について、ユーザによる従属変数値の入力を受け付けて独立変数の計算を行う求解機能と、
独立変数と従属変数との数値データの組について、ユーザ指定された回帰式について回帰計算を行い、前記回帰式の係数値を算出する回帰計算機能と、
を実現させ、
前記係数計算機能では、
前記回帰計算機能により前記回帰式の係数値が算出された後、ユーザにより前記係数計算開始操作が行われた際に、ユーザ指定された前記回帰式を前記表示部に表示させ、ユーザによる前記係数名の係数値の入力の際に、前記算出された係数値を表示させる第1の係数値表示制御機能と、
前記第1の係数値表示制御機能により表示させた前記回帰式について、前記第1の係数値表示制御機能により表示された係数値による計算を行う第1の回帰後計算機能と、
を実現させ、
前記求解機能では、
前記回帰計算機能により前記回帰式の係数値が算出された後、ユーザにより前記求解開始操作が行われた際に、ユーザ指定された前記回帰式を前記表示部に表示させ、ユーザによる前記従属変数値の入力の際に、前記算出された係数値を表示させる第2の係数値表示制御機能と、
前記第2の係数値表示制御機能により表示させた前記回帰式について、前記第2の係数値表示制御機能により表示された係数値による計算を行う第2の回帰後計算機能と、
を実現させることを特徴とするプログラム。
2 入力キー群
3 ディスプレイ
13 記憶部
13a 関数計算処理プログラム
13b 回帰式テーブル
15 CPU
Claims (6)
- 制御部を備える計算装置であって、
前記制御部は、
独立変数、従属変数及び係数を含む回帰式と、独立変数値及び従属変数値とに基づいて、回帰計算して前記係数の値を決定する回帰計算処理を実行し、
前記回帰計算処理を実行してから、係数計算開始の指示を受け付けた場合、当該係数計算開始の指示に応じて、
前記回帰式の独立変数値のユーザ入力を受け付け、
前記回帰式、決定した前記係数、及び、受け付けた前記独立変数値に基づいて、前記回帰式の従属変数値を決定し、
前記回帰計算処理を実行せずに、前記係数計算開始の指示を受け付けた場合、当該指示に応じて、
予めユーザ入力された係数付数式に含まれる係数値のユーザ入力を受け付け、
前記係数付数式、及び、受け付けた前記係数値に基づいて、前記係数付数式の値を決定する
計算装置。 - 制御部を備える計算装置であって、
前記制御部は、
独立変数、従属変数及び係数を含む回帰式と、独立変数値及び従属変数値とに基づいて、回帰計算して前記係数の値を決定する回帰計算処理を実行し、
前記回帰計算処理を実行してから、救解開始の指示を受け付けた場合、当該救解開始の指示に応じて、
前記回帰式の従属変数値のユーザ入力を受け付け、
前記回帰式、決定した前記係数、及び、受け付けた前記従属変数値に基づいて、前記回帰式の独立変数値を決定し、
前記回帰計算処理を実行せずに、前記救解開始の指示を受け付けた場合、当該指示に応じて、
予めユーザ入力された等式に含まれる係数値及び従属変数値のユーザ入力を受け付け、
前記等式、及び、受け付けた前記係数値及び前記従属変数値に基づいて、前記等式に含まれる独立変数値を決定する
計算装置。 - 制御部を備える計算装置が実行する計算方法であって、
独立変数、従属変数及び係数を含む回帰式と、独立変数値及び従属変数値とに基づいて、回帰計算して前記係数の値を決定する回帰計算処理を含み、
前記回帰計算処理を実行してから、係数計算開始の指示を受け付けた場合、当該係数計算開始の指示に応じて、
前記回帰式の独立変数値のユーザ入力を受け付け、
前記回帰式、決定した前記係数、及び、受け付けた前記独立変数値に基づいて、前記回帰式の従属変数値を決定する第1処理と、
前記回帰計算処理を実行せずに、前記係数計算開始の指示を受け付けた場合、当該指示に応じて、
予めユーザ入力された係数付数式に含まれる係数値のユーザ入力を受け付け、
前記係数付数式、及び、受け付けた前記係数値に基づいて、前記係数付数式の値を決定する第2処理と、を含む
計算方法。 - 制御部を備える計算装置が実行する計算方法であって、
独立変数、従属変数及び係数を含む回帰式と、独立変数値及び従属変数値とに基づいて、回帰計算して前記係数の値を決定する回帰計算処理を含み、
前記回帰計算処理を実行してから、救解開始の指示を受け付けた場合、当該救解開始の指示に応じて、
前記回帰式の従属変数値のユーザ入力を受け付け、
前記回帰式、決定した前記係数、及び、受け付けた前記従属変数値に基づいて、前記回帰式の独立変数値を決定する第1処理と、
前記回帰計算処理を実行せずに、前記救解開始の指示を受け付けた場合、当該指示に応じて、
予めユーザ入力された等式に含まれる係数値及び従属変数値のユーザ入力を受け付け、
前記等式、及び、受け付けた前記係数値及び前記従属変数値に基づいて、前記等式に含まれる独立変数値を決定する第2処理と、を含む
計算方法。 - コンピュータに、
独立変数、従属変数及び係数を含む回帰式と、独立変数値及び従属変数値とに基づいて、回帰計算して前記係数の値を決定する回帰計算処理を実行させ、
前記回帰計算処理を実行してから、係数計算開始の指示を受け付けた場合、当該係数計算開始の指示に応じて、
前記回帰式の独立変数値のユーザ入力を受け付けさせ、
前記回帰式、決定した前記係数、及び、受け付けた前記独立変数値に基づいて、前記回帰式の従属変数値を決定させ、
前記回帰計算処理を実行せずに、前記係数計算開始の指示を受け付けた場合、当該指示に応じて、
予めユーザ入力された係数付数式に含まれる係数値のユーザ入力を受け付けさせ、
前記係数付数式、及び、受け付けた前記係数値に基づいて、前記係数付数式の値を決定させる
プログラム。 - コンピュータに、
独立変数、従属変数及び係数を含む回帰式と、独立変数値及び従属変数値とに基づいて、回帰計算して前記係数の値を決定する回帰計算処理を実行させ、
前記回帰計算処理を実行してから、救解開始の指示を受け付けた場合、当該救解開始の指示に応じて、
前記回帰式の従属変数値のユーザ入力を受け付けさせ、
前記回帰式、決定した前記係数、及び、受け付けた前記従属変数値に基づいて、前記回帰式の独立変数値を決定させ、
前記回帰計算処理を実行せずに、前記救解開始の指示を受け付けた場合、当該指示に応じて、
予めユーザ入力された等式に含まれる係数値及び従属変数値のユーザ入力を受け付けさせ、
前記等式、及び、受け付けた前記係数値及び前記従属変数値に基づいて、前記等式に含まれる独立変数値を決定させる
プログラム。
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