JP6325715B1 - 角型電線管用管継手、角型電線管と角型電線管用管継手の接続構造、角型電線管と角型電線管用管継手の接続方法、π型固定部材、角型電線管用管継手の継手本体 - Google Patents

角型電線管用管継手、角型電線管と角型電線管用管継手の接続構造、角型電線管と角型電線管用管継手の接続方法、π型固定部材、角型電線管用管継手の継手本体 Download PDF

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【課題】 ボルトやナットを使用せずにワンタッチで電線管に固定でき、しかも継手を他部材とぶつけたりした場合にも外れることがない角型電線管用管継手等を提供する。【解決手段】 角型電線管用の管継手1は、主に、継手本体3と一対のΠ型固定部材5からなる。Π型固定部材5は、天面部7と、一対の両足部9からなる。Π型固定部材5の両側部には、段部11が設けられる。継手本体3は、中央に円筒部13と、円筒部13を挟んで対向するように管軸方向に対称に配置された略矩形状の筒状部15とを有する。継手本体3の筒状部15の底部29の両側には、開口部23が設けられる。Π型固定部材5は、継手本体3の上方から切欠き部17へ挿入される。この際、筒状部15の側面19の上部に、段部11が載置される。また、Π型固定部材5の両足部9の先端が、継手本体3の開口部23に挿入される。【選択図】図1

Description

本発明は、電線が挿通される角型電線管同士を接続するための、角型電線管用管継手、角型電線管と角型電線管用管継手の接続構造、角型電線管と角型電線管用管継手の接続方法、角型電線管用管継手に用いられるΠ型固定部材および角型電線管用管継手の継手本体に関する。
例えば、地中埋設用の電線保護管として、断面が円形の丸型電線管と矩形断面を有する角型電線管が提案されている。これまでは、多くの場合、丸型電線管が用いられていたが、工事の際に、電線管の敷設領域が狭いトンネルなどに用いる電線管としては、角型断面を有する角型電線管が用いられていた。角型電線管は、可撓性を付与するため、角型断面と円形断面が交互に形成された波付け電線管である。
また、道路を掘り起こして電線管を敷設する際に、角型電線管を用いると複数の隣接する電線管同志を相互に接触させて埋設することが可能なため、断面が円形の電線管を敷設する場合に較べて、土砂の堀り起こし量が少なく工事が容易であるという特徴がある。
このような角型電線管同士の接続には、角型電線管用の管継手が用いられる。例えば、合成樹脂製の継手本体と、半円弧状の両端部分から外周方向に突出するフランジ縁を備えた管継手が提案されている(特許文献1)。
特許文献1の管継手の継手本体は、幅方向の両側縁部を残してその間の部分に、水密用パッキングを受け入れる凹溝を有する。継手本体の周方向の両端部の締め付け用ボルト穴をボルトで締めこむことで、水密用パッキングを備えた継手本体を合成樹脂製波付け管体に固定することができる。特許文献1の管継手によれば、角型電線管の場合であっても連結可能である。
また、管径方向の断面が略方形状の凸部を有する波形管端部を、管継手における管径方向の断面が略方形状の嵌合筒部に差し込んで、これらを接続する管継手が提案されている(特許文献2)。
特許文献2の管継手は、嵌合筒部の内壁面に、薄肉金属板からなる掛止片が設けられる。波形管の凸部によって掛止片をその弾性力に抗して外方向へ押し広げることで、波形管の嵌合筒部への差し込みが許容される。この際、嵌合筒部に差し込んだ波形管の隣接する凸部間の隙間に掛止片をその弾性復帰力によって嵌り込ませて、凸部に係合させることで、波形管の嵌合筒部からの抜けを阻止することができる。このため、波形管の抜けを確実に防止するとともに、接続作業を簡単にし、波形管の凸部よりも外方向への張り出しを極力抑えることができる。
また、複数個の抜け止め部材を周方向に連設してなり、リング外周面上に突出する掛止爪を設けた抜け止めリングを用いた管継手が提案されている(例えば特許文献3)。
特許文献3では、波形合成樹脂管の管端部の外周面の凹部に、複数個の抜け止め部材を周方向に連設してなる抜け止めリングが装着される。管継手には、抜け止めリングを装着した状態の波形合成樹脂管の管端部を受け入れる合成樹脂製のソケット部が設けられる。また、ソケット部の周壁には、抜け止めリングの掛止爪に対応する位置に貫通穴が形成される。特許文献3の管継手は、波形合成樹脂管の管端部を挿入した際に、掛止爪が貫通穴の開口縁部に係合することで、波形合成樹脂管の抜け止めとして機能する。
また、外形が略矩形状の半割形状の継手部材を用いることもできる。この場合、継手部材は、電線管の小径部を挟んで対向する大径部を、一体として被覆するように形成される。半割形状の継手部材の一方の嵌合用の端部には、嵌合用の足部が設けられ、足部を他方の端部に形成した溝に嵌合させることで互いに固定することができる。また、継手部材の小径部の内周面には水膨張不織布が張り付けてもよい。
特開2000−337573号公報 特開2005−172233号公報 特開2010−270879号公報
しかし、特許文献1のようにボルトを用いる方法では、接続作業が面倒である。このため、ボルトやナットを使用せずに、ワンタッチで電線管に固定でき、容易に外れることがない管継手が望まれている。
また、特許文献2の管継手は、抜け止め機構が複雑であり、簡単にワンタッチで電線管に固定できるものではなく、管継手を作製する時に、管継手への掛止片の固定が面倒である。また、管継手に大きな引き抜き力が加わった時には、管継手と掛止片の接続部が座屈する可能性がある。
また、特許文献3では、挿入される波付け管の端部に係止爪が形成されるが、特許文献2と同様に、係止爪を用いるため、管継手に大きな引き抜き力が加わった時には、管継手と掛止片の接続部が座屈する可能性がある。
このような構造においては、嵌合用の足部の先端に返し部を設ける必要があり、この返し部が管継手の輪郭の外部に突出しているため、管継手が外部の衝撃などを受けた場合には、継手が外れる場合がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、ボルトやナットを使用せずにワンタッチで電線管に固定でき、しかも継手を他部材とぶつけたりした場合にも外れることがない角型電線管用管継手、角型電線管と角型電線管用管継手の接続構造、角型電線管と角型電線管用管継手の接続方法、Π型固定部材、角型電線管用管継手の継手本体を提供することを目的とする。
前述した目的を達するために第1の発明は、雄型嵌合部と雌型嵌合部の間において、管体の外周面に複数の略矩形状の山部としての大径部と、円形状の谷部としての小径部が交互に形成される電線管の小径部中央で切断した電線管同士を接続する管継手であって、前記管継手は、継手本体と、Π型固定部材からなり、前記Π型固定部材は、天面部と前記天面部に略直交するように接続された下方に向けて突出する両足部を有し、前記天面部の下面には、前記両足部と前記天面部の接続部から、外方に向けて突出する段部がそれぞれ形成され、前記継手本体は、中央に小径部を挿入できるように円筒部を有し、前記円筒部を挟んで対向するように管軸方向に対称に配置された略矩形状の筒状部を有していて、前記筒状部の一部には、略矩形状部の側面の上方及び天面が開口する切欠き部が形成され、前記Π型固定部材が上方から前記切欠き部へ挿入されて前記継手本体に固定される際に、前記筒状部の側面上部に、前記Π型固定部材の前記段部が載置され、前記Π型固定部材の前記両足部が前記継手本体の前記筒状部の底部の両側に設けた開口部に挿入されることで、前記Π型固定部材が前記継手本体へ固定されることを特徴とする角型電線管用管継手である。
前記継手本体の前記切欠き部に対応する位置の前記筒状部の側面内側には、係合段部が形成されてもよい。
前記Π型固定部材の前記段部より下方の所定位置に、前記両足部の外側に向けて係合部が形成され、前記係合段部と、前記係合部とが相互に上下方向に係合してもよい。
前記Π型固定部材の前記天面部の内周面が略円弧形状またはアーチ形状であってもよい。
前記Π型固定部材の前記両足部が前記継手本体の前記開口部に挿入された時に、前記両足部が、前記底部の外面から突出しないことが望ましい。
前記切欠き部より奥側の前記継手本体の前記筒状部には、前記筒状部の内周面全周を取り囲むように止水部材が配置されてもよい。
前記止水部材は水膨張部材であり、前記水膨張部材は、ポリエステル繊維とポリアクリル酸ナトリウム繊維とバインダー樹脂を含む不織布であってもよい。
前記止水部材はゴムパッキンで有り、前記筒状部の内周面には溝が形成され、前記溝に前記ゴムパッキンが嵌め込まれていてもよい。
前記継手本体と前記Π型固定部材は、それぞれ高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ABS樹脂、PC樹脂、ABS樹脂またはPC樹脂のポリマーアロイのいずれかからなってもよい。
第1の発明によれば、電線管を継手本体に挿入した状態でΠ型固定部材を挿入するだけで電線管に固定することができる。このため、ボルトやナットを使用せずに、ワンタッチで電線管に管継手を固定することができる。
また、継手本体の切欠き部に対応する位置の筒状部の側面内側に係合段部を形成することで、Π型固定部材との係合部として機能させることができる。
例えば、Π型固定部材の段部より下方の所定位置に、両足部の外側に向けて係合部が形成されれば、前述した係合段部と係合部とを相互に上下方向に係合させることができる。このため、Π形固定部材の抜け止めとして機能させることができる。
また、Π型固定部材の天面部の内周面を略円弧形状またはアーチ形状とすることで、電線管の円形の小径部に対応した形状とすることができる。
また、Π型固定部材を継手本体の開口部に挿入した時に、Π型固定部材の両足部が、継手本体の底部の外面へ突出しないようにすることで、Π型固定部材が他部材と接触することがない。このため、管継手を他部材とぶつけたりした場合にもΠ形固定部材が外れることがない。
また、切欠き部より奥側の継手本体の筒状部に内周面全周を取り囲むように止水部材を配置することで、電線管と管継手との隙間の止水性を確保することができる。
また、止水部材として水膨張部材を用いれば、確実に止水性を確保することができる。
また、止水部材としてゴムパッキンとして、ゴムパッキンを筒状部の内周面の溝にはめ込むことで、ゴムパッキンのずれを抑制し、確実に止水性を確保することができる。
また、継手本体とΠ型固定部材の材質を、それぞれ高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ABS樹脂、PC樹脂、ABS樹脂またはPC樹脂のポリマーアロイのいずれかからなるように選択することで、十分な剛性を確保することができる。
第2の発明は、角型の電線管と角型電線管用の管継手の接続構造であって、前記電線管は、雌型嵌合部と雄型嵌合部と管体からなり、前記管体の両端に接続部として前記雌型嵌合部と前記雄型嵌合部を有し、前記雄型嵌合部を前記雌型嵌合部に差し込んで接続することが可能であり、前記雄型嵌合部と前記雌型嵌合部の間において、前記管体の外周面に複数の略矩形状の山部としての大径部と、円形状の谷部としての小径部が交互に形成され、前記管継手は、前記電線管の小径部の中央で切断した電線管同士を接続することが可能であり、前記管継手は、継手本体と、Π型固定部材からなり、前記Π型固定部材は、天面部と前記天面部に略直交するように接続された下方に向けて突出する両足部を有し、前記天面部の下面には、前記両足部と前記天面部の接続部より、外方に向けて突出する段部がそれぞれ形成され、さらに、前記Π型固定部材の前記天面部の内周面は、円形状の小径部に整合する形状かあるいは大径部より小さく小径部に干渉しない形状に形成されていて、前記継手本体は、中央に小径部を挿入できるように円筒部を有し、前記円筒部を挟んで対向するように管軸方向に対称に配置された略矩形状の筒状部を有していて、前記筒状部の一部には、略矩形状部の側面の上方及び天面が開口する切欠き部が形成され、前記電線管の小径部の切断端部が、前記継手本体の前記円筒部に、管軸方向の奥側に向けてそれぞれ前記継手本体の両側から挿入されて対向して配置され、さらに、前記継手本体の前記筒状部には、小径部が前記切欠き部に位置するように、少なくとも小径部の切断部位から前記電線管の大径部、小径部、大径部の順に配置されていて、 前記Π型固定部材が上方から前記切欠き部へ挿入されて前記継手本体に固定される際に、前記筒状部の側面上部に、前記Π型固定部材の前記段部が載置され、前記Π型固定部材の前記両足部が前記継手本体の前記筒状部の底部の両側に設けた開口部に挿入されることで、前記Π型固定部材が前記継手本体へ固定されることを特徴とする角型電線管と角型電線管用管継手の接続構造である。
前記Π型固定部材の前記天面部の内周面が、前記電線管の小径部の円断面の上部の少なくとも一部に当接するか、あるいは小径部に整合する略円弧形状で小径部を覆うように接触することが可能であってもよい。
前記Π型固定部材の前記天面部の内周面は、前記切欠き部の側面の上部に、前記Π型固定部材を載置したときに、大径部より小さく、前記電線管の小径部に干渉しないように所定距離離間して、前記電線管の小径部の円断面の上部を囲うように覆う形状であってもよい。
前記筒状部の開口径は、大径部が収納可能な大きさに形成され、さらに、前記筒状部の長さは、前記筒状部に挿入される前記電線管の小径部を挟んだ一対の大径部の全長と略一致するように形成されてもよい。
前記円筒部は、前記電線管の小径部の直径より大きく大径部の径より小さく形成され、前記円筒部の円断面部の長さは、前記電線管の小径部の長さに等しいかそれより長く形成されてもよい。
管軸方向の断面において、前記電線管の小径部の管軸方向の略中央に、外周方向に突出する2つの突部が相互に対向して対称に形成され、前記突部の間の中央に溝が形成され、前記溝で切断された前記電線管の切断部側を前記管継手で接続してもよい。
前記電線管と前記管継手の管軸方向の係合は、前記Π型固定部材の内面上部の一部と前記両足部とが、前記電線管の略正方形状の大径部の側面に当接して係合してもよい。
第2の発明によれば、電線管を継手本体に挿入した状態でΠ型固定部材を挿入するだけで電線管同士を接続可能であり、角型電線管同士が接続される管継手の接続構造を容易に得ることができる。
また、Π型固定部材の天面部の内周面が、電線管の小径部の円断面の上部の一部に当接することで、Π型固定部材で電線管の小径部に隣接する大径部を確実に固定することができる。
また、Π型固定部材の天面部の内周面を、電線管の大径部より小さく、電線管の小径部に干渉しない形状としても、Π型固定部材によって電線管を確実に固定することができる。
また、筒状部の開口径が、大径部が収納可能な大きさに形成され、さらに、筒状部の長さは、筒状部に挿入される電線管の小径部を挟んだ一対の大径部の全長と略一致するように形成することで、継手本体に電線管を確実に挿入することができる。
また、継手本体の円筒部が、電線管の小径部の直径より大きく大径部の径より小さく形成されれば、継手本体に電線管を確実に収容することができる。
また、電線管の小径部の管軸方向の略中央に、外周方向に突出する2つの突部が相互に対向して対称に形成され、突部の間の中央に溝が形成されれば、溝で電線管を容易に切断することができ、電線管の切断部側を管継手で接続することができる。
また、Π型固定部材の内面上部の一部と両足部とが、電線管の略正方形状の大径部の側面に当接することで、電線管と管継手とを管軸方向に係合することができる。
第3の発明は、角型の電線管と管継手の接続方法であって、前記電線管は、雌型嵌合部と雄型嵌合部と管体からなり、前記管体の両端に接続部として前記雌型嵌合部と前記雄型嵌合部を有し、前記雄型嵌合部を前記雌型嵌合部に差し込んで接続することが可能であり、前記雄型嵌合部と前記雌型嵌合部の間において、前記管体の外周面に複数の略矩形状の山部としての大径部と、円形状の谷部としての小径部が交互に形成され、前記管継手は、前記電線管の小径部の中央で切断した電線管同士を接続することが可能であり、前記管継手は、継手本体と、Π型固定部材からなり、前記Π型固定部材は、天面部と前記天面部に略直交するように接続された下方に向けて突出する両足部を有し、前記天面部の下面には、前記両足部と前記天面部の接続部より、外方に向けて突出する段部がそれぞれ形成され、さらに、前記Π型固定部材の前記天面部の内周面は、円形状の小径部に整合する形状かあるいは大径部より小さく小径部に干渉しない形状に形成されていて、前記継手本体は、中央に小径部を挿入できるように円筒部を有し、前記円筒部を挟んで対向するように管軸方向に対称に配置された略矩形状の筒状部を有していて、前記筒状部の一部には、略矩形状部の側面の上方及び天面が開口する切欠き部が形成され、前記継手本体の前記円筒部に、前記電線管の切断端部である小径部を管軸方向の奥側に向けて配置できるようにそれぞれ前記継手本体の両端部から前記電線管を挿入して、さらに、前記継手本体の前記筒状部には、小径部が前記切欠き部に位置するように、少なくとも小径部の切断部位から前記電線管の大径部、小径部、大径部の順に配置されていて、前記Π型固定部材を上方から前記切欠き部に装入して前記継手本体に固定する際に、前記切欠き部の側面の上部に、前記Π型固定部材を、前記天面部の側面が前記電線管の大径部の側面に接するように載置することで、前記Π型固定部材の前記両足部を、前記継手本体の前記筒状部の底部の両側に設けた開口部に挿入し、前記Π型固定部材を前記継手本体へ固定することを特徴とする角型電線管と角型電線管用管継手の接続方法である。
第3の発明によれば、ボルトやナットを用いることなく、容易に角型電線管同士を接続することができる。
第4の発明は、天面部と前記天面部に略直交するように接続された下方に向けて突出する両足部を有し、前記天面部の下面には、前記両足部と前記天面部の接続部より、外方に向けて突出する段部がそれぞれ形成され、さらに前記天面部の下面の前記段部より下方の所定位置に、前記両足部の外側に向けて係合部が形成され、前記天面部の内周面は、略円弧形状に形成されていることを特徴とするΠ型固定部材である。
第5の発明は、中央に円筒部を有し、前記円筒部を挟んで対向するように管軸方向に対称に配置された略矩形状の筒状部を有していて、前記筒状部の一部には、略矩形状部の側面上方及び天面が開口する切欠き部が形成され、前記切欠き部に対応する位置の前記筒状部の側面内側には、係合段部が形成され、前記切欠き部に対応する略矩形状部の底部の両側部には、Π型固定部材の両足部が挿入可能な開口部を有することを特徴とする角型電線管用管継手の継手本体である。
第4、第5の発明によれば、ボルトやナットを使用せずに、ワンタッチで電線管に固定することが可能な管継手を得ることができる。
本発明によれば、ボルトやナットを使用せずにワンタッチで電線管に固定でき、しかも継手を他部材とぶつけたりした場合にも外れることがない角型電線管用管継手、角型電線管と角型電線管用管継手の接続構造、角型電線管と角型電線管用管継手の接続方法、Π型固定部材、角型電線管用管継手の継手本体を提供することができる。
管継手1の分解斜視図。 (a)は、継手本体3の側面図、(b)は、継手本体3の底面図。 (a)は、継手本体3の平面図、(b)は、(a)のA−A線断面図。 管継手1の組立斜視図。 角型電線管40を示す図。 (a)は、図5のB−B線断面図、(b)は、図5のC−C線断面図。 (a)は、図5のD部拡大断面図、(b)は、(a)のE部拡大図。 (a)は、角型電線管40の切断方法を示す図、(b)は、(a)の小径部45の拡大図。 (a)は、切断した角型電線管40同士を対向させた状態を示す図、(b)は、(a)の小径部45の拡大図。 (a)、(b)は、切断された角型電線管40同士の接続方法を示す図。 (a)、(b)は、切断された角型電線管40同士の接続方法を示す図。 (a)は、図11(a)のK−K線断面図、(b)は、図11(a)のL−L線断面図。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態にかかる管継手1について説明する。図1は、管継手1を示す分解斜視図である。角型電線管用の管継手1は、主に、継手本体3と一対のΠ型固定部材5からなる。
Π型固定部材5は、天面部7と、一対の両足部9からなる。両足部9は、天面部7の両端部近傍に、天面部7に対して略直交するように接続され、下方に向けて突出する。Π型固定部材5の両側部には、段部11が設けられる。段部11は、上方が両側方向に張り出すように下方に向けて形成される。すなわち、天面部7の下面(下方)には、それぞれの両足部9と天面部7の接続部から、外方に向けて突出する段部11がそれぞれ形成される。段部11は、継手本体3の管軸方向に対して略平行に形成される。
Π型固定部材5の段部11より下方の所定位置に、両足部9の外側に向けて係合部27が形成される。係合部27は、下方が両側方向に張り出すように形成される。なお、係合部27と段部11は、互いに略平行に形成される。
Π型固定部材5の天面部7の内周面は、略円弧形状またはアーチ形状である。天面部7の内周面の形状は、後述する角型電線管の小径部の外形に対応した形状である。
図2(a)は、継手本体3の側面図、図2(b)は、継手本体3の底面図、図3(a)は、継手本体3の平面図、図3(b)は図3(a)のA−A線断面図である。継手本体3は、中央に円筒部13と、円筒部13を挟んで対向するように管軸方向に対称に配置された略矩形状の筒状部15とを有する。円筒部13は、後述する角型電線管の小径部が挿入される部位である。また、筒状部15は、後述する角型電線管の大径部等が挿入される部位である。
筒状部15の一部には、略矩形状部の側面19の上方及び天面21が開口する切欠き部17が円筒部13を挟んで管軸方向に対称な位置に、2カ所形成される。また、継手本体3の切欠き部17に対応する位置の筒状部15の側面19の内側には、係合段部25が形成される。係合段部25は、継手本体3の管軸方向に略平行に、内側に向かって突出する突部によって形成される。
継手本体3の筒状部15の略矩形状の底部29の両側には、開口部23が設けられる。開口部23は、継手本体3の管軸方向に対して、切欠き部17に対応する位置に形成される。開口部23は、Π型固定部材5の両足部9を挿入可能である。
また、図3(b)に示すように、切欠き部17より奥側の継手本体3の筒状部15には、筒状部15の内周面全周を取り囲むように止水部材31が配置される。なお、止水部材31は、例えば、水膨張部材であり、この場合、ポリエステル繊維とポリアクリル酸ナトリウム繊維とバインダー樹脂を含む不織布を適用可能である。また、止水部材31は、ゴムパッキンであってもよく、この場合、筒状部15の内周面には溝が形成され、溝にゴムパッキンが嵌め込まれる。
なお、継手本体3とΠ型固定部材5は、それぞれ高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ABS樹脂、PC樹脂、ABS樹脂またはPC樹脂のポリマーアロイのいずれかからなることが望ましい。
図4は、管継手1の組立斜視図である。Π型固定部材5は、継手本体3の上方から切欠き部17へ挿入される。この際、筒状部15の側面19の上部に、Π型固定部材5の段部11が載置される。また、Π型固定部材5の両足部9の先端が、継手本体3の筒状部15の底部29の両側に設けられた開口部23に挿入される。以上により、Π型固定部材5が継手本体3へ固定される。
なお、Π型固定部材5の両足部9を切欠き部17に挿入すると、両足部9の側面外方に突出し、上方に向けて形成される係合部27と、継手本体3の切欠き部17に対応する部位の内面に、下方に向けて形成される係合段部25とが接触する。この際、Π型固定部材5が樹脂製であるため、両足部9の間隔は、弾性変形により縮径する。さらに切欠き部17の奥までΠ型固定部材5を挿入し、係合部27が係合段部25を乗り越えると、弾性力により両足部9が拡径して、Π型固定部材5が、開口部23に挿入される。この際、係合段部25と係合部27とが相互に上下方向に係合する。
なお、Π型固定部材5の両足部9が継手本体3の開口部23に挿入された際に、両足部9の先端は、底部29の外面へ突出しない。すなわち、Π型固定部材5の段部11から両足部9の先端までの長さは、段部11と接触する側面19の切欠き部17の上縁部から底部29の下面までの距離以下である。このようにすることで、両足部9の先端が、底部29から突出して、他部材等と接触することを防止することができる。そのため、角型電線管同志を積み重ねる場合であっても、Π型固定部材5の両足部9の先端が下層の角型電線管など接触して、接触による反動でΠ型固定部材5が外れることがない。
次に、管継手1で接続される角型電線管40ついて説明する。図5は、角型電線管40を示す側面図である。また、図6(a)は、角型電線管40の径方向断面図であって、図5のB−B線断面図である。また、図6(b)は、角型電線管40の径方向断面図であって、図5のC−C線断面図である。
角型電線管40は、主に、管体49、雄型嵌合部41、雌型嵌合部43等から構成される。角型電線管40は、管体49の一方の端部に雄型嵌合部41が設けられ、他方の端部に雌型嵌合部43が設けられる。雄型嵌合部41と雌型嵌合部43は、他の角型電線管40との接続部となる。すなわち、角型電線管40の両端には、接続部として雌型嵌合部43と雄型嵌合部41とが形成される。
管体49は、雄型嵌合部41と雌型嵌合部43とで挟まれる。管体49は、可撓性を有する樹脂管である。管体49の材質は問わないが、例えば、高密度ポリエチレン製であることが望ましい。
管体49の外周面には、管軸方向に複数の大径部44と小径部45が交互に形成される。図6(a)に示すように、大径部44は、断面形状が略正方形状である。また、図6(b)に示すように、小径部45は、断面形状が円形状に形成される。すなわち、雄型嵌合部41と雌型嵌合部43の間において、管体49の外周面に複数の略矩形状の山部としての大径部44と、円形状の谷部としての小径部45が交互に形成される。なお、大径部44の径(正方形の一辺の長さ)は、小径部45における外径よりも大きい。
このように、略正方形状の大径部44を設けることで、角型電線管40を積み上げた際に、角型電線管40を安定して配列することができる。なお、雌型嵌合部43の最大外径は、大径部44の径(一辺の長さ)よりも小さい。したがって、雌型嵌合部43側の端部から見た際に、雌型嵌合部43は、大径部44の外周にはみ出すことがない。したがって、大径部44同士を接触させて角型電線管40を積み上げた際に、雌型嵌合部43が、隣り合う角型電線管40と干渉することがない。
雄型嵌合部41は、管体49の一方の端部近傍の外周部に形成される。雄型嵌合部41は、管体49の先端から順に、リング部材47、止水部材48がそれぞれ設けられる。リング部材47は、例えば、断面略C字状の部材であって、弾性変形によって縮径可能である。また、リング部材47の外周には、複数の爪が形成され、後述する雌型嵌合部43の内面突起(図示せず)と係合可能である。
止水部材48は、環状の部材であり、止水部材48の内径は、雄型嵌合部41における止水部材48の装着部の外径よりも小さい。このため、止水部材48の内面は、雄型嵌合部41の外面に密着する。また、止水部材48は、雄型嵌合部41において、径方向の外方に突出する。雄型嵌合部41を雌型嵌合部43に挿入した際には、止水部材48の外面が雌型嵌合部43の内面と接触して、止水性を確保することができる。なお、止水部材48は、例えば、ゴム製または水膨張部材からなる。
雌型嵌合部43は、内面にリング部材47と係合可能な突起(図示せず)を有する。一対の角型電線管40の雄型嵌合部41と雌型嵌合部43とを対向させて、雄型嵌合部41を雌型嵌合部43に挿入すると、雌型嵌合部43内部の突起によって、リング部材47が管軸中心方向に押圧されて縮径する。さらに雄型嵌合部41を雌型嵌合部43に押し込むと、リング部材47が突起を超え、突起よりも拡径された部位に復元する。このように、リング部材47の変形が復元して拡径し、リング部材47の爪部と雌型嵌合部43内面の突起とが嵌合し、両者が接続される。
なお、本発明において、雄型嵌合部41および雌型嵌合部43の構造は特に限定されない。雄型嵌合部41を雌型嵌合部43に差し込んで接続することが可能な形状であれば、公知の如何なる構造も適用可能である。
図7(a)は、図5のD部における管軸方向の断面図である。図7(a)に示すように、管体49の管軸方向に対する小径部45の略中央部に、一対の突部51が形成される。また、管体49の軸方向断面において、突部51の間には溝53が形成される。すなわち、角型電線管40のそれぞれの小径部45の管軸方向の略中央に、外周方向に突出し、相互に対向して対称に形成された2つの突部51と、突部51の間の中央に溝53が形成されている。
なお、管体49の成形時の材料移動の関係で、突部51の位置に対応する内面は、わずかに径が大きくなるように、管体49の内面にへこみが形成される。また、溝53の表面は小径部とほぼ同様に形成されるため、溝53の裏面は突部51が形成されていない通常の小径部と同様の形状に形成される。すなわち、突部51および溝53に対応する部位において、管体49(小径部45)の内面側には突起などは形成されない。このように、管体49の内面側に突起などが形成されないため、角型電線管40の内部に電線等を挿通する際に、電線挿通の妨げとなることがない。
また、角型電線管40は、例えば、ブロー成形によって形成される。この際、ブロー成形時の材料の肉厚分布を考慮すると、ブロー成形時の材料移動により、突部51の裏面は窪んで形成される。
図7(b)は、図7(a)のE部の拡大図である。図7(b)に示すように、管軸方向の断面において、突部51は、溝53を挟んで互いに対向する。管軸方向(図中F)に対する、突部51の互いの対向面のそれぞれの角度(G1、G2)は、75°〜90°の範囲で起立することが望ましい。すなわち、互いに対向する突部51同士の角度は、0〜30°となる。また、溝53は、底部が略U字状の形状である。このような突部角度および溝形状とすることで、突部51が刃物のガイドとして効率よく機能し、切断が容易となる。
次に、角型電線管40の切断方法について説明する。図8(a)に示すように、鋸などの刃物55によって、角型電線管40は、所定の長さに切断することができる。この際、小径部45には、対向する2つの突部51が設けられ、突部51の間に溝53を形成されるため、溝53に沿って刃物55を使用することができる。
図8(b)は、図8(a)の小径部45の拡大断面図である。図8(b)に示すように、角型電線管40を切断する際には、刃物55の先端を溝53の位置に合わせる。したがって、切断位置を正確に把握することができる。このように、角型電線管40は、切断位置を把握しやすく、また、刃物55が滑ることを抑制することができる。このため、刃物55の先端位置が溝53からずれることがなく、切断位置のずれや斜めに切断されることがない。
図9(a)は、切断後の角型電線管40を示す図である。角型電線管40を小径部45で切断することで、二つの角型電線管に分離される。一方の角型電線管は、一方の端部に雌型嵌合部43を有し、他方の端部に切断後の小径部45を有する。他方の角型電線管は、一方の端部に雄型嵌合部41を有し、他方の端部に切断後の小径部45を有する。
図9(b)は、図9(a)の切断部近傍の拡大断面図である。前述したように、角型電線管40は、それぞれの小径部45の管軸方向の略中央に、外周方向に突出する2つの突部51と、突部51の間の中央に溝53が形成され、溝53で、角型電線管40が切断される。ここで、溝53で切断を行うと、切断位置は、小径部45の管軸方向に対する略中央で切断される。したがって、切断部以外の小径部45の幅(軸方向長さであって、図9(a)のH)に対して、切断部である小径部45の幅(軸方向長さであって、図9(a)のI)は、略1/2となる。
次に、角型電線管40と管継手1の接続方法について説明する。前述したように、角型電線管40の小径部45の中央で切断された角型電線管40同士は、長さ調整が行われて、管継手1で接続される。まず、図10(a)に示すように、所定の長さに角型電線管40を切断し、互いの切断端部(小径部45)同士を対向させて配置する。次に、互いに対向する小径部45同士を、管継手1の継手本体3の両側から挿入する(図中矢印J方向)。
図10(b)は、継手本体3の両側へ、角型電線管40が挿入された状態を示す図である。筒状部15の開口径は、大径部44が収納可能な大きさに形成される。さらに、筒状部15の長さは、筒状部15に挿入される角型電線管の小径部45を挟んだ一対の大径部44の全長と略一致するように形成される。また、円筒部13は、角型電線管40の小径部45の直径より大きく、大径部44の径より小さく形成される。また、円筒部13の円断面部の長さは、角型電線管40の小径部45の長さに等しいかそれより長く形成される。
このように、継手本体3の円筒部13には、角型電線管40の小径部45の切断部が、管軸方向の奥側に向けてそれぞれ継手本体3の両側から挿入されて配置される。すなわち、継手本体3の円筒部13には、角型電線管40の小径部45の切断端部が互いに対向するように配置される。また、継手本体3の筒状部15には、少なくとも角型電線管40の大径部44、小径部45、大径部44の順に配置され、筒状部15の切欠き部17の位置には、角型電線管40の小径部45が位置する。
また、前述したように、切欠き部17より奥側の継手本体3の筒状部15には、筒状部15の内周面全周を取り囲むように止水部材31が配置される。したがって、継手本体3の内面と角型電線管40の大径部44の外面が止水部材31を介して密着して、止水性が確保される。
次に、継手本体3の上方から、切欠き部17へΠ型固定部材5を挿入する。図11(a)は、Π型固定部材5の挿入前の状態を示す図、図11(b)は、Π型固定部材5を挿入した後の状態を示す図である。また、図12(a)は、図11(a)のK−K線断面図、図12(b)は、図11(b)のL−L線断面図である。
図11(b)、図12(b)に示すように、Π型固定部材5が上方から切欠き部17へ挿入され、筒状部15の側面上部に、Π型固定部材5の段部11が載置される。すなわち、切欠き部17の側面の上部に、Π型固定部材5の両足部9の上部に形成された段部11を接触させ、Π型固定部材5を、天面部7の側面が角型電線管40の大径部44の側面に接するように載置する。この状態で、Π型固定部材5の両足部9の先端が、継手本体3の筒状部15の底部29の両側に設けられた開口部23に挿入され、Π型固定部材5が継手本体3へ固定される。
この際、Π型固定部材5の天面部7の内周面は、円形状の小径部45に整合する形状か、あるいは大径部44より小さく小径部45に干渉しない形状に形成されている。このため、Π型固定部材5の天面部7の内周面は、角型電線管40の小径部45の円断面の上部の少なくとも一部に当接するか、あるいは小径部45に整合する略円弧形状で小径部45を覆うように接触することが可能である。
なお、切欠き部17の側面の上部にΠ型固定部材5を載置したときに、Π型固定部材5の天面部7の内周面が、内部の角型電線管40の大径部44より小さく、角型電線管40の小径部45よりも大きくしてもよい。この場合、Π型固定部材5は、角型電線管40の小径部45に干渉しないように所定距離離間して、角型電線管40の小径部45の円断面の上部を囲うように覆う形状となる。すなわち、切欠き部17に挿入されたΠ型固定部材5は、角型電線管40の小径部45と接触してもよく、接触しなくてもよい。
Π型固定部材5を、段部11が切欠き部17の縁部と接触するまで押し込むと、Π型固定部材5の係合部27が係合段部25と係合する。このため、Π型固定部材5が継手本体3へ固定されて、Π型固定部材5が継手本体3から抜け落ちることがない。また、前述したように、この状態において、Π型固定部材5の両足部9の先端は、継手本体3の底部29の外面へ突出することがない。このため、両足部9が外部の他部材等と接触することを抑制することができる。
このようにΠ型固定部材5が継手本体3に固定された状態で、角型電線管40を継手本体3から引き抜こうとすると、Π型固定部材5の天面部7の内面の上部の一部および両足部9が、角型電線管40の略正方形状の大径部44の側面に当接して係合する。このように、角型電線管40と管継手1とが管軸方向に係合されるため、角型電線管40が継手本体3から抜けることがない。
以上により、小径部45に形成された溝53で切断された角型電線管40の切断部側が管継手1で接続される。すなわち、一対の角型電線管40と角型電線管用の管継手1とが接続された、角型電線管と管継手との接続構造60を得ることができる。
以上、本実施の形態によれば、角型電線管40の切断部同士を容易に接続することができる。この際、ボルトやナットを使用せずにワンタッチで、Π型固定部材5を継手本体3に挿入するだけで角型電線管40の接続作業が完了するため、接続作業が容易である。
また、Π型固定部材5の天面部7の下部に段部11を形成し、段部11を切欠き部17の上部に接触させるため、Π型固定部材5の挿入代を容易に把握することができる。このため、Π型固定部材5を継手本体3へ過剰に挿入して、角型電線管40を押圧することがない。また、両足部9に段部11が形成され、両足部9の断面が補強されているため、Π型固定部材5が安定で、軸方向に座屈することがない。
また、Π型固定部材5の両足部9の先端が、継手本体3から外面に突出しないため、両足部9が、外部の他部材と接触することが抑制される。このため、両足部9が継手本体3へ押し込まれて、Π型固定部材5が抜けたり、損傷を受けたりすることを抑制することができる。したがって、管継手1を他部材とぶつけたりした場合にも角型電線管40が継手本体3から外れることがない。
また、Π型固定部材5と継手本体3とは、係合段部と係合部とを係合させることで、確実に固定することができる。このため、Π型固定部材5が継手本体3から抜けることがない。
また、筒状部15の奥側(円筒部13側)に止水部材31を配置することで、接続される角型電線管40の大径部44の外周面と筒状部15との間で、止水性を確保することができる。このため、円筒部13への水の浸入を防ぐことができる。
また、Π型固定部材5の側面に、筒状部15の奥側に配置された大径部44の側面が接触することで、角型電線管40が継手本体3から抜けることがない。この際、両足部9が開口部23に挿入されているため、角型電線管40に引張力が付与された際にも、両足部9の変形が抑制される。
また、従来の発明に比較して、Π型固定部材5が小径部45の長さと同様または小径部45長さより少し短い厚さとすることができる。このため、Π型固定部材5と略正方形状の大径部44との係合面積を大きくとることができ、管軸方向の引き抜き強度が高い。
ここで、Π型固定部材5の内面上部の形状は、小径部45に整合する形状か、あるいは小径部45に干渉しないで、大径部44より小さい形状である必要がある。上記形状であれば、角型電線管40が管軸方向に引き抜き力を受けた時に、角型電線管40を管継手1に固定することが可能になる。例えば、Π型固定部材5の内面上部の形状は円弧の一部やアーチ形状であることが望ましい。この際、Π型固定部材5は、角型電線管40の小径部45の上半分を囲うと同時に、両側部が大径部44の側面に当接させることができる。
以上、添付図を参照しながら、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、前述した実施の形態に左右されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1………管継手
3………継手本体
5………Π型固定部材
7………天面部
9………両足部
11………段部
13………円筒部
15………筒状部
17………切欠き部
19………側面
21………天面
23………開口部
25………係合段部
27………係合部
29………底部
31………止水部材
40………角型電線管
41………雄型嵌合部
43………雌型嵌合部
44………大径部
45………小径部
47………リング部材
48………止水部材
49………管体
51………突部
53………溝
55………刃物
60………角型電線管と管継手の接続構造

Claims (19)

  1. 雄型嵌合部と雌型嵌合部の間において、管体の外周面に複数の略矩形状の山部としての大径部と、円形状の谷部としての小径部が交互に形成される電線管の小径部中央で切断した電線管同士を接続する管継手であって、
    前記管継手は、継手本体と、Π型固定部材からなり、
    前記Π型固定部材は、天面部と前記天面部に略直交するように接続された下方に向けて突出する両足部を有し、前記天面部の下面には、前記両足部と前記天面部の接続部から、外方に向けて突出する段部がそれぞれ形成され、
    前記継手本体は、中央に小径部を挿入できるように円筒部を有し、前記円筒部を挟んで対向するように管軸方向に対称に配置された略矩形状の筒状部を有していて、
    前記筒状部の一部には、略矩形状部の側面の上方及び天面が開口する切欠き部が形成され、
    前記Π型固定部材が上方から前記切欠き部へ挿入されて前記継手本体に固定される際に、前記筒状部の側面上部に、前記Π型固定部材の前記段部が載置され、前記Π型固定部材の前記両足部が前記継手本体の前記筒状部の底部の両側に設けた開口部に挿入されることで、前記Π型固定部材が前記継手本体へ固定されることを特徴とする角型電線管用管継手。
  2. 前記継手本体の前記切欠き部に対応する位置の前記筒状部の側面内側には、係合段部が形成されることを特徴とする請求項1に記載の角型電線管用管継手。
  3. 前記Π型固定部材の前記段部より下方の所定位置に、前記両足部の外側に向けて係合部が形成され、前記係合段部と、前記係合部とが相互に上下方向に係合することを特徴とする請求項2に記載の角型電線管用管継手。
  4. 前記Π型固定部材の前記天面部の内周面が略円弧形状またはアーチ形状であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の角型電線管用管継手。
  5. 前記Π型固定部材の前記両足部が前記継手本体の前記開口部に挿入された時に、前記両足部が、前記底部の外面から突出しないことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の角型電線管用管継手。
  6. 前記切欠き部より奥側の前記継手本体の前記筒状部には、前記筒状部の内周面全周を取り囲むように止水部材が配置されることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の角型電線管用管継手。
  7. 前記止水部材は水膨張部材であり、前記水膨張部材は、ポリエステル繊維とポリアクリル酸ナトリウム繊維とバインダー樹脂を含む不織布であることを特徴とする請求項6に記載の角型電線管用管継手。
  8. 前記止水部材はゴムパッキンで有り、前記筒状部の内周面には溝が形成され、前記溝に前記ゴムパッキンが嵌め込まれていることを特徴とする請求項6に記載の角型電線管用管継手。
  9. 前記継手本体と前記Π型固定部材は、それぞれ高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ABS樹脂、PC樹脂、ABS樹脂またはPC樹脂のポリマーアロイのいずれかからなることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載の角型電線管用管継手。
  10. 角型の電線管と角型電線管用の管継手の接続構造であって、
    前記電線管は、雌型嵌合部と雄型嵌合部と管体からなり、前記管体の両端に接続部として前記雌型嵌合部と前記雄型嵌合部を有し、前記雄型嵌合部を前記雌型嵌合部に差し込んで接続することが可能であり、前記雄型嵌合部と前記雌型嵌合部の間において、前記管体の外周面に複数の略矩形状の山部としての大径部と、円形状の谷部としての小径部が交互に形成され、
    前記管継手は、前記電線管の小径部の中央で切断した電線管同士を接続することが可能であり、
    前記管継手は、継手本体と、Π型固定部材からなり、
    前記Π型固定部材は、天面部と前記天面部に略直交するように接続された下方に向けて突出する両足部を有し、前記天面部の下面には、前記両足部と前記天面部の接続部より、外方に向けて突出する段部がそれぞれ形成され、
    さらに、前記Π型固定部材の前記天面部の内周面は、円形状の小径部に整合する形状かあるいは大径部より小さく小径部に干渉しない形状に形成されていて、
    前記継手本体は、中央に小径部を挿入できるように円筒部を有し、前記円筒部を挟んで対向するように管軸方向に対称に配置された略矩形状の筒状部を有していて、
    前記筒状部の一部には、略矩形状部の側面の上方及び天面が開口する切欠き部が形成され、
    前記電線管の小径部の切断端部が、前記継手本体の前記円筒部に、管軸方向の奥側に向けてそれぞれ前記継手本体の両側から挿入されて対向して配置され、
    さらに、前記継手本体の前記筒状部には、小径部が前記切欠き部に位置するように、少なくとも小径部の切断部位から前記電線管の大径部、小径部、大径部の順に配置されていて、
    前記Π型固定部材が上方から前記切欠き部へ挿入されて前記継手本体に固定される際に、前記筒状部の側面上部に、前記Π型固定部材の前記段部が載置され、前記Π型固定部材の前記両足部が前記継手本体の前記筒状部の底部の両側に設けた開口部に挿入されることで、前記Π型固定部材が前記継手本体へ固定されることを特徴とする角型電線管と角型電線管用管継手の接続構造。
  11. 前記Π型固定部材の前記天面部の内周面が、前記電線管の小径部の円断面の上部の少なくとも一部に当接するか、あるいは小径部に整合する略円弧形状で小径部を覆うように接触することが可能なことを特徴とする請求項10に記載の角型電線管と角型電線管用管継手の接続構造。
  12. 前記Π型固定部材の前記天面部の内周面は、前記切欠き部の側面の上部に、前記Π型固定部材を載置したときに、大径部より小さく、前記電線管の小径部に干渉しないように所定距離離間して、前記電線管の小径部の円断面の上部を囲うように覆う形状であることを特徴とする請求項10に記載の角型電線管と角型電線管用管継手の接続構造。
  13. 前記筒状部の開口径は、大径部が収納可能な大きさに形成され、さらに、前記筒状部の長さは、前記筒状部に挿入される前記電線管の小径部を挟んだ一対の大径部の全長と略一致するように形成されることを特徴とする請求項10から請求項12のいずれかに記載の角型電線管と角型電線管用管継手の接続構造。
  14. 前記円筒部は、前記電線管の小径部の直径より大きく大径部の径より小さく形成され、前記円筒部の円断面部の長さは、前記電線管の小径部の長さに等しいかそれより長く形成されることを特徴とする請求項10から請求項13のいずれかに記載の角型電線管と角型電線管用管継手の接続構造。
  15. 管軸方向の断面において、前記電線管の小径部の管軸方向の略中央に、外周方向に突出する2つの突部が相互に対向して対称に形成され、前記突部の間の中央に溝が形成され、前記溝で切断された前記電線管の切断部側を前記管継手で接続することを特徴とする請求項10から請求項14のいずれかに記載の角型電線管と角型電線管用管継手の接続構造。
  16. 前記電線管と前記管継手の管軸方向の係合は、前記Π型固定部材の内面上部の一部と前記両足部とが、前記電線管の略正方形状の大径部の側面に当接して係合することを特徴とする請求項10から請求項15のいずれかに記載の角型電線管と角型電線管用管継手の接続構造。
  17. 角型の電線管と管継手の接続方法であって、
    前記電線管は、雌型嵌合部と雄型嵌合部と管体からなり、前記管体の両端に接続部として前記雌型嵌合部と前記雄型嵌合部を有し、前記雄型嵌合部を前記雌型嵌合部に差し込んで接続することが可能であり、前記雄型嵌合部と前記雌型嵌合部の間において、前記管体の外周面に複数の略矩形状の山部としての大径部と、円形状の谷部としての小径部が交互に形成され、
    前記管継手は、前記電線管の小径部の中央で切断した電線管同士を接続することが可能であり、
    前記管継手は、継手本体と、Π型固定部材からなり、
    前記Π型固定部材は、天面部と前記天面部に略直交するように接続された下方に向けて突出する両足部を有し、前記天面部の下面には、前記両足部と前記天面部の接続部より、外方に向けて突出する段部がそれぞれ形成され、
    さらに、前記Π型固定部材の前記天面部の内周面は、円形状の小径部に整合する形状かあるいは大径部より小さく小径部に干渉しない形状に形成されていて、
    前記継手本体は、中央に小径部を挿入できるように円筒部を有し、前記円筒部を挟んで対向するように管軸方向に対称に配置された略矩形状の筒状部を有していて、
    前記筒状部の一部には、略矩形状部の側面の上方及び天面が開口する切欠き部が形成され、
    前記継手本体の前記円筒部に、前記電線管の切断端部である小径部を管軸方向の奥側に向けて配置できるようにそれぞれ前記継手本体の両端部から前記電線管を挿入して、
    さらに、前記継手本体の前記筒状部には、小径部が前記切欠き部に位置するように、少なくとも小径部の切断部位から前記電線管の大径部、小径部、大径部の順に配置されていて、
    前記Π型固定部材を上方から前記切欠き部に装入して前記継手本体に固定する際に、前記切欠き部の側面の上部に、前記Π型固定部材を、前記天面部の側面が前記電線管の大径部の側面に接するように載置することで、前記Π型固定部材の前記両足部を、前記継手本体の前記筒状部の底部の両側に設けた開口部に挿入し、前記Π型固定部材を前記継手本体へ固定することを特徴とする角型電線管と角型電線管用管継手の接続方法。
  18. 天面部と前記天面部に略直交するように接続された下方に向けて突出する両足部を有し、前記天面部の下面には、前記両足部と前記天面部の接続部より、外方に向けて突出する段部がそれぞれ形成され、さらに前記天面部の下面の前記段部より下方の所定位置に、前記両足部の外側に向けて係合部が形成され、前記天面部の内周面は、略円弧形状に形成されていることを特徴とするΠ型固定部材。
  19. 中央に円筒部を有し、前記円筒部を挟んで対向するように管軸方向に対称に配置された略矩形状の筒状部を有していて、
    前記筒状部の一部には、略矩形状部の側面上方及び天面が開口する切欠き部が形成され、
    前記切欠き部に対応する位置の前記筒状部の側面内側には、係合段部が形成され、前記切欠き部に対応する略矩形状部の底部の両側部には、Π型固定部材の両足部が挿入可能な開口部を有することを特徴とする角型電線管用管継手の継手本体。
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